abide
最初の 'a' は曖昧母音 /ə/ (schwa) で、弱く短く発音されます。日本語の『ア』よりも力を抜いて、喉の奥から出すイメージです。強調されるのは2音節目の 'bide' の部分で、特に二重母音 /aɪ/ は、口を大きく開けてから狭めるように意識するとよりネイティブに近い発音になります。最後の /d/ は、舌先を上前歯の裏に当てて発音する破裂音です。弱く短く発音しますが、省略しないように注意しましょう。
従う
規則や法律、指示などに従って行動する。単に「守る」だけでなく、継続的に従うニュアンスを含む。例文: abide by the rules(規則に従う)
All students must abide by the school rules for a safe environment.
安全な環境のために、全ての生徒は校則に従わなければなりません。
※ 新学期、先生が教室で生徒たちに「校則」を守るよう説明している場面を想像してください。この文は、集団生活において、みんながルールを守ることで安全で快適な場所が作られる、という大切なメッセージを伝えています。「abide by」は「規則や法律、決定などに従う、順守する」という意味でよく使われます。
The players had to abide by the referee's final decision, even if they disagreed.
選手たちは、たとえ納得していなくても、審判の最終的な判定に従わなければなりませんでした。
※ サッカーの試合で、審判の判定に納得がいかないけれど、プロとしてその決定を受け入れるしかない選手たちの姿が目に浮かびますね。感情的には不満があっても、公式な決定や権威ある判断に対して「従う」「受け入れる」という姿勢を表す時に「abide by」が使われます。
Both companies agreed to abide by the terms of the new contract.
両社は新しい契約の条件に従うことに合意しました。
※ ビジネスシーンで、重要な契約書にサインを交わす場面を想像してみましょう。この例文は、二つの会社が交わした約束、つまり「契約の条件」を忠実に守ることに同意した状況を示しています。ビジネスにおける「契約」や「合意事項」など、約束事をきちんと守るという意味で「abide by」は非常に自然に使われる表現です。
耐える
困難な状況や不快な状況を我慢して受け入れる。例文: I cannot abide such behavior.(そのような振る舞いは耐えられない)
She simply cannot abide the loud noise from her neighbor's party anymore.
彼女はもう、隣人のパーティーの大きな騒音には全く耐えられません。
※ この例文は、誰かが特定の状況や行動に「我慢できない」「耐えられない」と感じている様子を鮮やかに描いています。パーティーの騒音がうるさくてイライラしている女性の気持ちが伝わってきますね。「cannot abide」は「~に我慢できない」という、この単語の非常に典型的な使い方です。特に感情的な不快感を表現する際によく使われます。
The homeless man had to abide the freezing cold night on the street.
そのホームレスの男性は、路上で凍えるような寒い夜に耐えなければなりませんでした。
※ この例文では、「abide」が物理的な苦痛や厳しい環境に「耐える」という意味で使われています。凍えるような寒さの中、路上で一夜を過ごす男性のつらい状況が目に浮かびます。「had to abide」で「~に耐えなければならなかった」という、避けられない困難に直面している様子を表しています。
Even though he disagreed, he had to abide the company's new policy.
彼は同意しなかったが、会社の新しい方針には従わなければならなかった。
※ ここでは、「abide」が、不本意ながらもルールや決定、状況に「従う」「甘んじる」といったニュアンスで使われています。個人的には納得していなくても、組織の一員としてその方針を受け入れ、耐え忍ぶ男性の葛藤が伝わってきますね。このように、自分の意志に反して何かを受け入れる場合にも「abide」が使われることがあります。
住む
特定の場所に住む、滞在する(古風な言い方)。現代英語ではあまり一般的ではないが、文学作品などで見られる。例文: He abides in this town.(彼はこの町に住んでいる)
A kind old man used to abide in a small house near the forest.
親切な老人が、森の近くの小さな家に住んでいました。
※ この文は、昔の物語のような、懐かしい情景を描いています。「used to abide」は「昔は住んでいた」という過去の習慣や状態を表し、静かで穏やかな生活が想像できます。現代英語では「live」を使うことが多いですが、「abide」を使うことで、より詩的で落ち着いた響きが出ます。
The traveler decided to abide in the quiet village for a few weeks.
