capable
第一音節に強勢があります。/eɪ/ は二重母音で、日本語の『エイ』よりも口を大きく開けて発音します。/ə/ は曖昧母音で、力を抜いて軽く『ア』と言うイメージです。最後の /bl/ は、唇を閉じた状態(/b/ の構え)から、すぐに次の音(この場合は無音)へ移行します。/b/ の音を強く発音しすぎないように注意しましょう。
できる
能力があって、何かを成し遂げられる状態。潜在的な可能性やスキルを持っていることを示唆する。例:capable of doing something(~ができる)
Our new team member is very capable, so I believe she can lead this project well.
私たちの新しいチームメンバーはとても有能なので、彼女ならこのプロジェクトをうまく率いることができると信じています。
※ この例文は、新しいチームメンバーが難しいプロジェクトを任され、リーダーが彼女の能力を信頼している場面を描いています。会議室などで、リーダーが他のメンバーに「彼女は『できる』人だから大丈夫だよ」と安心感を与えている情景が目に浮かびますね。「capable」は、このように人の能力や適性をポジティブに評価する際によく使われます。特に「be capable of doing something」の形は、「〜する能力がある」と具体的に伝えるときに非常に便利です。
My son practiced hard and now he is capable of riding his bike by himself.
息子は一生懸命練習して、今では一人で自転車に乗れるようになりました。
※ 公園で、お父さんやお母さんが、ついに補助輪なしで自転車に乗れるようになった息子を見て、感動している場面です。努力の末に新しいスキルを習得し、「できるようになった」という喜びが伝わってきますね。この例文のように、「capable」は、人が特定のスキルや能力を身につけたことを表現するのにぴったりです。学習の成果や成長を語る際にも自然に使えます。
This new camera is capable of taking amazing pictures even in low light.
この新しいカメラは、暗い場所でも素晴らしい写真を撮ることができます。
※ 家電量販店で、店員さんがお客さんに最新のカメラの性能を説明している場面です。お客さんは「こんな暗い場所でもきれいに撮れるの!?」と驚きと期待を感じているでしょう。「capable」は、人だけでなく、機械や道具、システムなどが特定の機能や性能を持っていることを説明する際にもよく使われます。新製品の紹介や、持っているものの機能について話すときにとても役立つ表現です。
有能な
実際に能力を発揮して、物事をうまく処理できる様子。経験や訓練を通して能力を身につけているニュアンスを含む。例:a capable leader(有能なリーダー)
Our manager believes that Sarah is very capable of leading the new team.
私たちの上司は、サラが新しいチームを率いるのにとても有能だと信じています。
※ この例文では、上司がサラの能力を高く評価し、新しいチームのリーダーという重要な役割を任せようとしている場面が目に浮かびます。サラが責任感を持って仕事に取り組む姿や、上司からの信頼の厚さが伝わってきます。「capable of doing something」は「〜する能力がある、〜できる」という、この単語の最も典型的な使い方です。
Even at a young age, my son is capable of understanding complex ideas.
幼いながらも、私の息子は複雑な考えを理解することができます。
※ この文は、幼い子供が年齢に不釣り合いなほど高い理解力を持っていることに、親が驚きと誇りを感じている場面を描写しています。例えば、大人の会話を真剣に聞いて内容を把握しているような状況です。ここでも「capable of understanding」という形で「理解する能力がある」ことを表しており、意外な才能や可能性を示す際によく使われます。
I know you're nervous, but I'm sure you are capable of giving a great presentation.
