thus
th の音は、舌先を上下の前歯で軽く挟んで息を出す有声音です。日本語にはない音なので、最初は意識的に練習しましょう。ʌ の音は、日本語の『ア』と『オ』の中間のような音で、口を少し開いて短く発音します。語尾の s は無声音で、息を出すように発音します。日本語のサ行とは少し異なります。
したがって
前の文脈から論理的な結論や結果を導くことを示す。フォーマルな文脈や論文でよく使われる。口語ではあまり使われない。
I forgot my umbrella this morning. Thus, I got completely wet in the sudden rain.
今朝、傘を忘れてしまいました。したがって、突然の雨でびしょ濡れになってしまいました。
※ この例文は、傘を忘れたという「原因」が、雨に濡れたという「結果」に直接つながる、誰にでも起こりうる日常の失敗を描いています。焦りや困った気持ちが伝わってきますね。「thus」は、前の文で述べられたことの論理的な結果を導くときに自然に使われます。
The little bird lost its mother. Thus, it was chirping sadly on the branch alone.
その小さな鳥は母親を失いました。したがって、枝の上で寂しそうに一人でさえずっていました。
※ この例文では、親を失ったひな鳥が、たった一人で悲しげに鳴いている情景が目に浮かびます。かわいそうな鳥の感情が伝わってきますね。「thus」は、このようにある状況(母親を失った)から必然的に導かれる行動や状態(寂しそうにさえずる)を説明するのに役立ちます。物語や自然の描写によく使われる表現です。
She practiced playing the piano every day. Thus, she performed perfectly at the concert.
彼女は毎日ピアノの練習をしました。したがって、コンサートでは完璧な演奏をしました。
※ この例文は、地道な努力が素晴らしい結果につながった感動的なシーンを描いています。彼女が毎日コツコツと練習し、本番でその成果を存分に発揮した喜びが伝わってきますね。「thus」は、目標に向かっての行動がどのような成果をもたらしたかを、論理的かつ簡潔に述べる際に非常に便利です。
このように
特定の方法や様式を示す。手順や説明を補足する際に用いられる。
The little bird flapped its wings quickly. Thus, it flew high into the sky.
小さな鳥は素早く羽ばたいた。こうして、空高く飛んでいった。
※ この文では、鳥が羽ばたくという動作(原因)が、空に飛ぶという結果につながっています。「thus」は、前の出来事が次の出来事を引き起こした、という関係を示します。まるで物語のワンシーンのように、鳥が一生懸命に飛ぶ姿が目に浮かびますね。
I felt very tired after running for an hour. Thus, I decided to take a short nap.
1時間走ってとても疲れた。だから、短い昼寝をすることにした。
※ ここでは、1時間走って疲れたという「原因」が、昼寝をするという「結果」につながっています。「thus」は、自分の体調や感情に基づいて、次にどう行動するかを決めたときに使うことができます。日常的によくある状況なので、イメージしやすいでしょう。
It started to rain heavily. Thus, we ran inside quickly to stay dry.
