step down
「step」の/e/は日本語の「エ」よりも少し口を横に開いて発音します。「down」の/aʊ/は二重母音で、「ア」から「ウ」へスムーズに変化させます。特に「ダゥン」の「ゥ」は弱く短く発音するのがコツです。また、英語では母音の後に続く有声子音(ここでは/n/)は、日本語よりも鼻にかかった響きが弱いため、意識して鼻音を弱めることで、より自然な発音になります。
専門的な内容に関するご注意
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退く
役職や地位から自発的に、または要請に応じて退くこと。責任を取る、世代交代、健康上の理由など、様々な背景が考えられる。日本語の「辞任する」「引退する」に近いニュアンス。
The old CEO decided to step down and let a younger person lead the company.
年老いた最高経営責任者(CEO)は、若い人に会社を率いさせるため、退くことを決意しました。
※ 長年会社を引っ張ってきた方が、新しい世代に道を譲る、という優しい決断の場面です。「step down」は、会社や組織のトップが引退したり、役職を辞したりする際に非常によく使われる表現です。
After his injury, the famous athlete had to step down from the team.
怪我の後、その有名なアスリートはチームから退かなければなりませんでした。
※ 大好きなスポーツを続けられず、チームから身を引く選手のつらい決断が伝わってきます。「step down from [組織/役職]」で「~から退く」という形で使われます。ここでは「had to(~しなければならなかった)」が、やむを得ない状況を表しています。
She chose to step down as project leader because she was too busy.
彼女は忙しすぎたので、プロジェクトリーダーを退くことを選びました。
※ 多忙なため、責任ある役割を他の人に任せる女性の状況を描いています。個人的な理由で、ある役割や責任から身を引く場合にも「step down」は使われます。「step down as [役職]」で「~の役職から退く」という形は、日常会話でもビジネスでもよく耳にします。
減らす
段階的に減少させる、または縮小する。対立を緩和したり、依存度を下げたりする文脈で使用されることが多い。(例:step down production(生産を段階的に減らす)
Could you please step down the TV volume a little?
テレビの音量を少し下げていただけますか?
※ 家族が寝静まった夜、テレビの音が大きすぎると感じる場面です。「step down」は、音量や光量などを「段階的に」または「少しずつ」減らすニュアンスで使われます。
The driver had to step down the car's speed near the school.
運転手は学校の近くで車の速度を落とさなければなりませんでした。
※ 学校の近くなど、安全のために速度を「段階的に」または「徐々に」減速する場面です。この「step down」は、特に機械や乗り物の速度、出力などを調整する際によく使われます。
The doctor advised her to step down the medication dosage slowly.
医者は彼女に薬の服用量をゆっくり減らすよう助言しました。
※ 病気の治療などで、薬の服用量を「徐々に」または「段階的に」減らしていく場面です。「step down」は、このように治療計画や段階的な変化を伴う調整にも使われます。
コロケーション
最高経営責任者(CEO)の職を辞任する
※ 企業や組織のトップが役職を退く際の最も一般的な表現です。「as」は「〜として」という意味の前置詞で、退任する役職を明確にします。単に「step down」と言うよりも、具体的な役職を添えることで、よりフォーマルで正確な印象を与えます。ビジネスシーンで頻繁に使われ、後任人事や退任理由と合わせて報道されることが多いです。類似表現に「resign from the post of CEO」がありますが、「step down」の方がやや穏やかなニュアンスを持ちます。
健康上の理由で辞任する
※ 役職を辞任する理由を説明する際によく用いられる表現です。「due to」は「〜が原因で」という意味で、辞任の理由が健康問題であることを示します。個人的な事情を考慮した丁寧な言い方であり、スキャンダルや業績不振といったネガティブな理由を避けるニュアンスがあります。特に公的な役職にある人物が辞任する際に、その理由を説明する定型句として使われます。