緊張しているのはわかるけれど、あなたなら素晴らしいプレゼンテーションができると確信しているよ。
※ この例文は、プレゼンテーションを控えて緊張している友人や同僚を、心から励ましている場面です。相手の不安な気持ちに寄り添いつつ、「あなたにはその能力があるから大丈夫!」と背中を押している様子が伝わります。誰かを励ましたり、自信を持たせたりする時に「You are capable of...」という表現は非常に自然で、温かい気持ちがこもります。
コロケーション
~する能力がある、~することが可能である
※ 最も基本的な構文で、後に動名詞(-ing形)が続くのがポイントです。単に能力があるだけでなく、それを実行するための条件や状況が整っているニュアンスを含みます。例えば、"He is capable of great things" は、彼が素晴らしいことを成し遂げる潜在能力を持っているだけでなく、それを実現できる環境や機会に恵まれている可能性を示唆します。 "He is capable to do" は文法的に誤りです。
有能なリーダー、手腕のある指導者
※ 形容詞 + 名詞の組み合わせで、リーダーシップを発揮する能力が高いことを意味します。単に知識や経験があるだけでなく、決断力、統率力、人心掌握術など、リーダーとして必要な資質を総合的に備えているニュアンスです。ビジネスシーンや政治の世界で頻繁に使われます。 "competent leader" と似ていますが、"capable" はより潜在的な可能性や将来性を示唆する場合があります。
非常に有能な人物、極めて優れた才能を持つ人
※ 副詞 (highly) + 形容詞 + 名詞 の組み合わせで、その能力が非常に高いレベルにあることを強調します。学術的な文脈や人事評価などで、客観的な評価として用いられることが多い表現です。"highly skilled individual" と類似していますが、"capable" はスキルだけでなく、問題解決能力や適応力など、より広範な能力を包括的に表すニュアンスがあります。
精神的に正常な、判断能力がある
※ 法律や医療の文脈で、人が自分の意思決定をする能力があるかどうかを評価する際に用いられます。例えば、遺言を作成する能力や、医療行為に同意する能力などを判断する基準となります。"sound mind" とほぼ同義ですが、"mentally capable" はより客観的で専門的なニュアンスを持ちます。
有能な人々の手、信頼できる人々の手
※ 何か重要な任務やプロジェクトを、能力のある人々に任せることを意味する比喩的な表現です。"in capable hands" の形で使われることが多く、「有能な人々に委ねられているので安心だ」というニュアンスを含みます。例えば、"The project is in capable hands" は、プロジェクトの成功が期待できる状況を示唆します。
能力があることを証明する、実力を見せる
※ 特に、当初は能力を疑われていた人が、実際に成果を上げて周囲を納得させる場合に用いられます。"He proved capable of handling the crisis" は、彼が危機を乗り越える能力があることを証明した、という意味になります。 "turn out to be capable" とほぼ同義ですが、"prove capable" はより積極的な行動や実績を通じて能力を示すニュアンスが強くなります。
~する能力がない、~することができない
※ "capable of" の否定形で、文字通り能力がないことを表しますが、しばしば道徳的な意味合いを含みます。例えば、"He is not capable of such cruelty" は、彼がそのような残酷なことをするはずがない、という強い否定を表します。単に能力がないだけでなく、性格や倫理観から考えてあり得ない、というニュアンスが含まれます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、研究対象の能力や性質を客観的に記述する際に用いられます。例えば、「このアルゴリズムは、複雑な問題を解決することが可能です(capable of solving complex problems)」のように、特定の機能や性能を示す文脈で使われます。文体はフォーマルで、厳密な記述が求められるため、口語的な表現は避けられます。
ビジネス文書や会議において、従業員の能力評価やプロジェクトの可能性を説明する際に使用されます。例えば、「彼はリーダーシップを発揮し、チームを成功に導くことができる(capable of leading the team to success)」のように、個人の潜在能力や組織の達成可能性を示す文脈で用いられます。文体はややフォーマルで、相手に信頼感を与えるような表現が好まれます。
