mainly
第一音節にアクセントがあります。/eɪ/ は二重母音で、日本語の『エ』から『イ』へスムーズに移行するイメージです。/n/ は舌先を上の歯茎につけて発音し、直後の /l/ は舌先を同様の位置につけつつ、舌の両側から息を逃がすように意識すると、より自然な発音になります。最後の /i/ は、日本語の『イ』よりも少し力を抜いた、短い『ィ』のような音で終わります。
主として
いくつかの要素がある中で、最も重要なもの、あるいは大部分を占めるものを指す。完全にそれだけではないニュアンスを含む点がポイント。例文:The success was mainly due to his efforts. (成功は主として彼の努力によるものだった)
This delicious soup is mainly made from fresh vegetables.
このおいしいスープは、主に新鮮な野菜で作られています。
※ 温かいスープを一口飲んだ時、「これは何でできているんだろう?」と思った瞬間にぴったりです。たくさんの材料の中でも、特に野菜がメインだと伝えたい時に使います。健康的な食事が好きな人や、アレルギーがある人が材料を確認する時にもよく聞く表現です。
My new job mainly involves answering emails and making phone calls.
私の新しい仕事は、主にメールの返信と電話対応です。
※ 新しい仕事について友人に話す時のような場面です。たくさんの業務がある中で、特に「これが自分の仕事の中心だ」と説明したい時に使います。会議や資料作成など、他の仕事も少しはあるけれど、大部分はメールや電話対応だ、というニュアンスが伝わります。
This quiet cafe is mainly visited by students studying for exams.
この静かなカフェは、主に試験勉強中の学生が訪れます。
※ お気に入りのカフェの様子を誰かに紹介する時のような場面です。お店には色々な人が来るけれど、特に「学生さんが一番多いんだよ」と伝えたい時に使います。静かな環境で集中したい学生たちの姿が目に浮かびますね。
大体
おおよその範囲や傾向を示す。厳密さよりも、ざっくりとしたイメージを伝えたい時に使う。例文:The audience was mainly composed of students. (聴衆は大体学生で構成されていた)
This salad mainly contains fresh vegetables from the local farm.
このサラダは、主に地元の農場で採れた新鮮な野菜が入っています。
※ 健康的な食事を選んだり、料理の材料を説明したりする場面でよく使われます。「この料理は何でできてるんだろう?」と想像した時に、「主にこれだよ」と答えるような典型的な使い方です。`mainly`は「大部分は」「主として」という意味で、何かの構成要素の多くを占めるものを指します。
My new job mainly involves writing emails and making phone calls.
私の新しい仕事は、主にメールを書いたり電話をかけたりすることです。
※ 新しい仕事の内容を友人に話しているような場面をイメージしてください。仕事や役割の「主な内容」を説明するときに`mainly`は非常に便利です。「私の仕事の大部分はこれだよ」というニュアンスです。`involves + ~ing`で「〜することを含む」という意味になります。
The audience at the concert was mainly young people enjoying the music.
