resolve
第2音節にアクセントがあります。/ɪ/ は日本語の「イ」よりも弱く、曖昧な音で、口を少し開けて発音します。/ɑː/ は日本語の「アー」よりも口を大きく開け、喉の奥から出すイメージです。語尾の /lv/ は、まず舌先を上の前歯の裏につけて /l/ を発音し、すぐに唇を軽く噛んで /v/ の音を出すのがコツです。
解決する
問題や紛争などを解決し、明確な結論や解決策を出すこと。議論や調査を経て、最終的な決定に至るニュアンスを含む。
We talked for a long time to resolve our misunderstanding.
私たちは誤解を解決するために、長い時間話し合いました。
※ 友だちや家族とのちょっとした誤解や意見の食い違いを、話し合いによって「解決する」場面です。お互いの気持ちを伝え合い、わだかまりが解けてスッキリする様子が目に浮かびますね。感情的な問題を解決する際によく使われる表現です。
The team worked together to resolve the complex issue before the deadline.
チームは締め切りまでにその複雑な問題を解決するため、協力して取り組みました。
※ 仕事やプロジェクトで、チームが一丸となって困難な課題を「解決する」場面です。会議室で皆が真剣な顔で議論したり、協力して作業を進めたりする様子が想像できます。ビジネスシーンや学術的な文脈で、課題や問題を乗り越える際に頻繁に使われます。
The city decided to resolve the traffic problems by building a new road.
市は新しい道路を建設することで、交通問題を解決することを決定しました。
※ 行政や組織が、社会的な問題や具体的な課題に対して、具体的な行動を起こして「解決する」場面です。交通渋滞に困っていた住民の顔に、新しい道路ができたことで笑顔が戻るような情景が思い浮かびます。より大きな規模の問題解決に使われる典型的な例です。
決意する
ある行動や目標に向かって、固く心を決めること。個人的な目標や困難な状況に対して、強い意志を持って取り組むことを意味する。
After a long struggle, she resolved to try again.
長い苦闘の後、彼女はもう一度挑戦することを決意した。
※ 失敗や困難な状況に直面した人が、それでも諦めずに「もう一度頑張ろう!」と心に固く決める、その強い意志が伝わる場面です。「resolve」は、このように困難を乗り越えるために「強い意志で決める」というニュアンスでよく使われます。動詞の後に 'to + 動詞の原形' が続く形で「〜することを決意する」という意味になります。
The team resolved to find a solution to the difficult problem.
チームはその難しい問題の解決策を見つけることを決意した。
※ これは、チームや組織が共通の目標に向かって「必ずやり遂げよう」と一致団結して決意する場面を描いています。会議室で皆が顔を合わせて真剣に話し合い、課題に立ち向かう決意を固める様子が想像できます。ビジネスやプロジェクトなど、集団で課題に取り組む際に非常に自然な表現です。
He resolved to wake up early every morning to study.
彼は毎朝早く起きて勉強することを決意した。
※ この例文は、個人的な目標達成や自己改善のために「固く決心する」という日常的な場面を示しています。例えば、夜更かしして後悔した次の朝、生活習慣を変えようと心に強く誓った、そんな決意の瞬間が目に浮かびます。自分の行動や習慣を変えようと強く思うときに 'resolve' を使うことができます。
決意
何かをしようと心に決めた強い意志。目標達成や困難克服のために、揺るぎない覚悟を持つことを指す。
She made a firm resolve to study English every day this year.
彼女は今年、毎日英語を勉強するという固い決意をしました。
※ この例文は、個人的な目標や新年の抱負など、自らの意志で何かを「固く決める」という場面を鮮やかに描いています。'make a resolve' で「決意する」という定番の表現です。'firm' は「固い、揺るぎない」という意味で、決意の強さを強調します。
Even after losing the game, the team showed great resolve to win next time.
試合に負けた後も、チームは次回勝つという大きな決意を示しました。
※ 困難な状況や挫折を経験した後でも、諦めずに前に進もうとする強い「決意」を表しています。スポーツチームが敗北から立ち直ろうとする情景が目に浮かびますね。'show resolve' で「決意を示す」という、行動を伴う表現です。'great' は「大きな」で、決意の強さを表します。
The company expressed its resolve to improve customer service.
