unable
最初の 'ʌ' は日本語の『ア』よりも口を少し開き、喉の奥から出すような音です。強勢は 'エイ' の部分に置きます。最後の 'bl' は、唇を閉じて『ブ』の音を準備した状態から、すぐに舌先を上の歯茎につけて『ル』の音を出すと、よりネイティブに近い発音になります。'ル'の音は弱く、曖昧母音の/ə/に近い音で発音されることが多いです。
できない
能力や状況が伴わず、何かを実行することができない状態を表す。物理的な能力、知識、時間、機会などの不足が原因となりうる。フォーマルな場面でよく使われる。
She felt really tired and was unable to finish her homework.
彼女はとても疲れていて、宿題を終わらせることができませんでした。
※ この文からは、宿題の山を目の前に、体が重くて集中できない様子が目に浮かびます。「疲労や体調不良で、どうしても手が動かせない」という状況は日常的で、「unable」がよく使われます。「be unable to do」の形で「〜することができない」という意味になります。特に、努力しても状況的に難しい場合に便利です。
We were unable to meet yesterday because of the heavy rain.
昨日は大雨のせいで会うことができませんでした。
※ 窓の外では雨が激しく降っていて、楽しみにしていた約束がキャンセルになってしまった、残念な気持ちが伝わってきます。天候や交通状況など、「自分の力ではどうにもならない外部の理由で何かできない」という状況は非常によくあります。「because of 〜」は「〜のせいで」という理由を表すときに使い、日常会話で頻繁に出てくる表現です。
I was unable to understand the instructions because they were in French.
説明書がフランス語だったので、私はその内容を理解できませんでした。
※ 新しい製品の箱を開けて説明書を取り出したものの、見慣れない文字ばかりで、どうすればいいか途方に暮れている場面です。言語の壁や知識不足など、「特定の情報やスキルがないために何かをできない」という状況は典型的です。「understand the instructions」で「説明書を理解する」という意味になります。何かを理解できない時に「unable to understand」は自然な表現です。
許されない
規則、法律、倫理などの理由で、何かを行うことが許可されていない状態。単に能力がないというより、禁止されているニュアンスが強い。
I was so tired that I was unable to move from my bed all morning.
とても疲れていたので、午前中ずっとベッドから動くことができませんでした。
※ この例文は、身体的な疲労や体調不良で「動くことができない」状況を表しています。誰もが経験しうる、ベッドから起き上がれないほどの疲労感が伝わってきますね。「unable to + 動詞の原形」は「~することができない」という意味で、能力や状況的な制約を表すとても基本的な使い方です。
She felt so sad that she was unable to speak a single word during the meeting.
彼女はとても悲しかったので、会議中、一言も話すことができませんでした。
※ ここでは、強い感情(悲しみ)によって「話すことができない」という状況を描写しています。言葉が出ないほどの感情の動きが伝わってきます。「unable to + 動詞の原形」が、感情的な理由で何かを実行できない場合に自然に使われる例です。
I lost my key, so I was unable to enter my apartment for a while.
