itself
最初の /ɪ/ は日本語の「イ」よりも口を少し横に引いて短く発音します。/ˈsɛlf/ の強勢は 'ɛ' の部分に置かれ、ここは日本語の「エ」に近い音ですが、より口を大きく開けるイメージです。最後の /lf/ は舌先を上の歯の裏につけた状態で 'l' の音を出し、そのまま 'f' の音へ移行します。'l' の音を意識することで、より自然な発音になります。
それ自体
主語を強調したり、再帰的に動作の対象が主語自身であることを示す。例えば "The company will handle the project itself."(会社がそのプロジェクトをそれ自体で処理する)のように使われる。
The old machine suddenly turned off itself, making a strange sound.
その古い機械は突然、それ自体で止まり、奇妙な音を立てました。
※ ガタガタと音を立てていた古い機械が、何の操作もなく「勝手に」止まってしまい、思わず「え?」と驚くような場面です。ここでは、機械が「他の誰かに止められたのではなく、自ら」止まったことを強調するために「itself」が使われています。物がひとりでに動いたり、変化したりする状況でよく使われる典型的な形です。
The idea itself is brilliant, but we need a lot of money to make it happen.
そのアイデア自体は素晴らしいのですが、それを実現するにはたくさんのお金が必要です。
※ 会議室で誰かが提案した斬新なアイデアを前に、「アイデアそのものは本当に素晴らしい!」と感動しつつも、現実的な課題(資金不足)に直面している場面です。ここでは、「そのアイデアというもの自体は、他の問題とは切り離して考えても、本当に素晴らしい」という「本質的な評価」を強調するために「itself」が使われています。物事の価値や本質を語る際によく登場します。
The little island is beautiful itself, even without fancy hotels.
その小さな島は、豪華なホテルがなくても、それ自体で美しいです。
※ 誰もいない静かな小さな島を訪れ、手つかずの自然の美しさに心から感動している場面です。豪華なリゾート施設など「人工的な魅力」がなくても、「その島そのものが、本来的に美しい」という感情を表現しています。何かを評価する際に、その対象が持つ「固有の魅力」や「本質的な価値」を伝える時にぴったりの表現です。
そもそも
他の要因に影響されず、本質的に、あるいは自然にそうである、というニュアンス。「問題はそれ自体が複雑だ」のように、問題の本質的な性質を指す場合などに使う。
The movie trailer was exciting, but the movie itself was boring.
映画の予告編はワクワクしたけれど、映画そのものは退屈だった。
※ 映画館で予告編を見て期待に胸を膨らませたのに、実際に本編を見たら、がっかりした気持ちが伝わるシーンです。「itself」を使うことで、予告編とは違って「映画そのもの」が期待外れだったことを強調しています。何かと何かを比較して、その「本体」や「本質」について語る時によく使われます。
The old book had a torn cover, but the story itself was wonderful.
その古い本は表紙が破れていたけれど、物語自体は素晴らしかった。
※ 古本屋でボロボロの本を見つけ、最初は手に取るのをためらったものの、読み始めたらその内容の深さに感動している場面を想像してください。外見ではなく「物語そのもの」の価値を伝える際に「itself」が役立ちます。見た目や付随するものではなく、対象の「中身」や「本質」を評価する時によく使われる表現です。
Cooking itself can be a relaxing hobby for some people.
