disapproval
第3音節に強勢があります。「dis-」は弱く短く発音し、母音は曖昧母音 /ə/ に近いです。「-proov-」は長母音 /uː/ で、日本語の「ウ」よりも唇を丸めて奥から出すイメージです。最後の「-al」は曖昧母音 /ə/ で弱く発音し、舌先を上の歯茎に軽く当てて終わるとよりネイティブらしい発音になります。
不賛成
何かに対して好ましくない感情や意見を持つこと。公式な反対や個人的な嫌悪感を含む。行動、計画、提案などに対して用いられることが多い。
My mother's face showed clear disapproval of my messy room.
私の母の顔には、散らかった私の部屋に対する明確な不賛成の表情が表れていました。
※ この例文は、誰かの行動や状態に対して「良くない」という感情を顔の表情で示す、日常的で分かりやすい場面を描いています。「show disapproval of ~」は「〜に不賛成を示す」という、非常に自然な表現です。messy room(散らかった部屋)という具体的な状況がイメージしやすいでしょう。
Some members expressed their strong disapproval of the new rule.
何人かのメンバーは、新しい規則に対して強い不賛成を表明しました。
※ 会議やグループでの話し合いの場で、ある意見や提案、規則などに対して反対意見を述べる際によく使われる表現です。「express disapproval」は「不賛成を表明する」という典型的なフレーズで、意見を伝える状況にぴったりです。「strong」のような形容詞を加えることで、不賛成の度合いを強調できます。
The teacher showed his clear disapproval of students talking during the test.
先生は、試験中に生徒が話すことに対して明確な不賛成を示しました。
※ この例文は、特定の行為や状況に対して「それは良くない」「認めることはできない」という態度を示す場面を表しています。「show disapproval of ~ing」のように、動名詞を使って具体的な行動に対する不賛成を表すことができます。学校や公共の場でのマナーやルール違反に対して使われることが多い表現です。
非難
道徳的または倫理的に間違っていると判断し、強く批判すること。社会的な規範や価値観に反する行為に対して使われることが多い。
My mother gave me a look of disapproval when I came home after midnight.
私が真夜中過ぎに帰宅したとき、母は不満そうな目を向けました。
※ この例文は、言葉ではなく「表情(a look)」で不満や非難の気持ちを表す典型的な場面を描いています。親が子供の夜遅い帰宅に対して、心配や不満を感じている様子が伝わります。「a look of disapproval」は非常によく使われる表現です。
His boss showed clear disapproval of his new idea in the meeting.
会議で、彼の上司は彼の新しいアイデアに明確な不満を示しました。
※ ここでは「show disapproval of A」という形で、「A(彼の新しいアイデア)に対して不満や不承認の態度を示す」という意味で使われています。ビジネスの場で、提案や意見に対して上司がはっきりと否定的な態度を見せる状況がイメージできます。
The audience murmured with disapproval at the politician's controversial speech.
