altogether
第2音節にアクセントがあります。最初の 'ɔːl' は、日本語の「オー」よりも口を丸めて発音し、少し長めに伸ばします。'tə' の 't' は、母音に挟まれているため、軽くはじくように発音するとより自然です。最後の 'ðər' は、舌先を上下の歯で軽く挟んで発音する有声摩擦音です。日本語の「ザ」とは異なり、喉を震わせる音を意識しましょう。
完全に
全体をまとめて、漏れなく、という意味合い。程度や範囲を強調する際に使われることが多い。(例: altogether different = 全く違う)
I painted my old room, and it felt altogether new and bright.
古い部屋を塗り直したら、すっかり新しくて明るい部屋になったように感じました。
※ 長年住んだ部屋を自分で塗り直した達成感と、その変化に驚く気持ちが伝わる場面です。「altogether」は、部屋が「完全に」「すっかり」新しい雰囲気になったことを強調しています。まるで別世界になったかのような劇的な変化を表す時にぴったりです。
After working all day, I felt altogether tired and just wanted to sleep.
一日中働いた後、私はすっかり疲れてしまい、ただ眠りたかったのです。
※ 朝から晩まで仕事に打ち込み、心身ともに「完全に」疲れ果てた状態を表しています。もう何も手につかず、横になることだけを願うような、共感できる疲労感を「altogether」が効果的に強調しています。
I altogether forgot about the important meeting this morning.
私は今朝の重要な会議のことをすっかり忘れていました。
※ 大事な会議の存在を「完全に」「すっかり」頭から忘れ去ってしまった、焦りや後悔が感じられる場面です。うっかりミスではなく、記憶が全くなかったという「忘れ具合の徹底ぶり」を「altogether」が強調しています。ビジネスシーンや日常会話でよく使われる表現です。
合計で
数を合計した結果を示す。金額や数量について述べる際に使われる。(例: The bill came to $50 altogether. = 請求額は合計で50ドルだった。)
The cashier smiled and said, "That's $45 altogether, please."
レジ係が笑顔で言いました。「合計で45ドルになります。」
※ スーパーやお店で買い物を終え、レジ係が合計金額を伝える、とてもよくある場面です。お客さんがドキドキしながら合計金額を待っている様子が想像できますね。「altogether」は「全部で」「合計で」というニュアンスで、最後に総額を伝えるときに自然に使われます。
For the family gathering, we were ten people altogether in the living room.
家族の集まりで、リビングルームには合計で10人がいました。
※ 家族や友人が集まるパーティーなどで、最終的に何人が揃ったかを確認する場面です。リビングルームという具体的な場所で、みんなが揃って賑やかな雰囲気が伝わります。「altogether」を使うことで、バラバラに集まった人数を「全部でこの人数になった」とまとめている様子がわかります。
I gathered all my colorful crayons, and there were 24 altogether.
私はカラフルなクレヨンを全部集めたら、合計で24本ありました。
※ 子供が自分の持ち物を数えたり、何かを集めて整理したりする、日常的なシーンです。散らばっていたクレヨンを一つに集め、数え終えた時のちょっとした達成感が感じられますね。たくさんあるものを数えて、その「総数」を伝えるときに「altogether」はとても便利です。
結局
最終的な判断や結論を示す。文脈によっては「要するに」「つまるところ」といった意味合いになる。(例: Altogether, I think it was a good experience. = 結局、良い経験だったと思う。)
We worried about the rain, but the picnic was fun altogether.
私たちは雨を心配していましたが、ピクニックは結局楽しかったです。
※ 雨が降るかもしれないと心配しながら準備したピクニックが、最終的にはとても楽しい思い出になった様子を表しています。何か心配事や大変なことがあったけれど、結果的に全体として良い結末になった、という状況でよく使われる「結局」の典型的な使い方です。
It took a long time to finish the project, but it was worth it altogether.
そのプロジェクトを終えるのに長い時間がかかりましたが、結局それは価値がありました。
※ 時間や労力がかかった大きなプロジェクトを終え、振り返ってみると苦労が報われたと感じている様子です。大変な努力や時間が必要だったことについて、「最終的にその努力が報われた」「全体として見て価値があった」と結論づける際に非常に自然な表現です。
I looked at many shirts, but this one was the best altogether.
