totally
第一音節に強勢があります。/toʊ/ は二重母音で、日本語の「オ」から「ウ」へスムーズに変化させます。/tə/ は曖昧母音で、力を抜いて軽く「ア」と発音。最後の /li/ は、日本語の「リ」よりも舌を丸めず、軽く添えるように発音するとより自然です。
完全に
程度や状態が完璧であることを強調する際に使用。話し言葉でよく使われ、フォーマルな場面には不向き。相手に強い印象を与えたい場合に有効。
I finished cleaning my room, and it was totally clean.
部屋の掃除を終えたら、すっかりきれいになっていた。
※ この例文は、休日に頑張って部屋を掃除し、達成感でいっぱいの瞬間を描いています。散らかった部屋が隅々までピカピカになった様子が目に浮かびます。「totally」は「完全に、すっかり」という意味で、「clean(きれいな)」という状態を強調しています。努力が実って完璧な状態になったことを表すのにぴったりです。
I was confused, but now I totally understand your plan.
混乱していたけれど、今あなたの計画が完全に理解できたよ。
※ この例文は、複雑な説明を聞いて頭がごちゃごちゃになっていたけれど、相手がもう一度丁寧に説明してくれたり、図を見せてくれたりして、突然「ああ、そういうことか!」と霧が晴れるように納得した瞬間です。「totally」は「完全に」という意味で、「understand(理解する)」という動詞を強調しています。それまで分からなかったことが、完全にクリアになった状態を表します。会話で「I totally get it!(完全に分かった!)」のように使うことも多い表現です。
Oh no, I totally forgot my umbrella at home this morning.
しまった、今朝、家に傘を完全に忘れちゃった!
※ この例文は、急な雨に降られ、カバンを探しても傘が見つからず、「しまった!忘れてきた!」と気づいた瞬間の焦りや後悔の気持ちが伝わってきます。「totally」は「完全に」という意味で、「forgot(忘れた)」という過去の行動を強調しています。うっかりではなく、まったく記憶から抜け落ちていた状態を表すときに使われます。日常でよくある「うっかりミス」を表すのに便利な表現です。
まさしく
相手の発言や状況に対して、同意や共感を強く示す際に使用。「その通り」「本当に」といったニュアンスに近い。
When she said she was tired, I totally understood how she felt.
彼女が疲れていると言った時、私は彼女の気持ちがまさしくよく分かりました。
※ この例文は、誰かの言葉や気持ちに「全くその通りだ」「完全に理解できる」と強く共感する場面を描いています。「totally」を使うことで、表面的な理解ではなく、心底から納得している気持ちが伝わります。日常会話で相手に「私も同じ気持ちだよ!」と伝えたい時によく使われる、とても自然な表現です。
This new jacket totally fits me, it's perfect!
この新しいジャケット、私にまさしくぴったりだよ、完璧だね!
※ 新しい服を試着して、サイズや形が自分に「完璧に」「まさしく」合っていると感じている場面です。「totally」は、何かが期待通り、あるいはそれ以上に完璧にフィットしたり、当てはまったりする状況を強調するのに使われます。洋服だけでなく、パズルのピースがぴったりはまった時などにも使えます。
The concert was totally amazing, everyone cheered loudly.
