backtrack
第1音節に強勢があります。/æ/ は日本語の「ア」と「エ」の中間のような音で、口を大きく開けて発音します。/tr/ は、日本語の「トラ」よりも、舌を丸める意識を持つとよりネイティブに近い発音になります。最後の/k/は、息を止めてから破裂させるように発音するとクリアに聞こえます。
撤回する
発言や決定などを取り消し、元の状態に戻すこと。特に、議論や交渉の文脈で、一度進んだ提案や主張を引っ込める際に使われる。IT分野では、操作を一つ前に戻す意味合いでも用いられる。
He said something mean, but then he had to **backtrack** quickly.
彼は意地悪なことを言ったけれど、すぐに撤回しなければならなかった。
※ 「backtrack」は、一度言ったことや決めたことを「やっぱりやめる」「訂正する」という意味で使われます。この例文では、誰かを傷つけるような発言をしてしまい、すぐに後悔して言い直すような、日常でよくある状況を表しています。
The company had to **backtrack** on their new plan because many customers complained.
多くの顧客が不満を言ったので、その会社は新しい計画を撤回しなければならなかった。
※ 「backtrack on something」という形で、「〜を撤回する」「〜を撤回して取り消す」という意味で使われることが多いです。ここでは会社が顧客からの声を受けて、一度発表した計画を取りやめる様子を描いています。ビジネスやニュースでもよく聞く使い方です。
We had to **backtrack** on our picnic plans because it started to rain heavily.
土砂降りの雨が降り始めたので、私たちはピクニックの計画を撤回しなければならなかった。
※ 予定や計画を変更したり、中止したりする際にも「backtrack」が使えます。この例文では、楽しみにしていたピクニックが天気のせいで中止になる、という誰もが経験しそうな残念な状況を表しています。
引き返す
来た道を戻ること。比喩的に、計画や方針を途中で放棄し、元の状態に戻ることも指す。困難に直面したり、誤りに気づいたりした場合に使われることが多い。
We realized we were lost, so we had to backtrack to the main road.
私たちは道に迷ったと気づいたので、幹線道路まで引き返さなければなりませんでした。
※ ハイキング中やドライブ中に道に迷ってしまい、「あ、間違えた!」と気づいて、来た道を戻る場面です。backtrackは、物理的に『引き返す』という最も典型的な使い方です。
He quickly backtracked when he saw everyone's shocked faces.
彼はみんなの驚いた顔を見て、すぐに発言を撤回しました。
※ このbacktrackは、物理的に戻るのではなく、言ったことや約束などを『撤回する』『取り消す』という意味で使われています。思わず言ってしまった不適切な言葉や、状況が変わって取り消したい発言などによく使われます。
I had to backtrack to the cafe because I left my wallet there.
カフェに財布を忘れたので、私は引き返さなければなりませんでした。
※ お店や場所を出た後に忘れ物に気づき、「しまった!」と元来た道を戻る具体的なシーンです。これも物理的に『引き返す』状況ですが、道に迷った時とはまた違う、日常的によくあるシチュエーションですね。
コロケーション
決定を覆す、撤回する
※ ビジネスや政治の文脈でよく使われ、一度下した決定を覆すことを指します。単に"reverse a decision"と言うよりも、いったん決定したプロセスを「逆戻り」させるニュアンスが強く、しばしば批判的な意味合いを伴います。例えば、公約を撤回する政治家に対して使われることが多いです。文法的には "backtrack on + 名詞" の形で使われ、名詞は決定、約束、合意など、覆される対象を表します。
発言を撤回する、トーンダウンする
※ 公の場で発言した内容を一部または全部撤回することを意味します。発言が物議を醸した際に、その影響を緩和するために用いられることが多いです。例えば、企業が不適切な広告表現を撤回する際に使われます。"backtrack on a decision" と同様に、"backtrack from + 名詞" の形で、名詞は発言、主張、立場などを表します。発言の撤回は、しばしば弱腰と見なされるため、慎重に行う必要があります。