指導的立場から退く
※ 企業、政治、地域社会など、様々な組織における指導的な役割から退くことを指します。「leadership role」は指導的立場全般を指すため、具体的な役職名が不明な場合や、複数の役割を兼任していた場合に適しています。より広範な意味合いを持つため、組織内での配置転換や引退など、様々な状況で使用できます。例えば、プロジェクトリーダーから外れる場合や、委員会から退く場合などが該当します。
円満に、体面を保って辞任する
※ 「gracefully」は「優雅に、体面を保って」という意味の副詞で、辞任する際の態度や振る舞いを表します。スキャンダルや不祥事などが原因ではなく、自らの意思で、かつ周囲に迷惑をかけずに辞任する様子を表します。政治の世界や企業のトップが、後進に道を譲る際に理想とされる辞任の仕方です。対照的な表現としては、「step down in disgrace(不名誉な辞任)」があります。
〜に道を譲るために辞任する
※ 後継者のために自ら身を引くという、献身的で謙虚な姿勢を示す表現です。「make way for」は「〜に道を譲る」という意味で、新しいリーダーや世代に機会を与えるために辞任することを強調します。企業や政治の世界で、世代交代や組織の活性化を目的とした辞任によく用いられます。後継者に対する期待や信頼を示すニュアンスも含まれます。例:「He stepped down to make way for younger talent.(彼は若い才能に道を譲るために辞任した。)」
辞任を余儀なくされる
※ 自らの意思ではなく、外部からの圧力や状況によって辞任せざるを得ない状況を表します。「be forced to」は「〜することを強制される」という意味で、不本意な辞任であることを示唆します。スキャンダル、業績不振、内部告発などが原因で、辞任を迫られる場合に用いられます。ニュース報道などでよく見られる表現で、当事者の苦悩や不満が込められていることがあります。類似表現に「be pressured to step down」があります。
使用シーン
学術論文や教科書で、抽象的な概念や段階的なプロセスを説明する際に使われます。例えば、研究プロセスにおけるステップを「step down to a more detailed analysis(より詳細な分析に段階的に移行する)」のように表現したり、政策決定のプロセスを説明する際に「段階的に権限を委譲する」という意味で使われたりします。文語的な表現であり、客観性と正確さが求められる文脈で用いられます。
ビジネスシーンでは、役職からの退任や権限の委譲を意味することが多いです。例えば、企業のCEOが退任する際に「step down as CEO(CEOを退任する)」のように使われます。また、プロジェクトの規模を縮小したり、目標値を下方修正したりする場合にも「step down the budget(予算を削減する)」のように使われます。フォーマルな会議や文書で使用されることが多いです。
日常会話では、物理的に階段などを「一段降りる」という意味で使われることがあります。しかし、比喩的な意味で「退く」「減らす」という意味で使用されることは比較的少ないです。ニュース記事やドキュメンタリーなどで、企業のトップが辞任するなどの報道に接する際に聞くことがあるかもしれません。「彼は病気を理由に代表を退いた(He stepped down as president due to illness)」のような文脈です。
関連語
類義語
職務や役職を辞任することを意味します。比較的フォーマルな場面で用いられ、公的な辞任や組織的な辞任を指すことが多いです。ニュース記事や公式声明などでよく見られます。 【ニュアンスの違い】"step down"よりも公式な印象が強く、辞任の意思を明確に示すニュアンスがあります。感情的な側面はあまり含まれません。 【混同しやすい点】"step down"は辞任の理由が必ずしもネガティブなものとは限らないのに対し、"resign"は責任を取る、不祥事による辞任など、ネガティブな理由を伴うこともあります。
仕事や活動を辞めることを意味する一般的な単語です。日常会話でよく使われ、フォーマルな場面ではあまり使いません。個人的な理由で辞める場合にも使われます。 【ニュアンスの違い】"step down"よりもカジュアルな表現で、辞める理由や状況について特に言及しません。個人的な感情や意思が強く反映されることがあります。 【混同しやすい点】"quit"は幅広い状況で使用できるため、役職を辞めるという特定の意味合いを持つ"step down"とは使い分けが必要です。また、"quit"は他動詞としても自動詞としても使えます。
