英単語学習ラボ

on board

/ˌɒn ˈbɔːrd/(オン ボォード)

第一音節の /ɒ/ は、日本語の「ア」と「オ」の中間のような音で、口をリラックスさせて発音します。第二音節の /ɔː/ は、口を丸めて「オー」と長めに発音します。board の 'r' は、アメリカ英語では発音されますが、イギリス英語ではほとんど発音されないことがあります。強勢は第二音節にありますので、on よりも board を強く発音しましょう。

副詞

乗って

文字通り乗り物に乗っている状態や、比喩的に何かに参加・賛同している状態を表す。 "Welcome on board!"(ようこそ!)のように、新しいメンバーを歓迎する際にも使われる。

We are on board the airplane now, feeling excited for our trip!

私たちは今、飛行機に乗っていて、旅行にワクワクしています!

この例文は、飛行機に乗り込み、離陸を待つワクワクする瞬間を描いています。「on board」は、乗り物の中にいる状態をシンプルに表すのに非常に典型的な使い方です。旅行の始まりや、飛行機のアナウンスなどでよく耳にする表現です。

After a long day at work, I was finally on board the train, heading home.

長い一日の仕事の後、私はようやく電車に乗って、家に向かっていた。

この例文は、仕事で疲れた一日の終わりに、ようやく電車に乗ってホッと一息つく情景を表しています。通勤や通学など、日常的に乗り物を利用する際に「(乗り物に)乗っている」という状態を説明するのに自然でよく使われます。

The children cheered loudly when they were finally on board the big yellow school bus.

子供たちは、ようやく大きな黄色いスクールバスに乗れたとき、大声で歓声をあげた。

この例文は、子供たちが楽しみにしていたスクールバスに乗り込み、喜びで歓声をあげる活気ある場面を描いています。「on board」は、特定の乗り物に乗っている状態を具体的に示し、特に集団で乗り込むような状況で自然に使われます。

形容詞

参加して

プロジェクトやチームに加わっている状態。積極的な関与を示唆することが多い。

When she explained her exciting new idea, everyone quickly got on board.

彼女がワクワクするような新しいアイデアを説明すると、みんなすぐに賛同しました。

この例文は、新しいプロジェクトや計画に対して、人々がその魅力に納得して参加・賛同する様子を描写しています。会議やブレインストーミングの場で、良いアイデアが提案され、その場が活気に満ちる情景が目に浮かびます。「get on board」は「(考えなどに)賛同する」「(計画に)参加するようになる」という、変化や動きを伴う際に使われる典型的な表現です。

We're planning a fun weekend trip, and we hope you'll be on board!

楽しい週末旅行を計画しているんだけど、あなたも参加してくれると嬉しいな!

この例文は、友人や仲間を、旅行やイベントなどの活動に誘う場面を表現しています。「あなたも一緒に楽しんでほしい」という、誘う側のワクワクする気持ちが伝わってきます。「be on board」は「(すでに)参加している状態」や「参加する意思がある状態」を表し、このように誘いの言葉によく使われます。

We're so happy to have our new marketing specialist on board with the team.

新しいマーケティング担当の専門家がチームに参加してくれて、私たちは本当に嬉しいです。

この例文は、会社や組織に新しいメンバーが加わり、その加入を歓迎するビジネスシーンを描写しています。新しい人材への期待感と、チームの一員として迎え入れる温かい気持ちが伝わります。「have someone on board」は「誰かを(チームや組織に)迎え入れる」「誰かが参加している」という意味で、特に職場での会話で非常に頻繁に使われるフレーズです。

前置詞

〜に賛成して

提案や計画に同意し、支持する意味合い。「on board with the plan」(計画に賛成)のように使う。

I suggested a picnic, and my friend was immediately on board.

私がピクニックを提案したら、友達はすぐに賛成してくれた。

「ピクニックに行こう!」と誘ったら、友達がパッと笑顔で「いいね!」と言ってくれた場面を想像してみてください。誰かのアイデアや計画に「乗る」「賛同する」という、ワクワクする気持ちが伝わる典型的な使い方です。

Our team presented a new project idea, and everyone was on board.

私たちのチームが新しいプロジェクトのアイデアを発表したら、みんなが賛成してくれた。

会議で新しい企画を発表した時、参加者全員が「それ、いいね!やろう!」と賛同してくれた状況です。チーム全体が同じ方向を向く一体感や合意が伝わります。ビジネスの場面や、グループで何かを決めるときによく使われます。

My mom explained the new house rules, and I was on board with them.