来た道を戻る、引き返す
※ 文字通り、歩いた道やトレイルを戻ることを指します。ハイキングや探検などのアウトドア活動で使われます。物理的な後退だけでなく、比喩的に「元の状態に戻る」という意味合いも持ちます。例えば、プロジェクトがうまくいかない場合に、初期段階に戻って再検討することを "backtrack to the initial stage" のように表現できます。"along the trail" の部分は、具体的な場所を示す言葉に置き換えることができます。
(状況が)撤回を余儀なくさせる
※ ある状況や出来事が、誰かに決定や発言を撤回させることを意味します。例えば、厳しい批判や予期せぬ事態によって、企業が計画の変更を余儀なくされる状況などで使われます。"force" は「強制する」という意味で、"backtrack" が受動的な状態になっている点に注目してください。"The negative feedback forced a backtrack on the new policy."(否定的なフィードバックにより、新しい政策は撤回を余儀なくされた)のように使用します。
大幅な後退、大きな軌道修正
※ "major" は「大きな、重要な」という意味で、決定や計画における大幅な変更や撤回を強調します。ビジネス戦略やプロジェクト管理の文脈でよく用いられ、当初の計画からの逸脱の大きさを表します。例えば、新製品の発売計画が大幅に遅延した場合 "a major backtrack in the product launch schedule" と表現できます。単に "backtrack" と言うよりも、事態の深刻さを伝えることができます。
政治的な撤回、政策転換
※ 政治的な文脈において、以前の政策や立場を撤回または変更することを指します。選挙公約の撤回や、特定の政策に対する支持を取りやめる場合などに用いられます。政治的な駆け引きや世論の変化に対応するために行われることが多いです。"backtrack" はしばしば批判的な意味合いを含み、信頼性の低下を招く可能性があります。"The government's political backtrack on environmental regulations drew criticism."(政府の環境規制に関する政策転換は批判を招いた)のように使われます。
使用シーン
研究論文、特に歴史学や考古学分野で、議論や解釈を「撤回する」「軌道修正する」という意味で使用されることがあります。例:『初期の研究ではA説が有力であったが、新たな証拠の発見により研究者は従来の解釈を一部backtrackせざるを得なくなった』
プロジェクト管理や戦略策定の文脈で、計画の「見直し」や「方向転換」を意味する際に使われます。例:『市場調査の結果を受け、当初のマーケティング戦略を一部backtrackし、よりターゲットを絞ったアプローチに変更する必要がある』。会議の議事録や報告書などのフォーマルな文書で用いられることが多いです。
日常会話ではあまり一般的ではありませんが、比喩的に「(発言や行動を)撤回する」「後戻りする」という意味で使われることがあります。例:『彼、さっきあんなこと言ってたけど、後でbacktrackしてたよ(彼はさっきあんなこと言ってたけど、後で撤回してたよ)』。ニュースやドキュメンタリーで政治家の発言や企業の対応について言及する際などに見られることがあります。
関連語
類義語
軍隊などが『後退する』、または『撤退する』という意味。比喩的に、意見や計画から手を引く、という意味でも使われる。フォーマルな場面や、報道などで使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、より組織的、戦略的な後退を意味することが多い。また、"retreat"はしばしばネガティブな意味合いを持ち、敗北や失敗を連想させる。 【混同しやすい点】"backtrack"は必ずしもネガティブな意味合いを持たないが、"retreat"はネガティブな状況で使用されることが多い。また、"retreat"は名詞としても使われる。
『引き下がる』、『撤回する』、『取り消す』など、様々な意味を持つ。軍事的な状況、金融、意見など、幅広い場面で使用される。フォーマルな響きを持つ。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、より公式な、または公的な状況での撤回を意味することが多い。例えば、声明の撤回や、訴訟の取り下げなど。 【混同しやすい点】"withdraw"は、物理的な引き下がり(例:軍隊の撤退)と、抽象的な撤回(例:意見の撤回)の両方に使える。"backtrack"は主に抽象的な意味合いで使用される。