たくさんのシャツを見ましたが、結局これが一番良かったです。
※ お店でたくさんのシャツを試着したり比較したりした結果、最終的に一番気に入った一枚を選んだ情景が目に浮かびます。複数の選択肢の中から、あれこれ比較検討した結果、「結局これが一番良い」「全体的に見てこれが最適だ」と結論を出す場面でよく使われます。
コロケーション
完全に異なる、全く違う
※ 単に「different」と言うよりも、その違いが非常に大きいことを強調する際に使われます。例えば、二つの意見や状況が根本的に異なる場合などに適しています。口語でもビジネスシーンでも使用できますが、フォーマルな場面では、より具体的な違いを説明することが望ましいでしょう。構文としては 'altogether + adjective' の形を取ります。
完全に間違っている、全くの見当違い
※ 間違いの程度が甚だしいことを示します。単に「wrong」と言うよりも強い否定の意味合いを持ちます。例えば、ある理論や推測が完全に事実に反する場合などに使用します。ビジネスシーンにおいては、誤解を避けるために、なぜ間違っているのかを具体的に説明する必要があります。これも 'altogether + adjective' の形です。
さあ、みんな一緒に
※ 合唱や集団行動を始める際に、全員でタイミングを合わせるために使われる掛け声です。特に音楽の練習や演奏の場面でよく用いられます。例えば、先生や指揮者が生徒や演奏者に対して、全員で同時に始めるように促す際に使います。この表現は、一体感を促す効果があります。口語的な表現です。
全くもって愛らしい、とても可愛らしい
※ 非常に愛らしい、または魅力的であることを表現する際に用いられます。特に、子供や動物、または美しい景色などを描写する際に適しています。例えば、生まれたばかりの赤ちゃんを見て「altogether lovely」と言うことができます。この表現は、感情的なニュアンスを含んでおり、親しみやすさを伝えることができます。 'altogether + adjective' のパターンです。
完全にふさわしい、全く持って相応しい
※ ある状況や行動が、特定の状況や人物に完全に適合していることを意味します。例えば、退職した功労者に盛大な送別会を開くことが「altogether fitting」であると言えます。この表現は、倫理的、道徳的な観点から適切であることを示唆する場合もあります。ビジネスシーンや公式な場面で用いられることが多いです。 'altogether + adjective' の形です。
正直に言うと、率直に言って
※ 自分の意見や感情を率直に述べ始める際に使われる導入句です。しばしば、相手にとって耳の痛いことや、自分が内心隠していたことを打ち明ける際に用いられます。例えば、「To be altogether honest, I didn't like the plan.(正直に言うと、私はその計画が好きではありませんでした)」のように使用します。この表現は、相手に誠実さを示す効果がありますが、使い方によっては失礼になる可能性もあるため、注意が必要です。口語でよく使われます。
使用シーン
学術論文や教科書で、データや結果をまとめる際に使われます。例えば、統計分析の結果を説明する際に、「Altogether, these results suggest...(全体として、これらの結果は〜を示唆する)」のように用いられ、研究の結論を導き出す根拠を示す文脈で重要です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、複数の要素を合計したり、状況を総括したりする際に使われます。例えば、プロジェクトの進捗報告で、「Altogether, we have achieved...(全体として、私たちは〜を達成しました)」のように用いられ、実績を強調する際に効果的です。ただし、より口語的な場面では "in total" などが好まれます。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、状況を要約する際に使われることがあります。例えば、「Altogether, the storm caused significant damage.(結局、その嵐は甚大な被害をもたらした)」のように用いられ、出来事の重大さを伝える文脈で見られます。
関連語
類義語
『完全に』『全く』という意味で、何かが完全に終わった状態や、全体の状態を表す際に使われる。フォーマルな場面でも日常会話でも使用可能。 【ニュアンスの違い】『altogether』が『全体的に見て』というニュアンスを含むのに対し、『completely』は『完全に』という状態そのものを強調する。また、『altogether』は文末に置かれることが多いが、『completely』は動詞の直前や形容詞の直前に置かれることが多い。 【混同しやすい点】『completely』は具体的な対象が完全に終わった状態を表すのに対し、『altogether』は状況や意見など、抽象的な対象に使われる場合がある。例えば、『I am completely finished』は『私は完全に終わった』だが、『Altogether, I agree with you』は『全体的に見て、私はあなたに同意します』となる。