その会社は顧客サービスを改善するという決意を表明しました。
※ この例文は、個人だけでなく、企業や組織が何らかの方針や目標に対して「強い意志を表明する」場面にぴったりです。会議や公式声明などで使われるような、フォーマルなニュアンスも持ちます。'express resolve' で「決意を表明する」という、公の場で使われやすい表現です。
コロケーション
紛争を解決する
※ 単に「問題を解決する (solve a problem)」と言うよりも、対立や意見の相違がある状況を収めるニュアンスが強い表現です。ビジネスシーンや国際関係など、フォーマルな場面でよく用いられます。類似表現に「settle a dispute」がありますが、「resolve」はより徹底的に、根本的な解決を目指すイメージがあります。例えば、訴訟を「resolve」する場合、単に和解するだけでなく、将来的な再発防止策も含まれることがあります。
曖昧さを解消する
※ 意味や解釈が複数考えられる状態を、明確にすることを指します。「ambiguity」は名詞で「曖昧さ」という意味です。法律文書や契約書、プログラミングなど、正確性が求められる分野で特に重要となる表現です。例えば、契約書の条項の曖昧さを「resolve」することは、将来的なトラブルを避けるために不可欠です。日常会話ではあまり使いませんが、文章を書く際には役立ちます。
~することを決意する
※ 「resolve」が動詞として使われ、to不定詞を伴う場合、「固く決意する」という意味になります。「decide to do something」よりも強い意志を表し、目標達成に向けて強い決意を示す際に用いられます。例えば、「I resolved to quit smoking」は、「私はタバコをやめると固く決意した」という意味になります。新年などの誓いを立てる際にもよく使われます。文学的な響きがあり、ややフォーマルな印象を与えます。
矛盾を解消する
※ 二つの相反する事柄や意見の矛盾点を明らかにし、整合性を持たせることを意味します。哲学、論理学、科学などの分野でよく用いられます。例えば、「resolve a contradiction in a theory」は、「理論における矛盾を解消する」という意味になります。日常会話ではあまり使いませんが、学術的な議論や論文などでは頻繁に見られます。類似表現に「reconcile」がありますが、「resolve」はより論理的に矛盾を解決するニュアンスがあります。
相違点を解消する、意見の不一致を解決する
※ 個人間、グループ間、国家間の意見や立場の違いを乗り越えて、合意点を見出すことを指します。「differences」は名詞で「相違点」という意味です。外交交渉、ビジネス交渉、人間関係など、様々な場面で用いられます。例えば、「resolve differences through dialogue」は、「対話を通じて相違点を解消する」という意味になります。類似表現に「bridge differences」がありますが、「resolve」はより積極的に解決を目指すニュアンスがあります。
危機を乗り越える、危機を解決する
※ 差し迫った危険な状況や困難な問題を克服することを意味します。経済危機、政治危機、自然災害など、様々な種類の危機に対して用いられます。例えば、「resolve a financial crisis」は、「金融危機を乗り越える」という意味になります。リーダーシップや決断力が求められる状況で、どのように危機を脱するかを示す際に重要な表現です。類似表現に「overcome a crisis」がありますが、「resolve」はより積極的に解決策を見つけ出すニュアンスがあります。
使用シーン
学術論文や研究発表で頻繁に使用されます。特に、問題解決や分析の結果を示す際に用いられます。例:『この研究は、先行研究における未解決の問題をresolveすることを目的とする』。また、数式や統計モデルの結果について議論する際にも使われます。例:『このモデルは、多重共線性の問題をresolveするために設計された』。
ビジネスシーンでは、問題解決、紛争解決、または決定事項を伝える際に使用されます。フォーマルな文書や会議での発言でよく見られます。例:『今回のクレームは、顧客との協議によってresolveされました』。また、目標設定や戦略策定の文脈でも使われます。例:『来年度の課題をresolveするために、新たなチームを立ち上げます』。
日常会話では、やや硬い表現のため、あまり使われません。しかし、ニュース記事やドキュメンタリーなど、ややフォーマルな文脈では見かけることがあります。例:『近隣住民との騒音問題が、話し合いによってresolveされた』。また、個人的な決意を表す場合にも使えますが、より一般的な動詞(e.g., solve, decide)が好まれる傾向があります。
関連語
類義語