日常会話では、フォーマルな響きがあるため、あまり頻繁には使われません。ニュース記事やドキュメンタリー番組などで、特定の人物や組織の能力について言及する際に使われることがあります。例えば、「この企業は、革新的な技術を生み出すことができる(capable of creating innovative technology)」のように、社会的な影響力を持つ事柄について語る際に用いられます。
関連語
類義語
「~することができる」という意味で、一般的な能力や可能性を表す。日常会話やビジネスシーンで広く使われる。 【ニュアンスの違い】"capable"よりも一般的で、フォーマルさも低い。具体的な状況よりも、潜在的な能力を指すことが多い。 【混同しやすい点】"able"は形容詞であり、be動詞や助動詞と組み合わせて使う必要がある。また、"able to do"という形が一般的。
「有能な」「十分な能力がある」という意味で、特定のスキルや知識を持っていることを強調する。ビジネスや専門的な分野でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"capable"よりも、実際に能力を発揮して成果を出せることを示唆する。ある程度の経験や実績があることを前提とする。 【混同しやすい点】"competent"は、ある特定のタスクや役割を遂行する能力があることを示すことが多い。一方、"capable"はより広い範囲の可能性を示す。
「資格のある」「適任の」という意味で、特定の職務や役割に必要な資格や条件を満たしていることを示す。履歴書や求人広告などでよく使われる。 【ニュアンスの違い】"capable"よりも、公式な資格や訓練を受けていることを強調する。法律や規則によって定められた条件を満たしている場合に用いられる。 【混同しやすい点】"qualified"は、学歴、職歴、免許など、客観的な基準に基づいて判断されることが多い。一方、"capable"は主観的な評価も含まれる。
「熟達した」「堪能な」という意味で、特定のスキルや分野において高いレベルの能力を持っていることを示す。語学や技術分野でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"capable"よりも、長年の経験や訓練によって磨かれた高度なスキルを指す。流暢さや正確さといったニュアンスを含む。 【混同しやすい点】"proficient"は、特定のスキルに特化している場合が多い。一方、"capable"は、より幅広い能力を指すことができる。
「効率的な」「能率的な」という意味で、無駄なく、少ない労力で高い成果を上げられることを示す。ビジネスやテクノロジー分野でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"capable"とは異なり、能力そのものよりも、その能力を最大限に活用して成果を出す方法に焦点を当てる。時間や資源の節約といったニュアンスを含む。 【混同しやすい点】"efficient"は、プロセスやシステムが最適化されていることを示すことが多い。一方、"capable"は、人や組織の潜在的な能力を示す。
「~しがちである」「~する傾向がある」という意味合いで使われる。また、「才能がある」「器用である」という意味も持つ。 【ニュアンスの違い】"capable"と似た意味で使われる場合、潜在的な能力や素質を指すことが多い。フォーマルな文脈や文学的な表現で用いられる。 【混同しやすい点】"apt"は「~しがちである」という意味で使われることが多く、"capable"の持つ「能力がある」という意味合いとは異なる場合がある。また、"aptitude"(才能、適性)という名詞の形も重要。
派生語
『容量』『能力』を意味する名詞。『capable』の語源であるラテン語の『capax(受け入れることができる)』に由来し、抽象的な『受け入れる力』を表す。日常会話からビジネス、学術分野まで幅広く使用される。
接頭辞『in-(否定)』が付いた形容詞で、『能力がない』『〜することができない』という意味。『capable』の直接的な否定形であり、日常会話やビジネス文書で、人の能力や機械の性能などを評価する際に用いられる。
『能力』『潜在能力』を意味する名詞。『capable』から派生し、『~する能力がある状態』を表す。技術的な文脈やビジネスシーンで、システムや組織の潜在的な能力を指すことが多い。
反意語
『無能な』『不適格な』という意味の形容詞。『capable』が持つ『有能さ』『適格さ』という肯定的な意味合いと対照的に、能力不足やスキル不足を指摘する際に用いられる。特にビジネスや政治の文脈で、人の能力を評価する際に使われることが多い。
『〜できない』という意味の形容詞。『able(できる)』に否定の接頭辞『un-』が付いた形。特定の行為やタスクを実行する能力がない状態を示す。日常会話で頻繁に使われ、『capable』よりも具体的な状況における能力の欠如を指すことが多い。
語源
