intact
強勢は2音節目の 'tækt' にあります。'ɪ' は日本語の『イ』よりも口を少し開いて短く発音します。'tæ' の 'æ' は、日本語の『ア』と『エ』の中間のような音で、口を大きく開けて発音するとより自然に聞こえます。最後の 'kt' は、破裂音 'k' の後に 't' が続くため、'k' の音をしっかりと出すことを意識しましょう。
無傷の
物理的な損傷がない状態。事故や災害の後でも、元の状態を保っていることを指す。比喩的に、精神的なダメージがない状態にも使われる。
I was so relieved that the delicate glass arrived intact in the package.
繊細なガラスが無事に小包の中で無傷で届いて、本当に安心しました。
※ オンラインで買った壊れやすいものが、きちんと梱包されて無事に届いた時のホッとする気持ちが伝わる例文です。配送された物が「中身が無事だった」と表現する時によく使われます。delicateは「壊れやすい」という意味です。
After the strong storm, our old tree surprisingly stood intact in the garden.
強い嵐の後、私たちの古い木は驚くほど庭に無傷で立っていました。
※ 台風や地震など、自然災害の後に「建物や物が壊れずに残っていた」という状況でよく使われる表現です。大きな被害が予想されたにもかかわらず、無事だったことへの驚きや安堵の気持ちが込められています。surprisinglyは「驚くほど」という意味です。
My grandmother's old diary remained intact for decades in the dusty attic.
祖母の古い日記は、ほこりっぽい屋根裏で何十年も無傷のままでした。
※ 古いものや大切な記録などが、長い年月が経っても「元の状態のまま」「損なわれずに」残っていることを表す例文です。思い出の品や歴史的な資料が良好な状態で発見された時など、感慨深い場面で使われます。remainedは「~のままであった」、for decadesは「何十年も」という意味です。
損なわれていない
機能や価値が失われていない状態。システム、原則、評判などが、本来の状態を維持していることを強調する。
After the long trip, the delicate vase arrived completely intact.
長い旅の後、その繊細な花瓶は完全に無傷で届いた。
※ この例文は、遠くから運ばれてきた大切なものが、壊れずに無事だったという安心感を伝えています。配送された荷物や、旅行で持ち運んだものが「損なわれていない」ことを確認する、日常的でよくある場面です。「arrive intact(無傷で届く)」は、この単語がよく使われる典型的な組み合わせです。
Even after the big storm, our old house remained intact.
大きな嵐の後でさえ、私たちの古い家は無事なままだった。
※ 強い嵐が過ぎ去った後、自分の家が壊れていないか心配しながら外に出て、無事だったと知った時の安堵の情景が目に浮かびます。災害や事故の後に、建物や構造物が「損なわれていない」状態を説明する際に非常によく使われます。「remain intact(無傷のままである)」という形で、ある状態を維持していることを表します。
I was so relieved to find my grandmother's antique watch still intact.
祖母のアンティークの時計がまだ無傷で見つかって、本当に安心した。
※ この例文は、大切な祖母の古い時計が見つかり、しかも「損なわれていない」状態だったことに、心から安心する気持ちを描いています。貴重品や歴史的な品物、あるいは思い出の品が、年月を経ても元の状態を保っていることを表現するのにぴったりです。「find something intact(〜が無傷で見つかる)」のように、何かを発見した時にその状態を伝える際にも使えます。
コロケーション
無傷のままである、損なわれずに残る
※ 建物、システム、計画などが損傷を受けずに元の状態を維持していることを表します。物理的な完全性だけでなく、抽象的な概念(例:原則、評判)が損なわれていない場合にも使われます。フォーマルな文脈でよく用いられ、ニュース記事や報告書などで見かけることが多い表現です。類似表現に 'stay intact' がありますが、'remain intact' の方がやや客観的で、時間経過による維持を強調するニュアンスがあります。
~をそのまま残す、~に手を加えない
