round
二重母音 /aʊ/ は「ア」から「ウ」へスムーズに変化させるのがポイント。日本語の「ア」よりも口を大きく開け、「ウ」は軽くすぼめて発音。最後の /nd/ は、舌先を上の歯の裏につけて「ン」の音を作り、すぐに「ド」を発音すると、よりネイティブに近い発音になります。
丸い
球体や円盤のような形状を表す基本的な意味。角がなく、滑らかな印象を与える。物理的な形状だけでなく、「丸い顔」のように、人や物の特徴を表現する際にも使われる。
My little sister happily ate a perfectly round cookie.
私の幼い妹は、完璧に丸いクッキーを嬉しそうに食べました。
※ この例文では、子供が大好きなお菓子を食べる、ほのぼのとした情景が浮かびますね。お菓子やパンなど、食べ物の形を説明する際によく使われる表現です。動詞の'ate'(食べた)は'eat'(食べる)の過去形です。
Look! The full moon looked so big and round tonight.
見て!今夜の満月はとても大きくて丸く見えました。
※ 夜空を見上げて、美しい満月に感動しているシーンを想像できます。自然の形を表す際によく使われます。ここでは'looked'(見えた)が動詞で、'look'(見る)の過去形です。'so'は「とても」という意味で、感情を強調します。
We chose a simple round table for our small kitchen.
私たちは、狭いキッチン用にシンプルな丸いテーブルを選びました。
※ 新しい家具を選ぶ、日常的な買い物の場面です。家具や食器など、身の回りにあるものの形を説明するのに非常に役立ちます。'chose'(選んだ)は'choose'(選ぶ)の過去形です。'simple'(シンプルな)や'small'(小さい)のような形容詞と組み合わせて使うことも多いです。
の周りを
中心となる地点や物を囲むように移動・存在することを示す。物理的な移動だけでなく、「議論がテーマの周りを回る」のように、抽象的な概念に対しても使用可能。
The Earth slowly travels round the sun, year after year.
地球は毎年、ゆっくりと太陽の周りを旅するように回っています。
※ 広大な宇宙で、地球が静かに太陽の周りを回り続ける様子が目に浮かびますね。「round」は「〜の周りを(円を描くように)」という意味で、何かの周囲をぐるっと回る動きによく使われます。ここでは地球が太陽を中心にして回る様子を表しています。「travels」は「旅をする」という意味ですが、ここでは「(静かに)動く」「回る」というニュアンスで使われています。
The family sat round the table for dinner.
家族は夕食のためにテーブルを囲んで座りました。
※ 温かい食卓で、家族が顔を合わせて食事を始める穏やかな時間が伝わってきます。「round」は、中心にあるものの周りに人が集まる、配置される状況でも使われます。ここではテーブルを中心として、その周りにみんなが座っている様子を表しています。この「sit round the table」は、家族や友人が集まる場面で非常によく使われる表現です。
The children happily ran round the big tree.
子供たちは大きな木の周りを、楽しそうに走り回りました。
※ 公園で、元気いっぱいの子供たちが大きな木を追いかけっこしながら楽しんでいる様子が目に浮かびますね。この文では、子供たちが「大きな木」を中心にして、その周りをぐるぐると走る動きを具体的に描写しています。「round」は、このように物理的な場所の周囲を移動する際にも頻繁に登場します。「run round」や「walk round」など、具体的な移動を表す動詞と組み合わせて使われることが多いです。
一周する
ある場所や物を中心に、円を描くように動くこと。旅や散歩など、具体的な行動だけでなく、「考えが堂々巡りする」のように、思考のプロセスを表す際にも用いられる。
The little boy happily rounded the corner to find his mom.
幼い男の子は、お母さんを見つけようと嬉しそうに角を曲がった。
※ 角を曲がるときの子供のわくわくした気持ちが伝わってきますね。「round the corner」は、人や乗り物が建物の角などを「曲がる」という動きを表す時によく使われる、とても自然で典型的な表現です。
Our bus slowly rounded the mountain road, showing us a great view.
私たちのバスはゆっくりと山道を回り、素晴らしい景色を見せてくれた。
※ バスが山道をゆっくりと進み、景色が開ける様子が目に浮かびます。「round」は、道や特定の場所を「ぐるっと回って進む」という状況でよく使われます。乗り物の動きを表す際に頻繁に登場します。
The waiter carefully rounded the crowded tables to serve our food.
