break up
「break」の母音 /eɪ/ は二重母音で、日本語の「エ」よりも口を横に開いて「エイ」と発音します。「up」の /ʌ/ は、日本語の「ア」よりも口を縦に開け、喉の奥から短く発音するイメージです。第一音節に強勢(')がありますので、「レィ」を意識して強く発音しましょう。
別れる
恋人や夫婦の関係を解消すること。比較的友好的なニュアンスを含む場合もある。
She felt so sad when she had to break up with him.
彼女は彼と別れなければならなかった時、とても悲しかった。
※ この例文は、別れの辛い感情が伝わる典型的な場面を描いています。「had to」は「~しなければならなかった」という、本意ではない状況での別れを表現しています。誰かと別れる場合は「break up with someone」という形で使うのが一般的です。
My best friend had to break up with her boyfriend recently.
私の親友は最近、彼氏と別れなければなりませんでした。
※ 親しい友人が最近彼氏と別れたという、少し心配な気持ちが伝わる状況です。このように、身近な人の人間関係の変化を話す時によく使われます。「recently(最近)」は、近い過去の出来事を表す際によく使われる副詞です。
It was sad, but they had to break up because they always argued.
悲しかったけれど、彼らはいつも喧嘩していたので別れなければなりませんでした。
※ この例文では、カップルが別れてしまった理由(いつも喧嘩していたこと)が明確に示されています。「because(~なので)」を使って理由を説明する典型的な文です。「always argued」のように、過去の習慣や繰り返しの行動を表す表現も覚えておくと、より豊かな描写ができます。
解散する
集団(グループ、組織、会社など)が活動を停止し、個々に分かれること。会議や集会が終了する場合にも使う。
The popular band decided to break up after ten years.
その人気バンドは10年後に解散することを決めました。
※ この例文は、長年活動してきた音楽グループが「解散する」という、最も典型的な「break up」の使い方です。多くのファンが悲しむような、大きなニュースの場面を想像できます。「decided to break up」で、彼ら自身がその決断をしたことが伝わります。
Our project team will break up next month after finishing the big task.
私たちのプロジェクトチームは、大きな仕事を終えたら来月解散します。
※ ビジネスや学校のグループで、特定の目的を達成した後に「解散する」場合にも「break up」は使われます。この例文では、大きな仕事を成し遂げた後の達成感と、チームメンバーとの別れの少しの寂しさが感じられるでしょう。「will break up」で未来の予定を伝えています。
The police told the crowd to break up and go home.
警察は群衆に解散して家に帰るよう命じました。
※ この例文は、集まっている人々が「解散する」場面を表しています。警察などが集会やデモを「解散させる」ときに「tell someone to break up」という形で使われることが多いです。緊迫した状況や、指示に従って人々が散っていく様子が目に浮かびます。
中断
関係や連続性が途絶えること。交渉や対話、作業などが一時的または完全に止まる状態。
The sudden breakup of the radio signal made the old man sigh sadly.
突然ラジオの電波が途切れて、おじいさんは寂しそうにため息をついた。
※ 「breakup」は、ラジオやテレビの「電波が途切れる」「信号が中断する」という状況で使われることがあります。この例文では、お気に入りの時間が中断されてしまったおじいさんの寂しい気持ちが伝わります。
A sudden breakup of the music during the dance performance surprised everyone.
ダンスパフォーマンス中に音楽が突然途切れて、みんなが驚いた。
※ ここでの「breakup」は、音楽が一時的に「中断する」「途切れる」様子を表しています。予期せぬ中断が、観客に驚きを与えた、ハプニングの場面が目に浮かびますね。
The quick breakup of the study group meant we couldn't finish our project.
