diffident
第一音節にアクセントがあります。/ɪ/ は日本語の「イ」よりも口を少し開いて短く発音します。二つ目の /ɪ/ も同様です。最後の /ə/ は曖昧母音で、力を抜いて軽く「ア」と発音すると自然です。全体的に力を入れず、リラックスして発音するとよりネイティブらしい響きになります。
引っ込み思案な
自信がなく、自分の意見や感情を表現することをためらう様子。人前に出るのが苦手だったり、発言を控えたりする場面で使われる。内気、遠慮がち、といったニュアンスを含む。
Even though he had a great idea, he was too diffident to speak up in the meeting.
素晴らしいアイデアを持っていたにもかかわらず、彼は会議で発言するにはあまりにも引っ込み思案でした。
※ 会議や発表の場で、意見があるのに自信がなくて言えない、という状況はよくあります。この例文は、そんな「引っ込み思案な」人の典型的な行動を描写しています。`too ~ to ...` は「〜すぎて…できない」という意味で、よく使われる形です。
On her first day, the new student looked diffident and sat alone in the corner.
初日、新入生は引っ込み思案な様子で、隅に一人で座っていました。
※ 新しい環境に慣れない時、人は不安を感じて引っ込み思案になりがちです。この例文は、新しい場所で緊張している人の様子を具体的に表しています。`looked diffident` は「引っ込み思案に見えた」という意味で、外から見た印象を表すのに便利です。
Despite her talent, she remained diffident about her singing ability and never sang in front of others.
才能があるにもかかわらず、彼女は自分の歌の能力について引っ込み思案なままで、決して人前で歌いませんでした。
※ この例文は、実力があるのに自信がなく、その能力を発揮できない人の様子を描写しています。特に「才能があるのに」という対比が、「diffident」の持つ「控えめすぎる」というニュアンスを強調します。`Despite ~` は「〜にもかかわらず」という意味です。
自信なさげな
自分の能力や価値を疑い、不安を感じている様子。成功を期待できない、あるいは失敗を恐れているような状況で使われる。卑屈、気弱、といったニュアンスを含む。
He was too diffident to express his opinion in the meeting.
彼は会議で意見を述べるにはあまりに自信なさげでした。
※ 会議のような人前で、自分の考えを言うのをためらっている、自信がない人の様子を描写しています。'too A to B' は「あまりにAすぎてBできない」という、初学者にも使いやすい表現です。
The little boy looked diffident when he first entered the new classroom.
その小さな男の子は、新しい教室に初めて入った時、自信なさげに見えました。
※ 新しい環境や見知らぬ場所で、不安を感じたり、内気になったりする様子を表しています。特に子供が新しい状況に直面する際の、戸惑った感情が伝わります。'look diffident' で「自信なさげに見える」という状態を表します。
Despite his great success, he often seemed diffident about his own abilities.
大きな成功を収めたにもかかわらず、彼はしばしば自分の能力について自信なさげに見えました。
※ 客観的には成功しているのに、本人は自分の能力に自信を持てずにいる、という内面的な状態を描写しています。外からの評価と本人の自己認識のギャップを表す際によく使われます。'Despite A' は「Aにもかかわらず」という意味で、接続詞の'although'や'even though'よりシンプルに使える表現です。
コロケーション
自信なさげな微笑み、控えめな笑顔
※ 「diffident」が人の表情、特に笑顔を修飾する場合、内気さや自信のなさが表出した、どこか遠慮がちな様子を表します。単に「笑顔」と言うよりも、その奥にある感情や性格まで描写するニュアンスがあります。例えば、初対面の人に対して見せる緊張した笑顔や、自分の意見に自信がない時に見せる控えめな笑顔などが該当します。文学作品や人物描写でよく用いられます。構文は "adjective + noun" です。
控えめな態度、消極的な接近
