condemn
第2音節にアクセントがあります。/ə/ は曖昧母音で、口を軽く開けて弱く発音します。最後の /m/ は唇をしっかり閉じて発音し、鼻に響かせることを意識しましょう。日本語の『ン』のように口を開けたまま発音しないように注意してください。
専門的な内容に関するご注意
このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。
非難する
公に、または強く非難する。道徳的、倫理的な観点から間違いや不正を指摘し、責任を追及するニュアンスを含む。報道、声明、裁判などで使われる。
She condemned his rude behavior toward the elderly woman.
彼女は、お年寄りに対する彼の失礼な態度を非難しました。
※ この例文では、誰かが他人の「行動(behavior)」を強く非難する場面を描いています。お年寄りへの失礼な態度という具体的な状況が、非難する側の強い怒りや失望といった感情を伝えます。個人的な感情を込めて、間違った行いを「許せない」という気持ちを表現する際に使えます。
The mayor condemned the recent acts of violence in the city.
市長は、市内で起きた最近の暴力行為を非難しました。
※ この例文は、公的な立場にある人物(市長)が、社会的な問題(暴力行為)に対して公式に「非難声明を出す」という、ニュースなどでよく見かける典型的な使い方です。特定の事件や状況について、その行為を許さないという強い姿勢を示す際に使われます。'condemn + 名詞(行為・事柄)' の形がよく使われます。
Many people condemned the company's decision to pollute the river.
多くの人々が、会社が川を汚染するという決定を非難しました。
※ この例文は、倫理的に問題のある「決定(decision)」や「行為」に対して、多くの人々が道徳的な立場から強く反対し、非難する状況を示しています。企業や組織の行動が社会的に許容できないと判断された時に、世論が強く非難する様子が目に浮かびます。'condemn + 名詞 + to do...' のように、ある行為をすることを非難する形も一般的です。
宣告する
法的な判決として、刑罰や有罪を言い渡す。裁判所での判決や、それに準ずる状況で用いられる。単に悪いと判断するだけでなく、公式な決定として罪を定める意味合いが強い。
The parents strongly condemned their son's violent behavior at school.
両親は、学校での息子の暴力的な行動を強く非難しました。
※ この例文は、誰かの行動や考えを公に『強く非難する』場面を描いています。親が子どもの悪い行いを厳しく咎める、感情がこもったシーンが目に浮かびますね。condemnは、間違いを容認できないという強い気持ちを表す時によく使われます。
The court condemned the man for the serious crime he committed.
裁判所は、彼が犯した重大な罪でその男を有罪としました。
※ この例文は、法廷で『有罪を宣告する』というcondemnの典型的な使い方です。裁判官や裁判所が、罪を犯した人に対して正式に判決を下す場面で使われます。非常に重い意味を持つ、法的な文脈でよく耳にする表現です。
The old building was condemned because it was no longer safe for people to live in.
その古い建物は、もはや人が住むのに安全ではないと宣告されました。
※ この例文では、建物などが老朽化や危険性のため『使用不可と宣告される』状況を表しています。公的に使ってはいけないと判断される場合に使われます。例えば、古い橋や家屋が危険な状態になった時に、このように表現されます。
見捨てる
(運命などが)人や物を悪い状況に陥らせる。滅多に使われない用法だが、比喩的に「運命に見放される」といったニュアンスで用いられることがある。
The old, empty house was condemned last year.
その古く空っぽの家は、昨年、取り壊しと宣告されました。
※ この例文では、建物が老朽化や危険のために「使用不可」と判断され、誰も住まなくなり、取り壊しを待つような、まさに「見捨てられた」情景が目に浮かびます。
His past mistakes condemned him to a life of regret.
彼の過去の過ちが、彼を後悔だらけの人生に追いやりました。
※ 「condemn A to B」の形で、「AをBという運命に追いやる」という意味で使われます。ここでは「過去の過ち」が、彼を「後悔の人生」という望ましくない運命に「見捨てて」追いやった、という状況を描いています。
Their lack of effort condemned the team to defeat.