母が新しい家のルールを説明してくれたので、私はそれに賛成した。

お母さんが「これからはこうしようね」と新しい決まり事を話しているのを、あなたが「うん、わかった!」と納得する場面です。少し抵抗があったかもしれないけれど、最終的には理解して受け入れた気持ちが伝わります。何に賛成するのかを明確にしたい時は、「on board with + 名詞」の形も自然です。

コロケーション

bring someone on board

(組織やプロジェクトに)人を迎え入れる、採用する

文字通りには『船に人を乗せる』という意味ですが、ビジネスシーンでは、新しいメンバーをチームやプロジェクトに参加させることを指します。単に採用するだけでなく、その人が組織の一員として受け入れられ、貢献することを期待するニュアンスが含まれます。 "Welcome aboard!"(ようこそ!)という歓迎の言葉とセットで使われることも多いです。

get on board with something

(計画や提案に)賛同する、協力する

こちらも船のイメージで、『同じ船に乗る』、つまり『同じ目標に向かって進む』という意味合いです。新しいアイデアや提案に対して、支持を表明し、積極的に協力する姿勢を示す際に使われます。 "Are you on board with this plan?"(この計画に賛同しますか?)のように、相手の意思を確認する際にも用いられます。

on board diagnostics (OBD)

車載式故障診断装置

自動車業界でよく使われる専門用語で、車両の電子制御システムの状態を監視し、故障を診断する機能のことです。略語のOBDとして使われることの方が多いかもしれません。排ガス規制や安全基準を満たすために、現代の自動車にはほぼ標準装備されています。この場合の "on board" は、『車両に搭載された』という意味合いです。

have everyone on board

全員の賛同を得ている、全員が合意している

"Everyone is on board"という形で使われることが多い表現です。プロジェクトや意思決定において、関係者全員が賛成し、協力体制が整っている状態を表します。合意形成が重要視されるビジネスシーンで頻繁に使われます。反対者がいないことを強調するニュアンスがあります。

on board entertainment

(飛行機や船などの)機内エンターテイメント

飛行機やクルーズ船などで提供される映画、音楽、ゲームなどの娯楽サービスを指します。 "on board" は『乗り物の中で』という意味で、移動中の乗客を楽しませるためのサービス全般を指します。旅行業界でよく使われる表現です。

on board computer

搭載コンピュータ

自動車や航空機、船舶などに搭載されているコンピュータのことです。車両の制御やナビゲーション、情報提供など、様々な機能に使われます。 "on board" は『車両に搭載された』という意味です。

on board credit

(クルーズ船などで使える)船内クレジット

クルーズ旅行中に、船内のレストランやショップで利用できるクレジットのことです。乗客は追加料金を支払うことなく、一定額のサービスを利用できます。 "on board" は『船内で』という意味です。

使用シーン

アカデミック

学術論文や教科書で、研究プロジェクトへの参加や、ある理論や考え方への賛同を示す際に使われます。例:『本研究チームは、新たなデータ収集方法を導入するにあたり、倫理委員会の承認を得て、全研究者がその方針に賛同(on board)しました。』アカデミックな文脈では、フォーマルな文体で使われることが多いです。

ビジネス

ビジネスシーンでは、新しいプロジェクトやチームにメンバーが加わる際、または提案や戦略に賛同する意味合いで使われます。例:『新プロジェクトの成功には、全社員がそのビジョンに賛同し(on board)、積極的に協力することが不可欠です。』会議やプレゼンテーション、メールなど、様々な場面で使われます。

日常会話

日常会話では、何か新しいことに参加したり、誰かの意見に賛成したりする際に使われることがあります。例:友人が新しい趣味を始めた際に、『それいいね!私も賛成(on board)!』のように使うことができます。ただし、日常会話ではよりカジュアルな表現("I'm in!"や"Sounds good!")が好まれる傾向があります。

関連語

類義語

  • 「(乗り物に)乗って」「(乗り物)の中に」という意味で、船、飛行機、列車などの乗り物に乗っている状態を表します。場所を表す副詞、または前置詞として使われます。日常会話やニュース記事などで見られます。 【ニュアンスの違い】「on board」とほぼ同義ですが、「aboard」はより文学的、または格式ばった印象を与えます。また、「aboard」は移動中の乗り物に対して使われることが多いです。 【混同しやすい点】「on board」は比喩的に「賛成して」「協力して」という意味でも使われますが、「aboard」にはこの用法はありません。また、「aboard」は「go aboard」のように動詞の後に置かれることが多いです。

