at length
'at' の /æ/ は日本語の「ア」と「エ」の中間のような音で、口を横に広げて発音します。 'length' の 'th' は無声音で、舌先を上下の歯で軽く挟んで息を出す音です。日本語にはない音なので、意識して練習しましょう。 'ng' は鼻から抜ける音で、舌の奥を上あごにつけて発音します。
詳細に
ある事柄について、細部にわたり、時間をかけて詳しく述べる様子。会議での報告や、事件の経緯説明などに使われる。単に「長く」という意味だけでなく、「掘り下げて」説明するニュアンスを含む。
The project manager explained the new project at length, pointing to the charts and graphs.
プロジェクトマネージャーは、チャートやグラフを指しながら、新しい企画について詳細に説明しました。
※ 会議の場面で、新しい企画を細部まで時間をかけて説明する様子が目に浮かびます。「at length」は、単に「詳しく」だけでなく、「長々と、時間をかけて」というニュアンスも含むため、重要な内容をじっくり説明する際にぴったりです。
My grandmother told us about her childhood at length, making us feel like we were there.
祖母は私たちに子供の頃の話を長々と詳細に語り、まるで私たちがそこにいるかのように感じさせてくれました。
※ 家族の温かい会話の中で、おばあちゃんが昔の出来事を思い出深く、時間をかけて話す様子です。話が「長くなる」ことを表す時にも「at length」はよく使われ、聞き手を引き込むような語り口が伝わります。
The scientist discussed the research results at length, showing the data carefully.
その科学者は研究結果について詳細に議論し、データを注意深く示しました。
※ 学術的な場で、複雑な研究内容を徹底的に、そして時間をかけて検討する様子です。専門家が深い知識を交わし、データを細かく確認しながら話し合う真剣な雰囲気が伝わります。「at length」は、物事を深く掘り下げて考える時にも使われます。
とうとう
時間や労力を費やした結果、最終的にある結論や結果にたどり着いたことを表す。交渉や調査などが長引いた末の結果を示す際に使われる。
After searching everywhere, she found her favorite book at length.
あちこち探した後、彼女はとうとうお気に入りの本を見つけました。
※ 部屋中を必死に探し回った末に、ようやく見つかったという「ホッとした」気持ちが伝わってきますね。「at length」は、何かを探したり、待ったりといった長い時間がかかった後に、ついに目標が達成された場面でよく使われます。
The professor explained the difficult theory at length, and I finally understood.
教授は難しい理論をとうとうと(長々と)説明し、私はついに理解できました。
※ 教授が時間をかけて、詳しく、丁寧に説明してくれた結果、ようやく難しい内容が理解できたという状況を表します。このように、「at length」は「長々と」「詳しく」何かを話す時にも使われる、とても自然な表現です。
After many failures, the scientist completed his experiment at length.
多くの失敗の後、その科学者はとうとう実験を完成させました。
※ 何度も失敗を繰り返すという大変な道のりを経て、最終的に成功したという達成感が伝わってきますね。粘り強い努力や苦労が実を結び、ついに目標が達成された場面で「at length」を使うと、その感動や安堵が表現できます。
コロケーション
詳細に議論する、徹底的に話し合う
※ あるテーマや問題について、あらゆる角度から時間をかけて深く掘り下げることを意味します。単に'discuss'と言うよりも、よりフォーマルで、重要な議題について真剣に議論するニュアンスがあります。ビジネス会議や学術的な議論など、公式な場でよく用いられます。例えば、'The board discussed the proposal at length before reaching a decision.'(取締役会は決定を下す前に、その提案について詳細に議論した。)のように使われます。
詳細に説明する、詳しく解説する
※ 複雑な事柄や、誤解が生じやすい事柄について、理解を深めるために時間をかけて丁寧に説明することを指します。 'explain'だけでは伝わりにくいニュアンスを補強し、相手に十分な情報を提供しようとする意図を示します。例えば、'The professor explained the theory at length, using several examples.'(教授はいくつかの例を用いて、その理論を詳細に説明した。)のように使われます。ビジネスシーンでは、顧客への製品説明や、技術的な内容の説明に役立ちます。