勉強会がすぐに中断(解散)してしまい、私たちはプロジェクトを終えられなかった。
※ 「breakup」は、会議やグループ活動が「途中で終わる」「解散する」という意味で使われることがあります。ここでは、目標達成の途中で活動が中断されてしまった残念な気持ちが伝わります。
コロケーション
喧嘩を仲裁する、止める
※ 物理的な喧嘩や口論を止める行為を指します。単に「止める」だけでなく、「介入して事態を収拾する」ニュアンスを含みます。警察官が喧嘩を止める場合や、親が子供たちの喧嘩を仲裁する場合などに使われます。類似表現に 'stop a fight' がありますが、'break up a fight' はより積極的に関与するイメージです。口語的で、ニュース記事などでも見られます。
会議を中断させる、解散させる
※ 会議を予定より早く終わらせたり、中断させたりすることを意味します。例えば、議論が紛糾して収拾がつかなくなった場合や、緊急の事態が発生した場合などが考えられます。ビジネスシーンでよく使われ、'call off a meeting' (会議を中止する) とは異なり、一時的な中断や早期終了を指します。フォーマルな場でも使用可能です。
関係を終わらせる、別れる
※ 恋愛関係や友情関係などを終わらせることを指します。恋愛関係の破局を指すことが多いですが、ビジネスパートナーシップの解消にも使えます。'end a relationship' と同様の意味ですが、'break up' はより口語的で、感情的なニュアンスを含みます。例えば、'They decided to break up after five years.' のように使われます。
単調さを打破する、変化をつける
※ 退屈で単調な状態から抜け出すために、何か新しいことを試したり、変化を加えたりすることを意味します。日常的なルーチンや仕事などに変化を加えたい時に使われます。 'break the routine' と似た意味ですが、'break up the monotony' は単調さ全体を壊すイメージです。ビジネスシーンでも、チームのモチベーションを上げるために新しい取り組みを導入する際などに使用されます。
土を耕す、ほぐす
※ 農業や園芸において、固まった土を砕いて耕し、植物が育ちやすい状態にすることを意味します。土壌の通気性や排水性を改善し、根の成長を促進するために行われます。'loosen the soil' と同様の意味ですが、'break up the soil' はより積極的に土を砕くイメージです。ガーデニングや農業の文脈で使われます。
誰かと別れる
※ 恋愛関係にある相手と別れることを意味します。 'break up a relationship' が関係全体の終了を指すのに対し、'break up with someone' は誰か特定の相手との別れを指します。より個人的な感情が込められた表現で、口語でよく使われます。例えば、'She broke up with her boyfriend last week.' のように使われます。
小グループに分かれる
※ 大きなグループを、より小さなグループに分割することを意味します。会議やワークショップなどで、参加者を少人数のグループに分けて議論や作業を行わせる際によく使われます。'divide into smaller groups' とほぼ同義ですが、'break up into' はより自然な流れでグループが分かれるイメージです。教育現場やビジネスシーンで頻繁に使われます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、物理的な破壊や関係の解消を表す際に使われます。例えば、細胞の破壊(cell break up)や、データの分解(data break up)といった文脈で見られます。心理学の研究で、ある集団が解散する(a group breaks up)過程を分析する際にも使用されます。
ビジネスシーンでは、会議や交渉の中断、組織の解散などを指す際に用いられます。プロジェクトチームが解散する(the project team breaks up)場合や、交渉が決裂する(the negotiation breaks up)といった状況で使われます。ただし、よりフォーマルな表現が好まれる傾向にあります。
日常会話では、恋人や友人との別れを意味する「別れる」が最も一般的な用法です(They broke up last week)。また、会議やパーティーなどの中断を指す場合にも使われます(Let's break up for lunch)。スラング的な用法として、笑いすぎてお腹が痛い(I'm breaking up!)という意味もあります。
関連語
類義語