料理すること自体が、ある人にとってはリラックスできる趣味になりうる。
※ 料理の準備や片付けが大変だと感じる人もいる中で、料理をしているその行為「自体」が楽しい、と感じる人がいることを表す場面です。ここでは、料理という行為の「本質的な部分」に焦点を当てて「itself」を使っています。他の要素(例えば、食事をすることや誰かに振る舞うこと)を抜きにして、その行為「そのもの」について語る時に便利です。
コロケーション
それ自体は、本質的に
※ 「それ自体が」という意味を強調する表現で、他の要素や影響を考慮せずに、そのものだけで判断する場合に使われます。文法的には副詞句として機能し、文の主要な部分を修飾します。例えば、「The task, in and of itself, is not difficult.(その作業は、それ自体は難しくない)」のように使います。形式ばった表現で、ビジネスや学術的な文脈でよく見られます。類似表現に "per se" がありますが、"in and of itself" の方がより口語的で、説明的なニュアンスが強くなります。
独力で、ひとりでに、それだけで
※ 「誰の助けも借りずに」という意味と、「特に理由や原因がなくても自然に」という意味があります。前者は人の能力や努力を強調し、後者は物事が自然に起こる様子を表します。例えば、「He finished the project by himself.(彼はそのプロジェクトを独力で終えた)」や「The door opened by itself.(ドアがひとりでに開いた)」のように使われます。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる表現です。
それ自身のために、自己目的のために
※ 「他の目的のためではなく、それ自体が目的である」という意味で使われます。倫理や哲学的な議論でよく用いられ、例えば「Art for art's sake.(芸術のための芸術)」のように、芸術が商業的な成功や政治的な目的ではなく、それ自体に価値があるという考え方を表します。やや形式ばった表現で、文学や学術的な文脈でよく見られます。
自然に、ひとりでに
※ 「特に外部からの働きかけがなくても、自然にそうなる」という意味合いを持ちます。しばしば、驚きや意外性を含んだニュアンスで用いられます。例えば、「The problem will resolve itself.(問題は自然に解決するだろう)」のように使われます。 "by itself" と似ていますが、 "of itself" はより自動的なプロセスや、予期せぬ結果を強調する傾向があります。
自らの価値や能力を証明する
※ 人、物、またはアイデアが、その有用性や効果を具体的な結果や実績によって示すことを意味します。競争や挑戦の文脈でよく使われ、信頼や信用を得るために不可欠なプロセスを表します。例えば、「The new technology had to prove itself in the market.(その新技術は市場でその価値を証明する必要があった)」のように使われます。ビジネスやスポーツなど、結果が重視される分野で頻繁に用いられます。
我を忘れて、取り乱して
※ 強い感情(喜び、怒り、悲しみなど)によって冷静さを失い、正常な判断ができなくなる状態を表します。しばしば、極度の興奮や動揺を伴います。例えば、「She was beside herself with grief when she heard the news.(彼女はその知らせを聞いて悲しみのあまり取り乱していた)」のように使われます。口語的で、感情的な状況を生き生きと描写する際に効果的です。
(機会などが)現れる、訪れる
※ 機会、問題、状況などが、予期せず、または自然な流れで発生することを意味します。この表現は、受動的なニュアンスを含み、主体的な行動によって作り出すのではなく、自然に訪れる状況を表します。例えば、「The opportunity presented itself at the perfect time.(その機会は完璧なタイミングで訪れた)」のように使われます。ビジネスやキャリアに関する文脈でよく用いられます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、ある概念や現象そのものを強調する際に用いられます。例えば、「この研究は、その現象自体が持つ複雑さを明らかにすることを目的とする(This research aims to clarify the complexity inherent in the phenomenon itself.)」のように、客観的な分析や議論において使われます。文語的な表現であり、専門的な内容を扱う際に適しています。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、ある問題や状況の本質を指摘する際に使われます。例えば、「プロジェクトの遅延は、計画自体に問題があった(The project delay stemmed from issues with the plan itself.)」のように、原因や責任の所在を明確にする場面で用いられます。フォーマルな文脈での使用が一般的です。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、ある事柄の本質や重要性を強調する際に用いられることがあります。例えば、「事件そのものが社会に大きな影響を与えた(The incident itself had a significant impact on society.)」のように、客観的な視点から状況を説明する際に使われます。やや硬い表現であり、フォーマルな印象を与えます。
