band
母音 /æ/ は日本語の「ア」と「エ」の中間のような音で、口を大きく開けて発音します。語尾の /d/ は、舌先を上前歯の裏につけて発音する有声音です。日本語の「ド」のように強く発音せず、軽く添えるように意識すると自然な発音になります。
結束
人々が目的を共有し、協力して行動する集団。音楽バンドだけでなく、政治的な連携や、共通の趣味を持つグループなども指す。仲間意識や連帯感が伴うニュアンス。
She tied a bright red band around the gift box carefully.
彼女は慎重に、明るい赤い帯をプレゼントの箱に結びつけました。
※ 誕生日やクリスマスに、プレゼントに巻く「帯」や「リボン」としての「band」の典型的な使い方です。何かがまとまっている状態、あるいは何かをまとめるために使われる「帯状のもの」を指します。丁寧な動作が目に浮かびますね。
A small band of neighbors helped each other after the heavy storm.
大嵐の後、少数の近所の人々が助け合う結束を作りました。
※ ここでは「band」が、目的のために集まった「少人数のグループ」や「結束した集団」を意味します。困難な状況で、お互いを支え合う人々の温かい情景が目に浮かびますね。このように、人の集まりに対しても使われます。
The old book was falling apart, so he put a strong band around it.
その古い本はバラバラになりかけていたので、彼はその周りに丈夫な帯を巻きました。
※ この例文では、「band」が「物をまとめるための帯」として使われています。大切な古い本が壊れないように、丈夫な帯で守る様子が伝わりますね。身の回りのものを大切にする気持ちが込められています。
束ねる
物理的に何かをまとめて固定する行為。書類や物を整理する際に使われる。比喩的に、人々を団結させる意味合いでも用いられる。
She gently banded her long hair with a soft ribbon before going out.
彼女は出かける前に、長い髪を柔らかいリボンで優しく束ねました。
※ この例文では、人が髪をまとめる日常的なシーンが描かれています。「band hair」は髪を束ねる、結ぶという際によく使われる表現です。優しく(gently)リボンで(with a soft ribbon)という描写が、動作を鮮明にイメージさせます。
He quickly banded the old newspapers together with string for recycling.
彼はリサイクルのために、古い新聞をひもで素早く束ねました。
※ 家庭で物を整理する場面です。「band together」は、複数のものを一つにまとめる、一緒に束ねるというニュアンスを強調します。資源ゴミを出す前の準備という、身近で具体的な行動が伝わります。
The worker carefully banded the small bundles of wood for easy transport.
作業員は簡単に運べるように、小さな木の束を慎重にまとめました。
※ これは、作業現場や物流の場面で「band」が使われる典型的な例です。材料や商品を運びやすくするために束ねる様子が目に浮かびます。「carefully(慎重に)」という副詞が、プロの作業の様子を伝えています。
帯
物をまとめる細長い布やテープ。装飾品や識別のためにも使われる。転じて、周波数帯や地層などの領域を指すこともある。
She quickly put a colorful band in her long hair before the party started.
彼女はパーティーが始まる前に、急いで長い髪にカラフルなバンドをつけました。
※ 【情景】パーティーに向けて、急いで身支度をする活気ある様子が目に浮かびますね。ここでは `band` が髪をまとめる「ヘアバンド」や「ヘアゴム」のような「帯状のもの」を指します。 【ポイント】`put a band in her hair` で「髪にバンドをつける」という自然な表現です。`colorful` を加えることで、より鮮やかな情景になります。
He found a strong rubber band to hold all the old photos together carefully.
彼は古い写真をすべて丁寧にまとめるために、丈夫な輪ゴムを見つけました。
※ 【情景】大切な古い写真をなくさないように、丁寧にまとめている様子が伝わってきますね。ここでは、`rubber band`(輪ゴム)という具体的な「帯」として使われています。 【ポイント】`hold ... together` で「~をまとめる、束ねる」という意味になります。`carefully`(丁寧に)を加えることで、彼の気持ちが表現されています。
The security guard wore a bright yellow band on his arm for easy identification.