『後退する』、『衰退する』という意味。潮が引く様子や、感情、記憶などが薄れる様子を表すのに使われる。文学的な表現や、感情を表現する際に用いられることが多い。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、緩やかで自然な後退を意味することが多い。また、しばしば不可逆的な変化を伴う。 【混同しやすい点】"recede"は、物理的な後退だけでなく、抽象的な後退も表すことができるが、"backtrack"は主に抽象的な意味合いで使用され、物理的な後退には使われない。
『逆転させる』、『覆す』という意味。決定や政策、状況などを逆転させる際に使われる。ビジネスや政治の場面でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、より積極的な、または意図的な逆転を意味することが多い。また、しばしば法的な、または公式な手続きを伴う。 【混同しやすい点】"reverse"は他動詞であり、目的語が必要(例:reverse a decision)。一方、"backtrack"は自動詞として使われることが多い。
『退歩する』、『後退する』という意味。進歩が止まり、以前の状態に戻ることを表す。心理学や発達学の分野でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、よりネガティブな意味合いを持ち、望ましくない状態への後退を意味する。また、しばしば制御不能な状況を伴う。 【混同しやすい点】"regress"は、個人の発達や社会の進歩など、長期的な変化に対して使われることが多い。"backtrack"は、より短期的な、または特定の計画や行動に対して使われる。
- fall back
『後退する』、『退却する』という意味。軍事的な状況や、スポーツなどで使われる。また、比喩的に、頼る、という意味でも使われる。 【ニュアンスの違い】"backtrack"よりも、より具体的な、または一時的な後退を意味することが多い。また、しばしば緊急時の対応を伴う。 【混同しやすい点】"fall back"は、物理的な後退と、比喩的な後退の両方に使える。"backtrack"は主に抽象的な意味合いで使用される。
派生語
- backsliding
『退歩』や『堕落』を意味する名詞。元々は『backslide(元の悪い状態に戻る)』という動詞から派生し、接尾辞『-ing』が付くことで、その行為や状態を表す名詞に変化。政治、宗教、個人の進歩など、様々な文脈で使われる。例えば、『民主主義の後退(democratic backsliding)』など。
- backstage
『舞台裏』を意味する名詞または副詞。文字通り『back(後ろ)』と『stage(舞台)』が組み合わさった言葉で、演劇やコンサートなどの舞台裏を指す。比喩的に、『裏の事情』や『秘密の場所』を意味することもある。日常会話でも、エンターテイメント業界の話題で頻繁に使われる。
- backwoods
『奥地』や『未開の地』を意味する名詞。文字通り『back(奥の)』と『woods(森)』が組み合わさった言葉で、文明から遠く離れた場所を指す。比喩的に、『時代遅れ』や『保守的な場所』を意味することもある。文学作品やニュースなどで見られる。
反意語
『前進する』『進歩する』を意味する動詞。backtrackが文字通り、または比喩的に『後退する』ことを意味するのに対し、advanceは正反対の動きを示す。ビジネス、科学、技術など、あらゆる分野で使われる。backtrackが計画の失敗や戦略の見直しを意味する文脈では、advanceは計画の実行や目標達成を意味する。
『進歩』や『発展』を意味する名詞。backtrackが現状からの後退を意味するのに対し、progressは望ましい方向への変化を示す。社会、経済、個人の成長など、広い範囲で使用される。例えば、『経済の停滞から脱するために政策をbacktrackする』に対して、『経済のprogressを促進するために政策を導入する』のように対比される。
『続行する』『進む』を意味する動詞。backtrackが中断や撤回を意味するのに対し、proceedは計画や行動を続けることを示す。会議、裁判、プロジェクトなど、様々な状況で使用される。backtrackが『計画を中断して最初からやり直す』ことを意味するのに対し、proceedは『計画通りに進める』ことを意味する。
語源