定年退職することを意味します。長年勤めた職を辞める場合に用いられ、年齢や健康上の理由などが背景にあることが多いです。 【ニュアンスの違い】"step down"とは異なり、役職を辞める理由が定年であるというニュアンスが強く、引退後の生活への期待や安堵感なども含まれることがあります。 【混同しやすい点】"retire"は年齢や勤続年数に基づいた退職を指すため、役職の交代や組織の再編など、定年以外の理由で役職を辞める"step down"とは意味が異なります。
権利や権力を譲る、明け渡すという意味です。政治的な文脈や法律的な文脈で使われることが多いです。 【ニュアンスの違い】"step down"が自発的な辞任であるのに対し、"cede"は譲渡や明け渡しというニュアンスが強く、外部からの圧力や状況の変化によって権利を手放す場合に使われます。 【混同しやすい点】"cede"は権利や権力を対象とするため、役職を辞めるという個人的な行為を表す"step down"とは対象が異なります。また、"cede"は他動詞です。
権利、所有物、地位などを放棄することを意味します。フォーマルな場面で使われ、法的文書や公式声明などで見られます。 【ニュアンスの違い】"step down"よりも放棄する対象が広く、権利や地位だけでなく、希望や野心など、抽象的なものも含まれます。また、後悔や未練といった感情が含まれることもあります。 【混同しやすい点】"relinquish"は放棄する対象が具体的な役職に限らないため、"step down"のように特定の役職を辞めるという意味では使いません。また、"relinquish"は他動詞です。
場所や地位を空ける、明け渡すという意味です。物理的な場所だけでなく、役職や地位にも使われます。比較的フォーマルな場面で用いられます。 【ニュアンスの違い】"step down"が自発的な辞任であるのに対し、"vacate"は義務や必要に迫られて場所や地位を空けるというニュアンスがあります。後任が決まっている場合や、一時的な退任の場合にも使われます。 【混同しやすい点】"vacate"は場所や地位を空けるという行為に焦点を当てているため、辞任の理由や感情的な側面は含まれません。一方、"step down"は辞任の意思や背景にある理由も示唆することがあります。
派生語
- stepwise
『段階的な』という意味の形容詞。文字通り『step(段階)』+『-wise(〜の方向に)』で、段階を踏んで進む様子を表す。手順書や計画書など、ビジネスや技術文書でよく用いられる。地道なプロセスを強調するニュアンスがある。
- stepping stone
『踏み石』を意味する名詞。比喩的に『成功への足がかり』という意味で使われることが多い。キャリアアップや目標達成の文脈で頻繁に登場し、ポジティブな意味合いを持つ。段階的に目標を達成していくイメージ。
- stepchild
『継子(ままこ)』を意味する名詞。『step-』は『血縁関係はないが、それに準ずる』という意味合いを持つ接頭辞。比喩的に『不遇な扱いを受けるもの』という意味でも使われる。組織の中で軽視されている部門などを指す場合もある。
反意語
『昇る』『即位する』という意味の動詞。『step down』が地位や役職から退くことを意味するのに対し、『ascend』はより高い地位や場所へ昇ることを指す。ビジネスや政治の文脈で、キャリアアップや権力掌握を表す際に対比的に用いられる。
『立ち上がる』『昇る』『出世する』など幅広い意味を持つ動詞。『step down』が意図的な退任であるのに対し、『rise』は自然な上昇や昇進を表すことが多い。太陽が昇る、パンが膨らむなど、物理的な上昇にも使える点が異なる。
『登る』『取り付ける』という意味の動詞。『step down』が階段を下りるように段階的な辞任を連想させるのに対し、『mount』は山に登るように、より積極的かつ困難な上昇をイメージさせる。馬に騎乗する、機械を取り付けるなど、具体的な動作にも使われる。
語源
"step down"は、文字通り「歩みを下げる」という意味から派生した表現です。ここで重要なのは、"step"が「歩み」だけでなく、「段階」「地位」といった意味も持つことです。"down"は「下へ」という方向を示すため、文字通り階段を下りるイメージに加え、「地位から降りる」「段階を下げる」という抽象的な意味合いが生まれます。組織の中で役職を「退く」場合、文字通り一段階下がる、つまり、より低い地位に移ることから「step down」が使われるようになりました。また、比喩的に、何かの強度や量を「減らす」という意味でも用いられます。例えば、電圧を「step down」する場合、それは文字通り電圧という段階を下げることを意味します。このように、「step down」は物理的な動きと抽象的な概念が結びついた興味深い表現です。