詳細に描写する、事細かに述べる
※ ある人物、場所、出来事などを、五感に訴えかけるような細部まで含めて詳しく描写することを意味します。 'describe'よりも、より具体的で、読者や聞き手が鮮明なイメージを描けるように意識した表現です。文学作品や旅行記などでよく用いられます。例えば、'The author described the landscape at length, painting a vivid picture with his words.'(著者はその風景を詳細に描写し、言葉で鮮やかな絵を描いた。)のように使われます。
詳しく述べる、敷衍する
※ すでに述べた内容について、さらに詳細な情報や背景を付け加えて、より深く掘り下げることを意味します。 'elaborate'自体が「詳しく述べる」という意味ですが、'at length'を伴うことで、その詳細さが強調されます。プレゼンテーションや論文など、複雑な情報を伝える際に有効です。例えば、'The speaker elaborated at length on the potential risks of the project.'(講演者はプロジェクトの潜在的なリスクについて詳しく述べた。)のように使われます。
長々と話す、詳しく語る
※ あるテーマについて、時間をかけて長く話すことを意味します。必ずしも内容が深いとは限らず、話者が熱心に、あるいは一方的に話し続ける様子を表すことがあります。会議や講演会など、公の場で話す場面でよく使われます。例えば、'He spoke at length about his experiences in Africa.'(彼はアフリカでの経験について長々と語った。)のように使われます。ただし、相手が退屈している可能性も示唆するため、状況によっては注意が必要です。
長々と議論する、詳細に論じる
※ ある意見や主張について、様々な角度から詳細に議論することを意味します。単に'argue'と言うよりも、議論が白熱し、長時間にわたって行われるニュアンスがあります。法廷や学術会議など、意見の対立が予想される場でよく用いられます。例えば、'The lawyers argued at length about the interpretation of the contract.'(弁護士たちは契約の解釈について長々と議論した。)のように使われます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、あるテーマや現象について詳細に議論する際に用いられます。例えば、歴史学の研究論文で「〇〇時代の社会構造について、詳細に論じた」という文脈や、経済学の講義で「この理論を、様々な角度から詳細に検討する」といった場合に使われます。文語的な表現であり、議論の深さを示す効果があります。
ビジネスシーンでは、会議の議事録や報告書など、フォーマルな文書で使用されることがあります。例えば、「プロジェクトの遅延について、詳細に説明があった」というように、問題点や状況を詳しく伝える際に使われます。ただし、口語的な会話ではあまり用いられず、より簡潔な表現が好まれる傾向があります。
日常会話ではほとんど使われません。ニュース報道やドキュメンタリー番組などで、事件や出来事の背景を詳細に説明する際に使われることがあります。例えば、「事件の経緯について、詳細に報道された」というように、一般の人々に対して情報を詳しく伝える文脈で見られます。日常会話では「in detail」などのより平易な表現が一般的です。
関連語
類義語
広範囲にわたって、徹底的に、という意味。調査、研究、分析など、対象範囲の広さや詳細さを強調する場面で使われる。学術的な文脈やビジネスシーンで頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】"at length"が時間的な長さを強調するのに対し、"extensively"は空間的、範囲的な広がりを強調する。また、"extensively"は客観的な記述に向いており、主観的な感情や評価は含まれにくい。 【混同しやすい点】"at length"は会話や物語などにも使えるが、"extensively"はよりフォーマルな文脈に限定される傾向がある。また、"extensively"は具体的な数値やデータと結びつきやすい。
詳細に、詳しく、という意味。物事の細部まで掘り下げて説明する際に用いられる。ビジネス、学術、日常会話など、幅広い場面で使われる。 【ニュアンスの違い】"at length"が冗長さを伴う可能性があるのに対し、"in detail"は必要な情報を過不足なく伝えるニュアンスがある。また、"in detail"は特定のポイントに焦点を当てて説明する際に適している。 【混同しやすい点】"at length"は話者が一方的に語るイメージがあるが、"in detail"は質問や議論を通じて詳細を明らかにする場面でも使える。また、"in detail"は具体的なデータや事例を伴うことが多い。
