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impassive

/ɪmˈpæsɪv/(イムˈパァスィヴ)

強勢は「パァ」の部分にあります。最初の 'i' は日本語の『イ』よりも曖昧な、口を軽く開いた『イ』に近い音です。'p' は息を強く出すように発音するとよりクリアに聞こえます。最後の 'v' は有声音なので、しっかりと喉を震わせてください。日本語の『ブ』に近いですが、上の歯を下唇に軽く当てて発音します。

形容詞

無表情な

感情を表に出さない様子。顔つきや態度が冷静で、感情が読み取れない状態を指す。良い意味でも悪い意味でも使われるが、冷淡さや無関心を示すことが多い。

The CEO listened to the difficult report with an impassive face in the meeting room.

CEOは会議室で、難しい報告を無表情な顔で聞いていた。

会社で重要な報告会があり、厳しい内容が伝えられている場面です。CEOは動揺を見せず、冷静に状況を受け止めている様子が伝わります。impassiveは「感情を外に出さない、冷静な」というニュアンスで、特に困難な状況で感情を表に出さない人を描写する際によく使われます。「with an impassive face」のように「with + 感情を表す形容詞 + face/expression」は「〜な顔で」という表現によく使われます。

The doctor's impassive expression made it hard to guess what he was thinking.

医者の無表情な顔つきは、彼が何を考えているのか推測するのを難しくした。

診察室で、患者が医者の顔を見て、自分の病状について何か手がかりを得ようとしているが、医者は感情を表に出さないため、何も読み取れない状況です。「impassive expression」は「表情から何も読み取れない」という意味で、特に専門家や状況を管理する立場の人によく使われます。「make it hard to do」は「〜するのを難しくする」という便利な表現です。「guess what he was thinking」は「彼が何を考えていたか推測する」という間接疑問文です。

Despite the exciting ending, the old man in the front row remained impassive.

エキサイティングな結末にもかかわらず、最前列の老人は無表情なままだった。

映画館や劇場で、クライマックスを迎えて観客が興奮している中、一人だけ感情を表に出さずに座っている老人の姿が目に浮かびます。impassiveは「周囲の状況に影響されず、感情を表に出さない」という状況で使われます。特に「remain impassive」(無表情のままでいる)という形でよく見られます。「Despite ~」は「〜にもかかわらず」という意味で、逆接の関係を示すときに使います。「remain + 形容詞」で「〜のままでいる」という意味になります。

形容詞

冷静な

動揺したり興奮したりせず、落ち着いている様子。困難な状況でも感情に流されず、客観的に判断できる状態を指す。状況によっては、感情が欠如しているように見える場合もある。

The doctor remained impassive, even when he gave me the bad news.

医者は、私に悪い知らせを伝えている時でさえ、冷静なままでした。

この例文は、感情が揺さぶられるような状況で、医者がプロとして感情を顔に出さず、冷静な態度を保っている様子を描写しています。「remained impassive」で「冷静なままであった」という意味になり、その人の落ち着きぶりがよく伝わります。

Even when the boss asked tough questions, her face remained impassive.

上司が厳しい質問をしても、彼女の顔は冷静なままでした。

会議や面接など、プレッシャーを感じるような状況で、厳しい質問が飛んできても、表情を一切崩さず、落ち着いて対応している様子が目に浮かびます。「her face remained impassive」のように、「誰かの顔(face)」が「impassive」であると表現するのは、この単語のとても自然な使い方です。

The old security guard always looked impassive, never showing any emotion.

その年老いた警備員はいつも無表情で、感情を一切見せませんでした。

この例文は、普段から感情を顔に出さないことを職務とする警備員や、元々感情を顔に出さない性格の人物を描写しています。何を考えているのか読めないような、動じない雰囲気が伝わります。「looked impassive」で「冷静に見えた」という意味で使われています。