その政治家の物議を醸すスピーチに、聴衆は不満の声を上げました。
※ この例文では、「murmur with disapproval」という形で、大勢の人が低い声でざわつきながら、不満や非難の気持ちを表している様子を描いています。特定の行動や発言に対して、集団が否定的な反応を示す場面でよく使われる表現です。
コロケーション
不賛成の意を表す、遺憾の意を示す
※ 「express」は感情や意見を外に出すという意味で、「express disapproval」はフォーマルな場面で、特に公式な立場から不満や反対を表明する際に用いられます。単に「dislike」と言うよりも強いニュアンスを持ち、会議や公式文書などでよく見られます。類似表現に「voice disapproval」がありますが、こちらはより個人的な意見表明に近いニュアンスを持ちます。
不評を買う、反対される
※ 提案や行動が受け入れられず、反対や不賛成の反応を受けることを意味します。「meet with」は「~に遭遇する」という意味で、ここでは否定的な結果に直面することを表します。たとえば、新しい政策が「meet with disapproval from the public(国民から不評を買う)」のように使われます。受動態で「be met with disapproval」となることも多いです。
不満そうな顔つき、非難の眼差し
※ 言葉ではなく、表情で不賛成や不快感を示すことを指します。特に、相手の行動や言動に対する直接的な批判を避けたい場合や、言葉にするまでもないほど明白な場合に用いられます。たとえば、子供がいたずらをしたときに親が見せる表情などが該当します。文化的背景として、欧米では直接的な批判を避ける傾向があるため、このような間接的な表現が好まれることがあります。
広範囲にわたる不賛成、世論の強い反発
※ 特定の政策や行動に対して、多くの人々が同時に不満や反対を表明する状況を指します。「widespread」は「広範囲に及ぶ」という意味で、単なる個人的な不満ではなく、社会全体に広がる強い反発を示唆します。ニュース記事や政治的な議論で頻繁に使用され、世論の動向を把握する上で重要な指標となります。類似表現に「public disapproval」がありますが、「widespread disapproval」の方がより強い反発を表します。
婉曲的な不賛成、間接的な非難
※ 直接的な批判を避け、遠回しな言い方で不満や反対を伝えることを意味します。「veiled」は「覆われた、隠された」という意味で、表面上は穏やかでありながら、その裏に批判的な意図が隠されていることを示唆します。ビジネスシーンや人間関係において、相手を傷つけずに意見を伝える際に用いられることがあります。皮肉や暗喩が含まれることもあります。
完全な不賛成、絶対的な反対
※ 条件や留保なしに、全面的に反対することを意味します。「unqualified」は「無条件の、絶対的な」という意味で、一切の妥協や譲歩を許さない強い態度を示します。たとえば、人道に反する行為や倫理的に問題のある行為に対して用いられることが多いです。政治的な声明や倫理的な議論でよく見られます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、ある研究結果や理論に対する批判的な意見や反論を示す際に使われます。例えば、先行研究の限界を指摘する文脈で、『This study expresses disapproval of the previous methodology.(本研究は、先行研究の手法に不賛成を表明する)』のように用いられます。文語的な表現であり、客観性と論理性が求められる場面で利用されます。
ビジネスシーンでは、会議の議事録や報告書など、公式な文書で使われることがあります。プロジェクトの提案に対する上層部の承認が得られなかった場合、『The proposal met with disapproval from the board.(その提案は役員会の不承認に終わった)』と記述されることがあります。日常会話よりも、やや硬い印象を与えるため、使用頻度は高くありません。
日常会話では、直接的な非難や反対を避けたい場合に婉曲的な表現として使われることがあります。例えば、子供が危険な遊びをしようとしているのを制止する際に、『I have a strong disapproval of you climbing that tree.(あなたがその木に登ることは強く反対です)』のように使われます。ただし、より自然な会話では、'I don't like that' や 'I'm against that' のような表現が好まれる傾向にあります。
関連語
類義語
不快感、不満という意味で、フォーマルな場面で使われることが多い。個人的な感情を表す場合に使われ、しばしば権威のある人物が表明する。 【ニュアンスの違い】disapprovalよりも強い感情を表すことがあり、行動や決定に対する不満をより強く示唆する。また、disapprovalが一般的な意見の不賛成を意味するのに対し、displeasureはより個人的な不満や怒りを意味することが多い。 【混同しやすい点】displeasureは名詞であり、動詞として使うことはできない。また、disapprovalよりもフォーマルな状況で使われるため、日常会話では不自然に聞こえることがある。
