drawback
強勢は最初の音節にあります。『draw』の /ɔː/ は日本語の『オ』よりも口を丸めて喉の奥から出す音で、少し長めに発音します。『back』の /æ/ は日本語の『ア』と『エ』の中間のような音で、口を大きく開けて発音しましょう。語尾の /k/ は息を止めるようにして、しっかりと発音するとよりネイティブに近い発音になります。
弱点
物事や計画における欠点や不利な点。ポジティブな側面を打ち消す要素を指す。類義語: disadvantage, weakness
The apartment was really nice, but its only drawback was that it was far from the station.
そのアパートは本当に素敵だったけど、唯一の欠点は駅から遠いことだった。
※ 引っ越し先を探している時など、気に入ったものに「惜しい点」がある状況で使えます。「唯一の欠点」という気持ちが伝わる典型的な使い方です。
A major drawback of working from home is feeling isolated sometimes.
在宅勤務の大きな欠点は、時々孤立感を感じることです。
※ 仕事のスタイルや新しい生活様式について、その「大きな弱点」や「不利な点」を話す場面です。「major drawback」のように「大きな」という言葉と一緒によく使われます。
The new smartphone has many cool features, but a drawback is its short battery life.
新しいスマートフォンにはたくさんの素晴らしい機能があるけれど、欠点はバッテリーの持ちが短いことだ。
※ 新しい製品やサービスについて、良い点と悪い点を比較して話すときによく使われます。この例文のように、「A drawback is...」の形で具体的な欠点を説明するのが自然です。
難点
プロジェクトや提案における、乗り越えるべき課題や障害。解決策を検討する必要があるニュアンスを含む。
The main drawback of online shopping is that you can't try things on.
オンラインショッピングの主な難点は、試着できないことです。
※ この例文は、オンラインで服を買うときに『サイズが合うかな?』と心配になる、誰もが経験するような状況を描いています。何か便利なものには、必ず不便な点もある、という文脈で 'drawback' がよく使われます。『The main drawback of A is that B.』(Aの主な難点はBです)という形で、一般的な不便な点を説明する時に非常に役立ちます。
A major drawback of the new cafe location is the lack of parking spaces.
新しいカフェの場所の大きな難点は、駐車スペースがないことです。
※ 新しいお店や計画について話すとき、良い点だけでなく『でも、ここが問題だよね』と指摘する場面で 'drawback' はぴったりです。この例文では、カフェのオーナーが頭を抱えているような様子が目に浮かびますね。『A major drawback of A is B.』(Aの大きな難点はBです)は、特定の計画や場所の欠点を具体的に述べる際によく使われる表現です。
One drawback of living in the countryside is that public transportation is limited.
田舎暮らしの難点の一つは、公共交通機関が限られていることです。
※ この例文は、田舎での生活を想像したときに『自然は豊かだけど、車がないと不便そうだな』と感じるような、具体的な生活の不便さを表しています。ライフスタイルや環境のメリット・デメリットを比較する際によく使われます。『One drawback of A is that B.』(Aの難点の一つはBです)のように、いくつかある問題点のうちの一つを挙げる際によく使われる形です。
コロケーション
重大な欠点、大きな難点
※ 「major」は「主要な」「重大な」という意味で、drawbackを強調する形容詞です。単に欠点があるだけでなく、それが無視できないほど深刻であることを示します。ビジネスシーンや、製品・サービスの評価において、特に重要なポイントとして指摘する際に用いられます。類似表現として「significant drawback」「serious drawback」などがあります。
固有の欠点、本質的な難点
※ 「inherent」は「固有の」「本質的な」という意味で、ある物事が元々持っている、避けられない欠点を指します。設計上の問題や、技術的な限界など、根本的な原因に起因するdrawbackを説明する際に適しています。例えば、「太陽光発電のinherent drawbackは、天候に左右されることだ」のように使います。