ウェイターは混み合ったテーブルの間を慎重に回って、私たちの料理を運んでくれた。
※ 忙しいレストランで、ウェイターが器用に動く様子がわかりますね。「round」は、ある場所を「ぐるりと回って移動する」ような状況で使われます。ここでは、テーブルの間を縫うように進む様子が表現されています。
コロケーション
きりの良い数字、端数のない数字
※ 会計や見積もりなどで、計算しやすいように端数を切り上げた、または切り捨てた数字のこと。例えば、1,980円を2,000円と表現する場合など。ビジネスシーンや日常会話で頻繁に使われます。英語では "even number"(偶数)と混同しないように注意が必要です。"Let's make it a round number."(きりの良い数字にしましょう)のように使います。
往復旅行
※ 出発地点に戻ってくる旅行のこと。片道旅行(one-way trip)の対義語として使われます。旅行の計画を立てる際や、航空券、切符などを購入する際に頻繁に用いられます。"a round-trip ticket"(往復切符)という形で名詞としても使われます。比喩的に「人生一周旅行」のように使われることもあります。
盛大な拍手
※ 特に何かを称賛したり、感謝の意を表したりする際に起こる、力強く、持続的な拍手のこと。コンサートや講演会、演劇などのパフォーマンス後によく見られます。"give a round of applause"(盛大な拍手を送る)という動詞句で使われることが多いです。フォーマルな場面でよく用いられます。
一年中、通年
※ 特定の場所や活動が一年を通して利用可能、または実施されることを意味します。例えば、"year-round resort"(一年中楽しめるリゾート地)や "year-round employment"(年間雇用)のように使われます。季節に左右されないビジネスや活動を説明する際によく用いられます。
概算で、おおよそ
※ 正確な数字ではなく、大まかな見積もりや概算を示す際に使用されます。特に金額や数量について用いられることが多いです。例えば、"The project will cost, in round figures, $1 million."(そのプロジェクトの費用は、概算で100万ドルになるでしょう。)のように使われます。ビジネスシーンでよく用いられます。
(後回しにしていたこと)に取りかかる、ようやく~する
※ 何かを先延ばしにしていたが、最終的にそれを行うことを意味する口語表現です。例えば、"I finally got around to cleaning the garage."(ついにガレージの掃除に取り掛かった。)のように使われます。計画していたことを実行に移すニュアンスが含まれます。日常会話で頻繁に使われます。
(人や物を)集める、まとめ上げる
※ 散らばっている人や物を集めて、一つの場所にまとめることを意味します。例えば、カウボーイが牛を"round up"(追い集める)のように使われます。比喩的に、情報を集めてまとめる場合にも使われます。"Let's round up the usual suspects."(お決まりの連中を集めよう)のように使われます。
使用シーン
学術論文やプレゼンテーションで、統計的な傾向や概算を示す際に使用される。「round number(概数)」や「round off(四捨五入する)」といった表現で、数値データを扱う文脈で頻繁に見られる。研究者がデータを分析し、結果を説明する際に使うことが多い。
ビジネス会議や報告書において、金額や数量を概算で示す場合に使われる。「a round figure of $1 million(およそ100万ドル)」のように、正確な数値よりも大まかな規模感を伝える際に便利。また、「round table discussion(円卓会議)」のように、参加者全員が対等な立場で意見交換を行う形式を指す場合もある。
日常会話では、形や場所、時間など様々な場面で使われる。「a round table(丸いテーブル)」や「round the corner(角を曲がったところ)」のように、具体的な物や場所を説明する際に頻繁に登場する。また、「round trip(往復旅行)」のように、旅行の計画を立てる際にもよく使われる。
関連語
類義語
幾何学的な形状を表す形容詞で、円形であることを意味する。数学、科学、工学分野でよく用いられる。 【ニュアンスの違い】『round』が必ずしも完全な円形を意味しないのに対し、『circular』は厳密な円形を指す。また、抽象的な概念には使いにくい。 【混同しやすい点】『round』は名詞、動詞、副詞としても使えるが、『circular』は基本的に形容詞としてのみ使われる。コロケーションにも注意(例:circular motion, round table)。