※ 何かを意図的に変更や除去せずに、元の状態のままにしておくことを意味します。考古学的な発掘現場で遺物をそのままの状態で保存する場合や、契約条件を修正せずに維持する場合などに使われます。'leave untouched' と似ていますが、'leave intact' は単に触れないだけでなく、積極的に保護・維持するニュアンスを含むことがあります。
完全に無傷の、完璧な状態で
※ 'intact' の状態を強調する表現で、少しの損傷もない完璧な状態を表します。例えば、長年放置されていたにもかかわらず、'perfectly intact' な状態で発見された古代の壺、などのように使われます。 'completely intact' とほぼ同義ですが、'perfectly intact' はより希少性や驚きといった感情を伴うことが多いです。
精神的に無傷で、気力を失わずに
※ 困難な状況や試練に直面しても、希望や信念、勇気を失わずにいることを意味する比喩的な表現です。肉体的な無傷さではなく、精神的な強さを強調します。たとえば、病気と闘う人が 'keep one's spirit intact' と表現されることがあります。文学作品や感動的なスピーチなどでよく用いられます。
伝統が損なわれることなく、昔ながらのやり方を守って
※ 地域社会、組織、文化などが、長年にわたって受け継がれてきた伝統や習慣を維持している状態を表します。グローバル化や近代化の波にさらされながらも、伝統を守り続けている場所や人々について語る際に用いられます。例えば、「その村は今もなお、昔ながらの祭りを開催し、with its traditions intact である」のように使います。
(困難な状況から)無事に抜け出す、無傷で現れる
※ 危機的な状況、困難な試練、または競争などを乗り越えて、損害や損失を被ることなく、元の状態を保ったまま現れることを意味します。ビジネスシーンでは、不況を乗り越えて 'emerge intact' した企業、プロジェクトなどが好例です。'come out intact' とほぼ同義ですが、'emerge intact' はより劇的な状況からの回復を強調するニュアンスがあります。
使用シーン
学術論文や研究発表で、特に実験結果や調査データを説明する際に用いられます。例えば、考古学の研究で「発掘された遺物はほぼ完全な状態で残されていた(The excavated artifact remained almost intact)」のように、対象物が損なわれていない状態を強調する際に使用されます。また、心理学の研究でアンケート結果を分析する際に、「回答者の意見は一貫して保たれていた(The respondents' opinions remained largely intact)」のように、意見や状態が変化していないことを示す場合にも使われます。
ビジネス文書やプレゼンテーションにおいて、プロジェクトの現状や市場の変化について報告する際に使用されます。例えば、「サプライチェーンはパンデミックの影響をほとんど受けずに済んだ(The supply chain remained largely intact despite the pandemic)」のように、危機的な状況下でもシステムや組織が損なわれなかったことを示す際に用いられます。また、合併や買収の際に、「ブランドイメージは維持された(The brand image remained intact)」のように、重要な要素が損なわれずに残ったことを強調する場合もあります。
日常会話ではあまり使用されませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、災害や事故の状況を伝える際に用いられることがあります。例えば、「嵐の後、その家は奇跡的に無傷だった(The house remained miraculously intact after the storm)」のように、建物や物が損傷を受けずに残ったことを強調する際に使われます。また、歴史的な建造物や美術品の状態を説明する際にも、「その絵画は修復され、元の状態を保っている(The painting was restored and remains largely intact)」のように使われることがあります。
関連語
類義語
- unharmed
物理的、精神的なダメージを受けていない状態を表す。日常会話やニュース報道など、幅広い場面で使用される。 【ニュアンスの違い】"intact"よりも、特に危害や損傷からの保護に焦点を当てている。感情的な影響や一時的な影響も含む。 【混同しやすい点】"intact"が全体的な無傷を指すのに対し、"unharmed"は特定のリスクや危険から保護された状態を強調する。
- undamaged
物理的な損傷を受けていない状態を指す。製品、建物、自然物など、具体的な物に対して使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"intact"と同様に物理的な完全性を表すが、より直接的に損傷の有無に焦点を当てる。ニュートラルな表現。 【混同しやすい点】"intact"が必ずしも損傷の可能性があったことを暗示しないのに対し、"undamaged"は損傷の可能性があった状況で使用されることが多い。