そのコンサートの観客は、主に音楽を楽しんでいる若い人たちでした。
※ コンサート会場の賑わいや、集まっている人々の様子を表現する場面です。ある集団やグループの「主な構成員」や「中心となる層」を説明する際によく使われます。`was mainly young people`で、「(観客は)主に若い人たちだった」と、その場の雰囲気が伝わりますね。
コロケーション
主に~が原因で、~に起因して
※ 原因や理由を説明する際によく用いられる表現です。フォーマルな場面やビジネスシーンで頻繁に使われます。文法的には 'mainly' が 'due to' という前置詞句を修飾しています。単に 'because of' よりも客観的で、分析的なニュアンスがあります。例えば、レポートで業績不振の原因を説明する際に 'The decline in sales was mainly due to increased competition.'(売上減少は主に競争激化が原因でした。)のように使います。
主に~に関心がある、~を主な対象としている
※ 関心事や対象範囲を限定する際に使われます。学術的な文脈や専門分野の説明でよく見られます。例えば、研究論文で 'This study is mainly concerned with the impact of social media on teenagers.'(本研究は主にソーシャルメディアがティーンエイジャーに与える影響を対象としています。)のように使います。'mainly' が 'concerned with' という形容詞句を修飾しており、他の要素もあるが、これが最も重要であるというニュアンスを伝えます。
主に~で構成されている
※ 構成要素を説明する際に用いられる表現です。物質的なものだけでなく、抽象的な概念にも使えます。例えば、'The team mainly consists of experienced engineers.'(そのチームは主に経験豊富なエンジニアで構成されています。)のように使われます。'mainly' が 'consist of' という動詞句を修飾し、他の要素も少しはあるかもしれないが、大部分はこれであるということを示します。食品の成分表示や、組織の構造説明など、幅広い場面で使えます。
主に~の責任がある
※ 責任の所在を明確にする際に使われる表現です。プロジェクトや業務における役割分担を説明する際によく用いられます。例えば、'She is mainly responsible for marketing.'(彼女は主にマーケティングの責任者です。)のように使います。'mainly' が 'responsible for' という形容詞句を修飾し、他の責任も一部あるかもしれないが、これが主要な責任範囲であることを示します。ビジネスシーンで特に重要となる表現です。
主に~に焦点を当てる
※ 注意や努力の方向性を示す際に使われます。目標設定や戦略立案の場面でよく用いられます。例えば、'We mainly focus on customer satisfaction.'(当社は主として顧客満足に焦点を当てています。)のように使います。'mainly' が 'focus on' という動詞句を修飾し、他の要素も考慮するが、これが最も重要な焦点であることを示します。プレゼンテーションや会議など、様々な場面で活用できます。
主に~を対象とする
※ マーケティングや広告で、主なターゲット層を示す際に用いられます。特定の年齢層や属性の顧客を狙う場合に適しています。例えば、'This product mainly targets young adults.'(この製品は主に若い成人を対象としています。)のように使います。'mainly' が 'target' という動詞を修飾し、他の層も顧客となりうるが、最も重要なターゲットはこれであるということを示します。ビジネス戦略上、非常に重要な表現です。
使用シーン
学術論文や教科書で、ある事柄の主要な構成要素や原因を説明する際に使われます。例えば、歴史学の研究で「この戦争の主な原因は〜であった」と記述する際に用いられます。また、経済学の論文で「GDP成長の主な要因は〜である」と分析する際にも使われます。フォーマルな文体で使用されることが一般的です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、あるプロジェクトや戦略の重点を説明する際に使われます。例えば、プロジェクト報告書で「今回の遅延の主な原因は〜でした」と報告する際に用いられます。また、会議で「今後の戦略の主な焦点は〜です」と説明する際にも使われます。フォーマルな場面での使用が想定されます。
日常会話では、フォーマルな場面や、ニュース記事の内容を説明する際に使われることがあります。例えば、ニュースを見て「今日のニュースは主に〜についてだったよ」と伝える場合や、ドキュメンタリー番組を見て「この番組は主に〜についてだった」と説明する際に使われます。ただし、よりくだけた会話では「mostly」や「basically」などが好まれる傾向があります。
関連語
類義語