関連語
類義語
『一人で』または『単独で』という意味。物理的に人が一人である状態、または何かが他に依存せずに存在することを指す。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『itself』が持つ『それ自体』という自己完結性や独立性を示すのに対し、『alone』は周囲からの孤立や孤独感を伴うことが多い。また、『alone』は人に対して使うことが多い。 【混同しやすい点】『itself』は再帰代名詞であり、主語が自分自身に対して行う行為や状態を表すのに対し、『alone』は状態を表す形容詞または副詞として使われる。文法的な役割が異なる。
『一人で』または『自分自身で』という意味。誰かの助けなしに何かを行う状況を表す。日常会話で頻繁に使われ、書き言葉でも使用される。 【ニュアンスの違い】『itself』が持つ自己完結性や客観的なニュアンスに対し、『by oneself』は主体的な行為や努力を伴うことが多い。また、『by oneself』は人の行動に焦点を当てる。 【混同しやすい点】『itself』は物事がそれ自体で完結している状態を指すことが多いのに対し、『by oneself』は人が何かを独力で行うという行為に重点が置かれる。また、文脈によっては孤独感を含む場合がある。
『本質的に』または『生まれつき』という意味。物事がその性質として最初から持っている性質を表す。学術的な文脈や議論でよく使用される。 【ニュアンスの違い】『itself』が対象そのものに焦点を当てるのに対し、『inherently』はその対象が持つ内的な性質や特性に焦点を当てる。より抽象的で哲学的な議論に適している。 【混同しやすい点】『itself』は具体的な対象を指すことが多いが、『inherently』は抽象的な概念や性質を指すことが多い。『inherently』は副詞であり、文中で動詞や形容詞を修飾する。
『本質的に』または『本来的に』という意味。『inherently』と似ているが、より価値や重要性に関連するニュアンスを持つ。哲学や倫理学の文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『itself』が客観的な事実を述べるのに対し、『intrinsically』は価値判断や道徳的な含みを持つことが多い。例えば、『芸術はそれ自体に価値がある』という文脈で使われる。 【混同しやすい点】『intrinsically』は価値や重要性を強調する際に用いられ、『itself』よりも主観的な評価が含まれる。『intrinsically』も副詞であり、文中で動詞や形容詞を修飾する。
『自動的に』という意味。人の意志や操作なしに、機械やシステムが自然に動作することを指す。技術的な文脈や日常会話で広く使われる。 【ニュアンスの違い】『itself』が対象そのものの性質や状態を表すのに対し、『automatically』は動作やプロセスが自律的に行われることを強調する。原因と結果の関係性を示すことが多い。 【混同しやすい点】『automatically』は動作が自動的に行われることを指し、『itself』のような対象の自己完結性や独立性とは異なる。文法的には、『automatically』は副詞として動詞を修飾する。
『独立して』または『自立して』という意味。他からの影響や支配を受けずに、独自に行動したり存在したりする状態を表す。ビジネスや政治、社会的な文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『itself』が対象そのものに焦点を当てるのに対し、『independently』は他との関係性における自立性を強調する。組織や個人が外部からの干渉を受けずに活動する状況を示す。 【混同しやすい点】『independently』は他との関係性における自立性を強調するのに対し、『itself』は対象そのものの自己完結性や独立性を表す。『independently』は副詞であり、動詞や形容詞を修飾する。
派生語
『アイデンティティ』または『同一性』という意味の名詞。ラテン語の『idem(同じ)』に由来し、自己(itself)が持つ独自性や特徴を指す。心理学、社会学、哲学などの分野で頻繁に使われる。
『特定する』または『識別する』という意味の動詞。自己(itself)を他のものと区別して認識する行為を指す。犯罪捜査、生物学、情報技術など、幅広い分野で使用される。
『同一の』という意味の形容詞。自己(itself)と全く同じ性質や特徴を持つことを指す。科学的な実験結果の再現性を示す際や、双子のような非常に似通ったものを表現する際に用いられる。
反意語
『他の』という意味。itselfが自己完結した存在を指すのに対し、otherは自己以外の存在、つまり外部のものを指す。哲学、社会学、文学などで、自己と他者の関係性を論じる際に頻繁に用いられる。
- someone else