コロケーション

impassive face

無表情な顔、感情を表に出さない顔つき

最も直接的なコロケーションの一つで、感情が読み取れない顔を指します。ビジネスシーンやフォーマルな場面で、意図的に感情を抑えている場合にも使われます。対義語としては 'expressive face' が挙げられます。感情を隠すポーカーフェイスを形容する際にも使えます。

impassive gaze

感情のこもっていない視線、冷たい眼差し

'gaze'は、ある程度長い時間、何かを見つめることを意味します。そのため、'impassive gaze' は、感情が感じられない、または読み取れない視線を指します。小説や映画などで、登場人物の心理状態を表す際に用いられることがあります。例えば、相手を威圧したり、警戒している様子を表すのに適しています。

remain impassive

冷静さを保つ、感情を表に出さない状態を維持する

困難な状況や感情が高ぶる場面で、意図的に感情を抑え、冷静さを保つことを意味します。例えば、プレゼンテーション中に予期せぬ質問を受けた際に、'remain impassive' で対応する、といった使い方ができます。'keep one's composure' と似た意味合いを持ちますが、'remain impassive' はより表情や態度に焦点を当てています。

impassive expression

無表情、感情を表に出さない様子

'impassive face' と同様の意味ですが、より広範な意味合いを持ちます。顔だけでなく、全身の態度や雰囲気を含めて感情を表に出さない様子を指します。例えば、裁判官が 'impassive expression' で証言を聞く、といったように、客観性や公平性が求められる場面で用いられます。

with an impassive air

冷静な態度で、感情を表に出さずに

ある状況や出来事に対して、感情的な反応を見せずに冷静に対応する様子を表します。'air' は雰囲気や態度を意味し、'with an impassive air' は、感情を抑制し、客観的または冷静な態度を保つことを強調します。例えば、困難な知らせを受けた際に、'with an impassive air' で状況を分析し、対応策を検討する、といった使い方ができます。

impassive observer

感情を表に出さない観察者、冷静な傍観者

特定の出来事や状況に対して、感情的な関与をせずに観察する人を指します。科学的な実験や調査、または社会的な出来事を観察する際に、客観性を保つために 'impassive observer' であることが求められることがあります。例えば、社会学者がデモの様子を 'impassive observer' として観察する、といった使い方ができます。

使用シーン

アカデミック

心理学、社会学、文学などの分野で、人の感情や行動を客観的に分析する際に用いられます。例えば、心理学の研究論文で「被験者は刺激に対してimpassiveな反応を示した」と記述されることがあります。文語的な表現であり、客観性や冷静さを強調する目的で使用されます。

ビジネス

ビジネスシーンでは、交渉やプレゼンテーションなど、感情を抑制する必要がある場面で使われることがあります。例えば、上司が部下の冷静さを評価する際に「彼はプレッシャーの中でもimpassiveな態度を保っていた」と評することがあります。報告書など、比較的フォーマルな文書で用いられることが多いです。

日常会話

日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やノンフィクション作品などで、事件や事故に関する描写の中で見かけることがあります。例えば、「容疑者は逮捕時、impassiveな表情を浮かべていた」というように、感情を表に出さない様子を伝える際に用いられます。やや硬い表現であり、日常会話ではより自然な表現が好まれます。

関連語

類義語

  • stoic

    苦痛や喜びなどの感情を表に出さない、禁欲的で冷静な態度を指す。哲学的な意味合いも含む。 【ニュアンスの違い】"impassive"が単に感情を表に出さない状態を指すのに対し、"stoic"は感情を抑制する意志や哲学的な背景を含む。より意識的で、困難に立ち向かう強さを暗示する。 【混同しやすい点】"stoic"は形容詞として使われることが多いが、名詞としても使われる。"impassive"は感情の欠如を示すが、"stoic"は感情を克服しようとする姿勢を示す点で異なる。

  • expressionless

    表情がない、顔に感情が表れていない状態を指す。文字通り、顔の表情に焦点を当てた表現。 【ニュアンスの違い】"impassive"が内面の感情の欠如を示唆するのに対し、"expressionless"は外見上の表情の欠如に限定される。内面の感情がどうであるかは問わない。 【混同しやすい点】"expressionless"は外見に焦点が当てられるため、顔以外の部分(声のトーンなど)には適用されない。"impassive"はより広範な感情の表出の欠如を指す可能性がある。

  • 無関心、無感動で、何に対しても興味や関心を示さない状態を指す。精神的な倦怠感や絶望感が背景にあることが多い。 【ニュアンスの違い】"impassive"が感情の表出の欠如であるのに対し、"apathetic"は感情そのものの欠如、または極端な弱さを意味する。行動の欠如を伴うことが多い。 【混同しやすい点】"apathetic"は、しばしばうつ病などの精神的な問題と関連付けられる。"impassive"は必ずしも精神的な問題を示唆するわけではない。