暗記法
「step down」は、権力からの退却や責任からの解放を意味し、単なる辞任以上の文化的重みを持つ。政治の世界では、スキャンダル後の自己犠牲として、組織の再生を促す高潔な行為となる。企業では、創業者が次世代に道を譲る戦略的決断や、個人の価値観の変化によるキャリアチェンジも意味する。変化を柔軟に受け入れる姿勢を示す象徴として、社会に深く根付いている。
混同しやすい単語
『step down』と反対の意味を持つ句動詞で、意味と方向性が逆であるため混同しやすい。『step up』は『昇進する』『向上する』という意味で、責任や役割が増す状況で使われます。日本人学習者は、文脈からどちらの方向への変化を意味しているのか注意深く判断する必要があります。また、前置詞の違いが意味を大きく変えることを意識しましょう。
発音が似ており、『step』と『set』の区別が難しい場合があります。『set down』は『書き留める』『(飛行機などが)着陸する』という意味で使われます。特に、会話の中では子音の脱落などが起こりやすく、さらに混同しやすくなります。それぞれの単語が持つ基本的な意味を理解し、文脈から判断することが重要です。
『step down』と同様に、職を辞する、退くという意味合いを持ちますが、『stand down』は(一時的に)待機する、退避するというニュアンスも持ちます。そのため、完全に辞任する『step down』とは意味合いが異なる場合があります。状況に応じて使い分ける必要があります。軍隊や警察などの組織でよく使われる表現です。
『down』という共通の単語を含むため、速度や進行を遅らせるという意味で関連付けてしまいがちです。『slow down』は減速するという意味で、文字通り速度を落とす場合や、活動のペースを落とす場合に使われます。『step down』は辞任や退任を意味するため、文脈が大きく異なります。語順と意味の関連性を意識しましょう。
『sit down』は『座る』という意味で、物理的な動作を表します。『step down』は比喩的な意味合いが強く、役職や地位から退くことを意味します。どちらも『down』を含みますが、意味の関連性は薄いです。動詞の基本的な意味の違いを理解し、文脈から判断することが重要です。
発音記号は異なりますが(step /stɛp/、stone /stoʊn/)、カタカナで表現するとどちらも「ストーン」のように聞こえるため、特に発音に自信がない学習者は混同しやすいです。『stone』は『石』という意味の名詞であり、『step down』とは文法的な役割も意味も全く異なります。発音記号を確認し、正しい発音を練習することが重要です。
誤用例
日本語の『辞任する』という表現を直訳的に捉え、『step down』を文字通り『階段を下りる』という意味で誤用しています。英語の『step down』は、役職や地位から退くことを意味するイディオムであり、物理的な動作を表す場合は通常、『walk down the stairs』などと言います。日本人は、具体的な動作を表す言葉を抽象的な意味に拡張して使うことに慣れていないため、このような誤りが起こりやすいです。英語では、抽象的な概念を具体的なイメージで表現することが多く、『step down』もその一例です。地位から『一段降りる』というイメージが、辞任という行為を表しています。
ここでの誤りは、『意見を引っ込める』というニュアンスを『step down』で表現しようとした点にあります。『step down』は、役職や地位を退く場合に使い、意見や主張を撤回する場合には適していません。より適切な表現は、『back down (from)』です。日本人は、『譲歩する』『一歩引く』といった意味合いから、なんとなく『step down』を使いたくなるかもしれませんが、英語では『back down』がより自然です。また、議論の文脈では、『concede』(譲歩する)なども適切な場合があります。文化的背景として、日本人は直接的な対立を避け、婉曲的な表現を好む傾向がありますが、英語ではより直接的に意見の撤回や譲歩を表現することが一般的です。
この誤用は、一時的な『退位』と永続的な『退位』の区別が曖昧なために起こります。『step down』は、一時的な活動休止や、役職からの退任に使われることがありますが、王位のような重要な地位を譲る場合には、『abdicate』というよりフォーマルな単語を使うのが適切です。また、誰かのために退位するという意味合いを明確にするために、『in favor of』を付け加える必要があります。日本人は、状況に応じて言葉の丁寧さやフォーマルさを使い分けることに慣れていますが、英語でも同様に、文脈に応じて適切な単語を選ぶ必要があります。特に、歴史や伝統に関わる話題では、より格式高い単語を選ぶことが重要です。また、王位継承のような話題は、日本の皇室にも通じるため、関心を持ちやすいでしょう。