- spherical
球状であることを意味する形容詞。天文学、地理学、物理学などで、地球やボールなどの形状を表現する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】『round』が二次元的な円形またはおおよその丸さを指すのに対し、『spherical』は三次元的な球形を指す。より専門的な文脈で使用される傾向がある。 【混同しやすい点】日常会話では『round』で代用できる場合もあるが、正確さを求められる場面では『spherical』を使うべき。例えば、地球の形状を説明する際には『spherical』が適切。
- globular
球根状、または小さな球が集まったような形状を表す形容詞。生物学や園芸学で、植物の球根や細胞の形状を説明する際に使われる。 【ニュアンスの違い】『spherical』よりも、やや不規則な球状を指すことが多い。また、日常会話ではあまり使われない、専門的な語彙。 【混同しやすい点】『round』は一般的な丸さを表し、『spherical』は完全な球形、『globular』は少し歪んだ球形というように、形状の正確さによって使い分ける必要がある。
『およそ』『約』という意味で、数値や時間など、概算を示す際に用いられる。日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】『round』も概数を表すことができるが、『about』の方がより一般的でカジュアルな印象を与える。『round』は数値を丸めるニュアンスを含む場合がある。 【混同しやすい点】『round』は『round off』のように動詞として数値を丸める意味でも使われるが、『about』にはその用法はない。また、『about』は前置詞としても使われるため、文脈によって意味が異なる点に注意。
『およそ』『ほぼ』という意味の副詞で、数値や数量を概算で示す際に用いられる。学術的な文章やビジネス文書など、フォーマルな場面で好まれる。 【ニュアンスの違い】『round』や『about』よりもフォーマルで、より正確な概算を示唆する。科学的な文脈や統計データなど、正確性が求められる場面で使われることが多い。 【混同しやすい点】『round』は名詞、動詞、形容詞としても使えるが、『approximately』は副詞としてのみ使われる。また、『approximately』は主観的な印象ではなく、客観的な概算を示す。
- encircle
『取り囲む』『包囲する』という意味の動詞。物理的に何かを囲む場合だけでなく、抽象的な概念を囲む場合にも使われる。 【ニュアンスの違い】『round』が『〜の周りを回る』という意味合いを含むのに対し、『encircle』は完全に囲い込むイメージが強い。軍事的な状況や、保護する意味合いで使われることが多い。 【混同しやすい点】『round』は自動詞としても他動詞としても使えるが、『encircle』は基本的に他動詞として使われる。また、比喩的な意味合いで使われる場合、『encircle』はより強い影響力や支配力を示唆する。
派生語
『round(円)』を接頭辞『sur-(超える、覆う)』で強調し、『取り囲む、包囲する』という意味の動詞になった。物理的な状況だけでなく、感情や雰囲気など抽象的なものを包み込む状況も表す。日常会話から報道記事まで幅広く使われる。
『round(円)』+『about(周りに)』で『遠回しの、回りくどい』という意味の形容詞になった。直接的な表現を避け、婉曲的に伝えるニュアンスがある。主に会話や文章で、特に丁寧な表現を心がける場面で用いられる。
- rounding
『round』の動名詞形で『丸めること、概算すること』を意味する。数学や統計学の分野で頻繁に使われるほか、ビジネスシーンでも数値の概算処理を指す場合がある。派生して、角を取り除く、穏便にするという意味合いも持つ。
語源的に『round』と関連があり、元々は『地面、土地』という意味だったが、そこから『根拠、理由』という意味に発展した。比喩的に『基盤』や『土台』を表す際にも用いられる。日常会話から学術論文まで幅広く使われる重要な語彙。
反意語
『round(丸い)』に対して、幾何学的に明確な対立概念である『square(四角い)』。比喩的に『square』は『古風な、保守的な』という意味合いを持ち、『round』が『柔軟な、融通の利く』という意味で使われる場合、対義語として機能する。日常会話や文学作品で用いられる。
『round(丸みを帯びた)』に対して、『angular(角ばった、骨ばった)』は形状が明確に対照的である。人の容姿や物の形状を表現する際に用いられ、特に美術やデザインの分野でよく使われる。抽象的な意味合いは薄い。