鍵をなくしてしまったので、しばらくアパートに入ることができませんでした。
※ この例文は、鍵をなくすという物理的な問題によって「入ることができない」状況を示しています。困った状況が目に浮かびますね。このように、何かを失くしたり、物理的な障壁があったりして「できない」場合にも「unable to + 動詞の原形」は頻繁に使われます。
コロケーション
〜に抵抗できない、〜に抗えない
※ 文字通りには『抵抗することができない』という意味ですが、多くの場合、魅力的なものや強い感情に対して使われます。例えば、『unable to resist the temptation』は『誘惑に抗えなかった』となり、単に物理的に抵抗できないだけでなく、心理的な引力によってどうしてもそうなってしまうニュアンスを含みます。広告や恋愛小説など、感情に訴えかける文脈でよく見られます。
〜を説明できない、〜の原因を特定できない
※ 『説明責任を果たすことができない』という意味から派生し、科学的な現象や不可解な出来事など、原因や理由が不明な事柄に対して用いられます。例えば、『Scientists were unable to account for the sudden surge in energy.』は『科学者たちは、エネルギーの急激な増加を説明できなかった』となります。ビジネスシーンでは、会計上の不明瞭な点などを指摘する際に使われることもあります。
〜に耐えられない、〜を我慢できない
※ 物理的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛や不快感に対しても使われます。例えば、『unable to bear the silence』は『沈黙に耐えられなかった』となります。やや古風で文学的な響きがあり、日常会話よりもフォーマルな場面や書き言葉で用いられることが多いです。類似表現として『can't stand』がありますが、こちらはより口語的です。
〜を確認できない、〜を確かめられない
※ 事実や情報を明確にすることができない状況を表します。『ascertain』自体がややフォーマルな単語であるため、ビジネス文書や学術論文など、比較的硬い文脈で用いられることが多いです。例えば、『We were unable to ascertain the exact number of participants.』は『参加者の正確な数を確認することができなかった』となります。日常会話では『find out』や『determine』といったより平易な表現が好まれます。
〜を両立できない、〜を調和させられない
※ 相反する意見や状況、事実などを一致させることができない状態を表します。例えば、『unable to reconcile their differences』は『彼らの意見の相違を調和させることができなかった』となります。政治、経済、人間関係など、様々な分野で用いられます。会計用語としても使われ、『勘定を照合できない』という意味にもなります。
〜を控えることができない、〜を我慢できない
※ ある行動や発言を意図的に避けることができない状態を表します。『refrain』自体がフォーマルな単語であるため、公式な文書やスピーチなどで用いられることが多いです。例えば、『unable to refrain from laughing』は『笑いをこらえることができなかった』となります。日常会話では『couldn't help』という表現がより一般的です。
〜を理解できない、〜を推し量れない
※ 非常に複雑で難解な事柄や、人の感情などを深く理解することができない状態を表します。『fathom』は元々水深を測る単位で、そこから『深く理解する』という意味に転じました。例えば、『unable to fathom her motives』は『彼女の動機を理解できなかった』となります。文学的な表現であり、日常会話ではあまり使われません。代わりに『understand』や『figure out』が用いられます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、客観的な状況を説明する際に用いられます。例えば、「データ不足のため、詳細な分析を行うことができなかった (Unable to perform detailed analysis due to lack of data)」のように、研究の限界や制約を示す文脈で使われます。また、経済学分野で「市場が効率的に機能しない (The market is unable to function efficiently)」といった状況を説明する際にも見られます。
ビジネス文書や会議で、業務上の制約や問題点を伝える際に使われます。例として、「システム障害のため、本日の業務を遂行することができませんでした (We were unable to perform today's tasks due to a system failure)」のように、具体的な理由と共に報告する場面が考えられます。また、顧客へのメールで「ご要望にお応えできず申し訳ございません (We are unable to meet your request. We apologize for the inconvenience.)」のように、丁寧な断りを入れる際にも使用されます。