その旅人は、数週間その静かな村に滞在することに決めました。
※ ここでは「abide」が「一時的に滞在する」という意味で使われています。旅人が慌ただしく通過するのではなく、その村に腰を据えて落ち着いて過ごす様子が目に浮かびます。長期滞在ではないものの、ある程度の期間「住むように過ごす」感じを表現しています。
My grandmother believes good spirits abide in every tree in the garden.
私の祖母は、庭のすべての木に良い精霊が宿っていると信じています。
※ この例文では、「abide」が物理的に「住む」だけでなく、精霊が木に「宿る」や「存在する」という、少し神秘的で温かい意味合いで使われています。おばあちゃんの優しい気持ちが伝わってくるような、心温まる情景が目に浮かびます。
コロケーション
(決定、規則、法律、合意)に従う、遵守する
※ 「abide by」は、フォーマルな状況で、特に規則や法律、契約などを守ることを意味します。単に「従う」だけでなく、合意に基づいて行動するというニュアンスを含みます。例えば、就業規則や契約書でよく見られる表現です。類似表現として「comply with」がありますが、「abide by」の方がより自発的な意志で従うニュアンスがあります。口語では「stick to」がよりカジュアルな表現として使われます。
(誰か)と共にいる、滞在する
※ やや古風な表現で、誰かと一緒に住む、または一時的に滞在することを意味します。現代英語ではあまり一般的ではなく、文学作品や宗教的な文脈で見られることがあります。例えば、「聖書」には「abide with me」というフレーズが登場し、神がそばにいてくれることを願う意味合いで用いられます。日常会話では「stay with」がより一般的です。
(何か/誰か)を我慢できない、耐えられない、ひどく嫌う
※ 「cannot abide」は、非常に強い嫌悪感や不快感を表明する際に使われます。単に嫌いというよりも、「耐えられない」「我慢できない」という強い拒絶のニュアンスを含みます。フォーマルな印象を与えるため、ビジネスシーンや公的な場ではあまり使われません。日常会話では「can't stand」や「hate」の方が一般的です。ただし、文学作品や演劇などでは、登場人物の強い感情を表現するために効果的に用いられます。
(場所/状態)にとどまる、存在する
※ 「abide in」は、ある場所や状態にとどまる、存在し続けることを意味します。抽象的な概念、例えば「平和な状態にとどまる」のように使われることが多いです。日常会話ではあまり使われず、文学作品や哲学的な文脈で見られます。「remain in」や「stay in」がより一般的な代替表現です。この表現は、時間的な持続性や安定性を強調する際に効果的です。
(誰か)に(何か)を守らせる、従わせる
※ この構文は、他者に規則や法律などを強制的に守らせる状況を表します。「force」や「compel」よりもやや穏やかなニュアンスですが、相手に選択の余地がないことを示唆します。例えば、「The company made all employees abide by the new safety regulations.(会社は全従業員に新しい安全規則を守らせた。)」のように使われます。ビジネスや法的な文脈でよく見られる表現です。
法令順守の市民、模範的な市民
※ 「law-abiding」は形容詞で、法律をきちんと守る、という意味です。法律を遵守する市民を指す場合によく用いられ、社会規範を重んじる人物像を表します。ニュース記事や公的な文書でよく見られる表現です。類似の表現として「respectful of the law」がありますが、「law-abiding」の方がより一般的で、簡潔です。
使用シーン
学術論文や研究発表で、規則や原則に「従う」という意味で使われます。例:研究倫理に関する論文で、「研究者は倫理規定を遵守(abide by)しなければならない」という文脈で使用されます。また、統計学の分野で「~に従う(abide by)」という表現が用いられることもあります。
契約書や社内規定など、フォーマルな文書で「従う」という意味で使われます。例:契約書で「両当事者は本契約の条項を遵守(abide by)するものとする」と記載されることがあります。日常的なビジネス会話では、より一般的な動詞(follow, comply)が好まれます。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事や法律関連の話題で「従う」という意味で使われることがあります。例:ニュースで「市民は法律を遵守(abide by)する義務がある」という文脈で使われることがあります。また、「我慢する、耐える」という意味で使われることもありますが、やや古風な印象を与えます。