徹底的に、完全に、という意味。調査、清掃、検討など、物事を最後までやり遂げることを強調する場面で使われる。ビジネスや日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"at length"が時間的な長さを表すのに対し、"thoroughly"は行為の完全性、網羅性を表す。また、"thoroughly"は肯定的な結果を期待するニュアンスを含むことが多い。 【混同しやすい点】"at length"は話が長引くことを意味するが、"thoroughly"は作業や調査などがきちんと行われることを意味する。"thoroughly"は、例えば「徹底的に掃除する」のように、具体的な行動と結びつきやすい。
- at great length
"at length"を強調した表現で、非常に長く、詳細に、という意味。会議、講演、議論など、正式な場面で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"at length"よりもさらに冗長で、退屈な印象を与える可能性もある。フォーマルな場面での使用が推奨される。 【混同しやすい点】"at great length"は、話し手が一方的に長く話す状況を指すことが多い。聞き手にとっては必ずしも好ましい状況とは限らない。
- protractedly
長引いて、だらだらと、という意味。紛争、交渉、訴訟など、好ましくない状況が長引くことを表す。フォーマルな文脈で使われる。 【ニュアンスの違い】"at length"が単に長い時間を意味するのに対し、"protractedly"は時間的な長さによって状況が悪化していることを示唆する。ネガティブな意味合いが強い。 【混同しやすい点】"at length"は中立的な意味合いで使えるが、"protractedly"は常に否定的な意味合いを持つ。また、"protractedly"は、例えば「訴訟が長引く」のように、特定の事象と結びつきやすい。
- verbosely
言葉数多く、くどくどと、という意味。話や文章が冗長で、退屈な印象を与える。主に書き言葉で使われる。 【ニュアンスの違い】"at length"が単に長い時間を意味するのに対し、"verbosely"は表現の冗長性を批判的に評価する。ネガティブな意味合いが強い。 【混同しやすい点】"at length"は客観的な記述にも使えるが、"verbosely"は常に主観的な評価を含む。また、"verbosely"は、例えば「verbosely written report(冗長な報告書)」のように、文章のスタイルを評価する際に使われることが多い。
派生語
『長い』という意味の形容詞。『length』に形容詞化する接尾辞『-y』が付いた形。時間や空間的な長さを表し、やや形式ばった場面や、否定的なニュアンス(退屈な、冗長な)を含む場合もある。例:a lengthy discussion(長々とした議論)。
『長くする』『伸ばす』という意味の動詞。接頭辞『e-(外へ)』と『long(長い)』が組み合わさった語源を持つ。物理的な形状を長くする場合や、比喩的に時間や期間を長くする場合に使われる。学術的な文脈や技術的な説明で用いられることがある。例:to elongate a metal rod(金属の棒を長くする)。
『経度』という意味の名詞。『longus(長い)』に由来し、地球上の東西方向の位置を示す。地理学や航海術で不可欠な用語であり、学術的な文脈で頻繁に使用される。例:the longitude of Tokyo(東京の経度)。
反意語
『手短に』『短く』という意味の副詞。『at length』が詳細に述べることを意味するのに対し、こちらは要点を絞って述べることを意味する。会議やプレゼンテーションなど、時間制限がある状況でよく用いられる。例:Please explain it briefly.(手短に説明してください)。
- concisely
『簡潔に』という意味の副詞。『at length』が冗長になる可能性があるのに対し、こちらは無駄を省いて要点を伝えることを強調する。論文や報告書など、正確さと効率性が求められる場面で好まれる。例:Write concisely.(簡潔に書きなさい)。
『要するに』『手短に言えば』という意味の句。『at length』が詳細な説明の後に用いられることがあるのに対し、こちらは議論や説明をまとめる際に用いられる。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用される。例:In short, we need to cut costs.(要するに、コスト削減が必要です)。
語源