"capable"は、「できる」「有能な」という意味ですが、その語源はラテン語の"capere"(つかむ、取る)に由来します。"capere"は、物理的に何かを掴むだけでなく、能力や理解力を「つかむ」という抽象的な意味合いも持っていました。"capable"は、この"capere"に、英語の接尾辞"-able"(~できる)が付いたものです。したがって、"capable"は直訳すると「つかむことができる」となり、「何かを成し遂げる能力を持っている」という意味に発展しました。例えば、日本語で「要領を得る」という表現がありますが、これも「つかむ」という行為が能力と結びついている良い例です。"capable"は、単に知識があるだけでなく、それを実際に活用し、結果を出せる能力を指すニュアンスを含んでいます。
暗記法
「capable」は、中世騎士道物語では、試練を乗り越え、社会貢献できる英雄の証でした。産業革命以降は、効率性や生産性と結びつき、能力偏重が批判されることも。現代では、仕事だけでなく人間関係や問題解決能力など、多様なスキルを包括。倫理的に能力を行使し、社会の一員としてより良い未来を築く責任を意味する言葉へと進化しました。
混同しやすい単語
『capable』と『capacity』は、どちらも「能力」に関連する単語ですが、品詞が異なります。『capable』は形容詞で「~できる」という意味を表すのに対し、『capacity』は名詞で「容量」「能力」という意味です。スペルも似ているため、文脈によってどちらを使うべきか注意が必要です。特に、ビジネスシーンでは『capacity』がよく使われます。
『capable』と『cable』は、最初の数文字のスペルが似ており、発音も一部共通するため、特に聞き取りにくい場合に混同しやすいです。『cable』は「ケーブル」という意味で、電気や通信に使われる線を指します。意味も品詞も異なるため、文脈から判断することが重要です。
『capable』とはスペルも発音も大きく異なりますが、カタカナ英語の「カップ」という単語と結びつけて考えると、発音が似ているように感じるかもしれません。『cupful』は「カップ一杯」という意味で、量を表す際に使われます。音の響きから連想してスペルを間違えないように注意が必要です。
『acceptable』は『capable』と同様に「~できる」という意味合いを持ちますが、「受け入れられる」という意味合いが強い形容詞です。スペルも接頭辞『ac-』が付いている分だけ似ており、意味も関連性があるため、混同しやすいです。例えば、『acceptable quality』は「許容できる品質」という意味になります。
『capable』と『cape』は、最初の4文字のスペルが同じであり、発音も一部共通するため、混同しやすい場合があります。『cape』は「岬」または「ケープ(肩にかける衣服)」という意味の名詞です。意味が全く異なるため、文脈から判断する必要があります。また、大文字で『Cape』と表記される場合は、地名の一部であることが多いです。
『cope』は「うまく対処する」という意味の動詞で、『capable』とは品詞も意味も異なりますが、発音が似ているため混同しやすいです。特に、ストレスや困難な状況に対して「cope with ~」という形で使われます。例えば、『cope with stress』は「ストレスに対処する」という意味になります。発音の微妙な違いに注意して、文脈から意味を判断することが重要です。
誤用例
『capable』は能力があることを示す単語ですが、感情や共感といった文脈で使うと、相手に冷たく、侮辱的な印象を与えてしまいます。日本語の『理解できるけど、どうでもいい』というニュアンスを直訳するとこうなりがちですが、英語ではストレートに『I understand』と言う方が自然です。特に、相手を思いやる気持ちを伝えたい場合は、より丁寧な表現を選ぶべきです。この誤用は、日本語の謙譲語的な表現を英語に直訳しようとする際に起こりやすいです。英語では、能力の有無を強調するよりも、相手への配慮を示す表現を選ぶ方が適切です。
『capable』は形容詞であり、後に続くのは名詞または動名詞(動詞の-ing形)です。そのため、『capable to be』ではなく『capable of being』が正しい形です。この誤りは、不定詞(to + 動詞の原形)を安易に使う日本語話者にありがちです。日本語では『〜することができる』という表現を『to』を使って表現しようとする傾向がありますが、英語では前置詞『of』の後に動名詞を続ける必要があります。また、『capable of』の後は、抽象的な概念や行為が続くことが多く、具体的な名詞が直接続くことは少ない点も注意が必要です。
『capable』は能力があることを示す単語であり、『I'll try my best』という表現は、どちらかというと謙虚さや控えめな姿勢を示すものです。有能な人物が常に『ベストを尽くします』と言うのは、英語圏の文化では少し不自然に聞こえます。自信がある場合は、具体的な行動や成果を示す表現を選ぶ方が適切です。この誤りは、日本人が謙遜を美徳とする文化背景から、『有能さ』と『謙虚さ』を結びつけて考えがちなために起こります。英語では、能力があることを示す場合は、自信を持って行動する姿勢を示す方が自然です。状況に合わせて、より適切な表現を選ぶようにしましょう。
