consequently
第一音節に強勢があります。/ɑː/ は日本語の「ア」よりも口を大きく開けて発音する長母音です。/kw/ の部分は、唇を丸めて素早く「ク」と「ウ」を繋げるように発音します。最後の /li/ は、日本語の「リ」よりも曖昧な母音で、舌を軽く上あごにつけるように発音するとより自然になります。
結果として
ある事柄が原因となり、その後に起こる事柄を指し示す。フォーマルな文脈で、論理的な繋がりや因果関係を強調する際に用いられる。論文やビジネス文書でよく見られる。
I woke up late this morning. Consequently, I had to run to school.
今朝寝坊しました。その結果、学校まで走らなければなりませんでした。
※ 朝、目覚ましが鳴らず、焦って飛び起きる情景が目に浮かびますね。「寝坊した(原因)」から「学校まで走った(結果)」という、誰もが経験しそうな日常の出来事を表しています。consequentlyは「その結果」と、前の文で述べたことの原因を受け、その後の結果を説明する時に使われます。
It rained heavily all night. Consequently, the river rose quickly.
一晩中、激しい雨が降りました。その結果、川の水位が急に上がりました。
※ 窓の外でザーザーと雨が降り続く様子、そして翌朝、驚くほど水位が上がった川の光景が思い浮かびます。「大雨が降った(原因)」が「川の水位が上がった(結果)」に直接つながる、自然現象とその影響を客観的に伝える典型的な使い方です。ニュースや説明文でよく耳にする表現です。
He practiced his guitar every day. Consequently, he played the song perfectly.
彼は毎日ギターを練習しました。その結果、その曲を完璧に演奏しました。
※ 毎日コツコツとギターを練習する彼の姿、そしてついにステージや部屋で、努力の甲斐あって素晴らしい演奏を披露する感動的なシーンを想像できます。「毎日練習した(原因)」が「完璧に演奏できた(結果)」という、個人の努力が報われるポジティブな状況を表しています。このように、人の行動とその成果を繋げる際にも使えます。
必然的に
前述の事柄から論理的に導き出される結論や成り行きを示す。避けられない結果、という意味合いを含む。
He overslept this morning. Consequently, he missed the first train and was late for work.
彼は今朝寝坊しました。その結果、始発を逃し、仕事に遅刻しました。
※ 「あちゃー、寝坊しちゃった!」と焦る朝の情景が目に浮かびますね。目覚ましが鳴らず、急いで家を出たけれど、結局遅刻してしまったという、誰もが経験しそうな「原因と必然的な結果」を描写しています。「consequently」は、前の出来事が原因となり、必然的に次の結果が起こる、という論理的なつながりを強調する際に使われます。
She practiced the piano every day for months. Consequently, she won the first prize in the competition.
彼女は何ヶ月も毎日ピアノを練習しました。その結果、コンクールで優勝しました。
※ 毎日コツコツとピアノの練習を重ねる彼女の姿と、努力が実って優勝する喜びの瞬間が伝わってきますね。この例文では、継続的な努力(原因)が、素晴らしい結果(必然的な結果)へとつながったことを「consequently」が鮮やかに示しています。このように、ポジティブな結果を説明する際にもよく使われる表現です。
The heavy rain caused the river to swell. Consequently, the bridge was closed for safety.
大雨で川が増水しました。その結果、安全のために橋が閉鎖されました。
※ 豪雨で川が濁流となり、橋が通行止めになっている緊迫した状況が想像できます。ここでは「大雨で川が増水した」という自然現象(原因)が、「橋が閉鎖された」という必然的な結果を引き起こしたことを「consequently」が明確に表現しています。ニュースや報告書など、客観的な事実とその影響を伝える場面で非常に自然に使われます。
コロケーション
その結果、衰退が始まった
※ ビジネスや経済の文脈で、ある事象の結果として、数値や状況が悪化していく様子を説明する際に使われます。 "ensue" は「結果として起こる」という意味のややフォーマルな動詞で、"consequently" と組み合わせることで、客観的かつ冷静に状況を分析するトーンを出すことができます。例えば、「新製品の発売が遅れた。consequently, a decline ensued in quarterly profits.(新製品の発売が遅れた。その結果、四半期利益は減少した)」のように使います。口語よりは、レポートや論文など、記述的な文章でよく見られます。
その結果、私は〜せざるを得なかった
※ フォーマルな状況で、ある出来事の結果として、何かをする義務が生じたことを丁寧に説明する際に用いられます。「oblige」は「義務を負わせる」という意味で、受動態で使われることが多いです。例えば、「会議に遅刻した。Consequently, I was obliged to apologize to the CEO.(会議に遅刻した。その結果、私はCEOに謝罪せざるを得なかった)」のように使います。ビジネスメールや公式な文書でよく見られます。
その結果、年齢とともに...
