forfeit
第一音節に強勢があります。/ɔːr/ は口を大きく開け、日本語の『オー』よりも奥で響かせるイメージです。舌を巻くアメリカ英語の場合は『フォーゥルフィトゥ』のようになります。『fi』は日本語の「フィ」よりも唇を横に引かず、軽く発音します。最後の /t/ は破裂音で、息を止めてから開放するイメージで発音するとよりネイティブに近くなります。
専門的な内容に関するご注意
このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。
放棄する
権利や特権、有利な立場などを、自らの意思で手放すこと。義務や責任から解放されるニュアンスを含む。
He had to forfeit the game because of a sudden fever.
彼は急な発熱のため、試合を棄権しなければなりませんでした。
※ スポーツの試合で、体調不良やルール違反などで「不戦敗になる」「棄権する」という状況でよく使われます。彼は体調が悪くて試合に出られず、悔しい思いで棄権を選んだ、という情景が目に浮かびますね。had to は「〜しなければならなかった」という義務を表す表現です。
If you break the rule, you will forfeit your deposit.
もしその規則を破れば、あなたは保証金を失うでしょう。
※ アパートの賃貸契約や、何かのサービス利用規約などで「規則に違反すると、預けていたお金(保証金など)が没収される」という典型的な状況です。forfeitは、自分の行動や過失によって「権利や財産を失う」というニュアンスが強いことを示しています。if節は「もし〜ならば」と条件を表すときに使われます。
She will forfeit her right to vote if she misses the deadline.
もし締め切りに間に合わなければ、彼女は投票する権利を失うでしょう。
※ 公的な手続きや、何らかの資格・権利に関して使われる場面です。彼女は締め切りをうっかり逃してしまい、大切な投票の権利を失ってしまう、という残念な状況が伝わりますね。forfeitは、与えられた権利や資格を「失効させる」「剥奪される」という意味合いで使われます。right to voteは「投票権」という意味です。
失う
規則違反や失敗の結果として、何かを失うこと。罰則や代償を伴うニュアンス。
Our team had to forfeit the game because we didn't have enough players.
選手が足りなかったので、私たちのチームは試合を没収されました。
※ 試合開始直前、選手が足りず、監督が焦った顔で審判に頭を下げています。選手たちは肩を落としていますね。これは、スポーツの試合でルール違反や不参加によって、強制的に負け(不戦敗)となる状況で「forfeit」がよく使われる典型例です。「had to」は「〜しなければならなかった」という意味です。
If you don't pay on time, you will forfeit your deposit.
期日までに支払わないと、手付金を失いますよ。
※ アパートの契約書を前に、不動産屋の担当者が真剣な顔で説明しています。客は少し不安そうな顔で聞いていますね。これは、契約や規約において、期限を守らなかったり条件を満たさなかったりした場合に、保証金や手付金などを「失う」という状況で非常に自然な使い方です。「deposit」は「保証金」や「手付金」のことです。
He had to forfeit his chance to participate because he missed the deadline.
締め切りに間に合わなかったので、彼は参加する機会を失わなければなりませんでした。
※ 掲示板の前で、締め切りが過ぎているのを見て、がっかりした顔で立ち尽くす学生が目に浮かびます。自分の行動(この場合は締め切りを守らなかったこと)によって、何か大切な権利や機会を「失う」という状況で使われます。「chance to participate」で「参加する機会」、「deadline」は「締め切り」という意味です。
没収
規則違反や契約不履行によって失うもの。罰金、権利、財産などが該当する。
The soccer team was very disappointed because their late arrival resulted in a forfeit of the game.
サッカーチームは遅刻したため、試合が没収となり、とてもがっかりしました。
※ スポーツの試合で、チームがルール違反(この場合は遅刻)をして、自動的に負けになることを「没収試合」と言います。ここでは forfeit が「没収」という結果や、没収された試合そのものを指しています。選手たちの残念な気持ちが伝わるシーンです。
The traveler felt sad when her special fruit became a forfeit at the airport customs.