彼らの努力不足が、チームを敗北へと追いやりました。
※ この例文では、「努力不足」という行動が、チームを「敗北」という避けられない結果に「見捨てた」かのように導いたことを示します。残念な結果が目の前にある情景を想像できます。
コロケーション
完全に非難する、全面的に否定する
※ 「outright」は「完全に」「率直に」という意味の副詞で、「condemn」を強調します。一部ではなく全体を、また、躊躇なく明確に非難するニュアンスがあります。例えば、不正行為や差別的な発言など、道徳的に許容できない行為に対して、強い非難の意を示す際に用いられます。フォーマルな場面や報道などでよく見られます。
明確に非難する、疑いの余地なく非難する
※ 「unequivocally」は「疑いの余地なく」「明白に」という意味の副詞で、「condemn」を修飾し、その非難の強さを強調します。曖昧さを排除し、一切の留保なしに非難するという強い意志を示します。政治的な声明や公式な文書などで、強い非難の意を伝えるために使われます。例えば、国際法違反や人道に対する罪などを非難する際に用いられます。
死刑を宣告する
※ 法的な文脈で用いられる表現で、裁判所が被告人に対して死刑判決を下すことを意味します。「to death」は「死に至るまで」という意味合いを持ち、刑罰の重さを表しています。単に「非難する」という意味合いではなく、法的な手続きを経て決定された刑罰であることを示します。死刑制度が存在する国において、重大な犯罪に対する判決として用いられます。倫理的な議論を伴うことが多い表現です。
広く非難されている、多くの人々から非難されている
※ 「widely」は「広く」「多くの人に」という意味の副詞で、「condemned」を修飾し、非難の広がりを示します。特定の行為や政策が、社会全体または国際社会から広く非難されている状況を表します。例えば、人権侵害や環境破壊など、倫理的に問題のある行為に対して用いられます。ニュース報道や論説などでよく見られます。
(建物が)使用禁止になる、取り壊しが決定する
※ この用法は、建物が老朽化や損傷によって安全基準を満たさなくなった場合に、当局がその使用を禁止することを意味します。単に「非難する」という意味ではなく、法的・行政的な措置として建物の使用を禁じるという、より具体的な意味合いを持ちます。例えば、地震で大きな被害を受けた建物や、アスベストなどの有害物質が含まれている建物に対して用いられます。
(人を)〜の人生に貶める、〜の人生を送らせる
※ この表現は、ある行動や状況が、誰かを不幸な状態や困難な状況に陥らせることを意味します。例えば、「condemn someone to a life of poverty(貧困の人生を送らせる)」のように、社会的な不正や不平等が、人々を望まない境遇に追い込む状況を表します。比喩的な表現で、文学作品や社会問題に関する議論などで用いられます。
皮肉を込めて褒める、遠回しに非難する
※ 「faint praise」は「かすかな褒め言葉」という意味で、一見褒めているように見えて、実は批判的な意図が込められていることを指します。「condemn with faint praise」は、直接的な批判を避けながら、遠回しに相手を非難する表現です。例えば、能力の低い人物を褒める際に、「まあ、頑張ったね」と言うような場合が該当します。皮肉やユーモアを交えた表現として用いられます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、倫理的な問題や社会問題に対する批判的な議論を行う際に使用されます。例えば、ある政策を「人権を侵害するものとして非難する」場合や、過去の研究における誤りを「データ操作を非難する」といった文脈で使われます。文語的な表現が中心です。
ビジネスシーンでは、公式な文書や報告書で不正行為や倫理違反を指摘する際に用いられます。例としては、監査報告書で「会計処理の不正を非難する」場合や、社内規定違反に対して「懲戒処分を宣告する」といった状況が考えられます。日常会話ではほとんど使用されません。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース報道やドキュメンタリー番組などで、犯罪行為や社会的な不正に対する強い非難を表す際に用いられることがあります。例えば、「テロ行為を非難する」といった文脈です。また、裁判の判決などで「有罪を宣告する」という意味で使用されることもあります。
関連語
類義語