※ 年齢を重ねるにつれて生じる変化や影響を説明する際に使われます。医学的な論文や、人生経験に関する記述など、ややアカデミックな文脈でよく用いられます。例えば、「運動不足が続いた。Consequently, with age, his joints became stiff.(運動不足が続いた。その結果、年齢とともに、彼の関節は硬くなった)」のように使います。 "with age" は、時間の経過に伴う変化を示す一般的な表現です。
その結果、その議論は崩壊する
※ 議論や理論の弱点や矛盾を指摘し、その結果として論理が成り立たなくなることを強調する際に使われます。学術的な論文や、論理的な分析を行う際に適しています。例えば、「前提が誤っている。Consequently, the argument collapses.(前提が誤っている。その結果、その議論は崩壊する)」のように使います。 "collapse" は、比喩的に「崩壊する」という意味で、議論や理論が根本から覆される様子を表します。
その結果、波及効果
※ ある出来事が連鎖的に他の事柄に影響を与える様子を指します。経済学や社会学の分野でよく用いられ、ある事象が広範囲に影響を及ぼす状況を表すのに適しています。例えば、「政策変更が行われた。Consequently, a ripple effect was observed throughout the industry.(政策変更が行われた。その結果、業界全体に波及効果が見られた)」のように使います。 "ripple effect" は、水面に石を投げ入れた時に波紋が広がる様子からきた比喩表現です。
その結果、今振り返ると
※ 過去の出来事を振り返り、その後の結果や影響を考慮して判断や評価をする際に使われます。過去の行動や決定が、現在にどのような影響を与えているかを考察する際に適しています。例えば、「若気の至りで無謀な投資をした。Consequently, in retrospect, it was a valuable lesson.(若気の至りで無謀な投資をした。その結果、今振り返ると、それは貴重な教訓だった)」のように使います。 "in retrospect" は、過去を振り返って考えることを意味する表現です。
使用シーン
学術論文や研究発表で頻繁に使用されます。特に、実験結果や調査結果を説明する際に、「実験の結果、Aという仮説が支持された。consequently、Bという結論が導き出される」のように、因果関係を明確に示すために用いられます。文語的な表現であり、客観性と論理性が求められる文脈で重要です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、フォーマルな場面で使われます。たとえば、「市場調査の結果、顧客満足度が低下していることが判明しました。consequently、新製品の開発戦略を見直す必要があります」のように、ある事象の結果として取るべき行動を述べる際に使用されます。口語的な会話ではあまり使いません。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などで見かけることがあります。「大雨が続いた。consequently、河川が氾濫し、多くの家屋が浸水した」のように、比較的深刻な事態の結果を伝える際に用いられることが多いです。普段の会話では、「だから」「その結果」のようなよりシンプルな表現が好まれます。
関連語
類義語
『それゆえに』『したがって』という意味で、論理的な結論や結果を導く際に用いられる。フォーマルな文脈や議論、学術論文などでよく見られる。 【ニュアンスの違い】『consequently』と同様に、前の文の内容が後の文の結果や結論であることを示すが、『therefore』はより直接的で、推論や因果関係を強調する傾向がある。『consequently』よりもややフォーマル。 【混同しやすい点】『therefore』は接続副詞であり、文と文を直接つなぐことはできない。接続詞(and, but, orなど)が必要。例えば、『It rained; therefore, the game was canceled.』のように使う。
『結果として』という意味で、ある行動や出来事から生じた結果を説明する際に使用される。ビジネス、学術、日常会話など幅広い場面で使える。 【ニュアンスの違い】『consequently』と非常に近い意味を持つが、『as a result』はより直接的な因果関係を示すことが多い。また、『consequently』よりも若干カジュアルな印象を与える。 【混同しやすい点】『as a result of』という形で原因を示す句を導くことができる。例えば、『As a result of the heavy rain, the river flooded.』のように使う。