「主要に」「根本的に」という意味で、物事の最も重要な側面や原因を指す。フォーマルな場面や学術的な文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「mainly」よりも重要度や根本性が高いニュアンスを持つ。また、他の要素もあることを含意する「mainly」に対し、「primarily」はそれが最も重要な要素であることを強調する。 【混同しやすい点】日常会話では「mainly」の方が自然な場合が多い。「primarily」は原因や理由を説明する際に適しているが、日常的な事柄に使うとやや堅苦しい印象を与える。
- chiefly
「主に」「特に」という意味で、いくつかの要素の中で最も重要なものや目立つものを指す。フォーマルな文脈や書き言葉で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】「mainly」よりも重要度が高いことを示唆するが、「primarily」ほど根本的ではない。あるグループやカテゴリーの中で最も顕著なものを指す際に適している。 【混同しやすい点】「chiefly」は書き言葉で使われることが多く、日常会話ではあまり使われない。「mainly」の方がより一般的で、会話でも自然。
「大部分は」「おおむね」という意味で、全体のかなりの部分を占めることを示す。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える。 【ニュアンスの違い】「mainly」と近い意味を持つが、「largely」は量的な大きさを強調する傾向がある。割合や規模が大きいことを示したい場合に適している。 【混同しやすい点】「largely」は具体的な数値や割合を伴うことが多い。「mainly」は理由や原因など、抽象的な要素にも使える。
「たいていは」「ほとんど」という意味で、全体の中で最も多い部分を指す。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「mainly」と非常に近い意味を持つが、「mostly」の方がよりカジュアルで口語的な響きがある。フォーマルな場面では「mainly」の方が適切。 【混同しやすい点】「mostly」は日常会話で頻繁に使われるが、ビジネス文書や学術論文などでは「mainly」または「primarily」を使う方が適切。
「主として」「第一に」という意味で、重要性や優先順位が高いことを示す。フォーマルな文脈や法律、契約書などでよく使われる。 【ニュアンスの違い】「mainly」よりも重要度が高く、法的拘束力や公式な意味合いを含むことが多い。「primarily」と同様に、他の要素も存在しうることを示唆する。 【混同しやすい点】日常会話ではほとんど使われない。「principally」は契約書や法律文書など、特定のフォーマルな文脈でのみ使用される。
"何よりもまず"という意味で、他のものよりも重要または優先順位が高いことを強調します。これは強調表現であり、しばしばアドバイス、推奨、または命令の文脈で使用されます。 【ニュアンスの違い】"mainly"は、それがほとんどの場合そうであることを示しますが、"above all"は、そのことが最も重要であることを強調します。したがって、"above all"はより感情的な重みを持っている可能性があります。 【混同しやすい点】"Above all"は文の先頭に置かれることが多く、コンテキスト内の他のすべてのものに対する優先順位を示すために使用されます。 "mainly"は、文の途中で使用でき、単に最も一般的な状態を記述します。
派生語
『主要な』という意味の形容詞。「mainly」の語源であり、事柄の重要度や優先度が高いことを示す。日常会話からビジネス、学術論文まで幅広く使用され、中心的な要素を指す際に用いられる。
『維持する』という意味の動詞。「手(man-)」で「主要な状態(main)」を保つというイメージ。ビジネスや技術分野で、現状維持や性能維持のために使われることが多い。
- manor
中英語の『maneir(住む、滞在する)』に由来し、荘園領主の『館』、転じて『主要な場所』を意味する名詞。「main」と語源を共有し、中心となる場所、特に歴史的な文脈で領主の邸宅を指す。現代ではあまり使われないが、歴史小説などで見られる。
反意語
- secondarily
『二次的に』という意味の副詞。「mainly」が主要な要素を示すのに対し、「secondarily」は補助的な、重要度の低い要素を示す。ビジネスや学術的な文脈で、優先順位や重要度の違いを明確にする際に用いられる。
『部分的に』という意味の副詞。「mainly」が全体的な傾向を示すのに対し、「partially」は一部分に限定されることを示す。法律や科学の分野で、適用範囲や影響範囲が限定的であることを示す際に用いられる。
- inconclusively
『決定的に』という意味の『conclusively』に、否定の接頭辞『in-』がついた副詞。「mainly」がある程度の結論や傾向を示すのに対し、「inconclusively」は結論が出ていない、または不確かな状態を示す。議論や調査の結果が明確でない場合に用いられる。
語源
