rebuff
第一音節の母音 /ɪ/ は、日本語の「イ」よりも口を少し開き、短く発音します。「バ」は日本語の「バ」よりも弱く、曖昧母音(/ʌ/)に近い音です。語尾の 'f' は、上の前歯を下唇に軽く当てて息を摩擦させるように発音します。強勢は第二音節にあります。
突っぱねる
相手の提案や要求を、明確かつきっぱりと拒否するニュアンス。単に断るだけでなく、拒絶の意思を示す点が重要。ビジネスシーンや交渉の場などで、強い拒否感を伝えたい場合に用いる。
He asked her out, but she gently rebuffed his invitation.
彼は彼女をデートに誘いましたが、彼女は彼の誘いを優しく突っぱねました。
※ この例文は、誰かの好意や誘いを「きっぱりと断る」場面を描写しています。デートの誘いのように、個人的な申し出を断る際によく使われます。「gently(優しく)」という言葉が入っていますが、それでも「rebuff」が持つ「きっぱりと拒否する」というニュアンスは伝わります。相手を傷つけないように配慮しつつも、明確に断る状況がイメージできます。
Our company's new proposal was quickly rebuffed by the client.
私たちの会社の新しい提案は、顧客によってすぐに突っぱねられました。
※ ビジネスの場で、提案や要求が「拒否される」「却下される」場面で「rebuff」は頻繁に使われます。この例文では、会社が一生懸命準備した提案が、クライアントからあっさり拒否されてしまう状況が目に浮かびます。受動態(was rebuffed)で使うことで、「何が拒否されたのか」に焦点が当てられ、ビジネスシーンでの典型的な表現です。
The man asked for help, but the guard rebuffed his plea.
その男性は助けを求めましたが、警備員は彼の懇願を突っぱねました。
※ この例文は、困っている人が助けを求めたにもかかわらず、冷たくあしらわれる、あるいは要求を無視されるような場面を描いています。「plea」は「懇願」という意味で、切羽詰まった状況での訴えを表します。このような切実な要求を「rebuff」することは、非常に冷たく、相手の気持ちを考慮しない態度であることを示唆します。公共の場や、権威のある立場の人からの冷たい対応を表現する際に使えます。
拒絶
提案や要求に対する、きっぱりとした拒否の行為や言葉。相手に不快感を与える可能性も含む、強い拒否の意思表示。
He offered her flowers, but her cold rebuff hurt his feelings deeply.
彼は彼女に花を贈ったが、彼女からの冷たい拒絶は彼の気持ちを深く傷つけた。
※ この例文は、勇気を出して好意を示したのに、相手に冷たく断られてショックを受ける個人的なシーンを描写しています。「cold rebuff」という表現で、その拒絶がいかに冷淡だったかが伝わりますね。「rebuff」は、申し出や好意、要求などに対する「きっぱりとした拒絶」や「冷たいあしらい」を指すことが多いです。
His new project idea met with a quick rebuff from the boss.
彼の新しいプロジェクトのアイデアは、上司から即座に拒絶された。
※ この例文は、ビジネスの場で、一生懸命考えた企画や提案が、上司にあっさり却下されてがっかりする状況を表しています。「quick rebuff」で、その拒絶が素早かったことがわかります。「meet with a rebuff」は「拒絶される」という意味で非常によく使われる典型的な表現です。
The reporter's question received a firm rebuff from the politician.