『したがって』『それゆえに』という意味で、論理的な帰結や結論を示す際に用いられる。非常にフォーマルで、主に書き言葉や法律、哲学などの分野で使用される。 【ニュアンスの違い】『consequently』よりも格調高く、古風な印象を与える。日常会話ではほとんど使われず、学術的な文脈や格式ばった場面での使用が適切。 【混同しやすい点】現代英語では使用頻度が低く、不自然に聞こえる場合がある。特に口語では避けるべき。『therefore』の方が一般的。
『それゆえに』『このようにして』という意味で、ある行動やプロセスを経て得られた結果を示す際に用いられる。フォーマルな文脈、特に科学論文や技術文書でよく見られる。 【ニュアンスの違い】『consequently』よりも、プロセスや手順を経て得られた結果を強調するニュアンスがある。『thus』は、方法や手段を伴う結果に焦点を当てることが多い。 【混同しやすい点】『thus』は接続副詞であり、文と文を直接つなぐことはできない。例えば、『The experiment was conducted carefully; thus, the results were accurate.』のように使う。
『それに応じて』『その結果として』という意味で、ある状況や指示に対して適切な行動や対応を示す際に用いられる。ビジネスシーンや公式な文書でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『consequently』が単に結果を示すのに対し、『accordingly』は、結果を受けての行動や対応を伴うニュアンスが強い。指示や状況の変化に対する適切な対応を示す。 【混同しやすい点】『accordingly』は、前の文で示された指示や状況に対する適切な対応を示すため、単に因果関係を示す『consequently』とは異なる点に注意。
- ergo
『ゆえに』『したがって』という意味で、論理的な結論を導く際に用いられる。非常にフォーマルで、哲学や数学などの分野で使用される。 【ニュアンスの違い】『consequently』よりもさらに形式的で、学術的な議論や論文でしか見られない。日常会話ではまず使用されない。 【混同しやすい点】現代英語ではほとんど使われず、古めかしい印象を与える。また、ラテン語由来の単語であるため、英語ネイティブスピーカーでも意味を知らない人がいる。
派生語
『連続』や『順序』を意味する名詞。ラテン語の『sequi(続く)』に由来し、『consequently』の語源と共通。出来事や行動が時間的・論理的に連なっていることを指し、日常会話から学術論文まで幅広く使用される。ビジネスでは、プロジェクトの工程や手順を説明する際にも用いられる。
- sequential
『連続的な』、『順を追った』という意味の形容詞。『sequence』に形容詞化の接尾辞『-ial』が付いた形。一連のステップや段階が明確な順序で進行することを強調する際に用いられる。例えば、『sequential order(順序立てられた順番)』のように使われる。学術論文や技術文書で頻繁に見られる。
『結果』や『影響』を意味する名詞。『consequently』の直接的な名詞形であり、ある行動や出来事から生じる結果を指す。良い結果にも悪い結果にも使われる。日常会話、ビジネス文書、学術論文など、あらゆる場面で頻繁に使用される。
反意語
『最初に』や『初めに』という意味の副詞。『consequently』が結果や結論を示すのに対し、『initially』は物事の始まりや出発点を指し、時間的な順序において対立する。例えば、『Initially, we faced challenges; consequently, we adjusted our strategy.(最初は課題に直面したが、結果として戦略を調整した)』のように使われる。ビジネスや学術的な文脈で特に有用。
『元々は』や『当初は』という意味の副詞。『consequently』が結果や結論を示すのに対し、『originally』は物事の起源や初期状態を指し、時間的な変化において対立する。例えば、『Originally, the plan was different; consequently, it was revised.(当初、計画は異なっていたが、結果として修正された)』のように使われる。歴史、研究、ビジネスなど多様な文脈で使用される。
語源
"Consequently(結果として)"は、ラテン語の"consequi(追いかける、後に続く)"に由来します。"Consequi"は、"com-(共に)"と"sequi(続く)"という2つの要素から成り立っています。つまり、元々は「共に続く」という意味合いでした。この「続く」というイメージが、「ある事柄の後に必然的に起こる結果」という意味へと発展していったのです。日本語で例えるなら、「原因」という言葉の後に「結果」という言葉が続くように、"consequently"も原因と結果を結びつける役割を果たします。出来事や議論の流れの中で、前の事柄を受けて「結果として」何が起こるのかを示す際に用いられる、非常に論理的なつながりを強調する言葉です。
暗記法