問題や謎などを『解決する』という意味で、数学の問題、犯罪事件、技術的な課題など、具体的な問題に対して用いられる。問題解決に焦点を当てた一般的な言葉。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、問題解決に加えて、決意や意思決定を含むことが多い。『solve』は、より客観的で技術的な解決を意味する傾向がある。 【混同しやすい点】『solve』は、解決策が明確に存在する問題に対して使うのが一般的。『resolve』は、より複雑で、感情的な要素を含む問題にも使える。
『決定する』という意味で、計画、方針、運命などを決定する場面で使われる。将来に関する意思決定や、事実の確認に用いられる。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、個人的な決意や困難を乗り越える強い意志を含むことが多い。『determine』は、より客観的で、外部からの要因によって決定されるニュアンスを含むことがある。 【混同しやすい点】『determine』は、しばしば客観的な証拠やデータに基づいて決定することを意味するが、『resolve』は個人の意志や決意に基づいている。
『決める』という意味で、選択肢の中から一つを選ぶ、または行動を決定する際に使われる。日常的な選択から重要な決断まで幅広く使われる。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、決意が固く、困難を乗り越える意志が込められていることが多い。『decide』は、より中立的で、単に選択するという意味合いが強い。 【混同しやすい点】『decide』は、複数の選択肢がある状況で一つを選ぶことを意味するが、『resolve』は、障害を乗り越えて目標を達成するという意味合いが含まれる。
紛争や議論などを『解決する』という意味で、合意や妥協を通じて問題を終結させる場面で使われる。交渉や訴訟など、関係者間の調整が必要な状況で用いられる。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、個人的な決意や問題解決に対する強い意志を含むことが多い。『settle』は、紛争当事者間の合意や妥協を重視する。 【混同しやすい点】『settle』は、しばしば金銭的な和解や譲歩を含むが、『resolve』は、必ずしもそうではない。また、『settle』は、問題が完全に解決されないまま、一時的に終結する場合にも使われる。
- work out
問題や計画などを『解決する』または『うまくいく』という意味で、日常会話でよく使われる口語的な表現。計画やアイデアが実現可能かどうかを検討する際にも使われる。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、よりフォーマルで、困難な問題を克服する強い決意を示す。『work out』は、よりカジュアルで、問題が自然に解決に向かうニュアンスを含む。 【混同しやすい点】『work out』は、自動詞としても他動詞としても使えるが、『resolve』は主に他動詞として使われる。『work out』は、運動するという意味もあるため、文脈に注意が必要。
問題や障害などを『取り除く』という意味で、主にビジネスや交渉の場面で使われる。細かな問題点や不都合な点を修正し、円滑に進めるために用いられる。 【ニュアンスの違い】『resolve』は、より根本的な問題や困難を解決する意味合いが強い。『iron out』は、細部の調整や問題点の解消に焦点を当てた表現。 【混同しやすい点】『iron out』は、比喩的な表現であり、具体的な問題点を修正するという意味合いが強い。『resolve』は、より抽象的で、感情的な問題にも使える。
派生語
『決意』『解決』を意味する名詞。動詞『resolve』の行為や状態を抽象化したもの。ビジネスシーンでは『(会議などの)決議』、科学技術分野では『解像度』など、文脈によって意味が変化するが、根本には『ばらばらのものを一つにまとめる』というイメージがある。
『断固とした』『揺るがない』という意味の形容詞。『resolve』の『決意する』という側面を強調し、強い意志や目的意識を表す。日常会話よりも、ややフォーマルな場面や文章で、人の性格や行動を評価する際に用いられることが多い。
- resolvent
『溶解力のある』『解決策となる』という意味の形容詞または名詞。化学や医学の分野では、物質を溶解する性質を指し、比喩的には問題を解決する手段や人物を指す。学術的な文脈で用いられることが多い。
反意語
『ためらう』という意味の動詞。『resolve』が何かを決意して行動に移すことを意味するのに対し、『hesitate』は決断を先延ばしにしたり、行動を躊躇したりすることを表す。日常会話で頻繁に使われる。