『完全に』『全く』という意味で、話し言葉でよく使われる。特に若者やカジュアルな場面で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】『altogether』よりも感情的なニュアンスが強く、驚きや強調を表す際に用いられることが多い。また、『totally』はスラングとして使われることもある。 【混同しやすい点】フォーマルな場面では『altogether』や『completely』が好まれる。『totally』は親しい間柄での会話や、カジュアルな文章で使うのが適切。
『完全に』『全く』という意味で、フォーマルな場面や文章でよく使われる。客観的な事実や状態を述べる際に適している。 【ニュアンスの違い】『altogether』が全体的な評価や判断を含むのに対し、『entirely』は客観的な完全性を強調する。また、『entirely』は否定的な文脈で使われることが多い。 【混同しやすい点】『altogether』が主観的な判断を含むのに対し、『entirely』は客観的な事実を述べる際に使う。『I am entirely mistaken』は『私は完全に間違っている』という客観的な事実を述べている。
『完全に』『全く』という意味で、非常にフォーマルな場面や法律用語で使われる。現代英語ではあまり一般的ではない。 【ニュアンスの違い】『altogether』よりもさらにフォーマルで、古風な印象を与える。現代の日常会話ではほとんど使われない。 【混同しやすい点】日常会話で使うと不自然に聞こえる可能性がある。法律文書や学術論文など、特定の文脈でのみ使用するのが適切。
『全体的に見て』という意味で、ある事柄について総合的に判断する際に使われる。ビジネスや学術的な文脈でも使用可能。 【ニュアンスの違い】『altogether』と同様に全体的な評価を表すが、『on the whole』はより客観的な判断や結論を示す際に使われる。また、『on the whole』は文頭に置かれることが多い。 【混同しやすい点】『on the whole』は客観的な判断を示すのに対し、『altogether』は主観的な印象や感想を含む場合がある。『On the whole, the project was successful』は『全体的に見て、プロジェクトは成功だった』という客観的な評価を示している。
- in total
『合計で』という意味で、数や量を合計する際に使われる。ビジネスや日常会話で広く使われる。 【ニュアンスの違い】『altogether』が全体的な状況や意見を表すのに対し、『in total』は具体的な数値の合計を示す。例えば、費用や人数などを合計する際に使われる。 【混同しやすい点】『in total』は数値の合計に限定されるため、『altogether』のように抽象的な概念には使えない。『The cost in total was $100』は『合計費用は100ドルだった』という意味になる。
派生語
『~にもかかわらず』という意味の接続詞。『all though』が短縮された形であり、『完全に~だけれども』という譲歩の意味合いを含む。日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使われる。
『集める』という意味の動詞。元々は『一緒に(together)にする』という意味合いがあり、『altogether』の語源と関連する。日常会話やビジネスシーンで頻繁に使用される。
『一緒に』という意味の副詞。altogetherと同様に『all』と関連する語源を持ち、『完全に一つになっている状態』を表す。日常会話で非常に頻繁に使われる。
反意語
『部分的に』という意味の副詞。『altogether(完全に)』とは対照的に、全体ではなく一部に限定される状況を表す。ビジネスや学術的な文脈で、限定的な範囲を示す際に用いられる。
『別々に』という意味の副詞。『altogether(一緒に)』とは反対に、個々の要素が分離している状態を示す。日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使用される。
- singularly
『単独で』という意味の副詞。全体性を示す『altogether』とは対照的に、唯一性や特異性を強調する際に用いられる。ややフォーマルな文脈で使用されることが多い。
語源