そのコンサートはまさに最高でした、みんな大声で歓声をあげていました。
※ 期待していたコンサートが、想像以上に素晴らしかった時の感動を表しています。「totally」は、「とても」「完全に」という意味で、物事の程度が極端であることを強調する時によく使われます。例えば、「totally fun(すごく楽しい)」や「totally wrong(完全に間違っている)」のように、良いことにも悪いことにも使えます。
コロケーション
完全に同意する
※ 相手の意見や提案に対して、全面的に賛成する時に使います。単に 'agree' と言うよりも、強い同意を表したい場合に適しています。日常会話やビジネスシーンでも頻繁に使われ、フォーマルな場面でも問題ありません。例えば、会議で提案されたアイデアに対して 'I totally agree with that proposal' と言えば、その提案に強く賛同していることを明確に伝えられます。'completely agree' とほぼ同義ですが、'totally' の方がややカジュアルな印象を与えます。
完全に異なる
※ 二つの物事や状況が全く違うことを強調する表現です。単に 'different' と言うよりも、その違いが非常に大きいことを伝えたい時に使います。例えば、'Their approaches to the problem were totally different' と言えば、彼らの問題への取り組み方が根本的に異なっていたことを意味します。日常会話だけでなく、学術的な文脈でも使用できます。'completely different' とほぼ同義ですが、'totally' の方が口語的な響きがあります。
完全に理解する
※ 相手の気持ちや状況を完全に理解していることを伝える表現です。単に 'understand' と言うよりも、共感や納得の気持ちを強く伝えたい時に使います。例えば、'I totally understand your frustration' と言えば、相手のいら立ちを十分に理解していることを意味します。ビジネスシーンでも、顧客の苦情に対して 'I totally understand your concern' と答えることで、誠意を示すことができます。'completely understand' とほぼ同義ですが、'totally' の方が親近感を与えるニュアンスがあります。
完全に予想外の
※ 何かが全く予期していなかった形で起こったことを表す表現です。サプライズや驚きを強調する際に使われます。例えば、'The result was totally unexpected' と言えば、結果が全く予想外だったことを意味します。ニュース記事や物語など、様々な文脈で使用できます。'completely unexpected' とほぼ同義ですが、'totally' の方がよりカジュアルな印象を与えます。
完全に間違っている
※ 意見や情報が完全に誤っていることを強く否定する際に使用されます。単に 'wrong' と言うよりも、その誤りが深刻であることを強調する時に適しています。例えば、'That's totally wrong!' と言えば、相手の発言が完全に間違っていることを強く主張できます。議論や討論の場面でよく使われます。'completely wrong' とほぼ同義ですが、'totally' の方が感情的なニュアンスを含むことがあります。
それだけの価値がある
※ 時間、お金、労力などを費やした結果、その価値があったと感じる時に使われる表現です。例えば、高価な商品を購入した後に 'It was totally worth it' と言えば、その商品に費やしたお金に見合う価値があったことを意味します。旅行やイベントなど、個人的な経験について語る際にもよく使われます。肯定的な感情を伝える際に適した表現です。
マジ最高!
※ 非常に素晴らしい、感動的な体験や物事に対して使われる口語表現です。'awesome' をさらに強調する意味合いがあります。特に若い世代の間でよく使われますが、カジュアルな会話であれば年齢に関わらず使用できます。フォーマルな場面では避けるべきです。コンサートやスポーツイベントなど、興奮を伴う状況でよく使われます。
使用シーン
学術論文では、他のよりフォーマルな語彙(completely, entirely)が好まれるため、使用頻度は低い。「totally」が使われる場合は、データ分析の結果を強調する際など、やや強いニュアンスを伝えたい場合。「The results are totally consistent with our hypothesis.(結果は我々の仮説と完全に一致する)」のように用いる。
ビジネスシーンでは、特にフォーマルな文書やプレゼンテーションでは「completely」や「fully」が好まれるため、「totally」の使用は稀。ただし、社内でのカジュアルな会話や、親しい同僚とのメールでは、「I'm totally on board with this idea.(このアイデアに全面的に賛成です)」のように、同意や賛同を強調する際に使われることがある。顧客向けの文書では避けるべき。
日常会話では非常に頻繁に使われる。「That's totally awesome!(それ、マジ最高!)」のように、感情を強調する際や、「I totally forgot about it.(それ完全に忘れてた)」のように、軽い言い訳をする際など、様々な場面で用いられる。若者を中心に広く使われる表現だが、フォーマルな場では避けるべき。
関連語
類義語
『完全に』『完全に』という意味で、ある状態や行為が欠けることなく完了していることを表します。ビジネス、学術、日常会話など、幅広い場面で使用されます。 【ニュアンスの違い】『totally』よりもフォーマルで客観的な印象を与えます。『totally』が感情的な強調を含むことがあるのに対し、『completely』は事実を述べる際に適しています。 【混同しやすい点】『completely』は、しばしば完了形や受動態とともに使用され、ある行為が完全に完了したことを示します。例:The project is completely finished. 『totally』は、形容詞や副詞を強調するために使われることが多いです。例:totally different.
