elicit
第一音節の母音 /ɪ/ は、日本語の『イ』よりも口を少し開き、短く発音します。第二音節にアクセント(ˈ)があり、ここを意識して強く発音しましょう。最後の 't' は、息を止めるように軽く発音するとより自然です。日本語の『ト』のように強く発音しないように注意してください。
引き出す
潜在的な情報、感情、反応などを、質問や刺激を通して表に出させる意味合い。相手が隠していたり、気づいていないものを引き出すニュアンスがある。例:elicit a response(反応を引き出す)、elicit information(情報を引き出す)
The teacher gently tried to **elicit** answers from the shy students.
先生は、恥ずかしがり屋の生徒たちから優しく答えを引き出そうとしました。
※ この例文は、先生が生徒の考えや発言を「引き出す」という、教育現場でよくある状況を描写しています。静かな教室で、先生が忍耐強く生徒に語りかけ、生徒が少しずつ心を開いていく様子が目に浮かびます。「elicit A from B」の形で、「BからAを引き出す」という意味で使われることが多い典型的な例です。
Her moving story managed to **elicit** tears from many people in the audience.
彼女の感動的な話は、多くの聴衆から涙を引き出すことに成功しました。
※ ここでは、語り手の話が聞き手の感情(涙)を「引き出す」様子が描かれています。講演会や映画、舞台などで、人の心に働きかけ、特定の感情や反応を呼び起こす場面でよく使われます。単に「泣かせた」ではなく、その話の力によって自然と涙が「引き出された」というニュアンスが伝わります。
The company conducted a survey to **elicit** honest feedback from its customers.
その会社は、顧客から率直な意見を引き出すためにアンケートを実施しました。
※ この例文では、企業が顧客の意見や情報を「引き出す」ために調査を行うビジネスシーンが描かれています。何かを知るために、意図的に質問や働きかけを行う場合に「elicit」が使われます。特に「情報」「意見」「データ」などを「引き出す」文脈で非常に頻繁に用いられる表現です。
誘発する
ある感情や行動、反応などを意図的または無意識的に引き起こすこと。必ずしもポジティブな意味だけでなく、ネガティブな反応を引き起こす場合にも使われる。例:elicit laughter(笑いを誘う)、elicit criticism(批判を招く)
The teacher asked gentle questions to elicit ideas from the shy students.
先生は、内気な生徒たちから意見を引き出すために、やさしい質問をしました。
※ 先生が生徒から「意見」を引き出そうとしている場面です。elicitは、相手の心の中にある情報や反応を、働きかけによって「引き出す」「誘い出す」というニュアンスでよく使われます。ここでは、先生の努力によって生徒のアイデアが表に出るイメージです。
The sad movie always manages to elicit tears from me.
その悲しい映画は、いつも私から涙を引き出します。
※ 映画がきっかけで「涙」という感情が誘発される場面です。elicitは、このように特定の出来事や刺激が、人の感情や反応を「引き起こす」ときにもよく使われます。自然とこみ上げてくるような感情の動きを表すのにぴったりです。
The detective tried hard to elicit important information from the witness.