公然と非難する、糾弾する。多くの場合、道徳的または倫理的な観点から強く非難する際に用いられる。政治的な声明や公式な場面でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも公的な非難のニュアンスが強く、道徳的な不正や不当な行為に対する強い反発を示す。感情的な要素を含む場合もある。 【混同しやすい点】"denounce"は、しばしば特定の人物や団体、政策など、具体的な対象を伴う。一方、"condemn"はより一般的な行為や状況を非難することができる。
公式に非難する、譴責する。多くの場合、権威ある立場からの公式な非難を意味する。議会や委員会など、公式な組織による決定として用いられる。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも公式で形式的な非難であり、法的な意味合いを含む場合もある。個人的な感情よりも、組織的な判断に基づく非難を意味する。 【混同しやすい点】"censure"は、しばしば公式な記録に残る。また、"censure"は、より軽い非難の形式として、"condemn"よりも寛容な処置として用いられる場合もある。
批判する、批評する。欠点や問題点を指摘する。日常会話から学術的な議論まで、幅広い場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも強い感情を伴わない、より客観的な評価や意見の表明を意味する。必ずしも非難する意図を持つとは限らない。 【混同しやすい点】"criticize"は、必ずしも否定的な意味合いを持つとは限らない。建設的な批判(constructive criticism)のように、改善を促す意図で用いられる場合もある。
たしなめる、叱責する。誤りや過ちを指摘し、改善を促す。多くの場合、親や教師など、権威ある立場からの軽い非難を意味する。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも穏やかな非難であり、愛情や配慮が込められている場合がある。個人的な関係性の中で用いられることが多い。 【混同しやすい点】"reprove"は、しばしば個人的な忠告や助言を伴う。また、"reprove"は、よりフォーマルな場面では"rebuke"という語が用いられる。
呪う、ののしる。強い怒りや嫌悪感を表現する際に用いられる。日常会話では、軽い不満や驚きを表す際にも用いられる。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも感情的な表現であり、しばしば宗教的な意味合いを含む。強い怒りや絶望感を表現する際に用いられる。 【混同しやすい点】"damn"は、しばしば間投詞として用いられる(例:Damn it!)。また、"damn"は、よりフォーマルな場面では不適切とされる。
嘆き悲しむ、遺憾に思う。不幸な出来事や状況を嘆き、悲しむ際に用いられる。ニュース記事やフォーマルなスピーチなどで用いられる。 【ニュアンスの違い】"condemn"よりも感情的な要素が強く、悲しみや失望感を伴う。倫理的な非難よりも、状況の悪化に対する嘆きを表す。 【混同しやすい点】"deplore"は、しばしば受動態で用いられる(例:It is deplored that...)。また、"deplore"は、より文学的な表現として用いられる場合もある。
派生語
「condemn」から派生した名詞で、「非難」「有罪判決」といった意味を表します。動詞「condemn」の行為や状態を指し示す抽象名詞化です。報道記事や法律文書など、公式な文脈でよく用いられます。名詞化によって、行為そのものやその結果を客観的に記述する際に便利です。
- condemnatory
「condemn」に性質を表す接尾辞「-atory」が付いた形容詞で、「非難的な」「断罪的な」という意味を持ちます。ある言動や状況が非難に値することを示す際に使用され、特に意見や声明などを修飾する際に用いられます。学術論文や論説などで、強い批判的立場を表明する際に役立ちます。
- damnation
「condemn」と語源を共有する「damn」から派生した名詞で、「破滅」「地獄落ち」といった意味を持ちます。「condemn」が法的な意味合いを含むのに対し、「damnation」は宗教的な、より重い意味合いを持ちます。文学作品や歴史的な文書で、道徳的な堕落や永遠の罰を強調する際に用いられます。
反意語
「condemn」が非難や有罪判決を下すことを意味するのに対し、「praise」は賞賛や称賛を表します。日常会話から公式な場面まで幅広く使用され、特定の行為や性質を肯定的に評価する際に用いられます。特に、努力や成果を認める文脈で「condemn」との対比が明確になります。