激しく雨が降り始めた。だから、私たちは濡れないように急いで中に駆け込んだ。
※ 突然の激しい雨という状況が、急いで建物の中に避難するという行動を引き起こしています。このように、「thus」は何か状況が起こり、それに対応する形で次の行動をとる場合にも使われます。急いでいる様子が伝わってきますね。
コロケーション
これまで、今までのところ
※ 「thus far」は、時間的な範囲を指定し、「現在まで」の状況や進捗を指すフォーマルな表現です。ビジネスシーンや学術的な文脈でよく用いられ、「これまでの研究成果」や「これまでのところ問題はない」のように使われます。類似表現に"so far"がありますが、"thus far"の方がより丁寧で客観的な印象を与えます。文頭や文末に置かれることが多いです。例:"Thus far, the project has been successful."(これまでのところ、プロジェクトは成功している)。
云々(うんぬん)、あれやこれや
※ "thus and such"は、具体的な詳細を省略する際に用いられるやや古風な表現です。「~とか~とか」のように、詳細をぼかして伝えるニュアンスがあります。日常会話よりも、やや文学的な文脈や、昔話のような語り口で使われることがあります。例えば、「彼はthus and suchな理由で遅刻した」のように使います。現代英語では、"and so on"や"and so forth"の方が一般的です。
そういうことだ、そういうわけで
※ "thus it is"は、結論や状況を簡潔に示すための表現です。やや硬い印象があり、フォーマルなスピーチや文章、または演劇などで用いられることがあります。「そういうことだ」と断定的に述べるニュアンスを持ちます。例えば、物語の結末で「Thus it is, the hero saved the day.」(そういうわけで、英雄は世界を救った)のように使われます。日常会話ではあまり使われません。
続いて~が起こった、その結果~となった
※ "thus ensued"は、ある出来事の結果として、次に何が起こったかを説明する際に用いられるフォーマルな表現です。文学的な文脈や歴史的な記述でよく見られ、出来事の連鎖を強調する効果があります。例えば、「The argument escalated, thus ensued a heated debate.」(議論がエスカレートし、その結果激しい討論となった)のように使われます。日常会話では"as a result"や"consequently"の方が一般的です。
そのように知らされて、上記のように通知されて
※ "thus informed"は、公式な通知や情報伝達の文脈で用いられる表現です。特に法律文書やビジネス文書でよく見られ、「上記の通り通知された」という意味合いを持ちます。例えば、「The defendant, thus informed, failed to appear in court.」(被告は、そのように通知されたにもかかわらず、法廷に出廷しなかった)のように使われます。やや形式ばった言い方で、日常会話ではほとんど使われません。
したがって~を証明する
※ "thus proving"は、ある事実や論理展開の結果として、特定の結論が証明されることを示す際に用いる表現です。学術論文や論理的な議論において、結論を導き出す際に使われます。例えば、「The experiment yielded consistent results, thus proving the hypothesis.」(実験は一貫した結果をもたらし、したがって仮説を証明した)のように使われます。日常会話ではあまり使われず、フォーマルな文脈に適しています。
使用シーン
学術論文や研究発表で頻繁に使用されます。「したがって」「それゆえに」という意味で、議論の結論や根拠を導く際に用いられます。例:『先行研究の結果は~を示唆しており、したがって、本研究では~という仮説を立てた』のように、論理的なつながりを明確にするために使われます。学生がレポートや論文を書く際にも重要な語彙です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、フォーマルな文脈で使用されます。会議の議事録や報告書で、「結果として」「それゆえに」という意味合いで、決定事項や行動の理由を説明する際に用いられます。例:『市場調査の結果、顧客ニーズは~であることが判明しました。したがって、新製品開発の方向性を~に修正します』のように、客観的な根拠に基づいた結論を示す際に適しています。
日常会話ではあまり使用されませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などのフォーマルな場面で目にすることがあります。例えば、ニュース記事で経済状況を分析し、『物価上昇が続いている。したがって、家計への負担が増加している』のように、因果関係を説明する際に使用されます。会話ではより口語的な表現(so, thereforeなど)が好まれます。