- pointed
『round(丸い、先端がない)』に対して、『pointed(尖った、鋭い)』は形状が正反対である。比喩的に『pointed』は『辛辣な、痛烈な』という意味を持ち、『roundabout』のような婉曲的な表現とは対照的に、直接的で攻撃的なニュアンスを含む。会話や文章で、意図的な対比として用いられる。
語源
"round"の語源は、古フランス語の"rond"(丸い)に遡り、さらに遡るとラテン語の"rotundus"(丸い、球状の)に由来します。"rotundus"は、車輪を意味する"rota"から派生しており、回転するイメージ、つまり円や球といった形状が根本にあることがわかります。日本語で「円満」という言葉がありますが、これは物事が丸く収まる、つまり争いなどがなく穏やかに解決することを意味し、"round"が持つ「一周する」「まとまる」といった意味合いと共通するニュアンスを感じ取ることができます。"around"(~の周りに)のように、接頭辞が付加された派生語も多く存在し、基本的な「丸い」という概念から、空間的な位置関係や動作を表す言葉へと発展しています。
暗記法
「round」は完全性や永遠を象徴し、文化的には循環や共同体を意味します。アーサー王の円卓は、身分を超えた平等を象徴し、教会建築の円形窓は神の完全性を表しました。拍手喝采や全員におごる行為は、集団での共有を示唆します。円卓会議は対立勢力の調和を促し、輪唱は音楽における調和を生み出します。形状だけでなく、その象徴性を通じて、私たちの思考に深く根付いているのです。
混同しやすい単語
『round』に『a-』が付いただけなので、スペルが非常に似ていて混同しやすい。意味は『〜の周りに』『約〜』といった前置詞や副詞。発音も非常に似ているが、『a』の音が加わることで意味が大きく変わる点に注意。Roundが『丸い』『一周』といった意味であるのに対し、aroundは範囲や概算を示すことが多い。
『round』とスペルが似ており、過去形・過去分詞として使われる場合の発音(/waʊnd/)が異なるため、混乱しやすい。『wound』は『傷』という意味の名詞としても使われる。Roundは現在形の発音/raʊnd/で、意味も全く異なるため、文脈で判断する必要がある。
『round』と最後の『nd』が共通しているため、スペルが似ていると感じやすい。また、発音も母音部分が類似しているため、聞き間違いやすい。『found』は『見つける』(find)の過去形・過去分詞であり、意味も全く異なる。Roundは『丸い』という意味であり、文脈で判断することが重要。
『round』と母音と最後の『nd』が共通しているため、スペルと発音の両面で混同しやすい。『sound』は『音』という意味の名詞、または『〜に聞こえる』という意味の動詞。Roundは『丸い』という意味であり、文脈で判断することが重要。特に会話では注意が必要。
『round』と最初の文字が同じで、母音の発音が似ているため、スペルと発音の両面で混同しやすい。『rouse』は『目覚めさせる』『奮い立たせる』という意味の動詞。Roundは『丸い』という意味であり、意味が全く異なる。スペルと発音のわずかな違いに注意。
母音の音が似ており、スペルにも共通する部分があるため、混同しやすい。『ruin』は『破滅』『遺跡』という意味の名詞、または『破滅させる』という意味の動詞。Roundは『丸い』という意味であり、意味が全く異なる。発音記号を確認し、正確な発音を心がけることが重要。
誤用例
日本人が『丸く収める』という日本語に引きずられて 'round up' を使ってしまう例です。英語の 'round up' は、数値を概算したり、人や物を集めたりする意味で使われます。議論を終える、まとめるという意味では 'wrap up' が適切です。背景にある考え方として、'wrap up' はプレゼントを包むように、議論を一つの結論で包み込むイメージです。一方、'round up' は牛を牧場に集めるような、少しワイルドなイメージがあります。
日本語の『丸い』という言葉には、『円満な』という意味の他に『曖昧な』という意味も含まれます。そのため、'round' を『曖昧な』という意味で使ってしまうことがあります。しかし、英語の 'round' は形状を表す言葉であり、曖昧さを意味する場合には 'vague' や 'ambiguous' を使うのが適切です。文化的背景として、日本人は直接的な表現を避け、遠回しな言い方を好む傾向がありますが、英語では曖昧さを避けることが好まれる場合があります。