文化的背景
「capable」は、単に能力があるというだけでなく、困難を乗り越え、期待に応えることができるという信頼と責任の重みを帯びた言葉です。中世の騎士道物語から現代の企業社会まで、「有能さ」は個人が社会の中で果たすべき役割と深く結びついてきました。
中世ヨーロッパにおいて、「capable」は騎士の資質を語る上で重要な要素でした。騎士は、武術に長けているだけでなく、領地を管理し、民を守る能力が求められました。騎士道物語では、主人公が「capable」であること、つまり、試練を乗り越え、正義を貫く能力を持っていることが、英雄としての条件でした。アーサー王物語における円卓の騎士たちは、それぞれが異なる「capability(能力)」を持ち寄り、王国を守るという共通の目的に貢献しました。この文脈において、「capable」は個人の才能だけでなく、社会的な役割を果たす能力、つまり責任感や義務感を伴うものでした。
時代が下り、産業革命以降の社会では、「capable」は主に仕事の能力を指すようになりました。工場労働者から経営者まで、それぞれの役割において「capable」であることが求められ、それが個人の成功や社会の発展に繋がると考えられました。しかし、この時代の「capable」は、しばしば効率性や生産性と結びつき、人間性を軽視する傾向がありました。チャールズ・ディケンズの小説『ハード・タイムズ』では、教育における「capability」の偏重が批判的に描かれています。
現代社会においては、「capable」はより多様な意味を持つようになりました。仕事の能力だけでなく、人間関係を築く能力、問題を解決する能力、自己成長を続ける能力など、幅広いスキルを包括する言葉として使われます。また、「capable」は、単に能力を持っているだけでなく、それを倫理的に行使する責任を伴うものとして捉えられるようになりました。企業におけるCSR(企業の社会的責任)の重視や、リーダーシップにおける倫理観の重要性の高まりは、この変化を反映しています。つまり、「capable」であるとは、社会の一員として、より良い未来を築くために自分の能力を最大限に活用することなのです。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解、稀にリスニング
- 頻度と級・パート: 準1級、1級で頻出。2級でも稀に出題される。
- 文脈・例題の特徴: 多様な文脈で登場するが、能力や可能性に関する記述が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: be capable of ~ の形で使われることが多い。類義語の able, competent との違いを理解しておく。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: 比較的頻出。特にPart 5, 7で問われることが多い。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの能力、機能、可能性に関する文脈で登場しやすい。
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞の用法だけでなく、名詞 capability との関連も覚えておくと良い。文脈に応じた適切な意味を選択する必要がある。
- 出題形式: リーディング、ライティング
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出。
- 文脈・例題の特徴: 科学、社会科学、人文科学など、多様な分野のアカデミックな文脈で使われる。抽象的な概念を説明する際に用いられることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 高度な語彙力と文脈理解が必要。同義語や関連語句(capacity, potential)とのニュアンスの違いを理解しておくことが重要。
- 出題形式: 長文読解、和訳、英作文
- 頻度と級・パート: 難関大学で頻出。標準的な大学でも稀に出題される。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など、多様なジャンルの文章で登場する。抽象的な概念や人間の能力に関する記述が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。be capable of ~ の形だけでなく、capable (of doing) something のように、of以下が省略される場合もあることに注意。