※ 何か新しいことに挑戦する際や、他人に近づく際に、自信がなく、ためらいがちな態度を指します。積極的な行動とは対照的に、相手の反応をうかがいながら、慎重に進む様子を表します。ビジネスシーンでは、新規顧客へのアプローチや交渉の初期段階で見られることがあります。また、恋愛においては、相手に好意を伝えたいけれど、拒絶されることを恐れる気持ちからくる行動を指すことがあります。構文は "adjective + noun" です。
〜について自信がない、〜をためらう
※ 特定の事柄に関して自信を持てず、躊躇したり、遠慮したりする状態を表します。例えば、自分の能力、意見、外見などに対して自信がない場合に使われます。「I'm diffident about my abilities.(自分の能力に自信がない)」のように使われます。 "about" の後には、自信がない対象が続きます。自己評価が低いことや、過去の失敗経験などが原因となることが多いです。構文は "adjective + preposition + noun/gerund" です。
控えめな態度、自信なさげな様子
※ 立ち居振る舞いや話し方など、全体的な態度が自信なさげで、控えめであることを指します。声が小さかったり、視線を合わせなかったり、身振り手振りが小さかったりするなどの特徴があります。面接やプレゼンテーションなど、自分をアピールする場面では不利になる可能性があります。自己肯定感を高めることで改善されることが多いです。構文は "adjective + noun" です。
自信のないままでいる、控えめなままでいる
※ 状況が変化しても、依然として自信が持てない状態を表します。過去の経験や周囲の評価などが影響して、なかなか自信を持てない場合に用いられます。例えば、「Despite her success, she remained diffident.(成功にもかかわらず、彼女は自信のないままでいた)」のように使われます。自己肯定感を高めるための努力が必要であることを示唆します。構文は "verb + adjective" です。
自信なさげな雰囲気、控えめな様子
※ "air" はここでは「雰囲気」「様子」という意味で使われ、「diffident」と組み合わさることで、その人が醸し出す全体的な印象が自信なさげであることを表します。言葉遣いや態度だけでなく、服装や表情なども含めた総合的な印象を指します。例えば、初対面の人に対して緊張している様子や、自分の意見を言うのをためらっている様子などが含まれます。構文は "adjective + noun" です。
使用シーン
学術論文や研究発表において、研究対象者の心理的な傾向や行動特性を記述する際に用いられます。例えば、心理学の研究で「被験者は新しい環境においてdiffidentな態度を示す傾向があった」のように、客観的な観察結果を述べる文脈で使われます。文体はフォーマルです。
ビジネスシーンでは、従業員の性格や行動特性を評価する際に、人事評価やチーム編成に関する報告書などで使用されることがあります。例として、「彼は能力は高いが、会議での発言にdiffidentな面がある」のように、改善点や育成の必要性を示唆する文脈で使用されます。文体はややフォーマルです。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などで、人物の性格描写や社会現象を解説する際に用いられることがあります。例えば、「彼女は幼い頃から人見知りでdiffidentな性格だった」のように、過去の経験や生育環境が性格形成に影響を与えたことを説明する際に使われます。文体はややフォーマルです。
関連語
類義語
内気で人前に出るのをためらう、引っ込み思案な性格を表す一般的な言葉。子供から大人まで幅広く、日常会話で使われる。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも感情的なニュアンスが強く、恥ずかしさや照れが含まれることが多い。また、「shy」は一時的な感情というよりも性格的な特徴を指すことが多い。 【混同しやすい点】「shy」は形容詞であり、名詞として使う場合は「shyness」となる。「diffident」はよりフォーマルな場面で使われる傾向があり、性格全体というより特定の状況における自信のなさを示す場合がある。
臆病で、危険や困難を恐れる様子を表す。動物や子供など、弱い存在が危険を避ける行動を表現する際にも使われる。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも恐怖感が強く、行動を抑制する力が強い。また、対象となる危険や困難が具体的に想定されている場合が多い。 【混同しやすい点】「timid」は、具体的な状況における恐れや不安を示すのに対し、「diffident」はより一般的な自信のなさを示す。「timid」は、行動の抑制に繋がる強い感情を伴うことが多い。