日常会話では、より口語的な表現(can't, not able to)が好まれるため、"unable" はやや硬い印象を与えます。ただし、ニュース記事や報道番組などで、公式な声明や状況説明として用いられることがあります。例えば、「悪天候のため、公共交通機関が利用できません (Public transportation is unable to operate due to bad weather)」のように、公共サービスに関する情報伝達で使われることがあります。
関連語
類義語
能力や資格がないことを意味し、フォーマルな場面や、より深刻な状況で使われることが多い。個人的な能力の欠如を強調する。 【ニュアンスの違い】"unable"よりも強い意味合いを持ち、単に一時的にできないというよりも、根本的に能力がないというニュアンスを含む。より客観的な評価。 【混同しやすい点】"unable"は一時的な状況や外部要因による制限も含むが、"incapable"は本質的な能力不足を示すため、状況によって使い分ける必要がある。例えば、"unable to attend due to illness"(病気で出席できない)は自然だが、"incapable to attend due to illness"は不自然。
力や権限がないことを意味し、政治、社会、個人的な状況で使われる。しばしば感情的なニュアンスを伴う。 【ニュアンスの違い】"unable"が単にできない状態を指すのに対し、"powerless"は、状況を変える力がないという無力感を伴う。しばしば被害者意識や不満を表現する際に用いられる。 【混同しやすい点】"unable"は客観的な状況を説明する際に使われるが、"powerless"は主観的な感情を伴うことが多い。例えば、"unable to stop the rain"(雨を止めることができない)は客観的な事実だが、"powerless to help the victims"(犠牲者を助けることができない)は無力感を伴う。
助けがない、または自分自身で何もできない状態を指す。しばしば、肉体的または精神的な弱さを示す。 【ニュアンスの違い】"unable"よりも感情的な意味合いが強く、他者の助けが必要な状態や、自分自身で問題を解決できない無力感を表す。特に子供や病人など、保護を必要とする人々に対して使われることが多い。 【混同しやすい点】"unable"は単に能力がないことを示すが、"helpless"は助けを必要とする状態を強調する。"unable to open the jar"(瓶を開けられない)は単に力がないことを示すが、"helpless after the accident"(事故後、無力な状態)は、身体的または精神的なダメージを示唆する。
- prevented
何らかの理由で、行動や出来事が妨げられた状態を指す。原因が明確な場合に用いられ、しばしば受動態で使用される。 【ニュアンスの違い】"unable"は単にできない状態を指すのに対し、"prevented"は外部からの干渉によって妨げられたというニュアンスを含む。具体的な原因や妨げがあったことを示唆する。 【混同しやすい点】"unable"は自分の意志や能力に関わらずできない状態を指すが、"prevented"は外部からの影響でできなくなった状態を指す。例えば、"unable to go due to lack of time"(時間がないため行けない)と、"prevented from going by the storm"(嵐で行くのを妨げられた)では、原因が異なる。
機械やシステムが故障している、または正常に機能していない状態を指す。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"unable"が一般的な「できない」状態を指すのに対し、"out of order"は特に機械や設備が故障しているために使用できない状態を指す。一時的な故障を意味することが多い。 【混同しやすい点】"unable"は人や物事全般に使えるが、"out of order"は基本的に機械や設備にのみ使用される。例えば、"unable to understand the instructions"(指示を理解できない)は自然だが、"the person is out of order"は不自然。
- in no position to
特定の行動をとる立場や状況にないことを意味する。フォーマルな場面で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"unable"よりも間接的で丁寧な表現であり、相手に配慮するニュアンスを含む。しばしば、状況や立場上の制約を説明する際に用いられる。 【混同しやすい点】"unable"は直接的にできないことを伝えるが、"in no position to"は、状況や立場を考慮してできないことを婉曲的に伝える。例えば、"unable to offer a raise"(昇給できない)は直接的な表現だが、"in no position to offer a raise at this time"(現時点では昇給できる状況にない)は、より丁寧な表現。
派生語
『能力』という意味の名詞。『able(できる)』という形容詞から派生し、抽象的な概念を表す名詞『-ity』が付与され、名詞化された。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使用される。
『可能にする』という意味の動詞。接頭辞『en-』は『〜にする』という意味を持ち、『able』を動詞化している。ビジネスシーンで、システムや機能を『有効にする』という意味で頻繁に使われる。