反対、異議という意味で、会議や法廷など、公式な場で意見や提案に対して異議を唱える場合に使われる。名詞。 【ニュアンスの違い】disapprovalが一般的な不賛成を意味するのに対し、objectionは特定の提案や行動に対する明確な反対意見を意味する。より形式的で、論理的な根拠に基づいた反対であることが多い。 【混同しやすい点】objectionは具体的な根拠を伴う反対意見であるため、単なる感情的な不満を表すdisapprovalとは異なる。また、動詞形の'object'(反対する)の使い方にも注意が必要。
反対、対立という意味で、政治的な対立や競争など、より大規模な反対勢力や立場を表す場合に使われる。名詞。 【ニュアンスの違い】disapprovalが個人的な感情や意見の不賛成を意味するのに対し、oppositionは組織やグループ間の対立構造を示す。より広範で、公式な反対運動や政策への反対を意味することが多い。 【混同しやすい点】oppositionは政治や社会的な文脈で使われることが多く、個人的な不満を表すdisapprovalとは異なる。また、oppositionはしばしば具体的な対抗策や代替案を伴う。
非難、糾弾という意味で、道徳的に許されない行為や犯罪などに対して、強い非難を表明する場合に使われる。公式声明や報道などで使われることが多い。 【ニュアンスの違い】disapprovalよりもはるかに強い感情を表し、不正行為や倫理的な問題に対する強い拒絶を示す。しばしば公的な非難や制裁を伴う。 【混同しやすい点】condemnationは非常に強い非難を表すため、軽い不賛成を表すdisapprovalとは大きく異なる。また、condemnationはしばしば法的な手続きや倫理的な判断を伴う。
非難、不信任という意味で、公式な組織や団体が、メンバーの行動や発言に対して公式に非難する場合に使われる。議会や委員会などでの懲戒処分などで用いられる。 【ニュアンスの違い】disapprovalよりも公式で、組織的な非難を意味する。個人の意見ではなく、組織としての公式な判断であり、しばしば制裁や処分を伴う。 【混同しやすい点】censureは公式な手続きを経て行われる非難であり、個人的な不満を表すdisapprovalとは異なる。また、censureはしばしば公的な記録に残り、キャリアに影響を与える可能性がある。
非難、叱責という意味で、個人的な関係において、相手の行動や言動に対して不満や失望を表明する場合に使われる。親が子供を叱る、恋人が相手を責めるなどの場面。 【ニュアンスの違い】disapprovalよりも個人的な感情が強く、相手に対する期待や信頼が裏切られたことに対する失望感が含まれる。より親密な関係性において使われることが多い。 【混同しやすい点】reproachは親しい間柄での非難であり、公式な場面で使われることは少ない。また、reproachはしばしば感情的な反応を伴い、相手との関係に影響を与える可能性がある。
派生語
『承認する』という意味の動詞。『dis-(否定)』がない原形。日常会話からビジネスまで幅広く使われ、文書での使用頻度も高い。語源的には『pro-(賛成)』+『prove(証明する)』が合わさったイメージ。
『承認』という意味の名詞。『approve』に名詞化の接尾辞『-al』が付いた形。ビジネスシーンや公式な場面で頻繁に使われる。企画の承認や許可など、具体的な行為を指すことが多い。
- approvingly
『承認して』『賛成して』という意味の副詞。『approve』に副詞化の接尾辞『-ingly』が付いた形。行動や態度を修飾し、肯定的なニュアンスを伝える。文章よりも会話で使われることが多い。
反意語
『受容』『承認』という意味の名詞。『disapproval』が拒絶や不承認を表すのに対し、『acceptance』は積極的に受け入れる意味合いが強い。社会的な文脈や心理学的な文脈でよく用いられる。
『同意』『合意』という意味の名詞。『disapproval』が反対の意思表示であるのに対し、『agreement』は賛成や合意を示す。契約書や会議など、公式な場面で頻繁に使われる。
『好意』『支持』という意味の名詞。disapprovalが否定的な評価であるのに対し、favorは肯定的な評価を示す。政治的な文脈や個人的な関係性において、支持や好意を表す際に用いられる。
語源
"Disapproval"は、大きく分けて接頭辞「dis-」と名詞「approval」から構成されています。「approval」は「approve(承認する)」という動詞から派生しており、その語源はラテン語の「approbare(良いと認める)」に遡ります。「ad-(〜へ)」と「probare(試す、証明する)」が組み合わさった言葉で、元々は何かを試してその価値を認めるという意味合いでした。それが転じて、現代英語では「承認」や「賛成」といった意味を持つようになりました。一方、「dis-」は否定や反対を表す接頭辞です。例えば、「advantage(利点)」に「dis-」がつくと「disadvantage(不利)」になるように、「approval(賛成)」に「dis-」がつくことで、「不賛成」や「非難」といった反対の意味を形成します。つまり、「disapproval」は、文字通り「承認しないこと」を意味する言葉として理解できます。