刑事は、目撃者から重要な情報を引き出そうと懸命に努力しました。
※ 刑事(detective)が目撃者から「情報」を「引き出そうと努力する」場面です。elicitは、相手の口からなかなか出てこない情報や秘密を、質問や説得によって「引き出す」という、少し強いニュアンスで使われることもあります。
コロケーション
情報を引き出す、聞き出す
※ 最も基本的なコロケーションの一つで、特定の情報や事実を相手から引き出すことを意味します。尋問、調査、インタビューなど、意図的に情報を得ようとする状況で用いられます。単に"get information"と言うよりも、相手が自発的に話すのを促すニュアンスが含まれます。ビジネスシーンや学術的な文脈で頻繁に使用されます。
反応を引き出す、応答を得る
※ 相手の行動、感情、意見などを引き出すことを指します。広告、政治、教育など、特定の反応を期待する場面で使われます。例えば、「広告が消費者の反応を引き出す」のように使います。"get a response"よりも、より積極的で意図的なニュアンスがあります。
笑顔を引き出す、微笑を誘う
※ ユーモアや親愛の情を通じて、相手の笑顔を引き出すことを意味します。個人的な会話や、パフォーミングアーツ、エンターテイメントの分野で使われることが多いです。例えば、「彼のジョークは彼女の笑顔を引き出した」のように使います。"cause a smile"よりも、自然で温かいニュアンスがあります。
同情を誘う、共感を呼ぶ
※ 他者の苦境や悲しみを語り、聞き手の同情や共感を得ようとすることを意味します。物語、ニュース報道、個人的な嘆願など、感情に訴えかける文脈で用いられます。ただし、過度に同情を誘う行為はmanipulative(操作的)と見なされることもあります。"gain sympathy"よりも、意図的に働きかけるニュアンスがあります。
フィードバックを引き出す、意見を求める
※ プロジェクト、製品、サービスなどに対する意見や評価を、関係者から集めることを意味します。ビジネス、教育、研究など、改善を目的とした活動で不可欠です。"ask for feedback"よりも、より積極的かつ組織的に意見を収集するニュアンスがあります。
支持を得る、支援を引き出す
※ 特定のアイデア、政策、運動などに対する支持や賛同を得ることを意味します。政治、社会運動、慈善活動など、他者の協力を必要とする場面で用いられます。"gain support"よりも、積極的に働きかけ、支援を引き出すニュアンスがあります。
感情を引き出す、気持ちを呼び起こす
※ 特定の状況や出来事が、人々の感情を呼び起こすことを意味します。映画、音楽、文学など、芸術作品が感情に訴えかける効果を説明する際に用いられます。例えば、「その映画は観客の様々な感情を引き出した」のように使います。"cause feelings"よりも、より深い感情的な共鳴を意味します。
使用シーン
学術論文や研究発表で頻繁に使用されます。特に社会科学や心理学の分野で、データや実験結果から特定の反応や意見を『引き出す』状況を説明する際に用いられます。例:『アンケート調査は、回答者の潜在的な偏見を引き出す可能性がある』のように使われます。
ビジネスシーンでは、会議や交渉において相手の意向や情報を『引き出す』目的で使用されます。また、顧客のニーズを『聞き出す』ための戦略を説明する際にも使われます。例:『効果的な質問を通じて、顧客の真のニーズを引き出すことが重要です』のように使われます。
日常会話ではあまり一般的ではありませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などで、事件や出来事の真相を『引き出す』過程を説明する際に使われることがあります。例:『警察は慎重な捜査によって、容疑者の自白を引き出した』のように使われます。
関連語
類義語
- draw out
文字通りには『引き出す』という意味で、隠された情報、感情、反応などを苦労して引き出す場面で使われます。日常会話でよく使われます。 【ニュアンスの違い】『elicit』よりも口語的で、より能動的に何かを引き出すイメージです。相手が必ずしも協力的な態度ではない状況で、根気強く情報を得ようとするニュアンスが含まれます。 【混同しやすい点】『draw out』は句動詞であり、目的語の位置に注意が必要です(draw information out / draw out information)。また、抽象的な意味だけでなく、文字通り物理的に何かを引き出す場合にも使えます。