危険な状況や事故などを経験したにもかかわらず、無傷である状態を表す。ニュースや文学作品でよく見られる。 【ニュアンスの違い】"intact"よりも強い意味合いを持ち、危険を乗り越えた後の無傷さを強調する。ドラマチックな状況で使われることが多い。 【混同しやすい点】"intact"が単に無傷であることを示すのに対し、"unscathed"は危険な状況を乗り越えたという文脈が必要となる。
全体が完全であり、欠けている部分がない状態を指す。日常会話からビジネスまで幅広く使われる。 【ニュアンスの違い】"intact"と同様に完全性を表すが、より抽象的な概念や集合体に対しても使用できる。物理的な完全性だけでなく、概念的な完全性も含む。 【混同しやすい点】"intact"が具体的なオブジェクトの状態を表すのに対し、"whole"はより抽象的な概念や全体像を指す場合がある。
必要な要素がすべて揃っており、不足がない状態を表す。ビジネスシーンや学術的な文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"intact"が物理的な完全性を強調するのに対し、"complete"は機能的な完全性や必要条件の充足に焦点を当てる。 【混同しやすい点】"intact"は一部が損傷していなければ全体として機能が保たれる状態も含むが、"complete"はすべての要素が揃っている必要がある。
欠点や不足がなく、理想的な状態を表す。日常会話からビジネスまで幅広く使われる。 【ニュアンスの違い】"intact"が単に無傷であることを示すのに対し、"perfect"は理想的な状態を意味する。主観的な評価を含む場合がある。 【混同しやすい点】"intact"は客観的な状態を表すのに対し、"perfect"は主観的な評価や理想に基づいて判断される。
派生語
- integer
『完全な数』を意味する名詞。接頭辞『in-(否定ではない)』と語幹『teg-(触れる)』からなり、『損なわれていないもの』という語源的な意味合いを持つ。数学やコンピュータサイエンスで、小数部分のない『整数』を表す専門用語として用いられる。日常会話での使用頻度は低いが、学術的な文脈では不可欠な語彙。
『完全性』『高潔さ』を意味する名詞。抽象名詞化接尾辞『-ity』が付き、intact の持つ『損なわれていない状態』という概念が、倫理的な意味合いに発展した。ビジネスや政治、道徳的な議論において、『誠実さ』『一貫性』といった意味で頻繁に用いられる。個人の人格や組織の信頼性を評価する上で重要な概念。
『触れることができない』『無形の』という意味の形容詞。接頭辞『in-(否定)』と語幹『tang-(触れる)』、形容詞化接尾辞『-ible』から構成され、『物理的に触れることができない』という意味から転じて、概念的なもの、例えば『無形の資産』『顧客との信頼関係』などを指す。ビジネスや経済、哲学などの分野で、具体的な形を持たない価値や要素を表現する際に用いられる。
反意語
『損傷した』という意味の形容詞。intactが物理的な完全性を表すのに対し、damagedは何らかの損傷を受けている状態を示す。建物、機械、データなど、具体的な対象物の状態を表す際によく用いられる。日常会話や報道など、幅広い場面で使用される一般的な語彙。
『損なわれた』『弱まった』という意味の形容詞。intactが機能や能力が完全に保たれている状態を表すのに対し、impairedはそれらが部分的に損なわれている状態を示す。視覚、聴覚、運動能力など、身体的な機能の低下を表す際によく用いられる。医学や福祉の分野で頻繁に使用される。
- fragmented
『断片化された』という意味の形容詞。intactが全体としてまとまっている状態を表すのに対し、fragmentedはバラバラに分離している状態を示す。データ、社会、組織など、抽象的な対象に対しても用いられる。政治や社会学の分野で、分裂や分断を表す際によく用いられる。
語源
"intact"は、ラテン語の"intactus"に由来します。"in-"は否定を表す接頭辞で、「〜でない」という意味を持ちます。"tactus"は、動詞"tangere"(触れる)の過去分詞形で、「触れられた」という意味です。したがって、"intactus"全体では「触れられていない」「損なわれていない」という意味になります。つまり、物理的に何かが触れて傷つけられたり、何らかの影響を受けたりしていない状態を表します。たとえば、お気に入りの陶器が誤って倒れても無傷だった場合、「The vase remained intact.(花瓶は無傷のままだった)」のように使えます。このように、"intact"は、文字通りにも比喩的にも、完全な状態を保っていることを強調する言葉として用いられます。