関連語
類義語
規則、法律、命令などに従う、という意味。フォーマルな場面や法的な文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「abide」よりも、より意識的に、積極的にルールや要求に従うニュアンスが強い。「abide」は、単に存在や状況を受け入れる意味合いも含む。 【混同しやすい点】「comply with」という形で用いられることが多い。「abide by」と似ているが、「comply」は規則や命令に対する従順さを強調する。
人や権威、規則などに従う、という意味。命令や指示に従うことに重点が置かれる。 【ニュアンスの違い】「abide」よりも、上位者や権威に対する服従のニュアンスが強い。「abide」は、必ずしも権威的な関係を必要としない。 【混同しやすい点】「obey」は、人(親、先生、上司など)や規則に対する服従を表すことが多い。「obey the law(法律に従う)」のように使われるが、「abide the law」とは言わない。
指示、アドバイス、例など、何かに従って行動する、という意味。広範囲な意味を持ち、日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「abide」よりも、より柔軟で、自発的な従順さを示す。「abide」は、しばしば義務感や必要性に迫られて従うニュアンスを含む。 【混同しやすい点】「follow」は、物理的な移動や行動の模倣にも使われる(例:follow me)。「abide」は、物理的な意味では使われない。
規則、原則、信念などに固執する、という意味。フォーマルな文脈や、倫理的な問題について議論する際に使われることが多い。 【ニュアンスの違い】「abide」よりも、より強く、積極的に規則や原則を遵守するニュアンスが強い。「adhere」は、信念や主義を貫く意味合いを含む。 【混同しやすい点】「adhere to」という形で用いられることが多い。「abide by」と似ているが、「adhere」は、信念や原則に対する忠誠心を強調する。
法律、原則、伝統などを支持し、維持する、という意味。フォーマルな文脈で、特に責任ある立場にある人が使うことが多い。 【ニュアンスの違い】「abide」よりも、積極的に何かを擁護し、守るニュアンスが強い。「abide」は、単に受け入れるという意味合いも含む。 【混同しやすい点】「uphold」は、通常、抽象的な概念(法律、原則、権利など)を目的語にとる。「abide」は、具体的な規則や状況にも適用できる。
規則、法律、人などを尊重する、という意味。敬意を払うという意味合いが強い。 【ニュアンスの違い】「abide」が従うことを意味するのに対し、「respect」は敬意をもって接することを意味する。必ずしも従うことを意味しない。 【混同しやすい点】「respect」は名詞としても動詞としても使われる。規則を尊重することは、必ずしも規則に従うことを意味しない点に注意。
派生語
- abiding
『永続的な』『不変の』という意味の形容詞。『abide』が持つ『持続する』『とどまる』という核となる意味合いを強調し、性質や状態が長く続くことを表します。日常会話よりも、ややフォーマルな場面や文学作品で、例えば『abiding love(永遠の愛)』のように用いられます。
- abode
『住居』『住まい』という意味の名詞。『abide』の『とどまる』という意味から派生し、人が長く留まる場所、つまり住居を指すようになりました。日常会話では『home』や『house』の方が一般的ですが、文学作品や詩的な表現で用いられることがあります。
- abidance
『遵守』『従順』という意味の名詞。『abide』の『(規則などに)従う』という意味から派生し、規則や命令をしっかりと守る状態を表します。法律や契約関連の文書など、フォーマルな場面で用いられることが多いです。
反意語
『拒否する』という意味の動詞。『abide』が『受け入れる』『従う』という意味合いを持つ文脈において、その対義語として機能します。例えば、提案や要求を『abide by(受け入れる)』の反対として『reject(拒否する)』が用いられます。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