その記者の質問は、政治家からきっぱりと拒絶された。
※ この例文は、記者が重要な質問をしたにもかかわらず、政治家が答えるのを拒んだり、はぐらかしたりする公的な場面を描いています。「firm rebuff」は、頑固できっぱりとした拒絶を意味します。「receive a rebuff」も「拒絶される」という意味で、公的な場での質問や要求が退けられる際によく使われます。
コロケーション
手痛い拒絶、痛烈な拒否
※ 「stinging」は「刺すような、痛烈な」という意味で、拒絶が非常に不快で傷つくような状況を表します。単に断られるだけでなく、相手の感情を深く傷つけるような、きつい拒絶のニュアンスが含まれます。ビジネスシーンや人間関係において、相手からの期待を大きく裏切るような拒絶に使われることが多いです。構文は形容詞 + 名詞です。
拒絶に遭う、拒否される
※ 提案や申し出が拒否されることを婉曲的に表現する際に用いられます。「meet with」は「~に遭遇する」という意味で、予期していなかった、あるいは受け入れられると思っていたものが拒否されたというニュアンスを含みます。ビジネスや政治の文脈で、交渉や提案がうまくいかなかった状況を説明するのに適しています。構文は verb + preposition + 名詞です。類似表現として 'encounter a rebuff' があります。
率直な拒絶、ぶっきらぼうな拒否
※ 「blunt」は「率直な、ぶっきらぼうな」という意味で、遠回しな言い方をせずに、はっきりと拒絶する様子を表します。相手の感情に配慮せず、直接的に拒否するニュアンスが含まれます。ビジネスの交渉や個人的な依頼など、様々な場面で使用されます。特に、時間がない場合や、相手に誤解を与えたくない場合に用いられることがあります。構文は形容詞 + 名詞です。
拒絶を被る、拒絶される
※ "Suffer" は「苦しむ、被る」という意味で、拒絶が不快な経験であったことを強調します。提案や試みが拒絶された結果、失望や不利益を被ったというニュアンスを含みます。ビジネスシーンや恋愛関係など、個人的な感情が絡む状況でよく用いられます。類似表現として 'endure a rebuff' があります。構文は verb + 名詞です。
拒絶をもって退ける、一蹴する
※ 提案や意見を、検討するまでもなく拒絶する様子を表します。「dismiss」は「退ける、却下する」という意味で、相手の意見を重要視していない、あるいは価値がないと判断しているニュアンスが含まれます。会議や議論の場で、提案が即座に却下される状況を描写するのに適しています。構文は verb + preposition + 名詞です。
完全な拒絶、断固たる拒否
※ "Outright" は「完全な、断固たる」という意味で、拒絶に一切の曖昧さや留保がないことを強調します。交渉や提案が完全に拒否され、交渉の余地がないことを示す場合に用いられます。ビジネスや政治の文脈で、最終的な拒否を伝える際に適しています。類似表現として 'a flat rebuff' があります。構文は形容詞 + 名詞です。
丁寧な拒絶、礼儀正しい拒否
※ 拒絶するものの、相手の感情に配慮し、失礼にならないように拒否する様子を表します。「polite」は「丁寧な、礼儀正しい」という意味で、相手との関係を悪化させたくない場合に用いられます。ビジネスシーンや個人的な依頼など、相手への配慮が必要な状況でよく用いられます。構文は形容詞 + 名詞です。
使用シーン
学術論文や研究発表で、提案や反論が拒否された状況を説明する際に使われます。例えば、「その仮説は先行研究によって強く反駁(rebuff)されている」のように、客観的な視点から研究結果を述べる文脈で見られます。文語的な表現です。
ビジネスシーンでは、提案や要求が拒否された状況を伝えるフォーマルな文書や会議で使われることがあります。例えば、「交渉相手からの最初の提案は、当社の要求によって明確に拒絶(rebuff)された」のように、やや硬い表現で状況を説明する際に用いられます。日常会話よりは、公式な報告書などで見かけることが多いでしょう。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、政治的な駆け引きや人間関係の対立を描写する際に使われることがあります。例えば、「大統領は記者の質問をそっけなく拒否(rebuff)した」のように、報道的な文脈で使われることがあります。ただし、一般の人が日常的に使う言葉ではありません。