「condemn」が反対や拒否を示すのに対し、「approve」は承認や賛成を表します。計画や提案、行動などに対して用いられ、公式な許可や支持を与える際に使用されます。ビジネスや政治的な文脈で、「condemn」が却下や否認を示すのに対し、「approve」は受け入れや許可を意味します。
「condemn」が有罪を宣告することを意味するのに対し、「exonerate」は無罪を証明する、または責任を免除することを意味します。法的な文脈で特に重要であり、誤って非難された人を解放する際に用いられます。「condemn」が罪を確定させるのに対し、「exonerate」は潔白を証明します。
語源
"Condemn」は、ラテン語の「condemnare(有罪とする、非難する)」に由来します。これは、「com-(共に、完全に)」と「damnare(損害を与える、非難する)」という二つの要素から構成されています。「damnare」はさらに、「damnum(損害、損失)」という名詞から派生しました。つまり、もともとは「損害を与えることによって完全に非難する」というニュアンスを持っていました。現代英語では、「非難する」「宣告する」「見捨てる」といった意味合いで使用されますが、根底には「damnum(損害)」の概念が残っており、何らかの形で相手に不利益を与える、あるいはそのように宣告するという意味合いが含まれています。たとえば、建物の老朽化で「condemned(使用禁止)」になる、という使われ方は、建物が損害を受けて使用に適さない状態である、という語源的な意味合いを反映しています。
暗記法
「condemn」は単なる非難ではない。中世では異端審問で「有罪」を宣告し、社会からの追放を意味した。ダンテの『神曲』では永遠の断罪が描かれ、シェイクスピア劇では罪深き行為が糾弾される。現代では、国際社会が国家の不正を「condemn」し、制裁の根拠となる。社会の道徳規範からの逸脱に対する、強い拒絶の表明。不正を許さぬ、人類の正義と良心の象徴なのだ。
混同しやすい単語
『condemn』とスペルが似ており、意味も軽蔑するという点で関連があるため混同しやすい。『contemn』は法的な非難ではなく、軽蔑や侮辱の意味合いが強い古語的な単語。現代英語ではあまり使われないが、文学作品などで見かけることがある。
語頭の 'con-' が共通しており、スペルも似ているため混同しやすい。『confirm』は『確認する』という意味で、非難する意味合いの『condemn』とは大きく異なる。発音もアクセントの位置が異なるため注意が必要(condemn: con-DEMN, confirm: con-FIRM)。
スペルが似ており、特に語尾が同じ '-emn' で終わるため、視覚的に混同しやすい。『content』は『内容』や『満足している』という意味で、名詞と形容詞の用法がある。発音も異なる(condemn: con-DEMN, content: CON-tent)。
『condemn』とスペルの一部が似ており、特に語頭の 'con-' が共通しているため、視覚的に混同しやすい。『console』は『慰める』という意味で、発音も異なる(condemn: con-DEMN, console: con-SOLE)。
発音が若干似ている可能性があり、特に語尾の鼻音(/m/ または /n/)が共通するため、聞き取りにくい場合がある。『deem』は『思う』や『見なす』という意味で、法的な判断や評価に関連する文脈で使われることがあるため、『condemn』と意味の関連性もわずかに存在する。ただし、非難の意味合いはない。
『condemn』と同様に、強い非難や呪いの意味合いを持つため、意味の面で混同しやすい。しかし、発音とスペルは大きく異なる。『damn』は元々、永遠の罰を受けることを宣告するという意味合いがあり、『condemn』と語源的に関連がある(どちらもラテン語の『damnare』に由来)。ただし、現代英語では『damn』はより口語的で強い感情表現に使われることが多い。
誤用例
『Condemn』は『非難する』『有罪判決を下す』という意味合いが強く、単なる意見の相違を表すには強すぎます。日本語の『批判する』を安易に当てはめると、相手を強く否定するニュアンスが伝わり、不適切な場合があります。より穏やかな表現である『disagree with』を使う方が、意見の相違を伝えつつ相手への敬意を示すことができます。日本人は相手との調和を重んじる文化から、直接的な批判を避けがちですが、英語では意見の相違を明確にしつつも礼儀を保つ表現を選ぶことが重要です。