『見捨てる』『放棄する』という意味の動詞。『abide』が『そばにいる』『支える』という意味合いを持つ文脈において、その対義語として機能します。例えば、『forsake one's principles(主義を捨てる)』のように、信念や義務を放棄する意味合いで用いられます。やや古風な表現ですが、強い感情を伴う場面で用いられることがあります。
『回避する』『逃れる』という意味の動詞。『abide』が『(責任などを)引き受ける』という意味合いを持つ文脈において、その対義語として機能します。例えば、『evade taxes(脱税する)』のように、義務や責任から逃れる意味合いで用いられます。日常会話からビジネス、法律関連まで幅広い場面で使われます。
語源
"abide」は、古英語の「ābīdan」(待つ、とどまる、耐える)に由来します。これは、「ā-」(~へ、~に)という接頭辞と、「bīdan」(待つ、耐える)という動詞が組み合わさったものです。「bīdan」は、さらにゲルマン祖語の「*bīdanan」(待つ、期待する)に遡ります。つまり、「abide」は元々「何かを待ち続ける」「ある場所に留まり続ける」といった意味合いを持っていました。これが時間経過とともに「従う」「耐える」「住む」といった意味に発展していったと考えられます。日本語で例えるなら、「辛抱強く待ち続ける」というニュアンスが、様々な意味に派生していったようなイメージです。
暗記法
「abide」は単に住む、従うではない。騎士道物語や聖書に頻出する、忠誠や義務を伴う言葉だ。中世封建制度では、家臣が領主に「abide」(住み、仕える)。それは相互の信頼と義務に基づく深い結びつき。シェイクスピアは「abide by your word」(約束を守る)を登場人物の運命を左右する要素として描いた。現代では古風に響くが、社会の一員として生きる上で守るべきルールや約束事を、静かに語りかける。
混同しやすい単語
『abide』と『avoid』は、どちらも動詞で、語頭の母音と子音の組み合わせが似ているため、発音を聞き間違えやすいです。『avoid』は『避ける』という意味で、『abide』の『我慢する』や『住む』とは意味が大きく異なります。特に、リエゾン(音の連結)が発生すると、区別が難しくなることがあります。
『abide』と『advice』は、スペルの一部('a'と'd')が共通しており、視覚的に混同しやすいです。『advice』は名詞で『助言』という意味です。発音も異なりますが、スペルの類似性から意味を誤解する可能性があります。特に、動詞の『advise』と混同しないように注意が必要です。
『abide』と『aside』は、語尾の 'ide' と 'side' の部分が似ているため、スペルミスを起こしやすいです。『aside』は『脇に』や『(劇の)傍白』という意味で、副詞や名詞として使われます。文脈が大きく異なるため、意味を混同しないように注意が必要です。
『abide』と『bide』は、どちらも古風な表現で、意味も『待つ』や『辛抱する』といった共通点があるため、混同しやすいです。『bide』は現代英語ではあまり使われませんが、『abide』の意味を理解する上で、語源的に関連があることを知っておくと役立ちます。元々は同じ語源から派生した言葉です。
『abide』と『wide』は、語尾の '-ide' が共通しており、スペルが似ているため、特に書き言葉で混同しやすいです。『wide』は『広い』という意味の形容詞で、品詞も意味も大きく異なります。音の響きも似ているため、注意が必要です。
『abide』と『applied』は、どちらも動詞の過去形・過去分詞形として使われることがあり、文脈によっては混同される可能性があります。『applied』は『apply(申し込む、適用する)』の過去形であり、意味も用法も異なります。特に、規則動詞と不規則動詞の違いに注意すると、区別しやすくなります。
誤用例
「abide by」は形式ばった表現で、契約やルールなど、より公式なものに従う場合に適しています。日常的な意思決定に対して使うと、やや大げさで不自然に聞こえます。日本人が『〜に従います』を直訳的に使ってしまうケースです。より自然なのは「accept」で、相手の決定を受け入れるニュアンスを伝えられます。英語では、フォーマルな場面とカジュアルな場面で言葉を選ぶことが重要です。
「abide」を「我慢する」という意味で使う場合、古い英語の用法であり、現代では非常に稀です。現代英語では「I cannot stand him.」や「I can't put up with him.」の方が自然です。日本人が古文の知識を現代語に適用しようとしてしまうのに似ています。英語の学習では、現代の用法を優先することが大切です。