『迷う』『揺らぐ』という意味の動詞。『resolve』が意志の強さを示すのに対し、『waver』は意志や決意が定まらず、どちらつかずの状態を表す。比喩的に、信念や意見が変わりやすい状況を指す場合もある。
『疑う』という意味の動詞または名詞。『resolve』が確信や信念を持って何かを決定することを意味するのに対し、『doubt』は不確実性や疑念を抱くことを表す。学術的な議論や日常会話で広く用いられる。
語源
"Resolve"は、ラテン語の"resolvere"に由来します。"Re-"は「再び、元へ」という意味の接頭辞で、"solvere"は「ほどく、解放する」という意味です。つまり、元々は「ばらばらにする」「分解する」といった意味合いがありました。これが転じて、「問題をほどく」→「解決する」、あるいは「迷いをほどく」→「決意する」という意味に発展しました。日本語で例えるなら、糸が絡まった状態を「解きほぐす」イメージです。複雑に絡み合った問題を一つ一つ丁寧に解きほぐし、最終的に解決に至る、というプロセスを"resolve"という単語は表しています。決意するという意味合いも、心の中の迷いや葛藤を解きほぐし、一つの結論に達するというイメージで捉えることができます。
暗記法
Resolveは単なる解決ではない。騎士道や宗教改革の時代、個人の名誉や信仰を守り抜く「不屈の決意」を意味した。シェイクスピア悲劇の主人公が示す、運命に抗う人間の尊厳。寓話では困難を乗り越える力として描かれる。現代では企業や社会が危機を脱し、成長するための原動力となる。Resolveは、内なる強さ、道徳的勇気、そして高潔さを象徴する言葉なのだ。
混同しやすい単語
発音が似ており、特に語尾の 'solve' と 'volve' の区別が難しい。意味は『回転する』であり、『resolve(解決する)』とは異なる。スペルも似ているため、文脈で判断する必要がある。語源的には、'resolve' は '解き放つ'、'revolve' は '再び回転させる' という意味合いがあり、語源を知ると区別しやすい。
最初の 're-' の部分と 'res-' の部分が似ており、発音も似ているため混同しやすい。意味は『結果』であり、動詞として使う場合も『~という結果になる』という意味合いで異なる。スペルミスに注意し、意味の違いを意識することが重要。
最初の 're-' の部分と 'res-' の部分が似ており、スペルが似ているため混同しやすい。意味は『資源』であり、全く異なる意味を持つ。特に、ビジネス英語では頻出単語なので、スペルと意味を正確に覚える必要がある。
接頭辞 'dis-' が付いているものの、'solve' の部分が共通しているため、スペルと発音が似ている。意味は『溶解する』または『解散する』であり、『resolve』とは意味が異なる。'dis-' が付くことで意味が反転・分離するイメージを持つと覚えやすい。
接頭辞 'ab-' が付いているものの、'solve' の部分が共通しているため、スペルと発音が似ている。意味は『免除する』または『赦免する』であり、『resolve』とは意味が異なる。法律や宗教的な文脈で使われることが多い。 'ab-' は '離れて' という意味合いを持つため、'solve' (解決する) から離れる、つまり『免除する』と考えると覚えやすい。
'res-' の部分が共通しており、発音も似ているため、特に会話では混同しやすい。意味は『頼る』または『行楽地』であり、『resolve』とは意味が異なる。スペルも似ているため、文脈で判断する必要がある。特に前置詞 'to' と一緒に使われることが多いので、'resort to A' (Aに頼る)という形で覚えると良い。
誤用例
日本語の『決意する』という言葉に引きずられ、『resolve』を『resign(辞任する)』という名詞の目的語として使用してしまう誤りです。英語の『resolve』は、何か問題や課題を解決するという意味合いが強く、自分の行動(この場合は辞任)を『決意する』という文脈には不自然です。正しくは『submit』のような客観的な動詞を選びます。日本人が『決意』という言葉を重く捉えがちなのに対し、英語では自分の行動を淡々と述べる方が自然な場合があります。
『resolve』を『説得する』という意味で使ってしまう誤りです。日本語の『決意させる』という表現から類推してしまいがちですが、『resolve』はあくまで自分自身の決意や、問題解決に向けた決意を意味します。他人を説得する場合には、『persuade』や『convince』を用いるのが適切です。日本人が相手の行動に影響を与えようとする際に、直接的な表現を避けがちなのに対し、英語では状況に応じて適切な動詞を選ぶ必要があります。