潜在的な欠点、起こりうる難点
※ 「potential」は「潜在的な」「可能性のある」という意味で、現時点では明確ではないものの、将来的に問題となる可能性のあるdrawbackを指します。新しい技術やプロジェクトの導入を検討する際に、リスクアセスメントの一環として議論されることが多いです。例えば、「新システムの導入におけるpotential drawbackは、従業員の抵抗感だろう」のように使います。まだ表面化していないため、慎重な検討が必要です。
欠点を相殺する、難点を補う
※ 「offset」は「相殺する」「埋め合わせる」という意味の動詞で、drawbackを別の利点や対策によって軽減することを意味します。例えば、製品の欠点を価格を下げることでoffsetしたり、プロジェクトの遅延を人員増強でoffsetしたりします。ビジネスシーンで、デメリットをメリットで打ち消す戦略を説明する際に頻繁に用いられます。
欠点にもかかわらず、難点はあるものの
※ 「despite」は「~にもかかわらず」という意味の前置詞で、drawbackが存在することを認めつつ、それにも関わらず肯定的な評価や行動を示す際に用いられます。例えば、「despite the drawbacks, the project was a success.」(欠点もあったが、プロジェクトは成功だった)のように使います。困難を乗り越えたニュアンスを伝えられます。
~の大きな欠点
※ 「a major drawback of + 名詞」の形で、特定のものや事柄の大きな欠点を指摘する際に使われます。例えば、「A major drawback of this car is its poor fuel economy.」(この車の大きな欠点は燃費が悪いことだ)のように使います。特定の対象に焦点を当てて、具体的な欠点を強調するのに適しています。
欠点を克服する、難点を乗り越える
※ 「overcome」は「克服する」「乗り越える」という意味の動詞で、drawbackという困難な状況を努力や工夫によって打開することを意味します。例えば、技術的な課題を克服したり、組織的な問題を乗り越えたりする際に使われます。成功への道のりを語る上で、重要な要素となります。
使用シーン
学術論文やプレゼンテーションで、研究方法の限界や実験結果の解釈における注意点を示す際に使われます。例:「この研究デザインのdrawbackは、サンプルサイズが小さいことである」のように、客観的な分析を示す文脈で用いられます。
事業計画書、市場分析レポート、プロジェクトの進捗報告書などで、潜在的なリスクや課題を指摘する際に用いられます。例:「新製品のdrawbackは、競合製品との価格競争が激しいことである」のように、意思決定の判断材料として提示されます。
ニュース記事や評論、あるいはややフォーマルな会話で、ある事柄のマイナス面や改善点について述べる際に使われます。例:「この政策のdrawbackは、実施コストが高いことである」のように、客観的な視点から問題点を指摘する場面で用いられます。
関連語
類義語
不利な点、不都合。一般的に広く使われ、ビジネス、学術、日常会話など様々な場面で使用されます。ある状況、計画、提案などが持つ弱点や欠点を指すことが多いです。 【ニュアンスの違い】drawbackよりも一般的で、より客観的な響きを持ちます。drawbackは、disadvantageよりも深刻な問題や障害を指す場合があります。disadvantageは、単に有利でない状況を指すこともあります。 【混同しやすい点】drawbackは特定の状況や計画に内在する欠点を指すことが多いのに対し、disadvantageはより広い意味での不利な状況を指すことがあります。例えば、競争相手に対するdisadvantageなど。
欠点、弱点。人や物の不完全さ、不足している点を指します。しばしば、期待される水準に達していないことを示唆します。ビジネス、学術、個人的な評価など、様々な場面で使用されます。 【ニュアンスの違い】drawbackよりも、何かが本来あるべき姿から欠けている、というニュアンスが強いです。shortcomingは、能力や品質の不足を指すことが多いです。drawbackは、計画やシステムが抱える欠陥を指すことが多いです。 【混同しやすい点】shortcomingは、人や物の本質的な性質に関する欠点を指すことが多いのに対し、drawbackは特定の状況や計画における欠点を指す傾向があります。例えば、個人の性格のshortcomingなど。