  • 無情、冷淡で、他人の苦痛や感情に対して共感を示さない状態を指す。道徳的な非難の意味合いを含む。 【ニュアンスの違い】"impassive"が感情を表に出さない状態であるのに対し、"callous"は積極的に他人の感情を無視したり、傷つけたりする態度を示す。より強い非難のニュアンスを持つ。 【混同しやすい点】"callous"は、しばしば意図的な残酷さや冷酷さと関連付けられる。"impassive"は必ずしも意図的ではない感情の欠如を示す。

  • 客観的で、感情的な関与を避けている状態を指す。冷静さを保つために意図的に距離を置いているニュアンスがある。 【ニュアンスの違い】"impassive"が感情の表出の欠如であるのに対し、"detached"は感情的な関与を避けるための意識的な行動を示す。客観性や冷静さを保つ意図がある。 【混同しやすい点】"detached"は、しばしば専門家や研究者が客観的な視点を保つために用いる態度として肯定的に評価される場合がある。 "impassive"は必ずしも肯定的な意味合いを持たない。

  • 無関心、どうでも良いという態度を示す。対象に対する興味や関心が全くない状態。 【ニュアンスの違い】"impassive"が感情の表出の欠如であるのに対し、"indifferent"は対象自体に対する感情の欠如を示す。対象が存在するかどうかも気にしていないニュアンスがある。 【混同しやすい点】"indifferent"は、しばしば選択肢がある場合に、どちらを選んでも構わないという態度を示す。 "impassive"は選択肢の有無に関わらず感情を表に出さない。

派生語

  • 『情熱』という意味の名詞。元々は『受難』を意味し、感情に『受身』で『影響される』状態を示唆する。impassive はその否定で、感情に動じない状態を表す。日常会話から文学作品まで幅広く使用される。

  • 『受動的な』という意味の形容詞。感情や外部からの影響を『受けやすい』性質を表す。impassive はその反対で、影響を受けにくい。文法用語としても用いられ、日常会話でも頻繁に使われる。

  • 『同情』や『思いやり』という意味の名詞。共に(com-)感情(passion)を持つことから、他者の感情に共感することを指す。impassive の人が欠いているとされる感情を具体的に表す。

反意語

  • 『感情的な』という意味の形容詞。感情が豊かで、表に出やすい状態を示す。impassive が感情を抑制している状態と対照的。日常会話で人物評として使われることが多い。

  • 『表現豊かな』という意味の形容詞。感情や考えを積極的に表に出す様子を示す。impassive が感情を内に秘めるのとは対照的。芸術やコミュニケーションの分野でよく用いられる。

  • 『反応の良い』という意味の形容詞。刺激に対して敏感に反応する様子を示す。impassive が反応を示さないことと対照的。ビジネスや教育の場面で、相手の態度を表す際に用いられる。

語源

"Impassive」は、ラテン語の「passio」(苦しみ、感情)に由来します。接頭辞「im-」は否定を表し、「~でない」という意味です。したがって、「impassive」は文字通りには「感情がない」状態を指します。「passio」は英語の「passion」(情熱)と同語源であり、感情が強く動く状態を表します。それに対して、「impassive」は、感情が表に出ない、冷静沈着な様子を表します。例えば、ポーカーフェイスのように、どんな状況でも表情を変えない人を「impassive」と表現できます。日本語で例えるなら、「泰然自若」という言葉が近いかもしれません。外からの刺激(感情)を受け付けない、または表に出さない様子をイメージすると、記憶に残りやすいでしょう。

暗記法

「impassive」は、感情を抑制する文化や階級を映す鏡。19世紀英国文学では、冷静さこそが上流階級の証でした。ダーシー氏の無表情は、感情的な表現を下層と見なす時代を象徴します。しかし、その裏には抑圧された感情やトラウマが潜むことも。ロチェスター氏の冷淡さは、心の苦悩を隠す仮面。現代では、危機的状況での冷静さを示す一方で、過度な抑制は人間関係を阻害することも。文脈によって意味合いが大きく変わる、奥深い言葉なのです。

混同しやすい単語

『impassive』と『impossible』は、どちらも「im-」で始まるため、スペルが似ていて混同しやすいです。特に、急いで読んだり聞いたりすると、区別がつきにくいことがあります。『impossible』は「不可能な」という意味の形容詞であり、『impassive』とは意味が大きく異なります。また、アクセントの位置も異なるため、発音にも注意が必要です(im*pas*sive vs. im*pos*sible)。