「abide」は「住む」という意味も持ちますが、一時的な滞在や旅行ではなく、より永続的な居住を意味する「reside」を使うのが適切です。日本人が『滞在』と『居住』の区別を曖昧にしてしまうことが原因です。「abide」は、聖書や文学作品など、格調高い文脈で使われることが多いです。日常会話では「live」や「reside」を使う方が自然です。
文化的背景
「abide」は、単に「住む」「従う」という意味だけでなく、古くから「忠誠」「義務」「約束」といった、より強い道徳的拘束力や社会的責任を伴う言葉として用いられてきました。中世の騎士道物語や聖書に頻出することからも、その重みを感じ取ることができます。
「abide」が持つ独特のニュアンスを理解するには、中世ヨーロッパにおける封建制度との関連を考えると分かりやすいでしょう。領主は家臣に土地を与え、家臣は領主に忠誠を誓う。この関係において、家臣は領主の土地に「abide」(住み、仕える)し、領主の法に「abide」(従う)ことが求められました。これは単なる居住や服従ではなく、相互の信頼と義務に基づいた、より深い結びつきを意味します。約束を違えれば、土地を失い、騎士としての名誉も地に落ちる。つまり、「abide」は、個人の行動が社会的な地位や信用に直結する時代において、非常に重要な概念だったのです。
文学作品における「abide」の使われ方にも注目してみましょう。例えば、シェイクスピアの作品には、「abide by your word」(約束を守る)という表現が頻繁に登場します。これは、登場人物の性格や運命を左右する重要な要素として描かれています。また、聖書においては、「abide in me」(私の中にとどまりなさい)という言葉が、神への信仰と一体化を意味するものとして用いられています。これらの例からも、「abide」が単なる日常的な行為を超えて、人間の精神性や倫理観に深く関わる言葉であることがわかります。
現代英語においても、「abide」はフォーマルな場面や法律用語でよく用いられます。契約書における「abide by the terms」(条項を遵守する)という表現は、その代表的な例です。しかし、日常会話では、よりカジュアルな「follow」や「obey」といった言葉が好まれる傾向にあります。これは、「abide」が持つ古風な響きや、義務感の強さが、現代社会においてはやや重苦しく感じられるためかもしれません。それでも、「abide」は、私たちが社会の一員として生きる上で、守るべきルールや約束事の重要性を、静かに語りかけてくる言葉なのです。
試験傾向
1. 出題形式: 主に長文読解、語彙問題。2. 頻度と級・パート: 準1級、1級で比較的頻出。3. 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、文化などアカデミックなテーマで使われることが多い。「abide by (規則などを守る)」の形で出題されやすい。4. 学習者への注意点・アドバイス: 「abide by」の形で、規則や法律を守るという意味を確実に覚える。似た意味の「comply with」「adhere to」との使い分けも意識する。
1. 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)。2. 頻度と級・パート: 頻度は中程度。3. 文脈・例題の特徴: 契約、規則、ポリシーなどビジネス関連の文脈で「abide by」の形で使われることが多い。4. 学習者への注意点・アドバイス: 「abide by」+ 規則/契約 の形で「〜に従う」という意味を理解する。他の同意表現(follow, comply with)と置き換えても意味が通じるか確認する。
1. 出題形式: リーディングセクション。2. 頻度と級・パート: 高頻度ではないが、アカデミックな文章で稀に出題される。3. 文脈・例題の特徴: 学術的な議論や歴史的な出来事に関する文章で、規則や原則を「遵守する」という意味合いで使われる。4. 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する練習が必要。TOEFLでは直接的な語彙問題よりも、文章全体の理解を問う問題で間接的に問われることが多い。
1. 出題形式: 長文読解、文法・語彙問題(稀)。2. 頻度と級・パート: 大学によって異なるが、難関大学ほど出題される可能性が高い。3. 文脈・例題の特徴: 社会問題、倫理、歴史など、やや硬めのテーマの文章で使われることが多い。「abide by」の形で規則や法律を守るという意味で使われることが多い。4. 学習者への注意点・アドバイス: 「abide by」の意味を確実に覚える。文脈から意味を推測する練習も重要。他の同意表現(follow, obey)を知っておくと役立つ。