『完全に』『全く』という意味で、『completely』とほぼ同義ですが、よりフォーマルな響きを持ちます。特に否定的な意味合いを強調する際に用いられることがあります。 【ニュアンスの違い】『totally』よりも客観的で、感情的な要素が少ないです。『entirely』は、ある事柄が部分的にではなく全体としてそうであることを強調します。 【混同しやすい点】『entirely』は、しばしば否定的な文脈で使用され、『全く〜ない』という強い否定を表します。例:I am not entirely sure. 『totally』は肯定的な文脈でも否定的な文脈でも使用できます。
『絶対的に』『完全に』という意味で、確信や同意を強調する際に用いられます。日常会話でよく使用されます。 【ニュアンスの違い】『totally』と同様に感情的な強調を含みますが、『absolutely』は肯定的な意味合いが強いです。また、相手の意見に強く同意する際にも使用されます。 【混同しやすい点】『absolutely』は、しばしば感嘆符を伴って使用され、強い感情を表します。例:Absolutely! 『totally』は、感情的な強調は含むものの、必ずしも強い同意を表すわけではありません。
『全く』『徹底的に』という意味で、ネガティブな事柄を強調する際に用いられます。やや古風で、文学的な響きを持ちます。 【ニュアンスの違い】『totally』よりも強い感情を表し、しばしば失望や不快感を伴います。また、『utterly』は、ネガティブな意味合いが強い単語と組み合わせて使用されることが多いです。 【混同しやすい点】『utterly』は、しばしばネガティブな感情を表す単語と組み合わせて使用されます。例:utterly disappointed. 『totally』は、ポジティブな意味合いでもネガティブな意味合いでも使用できます。
『徹底的に』『完全に』という意味で、細部に至るまで完全に、という意味合いで使用されます。調査、掃除、準備など、具体的な行為に対して使われることが多いです。 【ニュアンスの違い】『totally』が全体的な完了を表すのに対し、『thoroughly』は細部にわたる完全性を表します。また、『thoroughly』は、行為の質を評価する際に用いられることが多いです。 【混同しやすい点】『thoroughly』は、具体的な行為を表す動詞と組み合わせて使用されることが多いです。例:thoroughly cleaned. 『totally』は、状態や感情を表す形容詞や副詞と組み合わせて使用されることが多いです。
『完璧に』という意味で、欠点や不足がない状態を表します。技術、演奏、料理など、特定のスキルや成果物に対して使われることが多いです。 【ニュアンスの違い】『totally』がある状態の程度を表すのに対し、『perfectly』はその状態の質を表します。また、『perfectly』は、理想的な状態を強調する際に用いられることが多いです。 【混同しやすい点】『perfectly』は、スキルや成果物の質を評価する際に使用されます。例:perfectly cooked. 『totally』は、状態や感情の程度を表す際に使用されます。
派生語
形容詞で『全体の』『完全な』という意味。名詞としては『合計』。日常会話からビジネス、学術まで幅広く使われる。元々は『全体』を表すラテン語の『totus』に由来し、『totally』はこの形容詞から派生した副詞。
- totality
『全体性』『総計』という意味の名詞。抽象的な概念を表す際に用いられ、哲学や社会学などの学術論文でよく見られる。『total』に名詞化の接尾辞『-ity』が付いた形。日常会話での使用頻度は低い。
- totalitarian
『全体主義の』という意味の形容詞。政治体制を指す場合に使われる。名詞としては『全体主義者』。日常会話よりもニュースや政治に関する議論で用いられる頻度が高い。『total』に主義を表す『-itarian』が付いた形。
反意語
『部分的に』という意味の副詞。『totally』が全体を指すのに対し、こちらは一部のみであることを示す。ビジネスシーンで、プロジェクトの進捗状況などを説明する際によく用いられる。
- incompletely
『不完全に』という意味の副詞。完了していない状態や、十分でない状態を表す。『totally』が完全であることを強調するのに対し、こちらはその不足を意味する。報告書や論文などで使われることが多い。
- negligibly
『無視できるほどわずかに』という意味の副詞。『totally』が全てを網羅するのに対し、こちらはほとんど影響がないほど小さいことを示す。統計データや科学的な実験結果を説明する際に用いられる。
語源