"at length"は、一見すると単純な組み合わせに見えますが、それぞれの単語が持つ歴史が意味の発展に影響を与えています。「at」は古英語の「æt」に由来し、「〜に」「〜で」といった場所や方向、状態を示す前置詞です。「length」は「長さ」を意味し、古英語の「langþ」に遡ります。これはさらに「long」(長い)という形容詞から派生しています。したがって、直訳すると「長さにおいて」となります。ここから、「詳細に」という意味が生まれたのは、「ある事柄を語る際に、その長さを十分に取る」、つまり「細部にわたって詳しく語る」というイメージです。また、「とうとう」という意味は、「長い時間をかけて、ついに」という時間的な長さを経た結果として捉えられます。日本語で例えるなら、「長々と話し続けた結果、ついに結論に至った」という状況を想像すると理解しやすいでしょう。
暗記法
「at length」は、単なる詳細以上の意味を持つ。貴族社会の長々とした議論を想像してほしい。徹底的な議論と情報共有へのコミットメント、時にはうんざりするほどの冗長さを伴いながら、合意形成を目指す。法廷弁論や政治演説で用いられるのは、その名残。時間、熱意、忍耐力…単語の背後には、歴史、社会、感情が複雑に絡み合う。英語圏の文化と価値観を映す鏡なのだ。
混同しやすい単語
「at length」と「at last」は、どちらも「ついに」「ようやく」という意味を持つ副詞句ですが、「at length」は「詳細に」「長々と」という意味合いも持ちます。発音も似ており、特に急いでいるときや聞き取りにくい場合に混同しやすいです。日本人学習者は、文脈からどちらの意味で使われているかを判断する必要があります。たとえば、「He explained the project at length」は「彼はプロジェクトを詳細に説明した」という意味になりますが、「He arrived at last」は「彼はついに到着した」という意味になります。
「at length」と「lengthy」は、どちらも「長さ」に関連する単語ですが、「lengthy」は形容詞で「長い」「長大な」という意味です。「at length」は副詞句として使われ、時間や話の内容が長いことを表します。発音も似ているため、特にリスニングで混同しやすいです。例えば、「a lengthy discussion」は「長時間の議論」という意味になります。日本語学習者は、品詞の違いに注意する必要があります。
「length」と「strength」は、語尾の「-ngth」が共通しており、視覚的に混同しやすいです。発音も一部似ていますが、「strength」は「強さ」「体力」という意味の名詞であり、「length」とは全く異なる意味を持ちます。日本語学習者は、単語の全体的な形と意味を結びつけて覚えるように心がけることが重要です。また、文脈から判断する練習も効果的です。
「length」と「breath」は、スペルの一部が似ており、特に「ea」と「e」の違いを見落としやすいです。「breath」は「息」「呼吸」という意味の名詞であり、「length」とは全く異なる意味を持ちます。発音も異なりますが、カタカナで表現するとどちらも「レス」のような音を含むため、注意が必要です。日本語学習者は、発音記号を確認し、正確な発音を練習することが重要です。
「length」と「breadth」は、どちらも名詞で、スペルの一部が似ているため、視覚的に混同しやすいです。「breadth」は「幅」「広さ」という意味で、「length」の「長さ」と関連する概念ですが、意味は異なります。発音も異なりますが、特に母音の発音に注意が必要です。日本語学習者は、それぞれの単語がどのような文脈で使われるかを理解することが重要です。例えば、「the breadth of knowledge」は「知識の幅」という意味になります。
「latent」と「at length」は、スペルと発音の両方で直接的な類似性はありませんが、どちらも「late (遅い)」という概念と関連付けられる可能性があります。「latent」は「潜在的な」「隠れた」という意味の形容詞で、表面には現れていない状態を表します。「at length」は「詳細に」という意味で、時間がかかることを示唆する場合があります。この間接的な関連性から、特に文脈によっては混同される可能性があります。例えば、「latent talent」は「潜在的な才能」という意味になります。
誤用例
日本語の「〜について詳細に」という発想から、つい "at length about" という形にしてしまいがちですが、"at length" は副詞句として単独で用いられ、「詳細に」「長々と」という意味を表します。"about" を続けると文法的に不自然になります。正しい英語では、議論の内容を説明するために分詞構文(focusing on...)などを用います。日本人は目的語の説明に前置詞句を多用する傾向がありますが、英語では分詞構文や関係詞節を用いる方がスマートです。
"at length" は「詳細に」「長々と」という意味ですが、このフレーズ自体が「退屈した」という感情を表すわけではありません。"at length" は説明の長さを示すだけで、聞き手の感情は別途表現する必要があります。日本人は、原因と結果を短絡的に結びつけがちですが、英語では感情や状態を明確に表現することが重要です。"at length" は客観的な事実を述べる際に使い、感情を表現する言葉とは分けて考える必要があります。