照れ屋で、特に異性に対して恥ずかしがる様子を表す。古風な表現であり、現代ではあまり一般的ではない。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも感情的なニュアンスが強く、特に異性に対する意識が含まれる。また、「bashful」は照れ笑いや赤面など、外見的な行動を伴うことが多い。 【混同しやすい点】「bashful」は特定の状況、特に異性との関係において使われるが、「diffident」はより広い範囲の状況で、自信のなさを示す。「bashful」は現代英語ではやや古風な印象を与える。
自分の外見や行動を気にしすぎる状態を表す。特に人前で自分がどう見られているかを強く意識する様子を示す。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも自己意識過剰な状態に焦点が当てられ、他者の評価を気にしているニュアンスが強い。必ずしも自信のなさからくるものではなく、完璧主義や不安からくる場合もある。 【混同しやすい点】「diffident」は能力やスキルに対する自信のなさを示すのに対し、「self-conscious」は外見や行動に対する自己評価を気にする。「self-conscious」は、必ずしも能力不足を示唆するものではない。
- unassertive
自己主張が弱く、自分の意見や権利を積極的に主張しない性格を表す。ビジネスシーンや交渉の場面でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも行動面に焦点が当てられ、積極的に行動しない、または発言しないという点が強調される。自信のなさだけでなく、協調性や控えめな性格が理由の場合もある。 【混同しやすい点】「diffident」は内面的な自信のなさを表すのに対し、「unassertive」は行動や態度として現れる自己主張の弱さを表す。「unassertive」は、必ずしも自信がないわけではなく、状況に応じて意図的に自己主張を控える場合もある。
口数が少なく、自分の考えや感情をあまり表に出さない様子を表す。フォーマルな場面や、秘密を守る必要がある状況で使われる。 【ニュアンスの違い】「diffident」よりも意図的に言葉を控えているニュアンスが強く、必ずしも自信のなさからくるものではない。秘密を守るため、または慎重な性格のために口を閉ざしている場合もある。 【混同しやすい点】「diffident」は自信のなさから発言をためらうのに対し、「reticent」は意図的に口数を減らしている。したがって、「reticent」な人は、自信がある場合でも、状況に応じて発言を控えることがある。
派生語
名詞で「自信」。diffidentの語源であるラテン語の『fidere(信じる)』に由来し、接頭辞『con-(共に)』がついて『共に信じること』から『自信』の意味へ。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用される。
動詞で「打ち明ける」「信頼する」。『fidere(信じる)』に『con-(共に)』がついて『共に信じる』という原義から、『秘密を打ち明ける』という意味合いに発展。日常会話で親しい人に秘密を打ち明ける際などに用いられる。
名詞で「忠実」「誠実」。『fidere(信じる)』に由来し、信頼を裏切らないという意味合い。契約、結婚、技術(オーディオの忠実度など)といった文脈で使用される。
語源
「diffident」は、ラテン語の「diffidere(信用しない、信頼を置かない)」に由来します。これは「dis-(分離、否定)」と「fidere(信頼する)」が組み合わさったものです。「dis-」は英語の「disagree」や「disappear」などにも見られるように、否定や分離を表す接頭辞です。「fidere」は「fides(信頼、信仰)」という名詞と関連があり、英語の「fidelity(忠誠)」や「confidence(自信)」の語源にもなっています。つまり、「diffident」は文字通りには「信頼を分離された状態」、つまり自分自身や他者を信用できない状態を表します。このことから、「引っ込み思案な」「自信なさげな」という意味合いへと発展しました。まるで、何かを打ち明ける(confide)ことができない、またはためらうような状態を想像すると、記憶に残りやすいでしょう。
暗記法
「diffident」は、身分制度が色濃い時代、自己主張を控える美徳と表裏一体でした。オースティンやブロンテの小説に登場するヒロインたちは、社会的な制約ゆえに「diffident」たらざるを得ませんでした。現代では謙虚さとも解釈できますが、過度な遠慮は自己実現の妨げにも。文学作品は、「diffident」な状態からの脱却と自己肯定感の獲得を描き、私たちが自己理解を深めるための示唆を与えてくれます。