「consequently」は、歴史や社会における重大な帰結を語る言葉。啓蒙思想が血なまぐさい革命を招いたように、理想と現実のギャップを皮肉に示唆します。企業倫理や環境問題では、短期的な利益追求が長期的な負の結果をもたらすことを批判的に分析。文学では、登場人物の運命を大きく変える転換点を告げ、人生の不確実性を象徴します。単なる因果関係を超え、人間の行動とその結末に対する深い洞察を促す、重みのある言葉なのです。
混同しやすい単語
『consequently』と『subsequently』は、どちらも「結果として」や「その後」といった意味合いを持ち、副詞として文脈上で類似した役割を果たすため、意味と用法で混同しやすい。しかし、『consequently』はより直接的な因果関係を、『subsequently』は時間的な前後関係を強調する傾向がある。また、スペルも似ているため、特に書き言葉で注意が必要。語源的には、『consequently』は「結果として」、『subsequently』は「次に続く」という意味合いを持つことを意識すると区別しやすい。
『consequently』と『frequently』は、どちらも副詞であり、語尾が '-ently' で終わるため、スペルが似ていると感じやすい。しかし、『frequently』は「頻繁に」という意味であり、頻度を表す点で『consequently』とは意味が大きく異なる。文脈をよく読み、意味の違いを理解することが重要。発音も異なるため、注意して聞く必要がある。
『consequently』と『consistently』は、どちらも副詞で、語頭が 'con-' で始まり、語尾が '-ently' で終わるため、スペルが非常に似ている。しかし、『consistently』は「一貫して」という意味であり、一貫性を表す点で『consequently』とは意味が異なる。発音も異なるため、注意して聞く必要がある。また、文脈をよく読み、意味の違いを理解することが重要。
『consequently』は「結果として」という意味の副詞ですが、『sequence』は「連続、順序」という意味の名詞です。スペルの一部が共通しており、関連性があるように感じられるかもしれませんが、品詞と意味が全く異なります。文脈の中でどちらの単語が適切かを判断するためには、品詞と意味の違いを明確に理解しておく必要があります。
『consequently』と『consist』は、語頭の 'con-' が共通しているため、スペルが似ていると感じやすい。しかし、『consequently』は副詞であるのに対し、『consist』は「~から成る」という意味の動詞であり、品詞が異なる。文法的な構造を理解することで、混同を防ぐことができる。例えば、『consist』は通常 'consist of' という形で使われる。
『consequently』と『contingency』は、スペルの一部が似ており、どちらも「con-」で始まるため、視覚的に混同しやすい。しかし、『consequently』は副詞で「結果として」という意味であるのに対し、『contingency』は名詞で「不測の事態、偶然性」という意味である。意味も品詞も異なるため、文脈に応じて適切な単語を選ぶ必要がある。発音も異なるため、音声で区別することも重要。
誤用例
日本人が『したがって』の意味で "consequently" を使う場合、接続詞のように文頭に置きがちですが、これは文法的に誤りです。"consequently" は副詞であり、正しくはセミコロン(;)で前文と区切るか、", consequently," のようにカンマで挟んで文中に挿入します。日本語の『〜、したがって〜』という構造に引きずられることが原因と考えられます。英語では、接続詞と副詞の区別が重要であり、それぞれの文法的な役割を理解する必要があります。
"consequently" は原因と結果の繋がりを論理的に示す際に使われます。 個人的な感情に対して使うと、不自然に聞こえます。ニュースを聞いて悲しいという感情は、直接的な反応であり、論理的な帰結ではありません。このような場合は、単純に "sad" や "saddened" を使うのが適切です。 日本語の『結果的に〜』という言葉が、感情を表す文脈でも使われるため、誤用しやすいと考えられます。英語では、感情表現はより直接的に表現される傾向があります。
"consequently" は、ある事実や行動が、別の事実や状況の論理的な結果であることを示す言葉です。愛情深いことが良い母親であることの直接的な原因である、という主張は、文化的価値観に依存しており、普遍的な論理的帰結とは言えません。ここでは "considered" (〜とみなされる) のような、より客観的な評価を示す言葉を使う方が適切です。日本人が「〜だから、結果として〜だ」という思考回路で文章を組み立てる際に、安易に "consequently" を使用してしまうことが原因と考えられます。
文化的背景