"at length" は、フォーマルな場面や、ややネガティブなニュアンス(長すぎる、退屈させるなど)を含むことがあります。感謝の手紙など、ポジティブな内容を伝えたい場合には、単に "lengthy" (長い)という形容詞を使う方が適切です。日本語の「長文で」という表現を安易に "at length" と訳してしまうと、相手に誤解を与える可能性があります。文化的背景として、英語では直接的で肯定的な表現が好まれる場合が多く、感謝の気持ちを伝える際は、よりストレートな言葉を選ぶ方が適切です。
文化的背景
「at length」は、単に「詳細に」という意味を超え、時間や労力を惜しまず、徹底的に議論や説明を行う姿勢を象徴します。背後には、情報を共有し、理解を深めることへの真摯なコミットメントが存在し、時に、決着をつけるまで終わらせないという強い意志さえも感じさせます。
この言葉が持つニュアンスを理解するには、かつての貴族社会における議論や交渉を想像すると良いでしょう。重要な決定を下す際、貴族たちは長々と議論を重ね、あらゆる角度から検討しました。そこでは、単に情報を伝えるだけでなく、相手を説得し、合意を形成することが重要でした。「at length」は、このような状況で、徹底的な議論を通じて共通認識を築き上げようとする姿勢を表していました。現代においても、法廷での弁論や、政治家による演説など、公式な場での議論でよく用いられるのは、この名残と言えるでしょう。
また、「at length」は、時には、相手をうんざりさせるほどの長さを意味することもあります。例えば、退屈な講義や、冗長な説明など、聞く側にとって苦痛な状況を表現する際に使われることがあります。これは、「at length」が、単に詳細な説明を意味するだけでなく、時間的な長さや、話し手の熱意、そして聞き手の忍耐力といった要素を含む、複雑な概念であることを示しています。
このように、「at length」は、単なる語彙以上の意味を持ち、歴史的な背景や社会的な文脈、そして人間の感情や価値観と深く結びついています。この言葉を理解することは、英語の語彙力を高めるだけでなく、英語圏の文化や思考様式をより深く理解することにもつながるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、稀に語彙問題。
- 頻度と級・パート: 準1級以上でまれに出題。2級以下ではほとんど見られない。
- 文脈・例題の特徴: やや硬めの文章、説明文や物語文など。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「詳細に」「長々と」という意味を理解。会話文よりは書き言葉で使われることが多い。類義語のthoroughly, extensivelyとのニュアンスの違いを意識。
- 出題形式: Part 5 (短文穴埋め問題) 、Part 7 (長文読解問題)。
- 頻度と級・パート: Part 7 でまれに出題される程度。頻度は高くない。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文書(報告書、メール、記事など)。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「詳細に」という意味で使われることを理解。ビジネスシーンでのフォーマルな表現として認識しておく。類義語のin detailとの使い分けを意識。
- 出題形式: リーディングセクションの長文読解問題。
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で比較的頻繁に出題される。
- 文脈・例題の特徴: 学術的な論文、エッセイ、レポートなど。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「詳細に」「長々と」という意味を理解。アカデミックな文脈で使われることを意識。類義語のelaborately, comprehensivelyとのニュアンスの違いを意識。
- 出題形式: 主に長文読解問題。
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題で頻繁に出題される。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文、説明文など、様々なジャンルの文章で登場。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「詳細に」「長々と」という意味を文脈から判断する必要がある。類義語のthoroughly, extensively, in detailとの意味の違いを理解しておくこと。文脈によってはネガティブな意味合いを含む場合もあるため注意。