『impassive』は『passive』に否定の接頭辞「im-」がついた形であるため、語源的に関連があり、意味も関連性があります。『passive』は「受動的な」という意味で、感情を表に出さない状態を指すこともあります。しかし、『impassive』は感情がない、あるいは表に出さないという意味合いがより強く、無表情であることを強調します。接頭辞「im-」は「~でない」という意味だけでなく、「~の中に」という意味も持つことがあり、impassive は「感情の中に閉じこもっている」というイメージを持つと理解しやすいかもしれません。

empathetic

『empathetic』は「共感的な」という意味で、感情を理解し共有する能力を表します。『impassive』は感情を表に出さない、あるいは感情がない状態を表すため、正反対の意味を持ちます。しかし、どちらも感情に関連する単語であるため、文脈によっては混同される可能性があります。特に、感情に関する議論をしている際に、誤って使用してしまうことがあります。empathetic の語源はギリシャ語の「empatheia」(感情移入)に由来し、en(中に)+ pathos(感情)から来ています。

『impression』は「印象」という意味で、名詞です。『impassive』とは品詞が異なりますが、どちらも「im-」で始まり、発音も一部似ているため、混同されることがあります。特に、リスニングの際に聞き間違えやすいです。また、『impression』は感情や感覚に関連する単語であるため、文脈によっては意味的な混同も起こりえます。impression は「中に(im-)押し込む(press)」というイメージで、心に刻み込まれる感覚を表します。

invasive

『invasive』は「侵略的な」「押しつけがましい」という意味で、形容詞です。スペルに共通する部分が多く、特に「-issive」の部分が似ているため、視覚的に混同しやすいです。また、どちらも「-ive」で終わる形容詞であるため、品詞の区別もつきにくいことがあります。意味も全く異なるため、注意が必要です。invasive は「中へ(in-)入る(vadere)」という語源を持ち、他者の領域や感情に強引に入り込むイメージです。

『compassionate』は「思いやりのある」という意味で、形容詞です。『impassive』とは意味が正反対ですが、感情に関する単語であるため、文脈によっては混同される可能性があります。特に、感情に関する議論をしている際に、誤って使用してしまうことがあります。また、どちらも複数の音節を持つ単語であるため、発音の際にリズムが似ていると感じるかもしれません。compassionate は「共に(com-)苦しむ(passion)」という語源を持ち、他者の苦痛を理解し、共感する感情を表します。

誤用例

✖ 誤用: He remained impassive, which made him a reliable speaker.
✅ 正用: He remained composed, which made him a reliable speaker.

『impassive』は感情が表に出ない様子を表しますが、しばしば冷淡、無関心といったネガティブなニュアンスを含みます。そのため、話し手の信頼性を強調する文脈では不適切です。日本語の『冷静』を安易に当てはめると誤用につながります。より適切なのは『composed』で、これは落ち着いていて、感情をコントロールできている状態を指し、信頼感を抱かせます。日本人が好む『ポーカーフェイス』は、英語では必ずしもポジティブに捉えられない点に注意が必要です。

✖ 誤用: Her face was impassive, so I knew she was very happy.
✅ 正用: Her face was impassive, so I couldn't tell what she was feeling.

『impassive』は感情が読み取れない状態を指します。そのため、『impassive』な表情から『とても幸せ』という感情を推測することはできません。これは、日本人が『感情を顔に出さない=奥ゆかしい』と解釈しがちな文化的背景が影響している可能性があります。英語圏では、感情表現は比較的オープンであることが一般的であり、『impassive』は感情の欠如、または隠蔽と解釈されることが多いです。そのため、感情が読み取れないという事実をそのまま伝えるべきです。また、『幸せ』を推測したい場合は、他の手がかり(例えば、声のトーンや体の動き)を探す必要があります。

✖ 誤用: The impassive landscape stretched out before them.
✅ 正用: The stark landscape stretched out before them.