"Backtrack"は、比較的単純な構造を持つ単語です。 "back" は、文字通り「後ろへ」「逆方向へ」という意味を持ちます。これは、古英語の "bæc"(背中)に由来し、さらに遡るとゲルマン祖語の "*bakaz"(背中)にたどり着きます。一方、"track" は「跡」「道」「進路」といった意味合いを持ちます。これは、古フランス語の "trac"(跡、足跡)を経由して、中世ラテン語の "tractus"(引かれたもの、引きずる跡)に由来します。つまり、"backtrack" は文字通りには「後ろへ跡をたどる」という意味になり、そこから「撤回する」「引き返す」という比喩的な意味へと発展しました。例えば、登山で道に迷い、来た道を戻る(backtrack)イメージを持つと、単語の意味が理解しやすいでしょう。
暗記法
「backtrack」は単なる後戻りではない。政治では公約撤回を意味し、信頼を揺るがす行為。しかし、冒険譚では賢明な撤退であり、文学では自己探求の道となる。社会においては、歴史の逆行や技術革新の停滞を映す鏡だ。一度進んだ道を引き返す行為は、ためらい、プレッシャー、そして変化への葛藤を映し出す。この言葉の奥深さを知ることは、文化理解への扉を開く。
混同しやすい単語
『backtrack』と『background』は、どちらも『back』という語幹を持ちますが、その後の部分が異なります。スペルも似ており、意味も『背景』と『(議論などを)遡る』と関連性があるため、混同しやすいです。特に、議論の文脈で『背景』について述べようとする際に、誤って『backtrack』を使ってしまうことがあります。注意点として、それぞれの単語が持つ文脈と意味を意識することが重要です。
『detract』は、『backtrack』とはスペルも発音も異なりますが、どちらも動詞で、かつ否定的な意味合いを含むため、混同されることがあります。『detract』は『(価値などを)下げる、損なう』という意味で、『backtrack』とは意味が異なります。例えば、『detract from the beauty』のように使われます。注意点として、それぞれの単語が持つニュアンスを理解し、文脈に応じて使い分ける必要があります。
『backtrack』の『track』という部分に注目すると、『trade』という単語が思い浮かぶことがあります。スペルは似ていますが、発音も意味も異なります。『trade』は『取引』という意味で、ビジネスの文脈でよく使われます。注意点として、『track』と『trade』は全く異なる単語であることを意識し、スペルミスをしないように注意する必要があります。
『backtrack』を2つの単語に分解して捉え、『black track』と認識してしまうことがあります。特に、英語学習の初期段階では、複合語や句動詞の認識が難しいため、このような誤解が生じやすいです。『black track』は通常意味を成しません(特定の文脈ではありえますが稀です)。『backtrack』は1つの単語として、『(言ったことなどを)撤回する、軌道修正する』という意味を持つことを理解する必要があります。
『backtrack』と『backstroke』は、どちらも『back』という語幹を持ち、スポーツに関連する単語であるため、混同されることがあります。『backstroke』は『背泳ぎ』という意味で、水泳の文脈で使われます。注意点として、それぞれの単語が持つ文脈と意味を意識することが重要です。また、『backstroke』は名詞であるのに対し、『backtrack』は動詞としても使えるという品詞の違いも意識する必要があります。
『backtrack』の発音を誤って認識し、『bad track』と聞き間違えることがあります。特に、早口で話された場合や、音声環境が悪い場合にこのような誤解が生じやすいです。『bad track』は『悪い道』などと解釈できますが、『backtrack』とは意味が異なります。注意点として、正確な発音を意識し、文脈から判断することが重要です。
誤用例
日本語の『バックトラック』は、プロジェクトや議論の状況に関わらず『やり直す』という意味で安易に使われがちです。しかし英語の'backtrack'は、元々『来た道を戻る』という意味であり、比喩的には『(誤った方向に進んだ後に)元の状態に戻る』ことを指します。プロジェクトが順調に進んだ場合は、'revisit,' 'reassess,' or 'iterate' の方が適切です。誤用の背景には、日本語のカタカナ英語が持つ意味の曖昧さと、英語の語源的な意味の理解不足があります。
'Backtrack'は、発言や意見を撤回する意味では通常使用されません。この文脈では、'retract'(撤回する)を使用するのが適切です。日本人が『バックトラック』を『発言の撤回』の意味で誤用しやすいのは、日本語の『バックトラック』がIT用語として『処理を前の状態に戻す』意味で使われることから類推しているためと考えられます。英語では、発言や約束などを撤回する場合は、'retract,' 'take back,' or 'withdraw' の方が自然です。