『抽出する』という意味で、化学物質、データ、情報などを取り出す場面で使われます。学術的な文脈や技術的な文脈でよく見られます。 【ニュアンスの違い】『elicit』よりも物理的な取り出しや、体系的な手順を経て何かを取り出すイメージが強いです。また、感情や反応を引き出す意味合いは弱いです。 【混同しやすい点】『extract』は、対象物から不要なものを取り除くニュアンスが強い場合があります。例えば、鉱物から有用な金属を抽出する、文章から重要な情報を抽出する、といった場合に使われます。
『手に入れる』『獲得する』という意味で、許可、情報、物などを公式な手続きや努力によって手に入れる場面で使われます。ビジネスやフォーマルな場面でよく使われます。 【ニュアンスの違い】『elicit』よりも一般的な『手に入れる』という意味合いが強く、必ずしも相手から引き出すというニュアンスは含みません。努力や手続きを経て手に入れるというニュアンスがあります。 【混同しやすい点】『obtain』は、しばしば許可や同意を得るプロセスを伴います。例えば、『obtain permission』(許可を得る)のように使われます。また、努力や時間、資源を費やして何かを得る場合に適しています。
『呼び起こす』という意味で、感情、記憶、イメージなどを呼び起こす場面で使われます。文学的な文脈や心理学的な文脈でよく使われます。 【ニュアンスの違い】『elicit』が相手から意識的に引き出すのに対し、『evoke』は無意識的に感情や記憶が呼び起こされるニュアンスがあります。主語は人である必要はなく、状況や音楽などが感情を呼び起こすこともあります。 【混同しやすい点】『evoke』は、過去の感情や記憶を現在に呼び起こすという時間的なニュアンスが含まれます。例えば、古い写真が過去の記憶を呼び起こす、といった場合に使われます。
『挑発する』『引き起こす』という意味で、怒り、反応、行動などを意図的に引き起こす場面で使われます。しばしば否定的な意味合いで使われます。 【ニュアンスの違い】『elicit』が中立的に何かを引き出すのに対し、『provoke』は意図的に、しかも好ましくない反応を引き起こすニュアンスがあります。挑発的な行為や言動が原因となることが多いです。 【混同しやすい点】『provoke』は、しばしば暴力的な反応や感情的な反応を引き起こすことを意味します。例えば、『provoke a fight』(喧嘩を売る)のように使われます。また、意図的でない場合でも、結果として何かを引き起こす場合にも使えます。
- educe
『引き出す』『演繹する』という意味で、潜在的な知識や能力、あるいは一般的な原理から具体的な結論を導き出す場面で使われます。学術的な文脈や哲学的な文脈で使われます。 【ニュアンスの違い】『elicit』よりもフォーマルで、より知的、抽象的なものを引き出すニュアンスがあります。相手から直接的な情報を引き出すというよりも、潜在的なものを引き出すイメージです。 【混同しやすい点】『educe』は、あまり一般的な単語ではなく、使用頻度は低いです。主に学術的な論文や哲学的な議論などで見られます。また、演繹法的な思考プロセスを伴うことが多いです。
派生語
『懇願する』『勧誘する』という意味の動詞。『強く求める』というニュアンスが加わっている。語源的には『elicit』と同じく『引き出す』という意味合いを持つが、より積極的に働きかける場面で使われる。ビジネスシーンや慈善活動などで頻繁に見られる。
『引用』『召喚』という意味の名詞。『elicit』の語源であるラテン語の『citare(呼び出す)』に由来し、『公式な場に呼び出す』というニュアンスを持つ。学術論文における参考文献の引用や、法廷への召喚状などで用いられる。
『興奮させる』という意味の動詞。接頭辞『ex-(外へ)』がつき、『感情を外へ引き出す』というイメージ。日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われる。excited(興奮した)、excitement(興奮)などの派生語も頻出。
反意語
『抑圧する』『隠蔽する』という意味の動詞。『elicit』が情報を引き出すのに対し、『suppress』は情報を表に出さないようにする。感情、情報、反乱など、幅広い対象に対して用いられる。報道規制や感情の抑制など、文脈によって意味合いが異なる。
『保留する』『差し控える』という意味の動詞。『elicit』が何かを引き出すのに対し、『withhold』は何かを与えずに保持する。情報、許可、支援など、与えるべきものを意図的に差し控えるニュアンスがある。契約書や税金の文脈でよく使われる。