"Mainly"は、「主として」「大体」という意味ですが、これは「main(主要な)」という単語に副詞を作る接尾辞「-ly」が付いたものです。「main」は、古英語の「mægen(力、強さ)」に由来し、さらに遡るとゲルマン祖語の「*maginaz(力)」にたどり着きます。つまり、「main」は元々「力」や「強さ」といった意味合いを持っており、それが転じて「主要な」「最も重要な」という意味を持つようになりました。日本語で例えるなら、「要(かなめ)」という言葉が、文字通り「要」の意味から「最も重要なもの」という意味に発展したのと似ています。「Mainly」は、その「main」に「-ly」が付くことで、「主要に」「大部分において」という意味を表す副詞になったのです。ですから、「main」という言葉が持つ「力」や「重要性」というイメージを捉えておくと、"mainly"の意味も覚えやすいでしょう。
暗記法
「mainly」は単なる頻度以上の意味を持つ言葉。社会の価値観、歴史、そして個人の選択を映し出す鏡です。かつて農業が「mainly」だった時代から、知識が「mainly」な時代へ。この言葉は、時代ごとの主要な価値観を物語ります。私たちが何に「mainly」焦点を当てるのか?それは、社会の、そしてあなた自身の優先順位を静かに語っているのです。
混同しやすい単語
この単語自体が今回のテーマです。副詞であり、『主に』『大抵は』という意味です。発音は/ˈmeɪnli/で、他の単語との混同を避けるためには、各音を意識的に発音することが重要です。
発音が似ており、特にネイティブの発音では区別がつきにくい場合があります。スペルも 'ai' と 'ea' の違いのみで、視覚的にも混同しやすいです。『意地悪く』『卑劣に』という意味で、mainly(主に)とは全く異なる意味を持ちます。文脈で判断する必要があります。
発音が似ており、特に語尾の 'ly' の部分が曖昧になりやすいです。スペルも 'ai' と 'a' の違いのみで、視覚的にも混同しやすいです。『男らしい』という意味の形容詞で、文脈が大きく異なります。日本語の『男らしい』が必ずしも良い意味で使われないのと同様、英語のmanlyも文脈によってはネガティブな意味合いを含むことがあります。
発音記号は/meɪn/で、「メイン」というカタカナ英語の発音に引っ張られると混同しやすい単語です。スペルも似ていますが、語尾に 'ly' が付いていない点が異なります。『たてがみ』という意味の名詞であり、主にライオンや馬などの動物に使われます。語源的には『首』を意味するラテン語に由来し、動物の首周りの毛を指すようになったとされています。
発音記号は/meɪl/で、カタカナ英語の『メール』として馴染みがありますが、動詞または名詞として『郵便』『郵便物』という意味を持ちます。動詞として使う場合は『郵送する』という意味になります。スペルも発音も似ていますが、意味が異なるため、文脈で判断する必要があります。近年では電子メールが主流ですが、mailという単語は依然として郵便の意味で使用されます。
発音記号は/maɪn/で、mainlyとは母音部分が異なりますが、日本語話者には区別が難しい場合があります。スペルも 'ai' と 'i' の違いのみで、視覚的にも混同しやすいです。『私のもの』という意味の代名詞、または『鉱山』という意味の名詞です。文脈によって意味が大きく異なるため、注意が必要です。
誤用例
「Mainly」は「主に」「大部分は」という意味で、複数の要素の中で主要なものを指す場合に用います。しかし、感謝の気持ちを伝える際に「まず第一に」というニュアンスで使う場合、「mainly」は不適切です。これは、日本語の「主に」という言葉が、文脈によっては「何よりもまず」という意味合いを持つため、直訳的に誤用されるケースです。より適切な表現は「Above all」や「First and foremost」であり、これらは「何よりもまず」という優先順位を示す際に使われます。また、「mainly」を使うと、他の要素も考慮しているニュアンスが残り、感謝の気持ちが薄れてしまう可能性があります。
「Mainly」は客観的に「主要な部分」を指す場合に適していますが、問題の所在を説明する際に使うと、やや直接的すぎる印象を与えることがあります。特に、ビジネスやフォーマルな場面では、「largely」や「primarily」を使う方が、より丁寧で洗練された印象になります。「Mainly」は、例えば「The population is mainly composed of young people.(人口の大部分は若者で構成されている)」のように、事実を述べる場合に適しています。一方、「largely」は「大部分は」「おおむね」という意味合いを持ち、問題の複雑さを考慮しつつ、予算が重要な要素であることを示唆するニュアンスがあります。日本語の「主に」という言葉が、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使われるため、英語の「mainly」も同様に使えると誤解しがちですが、英語では文脈によって適切な表現を選ぶ必要があります。