  • 「(組織やグループに)参加する」「加わる」という意味で、会社、チーム、クラブなど、何らかの集団に新しくメンバーとして加わることを指します。日常会話、ビジネスシーン、ニュース記事などで広く使われます。 【ニュアンスの違い】「on board」が「(プロジェクトや計画に)賛同し、協力する」という意味合いであるのに対し、「join」は物理的に、または正式にグループの一員になることを意味します。したがって、「join」は組織への参加をより強く示唆します。 【混同しやすい点】「on board」は必ずしも組織への正式な加入を意味しませんが、「join」は通常、正式な手続きや承認を伴います。また、「on board」は動詞として使われることが多いですが、「join」は名詞としても使われます(例:join a team, become a member)。

  • 「支持する」「賛成する」「支援する」という意味で、意見、計画、人などを積極的に支持し、援助する行為を指します。ビジネス、政治、日常会話など、幅広い場面で使用されます。 【ニュアンスの違い】「on board」が「賛同して協力する」というニュアンスであるのに対し、「support」はより強い積極的な支持や援助を意味します。また、「support」は感情的な支持を含む場合があります。 【混同しやすい点】「on board」は、あるプロジェクトやアイデアに対して、初期段階で賛同し、協力するという意味合いが強いですが、「support」は、そのプロジェクトの進行中、または完了後も継続的な支援を意味することがあります。また、「support」は名詞としても使われます(例:I support this plan, I have his support)。

  • 「同意する」「賛成する」という意味で、意見や提案に対して賛成の意を示すことを指します。日常会話、ビジネスシーン、フォーマルな場面など、幅広く使われます。 【ニュアンスの違い】「on board」が行動を伴う賛同を意味するのに対し、「agree」は単に意見が一致していることを示します。したがって、「on board」は協力の意思表示を含みますが、「agree」は必ずしもそうではありません。 【混同しやすい点】「on board」はある計画や組織に積極的に参加する意味合いがありますが、「agree」は必ずしも参加を意味しません。例えば、「I agree with you, but I can't join the project」というように、同意はするが参加しないという状況も表現できます。

  • 「是認する」「支持する」「推薦する」という意味で、公式な立場で意見や製品などを支持し、推奨することを指します。主にビジネス、政治、広告などの分野で使用されます。 【ニュアンスの違い】「on board」が協力の意思を示すのに対し、「endorse」はより公的な、または公式な支持を意味します。また、「endorse」は、個人の意見だけでなく、製品やサービスを推奨する意味合いも持ちます。 【混同しやすい点】「on board」は必ずしも公的な立場を必要としませんが、「endorse」は通常、公式な立場や権威のある人物による支持を意味します。例えば、有名人が製品を「endorse」する場合などです。

  • 「一直線にする」「提携させる」「同調させる」という意味で、目標、戦略、価値観などを一致させることを指します。ビジネスシーンでよく用いられます。 【ニュアンスの違い】「on board」がプロジェクトや計画に賛同し参加することを意味するのに対し、「align」はより戦略的な視点から、組織全体の目標や方向性を一致させることを意味します。 【混同しやすい点】「on board」は個々のプロジェクトに対する賛同を示すことが多いですが、「align」は組織全体の戦略や目標との整合性を重視します。例えば、企業の戦略と個々のプロジェクトを「align」させる、といった使い方をします。

派生語

  • 『搭乗』という意味の名詞または動名詞。動詞『board(乗り込む)』に進行形や名詞化の接尾辞『-ing』が付いた形。空港や駅などで、まさに『乗り込む』行為や手続きを指す際に頻繁に使われます。on board の状態へ移行する行為そのものを表します。

  • 『役員会議室』という意味の名詞。『board(委員会、役員会)』と『room(部屋)』が組み合わさった複合語。企業における意思決定の場、つまり『on board』する人々が集まる場所を具体的に示す言葉です。ビジネスシーンでよく用いられます。

  • 『(船、列車、飛行機)に乗って』という意味の前置詞または副詞。『a-』は『on』を意味する古英語の接頭辞で、『on board』とほぼ同義ですが、より簡潔で古い言い方。現代英語では、やや古風な印象を与えることもあります。

反意語

  • off board

    『(組織、プロジェクト)から離脱して』という意味のフレーズ。『on board』の状態から離れることを意味し、契約終了や解任、辞任などを表す際に使われます。ビジネスシーンで、特に人事関連の文脈で用いられます。

  • disembark

    『(船、飛行機などから)降りる』という意味の動詞。接頭辞『dis-(反対)』と『embark(乗船する)』が組み合わさった語で、『on board』の状態から離れる行為を指します。フォーマルな場面やアナウンスで使われることが多いです。