『暗示する』『ほのめかす』という意味の動詞。『elicit』が明確な答えや反応を引き出すのに対し、『imply』は間接的に何かを伝える。言葉や行動を通じて間接的に意図を伝えるニュアンスがあり、日常会話や文学作品などで用いられる。例えば、「彼の態度は不満をimplyしていた」のように使われる。
語源
"elicit"はラテン語の"elicere"(引き出す、誘い出す)に由来します。これは、"e-"(外へ)と"lacere"(誘う、だます)という二つの要素から構成されています。つまり、元々は「誘い出して外へ出す」というイメージです。"lacere"は「罠を仕掛ける」といった意味合いも持ち、巧妙に相手から何かを引き出すニュアンスを含んでいます。日本語で例えるなら、「尋問で容疑者の本音を『引き出す』」や「アンケートで顧客のニーズを『引き出す』」といった状況が、この単語の語源的な意味合いをよく表しています。何かを隠している状態から、言葉や行動を通じてそれを取り出す、そんなイメージで捉えると記憶に残りやすいでしょう。
暗記法
「elicit」は、隠された感情や真実を呼び起こすように、内面から何かを引き出す言葉。ソクラテスの産婆術のように、相手自身が真理に気づくよう導くイメージです。心理療法では抑圧された感情や記憶を、法廷では真実を、芸術においては観客の感情や思考を「elicit」します。しかし、権力関係や倫理的問題も孕み、人間の複雑な関係性を映し出す言葉と言えるでしょう。
混同しやすい単語
『elicit』とスペルが非常に似ており、先頭の'e'と'i'の違いのみ。発音も似ているため、注意が必要。『illicit』は『不法な』『禁じられた』という意味の形容詞であり、品詞も意味も異なるため、文脈で判断する必要がある。特にビジネスシーンなどでは、意味を間違えると大きな誤解を招く可能性がある。
『elicit』と語尾が共通しており、発音も似ているため、混同しやすい。『solicit』は『(金銭・支援などを)求める』『勧誘する』という意味の動詞。ビジネスメールなどで頻繁に使われる単語なので、意味の違いを明確に理解しておく必要がある。ラテン語の『sollicitus(心配な)』が語源。
『elicit』と語頭の音が似ており、スペルも一部共通しているため、混同しやすい。『explicit』は『明白な』『明示的な』という意味の形容詞であり、対義語は『implicit(暗黙の)』。ビジネスや学術的な文脈でよく使われる。ラテン語の『explicare(広げる、明らかにする)』が語源。
『elicit』と語頭の 'ex-' が共通しており、発音が似ているため、混同しやすい。『exit』は『出口』という意味の名詞、または『退出する』という意味の動詞。日常会話でも頻繁に使われる。ラテン語の『exire(出ていく)』が語源。
『elicit』と語頭の 'e-' が共通しており、発音が似ているため、混同しやすい。『elect』は『選ぶ』『選挙する』という意味の動詞。政治や組織運営に関する文脈でよく使われる。ラテン語の『eligere(選び出す)』が語源。
『elicit』と意味がやや関連しており、『evoke』は感情や記憶を『呼び起こす』という意味を持つため、混同される可能性がある。『elicit』は情報や反応を『引き出す』という意味であり、対象が異なる点に注意。『evoke』はラテン語の『evocare(呼び出す)』が語源。
誤用例
『elicit』は『引き出す』という意味ですが、力ずくで、あるいは高圧的な態度で何かを引き出すニュアンスは含みません。この文脈では、高圧的な尋問で自白を『無理やり引き出す』という意味合いが強いため、『extract』がより適切です。日本人が『引き出す』という言葉から、手段を選ばないイメージを抱きやすいことが原因と考えられます。『elicit』は、相手の自発的な反応や、隠された情報を丁寧に引き出す場合に使われます。
『elicit』は意図しない結果を引き出す場合にも使えますが、この例では『真面目なスピーチが聴衆の笑いを引き起こした』という状況が、文脈的に不自然です。笑いを引き起こす意図がないことを明確にするために、'inadvertently'(うっかり、思わず)のような副詞を加える必要があります。日本人は『elicit』を単に『引き出す』と捉え、意図の有無を意識せずに使ってしまう傾向があります。英語では、意図しない結果であることを明示的に示すことで、より自然な表現になります。
『elicit』は情報や感情を引き出す際に用いられますが、この文脈では、教授が生徒から直接的に答えを『引き出す』というよりも、生徒自身に考えさせ、答えを『導き出す』ニュアンスが適切です。したがって、'draw the answer out of'(答えを導き出す)のような表現がより自然です。日本人が『elicit』を『引き出す』と直訳し、誰かから何かを直接的に得る、というイメージで捉えがちなために起こる誤用です。英語では、相手に考えさせ、自発的に答えさせるプロセスを重視するニュアンスを表現することが重要です。