関連語
類義語
『それゆえに』『したがって』という意味で、論理的な結論や結果を導く際に使用される。フォーマルな場面や学術的な文脈でよく見られる。 【ニュアンスの違い】『thus』よりもフォーマルで、より客観的な結論を導く印象を与える。議論や論文で、前の文脈から必然的に導かれる結果を示す際に適している。 【混同しやすい点】日常会話ではやや硬い表現であり、くだけた会話では不自然に聞こえることがある。また、文頭で使用されることが多い。
『この理由から』『したがって』という意味で、時間的、論理的な結果を示す。非常にフォーマルで、法律文書や学術論文などで使用されることが多い。 【ニュアンスの違い】『thus』よりもさらに古風で、現代英語では使用頻度が低い。論理的なつながりを強調するが、日常会話ではほとんど使われない。 【混同しやすい点】現代英語では一般的ではないため、誤用を避けるためには、非常にフォーマルな文脈でのみ使用するのが安全。口語では避けるべき。
『その結果として』『必然的に』という意味で、ある行動や事柄の結果を強調する際に使用される。フォーマルな文脈で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】『thus』よりも結果に焦点を当て、原因と結果のつながりを明確に示す。より強い因果関係を示す場合に適している。 【混同しやすい点】原因と結果の関係が曖昧な場合には不適切。文脈によっては、やや大げさな印象を与えることがある。
『それに応じて』『そのように』という意味で、指示や条件に対する行動や対応を示す。ビジネスや公式な文脈でよく使用される。 【ニュアンスの違い】『thus』よりも指示やルールに従った行動を強調する。特定の基準や指示に基づいて行動する際に適している。 【混同しやすい点】単なる結果を示すのではなく、何らかの基準や指示に基づいた行動が必要。指示や基準が明示されていない場合には不適切。
『だから』『それで』という意味で、日常会話で頻繁に使用される。カジュアルな場面で、結果や結論を示す際に用いられる。 【ニュアンスの違い】『thus』よりも非常にカジュアルで、インフォーマルな会話に適している。フォーマルな文脈では不適切。 【混同しやすい点】フォーマルな文書や学術論文では使用を避けるべき。文脈によっては、やや乱暴な印象を与えることがある。
- ergo
『それゆえに』という意味で、哲学や数学などの論理的な文脈で使われる。非常にフォーマルで、厳密な論理的帰結を示す。 【ニュアンスの違い】『thus』よりもさらに限定的な文脈で使用され、日常会話ではほとんど使われない。厳密な論理展開を必要とする場合にのみ適している。 【混同しやすい点】現代英語ではほとんど使用されないため、誤用を避けるためには、非常に専門的な文脈でのみ使用するのが安全。口語では完全に不適切。
派生語
『それゆえに』という意味の接続副詞。thus(それゆえに) + for(〜のために) + there(そこに)が組み合わさり、『その理由・原因に基づいて』という因果関係を示す。論文やフォーマルな文章で頻繁に使用され、口語ではやや硬い印象を与える。
- insomuch
『〜である限り』『〜なので』という意味の接続詞。in (〜において) + so (そのように) + much (多く) が組み合わさり、『それほどまでに』という程度や範囲を示す。古風な表現で、現代英語では使用頻度が低いが、法的文書や格式ばった文脈で見られることがある。
『そのような』という意味の形容詞・代名詞。語源的に『thus』と関連し、『特定の方法で』『指定された種類で』という意味合いを持つ。日常会話からビジネス、学術論文まで幅広く使用され、文脈によって意味が微妙に変化する。
反意語
『〜にもかかわらず』という意味の接続詞。though(〜だけれども)にal-(強調)が付き、譲歩を表す。thusが結果・結論を導くのに対し、althoughは予想される結果に反する事柄を提示する点で対照的。日常会話や文章で頻繁に使用される。
『〜にもかかわらず』という意味の前置詞。元々は『軽蔑する』という意味から派生し、『重要でないものとして扱う』というニュアンスを含む。thusが理由や根拠を示すのに対し、despiteは障害や困難があっても、ある行動や結果が生じることを強調する。
『逆に』『反対に』という意味の副詞。converse(逆の)に-lyが付いた形。thusがある事柄から順当な結論を導くのに対し、converselyは議論や状況の方向性を真逆にする。学術的な議論や論理的な文章でよく用いられる。
語源
"Thus」は、古英語の「þus」(このように、そのように)に由来します。これは、さらに遡るとゲルマン祖語の「*þus」(そのように)に起源を持ちます。この語は指示代名詞「*þat」(英語の「that」に相当)に関連しており、「そのように」という指示的な意味合いを含んでいます。つまり、「thus」は、何かを指し示し、それに続く行動や結果が「そのように」起こることを示す言葉として発展しました。日本語で例えるなら、「かくして」や「斯くの如く」といった古風な表現に近いニュアンスを持ち、ある事柄を受けて、必然的な結果や結論を導き出す際に用いられます。現代英語では、よりフォーマルな文脈や文章で使用される傾向があります。