混同しやすい単語
『diffident』と『confident』は、接頭辞 'dif-' と 'con-' の違いだけで、スペルが非常に似ています。また、どちらも形容詞であり、人の性格を表すため、意味の面でも混同しやすいです。『diffident』は『自信がない、控えめな』という意味ですが、『confident』は『自信がある、確信している』という意味で、正反対の意味を持ちます。日本人学習者は、接頭辞の意味を意識して区別することが重要です。ラテン語源を辿ると、'dif-' は 'dis-' (分離、否定) に由来し、'con-' は 'com-' (共に) に由来することがわかります。
『diffident』と『deficient』は、語尾が '-fident' と '-ficient' で似ており、特に口頭でのコミュニケーションにおいて聞き間違えやすいです。『deficient』は『不足している、欠けている』という意味の形容詞で、通常、能力や資源の不足を指します。人の性格を表す『diffident』とは意味が異なります。スペルだけでなく、文脈からも判断する必要があります。'-ficient' は 'facere' (作る、行う) に由来し、何かを作り出す能力が不足しているイメージです。
『diffident』と『different』は、どちらも 'diff-' で始まるため、スペルが似ていると感じるかもしれません。また、どちらも形容詞として用いられますが、『different』は『異なる、違う』という意味で、比較対象が必要です。『diffident』のように人の内面的な性質を表すのとは異なり、客観的な違いを指します。発音も異なり、『different』の 'er' の部分は日本語の『ア』に近い曖昧母音になります。 'fer' は '運ぶ' という意味があり、異なる方向に運ばれるイメージです。
『diffident』と『dividend』は、特に語尾の音の響きが似ているため、発音を聞き間違える可能性があります。『dividend』は『配当金』という意味の名詞で、経済や金融の文脈で使われます。人の性格を表す『diffident』とは全く異なる意味を持つため、文脈から判断することが重要です。語源的には、『dividere』(分割する)というラテン語に由来し、利益を分割して分配するイメージです。
『diffident』と『daffodil』は、語頭の 'dif-' と 'daf-' の部分が似ており、スペルミスや発音の混同を招く可能性があります。『daffodil』は『ラッパ水仙』という花の名前であり、名詞として使用されます。意味も品詞も大きく異なるため、文脈から容易に区別できますが、スペルを正確に覚えることが大切です。『daffodil』の語源ははっきりしていませんが、ギリシャ神話に関連する説があります。
『diffident』と『defiant』は、接頭辞 'dif-' と 'de-' の違いと、語尾の '-fident' と '-fiant' の類似性から、スペルと発音の両方で混同しやすいです。『defiant』は『反抗的な、挑戦的な』という意味で、形容詞として用いられます。人の態度や行動を表す言葉ですが、『diffident』とは異なり、積極的な反発のニュアンスを含みます。発音も異なり、『defiant』は強勢が 'fi' の部分に置かれます。『de-' は '離れて' を意味し、 'fiant' は '信頼' を意味するので、信頼から離れるイメージです。
誤用例
『diffident』は自信のなさからくる内気さや遠慮を表しますが、この文脈では『意見を主張する』という行為と矛盾します。日本人が『遠慮がちに』というニュアンスで使おうとする際に陥りやすい誤用です。英語では、意見を言うこと自体に躊躇がある場合は『tentatively』(おずおずと) や『with hesitation』を使う方が適切です。日本語の『遠慮』には、相手への配慮だけでなく、自己主張を控える意味合いも含まれますが、英語の『diffident』は主に自己の内面的な状態を指します。文化的背景として、日本人は自己主張を控えめにする美徳を重んじますが、英語圏では率直な意見表明が尊重される傾向があり、その差が誤用を生む一因となります。