旅行者は、彼女の特別な果物が空港の税関で没収となり、悲しくなりました。
※ 空港の税関で、持ち込みが禁止されている物が見つかり、取り上げられてしまう(没収される)状況です。forfeit は、ルール違反によって「没収される物」や「没収されること」を意味します。旅行者の残念な気持ちが想像できますね。
Because the lottery winner did not claim the prize in time, the huge amount of money became a forfeit.
宝くじの当選者が期限内に賞金を受け取りに来なかったため、その巨額のお金は没収となりました。
※ 宝くじの賞金や契約金などが、定められた期限内に受け取られなかったり、条件が満たされなかったりして、権利が失われ「没収」される場面です。forfeit が「権利の喪失」や「没収されるお金」を指す典型的な使い方です。もったいない、という気持ちになりますね。
コロケーション
手付金を放棄する、没収される
※ 契約不履行などにより、支払った手付金(deposit)を失う状況を指します。不動産取引や予約金など、ビジネスシーンでよく使われます。単に『lose a deposit』と言うよりも、契約上の義務を果たさなかったニュアンスが強調されます。日常会話よりはフォーマルな場面で使われることが多いでしょう。
権利を失う、権利を放棄する
※ 法律、規則、または合意に基づいて認められた権利を、自身の行動や不作為によって失うことを意味します。例えば、『犯罪を犯して選挙権を失う』といった状況です。類似表現に『waive the right』がありますが、こちらは自発的に権利を放棄するニュアンスが強いのに対し、『forfeit』は、結果として権利を失うというニュアンスを含みます。法的な文脈で頻繁に用いられます。
試合を放棄する、没収試合となる
※ スポーツの試合において、規定の理由(選手不足、違反行為など)により、試合を放棄することを指します。単に『give up a game』と言うよりも、規則違反や不測の事態によって、意図せず試合を失うニュアンスがあります。スポーツニュースなどでよく見聞きする表現です。
命を失う、生命を奪われる
※ 自身の行動の結果、または法律上の処罰として、命を失うことを意味します。犯罪を犯して死刑になる、危険な行為で命を落とす、といった状況です。より直接的な表現である『lose one's life』よりも、因果関係や報いというニュアンスが強く、やや硬い表現です。文学作品やニュース記事などで見られます。
有利な立場を失う、優位性を手放す
※ 有利な状況にあったにもかかわらず、自身のミスや判断の誤りによって、その優位性を失うことを指します。ビジネス交渉、競争、ゲームなど、様々な状況で使用可能です。例えば、投資で有利な情報を得ていたにも関わらず、判断を誤り利益を逃す場合などに使えます。
規則に基づいて没収される、規則により失効する
※ 特定の規則や規定に違反した結果、何か(権利、財産、資格など)を失うことを意味します。フォーマルな文脈で用いられ、契約書や法律文書などでよく見られます。例えば、契約条件に違反した場合、契約に基づく権利を規則に基づいて失うといった状況です。口語よりは書き言葉で使われることが多いでしょう。
没収される危険を冒す、失うリスクを負う
※ 何かを行うことで、結果として何かを失う危険性がある状態を指します。たとえば、「期日までにレポートを提出しないと、単位を失う危険を冒すことになる(risk forfeiting your grade)」のように使われます。行動の結果を予測し、そのリスクを認識していることを強調する表現です。ビジネスや学術的な文脈でよく使われます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、権利、機会、または利益を失うという意味で使用されます。例えば、実験データに誤りがあった場合、「実験者はデータを使用する権利を放棄した(forfeited the right to use the data)」のように使われます。文語的で、客観的な記述が求められる場面で用いられます。
契約書や社内規定において、義務違反の結果として権利や利益を失う場合に使われます。例えば、「契約条件を満たさなかった場合、ボーナスを受け取る権利を失う(forfeit the right to receive a bonus)」のように規定されます。フォーマルな文書で使用されるため、日常的なビジネス会話ではあまり使われません。