文化的背景
「step down」は、文字通りには「一段下がる」という動作を表しますが、文化的・社会的な文脈においては、権力や地位からの自発的な退却、あるいは責任からの解放を象徴します。このフレーズは、単なる物理的な移動を超え、しばしば道徳的な選択、自己認識、そして変化への適応という複雑な意味合いを含んでいます。
政治の世界では、「step down」はしばしばスキャンダルや失策の後に用いられます。しかし、単に責任を回避するだけでなく、より高潔な行動として、組織や国家のために自己犠牲を選択する意味合いも持ちます。たとえば、リーダーが自身の行動が組織の信頼を損ねたと判断した場合、自ら「step down」することで、組織へのダメージを最小限に抑え、再生の道を開くことができます。この行為は、個人の野心よりも公共の利益を優先する姿勢として評価され、リーダーシップの真価が問われる瞬間とも言えるでしょう。
一方、企業の世界では、「step down」は必ずしもネガティブな意味合いを持つとは限りません。たとえば、創業者が会社を成長させた後、次世代のリーダーシップに道を譲るために「step down」することがあります。これは、会社の持続的な成長を考慮した戦略的な判断であり、創業者の自己認識と未来へのビジョンを示すものとして捉えられます。また、キャリアの段階に応じて、より専門的な役割や、ワークライフバランスを重視した働き方を選択するために「step down」する人もいます。これは、個人の価値観の変化と、多様なキャリアパスの可能性を示唆しています。
「step down」は、個人の決断であると同時に、社会的な期待や価値観を反映した行為でもあります。権力や地位に固執するのではなく、状況に応じて柔軟に対応し、変化を受け入れる姿勢は、現代社会においてますます重要になっています。「step down」という言葉は、単なる辞任や退任を超え、自己認識、責任感、そして未来への希望を象徴する言葉として、私たちの社会に深く根付いていると言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題、稀にリスニング
- 頻度と級・パート: 準1級以上で比較的頻出。1級でも出題される可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 政治、経済、社会問題など、やや硬めの文脈で「辞任する」「退く」の意味で使われることが多い。会話文では比喩的な意味合いで使われることも。
- 学習者への注意点・アドバイス: 類義語の「resign」「retire」とのニュアンスの違いを理解しておくこと。比喩的な意味(段階的に下がるなど)も押さえておく。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的頻出。Part 5でも稀に出題される
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの役員の辞任、担当からの降板などを表す際に使われることが多い。人事関連の文章でよく見られる。
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネス文脈における「辞任」の意味を理解することが重要。関連語句(appointment, resignationなど)と合わせて覚える。
- 出題形式: リーディング
- 頻度と級・パート: アカデミックな長文読解で稀に出題される
- 文脈・例題の特徴: 政治、社会、歴史など、アカデミックな文脈で使われることが多い。抽象的な概念の説明の中で出てくる場合もある。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。類義語とのニュアンスの違いを理解しておくと、より正確な読解につながる。
- 出題形式: 長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試で比較的頻出
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、国際情勢、歴史など、幅広いテーマの文章で使われる可能性がある。比喩的な意味で使われることもある。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を判断する練習をすること。様々なテーマの文章に触れて、語彙力を高めることが重要。