関連語
類義語
拒絶する、拒否するという意味で、申し出、提案、要求などをはっきりと拒む場合に使われる。ビジネス、政治、日常会話など幅広い場面で使用される。 【ニュアンスの違い】rebuffよりも一般的な単語で、より直接的で強い拒絶のニュアンスを含むことが多い。感情的な要素はrebuffほど強くない場合がある。 【混同しやすい点】rejectは、単に受け入れないという事実を指すことが多く、必ずしも相手を傷つけたり、不快にさせたりする意図を含まない。一方、rebuffは、相手の申し出などを冷たく、または無愛想に拒絶するニュアンスがある。
丁寧な言葉で断る、辞退するという意味。招待、申し出、依頼などを丁寧に断る際に用いられる。ビジネスシーンやフォーマルな場面でよく使われる。 【ニュアンスの違い】rebuffよりもずっと丁寧な表現で、相手への配慮を示すニュアンスがある。拒絶の意図はrebuffよりも弱く、婉曲的な表現。 【混同しやすい点】declineは、相手に不快感を与えないように、理由を添えて断ることが多い。rebuffのように、冷たく突き放すような印象は与えない。例えば、招待を断る際に 'I must decline' と言うのは丁寧だが、'I rebuff your invitation' と言うと非常に失礼になる。
- repulse
強い嫌悪感を持って拒絶する、反発するという意味。物理的なもの、感情的なもの両方に対して使われる。不快な人物、考え、行動などを強く拒否する際に用いる。 【ニュアンスの違い】rebuffよりも強い感情を伴う拒絶を表す。嫌悪感や反発心が強く、相手を突き放すようなニュアンスが強い。しばしば物理的な拒絶を伴う。 【混同しやすい点】repulseは、強い嫌悪感からくる拒絶であり、相手を不快にさせる可能性が高い。一方、rebuffは、必ずしも強い嫌悪感を伴わない場合がある。例えば、不潔なものを見て「repulsed」と感じることはあっても、「rebuffed」とは言わない。
軽蔑して拒絶する、はねつけるという意味。価値がないと見なして、何かを拒否する際に使われる。文学的な表現や、強い感情を表す際に用いられる。 【ニュアンスの違い】rebuffよりも強い軽蔑のニュアンスを含む。相手の申し出や提案を、価値がないものとして退ける際に使う。非常に強い感情を伴うことが多い。 【混同しやすい点】spurnは、相手の申し出などを軽蔑し、見下すような態度を伴う。rebuffよりも感情的で、より強い拒絶の意を示す。例えば、愛の告白を「spurn」することは、相手を深く傷つける可能性が高い。
- snub
冷遇する、無視するという意味。意図的に相手を無視したり、冷たい態度を取ったりすることで、相手を軽視する態度を示す。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】rebuffと同様に、相手に不快感を与える可能性があるが、snubはより個人的な関係における軽視や無視を意味する。拒絶の意図は間接的であることが多い。 【混同しやすい点】snubは、直接的な拒絶ではなく、無視や冷遇によって相手を拒絶する。rebuffは、より直接的な拒絶の表現。例えば、挨拶を無視することは「snub」だが、申し出を拒否することは「rebuff」である。
申し出や提案を断る、拒否するという意味。日常会話やビジネスシーンで広く使われる。比較的カジュアルな表現。 【ニュアンスの違い】rebuffよりも穏やかな拒絶の表現。相手への配慮を示しつつ、丁寧に断るニュアンスがある。直接的な拒絶の印象はrebuffよりも薄い。 【混同しやすい点】turn downは、理由を添えて断ることが多く、相手に不快感を与えないように配慮する。rebuffのように、冷たく突き放すような印象は与えない。例えば、仕事のオファーを断る際に 'I had to turn down the offer' と言うのは丁寧だが、'I rebuffed the offer' と言うと無愛想に聞こえる。
派生語
『反駁する』という意味の動詞。元々は『押し戻す』という物理的な意味合いから派生し、議論や主張を論破するという意味で使用されるようになった。学術的な議論や法廷などで見られる。
- rebuttal
『反駁』という意味の名詞。動詞rebutから派生し、より抽象的な概念を表す。論文や討論会など、形式ばった状況で使われることが多い。語尾の '-al' は名詞化の接尾辞。