スポーツの試合やゲームなどで、ルール違反や棄権によって失格になる状況で使われることがあります。例えば、「反則を犯した選手は出場権を失った(forfeited their place in the competition)」のように報道されます。日常会話では、より一般的な単語(lose, give up)が好まれる傾向があります。
関連語
類義語
『失う』という意味で、所有物、機会、権利、ゲームなどで負けることなど、広範囲に使用される一般的な動詞。日常会話で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】『forfeit』よりも広い意味を持ち、意図的でない喪失も含む。例えば、物を紛失したり、試合で負けたりする場合も『lose』を使う。『forfeit』は規則違反や義務不履行の結果として失うというニュアンスが強い。 【混同しやすい点】『lose』は自動詞としても他動詞としても使えるが、『forfeit』は基本的に他動詞として使われる。また、『lose』は抽象的な概念(自信、希望など)も失う場合に使えるが、『forfeit』はより具体的なもの(権利、財産など)に使われることが多い。
『犠牲にする』という意味で、より大切なものを得るために何かを意図的に手放すこと。個人的な目標達成や、他者の利益のために使われることが多い。道徳的な意味合いを伴う場合もある。 【ニュアンスの違い】『forfeit』が規則や義務の結果として失うのに対し、『sacrifice』は自発的な行為である点が大きく異なる。『sacrifice』はよりポジティブな意味合いを持ち、英雄的な行為として捉えられることもある。 【混同しやすい点】『forfeit』は通常、ネガティブな結果を伴うが、『sacrifice』は必ずしもそうではない。また、『sacrifice』は名詞としても動詞としても使えるが、『forfeit』は主に動詞として使われる。
『放棄する』という意味で、権利、地位、所有物などを自発的に手放すこと。フォーマルな場面や、法的文書でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『forfeit』が規則や義務の結果として強制的に失うのに対し、『relinquish』は自らの意思で手放すというニュアンスが強い。また、『relinquish』は、より高尚な目的のために何かを手放すという含みを持つことがある。 【混同しやすい点】『relinquish』は、よりフォーマルな文脈で使用されることが多い。『forfeit』は、スポーツやゲームなど、より具体的な状況で使用されることが多い。
『権利などを放棄する』という意味で、法的権利、請求権などを意図的に放棄すること。ビジネスや法律の分野で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】『forfeit』が違反行為の結果として権利を失うのに対し、『waive』は自発的に権利を放棄する点が異なる。『waive』は、契約書や法的文書においてよく使われる。 【混同しやすい点】『waive』は、特定の権利や請求権を対象とするのに対し、『forfeit』はより広い範囲のものを失う可能性がある。また、『waive』は、書面による正式な手続きを伴うことが多い。
『降伏する』という意味で、敵に対して、または困難な状況に対して、抵抗を諦めること。軍事的な文脈や、比喩的な意味で使われる。 【ニュアンスの違い】『forfeit』が規則違反の結果として失うのに対し、『surrender』は敗北や諦めを意味する。精神的な戦いなどにも使われる。 【混同しやすい点】『surrender』は、相手がいる状況で使われることが多い。『forfeit』は、必ずしも相手がいるとは限らない。また、『surrender』は、名詞としても動詞としても使える。
- lose out
『機会を失う』という意味で、競争や選考などで負けて機会を逃すこと。口語的な表現。 【ニュアンスの違い】『forfeit』が規則違反の結果として失うのに対し、『lose out』は、単に競争に負けることを意味する。よりカジュアルな表現。 【混同しやすい点】『lose out』は句動詞であり、日常会話でよく使われる。『forfeit』は、よりフォーマルな文脈で使用されることが多い。