弱点、欠点。物理的な弱さだけでなく、性格や能力の弱さも指します。ビジネス、学術、日常会話など、幅広い場面で使用されます。あるものの強さに対する反対概念として用いられます。 【ニュアンスの違い】drawbackよりも、より根本的な弱さや脆弱性を指します。weaknessは、drawbackよりも個人的な性質や能力に関連することが多いです。drawbackは、計画やシステムが抱える構造的な問題を指すことが多いです。 【混同しやすい点】weaknessは、人や物の本質的な弱さを指すことが多いのに対し、drawbackは特定の状況における欠点を指す傾向があります。例えば、身体的なweaknessや性格的なweaknessなど。
欠陥、傷。表面的な欠点から、根本的な欠陥まで幅広く指します。美術品、宝石、理論、性格など、様々なものに対して使われます。しばしば、完全性を損なうものを指します。 【ニュアンスの違い】drawbackよりも、より深刻な欠陥や不完全さを指すことがあります。flawは、drawbackよりも修正が難しい、あるいは不可能な欠陥を指すことがあります。drawbackは、計画段階で修正可能な欠点を指すことが多いです。 【混同しやすい点】flawは、本質的な欠陥を指すことが多いのに対し、drawbackは状況依存的な欠点を指す傾向があります。例えば、ダイヤモンドのflawや性格のflawなど。
マイナス面、悪い面。ある状況や提案の否定的な側面を指します。ビジネス、政治、日常会話など、幅広い場面で使用されます。しばしば、pros and cons(長所と短所)の対比で用いられます。 【ニュアンスの違い】drawbackとほぼ同義ですが、downsideはより口語的で、カジュアルな響きを持ちます。drawbackは、downsideよりもフォーマルな場面で使われることが多いです。 【混同しやすい点】downsideは、drawbackよりも一般的で、より広い意味で否定的な側面を指すことがあります。drawbackは、より具体的な欠点や障害を指す傾向があります。例えば、投資のdownsideなど。
ハンディキャップ、不利な条件。スポーツやゲームで、実力差を調整するために与えられる不利な条件を指すことが多いですが、一般的に不利な状況や障害を指すこともあります。ビジネス、スポーツ、社会問題など、様々な場面で使用されます。 【ニュアンスの違い】drawbackよりも、より具体的な不利な条件や障害を指します。handicapは、しばしば克服が難しい、あるいは不可能な障害を指します。drawbackは、改善可能な欠点を指すことが多いです。 【混同しやすい点】handicapは、drawbackよりも競争や達成を妨げる具体的な障害を指す傾向があります。例えば、身体的なhandicapや経済的なhandicapなど。
派生語
動詞で「引き出す」「撤回する」の意味。draw (引く) + with (共に、離れて)で、「(そこから)引いて離れる」というイメージ。預金を引き出す、提案を撤回するなど、日常会話からビジネスまで幅広く使われる。
名詞で「引き出し」「撤回」「禁断症状」などの意味。withdraw の名詞形で、抽象的な概念を表す。金融、政治、医学など、専門的な文脈でも用いられる。薬物依存症からの離脱症状を指すことが多い。
名詞で「描画」「図面」の意味。動詞drawの現在分詞から派生。絵を描く行為や、完成した絵そのものを指す。建築図面、芸術作品など、幅広い分野で使用される。
反意語
名詞で「利点」「強み」の意味。drawbackが持つ「不利な点」というニュアンスと正反対。ビジネスシーンや議論において、drawback(短所)とadvantage(長所)を比較検討する場面でよく用いられる。接頭辞 ad- は「〜へ」の意味。
名詞で「利益」「恩恵」の意味。drawbackがもたらす不利益とは対照的に、良い結果や有利な状況を示す。給付金や医療費補助などの公的な恩恵、あるいは製品の利点など、幅広い文脈で使用される。
名詞で「資産」「強み」の意味。drawbackが弱点や欠点を指すのに対し、assetは価値のあるもの、有利な要素を意味する。企業の資産、個人のスキルなど、経済やビジネスの文脈でよく用いられる。
語源
"drawback"は、「引く」という意味の動詞"draw"と、「後ろへ」という意味の前置詞"back"が組み合わさってできた単語です。文字通りには「後ろに引く」という意味合いですが、これが比喩的に転じて「後退させるもの」「妨げになるもの」というニュアンスを持つようになりました。日本語で例えるなら、弓を引く際に弦を引く動作(draw)が、何らかの理由で後ろに引き戻されてしまう(back)状況を想像すると、その結果として目標達成が遅れる、あるいは妨げられるというイメージに近いでしょう。つまり、"drawback"は、物事を前に進める力を弱める、あるいは引き戻すような要素、すなわち弱点や難点を指すようになったのです。
暗記法
「drawback」は単なる欠点ではない。それは、社会の進歩の裏に潜む負の遺産であり、克服すべき課題を指す。産業革命以降、技術革新の陰で生まれた貧困や環境問題。グローバル化の進展が生む文化の喪失、情報化社会におけるプライバシー侵害。これらは進歩の代償であり、「drawback」は、個人や社会が抱える、歴史的背景に根ざした克服困難な制約を意味する。その陰影を知ることで、言葉は深みを増す。