暗記法
「Thus」は、法廷の判決や学術論文の結論のように、議論の頂点を飾る厳粛な宣言。聖書や古典哲学では、神の意志や自然の摂理といった、絶対的な真理を導き出す際に用いられ、運命的な結論を示唆します。シェイクスピア悲劇では、主人公の破滅的な結末を強調し、物語のテーマを象徴。現代ではフォーマルな場面で論理的結論を強調し、プレゼンや報告書で説得力を高めます。単なる接続詞を超え、思考と表現を支える言葉なのです。
混同しやすい単語
『thusly』は、古風な表現で『このように』という意味ですが、現代英語ではほとんど使われません。『thus』に接尾辞 '-ly' がついているため、副詞だと誤解されやすいですが、『thus』自体が副詞として十分に使えます。無理に『thusly』を使う必要はありません。
『thus』と『this』は、どちらも指示語として使われますが、意味が大きく異なります。『this』は『これ』という意味で、具体的な名詞を指すのに対し、『thus』は『したがって』という意味で、前の文脈を受けて結論や結果を示す接続副詞です。発音も似ていますが、文脈で判断しましょう。
『thus』と『though』は、どちらも接続詞として使われますが、意味が異なります。『though』は『〜だけれども』という意味で、逆説的な内容を導入します。スペルも似ていますが、'gh' の部分が発音されないのが特徴です。発音記号も異なり、『thus』は /ðʌs/、『though』は /ðoʊ/ です。
『fuss』は『騒ぎ』『大騒ぎする』という意味の名詞または動詞です。発音は『thus』と似ていますが、意味は全く異なります。スペルも 'u' の後に 'ss' が続く点が異なります。『Don't make a fuss!(騒がないで!)』のように使われます。
『thirst』は『喉の渇き』という意味の名詞です。スペルは似ていますが、母音が異なります。『thus』の /ʌ/ に対して、『thirst』は /ɜː/ の音です。発音を意識して区別しましょう。例えば、『I have a thirst.(喉が渇いた)』のように使います。
『these』は『これら』という意味の指示代名詞で、『this』の複数形です。『thus』とはスペルも発音も似ていますが、意味が全く異なります。『these』は /ðiːz/ と発音し、母音の長さが異なります。文脈でどちらを指しているのかを判断する必要があります。
誤用例
「thus」は「したがって」という意味で使えますが、「therefore」よりもフォーマルで、論文や法律文書のような硬い文脈に適しています。日常会話や、少しくだけたビジネスメールなどでは、「therefore」の方が自然です。日本人は、学校英語で「したがって」=「thus」と覚えがちなため、無意識に「thus」を選んでしまいがちですが、相手に堅苦しい印象を与えてしまう可能性があります。日本語の「〜と思います」という謙譲語的な表現を英語に直訳しようとする際に、フォーマルな「thus」を選んでしまう傾向があるのかもしれません。より自然な英語では、状況に応じて「therefore」, 「so」, 「that's why」など、より口語的な表現を選ぶことが大切です。
この文脈では、「thus」は「そのようなわけで」という意味で使おうとしていると考えられますが、英語では不自然です。「thus」は原因と結果を結びつける際に使われ、人の感情を強調するのには適していません。日本人は「〜なわけで」という曖昧なニュアンスを「thus」で表現しようとしがちですが、英語では感情を直接的に表現する方が自然です。「very」や「extremely」などの強調副詞を使うか、「He was taken aback to see her.(彼は彼女を見て驚いた)」のように別の表現を使う方が適切です。日本語の曖昧さを英語に直訳しようとすると、不自然な英語になる典型的な例です。
「thus」は「したがって」という意味合いが強く、感謝の言葉の前に置くと、やや事務的で冷たい印象を与えてしまいます。ビジネスシーンで感謝を伝える場合は、「therefore」や「so」を使う方が、より丁寧で人間味のある印象になります。日本人は、相手に失礼のないように、丁寧な言葉遣いを心がけるあまり、形式的な「thus」を選んでしまいがちですが、英語では状況に応じた適切な表現を選ぶことが大切です。感謝の気持ちを伝える場合は、「Thank you very much for your cooperation.」のように、感謝の気持ちをストレートに伝える方が効果的です。
文化的背景
「Thus」は、単なる接続詞としてだけでなく、フォーマルな文脈において、論理的な必然性や結論の重みを強調する役割を担ってきました。それはまるで、法廷での判決や学術論文の結論のように、議論の積み重ねの頂点を示す、厳粛な宣言のような響きを持っています。