『diffident』は、能力や実績に対する自信のなさからくるため、賞を受け取る状況で使うと、まるでその賞に値しないと思っているかのような印象を与えてしまいます。ここでは『modest』(謙虚な)が適切です。日本人が『謙遜』のつもりで『diffident』を使うと、相手に誤解を与える可能性があります。日本文化では、賞賛や成功に対して謙遜することが美徳とされますが、英語圏では実績を認め、感謝の意を示すことが重要視されます。この文化的差異が、語彙の選択に影響を与えます。また、日本語の『遠慮』が、賞賛に対する謙遜や辞退の意を含むため、英語に直訳しようとする際に『diffident』が選ばれやすいと考えられます。
『diffident』は、単に内気なだけでなく、自己不信や自信の欠如が根底にある状態を指します。単に人見知りするような学生を表現する場合には、『shy』(内気な、恥ずかしがり屋の)を使う方が適切です。日本人が『大人しい』性格を表す際に、安易に『diffident』を選んでしまうケースが見られます。日本語の『大人しい』は、内向的な性格や控えめな態度を指しますが、必ずしも自己不信を伴うとは限りません。英語では、性格や行動の背景にある感情や心理状態をより明確に表現する必要があります。また、日本語の『遠慮深い』が、積極的な行動を避ける意味合いも含むため、英語に直訳しようとする際に『diffident』が候補に挙がりやすいと考えられます。
文化的背景
「diffident(自信がない、遠慮がち)」という言葉は、歴史的に、社会階層が固定化された時代において、身分の低い者が自己主張を控える態度を象徴することがありました。自己を抑制し、目立たないように振る舞うことは、生存戦略として、あるいは社会秩序を維持するための美徳として重んじられたのです。
18世紀から19世紀にかけてのイギリス文学を紐解くと、ジェーン・オースティンの作品などに、この「diffident」という言葉が頻繁に登場します。例えば、『高慢と偏見』のエリザベス・ベネットの妹、メアリーは、学識はあるものの社交性に欠け、人前で自説を述べることをためらう女性として描かれています。彼女の「diffident」な態度は、当時の女性が置かれた社会的立場、つまり、男性優位の社会において、自己主張を控えることが求められた状況を反映していると言えるでしょう。また、シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』の主人公ジェーンも、孤児として育ち、社会的な後ろ盾を持たないため、当初は「diffident」な性格として描かれます。彼女が徐々に自己を確立していく過程は、「diffident」な状態からの脱却、つまり、社会的な制約を乗り越えて自己肯定感を獲得していく物語として読むことができます。
現代社会においては、「diffident」は必ずしもネガティブな意味合いだけを持つわけではありません。自己を客観的に見つめ、謙虚な姿勢を保つことは、円滑な人間関係を築く上で重要な要素となります。しかし、過度な「diffidence」は、自己表現の機会を奪い、能力を十分に発揮できない原因となることもあります。そのため、「diffident」な性格を克服し、自信を持って自己主張できるようになることは、現代社会において重要な課題と言えるでしょう。自己肯定感を高め、自分の意見を臆することなく発信することは、個人が社会の中で自己実現を果たすための第一歩となるのです。文学作品に登場する「diffident」な人物たちの物語は、私たちが自己理解を深め、より良い人間関係を築くためのヒントを与えてくれるでしょう。
試験傾向
準1級・1級の語彙問題で出題される可能性があります。長文読解で登場する可能性もあります。出題形式としては、空欄補充や同意語選択が多いです。文脈から意味を推測する練習が重要です。また、関連語(confident, confidence)との区別を意識しましょう。
TOEIC L&Rでは、Part 5(短文穴埋め問題)で出題される可能性があります。ビジネス関連の文章で、人物の性格や態度を表す際に使われることがあります。類義語(shy, timid)とのニュアンスの違いを理解しておくことが重要です。TOEIC S&Wでは、自己紹介やプレゼンテーションの際に、謙遜を表す言葉として使用できる可能性があります。
TOEFL iBTのリーディングセクションで、アカデミックな文章中に出題される可能性があります。心理学、社会学、歴史学などの分野で、人間の行動や感情を説明する際に使われることがあります。TOEFL iBTのスピーキングセクションでは、自分の意見を述べる際に、控えめな態度を示す言葉として使用できる可能性があります。ライティングセクションでは、論文などで、自分の主張を弱めるために使用できる可能性があります。
難関大学の長文読解問題で出題される可能性があります。文脈から意味を推測する能力が求められます。また、同意語や反意語を問われることもあります。diffidentの語源(dif- + fid-)を知っておくと、他の単語の意味を推測するのに役立ちます。