混同しやすい単語
『drawback』と『withdraw』は、どちらも『draw』を含むため、意味的にもスペル的にも混同しやすい。しかし、『withdraw』は『引き出す』『撤退する』という意味の動詞であり、名詞である『drawback (欠点)』とは品詞も意味も異なる。動詞と名詞の区別を意識することが重要。
『drawback』と『dropout』は、どちらも後ろに『out』が付く複合語であるため、スペルと構造が似ているように感じられる。しかし、『dropout』は『脱落者』『中退者』という意味の名詞であり、意味は大きく異なる。『draw』の意味(引く、引き出す)から連想される意味合いも異なるため、文脈で判断することが重要。
『drawback』と『backdraft』は、どちらも『back』という単語を含むため、特にスペルに注意が必要である。『backdraft』は『バックドラフト(爆燃現象)』という意味で、火災現場などで発生する現象を指す専門用語。一般的にはあまり使われない単語だが、スペルミスには注意が必要。
『drawback』の構成要素である『draw』自体も、様々な意味を持つ単語であるため、混同しやすい。『draw』は『描く』『引く』『くじ引き』など、文脈によって意味が大きく変わる動詞・名詞。特に『draw』の基本的な意味を理解しておくことで、『drawback』の意味(欠点、不利な点)をより深く理解できる。
『drawback』と『downplay』は、どちらもネガティブな意味合いを持つ単語であり、接頭辞(『down』と『draw』)の位置が似ているため、混同されることがある。『downplay』は『~を軽く扱う』『~を控えめに言う』という意味の動詞であり、品詞が異なる。『drawback』が名詞であるのに対し、こちらは動詞である点を意識することが重要。
『drawback』と『backlog』は、どちらも『back』を含む単語であり、スペルが似ている。『backlog』は『未処理の仕事』『滞貨』という意味で、仕事や業務に関する文脈で使われることが多い。『drawback』が一般的な『欠点』を指すのに対し、『backlog』は特定の状況における問題を指す。
誤用例
日本語の『デメリット』をそのまま『drawback』に置き換えることで、重要でない場合に不適切な表現となることがあります。『drawback』は、ある程度深刻な欠点や障害を指すため、些細なことには使いにくいです。ここでは、より穏やかな『inconvenience(不便さ)』を使う方が適切でしょう。日本人は、英語で直接的な表現を避ける傾向があるため、つい『drawback』を過剰に使いがちですが、英語では程度に応じた語彙を選ぶことが重要です。
日本人が『〜しなければならない』を『must』で表現することに慣れているため、『drawback is that + must』という誤った構文を作りやすいです。しかし、『drawback』の文脈では、『have to』を使うのが自然です。『must』は義務感が強く、フォーマルな響きがあるため、単なる状況的な必要性を表す『have to』の方が適しています。また、この場合に'must to' と不定詞の形にすることは文法的に誤りです。日本語の『〜しなければならない』という表現にとらわれず、英語のニュアンスを理解することが大切です。
『drawback』を年齢のようなセンシティブな話題に使うのは、直接的すぎて不適切です。年齢は人によって捉え方が異なり、必ずしもネガティブな要素とは限りません。そのため、より婉曲的な表現である『disadvantage(不利な点)』を使い、さらに『may need to be relatively young』のように可能性を示唆する表現にすることで、相手への配慮を示します。日本人は、相手に不快感を与えないように、遠回しな言い方をすることが多いため、英語でも同様の配慮が必要です。直接的な『drawback』の使用は避け、ソフトな表現を選ぶようにしましょう。
文化的背景
「drawback」は、文字通りには「引き戻すもの」を意味し、文化的文脈においては、進歩や成功を阻害する、まるで重荷のように付きまとう負の遺産や障害を象徴します。この単語は、単なる欠点や弱点というよりも、歴史的、社会的な背景に根ざした、克服すべき課題や制約を指し示すことが多いのが特徴です。
「drawback」が持つニュアンスは、18世紀以降の産業革命期における社会構造の変化と深く結びついています。新たな技術革新や経済発展がもたらされる一方で、貧困、環境汚染、労働問題といった、それまでとは異なる種類の問題が表面化しました。これらの問題は、単に「解決可能な課題」としてではなく、「進歩の代償」あるいは「社会の負債」として認識されるようになり、「drawback」という言葉は、このような負の側面を表現するのに適した言葉として用いられるようになりました。例えば、都市の発展は、スラムの形成というdrawbackを伴い、工場の生産性向上は、労働者の健康を損なうというdrawbackを生み出したのです。