暗記法
「intact」は、ローマ帝国の平和(pax Romana)の下、破壊を免れた建造物のように、歴史的遺産が時の試練に耐え、無傷で残る状態を象徴します。中世の修道院で守られた文献のように、知識や文化が戦火を逃れ、後世に伝えられる様も表します。現代では、物理的な無傷さだけでなく、困難な状況でも揺るがない精神や信念の状態を指し、文化的な価値や精神的な強さの象徴として、その意味を深めています。
混同しやすい単語
『intact』と語頭の 'in-' が共通しており、スペルも似ているため、混同しやすい。意味は『影響』や『衝撃』であり、名詞または動詞として使われる。日本人学習者は、文脈から意味を判断する必要がある。語源的には、'in-' は『中に』、'pact' は『押し込む』という意味合いがあり、物理的な衝撃をイメージすると覚えやすい。
『intact』と同様に、語頭の 'in-' が共通しており、スペルも一部似ているため、混同しやすい。意味は『注入する』であり、動詞として使われる。医療や技術分野でよく使われる単語。語源的には、'in-' は『中に』、'ject' は『投げる』という意味合いがあり、注射器で液体を体内に投げるイメージ。
『intact』と語尾の音が似ているため、発音を聞き間違えやすい。スペルも 'act' の部分が共通している。意味は『正確な』であり、形容詞として使われる。発音記号を確認し、/ɪnˈtækt/ と /ɪɡˈzækt/ の違いを意識することが重要。語源的には、'ex-' は『外へ』、'act' は『行動する』という意味合いがあり、基準から外れない正確さをイメージ。
『intact』と語頭の 'in-' が共通しており、スペルも似ているため、混同しやすい。意味は『感染させる』であり、動詞として使われる。医療や生物学の文脈でよく使われる単語。語源的には、'in-' は『中に』、'fect' は『作る』という意味合いがあり、病原体が体内で増殖するイメージ。
語頭の 'intel-' が共通しており、スペルの一部が似ているため、混同しやすい。意味は『知性』や『知力』であり、名詞として使われる。抽象的な概念を表すため、文脈によっては理解しにくい場合がある。語源的には、'inter-' は『間に』、'lect' は『選ぶ』という意味合いがあり、情報を取捨選択する知的な活動をイメージ。
語頭の 'in-' が共通しており、スペルも一部似ているため、混同しやすい。『intact』が「損なわれていない」という状態を表すのに対し、『intrinsic』は「本質的な」という意味合いを持つ形容詞。発音も異なるため、注意が必要。語源的に、'in-'は「内側に」、'trinsic'は「向き」を意味し、内側に向かう性質、つまり本質的な性質を表す。
誤用例
『intact』は『無傷の』という意味を持ちますが、ニュアンスとしては『(本来あるべきものが)損なわれずに残っている』という状態を指します。地震後の状況で、物理的な損傷がないことを強調したい場合は『unscathed』がより適切です。日本人は『無事に』という言葉から安易に『intact』を選びがちですが、英語では状態によって最適な語彙を選ぶ必要があります。
『intact』は物理的なものや、システム、組織などに対して使われることが多く、抽象的な概念である『評判』に対しては不自然です。評判が損なわれていないことを表すには、『untarnished』や『undiminished』がより適切です。日本語の『無傷』という言葉に引きずられ、『評判=無傷』という発想で『intact』を選んでしまうのは、典型的な誤用パターンです。英語では、抽象的な概念には、より抽象的な語彙を選ぶ必要があります。
ここでの『intact』は、政治的な影響力という無形のものを指しており、物理的な完全性を意味する『intact』とは意味合いが異なります。より適切な単語は『undiminished』や『unimpaired』です。日本人は、政治的な影響力が『損なわれていない』という状態を『無傷』と捉えがちですが、英語ではより抽象的な表現を使うのが自然です。また、『intact』はややフォーマルな印象を与えるため、口語的な状況では不自然に聞こえることがあります。
文化的背景
「intact(無傷の)」という言葉は、単に物理的な状態を表すだけでなく、歴史や文化の中で守り抜かれた価値、純粋さ、あるいは精神的な完全性を象徴することがあります。それは、時の試練に耐え、破壊や変化を免れた貴重な遺産や概念を指し示す、一種のメタファーとしても機能します。