『分離する』『分ける』という意味で、物理的な分離、関係性の分離、概念的な分離など、幅広い状況で使用される。自動詞としても他動詞としても使用可能。 【ニュアンスの違い】"break up"よりもフォーマルで、客観的なニュアンスが強い。感情的な要素は比較的少ない。ビジネスシーンや学術的な文脈でよく用いられる。 【混同しやすい点】"break up"は主に人間関係の終了を意味するのに対し、"separate"はより広範な分離を指す。例えば、"separate the wheat from the chaff"(麦と籾殻を分ける)のように使う。
- split up
『別れる』『解散する』という意味で、特に人間関係、グループ、組織などが分裂する状況で使用される。日常会話でよく使われる口語的な表現。 【ニュアンスの違い】"break up"とほぼ同義だが、よりカジュアルな響きを持つ。フォーマルな場面では"break up"の方が適切。 【混同しやすい点】"split up"は、しばしば財産や責任の分割を含むニュアンスを持つことがある。例えば、"They split up the inheritance."(彼らは遺産を分割した)のように使う。
『溶解する』『解散する』という意味で、物理的に溶ける場合や、組織・契約などが消滅する場合に使用される。比喩的な意味合いも強い。 【ニュアンスの違い】"break up"よりもフォーマルで、組織や契約などの終了を指す場合によく用いられる。人間関係の終了には通常使用されない。 【混同しやすい点】"dissolve"は、組織や契約などが公式に終了するニュアンスが強い。例えば、"The company was dissolved."(会社は解散された)のように使う。
『終わる』という意味で、物事の終結全般を指す。関係、イベント、期間など、非常に幅広い対象に使用できる。自動詞としても他動詞としても使用可能。 【ニュアンスの違い】"break up"よりも一般的で、感情的なニュアンスは少ない。より客観的な表現。 【混同しやすい点】"end"は単に終了を意味するだけで、"break up"のような関係の断絶や感情的な苦痛を必ずしも伴わない。例えば、"The meeting ended at 5 pm."(会議は午後5時に終わった)のように使う。
『終わらせる』『終了させる』という意味で、契約、雇用、プロジェクトなど、正式な関係や活動の終了を指す。ビジネスシーンや法律関係でよく用いられるフォーマルな表現。 【ニュアンスの違い】"break up"よりも非常にフォーマルで、客観的なニュアンスが強い。感情的な要素はほとんど含まれない。 【混同しやすい点】"terminate"は、契約や雇用など、法的な意味合いを含む関係の終了に用いられることが多い。例えば、"The contract was terminated."(契約は解除された)のように使う。人間関係の終了には通常使用されない。
- part ways
『別々の道を行く』という意味で、人間関係、特に友人関係やビジネスパートナーシップなどが解消される状況で使用される。やや婉曲的な表現。 【ニュアンスの違い】"break up"よりもソフトな表現で、円満な別れや、お互いの合意による別離を暗示することがある。深刻な対立や感情的な混乱を避けたい場合に適している。 【混同しやすい点】"part ways"は、必ずしも完全な関係の断絶を意味しない場合がある。例えば、"They decided to part ways professionally, but remained friends."(彼らは仕事上の関係を解消したが、友人関係は続けた)のように使う。
派生語
名詞で「崩壊」「故障」「内訳」などの意味。動詞句「break down(壊れる、分解する)」から派生。物理的な故障(機械など)から、精神的な崩壊、詳細な分析まで、幅広い文脈で使用される。ビジネスシーン(プロジェクトのブレイクダウン)や医療現場(精神的なブレイクダウン)でも頻出。
名詞で「躍進」「突破口」の意味。「break through(突破する)」という動詞句から派生。困難を乗り越えて進展するイメージ。科学研究、技術開発、交渉など、目標達成が難しい分野で成果が出た際に用いられる。学術論文やビジネス文書でよく見られる。
形容詞で「壊れやすい」の意味。「break」に「~しやすい」という意味の接尾辞「-able」が付いた形。物理的に壊れやすい物を指す他、比喩的に精神的に傷つきやすい状態を表すこともある。日常会話や製品の説明書などで使用される。
反意語
「築き上げる」「強化する」という意味の句動詞。「break up」が関係の解消や分散を意味するのに対し、「build up」は関係の構築や強化、または物理的な蓄積を表す。組織の構築、関係性の強化、筋肉の増強など、様々な文脈で使用される。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用される。
動詞で「固める」「結合する」の意味。「break up」が分離や分裂を意味するのに対し、「cement」は文字通りセメントのように、関係や合意を強固にするイメージ。国家間の関係やビジネス上の提携など、長期的な安定を目的とする場合に用いられる。報道記事や学術論文でよく見られる。