"Altogether"は、古英語の"eal"(すべて)+ "to"(~へ)+ "gædere"(一緒に)が組み合わさってできた単語です。直訳すると「すべてを一緒に」となり、これが「完全に」「合計で」という意味に繋がっています。この単語の成り立ちを理解するには、それぞれの要素が持つ意味を把握することが重要です。 "All"は「全部」、"to"は方向を示し、"gather"(集める)という動詞の古い形である"gædere"が「一緒に」という意味合いを加えています。つまり、「すべての物を一つの場所に集める」というイメージから、「完全に」「まとめて」という意味が派生したと考えると理解しやすいでしょう。現代英語では、"gather"という単語自体も「集める」という意味で使われており、"altogether"の語源を理解する上で役立ちます。
暗記法
「altogether」は単なる完了ではない。社会の合意、個人の決意、変化を映す言葉だ。産業革命期、人々は古い生活様式を「altogether」手放し、新たな社会へ。文学では、主人公が過去を克服し「altogether」成長する姿を描く。社会全体が政策を「altogether」受け入れるとは、単なる多数決を超えた調和を意味する。変化の時代、「altogether」は自己変革と新たな価値観への適応を象徴する。
混同しやすい単語
『altogether』は副詞で『完全に』『全部で』という意味ですが、『all together』は『みんな一緒に』という意味の句です。スペルが非常に似ており、スペースの有無が大きな違いです。文脈によって意味が大きく異なるため、注意が必要です。例えば、『Let's sing all together.』と『The bill came to $50 altogether.』のように使い分けます。
『altogether』と『although』は、先頭の『al-』が共通しているため、スペルが似ていると感じやすいです。『although』は接続詞で『〜だけれども』という意味であり、文法的な役割も意味も大きく異なります。特に、文頭で使う頻度が高いため、文脈で判断することが重要です。
『altogether』と『alter』は、どちらも『alt』という接頭辞を含み、スペルの一部が共通しています。『alter』は動詞で『変える』『修正する』という意味です。意味も品詞も異なるため、文脈から判断する必要があります。『altogether』は副詞、『alter』は動詞という違いを意識しましょう。
『altogether』と『utter』は、どちらも複数音節の単語で、最初の母音の音が似ているため、発音を聞き間違える可能性があります。『utter』は動詞で『発する』という意味や、形容詞で『完全な』という意味があります。例えば、『utter a word』(言葉を発する)や『utter nonsense』(完全なナンセンス)のように使われます。
『altogether』と『altar』はスペルが似ており、特に母音字の並びが混乱を招きやすいです。『altar』は名詞で『祭壇』という意味です。宗教的な文脈で登場することが多く、日常会話ではあまり使われません。『altogether』とは意味が全く異なるため、文脈で判断することが重要です。語源的には、ラテン語の『altare』(高い場所)に由来します。
『altogether』と『other』は、共に『-ther』という語尾を持つため、スペルが似ていると感じるかもしれません。『other』は形容詞や代名詞として使われ、『他の』という意味です。例えば、『the other day』(先日)のように使われます。『altogether』とは文法的な役割も意味も異なるため、注意が必要です。
誤用例
「Altogether」は「完全に」「全体で」という意味合いが強く、プレゼンテーション全体の評価を述べる文脈では不自然です。この文脈では「全体として」「概して」という意味の「on the whole」や「overall」がより適切です。日本人が「全部ひっくるめて」というニュアンスで「altogether」を選んでしまうケースが見られますが、英語ではよりフォーマルで客観的な評価には「on the whole」が好まれます。日本語の「まあ、全部ひっくるめて考えれば…」のような曖昧さや遠慮が、「altogether」の持つ強い意味合いと衝突してしまうのです。
「Altogether」は副詞であり、be動詞と動詞の間には通常挿入されません。動詞を修飾する副詞の位置に注意が必要です。この誤用は、日本語の「私は完全に同意します」という語順をそのまま英語にしようとする際に起こりがちです。英語では、副詞は修飾する動詞の直前、または文末に置かれることが多いという原則を理解する必要があります。また、この文脈では、より自然な英語として「I completely agree with your proposal.」とする方が好ましいでしょう。