『resolve』は問題を解決するという意味ですが、実際には解決策を見出せずに問題を先送りしたり、無視したりする場合に使ってしまう誤りです。この文脈では、委員会が問題を『解決』したのではなく、『回避』したと解釈するのが自然です。日本語の『解決』には、問題をうやむやにするニュアンスも含まれることがありますが、英語の『resolve』はより積極的な解決を意味します。問題を先送りするニュアンスを伝えたい場合は、『avoid』や『sidestep』などの動詞を使用します。
文化的背景
「Resolve」は、単に問題を解決するという意味を超え、個人の強い意志や決意、組織としての断固たる態度を象徴する言葉として、西洋文化において重要な役割を果たしてきました。特に、困難な状況や道徳的葛藤に直面した際に、内なる葛藤を乗り越え、自らの信念に基づいて行動するという意味合いが強く込められています。
歴史的に見ると、「resolve」は、個人の名誉や義務が重視された時代、特に騎士道精神や宗教的な信仰が社会を支えていた時代に、その重要性を増しました。中世の騎士は、自らの誓いを守り、不正を正すために、困難な状況でも「resolve」(決意)を固く持ち続けました。また、宗教改革期には、信仰を守り抜くために、多くの人々が迫害に耐え、「resolve」を胸に不屈の精神を示しました。これらの歴史的な背景から、「resolve」は、単なる問題解決能力を超え、道徳的な強さや精神的な高潔さを表す言葉として認識されるようになったのです。
文学作品においても、「resolve」はしばしば主人公の成長や変化の鍵となる要素として描かれます。例えば、シェイクスピアの悲劇に登場する主人公たちは、運命や周囲の状況に翻弄されながらも、最終的には自らの「resolve」によって行動を決定し、その結果として悲劇的な結末を迎えることもあります。しかし、その「resolve」こそが、彼らの人間としての尊厳や高潔さを際立たせるのです。また、寓話や教訓話においては、「resolve」は困難を乗り越え、目標を達成するための最も重要な資質として描かれることが多く、子供たちに勇気と希望を与える役割を果たしています。
現代社会においても、「resolve」は、個人や組織が困難な状況に立ち向かう上で不可欠な要素として認識されています。企業が危機を乗り越え、新たな成長を遂げるためには、経営陣や従業員の強い「resolve」が必要です。また、社会的な問題や紛争を解決するためには、関係者全員が対話と協調を通じて「resolve」(解決)を模索する必要があります。このように、「resolve」は、個人の内面的な強さから、組織や社会全体の発展まで、幅広い分野でその重要性を示し続けているのです。
試験傾向
1. 出題形式:語彙問題、長文読解
2. 頻度と級・パート:準1級、1級で頻出。特に長文読解でよく見られる。
3. 文脈・例題の特徴:フォーマルな文章、ニュース記事、エッセイなど。問題解決や決意表明の文脈で登場しやすい。
4. 学習者への注意点・アドバイス:動詞としての「解決する」「決意する」の意味と、名詞としての「決意」「決心」の意味を区別すること。類義語の「solve」とのニュアンスの違い(resolveはより公式で強い意志を示す)に注意。
1. 出題形式:Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
2. 頻度と級・パート:比較的頻出。特にビジネス関連の長文でよく見られる。
3. 文脈・例題の特徴:ビジネスレター、報告書、契約書など。問題解決、紛争解決、会議の議事録などで登場しやすい。
4. 学習者への注意点・アドバイス:動詞としての「解決する」の意味が中心。名詞としての用法はまれ。類似語の「settle」との違い(resolveはより正式な解決を意味する)を理解すること。
1. 出題形式:リーディングセクション
2. 頻度と級・パート:頻出。アカデミックな文章でよく見られる。
3. 文脈・例題の特徴:科学論文、歴史的文書、社会科学に関する文章など。問題解決、対立の解消、理論の確立などの文脈で登場しやすい。
4. 学習者への注意点・アドバイス:動詞と名詞の両方の用法を理解すること。抽象的な概念を説明する文脈で使われることが多い。類義語の「determine」との違い(resolveはより複雑な問題を解決する意味合いが強い)を把握すること。
1. 出題形式:長文読解、和訳問題、英作文
2. 頻度と級・パート:難関大学で頻出。標準的な大学でも見られる。
3. 文脈・例題の特徴:評論、小説、ニュース記事など。社会問題、環境問題、人間関係など、様々なテーマで登場する。
4. 学習者への注意点・アドバイス:文脈から意味を推測する能力が重要。動詞としての「解決する」「決意する」と、名詞としての「決意」「決心」の両方の意味を理解しておくこと。和訳問題では、文脈に合った適切な日本語を選ぶ必要がある。英作文では、自分の意見を明確に表現するために、この単語を効果的に使えるように練習すること。