『無効にする』という意味の動詞。『enable』の反意語であり、接頭辞『dis-』は否定や反対の意味を付与する。ソフトウェアや機械の設定において、機能を停止させる際などに用いられる。
語源
"unable"は、英語の基本的な動詞"able"(できる、有能な)に否定を表す接頭辞"un-"が付いたものです。"un-"は、古英語の"un-"に由来し、これはさらに遡るとインド・ヨーロッパ祖語の否定を表す"*ne-"にたどり着きます。日本語の「不〜」や「非〜」と同じように、後に続く語の意味を打ち消す役割を果たします。つまり、"unable"は文字通りには「ableではない」という意味になり、「できない」「許されない」といった意味合いを持ちます。例えば、「不可能な計画」や「非現実的な目標」を英語で表現する際に、"unable"の構造を理解していると、より自然な表現を選ぶ手助けになります。
暗記法
「unable」は単に「できない」だけでなく、社会的な期待に応えられない、個人の無力感や失望を表す言葉。歴史的には、社会構造的な不平等によって何かを成し遂げられない状況を指し、時には抑圧的な意味合いも。文学では、主人公の苦悩や葛藤を象徴し、運命に翻弄される人々の無力感を表現する。現代では自己実現を阻む要因を指すが、スティグマを伴うことも。共感と理解が不可欠。
混同しやすい単語
「able」と「unable」は接頭辞「un-」の有無だけで意味が大きく変わります。「able」は「できる」という意味ですが、「unable」は「できない」という意味です。スペルミスで「unable」と書くべきところを「able」と書いてしまうと、意味が正反対になってしまうので注意が必要です。また、発音も非常に似ているため、文脈から判断することが重要です。
「unable」と「enable」は、どちらも「able」を含むため混同しやすい単語です。「enable」は「~を可能にする」という意味で、「unable」とは全く反対の意味を持ちます。スペルも似ているため、注意深く区別する必要があります。特に、動詞として使われる場合、文脈によって意味が大きく変わるため、注意が必要です。
「inable」という単語は一般的には存在しません。しかし、接頭辞「in-」が「否定」の意味を持つため、「able」に「in-」を付けて「inable」という単語を作ってしまう学習者がいます。正しい単語は「unable」であることを覚えておく必要があります。
「unable」と「unstable」は、どちらも接頭辞「un-」で始まるため、混同しやすい単語です。「unable」は「できない」という意味ですが、「unstable」は「不安定な」という意味です。スペルも似ていますが、意味は大きく異なるため、注意が必要です。特に、状況や状態を表す形容詞として使われることが多い「unstable」を、「unable」と混同しないようにしましょう。
「able」で終わる単語であるため、スペルが似ていると感じるかもしれません。「amiable」は「愛想の良い」「感じの良い」という意味で、人の性格を表す形容詞として使われます。「unable」とは意味が全く異なるため、文脈で判断することが重要です。語源的には、「ami-(愛する)」という要素が含まれていることを知っておくと、覚えやすくなります。
「unable」と「unbearable」は、どちらも接頭辞「un-」で始まるため、混同しやすい単語です。「unable」は「できない」という意味ですが、「unbearable」は「耐えられない」という意味です。発音も少し似ているため、文脈で判断することが重要です。特に、感情や苦痛を表す形容詞として使われることが多い「unbearable」を、「unable」と混同しないようにしましょう。
誤用例
日本語の『理解できない』を直訳すると "unable to understand" となりがちですが、相手の感情を尊重する文脈では、より控えめな表現が適切です。"unable" は、能力的な欠如や物理的な制約を意味合い含むため、相手の気持ちを理解しようと努力する姿勢を示唆する "may not fully understand" の方が、共感と敬意を示すニュアンスが伝わります。また、"feelings" は複数形で用いるのが一般的です。日本的な奥ゆかしさや曖昧さを英語で表現する際は、直接的な否定を避け、婉曲的な表現を選ぶと、より洗練されたコミュニケーションになります。
"unable" はフォーマルな場面でも使用できますが、特に弔いの場においては、より丁寧な語彙を選択することが望ましいです。"because of" は口語的な響きがあるため、よりフォーマルな "due to" を使う方が適切です。また、"very regrettable" よりも "deeply regrettable" の方が、より深い悲しみを表現できます。日本人が英語を話す際、学校で習った表現をそのまま使いがちですが、場面に応じた語彙の選択は、相手への配慮を示す上で重要です。特に、冠婚葬祭などの儀式においては、言葉遣い一つで相手への印象が大きく変わるため、注意が必要です。
"unable" 自体は間違いではありませんが、ビジネスシーンやフォーマルな状況では、より丁寧で間接的な表現が好まれます。"help" の代わりに "assist"、"issue" の代わりに "matter" を使うことで、よりプロフェッショナルな印象を与えます。また、"I am very sorry." よりも "I apologize for any inconvenience this may cause." の方が、相手への配慮を示すとともに、状況を客観的に説明するニュアンスが含まれています。日本人が英語で謝罪する際、感情的な表現に偏りがちですが、状況説明と具体的な謝罪を組み合わせることで、より誠実な印象を与えることができます。