また、「drawback」は、個人の能力や性格に関する記述においても、単なる欠点以上の意味合いを持ちます。例えば、ある人物の「頑固さ」がdrawbackであると表現する場合、それは単に「柔軟性がない」というだけでなく、「過去の経験や固定観念に囚われ、新たな可能性を閉ざしてしまう」という、より根深い問題を示唆していることがあります。この場合、「drawback」は、その人物が成長し、成功を収めるために克服しなければならない内面的な障害を意味するのです。このように、「drawback」は、個人の内面的な問題と社会的な背景を結びつけ、その克服の困難さを暗示する言葉として用いられます。
現代社会においては、「drawback」は、グローバル化や情報化といった、大規模な社会変動に伴う負の側面を指し示す言葉としても用いられます。例えば、グローバル化は、国際的な協力関係を促進する一方で、文化の多様性を失わせるというdrawbackを抱えています。また、情報化社会は、人々のコミュニケーションを円滑にする一方で、プライバシーの侵害というdrawbackを生み出しています。「drawback」は、このように、現代社会が直面する複雑な問題の本質を捉え、その解決の難しさを認識させる言葉として、その重要性を増しています。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題、ライティング(エッセイ)
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。特に1級・準1級の長文読解やエッセイでよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、テクノロジーなど、アカデミックなテーマでデメリットや課題を示す際に用いられることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 名詞として「欠点」「弱点」「不利な点」という意味を理解することが重要。類義語である 'disadvantage' との違い(ニュアンスやフォーマル度)を意識すると良い。エッセイでは具体例を伴って使用すると説得力が増す。
- 出題形式: 主にPart 5(短文穴埋め問題)、Part 7(長文読解問題)
- 頻度と級・パート: TOEIC全体で中程度の頻度。特にPart 7のビジネス関連の長文で登場する。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーン(プロジェクト、製品、戦略など)におけるデメリットや課題を示す際に用いられる。コスト、時間、効率性などに関する文脈が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネス英語におけるフォーマルな語彙として認識しておくことが重要。'advantage'(利点)との対比で覚えると効率的。文脈から意味を推測する練習も効果的。
- 出題形式: 主にReading(長文読解)、Writing(エッセイ)
- 頻度と級・パート: TOEFL iBTのReadingセクションで頻出。Writingの独立問題でも使用できる。
- 文脈・例題の特徴: 学術的なテーマ(科学、歴史、社会学など)における理論、研究、政策の欠点や課題を示す際に用いられる。論理的な議論を展開する際に重要。
- 学習者への注意点・アドバイス: アカデミックな文脈での使用を意識し、フォーマルな表現として使いこなせるようにする。類義語である 'shortcoming' や 'flaw' との違いを理解し、文脈に応じて適切な語を選択できるようにする。エッセイでは具体例やデータを用いて 'drawback' を説明すると効果的。
- 出題形式: 主に長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学の長文読解で頻出。標準的なレベルの大学でも出題される可能性はある。
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、科学技術など、様々なテーマで課題や問題点を示す際に用いられる。論説文や評論文でよく見られる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。類義語である 'disadvantage' や 'weakness' との置き換えが可能かどうかを判断する練習も効果的。長文読解では、'drawback' が何を指しているのか、具体的に特定することが重要。