『他の誰か』という意味。itselfがある特定の個人やものを指すのに対し、someone elseはそれ以外の誰か、つまり不特定の他者を指す。日常会話や物語の中で、責任の所在や行動の主体が自己ではないことを示す際に用いられる。
語源
"itself"は、古英語の"hit self"に由来します。"hit"は現代英語の"it"にあたり、"self"は「自己」を意味します。つまり、文字通りには「それ自身」となります。この単語の成り立ちを理解するには、"self"という要素が重要です。"self"はゲルマン祖語に起源を持ち、自己同一性や個体性を表す語根に遡ることができます。日本語で例えるなら、「自(みずか)ら」という言葉に近いニュアンスを持ちます。"itself"は、主語である"it"が、他の何かの影響を受けることなく、それ自体で完結している状態や性質を強調するために使用されます。例えば、「その問題はそれ自体が複雑だ」という文では、問題の複雑さが外部要因ではなく、問題そのものに起因することを表しています。
暗記法
「itself」は、自己完結と自律の象徴。西洋では、誰にも頼らず己の力で道を切り開く精神と結びつき、文学では内面の葛藤や成長を彩ります。「Be true to yourself」という言葉が示すように、他者の期待ではなく、自身の声に従うことの重要性を説くのです。組織や政府が「itself」を使うとき、それは自律的な変革と責任を意味します。英語圏の思想と行動に深く根ざした、文化的キーワードなのです。
混同しやすい単語
『itself』と『its』は、どちらも所有格を表しますが、使い方が異なります。『itself』は再帰代名詞で「それ自身」という意味ですが、『its』は所有格の代名詞で「それの」という意味です。発音も非常に似ていますが、文法的な役割が全く異なるため注意が必要です。特に、アポストロフィの有無(it's vs its)で意味が大きく変わるため、混同しないようにしましょう。
『itself』は『self』という単語を含んでおり、これが混同の元になります。『self』は「自己」という意味の名詞であり、「自分自身」を表す代名詞としても使われます。単独で使うことも多いですが、『itself』のように複合語の一部として使われる場合もあります。意味が似ているため、文脈によって使い分ける必要があります。
『itself』と同様に、再帰代名詞である『himself』は「彼自身」という意味です。形が似ており、どちらも『self』を含んでいるため、混同しやすいかもしれません。しかし、『itself』は主語がitの場合に、『himself』は主語がheの場合に使われます。主語によって使い分ける必要があります。
『herself』も再帰代名詞で、「彼女自身」という意味です。『itself』と『herself』は、どちらも主語が人間でない(もしくは性別が特定できない)場合に使われることがあります。ただし、『herself』は女性に対してのみ使用されます。再帰代名詞は、主語が自分自身に対して行為を行う場合に使うという点を理解していれば、使い分けは難しくありません。
『themselves』は、再帰代名詞の複数形で「彼ら自身」「彼女ら自身」「それら自身」という意味です。『itself』との違いは、単数か複数かという点です。また、綴りも『self』が『selves』に変化している点に注意が必要です。発音も若干異なりますが、油断すると混同しやすいでしょう。
『beside』は「〜のそばに」という意味の前置詞で、スペルが似ているため混同されることがあります。『itself』は代名詞であり、文法的な役割が全く異なります。意味も場所を表す『beside』と、「それ自身」を表す『itself』では大きく異なるため、文脈をよく読んで判断する必要があります。また、『besides』という単語もあり、「〜に加えて」という意味なので、さらに注意が必要です。
誤用例
日本語の『〜自身』という表現を直訳すると、itselfが過剰に使われることがあります。この例では、文脈によってはitselfは不要です。もし強調したい場合は、通常、後に理由や状況を付け加えることで、その決定の重要性や特異性を際立たせる必要があります。英語では、単に『自身で決めた』という事実よりも、その背景にある事情や影響を重視する傾向があります。例えば、『The company decided to reduce salaries, which was a painful decision』のように、感情や背景を付け加えることで、より自然な英語になります。
英語の再帰代名詞は、主語が人間の場合、himself/herselfなどを使用します。itselfは主に無生物や動物に対して使われます。日本語では『自分自身』という表現を全て『itself』で置き換えてしまう誤りがよく見られますが、英語では主語に合わせて再帰代名詞を使い分ける必要があります。この誤りの背景には、日本語の『自分』という言葉が持つ汎用性と、英語の代名詞の厳格な区別に対する認識不足があります。特に、英語学習初期段階で、代名詞の使い分けを意識的に学習することが重要です。
『The project will pay for itself.』は文法的には正しいですが、やや口語的な表現です。ビジネスの文脈やフォーマルな場面では、『self-financing』や『financially viable』のような、より専門的で洗練された表現が好まれます。日本語では『ペイする』という言葉がビジネスシーンでも一般的に使われますが、英語では状況に応じて適切なレジスター(言葉遣いの丁寧さや専門性)を選択することが重要です。特に、教養ある大人の英語としては、場面に合わせた語彙の使い分けが求められます。