暗記法
「Disapproval」は単なる反対ではない。中世では規範からの逸脱者への制裁であり、ホーソーンの『緋文字』は社会からの拒絶を描いた。現代ではSNS炎上など陰湿な形でも現れる。しかし、公民権運動のように社会変革の原動力にもなる。重要なのは、相手の尊厳を尊重し、建設的な対話を心がけること。不寛容なDisapprovalは分断を生むが、共感に基づくDisapprovalは社会をより良くする力となる。
混同しやすい単語
『disapproval』の動詞形であり、スペルが非常に似ているため混同しやすい。意味は『〜を認めない』『〜に反対する』。品詞が異なるため、文法的な役割に注意が必要。名詞の『disapproval』と動詞の『disapprove』を意識的に使い分ける練習をすると良いでしょう。
『disapproval』の反対語であるため、意味の関連性から混同しやすい。スペルも接頭辞 'dis-' があるかないかの違いしかない。意味は『承認』『賛成』。文脈によってどちらが適切かを判断する必要がある。単語の構成要素(接頭辞、語根)に着目すると記憶しやすい。
語尾の '-posal' が共通しているため、スペルが似ていると感じやすい。意味は『提案』であり、関連性は薄い。ただし、提案に対して『不承認』を示す場合に文脈上で関連することがあるため、注意が必要。語源的に 'pro-' は『前に』、'dis-' は『否定』の意味を持つことを知っておくと、意味の区別に役立ちます。
接頭辞 'dis-' が共通しており、発音も最初の部分が似ているため、混同しやすい。意味は『分散させる』『追い散らす』であり、関連性は薄い。スペルも似ているため、注意が必要。語源的に 'dis-' は『離れて』、'sperse' は『まき散らす』の意味を持つことを知っておくと、意味の区別に役立ちます。
発音が部分的に似ており、スペルも接頭辞と語尾が共通しているため、混同しやすい。意味は『叱責』『非難』であり、意味合いが近い場合があるため、文脈によっては誤解が生じやすい。語源的に 're-' は『再び』、'prove' は『証明する』の意味を持ち、元々は『再度証明を求める』ニュアンスから『非難』の意味に発展したと考えられます。
接頭辞 'dis-' が共通しており、スペルも似ているため、混同しやすい。意味は『荒廃』『破損』であり、状態を表す名詞である点が共通している。ただし、'disapproval' は感情や意見を表すのに対し、'disrepair' は物理的な状態を表すため、文脈で判断する必要がある。語源的に 'repair' は『修理』の意味であり、'disrepair' はその否定形であることを理解すると、意味の区別に役立ちます。
誤用例
日本語の「〜に」という助詞に引きずられ、disapprovalの後にtoを置いてしまう誤用です。disapprovalは通常、disapproval *of* somethingという形で使われます。このofは、対象や理由を示す前置詞であり、英語の構文では特定の動詞や名詞と結びついて特定の意味を表すパターンが多数存在します。日本語では助詞が柔軟に様々な意味を表せるのに対し、英語では前置詞の選択が重要になります。また、disapprovalを*for*で用いる例も稀にありますが、この場合はdisapproval *for* someone else's actionsというように、他者の行動に対する不承認を表すニュアンスになります。
『felt his disapproval』という表現自体は文法的に誤りではありませんが、disapprovalという言葉が持つフォーマルな響きと、『felt』という動詞の持つ感情的なニュアンスが、やや不釣り合いです。disapprovalは、単なる感情というよりは、判断や評価に基づいた不承認を示すことが多い言葉です。より自然な英語としては、『sensed his disapproval』のように、五感で感じ取るような表現が適しています。また、日本人は『feel』を多用しがちですが、英語では感情の微妙なニュアンスを表現するために、様々な動詞を使い分けることが重要です。例えば、disapprovalの場面では、*discerned*や*detected*なども使えます。
disapprovalの程度を表す形容詞として『mild』を使うのは不自然です。mildは、辛さや強さなどが『穏やか』であることを意味し、disapprovalのような意見や感情の強さを表す場合には適していません。より適切な形容詞は、muted(静められた、控えめな)、subdued(抑制された)、lukewarm(生ぬるい)などです。これらの形容詞は、public sentiment(世論)の微妙なニュアンスを表現する際に、ネイティブスピーカーが好んで用いる表現です。また、日本語の『マイルド』という言葉が、英語のmildよりも幅広い意味で使われるため、誤用が生じやすいと考えられます。