  • ashore

    『岸へ』という意味の副詞。船に乗っている状態(on board)から、陸へ上がることを意味します。物理的な移動だけでなく、比喩的に『危機を脱して安全な状態へ』という意味合いで使われることもあります。

語源

"on board"は、文字通り「船の上に」という意味から派生しました。もともと船に乗ることは、文字通り旅に参加することを意味し、そこから比喩的に「組織やプロジェクトに参加する」「計画に賛成する」という意味へと発展しました。"board"は、古英語の"bord"(板)に由来し、船の甲板や、テーブルの板を指していました。中世の船は木製の板でできていたため、「船の板の上」が「乗船」を意味するようになったのです。現代では、物理的な乗り物だけでなく、抽象的な「チーム」や「計画」という船に乗り込むイメージで使われます。日本語で例えるなら、「一隻の船に乗る」という表現が、文字通り、または比喩的に、共通の目標に向かって進むことを意味するのと似ています。

暗記法

「on board」は、文字通り船旅から生まれた言葉。閉鎖された船内での協力は、航海の成否を左右した。転じて現代では、組織や計画への参画を意味し、単なる参加以上の積極的な貢献と責任共有を含む。文学では、困難な状況での決意表明として、歓迎の言葉としては連帯の象徴として使われる。協力と責任という社会生活の重要な価値観を体現する言葉なのだ。

混同しやすい単語

『on board』と『aboard』は、どちらも『乗って』という意味を持つ前置詞・副詞ですが、『aboard』は乗り物の中への移動や、乗り物に乗っている状態をより強調します。また、フォーマルな印象を与えます。発音も非常に似ているため、文脈で判断する必要があります。例えば、『Welcome aboard!』はよく使われる表現です。

『on board』と『bored』は、発音が似ており、どちらも日常会話でよく使われます。『bored』は『退屈した』という意味の形容詞であり、過去分詞です。スペルも似ているため、文脈で判断する必要があります。例えば、『I'm bored.』は『私は退屈している』という意味になります。

『on board』と『broad』は、母音と子音の組み合わせが似ているため、発音を聞き間違えやすいです。『broad』は『広い』という意味の形容詞です。スペルも似ていますが、意味が全く異なるため、文脈で判断する必要があります。例えば、『broad shoulders』は『広い肩』という意味になります。

chord

『on board』と『chord』は、語尾の音が似ているため、発音を聞き間違えやすいです。『chord』は『和音』という意味の名詞です。スペルも似ていますが、意味が全く異なるため、文脈で判断する必要があります。例えば、『musical chord』は『音楽的な和音』という意味になります。

『on board』と『hoard』は、語尾の音が似ており、どちらも /ɔːrd/ の音を含みます。『hoard』は『ため込む』という意味の動詞または『貯蔵』という意味の名詞です。発音も似ているため、文脈で判断する必要があります。例えば、『hoard money』は『お金をため込む』という意味になります。

『on board』と『lord』は、語尾の音が似ており、どちらも /ɔːrd/ の音を含みます。『lord』は『領主』や『神』を意味する名詞です。発音も似ているため、文脈で判断する必要があります。また、lord は Board(取締役会)で使われる Board of Directors の意味とは全く異なります。例えば、『Lord of the Rings』は『指輪物語』という意味になります。

誤用例

✖ 誤用: I'm on board with your plan, but I have some small concerns.
✅ 正用: I'm on board with your plan, although I have some small concerns.

日本語の『〜だけど』という接続詞に引きずられ、安易にbutを使ってしまう例です。on board (賛成)という肯定的な意見の後にbutを使うと、その後の否定的な内容が強く響き、協調性が低い印象を与えかねません。although/though を使うことで、相手への配慮を示しつつ、自分の意見を述べることができます。特にビジネスシーンにおいては、相手の意見を尊重する姿勢が重要です。

✖ 誤用: Are you on board?
✅ 正用: Are you on board with this project?

『on board』だけを単独で使うと、相手に「(私たちの考えに)乗るか?」「仲間になるか?」と迫るような、やや唐突で威圧的な印象を与えてしまうことがあります。これは、日本語の『賛成ですか?』を直訳した際に起こりやすい誤用です。より丁寧な表現にするためには、具体的に何に対して賛成を求めているのかを明示する('on board with this project?')ことで、相手に考える余地を与え、より円滑なコミュニケーションを促すことができます。

✖ 誤用: He is now on board of the company.
✅ 正用: He is now on the board of the company.