文化的背景
「itself」という言葉は、英語圏の文化において、自己完結性、自律性、そして責任という概念を象徴的に表現する際に用いられます。特に、個人主義が重視される西洋社会において、「自身で決断し、行動する」という価値観と深く結びついており、他者からの影響や依存を排し、自己の力で成し遂げることの重要性を示唆します。
文学作品においては、「itself」は登場人物の内面的な葛藤や成長を描写する際に効果的に用いられます。例えば、主人公が困難に直面し、誰にも頼らずに自力で解決策を見つけ出す場面で、「He had to confront the problem itself.(彼は問題そのものに立ち向かわなければならなかった)」という表現が使われることで、主人公の決意と独立心が強調されます。また、自己啓発書などでは、「Be true to yourself.(自分自身に正直であれ)」というフレーズが頻繁に用いられ、内なる声に従い、他者の期待に囚われずに生きることの重要性を説きます。この場合、「yourself」が「itself」の延長線上にある概念として、自己の確立と向き合う姿勢を促す役割を果たしています。
さらに、社会的な文脈においては、「itself」は組織や制度の自律性を示す際にも用いられます。例えば、「The company is restructuring itself to adapt to the changing market.(会社は変化する市場に適応するために自己改革を行っている)」という文脈では、組織が外部からの指示ではなく、自らの判断で変化に対応していることを意味します。これは、企業が社会的な責任を果たす上で、外部からの圧力だけでなく、内部からの自発的な改革が不可欠であることを示唆しています。政治的な文脈では、「The government needs to hold itself accountable for its actions.(政府は自身の行動に責任を持つ必要がある)」というように、権力を持つ者が自らの責任を認識し、説明責任を果たすことの重要性を強調します。
このように、「itself」は単なる再帰代名詞としてだけでなく、自己完結性、自律性、責任といった文化的価値観を内包した言葉として、英語圏の思想や行動様式に深く根ざしています。この言葉を理解することは、英語の語彙を深めるだけでなく、英語圏の文化的な背景を理解する上でも重要な意味を持つと言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題(準1級以上)。ライティング(英作文)での使用も評価対象。
- 頻度と級・パート: 準1級、1級で頻出。2級でも長文読解で登場する可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 幅広いテーマで登場。説明文、物語文、エッセイなど。
- 学習者への注意点・アドバイス: 再帰代名詞としての用法に加え、「それ自体」という意味での強調用法も理解しておく。文脈における意味の特定が重要。
- 出題形式: 主に長文読解(Part 7)、稀に穴埋め問題(Part 5)。
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的頻繁に登場。Part 5では文法的な知識が問われる場合がある。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文書でよく使用される。レポート、Eメール、記事など。
- 学習者への注意点・アドバイス: 主語との一致を確認すること。文脈から「それ自体」が何を指しているのかを正確に把握することが重要。
- 出題形式: 主にリーディング(Reading)セクション。ライティング(Writing)セクションでの使用も評価対象。
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで頻出。アカデミックな文章でよく使われる。
- 文脈・例題の特徴: 科学、歴史、社会科学など、アカデミックなテーマでよく使用される。抽象的な概念の説明によく用いられる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈における意味を正確に把握することが重要。特に抽象的な概念を指す場合に注意が必要。ライティングでは、明確かつ効果的に使用できるよう練習する。
- 出題形式: 主に長文読解問題。文法問題や語彙問題で問われる可能性もある。
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題で頻出。標準的なレベルの大学でも登場する可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 幅広いテーマで登場。評論文、物語文、説明文など。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から「itself」が何を指しているのかを正確に把握することが重要。再帰代名詞としての用法だけでなく、「それ自体」という意味での強調用法も理解しておく。