語源
"Rebuff"は、古フランス語の"rebuffer"(押し戻す、撃退する)に由来します。これは、"re-"(再び、反対に)と"buffer"(打つ、たたく)という要素から構成されています。"Buffer"は、もともと打つ音を表す擬音語的な起源を持つと考えられます。つまり、"rebuff"は文字通りには「再び打つ」「押し返す」という意味合いを持ち、そこから「拒絶する」「突っぱねる」という意味に発展しました。例えば、相手の提案を文字通りに「押し返す」イメージです。日本語で例えるなら、相手の言葉を「跳ね返す」ような感覚に近いかもしれません。このように、語源を知ることで、単語の持つニュアンスをより深く理解することができます。
暗記法
「Rebuff」は、単なる拒絶にあらず。中世の宮廷では、求愛は権威の誇示。しかし、露骨な拒絶は互いの名誉を傷つける。そこで、婉曲な拒否が重んじられた。だが「rebuff」は、相手を冷たく突き放し、侮辱とさえ受け取られた。文学作品では、高慢な貴婦人が身分違いの求婚者を「rebuff」。身分制度の象徴だ。現代では、ビジネスや外交で不用意に使えば、関係悪化は必至。単なる拒否以上の重みを持つ言葉なのだ。
混同しやすい単語
スペルが非常に似ており、'f' と 'k' の違いのみであるため、視覚的に混同しやすい。意味は『叱責する』であり、相手の行動を強く非難すること。'rebuff' が『拒絶する』という意味合いが強いのに対し、'rebuke' は言葉による非難に重点がある点が異なる。発音も似ているため、文脈で判断する必要がある。
発音記号が似ており、特に語尾の 'f' の音と 'gh' の音が混同されやすい。スペルも一部共通しており、視覚的にも誤認しやすい。意味は『粗い』、『大まかな』、『乱暴な』など、物理的な状態や性質を表すことが多い。'rebuff' のような『拒絶』の意味合いはない。日本人学習者は、'gh' の発音に注意する必要がある。
語頭の 're-' が共通しており、スペルの一部が似ているため、混同される可能性がある。意味は『強健な』、『たくましい』であり、人や物が丈夫であることを表す。'rebuff' のように人に対する直接的な行動を示すものではない。発音もアクセントの位置が異なるため、注意が必要。
スペルが酷似しており、'f' と 't' の違いのみであるため、視覚的な混同が起こりやすい。意味は『反論する』であり、相手の主張に対して論理的に反駁すること。'rebuff' が感情的な拒絶を含むのに対し、'rebut' は議論や論争の文脈で用いられる。発音も似ているため、文脈を理解することが重要。
語尾が同じ 'uff' で終わるため、発音の類似性から混同される可能性がある。意味は『磨く』、『(革などを)なめす』、『黄褐色』など、'rebuff' とは全く異なる意味を持つ。また、体格の良い人を指すスラングとしても使われる。スペルの一部が共通しているため、注意が必要。
語尾の 'ough' の部分が、'rebuff'の 'uff' の音と似ており、発音の混同を引き起こしやすい。スペルも一部共通しているため、視覚的にも誤認しやすい。意味は『十分な』であり、量や程度が足りていることを表す。'rebuff' のような拒絶の意味合いはない。英語学習者にとって 'ough' の発音は難しい場合が多く、注意が必要。
誤用例
『Rebuff』は、相手の申し出を断るだけでなく、無愛想に、あるいは冷たく拒絶するニュアンスを含みます。単に申し出を断るだけであれば、より中立的な『decline』を使う方が適切です。日本人が『遠慮』の気持ちで申し出を断る場合、そのニュアンスが『rebuff』には含まれないため、誤解を招く可能性があります。日本語の『拒否』という言葉が持つ強いイメージに引きずられやすいのが原因です。
『Rebuff』は、相手を傷つけたり、不快にさせたりする可能性のある、かなり直接的な拒絶を意味します。笑顔で何かを『rebuff』するのは、文脈によっては不自然です。相手の提案を穏やかに受け入れない、あるいは軽く却下する場合は、『dismiss』がより適切です。日本人は、相手に直接的な拒絶を伝えることを避けようとする傾向がありますが、『rebuff』は英語圏では比較的強い拒絶の表現であることを理解しておく必要があります。日本語の『一蹴する』という言葉を安易に当てはめると、語感のずれが生じます。