「consequently(結果として)」は、単なる因果関係の記述を超え、時に責任の所在や論理的な必然性を暗示し、重みのある結論を導き出す言葉として用いられます。特に、歴史的、政治的な文書や議論において、ある出来事や政策がもたらした重大な帰結を強調する際に、その影響の深刻さや不可避性を伝える役割を担ってきました。
例えば、18世紀の啓蒙思想の時代、哲学者たちは理性と科学に基づいた社会の構築を提唱しましたが、その理想がフランス革命という血なまぐさい現実を生み出したことは、「consequently」という言葉を通じて、皮肉な歴史の教訓として語られます。革命の理想は高邁であったものの、その結果は当初の意図とは大きく異なり、テロリズムと独裁政治へとつながったのです。この文脈において、「consequently」は、人間の行動が予測不能な結果をもたらす可能性、そして理想と現実の乖離を浮き彫りにします。
また、現代社会においては、企業倫理や環境問題に関する議論で「consequently」が頻繁に登場します。企業の短期的な利益追求が、環境破壊や社会的な不平等という長期的な負の結果をもたらすことは、「consequently」を用いて批判的に分析されます。例えば、「企業のコスト削減策が、consequently、地域の生態系に深刻な影響を与えた」という文脈では、単なる因果関係の記述を超え、企業責任の重さを強調するニュアンスが含まれます。この言葉は、社会的な責任を問い、行動の結果に対する深い考察を促す力を持っています。
さらに、「consequently」は、文学作品においても、登場人物の運命や物語の展開における重要な転換点を告げる言葉として用いられます。登場人物の選択や行動が、予期せぬ結果を招き、その後の人生を大きく変える場面で、「consequently」は、運命の皮肉さや人生の不確実性を象徴します。このように、「consequently」は、単なる因果関係の記述にとどまらず、歴史、社会、文学といった様々な分野において、人間の行動とその帰結に対する深い洞察を促す、重みのある言葉として用いられています。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、稀に語彙問題。ライティング(エッセイ)での使用も有効。
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。1級でも見られる。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな内容、論説文で原因と結果を示す際に用いられることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「therefore」「as a result」など、類似の接続副詞との意味の違いを理解しておく。ライティングで使用する際は、文脈に合った自然な使い方を心がける。
- 出題形式: Part 5 (短文穴埋め)、Part 6 (長文穴埋め)、Part 7 (長文読解)で出現。
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的頻出。Part 5, 6でも稀に出題される。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文書(Eメール、報告書など)で、原因と結果を説明する際に用いられる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「as a result」「therefore」など、類似表現との言い換えを覚えておく。文脈から適切な接続副詞を選ぶ練習をする。
- 出題形式: リーディングセクションで頻出。ライティングセクションでの使用も推奨される。
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで高頻度で出現。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな文章、特に科学、歴史、社会科学などの分野で、論理的な関係を示す際に用いられる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 複雑な文章構造の中で、文と文、段落と段落の関係性を理解する上で重要となる。同義語や言い換え表現を覚えておくと理解が深まる。
- 出題形式: 長文読解問題で頻出。内容一致問題、空所補充問題などで問われる可能性がある。
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題で頻繁に見られる。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、論説文など、論理的な展開を伴う文章で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈全体を理解し、前後の文との論理的な繋がりを把握することが重要。「therefore」「as a result」などの類似表現との違いを理解しておく。