'Backtrack'は、責任や義務から逃れるという意味では不適切です。この文脈では、'shirk'(責任を回避する)、'evade'(逃れる)、または'renege on'(反故にする)を使用するのが適切です。日本人がこの誤用をする背景には、『バックトラック』を『後退する』と捉え、そこから『責任から逃れる』という連想をしている可能性があります。英語では、責任や義務を回避する場合には、より直接的にその行為を表す動詞を用いるのが一般的です。
文化的背景
「backtrack」は、文字通り「足跡をたどって戻る」行為を指しますが、比喩的には、決定や意見、あるいは約束などを撤回し、以前の状態に戻ることを意味します。この言葉の背後には、一度進んだ道を覆すことへのためらいや、後戻りすることに対する社会的なプレッシャーといった感情が潜んでいます。特に、政治やビジネスの世界では、公約や方針の変更は、しばしば「backtrack」という言葉で批判的に表現され、信頼性の低下やリーダーシップの欠如といったイメージを伴います。
「backtrack」の持つ文化的ニュアンスを理解する上で興味深いのは、探検や冒険の物語における使われ方です。例えば、未踏の地を探検する冒険家が、危険や困難に直面し、やむを得ず「backtrack」する場合、それは必ずしも失敗を意味しません。むしろ、状況を冷静に判断し、リスクを回避するための賢明な選択として描かれることがあります。この場合、「backtrack」は、柔軟性や適応力、そして何よりも生存本能の象徴として機能します。また、文学作品においては、主人公が過去の過ちやトラウマと向き合うために、記憶の迷宮を「backtrack」する、といった表現も見られます。この場合、「backtrack」は、自己理解を深め、成長するための重要なプロセスとして描かれます。
さらに、「backtrack」は、社会的な文脈においても様々な意味合いを持ちます。例えば、歴史的な出来事や社会的な運動において、一度は進んだ方向から「backtrack」することは、保守的な勢力の台頭や、社会の価値観の変化を反映することがあります。また、技術革新の分野では、一度は有望視された技術が、その欠点や副作用が明らかになるにつれて、「backtrack」を余儀なくされることもあります。このように、「backtrack」は、社会の進歩や変化の過程における複雑さや矛盾を象徴する言葉としても捉えることができます。
このように、「backtrack」は、単に「後戻りする」という意味だけでなく、その背後にある様々な感情や状況、そして社会的な文脈を反映した、豊かな文化的ニュアンスを持つ言葉です。この言葉を理解することは、英語の語彙力を高めるだけでなく、英語圏の文化や社会に対する理解を深めることにもつながるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、稀に語彙問題
- 頻度と級・パート: 準1級以上で稀に出題。1級でやや頻度が増加
- 文脈・例題の特徴: 歴史、科学、社会問題など、アカデミックな文脈が多い。「撤回する」「軌道修正する」のような意味で使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 比喩的な意味合いで使われることが多い。文脈から意味を推測する練習が必要。
- 出題形式: Part 7(長文読解)で稀に出題
- 頻度と級・パート: TOEIC全体で見て、出題頻度は低い
- 文脈・例題の特徴: プロジェクトの遅延、契約内容の変更など、ビジネス関連の文脈で使われる可能性がある
- 学習者への注意点・アドバイス: TOEIC対策としては優先順位は低い。他の頻出単語を優先的に学習すべき。
- 出題形式: リーディングセクションで頻出
- 頻度と級・パート: TOEFL iBTリーディング
- 文脈・例題の特徴: 学術的な文章で、研究、歴史、社会科学などのテーマで使われる。「撤回する」「遡る」のような意味合いで使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈によって意味が異なるため、前後の文脈をよく読む必要がある。類義語(retreat, revert)との違いを理解しておくことが重要。
- 出題形式: 主に長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試で稀に出題
- 文脈・例題の特徴: 評論、エッセイなど、論理的な文章で使われることが多い
- 学習者への注意点・アドバイス: 比喩的な意味合いで使われることが多い。文脈から意味を推測する練習が必要。単語集だけでなく、過去問を通して実際の使われ方を学ぶことが重要。