組織や団体が何かを拒否する場合、『rebuff』は、より個人的な感情や敵意が込められた拒絶を意味することがあります。単に政策を受け入れないという事実を伝えたいのであれば、『reject』を使用する方が適切です。日本人が組織的な決定を伝える際に、感情的なニュアンスを避けようとする傾向があるため、『rebuff』の使用は不適切になることがあります。特に、ビジネスの文脈では、客観的な判断であることを示すために、よりフォーマルで中立的な表現を選ぶべきです。
文化的背景
「Rebuff」は、単なる拒絶を超え、相手の尊厳を傷つけるような、冷たく突き放す拒絶を意味します。この言葉は、中世の騎士道精神が薄れ、社交儀礼が重視されるようになった時代に、相手を傷つけずに拒絶する繊細さが求められるようになった背景と深く結びついています。
中世の宮廷文化において、求愛は単なる恋愛感情の表明ではなく、社会的地位や権力を誇示する手段でもありました。貴族の男性が女性に求愛する際、直接的な拒絶は互いの名誉を傷つける可能性がありました。そのため、婉曲的な表現や、社交辞令を用いた拒絶が用いられました。しかし、「rebuff」は、そうした繊細さを欠き、相手を冷たく突き放すため、しばしば侮辱と受け取られました。文学作品においては、高慢な貴婦人が身分の低い求婚者を「rebuff」する場面などが描かれ、身分制度の厳格さや、社会的地位による差別を象徴する言葉として用いられました。
18世紀のイギリス文学、特にジェーン・オースティンの作品には、「rebuff」が頻繁に登場します。彼女の作品では、登場人物たちが社交界での駆け引きや、結婚を通じた社会的地位の向上を目指す様子が描かれています。その中で、「rebuff」は、相手の求愛を拒絶するだけでなく、その人の社会的評価を貶める行為として描かれています。例えば、『高慢と偏見』において、エリザベス・ベネットがダーシーの最初の求愛を「rebuff」する場面は、彼女の自立心と、社会的地位に囚われない価値観を象徴する重要なシーンです。この拒絶は、ダーシーに自身の傲慢さを認識させ、彼がエリザベスにふさわしい人間になるためのきっかけとなります。
現代英語においても、「rebuff」は単なる拒否以上の意味合いを持ちます。ビジネスシーンにおいては、提案や意見を「rebuff」することは、相手の能力や努力を否定するニュアンスを含みます。政治の世界では、外交交渉における「rebuff」は、相手国に対する強い不信感や敵意を示すメッセージとなります。このように、「rebuff」は、単なる拒絶の言葉ではなく、相手との関係性を悪化させる可能性のある、強い拒絶の意思表示として理解されています。この言葉を使う際には、相手の感情や立場を考慮し、慎重に言葉を選ぶ必要があるでしょう。
試験傾向
準1級、1級の語彙問題で出題される可能性があり、長文読解でも見かけることがあります。出題形式としては、空所補充問題や同意語選択問題が多いです。文脈としては、フォーマルな場面やニュース記事のようなものが考えられます。名詞と動詞の用法を区別し、類義語(reject, refuseなど)とのニュアンスの違いを理解しておくことが重要です。リスニングでの出題は比較的少ないですが、会話の中で使われる可能性もあります。
Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解問題)で、まれに出題されることがあります。ビジネスシーンでの使用頻度が高く、提案や申し出を断る、拒否するという文脈で登場します。類義語(decline, turn downなど)との使い分けがポイントです。TOEICでは、直接的な語彙知識だけでなく、文脈から適切な意味を判断する能力が求められます。
リーディングセクションで、アカデミックな文章の中で見かけることがあります。研究論文や歴史的な出来事の説明など、フォーマルな文脈で使われることが多いです。名詞と動詞の両方の用法を理解し、文脈から正確な意味を把握する必要があります。類義語との微妙なニュアンスの違いも問われる可能性があります。
難関大学の長文読解問題で出題される可能性があります。文脈理解を問う問題や、内容説明問題の中で、単語の意味を間接的に問う形式が多いです。アカデミックな文章や評論などで使われることが多く、文脈から意味を推測する能力が求められます。派生語(rebuffingなど)や関連語も合わせて学習しておくと良いでしょう。