「Altogether」は数量や合計を表す場合に、やや古風な響きを持ちます。現代英語では「in total」や「in all」がより一般的です。日本人が「全部で」という日本語に引っ張られ、「all」という単語を含む「altogether」を選んでしまうことがありますが、日常会話では「in total」の方が自然です。また、「altogether」は、金額の合計を述べるよりも、より抽象的な意味合いで、「全体として」や「完全に」という意味で使用されることが多いことを覚えておくと良いでしょう。
文化的背景
「altogether(完全に、全体として)」は、単に物事が完了した状態を示すだけでなく、時には社会的な合意や一体感、あるいは個人の決意や変化を表す言葉として、西洋文化の中で微妙なニュアンスを帯びてきました。それは、個々の要素が統合され、新しい全体を形作る過程、あるいは過去の自分や状況から完全に脱却し、新たな自己を確立する瞬間に使われることが多いのです。
たとえば、19世紀の産業革命期、人々が農村から都市へと移り住み、古い生活様式を「altogether」手放さざるを得なかった状況を考えてみましょう。この言葉は、単なる物理的な移動だけでなく、伝統的な価値観や共同体の崩壊、そして新たな社会構造への適応という、より深い文化的変容を象徴していました。人々は、過去の慣習や身分を「altogether」捨て去り、新たなアイデンティティを築き上げる必要に迫られたのです。また、文学作品においては、主人公が過去のトラウマや過ちを「altogether」克服し、精神的に成長する場面で、「altogether」が使われることがあります。これは、単なる癒しではなく、過去の自分を完全に乗り越え、新たな人生を歩み始めるという、より積極的な意味合いを含んでいます。
さらに、「altogether」は、社会的な合意や結束を意味することもあります。たとえば、ある政策が「altogether」受け入れられた場合、それは単に過半数の賛成を得ただけでなく、反対意見も含めて社会全体がその政策の必要性を認識し、受け入れたことを意味します。この場合、「altogether」は、単なる数的な優位性ではなく、社会的な調和や一体感を象徴する言葉として機能します。このように、「altogether」は、単なる副詞としてだけでなく、社会的な文脈や個人の内面における変化を反映する、文化的な重みを持つ言葉として理解することができます。
現代においては、「altogether」は、変化の激しい社会の中で、個人が自己変革を遂げ、新たな価値観を受け入れる過程を表現する言葉として、ますます重要性を増しています。グローバル化が進み、多様な文化が交錯する中で、私たちは常に自己を更新し、変化に対応していく必要に迫られています。「altogether」は、そのような状況において、過去の自分を「altogether」手放し、新たな自分を創造していくための、力強いメッセージを秘めた言葉と言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解、稀にリスニング
- 頻度と級・パート: 準1級・1級で比較的頻出。2級でも長文読解で出現の可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 幅広いテーマで登場するが、やや硬めの文章や説明文で使われやすい
- 学習者への注意点・アドバイス: 「完全に」「全部で」「まとめて」などの意味を理解。"all together"(別々の単語)との区別が重要。文頭・文末に置かれることが多い。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: 比較的頻出。特にPart 7で文章の要約や趣旨を問う問題で登場しやすい
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーン(会議、報告書、メールなど)で使われることが多い
- 学習者への注意点・アドバイス: "in all" や "as a whole" など、類似表現との使い分けを意識する。文脈から意味を推測する練習が重要。
- 出題形式: リーディング(長文読解)
- 頻度と級・パート: 頻出。アカデミックな文章でよく使われる
- 文脈・例題の特徴: 科学、歴史、社会学など、多様な分野の学術的な文章で登場
- 学習者への注意点・アドバイス: 「全体として」「結局」といった意味を把握。文章全体の流れを理解する上で重要。パラフレーズ問題で同義語が問われる可能性もある。
- 出題形式: 長文読解、和訳問題、英作文
- 頻度と級・パート: 難関大学で頻出。標準的なレベルの大学でも読解問題で登場する可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など、幅広いジャンルの文章で使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈の中で意味を正確に捉えることが重要。「結局」「全体として」といった訳し方を覚える。英作文では、文脈に応じて適切に使えるように練習する。