動詞で「確立する」「設立する」の意味。「break up」が関係や組織の解消を意味するのに対し、「establish」は新たな関係や組織を創り出す行為を指す。会社設立、制度の確立、信頼関係の構築など、長期的な基盤を築く際に用いられる。ビジネス文書や学術論文で頻繁に使用される。
語源
"break up"は、比較的単純な構成の句動詞です。 "break"は古英語の"brecan"に由来し、「壊す」「砕く」「中断する」といった意味を持ちます。これはさらにゲルマン祖語の*brekanąに遡り、印欧祖語の語根*bhreg-(壊れる、砕ける)に繋がります。日本語の「破る(やぶる)」という言葉にも、どこか響きが似ているかもしれません。一方、"up"は古英語の"upp"に由来し、「上へ」「高みへ」といった方向を示す副詞ですが、この場合は「完全に」「徹底的に」という完了や強調の意味合いを添えています。つまり、"break up"は文字通りには「砕いて上へ」ですが、比喩的に「完全に壊して終わりにする」「関係を断ち切る」という意味合いで使われるようになったと考えられます。物理的な破壊だけでなく、関係性や組織の解散など、抽象的な対象にも適用される点が特徴です。
暗記法
「break up」は、単なる分離を超え、心の繋がりや未来の崩壊を意味する、ほろ苦い言葉。恋愛が個人の感情を重視するようになった20世紀以降、関係の終焉を婉曲に表現する言葉として広まりました。文学や映画では、登場人物の成長のきっかけとして描かれ、失恋をテーマにした音楽にも多く登場します。自己肯定感の喪失や未来への不安と結びつく一方で、新たな自己発見と成長の機会をもたらす、痛みと希望が交錯する言葉なのです。
混同しやすい単語
発音が非常に似ており、文脈によってはどちらを指しているのか判断が難しい場合があります。'break' は『壊す』という意味の動詞ですが、'brake' は『ブレーキ』という意味の名詞または動詞です。スペルも似ているため、注意が必要です。特に自動車や自転車の話をしている場合は 'brake' の可能性が高いです。
'break' を含む複合語であり、意味が多岐にわたるため混同しやすいです。機械の故障、体調不良、精神的な崩壊など、様々な状況で使われます。文脈から具体的な意味を判断する必要があります。'break up' は関係の解消を意味することが多いですが、'breakdown' は必ずしもそうではありません。
'break up' と同様に句動詞であり、'up' が共通しているため、特にリスニング時に混同しやすいです。'wake up' は『目を覚ます』という意味で、'break up' とは全く異なる状況を表します。文脈に注意して聞き分ける必要があります。
'up' が共通しており、句動詞のような印象を受けるかもしれませんが、'makeup' は名詞として『化粧』や『構成』という意味を持ちます。動詞として使う場合は 'make up' と分離します。発音も 'break up' とは異なりますが、スペルから誤解する可能性があります。
'up' が共通しているため、リスニング時に混同しやすい可能性があります。'backup' は『バックアップ』という意味で、データや計画などの予備を指します。名詞または動詞として使用されます。'break up' とは意味が全く異なるため、文脈から判断する必要があります。
スペルの一部が似ており、特に 'br' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい可能性があります。'brick' は『レンガ』という意味の名詞であり、'break up' とは全く異なる意味を持ちます。発音も異なりますが、スペルに注意が必要です。
誤用例
日本語の『分解する』というニュアンスから、つい『break up』を使ってしまいがちですが、この場合『break up』は人間関係の解消(別れる)という意味合いが強いため、不自然です。タスクや計画を細分化する際は『break down』を用いるのが適切です。日本人が『up』に『細かくする』というイメージを持ちやすいことが原因の一つと考えられますが、英語の『break up』は、むしろ『まとまっているものを分離する』というニュアンスが強く、対象が人間関係以外にはそぐわないことが多いです。計画などを細かく分割する際は、物理的な破壊を伴う『break down』の方がより自然です。
会議を『中断する』という意味で『break up』を使うのは、口語的でややカジュアルな印象を与えます。ビジネスシーンやフォーマルな場では、より丁寧な『adjourn』を用いるのが適切です。『break up』は、関係を終わらせる、またはパーティーや集まりなどを解散させるというニュアンスが強く、一時的な中断には適しません。日本人が『break』に『中断』の意味合いを強く感じることが、この誤用の原因と考えられます。教養ある大人の英語としては、状況に応じて適切なフォーマルな語彙を選択することが重要です。