『board』には『委員会』という意味があり、会社の取締役会(board of directors)の一員であることを指す場合、『on the board』という表現が適切です。一方、『on board of』という表現は一般的ではなく、『〜の一部』という意味で使いたい場合でも、より自然な表現(例: 'He is now part of the company.')を選ぶべきです。日本人が『〜の一部』という日本語に捉われすぎると、不自然な英語表現を生み出してしまうことがあります。

文化的背景

「on board」は、文字通りには「船に乗っている」状態を指しますが、比喩的には「組織や計画に参画し、協力する」という意味合いを持ちます。この語句は、文字通り船旅が人々の生活や経済活動の中心であった時代から、協力と共同体の重要性を象徴する言葉として発展してきました。

歴史的に見ると、「on board」は航海時代の船乗りたちの結束を連想させます。長期間、閉鎖された空間で共同生活を送る船乗りたちは、共通の目標に向かって協力し、互いを支え合う必要がありました。船という小さな社会では、乗組員全員が「on board」でなければ、航海の成功はありえません。このイメージが転じて、現代社会では企業やプロジェクトチームなど、目標達成のために協力する集団における「賛同」「参加」「協力」といった意味合いを持つようになったと考えられます。

文学作品や映画などでは、「on board」はしばしば登場人物の決意や忠誠心を示す言葉として使われます。例えば、困難なミッションに挑む仲間に対して「I'm on board!(私も乗る!)」と宣言するシーンは、その人物がリスクを承知の上で、仲間のために全力を尽くす覚悟を示しています。また、組織への参加を表明する際に「Welcome on board!(ようこそ!)」と歓迎の言葉を述べる場面は、新たな仲間を受け入れ、共に目標に向かって進むことを約束する、暖かく肯定的なメッセージとして機能します。

現代のビジネスシーンでは、「on board」は単なる参加だけでなく、積極的に貢献し、責任を共有するというニュアンスを含みます。新しいプロジェクトのメンバーに「get on board」してもらうということは、単に参加者を増やすだけでなく、そのプロジェクトの成功に向けて共に努力し、責任を分担する仲間を増やすことを意味します。このように、「on board」は、協力と責任という、社会生活における重要な価値観を象徴する言葉として、広く用いられています。

試験傾向

英検

1. **出題形式**: 語彙問題、長文読解、リスニング。

2. **頻度と級・パート**: 準1級以上で比較的頻出。特に1級の長文読解で重要。

3. **文脈・例題の特徴**: ビジネス、ニュース記事、エッセイなど多様な文脈で登場。「賛成して」「参加して」の意味で使われることが多い。

4. **学習者への注意点・アドバイス**: 「賛成する」「参加する」「乗船している」など複数の意味があるので、文脈から判断する必要がある。類義語の"agree"や"join"との使い分けに注意。

TOEIC

1. **出題形式**: Part 5 (短文穴埋め)、Part 7 (長文読解)。

2. **頻度と級・パート**: Part 5でやや頻出。Part 7でも読解の鍵となる場合がある。

3. **文脈・例題の特徴**: ビジネスメール、会議の議事録、企業内のお知らせなどで頻出。「(企画などに)賛成して」「(プロジェクトに)参加して」の意味で使われることが多い。

4. **学習者への注意点・アドバイス**: "get on board (with)"の形で使われることが多い。ビジネスシーンでの「賛成」「協力」の意味をしっかり押さえる。類義語の"support"や"cooperate"とのニュアンスの違いを理解する。

TOEFL

1. **出題形式**: リーディング、リスニング。

2. **頻度と級・パート**: リーディングセクションで比較的高頻度。

3. **文脈・例題の特徴**: アカデミックな文章(歴史、社会学、科学など)で、「(考え方などに)賛成して」「(計画などに)参加して」の意味で使われることが多い。

4. **学習者への注意点・アドバイス**: 比喩的な意味で使われることが多いため、文脈を正確に把握する必要がある。 "be on board with"の形で使われることも多い。アカデミックな文脈における同意や参加の表現として覚えておくと役立つ。

大学受験

1. **出題形式**: 長文読解、文法・語彙問題(空欄補充)。

2. **頻度と級・パート**: 難関大学の長文読解で頻出。標準的なレベルの大学でも、語彙問題で出題される可能性あり。

3. **文脈・例題の特徴**: 説明文、論説文、物語など多様な文脈で登場。「乗船している」「賛成して」「参加して」など複数の意味で使われる。

4. **学習者への注意点・アドバイス**: 文脈によって意味が大きく変わるため、前後の文脈から正確な意味を判断する必要がある。比喩的な意味で使われることも多いので注意。様々な文脈での使用例を覚えておくと良い。

免責事項

英単語学習ラボは生成AIで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

このページについて

作成:英単語学習ラボ
生成支援:Google Gemini
最終更新:2025年7月18日

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