「totally」は「total」(全体の、完全な)に副詞を作る接尾辞「-ly」が付いたものです。「total」自体は、中世ラテン語の「totalis」(全体の、完全な)に由来し、さらに遡るとラテン語の「totus」(全部の、全体の)に行き着きます。「totus」は、インド・ヨーロッパ祖語の「*teuta-」(部族、人々)に起源を持つと考えられています。つまり、元々は「人々全体」というイメージから、「全部の」「全体の」という意味へと発展したと考えられます。日本語で例えるなら、「一族郎党」という言葉から、「全て」という意味合いを連想するのに近いかもしれません。接尾辞「-ly」は、形容詞を副詞に変える働きがあり、「total」に付くことで「完全に」「まさしく」という意味を付与し、動作や状態が完全であることを強調します。
暗記法
「Totally」は単なる「完全に」ではない。80年代アメリカ青春映画で多用されたスラングであり、仲間内の合言葉だった。物質主義の時代、若者は「Totally awesome!」で自己表現したのだ。しかし皮肉も込められる。「That was totally exciting!(退屈だった)」のように。SNSでは感情を豊かにするツールだが、年齢や立場で使用感が異なり、社会性を帯びた言葉。背景を知れば、語彙は文化理解へと深まる。
混同しやすい単語
「totally」は「完全に、全く」という意味の副詞です。発音もスペルも同じで、品詞が異なる単語はありません。以下は、発音、スペル、意味が似ているため混同しやすい単語です。
発音が似ているわけではありませんが、「完全に、徹底的に」という意味で「totally」と非常に近い意味を持つため、意味の面で混同しやすいです。フォーマルな場面では「utterly」の方が好まれることがあります。日本人学習者は、文脈に応じて適切な方を選ぶ必要があります。
語尾の「-ly」が共通しており、副詞である点も共通しているため、文中で見かけると混同しやすいことがあります。ただし、「actually」は「実際に、本当に」という意味で、意味は大きく異なります。発音も異なるため、注意が必要です。
スペルの一部('tal')が共通しているため、視覚的に混同されることがあります。「fatal」は「致命的な」という意味の形容詞であり、品詞も意味も大きく異なります。特に、急いで読んでいるときなどには注意が必要です。
最初の2文字「to」が同じであるため、タイプミスやスペルの誤りを起こしやすいです。「toad」は「ヒキガエル」という意味の名詞で、意味は全く異なります。発音も大きく異なるため、注意して区別する必要があります。
最初の2文字「ti」が同じであり、また、音の響きも若干似ているため、混同しやすいことがあります。「title」は「タイトル、題名」という意味の名詞です。例えば、映画のタイトルを議論する際に、聞き間違いが発生する可能性があります。
誤用例
「totally」は、特にアメリカ英語において、口語で強調を表す言葉として広く使われます。しかし、相手の感情を理解すると伝える文脈では、その後に続く言葉が反論や否定である場合、「totally」を使うことで相手の感情を軽んじているような印象を与えかねません。日本語の『気持ちはすごく分かるけど…』を直訳するとこうなりがちですが、ここでは強調語を避け、シンプルに伝える方が、より丁寧で共感的なニュアンスになります。文化的背景として、英語では特に感情を扱う際に、過度な強調を避けることで、相手への配慮を示す場合があります。
「totally」は、程度を表す言葉として使えますが、フォーマルな場面やビジネスシーンでは、ややくだけた印象を与えます。「very」よりも強い意味合いで使いたい場合、「exhausted」のような、より強い意味を持つ単語を選ぶ方が適切です。日本語の『今日はマジで疲れた』を直訳すると「totally」になりがちですが、大人の教養ある英語としては、状況に応じて語彙を使い分けることが重要です。また、日本語の『〜できない』を直訳的に「can't」とするのではなく、「unable to」等を用いることでより丁寧な表現にできます。
「totally」は副詞として使われる場合、状態や性質を強調するのには不自然です。人の性格や資質を強調する文脈では、「definitely」や「certainly」を使う方が適切です。日本語の『彼女は完全に良い人だ』という表現を直訳すると「totally」を使ってしまいがちですが、英語では状態の完全性を表す場合に「totally」が適しています。この誤用は、形容詞を修飾する際に、日本語の『完全に』という言葉が安易に「totally」に置き換えられることから生じやすいです。より正確には、形容詞を修飾する場合は「absolutely」や「completely」を使う方が適切ですが、この文脈では「definitely」が最適です。
文化的背景
「Totally」は、現代英語において「完全に」「全面的に」という意味合いを超え、しばしば若者文化やインフォーマルな会話において、強い同意や共感、あるいは反語的な強調を表す言葉として用いられます。この語の進化は、単なる程度を表す副詞から、感情や態度を伝える記号へと変化した、社会的なダイナミズムを反映しています。