文化的背景
「Disapproval(不承認、不賛成)」は、単なる意見の相違を超え、社会的な規範や期待からの逸脱に対する抑圧の感情を伴う言葉です。特に、個人の自由や権利が尊重される現代社会においては、安易なdisapprovalは、多様性の否定や不寛容の表れとして批判の対象となることがあります。
歴史的に見ると、disapprovalは社会の秩序を維持するための重要な手段として機能してきました。例えば、中世ヨーロッパにおいては、教会や領主が人々の行動や思想を厳しく監視し、規範から逸脱した者には公然とdisapprovalを表明することで、社会の安定を図ろうとしました。この時代のdisapprovalは、しばしば罰や追放といった具体的な制裁と結びついており、個人の自由は大きく制限されていました。文学作品においても、例えばナサニエル・ホーソーンの『緋文字』では、姦通という罪を犯した女性が社会から激しいdisapprovalを受け、その烙印を押される様子が描かれています。この物語は、社会の規範意識と個人の尊厳との間の葛藤を描き出し、disapprovalが持つ暴力性を浮き彫りにしています。
現代社会においては、disapprovalの表し方はより多様化し、間接的なものへと変化しています。直接的な非難や攻撃は避けられ、代わりに、SNSでの炎上や、職場での陰湿な嫌がらせなど、目に見えにくい形でのdisapprovalが蔓延しています。また、政治的な文脈においては、特定の政策や指導者に対するdisapprovalが、デモや抗議活動といった形で表明されることもあります。近年では、環境問題や人種差別といった社会的な課題に対する意識の高まりから、企業や個人が倫理的な観点からdisapprovalを受けるケースも増えています。例えば、環境破壊につながる事業を行っている企業や、差別的な発言をした人物は、社会からの強い批判にさらされることがあります。
しかしながら、disapprovalは必ずしも否定的な意味を持つわけではありません。社会の進歩のためには、既存の価値観や制度に対する批判的な視点が不可欠であり、時には勇気を持ってdisapprovalを表明することが重要です。例えば、公民権運動においては、多くの人々が人種差別的な法律や慣習に対してdisapprovalを表明し、社会の変革を促しました。このように、disapprovalは社会の健全な発展に不可欠な要素であり、その表し方や受け止め方を常に問い直すことが重要です。重要なのは、disapprovalを表明する際に、相手の尊厳を尊重し、建設的な対話を試みることです。不寛容なdisapprovalは社会を分断するだけでなく、新たな差別や偏見を生み出す可能性があります。真に価値のあるdisapprovalは、共感と理解に基づいたものであり、より良い社会を築くための原動力となるはずです。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解
- 頻度と級・パート: 準1級以上で比較的頻出。1級でも出題の可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、倫理観など、やや硬めのテーマで登場しやすい
- 学習者への注意点・アドバイス: 名詞としての用法が中心。動詞 (disapprove) との区別、関連語 (approval) との対義語関係を意識。
- 出題形式: 主にPart 5, 6(短文穴埋め、長文穴埋め)
- 頻度と級・パート: Part 7(長文読解)でも稀に出題される。頻度は中程度。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの意見の相違、プロジェクトへの反対、提案の否決など
- 学習者への注意点・アドバイス: フォーマルな場面で使われることを意識。類義語 (objection, opposition) とのニュアンスの違いを理解。
- 出題形式: リーディングセクション
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出
- 文脈・例題の特徴: 研究論文、学術記事、歴史的背景など、論理的で抽象的な文脈
- 学習者への注意点・アドバイス: 文章全体の論理構造を把握する必要がある。同意・反論の議論展開の中で登場することが多い。
- 出題形式: 主に長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学ほど出題頻度が高い
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、倫理、哲学など、抽象度の高いテーマ
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。dis-という接頭辞の意味(否定)を理解しておくと役立つ。