歴史を振り返ると、「thus」は、哲学や宗教の分野で、神の意志や自然の摂理といった、動かしがたい真理を導き出す際に頻繁に用いられてきました。例えば、聖書や古典哲学の翻訳においては、「神は光あれと言われた。Thus, 光があった」のように、絶対的な創造の瞬間や、論理的帰結を強調するために使用されています。この用法は、単に理由と結果を結びつけるだけでなく、その結論が覆すことのできない、運命的なものであることを示唆しています。
また、文学作品においては、「thus」は登場人物の運命や物語のクライマックスを飾る重要な要素として登場します。シェイクスピアの悲劇では、主人公の破滅的な行動の後に「Thus ends his tragic reign(かくして彼の悲劇的な支配は終わる)」と語られることで、避けられなかった結末を強調し、読者に深い感慨を与えます。このように、「thus」は単なる接続詞を超え、物語全体のテーマや登場人物の運命を象徴する言葉として機能することがあります。
現代英語においては、「thus」はフォーマルな場面や学術的な文脈で使用される傾向が強く、日常会話ではやや硬い印象を与えることがあります。しかし、その根底にある「必然性」や「結論の重み」といったニュアンスは、依然として健在です。ビジネスシーンにおいては、プレゼンテーションや報告書などで、論理的な結論を強調するために効果的に使用することができます。「Thus, we can conclude that this strategy is the most effective(したがって、この戦略が最も効果的であると結論づけられます)」のように、データや分析に基づいた結論を明確に示すことで、説得力を高めることができます。このように、「thus」は時代や文脈を超えて、論理的な思考と表現を支える重要な役割を果たし続けているのです。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題。稀にライティング(エッセイ)でも使用。
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。1級、準1級の長文読解でよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな内容、論説文、説明文などで原因と結果を示す文脈で登場しやすい。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「したがって」「それゆえに」の意味を理解し、前後の文脈から論理的なつながりを把握することが重要。類義語(therefore, hence, consequently)との使い分けも意識する。
- 出題形式: 主に長文読解(Part 7)。稀に短文穴埋め問題(Part 5)でも出題。
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的頻出。ビジネス文書(メール、レポートなど)でよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンにおける原因と結果、提案と結論などを示す文脈で登場しやすい。
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネス文書特有の言い回しに慣れておくことが重要。類義語(therefore, as a result)との違いを理解し、文脈に合った適切な語を選択できるようにする。
- 出題形式: 主にリーディングセクション。ライティングセクションでも使用可能。
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで頻出。アカデミックな内容の文章でよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: 科学、歴史、社会学など、アカデミックな分野における論理展開を示す文脈で頻繁に登場。
- 学習者への注意点・アドバイス: アカデミックな文章における論理構造を理解することが重要。パラフレーズ(言い換え)のパターンを把握し、文脈から正確な意味を推測できるようにする。類義語との微妙なニュアンスの違いも意識する。
- 出題形式: 主に長文読解。記述問題(和訳、内容説明)の対象となることもある。
- 頻度と級・パート: 難関大学の長文読解で頻出。標準的な大学でも出題される可能性がある。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、論説文、物語文など、幅広いジャンルの文章で登場する可能性がある。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈全体を把握し、「thus」が示す論理的なつながりを理解することが重要。和訳問題では、自然な日本語で意味を表現できるように練習する。類義語との置き換えも意識する。