文化的背景
「elicit」は、単に情報を引き出すだけでなく、まるで隠された感情や真実を「呼び起こす」「誘い出す」ように、相手の内面から何かを引き出すニュアンスを含みます。この言葉の背後には、人間心理の複雑さや、言葉や行動が持つ潜在的な力に対する深い理解が潜んでいます。
「elicit」が持つ「引き出す」イメージは、古代ギリシャの哲学における「産婆術」(maieutics)を彷彿とさせます。ソクラテスは、自らを「知識の産婆」と称し、対話を通じて相手自身が真理に気づくよう導きました。これは、単に知識を教え込むのではなく、相手の内にある潜在的な知識や洞察を「引き出す」行為であり、「elicit」の核心的な意味と深く共鳴します。同様に、心理療法においても、セラピストは患者との対話を通じて、抑圧された感情や記憶を「elicit」し、自己理解を深める手助けをします。この過程は、まるで暗闇に閉ざされた井戸から清水を汲み上げるように、慎重かつ繊細な技術を要します。
また、「elicit」は、法廷における尋問や捜査においても重要な役割を果たします。弁護士や刑事は、証人や容疑者から真実を「elicit」するために、様々な質問や証拠を駆使します。しかし、この過程は常に倫理的な問題を孕んでいます。なぜなら、「elicit」は、時に誘導尋問や心理的なプレッシャーを通じて、意図的に相手の言葉を引き出すことも可能にするからです。したがって、「elicit」という言葉は、単なる情報収集の手段ではなく、権力関係や倫理的な責任を伴う、複雑な人間関係の縮図でもあると言えるでしょう。
さらに、「elicit」は、芸術や創造的な活動においても重要な概念です。アーティストは、作品を通じて観客の感情や思考を「elicit」し、新たな解釈や感動を生み出します。音楽、絵画、文学など、あらゆる芸術形式は、人間の内面に眠る感情や記憶を呼び覚ます力を持っています。このように、「elicit」は、単なるコミュニケーションの手段を超えて、人間精神の深奥に触れ、新たな可能性を切り開くための鍵となる言葉なのです。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。1級でも出題される可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: やや硬めの文章、説明文、議論などで使われる。人の感情や意見を引き出す文脈が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「引き出す」「誘い出す」など、文脈に応じた訳し分けが重要。似た意味の単語(obtain, extract)との違いを理解しておく。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: Part 7で時々見られる程度。頻度は高くない。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの顧客の反応、市場調査、会議の議事録など。間接的な言い回しが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネス文書では、直接的な表現を避けて遠回しに情報を引き出す際に使われることが多い。文脈から意味を推測する練習をする。
- 出題形式: リーディングセクション
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出
- 文脈・例題の特徴: 学術論文、研究報告書、歴史的文書など。抽象的な概念や理論の説明で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: TOEFLでは、比喩的な意味合いで使われることも多い。文脈全体を理解し、パラフレーズ(言い換え)の練習をすることが重要。
- 出題形式: 長文読解、和訳、英作文
- 頻度と級・パート: 難関大学で頻出。標準的なレベルの大学でも出題される可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など。登場人物の心情や行動の理由を説明する際に使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する力が必要。特に和訳問題では、自然な日本語になるように工夫する。英作文では、少し難しい語彙を使うことで高評価につながる可能性がある。