この語が持つ文化的意義を理解する上で興味深いのは、古代ローマにおける「pax Romana(ローマの平和)」という概念との関連性です。ローマ帝国は広大な領土を支配し、その支配下において比較的安定した平和な時代を築きました。この時代、多くの建造物や文化遺産が破壊を免れ、intactな状態で後世に伝えられました。例えば、コロッセオやパンテオンといった建造物は、長年の風雨や地震に耐え、一部は修復されたものの、その主要な構造はintactな姿を保っています。これらの建造物は、ローマ帝国の繁栄と技術力の象徴であり、intactな状態で残ることで、当時の文化や社会を現代に伝える重要な役割を果たしています。pax Romanaがもたらした安定が、物理的な遺産だけでなく、文化的な価値観や知識の継承を可能にしたという点で、「intact」は単なる物理的な状態を超えた、歴史的な重みを持つ言葉と言えるでしょう。
また、中世ヨーロッパにおける修道院の役割も、「intact」という言葉の文化的背景を考える上で重要です。修道院は、戦乱や社会の混乱から隔絶された場所として、古代の文献や知識を守り抜きました。写本や美術品は、修道士たちの手によって丁寧に保存され、intactな状態で後世に伝えられました。これらの文化遺産は、ルネサンス期における古典文化復興の原動力となり、ヨーロッパの知的発展に大きく貢献しました。修道院が守り抜いた知識や文化は、単に物理的にintactであっただけでなく、精神的な価値や教養を内包しており、「intact」という言葉は、知識や文化の継承という側面においても重要な意味を持っています。
現代においては、「intact」は物理的な状態だけでなく、精神的な状態や価値観に対しても用いられることがあります。例えば、「彼女の信念はintactだった」というように、困難な状況にも関わらず、その人の信念や価値観が揺るがないことを表現する際に使用されます。これは、「intact」が単なる物理的な無傷さだけでなく、精神的な強さや純粋さを象徴する言葉として、現代社会においても生き続けていることを示しています。災害や紛争といった困難な状況において、人々の精神的な強さやコミュニティの絆がintactな状態で保たれることは、復興への大きな力となります。このように、「intact」は、過去から現在、そして未来へと繋がる、文化的な価値や精神的な強さを象徴する言葉として、その意味を深め続けていると言えるでしょう。
試験傾向
準1級以上で語彙問題、長文読解で出題される可能性があります。1級ではエッセイで使えると高評価につながります。
1. **出題形式**: 主に語彙問題(四択)、長文読解。
2. **頻度と級・パート**: 準1級以上。1級でライティングに使うと効果的。
3. **文脈・例題の特徴**: 環境問題、歴史、科学技術など幅広いテーマの長文。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「無傷の」「損なわれていない」という意味。類義語の「undamaged」「unharmed」とのニュアンスの違いを理解する。フォーマルな語彙なので、ライティングで使う場合は文脈に注意。
Part 5(短文穴埋め問題)、Part 7(長文読解)で出題される可能性があります。
1. **出題形式**: 主に短文穴埋め、長文読解。
2. **頻度と級・パート**: TOEIC全体で考えると頻度は中程度。Part 5, 7。
3. **文脈・例題の特徴**: ビジネス文書、契約書、報告書など。製品の状態、組織の変更、データの保全などに関する文脈で出現しやすい。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「(物理的に)無傷の」という意味合いだけでなく、「(システムなどが)損なわれていない」という意味でも使われる。ビジネスシーンでは後者の意味合いで使われることが多い。
リーディングセクションで出題される可能性が高いです。
1. **出題形式**: 長文読解。
2. **頻度と級・パート**: TOEFL iBTリーディング。
3. **文脈・例題の特徴**: アカデミックな内容(歴史、科学、社会科学など)。抽象的な概念や理論の説明の中で使われることが多い。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: フォーマルな語彙。文脈から意味を推測する練習が重要。類義語の「complete」「whole」との違いを意識する。TOEFLでは、言い換え表現(paraphrase)を把握することも重要。
難関大学の長文読解で出題される可能性があります。
1. **出題形式**: 長文読解、和訳問題、内容説明問題。
2. **頻度と級・パート**: 難関大学の入試問題でたまに見られる。
3. **文脈・例題の特徴**: 社会問題、科学技術、文化など、幅広いテーマの評論文。
4. **学習者への注意点・アドバイス**: 文脈から意味を推測する力が必要。「無傷の」「損なわれていない」という意味を理解し、文脈に応じて適切な日本語訳を選択できるようにする。類義語との使い分けも重要。