「Mainly」を「私は主にそう思います」と直訳して使うと、不自然な英語になります。「Mainly」は程度や割合を表す言葉であり、思考の傾向を表すのには適していません。思考の傾向を表す場合は、「tend to」や「generally」を使う方が適切です。「I tend to think so」は「私はそう思う傾向がある」、「I generally think so」は「私は概ねそう思う」という意味になります。日本人が「主に」という言葉を、自分の意見を強調する際に使うことがあるため、「mainly」を同様のニュアンスで使おうとする誤りが考えられます。しかし、英語では思考の傾向を表す場合は、より適切な表現を選ぶ必要があります。
文化的背景
「mainly」は、物事の本質的な部分や主要な要素に焦点を当てる際に用いられ、「その他大勢」から重要な要素を際立たせる役割を担います。この単語の背後には、社会における優先順位付けや価値判断といった、人間が古来より行ってきた選択の歴史が潜んでいます。
「主に」という意味合いを持つ「mainly」は、単に数量的な優位性を示すだけでなく、重要性や影響力の大きさを示唆する場合があります。例えば、ある政策が「mainly」都市部に恩恵をもたらすと表現する場合、それは単に都市部の人口が多いという事実だけでなく、政治的、経済的な影響力が都市部に集中していることを暗に示唆します。同様に、ある芸術家の作品が「mainly」自然をテーマにしていると評される場合、それは自然がその芸術家の創作活動において中心的な役割を果たしていることを意味し、他のテーマが周辺的なものであることを示唆します。このように、「mainly」は、単なる事実の記述を超えて、社会構造や価値観を反映したニュアンスを帯びることがあります。
歴史を振り返ると、「mainly」が使われる場面は、社会的な優先順位や価値観の変化と密接に結びついています。例えば、産業革命以前の社会では、農業が「mainly」経済の中心であり、土地所有が社会的な地位を決定づける重要な要素でした。しかし、産業革命以降は、工業や商業が台頭し、都市部が経済の中心へと移行するにつれて、「mainly」の意味合いも変化しました。情報化社会においては、知識や情報が「mainly」経済成長の原動力となり、教育や研究開発の重要性が高まっています。このように、「mainly」が何に適用されるかを見ることで、その時代や社会における主要な価値観や優先順位を知ることができます。
「mainly」は、私たちが無意識のうちに行っている選択や判断を浮き彫りにする言葉でもあります。日々の生活において、私たちは無数の情報や選択肢に囲まれていますが、その中で何に焦点を当て、何を重視するかは、私たちの価値観や信念に深く根ざしています。ある人が「mainly」家族との時間を大切にすると言う場合、それはその人が家族を何よりも優先していることを示し、他の活動や目標が相対的に重要でないことを意味します。このように、「mainly」は、私たちが何を大切にしているかを表現する上で、非常に強力な言葉となりえます。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、稀に語彙問題
- 頻度と級・パート: 準1級・1級レベルで比較的頻出。特に長文読解パート
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな内容、社会問題、科学技術など、硬めの文章で使われることが多い
- 学習者への注意点・アドバイス: 「主に」「大部分は」という意味を捉え、文脈全体を理解することが重要。partly, generallyなどとのニュアンスの違いに注意
- 出題形式: 主に長文読解(Part 7)、稀に短文穴埋め(Part 5)
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的頻出。ビジネス文書、Eメールなどで見られる
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの報告書、提案書、通知などで、理由や原因を説明する際に使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から「主要な」「主な」という意味を把握し、同義語(primarily, mostly)との置き換えを意識する
- 出題形式: 主にリーディングセクション
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで頻出。アカデミックな文章で使われる
- 文脈・例題の特徴: 学術論文、研究レポート、歴史的記述など、論理的な展開を伴う文章で使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 文章全体の論旨を理解し、「主要な」「中心的な」という意味を捉える。文脈によってはspecifically, particularlyとの区別が必要
- 出題形式: 長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学の長文読解で頻出
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など、幅広いジャンルの文章で使われる
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する能力が重要。「主に」という意味を理解し、文章全体の構造を把握する。同義語(chiefly, principally)も覚えておくと有利