派生語
名詞で「喪失、権利放棄」の意味。動詞forfeitから派生し、抽象的な概念を表す際に用いられる。法律や契約関連の文書で頻繁に見られ、個人の権利や財産が失われる状況を指すことが多い。
- forfeitable
形容詞で「喪失可能な、没収可能な」の意味。forfeitに形容詞化の接尾辞-ableが付いた形。法的文脈で、権利や財産が失われる可能性がある状態を示す。日常会話より専門的な文書で使用される。
語源
"Forfeit」は、古フランス語の「forfet」(犯罪、違反)に由来します。これは「forfaire」(過ちを犯す)から来ており、「for-」(完全に、外へ)と「faire」(行う、作る)が組み合わさったものです。つまり、文字通りには「完全に(法の外に)行う」という意味合いがあります。この「完全に外へ」というニュアンスが、規則や義務を破った結果として何かを失う、つまり「放棄する」「没収される」という意味へと発展しました。例えば、スポーツで反則を犯すとペナルティとして何らかの利益を失う状況や、契約違反によって権利を失う状況を考えると、「forfeit」の語源的な意味合いが理解しやすいでしょう。日本語で例えるなら、「手放す」や「失う」といった言葉が近いですが、背景には「過ちを犯した結果」というニュアンスが含まれている点が重要です。
暗記法
「forfeit」は単なる喪失にあらず。中世騎士道の誓約と代償の概念を宿す。騎士が名誉を賭け、義務を違えれば身分を喪失したように、重大な過ちがもたらす社会的死を意味した。シェイクスピア作品では命や尊厳を賭ける契約にさえ用いられ、物語を彩る。現代では資格喪失など、形を変えつつも残る。背景にあるのは「約束を破ることの重大さ」という文化的価値観。自らの過ちによる喪失は、責任の重さを今に伝える。
混同しやすい単語
『forfeit』と語尾の 'fit' の発音が共通しており、語頭の 'pro-' と 'for-' の区別が曖昧になりやすい。意味は『利益』であり、まったく異なる。日本人学習者は、語頭の子音クラスター(pro, for)を意識して発音練習すると良い。ラテン語源的には、'pro-' は『前へ』、'for-' は『外へ』という意味合いがあり、意味の違いを反映している。
『forfeit』と語尾の音が似ており、特に早口で発音された場合に混同しやすい。また、スペルも 'f' と 'p' の違いのみであるため、注意が必要。『完全な』という意味で、品詞は形容詞または動詞。単語の構造を意識し、『per-(完全に)』と『-fect(行う、作る)』という語源を知っておくと、混同を防ぎやすい。
スペルが似ており、特に 'for-' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい。意味は『忘れる』であり、動詞。発音も最初の音が似ているため、注意が必要。語源的には、'for-' は『完全に』という意味合いがあり、'get'(得る)ことを『完全に』失うイメージ。
『forfeit』と語尾の 'fit' と 'fort' の音が似ており、特に曖昧母音化しやすい部分で混同しやすい。意味は『努力』であり、名詞。スペルも 'f' から始まるため、視覚的な誤認も起こりやすい。フランス語の 'effort'(努力、試み)に由来し、語源的には『外へ向かう力』のような意味合い。
『forfeit』と前半の 'for' の部分が共通しており、視覚的に混同しやすい。意味は『最前線』であり、名詞。発音も最初の部分が似ているため、注意が必要。『fore-(前の)』と『front(正面)』が組み合わさった単語であり、意味を理解することで混同を防ぎやすい。
『forfeit』と語尾の 'fit' と 'riff' の音が似ており、特に外国語に慣れていない学習者は混同しやすい。スペルも似ている部分があるため、注意が必要。『関税』という意味で、名詞。アラビア語の 'ta'rif'(知らせる、告知する)に由来し、語源的には『告知された料金』のような意味合い。
誤用例
日本語の『没収される』というイメージから『forfeit』を『支払いをしない』という意味で使ってしまう誤用です。'Forfeit' は罰金などを『失う』という意味合いが強く、支払いを怠る行為そのものを指すわけではありません。正しくは 'fail to pay' を使用します。日本人が『〜に失敗する』を 'forfeit to...' と直訳してしまう傾向が原因です。英語では、行為の失敗は 'fail to do' で表現するのが自然です。