『Condemn』を建物に対して使う場合、『(使用に適さないと)宣告する』という意味になりますが、これは通常、構造的な欠陥や安全上の問題など、より深刻な理由がある場合に限られます。単に『古い』という理由で使用すると、大げさな印象を与えます。『deem unfit』のような表現を使う方が、より客観的で専門的なニュアンスを伝えることができます。日本人が『老朽化』という言葉から連想しがちな『condemn』は、英語ではより強い法的・倫理的な非難を含むため、注意が必要です。
『Condemn』は『刑を宣告する』という意味合いが強く、運命や状況によって貧困に甘んじる、あるいは諦めるというニュアンスを表現するには不適切です。この文脈では、『resigned to』を使うことで、受け入れざるを得ない状況を穏やかに表現できます。日本人は、困難な状況を運命として受け入れるという考え方を持つことがありますが、英語では、より主体的な姿勢や希望を失わないニュアンスが好まれる場合があります。『condemn』は、より強い非難や絶望感を表すため、慎重に使う必要があります。
文化的背景
「condemn」(非難する、有罪判決を下す)は、単なる行為の否定以上の意味を持ち、社会的な規範や道徳からの逸脱に対する強い拒絶を表明する言葉です。それは、個人または集団が共有する価値観を侵害したと見なされた際に、社会的な制裁として宣告される重い言葉なのです。
中世ヨーロッパにおいて、「condemn」は宗教的な意味合いを強く帯びていました。異端者や魔女とされた人々は、教会裁判によって「condemn」され、火あぶりの刑に処されることもありました。この時の「condemn」は、単なる有罪判決ではなく、神の意志に反する存在として社会から排除されることを意味しました。ダンテの『神曲』地獄篇では、生前に罪を犯した人々が地獄で永遠に「condemn」される様子が描かれており、この言葉の持つ重みが強調されています。また、シェイクスピアの戯曲にも頻繁に登場し、例えば『ハムレット』では、クローディアス王の罪深さが「condemn」されるべき対象として描かれています。
現代においても、「condemn」は政治的な文脈でしばしば用いられます。国際社会が特定の国家の行為を「condemn」する場合、それは単なる批判ではなく、国際法や人道に対する重大な違反を指摘し、制裁や圧力を加える根拠となることがあります。例えば、戦争犯罪や人道に対する罪は、国際刑事裁判所によって「condemn」され、加害者は裁かれることになります。また、テロ行為や人権侵害など、道徳的に許容できない行為も強く「condemn」されます。この言葉は、社会の良心と正義を代表するものであり、不正に対する断固たる姿勢を示すものなのです。
このように、「condemn」は時代や文化を超えて、道徳的な規範からの逸脱に対する強い拒絶を意味する言葉として存在し続けています。それは、社会が共有する価値観を守り、不正を許さないという強い意志の表れであり、単なる非難以上の重みを持つ言葉なのです。この言葉を理解することは、私たちがどのような価値観を大切にし、どのような行為を許容しない社会を築きたいのかを考える上で、重要な手がかりとなるでしょう。
試験傾向
準1級以上で出題される可能性があり、主に長文読解で登場します。まれに語彙問題で類義語選択として問われることもあります。環境問題や社会問題といったテーマで、倫理的な非難や批判の意味合いで用いられることが多いです。派生語(condemnationなど)も合わせて覚えておきましょう。
TOEICでは、Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解問題)で登場する可能性があります。ビジネスシーンにおける不祥事や法的責任に関する文脈で、不正行為や違反行為を非難する意味合いで使われることが多いです。関連語句(penalty, sanctionなど)との関連性も意識しましょう。
TOEFL iBTのリーディングセクションで、アカデミックな文章の中で登場します。科学、社会科学、歴史などの分野で、倫理的、道徳的な非難や批判の意味合いで用いられることが多いです。議論展開における著者の立場を理解するために、condemnが使われている文脈を正確に把握することが重要です。
難関大学の入試で出題される長文読解で登場する可能性があります。社会問題、歴史、文学など様々なテーマで、倫理的な非難や批判、あるいは法的宣告といった意味合いで用いられます。文脈から意味を推測する力と、類義語(criticize, denounceなど)との使い分けを意識しましょう。