『break up』は主に恋愛関係の解消に使われます。悪い習慣を断ち切るという意味では不適切です。この場合は『get rid of』や『quit』を使うのが自然です。日本人が『別れる』という言葉から直訳的に『break up』を選んでしまうことが原因と考えられます。英語では、抽象的な対象との関係を断つ場合に『break up』を使うことは一般的ではありません。習慣を断つ場合は、物理的に何かを取り除くイメージを持つ『get rid of』や、行為を停止する『quit』がより適切です。
文化的背景
「break up」は、関係の終焉を告げる、どこか悲しくも不可避な言葉です。単に物理的な分離だけでなく、心の繋がりや共有された未来の崩壊を意味し、失恋の痛みや人生の転換点を象徴します。このフレーズには、脆さ、変化、そして新たな始まりへの可能性が込められているのです。
「break up」という表現が、人間関係の終了を表すようになったのは、比較的新しい用法です。元々は物理的な破壊や解体を意味していましたが、20世紀に入り、特に恋愛関係の終了を婉曲的に表現するために使われるようになりました。これは、社会が個人の感情や関係性をより重視するようになったことと深く関係しています。かつては家柄や経済状況が重視された結婚が、個人の感情や幸福を追求する関係へと変化する中で、「break up」は、形式的な離婚よりもカジュアルな関係の終焉を表現する便利な言葉として広まりました。
文学や映画においても、「break up」は、登場人物の成長や変化のきっかけとして重要な役割を果たします。例えば、失恋を経験した主人公が、それを乗り越えて新たな自己を発見する物語は、普遍的なテーマです。シェイクスピアの悲劇から現代のロマンティックコメディまで、「break up」は、人間の感情の複雑さや脆さを描き出すための強力なツールとして用いられてきました。音楽の世界でも、失恋をテーマにした歌は数多く存在し、「break up」は、歌詞の中で感情的な痛みを表現するためのキーワードとなっています。
現代社会において、「break up」は、単なる別れ以上の意味を持つことがあります。それは、自己肯定感の喪失、未来への不安、そして孤独感といった、より深い感情と結びついています。しかし、同時に、「break up」は、新たな可能性の始まりでもあります。過去の経験から学び、より良い未来を築くためのチャンスを与えてくれるのです。この言葉は、痛みと希望が共存する、人間の感情の複雑さを象徴していると言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題。リスニングで口語表現として出ることも
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。2級でもまれに出題
- 文脈・例題の特徴: 幅広いトピックで使われるが、人間関係、社会問題、ニュース記事などが多い
- 学習者への注意点・アドバイス: 「関係の解消」「物理的な破壊」「中断」など複数の意味があるので、文脈で判断。動詞句(break up with)と名詞句(breakup)の両方を覚え、前置詞に注意。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的よく見られる。Part 5でも稀に出題
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの契約解除、交渉決裂、組織の解散などに使われることが多い
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネス文脈に特化した意味(交渉決裂など)を把握。類義語(terminate, dissolveなど)との使い分けを意識。
- 出題形式: リーディングセクション(長文読解)
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で比較的頻繁に出題
- 文脈・例題の特徴: 社会科学、自然科学など、幅広い分野の学術的な文章で使われる。データやシステムの分解・分析など
- 学習者への注意点・アドバイス: 抽象的な意味(分解、崩壊、分裂など)で使われることが多いので、文脈から正確に意味を把握する練習が必要。アカデミックな文章に慣れることが重要。
- 出題形式: 長文読解、和訳、英作文
- 頻度と級・パート: 難関大学ほど頻出。標準的なレベルの大学でも出題される可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、人間関係、科学技術など、幅広いテーマで出題される
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈に応じた意味の使い分けが重要。特に比喩的な意味(崩壊、決裂など)を理解しておくこと。英作文では、自然な英語表現として使えるように練習。