『forfeit』は権利や機会などを『喪失する』という意味合いが強く、意見のように抽象的なものを『差し控える』という意味では不適切です。ここでは、意見を言わないというニュアンスを出すために 'withhold' を使うのが適切です。日本人が『自分の意見を失う』という表現から『forfeit』を選んでしまうケースが見られますが、英語では意見は『失う』のではなく『差し控える』と考える方が自然です。これは、日本の文化的な背景にある『和を重んじる』という価値観が、英語の表現に影響を与えている例と言えるでしょう。
『forfeit』は他動詞として使われ、目的語を直接取りますが、ここでは『遅れる』という状態を表すために、前置詞 'with' を用いる必要があります。 'late for' は『〜に遅刻する』という特定のイベントに対する遅れを表し、ここでは不適切です。日本人が『〜に遅れる』という表現を 'late for' で安易に表現してしまう傾向がありますが、状況に応じて適切な前置詞を選ぶ必要があります。ビジネスシーンでは、特に正確な表現が求められるため注意が必要です。
文化的背景
「forfeit(没収、喪失)」は、単なる物質的な喪失を超え、名誉、権利、機会といった、より抽象的で大切なものを失うという文化的意味合いを強く持ちます。中世の騎士道精神から派生し、約束や義務を履行できなかった際に生じる「代償」という概念が、その根底にあります。
中世ヨーロッパにおいて、騎士たちは名誉を重んじ、誓いを破ることは自己の存在意義を失うに等しい行為でした。試合や決闘において、不正を働いたり、臆病な振る舞いをしたりすれば、武器や鎧を没収されるだけでなく、騎士としての身分そのものを「forfeit」することもありました。これは単なる罰ではなく、社会的な死を意味し、共同体からの追放と同義でした。また、領主に対する忠誠義務を怠った場合、領地を没収されることも「forfeit」と呼ばれ、生活基盤と社会的地位の両方を失うことを意味しました。
文学作品においても、「forfeit」はしばしば重要なテーマとして登場します。例えば、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』では、アントーニオがシャイロックに差し出した証文において、期限内に返済できなければ「肉一ポンド」を差し出すと約束します。これは単なる金銭的な契約ではなく、アントーニオの命、ひいては人間としての尊厳を「forfeit」する可能性を示唆しており、物語全体の緊張感を高める要素となっています。また、現代社会においても、スポーツの世界でルール違反を犯した選手が、出場資格を「forfeit」されるという形で、その名残を見ることができます。
現代では、forfeitは法的、経済的な文脈で頻繁に使われますが、その背後には、中世から受け継がれてきた「約束を破ることの重大さ」という文化的価値観が息づいています。単に「失う」というだけでなく、「自らの過ちによって失う」というニュアンスが、この言葉を特別なものにしているのです。それは、現代社会においても、個人が責任を果たすことの重要性、そして、それを怠った場合に生じる代償の大きさを、私たちに改めて認識させる力を持っています。
試験傾向
準1級、1級の語彙問題で出題される可能性あり。長文読解でも文脈理解を問う形で登場。動詞としての「(権利などを)失う」という意味で使われることが多い。派生語(forfeiture)にも注意。
Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解)で登場する可能性あり。主にビジネス関連の文脈で、「(機会、利益などを)失う」という意味で使われる。他の語彙問題と同様に、意味の近い語との識別が重要。
リーディングセクションで、アカデミックな内容の文章中に出現する可能性あり。特に法律、経済、政治などの分野で、「(権利、財産などを)失う」という意味合いで使われることが多い。文脈から意味を推測する練習が重要。
難関大学の長文読解で出題される可能性がある。文脈から意味を推測する能力が求められる。同意語・反意語の問題や、内容説明問題で問われることも。類義語(lose)とのニュアンスの違いを理解しておくことが重要。