『impassive』は通常、人間や動物の表情や態度に対して使われます。風景描写に使うと、風景がまるで感情を持っていないかのような擬人化された印象を与え、不自然に聞こえることがあります。より適切なのは、風景の持つ特徴(荒涼としている、単調であるなど)を直接表す形容詞です。例えば、『stark(荒涼とした)』、『barren(不毛な)』、『monotonous(単調な)』などが考えられます。日本人は風景描写において、感情を込めた表現を好む傾向がありますが、英語では客観的な描写が好まれる場合があることを意識する必要があります。

文化的背景

「impassive(無表情)」という言葉は、しばしば感情を抑制することが美徳とされる文化、あるいは感情を表に出すことが不適切とされる社会階層と深く結びついています。感情の抑制は、時に冷静さや知性の象徴とみなされる一方で、冷淡さや共感性の欠如と解釈されることもあります。

19世紀のイギリス文学において、「impassive」は上流階級の人物を描写する際によく用いられました。ジェーン・オースティンの作品に登場するダーシー氏のような人物は、感情をほとんど表に出さず、冷静沈着を装うことで、自身の社会的地位と教養を示そうとします。これは、感情的な表現が下層階級のものとみなされていた時代背景を反映しています。感情を抑制することは、自己制御の証であり、社会的な規範に従順であることを示す手段でもありました。

一方で、「impassive」は、しばしば抑圧された感情やトラウマを抱えるキャラクターを表現するためにも用いられます。シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』に登場するロチェスター氏は、過去の秘密を抱え、表面的には冷淡な態度を取ることで、自身の内面の苦悩を隠そうとします。このような場合、「impassive」は、感情の欠如ではなく、感情を隠蔽するための仮面として機能します。また、近年では、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱える人物の症状として、感情の麻痺や無表情が描写されることもあり、「impassive」は、心の傷の深さを表す言葉としても用いられます。

現代社会においては、「impassive」は必ずしも否定的な意味合いを持つとは限りません。特に、危機的な状況や交渉の場面においては、冷静さを保ち、感情に左右されない判断を下すことが求められます。このような場合、「impassive」は、感情的な揺れ動きに影響されない、プロフェッショナルな態度を示す言葉として用いられます。ただし、過度な感情の抑制は、人間関係の構築を阻害する可能性もあるため、状況に応じて適切な感情表現を行うことが重要です。文化的背景や個人の価値観によって、「impassive」の解釈は大きく異なるため、文脈を考慮して理解する必要があります。

試験傾向

英検

- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題(同意語選択など)。ライティングで使うことも可能だが、難易度は高め。

- 頻度と級・パート: 準1級以上でまれに出題。1級でも出題される可能性はあるが、頻度は低い。

- 文脈・例題の特徴: 社会問題、科学技術、歴史など、やや硬めのテーマの長文で使われることが多い。

- 学習者への注意点・アドバイス: 「無表情な」「感情を表に出さない」という意味を理解するだけでなく、そのニュアンス(冷静さ、冷淡さなど)を文脈から読み取る練習が必要。関連語の「passion」との対比で覚えると効果的。

TOEIC

- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)。稀にPart 6(長文穴埋め)。

- 頻度と級・パート: TOEIC全体としては出題頻度は低め。Part 7で稀に見かける程度。

- 文脈・例題の特徴: ビジネス文書(報告書、メールなど)で、人の態度や反応を説明する際に使われることがある。

- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネスシーンにおける「impassive」は、必ずしもネガティブな意味合いを持つとは限らない。状況によっては「冷静沈着」と解釈できる場合もある。類義語の「unemotional」とのニュアンスの違いを意識すると良い。

TOEFL

- 出題形式: リーディングセクション(長文読解)。ライティングセクションで使うことも可能だが、適切に使用する必要がある。

- 頻度と級・パート: アカデミックな内容の長文で比較的よく見かける。

- 文脈・例題の特徴: 歴史、社会科学、自然科学など、学術的なテーマの文章で、人の行動や反応を客観的に描写する際に用いられる。

- 学習者への注意点・アドバイス: TOEFLでは、文章全体の論理構造を理解することが重要。「impassive」がどのような文脈で使われているか、前後の文との関係性を把握することが求められる。類義語の「stoic」との違いを理解しておくと役立つ。

大学受験

- 出題形式: 主に長文読解。文脈推測問題や内容一致問題で問われることが多い。

- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題でまれに出題される。標準的なレベルの大学ではあまり見かけない。

- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など、幅広いジャンルの文章で使われる可能性がある。

- 学習者への注意点・アドバイス: 「impassive」の意味を暗記するだけでなく、文脈の中でどのような意味合いを持つかを理解することが重要。特に、人物の心理描写において、どのような効果をもたらしているかを分析する練習をすると良い。

免責事項

英単語学習ラボは生成AIで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

このページについて

作成:英単語学習ラボ
生成支援:Google Gemini
最終更新:2025年7月18日

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