「Totally」が広く使われるようになった背景には、1980年代のアメリカのティーンエイジャー文化の影響があります。映画『Valley Girl』(1983年)や、その後の多くの青春映画やテレビドラマにおいて、この言葉は、カリフォルニアの若者たちが使うスラングとして広まりました。「Totally awesome!」「Totally cool!」といった表現は、単に「素晴らしい」「かっこいい」という意味だけでなく、仲間意識や共感を示す合言葉のような役割を果たしました。この時代、物質主義的な消費文化が拡大し、若者たちは自分たちのアイデンティティを表現するために、特定の言葉やファッションを用いるようになりました。「Totally」は、そうした若者たちの自己表現の手段として、重要な役割を担ったのです。
また、「Totally」は、しばしば皮肉や反語的な意味合いを込めて使われることもあります。例えば、退屈な会議の後で「That was totally exciting!(それは全くもってエキサイティングだったね!)」と言う場合、実際には全く興奮していなかったことを強調する意図があります。このような使い方は、言葉の表面的な意味とは異なる感情や意図を伝える、高度なコミュニケーションスキルを必要とします。特に、ソーシャルメディアが普及した現代においては、「Totally」は、テキストメッセージやSNSの投稿において、感情を豊かに表現するための重要なツールとなっています。
さらに、「Totally」は、年齢や社会的地位によって、その使われ方や受け取られ方が異なる言葉でもあります。年配の人が若者のように「Totally」を使うと、不自然に聞こえたり、逆に若者がフォーマルな場で「Totally」を使うと、場違いな印象を与えたりすることがあります。このように、「Totally」は、単なる英単語ではなく、社会的な文脈や人間関係の中で、複雑な意味を帯びた言葉として存在しているのです。この言葉を理解することは、英語の語彙力を高めるだけでなく、英語圏の文化や社会に対する理解を深めることにもつながります。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解、リスニング(会話文)
- 頻度と級・パート: 準1級・1級で頻出。3級以上でも会話文で出題の可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 日常会話、ニュース記事、エッセイなど幅広い文脈で使われる。「completely」と置き換え可能な場合が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「完全に」「全く」の意味の副詞。フォーマルな場面では「completely」が好まれる場合がある。会話では強調の意味合いで使われることも。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: Part 5で時々出題。Part 7でも読解の理解を助けるキーワードとして登場。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文書、Eメール、広告などで使われる。肯定的な意味合いで使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「完全に」という意味で、後ろに続く語句を強調する。文脈によっては「almost」や「nearly」との区別が重要。
- 出題形式: リーディング、リスニング
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章や講義で比較的頻繁に出題。
- 文脈・例題の特徴: 科学、社会科学、人文科学など、幅広い分野のアカデミックな文脈で使用される。議論や意見を強調する際に使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「完全に」「絶対的に」という意味で、主張の強さを表す。文脈によっては皮肉なニュアンスを含む場合もあるので注意が必要。
- 出題形式: 長文読解、語彙問題
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題で頻出。標準的なレベルの大学でも出題の可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文、説明文など、様々なジャンルの文章で使われる。筆者の主張や登場人物の感情を強調する際に使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。「completely」「absolutely」などの類義語との使い分けも意識しておくと良い。