文化的背景
「unable(できない)」という言葉は、単に能力の欠如を示すだけでなく、社会的な期待や義務を果たせない状況、あるいは個人の無力感を伴う、より深い失望や挫折感を象徴することがあります。特に、伝統的な役割や責任を担うことができない場合に、そのニュアンスが強く現れます。
歴史的に見ると、「unable」は、個人の能力不足だけでなく、社会的な制約や構造的な不平等によって何かを成し遂げられない状況を指すことがありました。例えば、かつて女性が教育や職業選択において「unable」であった時代には、それは単なる個人の資質の問題ではなく、社会が女性に課した役割からの逸脱を意味しました。同様に、身分制度の時代には、低い身分の者が高い身分の者のように振る舞うことは「unable」であるとされ、社会的な秩序を維持するための言葉として機能しました。このように、「unable」は、社会的な期待や規範からの逸脱を意味する言葉として、時に抑圧的な力を持つこともありました。
文学作品においても、「unable」は、主人公の苦悩や葛藤を描く上で重要な役割を果たします。例えば、運命に翻弄され、自らの意志ではどうすることもできない主人公は、「unable」という言葉を通して、その無力感や絶望感を表現します。また、社会的な不正や抑圧によって夢を諦めざるを得ない人々も、「unable」という言葉を通して、その苦しみや悲しみを訴えます。シェイクスピアの悲劇に登場する主人公たちは、しばしば運命や自身の欠点によって「unable」な状況に陥り、破滅へと向かいます。彼らの「unable」は、単なる能力不足ではなく、人間存在の脆弱さや限界を象徴していると言えるでしょう。
現代社会においては、「unable」は、個人の自己実現や幸福追求を阻む様々な要因を指す言葉として使われます。経済的な困窮、精神的な病、身体的な障害など、様々な理由で「unable」な状況に置かれた人々は、社会的な支援や理解を必要としています。しかし、「unable」という言葉は、時にスティグマを伴い、自己肯定感を損なう可能性もあります。そのため、「unable」という言葉を使う際には、相手の気持ちに寄り添い、慎重な配慮が必要です。また、「unable」な状況にある人々を支援するためには、社会全体の理解と協力が不可欠です。単に能力がないというだけでなく、その人が置かれている状況全体を理解し、共感することが重要です。
試験傾向
1. **出題形式**: 語彙問題、長文読解。
2. **頻度と級・パート**: 準1級以上で頻出。1級でもまれに出題。
3. **文脈・例題の特徴**: 社会問題、科学技術、歴史など幅広いテーマの長文で、「be unable to」の形で使われることが多い。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「disable」との混同に注意。意味の違いを理解し、文脈に応じて適切に判断できるようにする。また、「unable to」の形で使われることが多いので、後ろに動詞の原形が続くことを覚えておく。
1. **出題形式**: Part 5 (短文穴埋め)、Part 7 (長文読解)。
2. **頻度と級・パート**: 比較的頻出。特にPart 7のビジネスレターや記事でよく見られる。
3. **文脈・例題の特徴**: ビジネスシーンでのプロジェクトの遅延、顧客からの問い合わせへの対応など、業務上の問題解決に関する文脈で登場することが多い。「be unable to」の形で使われる。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「unable」と似た意味を持つ語句(e.g., "incapable", "not able") との識別が重要。また、否定的なニュアンスを伴うため、丁寧な表現に言い換える必要がある場合もある。
1. **出題形式**: リーディングセクション。
2. **頻度と級・パート**: 頻出。アカデミックな文章でよく使用される。
3. **文脈・例題の特徴**: 環境問題、社会科学、自然科学など、学術的なテーマの文章で、「be unable to」の形で使われることが多い。複雑な概念を説明する際に用いられる。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「unable」はフォーマルな表現であり、日常会話ではあまり使われない。アカデミックな文章における使用頻度が高いことを意識する。類義語である「incapable」とのニュアンスの違いを理解することも重要。
1. **出題形式**: 長文読解、空所補充、語彙問題。
2. **頻度と級・パート**: 難関大学の入試で頻出。標準的なレベルの大学でも出題される可能性はある。
3. **文脈・例題の特徴**: 環境問題、科学技術、社会問題など、評論的な文章で登場することが多い。「be unable to」の形で使われ、文脈理解を問われることが多い。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「able」の否定形であることを理解し、文脈から意味を推測できるようにする。また、「unable to」の形で使われることが多いため、後ろに続く動詞との関係性を意識して学習する。