場所を説明する際に、日本語の「角を曲がったところ」を直訳して 'round the corner' と表現してしまうことがあります。これは文法的には正しいですが、より自然な英語としては 'just around the corner' を使うのが一般的です。'just' を加えることで、『すぐそこ』というニュアンスが強調されます。日本語から英語への直訳は、文法的には正しくても、ネイティブスピーカーにとっては不自然に聞こえることがあるため、注意が必要です。
文化的背景
「round」は、その形状から「完全」「永遠」「調和」といった概念を象徴し、文化的には「循環」や「共同体」といった意味合いを帯びてきました。古代から現代に至るまで、社会構造、宗教、芸術、日常生活の様々な場面で、その多義性と象徴性が表現されています。
中世ヨーロッパにおいては、アーサー王伝説の円卓(Round Table)が「round」の文化的意義を象徴する好例です。円卓は、王と騎士たちが平等な立場で議論を行う場であり、階級や身分にとらわれない理想的な共同体を表していました。この円卓の物語は、正義、勇気、そして何よりも「平等」という価値観を「round」という言葉に結びつけ、後世の文学や芸術に多大な影響を与えました。また、教会建築における円形の窓(バラ窓)も、神の完全性や永遠性を象徴し、「round」の持つ神聖なイメージを強調しました。
さらに、「round」は社会的な活動や集まりを表す言葉としても用いられます。「round of applause(拍手喝采)」や「drinks on the round(全員におごり)」といった表現は、集団全体で行われる行為、つまり「循環」や「共有」の概念を示唆します。これは、個人主義が強調される現代社会においても、人々が共同体意識を求め、互いに支え合うことの重要性を表していると言えるでしょう。また、政治の世界では、「round table conference(円卓会議)」が、対立する勢力が平等な立場で議論し、合意を目指す場として用いられ、「round」が持つ調和や協調のイメージが強調されます。
現代においても、「round」は様々な文化的文脈で使用され、その意味は進化し続けています。例えば、スポーツの世界では「round」は試合の段階を表し、ゲームの進行や競争のサイクルを示します。また、音楽の世界では「round song(輪唱)」が、複数人が同じメロディーをずらして歌うことで、調和を生み出す形式を指し、「round」の持つ調和的な側面を表現します。このように、「round」は、その形状だけでなく、それが持つ象徴性や文化的背景を通じて、私たちの言語や思考に深く根付いていると言えるでしょう。
試験傾向
1. 出題形式: 語彙問題、長文読解、リスニング。2. 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。3. 文脈・例題の特徴: 多様な文脈で出現するが、特に長文読解で比喩的な意味合いで使われることが多い。4. 学習者への注意点・アドバイス: 名詞、動詞、形容詞、副詞と多様な品詞を持つため、文脈に応じた意味を理解する必要がある。特に「round trip (往復旅行)」のような複合語は重要。
1. 出題形式: Part 5 (短文穴埋め)、Part 7 (長文読解)。2. 頻度と級・パート: 頻出単語。3. 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンにおける会議、交渉、旅行など幅広い文脈で使われる。特に「round number(概数)」のような表現に注意。4. 学習者への注意点・アドバイス: 「around」との混同に注意。TOEICでは、ビジネスシーンでよく使うフレーズを覚えておくと有利。
1. 出題形式: リーディングセクション(長文読解)。2. 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出。3. 文脈・例題の特徴: 地理学、生物学、歴史学など、様々な分野の学術的な文章で使われる。抽象的な概念を説明する際に比喩として用いられることもある。4. 学習者への注意点・アドバイス: 動詞としての「round out (まとめる、完成させる)」のような用法や、専門分野特有の意味を把握しておくことが重要。
1. 出題形式: 長文読解、文法問題(語彙選択)。2. 頻度と級・パート: 標準的な語彙レベル。3. 文脈・例題の特徴: 説明文、物語文など幅広い文章で登場。比喩表現や慣用句として使われることもある。4. 学習者への注意点・アドバイス: 基本的な意味に加え、文脈から適切な意味を判断する練習が必要。「all year round」のような頻出表現は確実に押さえておくこと。