警備員は、すぐに識別できるように腕に明るい黄色の帯を巻いていました。
※ 【情景】イベント会場などで、警備員が「腕章」のような「帯」を身につけている様子が想像できますね。この `band` は腕に巻く「アームバンド」や「腕章」のような「帯」を指します。 【ポイント】`wear a band on his arm` で「腕にバンドを巻く」という自然な表現です。`for easy identification`(簡単に識別できるように)という目的を加えることで、状況がより明確になります。
コロケーション
金管楽器を中心とした楽団
※ 金管楽器(トランペット、トロンボーン、ホルンなど)を主体とする楽団を指します。主に野外演奏や行進などで演奏されることが多く、華やかで力強いサウンドが特徴です。日本語では『ブラスバンド』として定着していますが、英語では『brass band』がより一般的です。学校のクラブ活動や地域のお祭りなどでよく見られます。文法的には 'adjective + noun' の組み合わせで、'brass' が金管楽器を指す形容詞として機能しています。
固い絆で結ばれた仲間たち
※ シェイクスピアの戯曲『ヘンリー五世』に由来する表現で、特に戦場などで生死を共にした兵士たちの強い絆を表します。比喩的に、共通の目的のために困難を乗り越えてきた仲間たち、あるいは非常に結束力の強い集団を指すことがあります。ビジネスシーンでは、スタートアップ企業の創業メンバーなどを指して使われることもあります。文学的、あるいはやや格式ばった響きを持つ表現です。構文は 'noun + preposition + noun' で、'of brothers' が 'band' を修飾しています。
一人で複数の楽器を演奏する人、または一人で何役もこなす人
※ 文字通り、一人で複数の楽器を同時に演奏するパフォーマーを指します。転じて、一人で様々な役割をこなす人、特に組織の中で少人数で多くの業務をこなす状況を指す比喩表現としても使われます。『彼はまるで一人オーケストラのようだ』のように、その多才ぶりを褒め称える意味合いで用いられることが多いです。ビジネスシーンでは、特に中小企業やスタートアップで、一人の従業員が複数の役割を担う状況を指す際に使われます。構文は 'number + noun + noun' で、'one-man' が複合形容詞として機能しています。
結婚指輪
※ 結婚の際に交換する指輪を指します。単に『指輪』と言うよりも、結婚という特別な意味合いを強調する際に用いられます。宝石などが付いていないシンプルなデザインの指輪を指すことが多いです。また、結婚式で演奏する楽団を指す場合もありますが、指輪の意味で使われる頻度の方が高いです。構文は 'noun + noun' で、'wedding' が名詞として 'band' を修飾しています。
帯域幅、情報伝達能力
※ 元々は通信工学の用語で、一定時間に伝送できるデータの量を指します。比喩的に、人の処理能力や対応可能な範囲を指すことがあります。『彼はキャパシティが広い』というように、多くのタスクをこなせる能力を指して使われます。ビジネスシーンでは、プロジェクトの進捗状況やチームの作業負荷などを評価する際に用いられます。構文は 'noun + noun' で、'bandwidth' という複合名詞を形成しています。
輪ゴム
※ 物を束ねたり、固定したりするために使用する、ゴム製の輪状の道具です。非常に一般的な日用品であり、オフィスや家庭で広く使用されています。比喩的な意味合いはほとんどなく、文字通りの意味で使われます。ただし、『ルールを曲げる』ことを『stretch the rubber band』と表現することがあります。構文は 'noun + noun' で、'rubber' が名詞として 'band' を修飾しています。
使用シーン
学術論文や研究発表で、「特定の範囲」「帯域」といった意味で使われます。例:スペクトル分析において「特定の周波数帯(band)における信号強度を測定した」と報告する場面や、社会学の研究で「特定の年齢層(age band)の意見を分析した」と記述する場面。
ビジネス文書や会議で、比喩的に「範囲」「段階」といった意味で使用されることがあります。例:給与体系について「給与バンド(salary band)を設定する」と説明する場面や、プロジェクトの進捗状況を報告する際に「許容範囲(acceptable band)内で推移している」と述べる場面。
日常会話では、音楽関連の話題で「バンド」として使われることが多いです。例:友人との会話で「週末に好きなバンド(band)のライブに行く」と話す場面や、テレビのニュースで「有名なバンド(band)が解散を発表した」と報道される場面。また、怪我をした際に包帯を巻く、髪を束ねるヘアバンドなど、物理的な「帯」を指す場合にも使われます。
関連語
類義語
一般的に『集団』や『グループ』を指し、共通の目的や興味を持つ人々の集まりを意味する。ビジネス、日常会話、学術など幅広い場面で使用される。 【ニュアンスの違い】『band』よりも広義で、音楽グループに限らず、様々な種類の集団を指す。フォーマルな場面でも使用可能。 【混同しやすい点】『group』は可算名詞であり、単数形・複数形を意識する必要がある。また、特定の音楽グループを指す場合は、『band』の方がより適切。
- ensemble
音楽、特にクラシック音楽やジャズにおいて、『合奏団』や『アンサンブル』を指す。少人数のグループで、各奏者が独立したパートを演奏する。 【ニュアンスの違い】『band』よりもフォーマルで、より洗練された音楽グループを指すことが多い。また、演奏形態や音楽ジャンルが限定される。 【混同しやすい点】『ensemble』は、ポップスやロックなどの大衆音楽のグループには通常使用されない。また、不可算名詞として扱われる場合もある。
- troupe
主に演劇やサーカスなどの『一座』や『劇団』を指す。特定の場所で定期的に公演を行うグループを意味する。 【ニュアンスの違い】『band』とは異なり、音楽演奏に限定されない。また、エンターテイメント性の強いグループを指すことが多い。 【混同しやすい点】『troupe』は、音楽グループには通常使用されない。また、特定の演劇スタイルやパフォーマンスに関連付けられることが多い。
特定の作業を行う『作業員』や『乗組員』の集団を指す。映画撮影、建設現場、航空機など、特定のタスクを遂行するグループを意味する。 【ニュアンスの違い】『band』とは異なり、音楽演奏とは無関係。また、専門的なスキルを持つ人々の集まりを指すことが多い。 【混同しやすい点】『crew』は、音楽グループには通常使用されない。また、特定の職業や業界に関連付けられることが多い。
共通の目標を達成するために協力する『チーム』を指す。スポーツ、ビジネス、学術研究など、様々な分野で使用される。 【ニュアンスの違い】『band』よりも協調性や競争のニュアンスが強い。また、特定の目標に向かって組織的に活動するグループを指す。 【混同しやすい点】『team』は、音楽グループにも使用されることがあるが、スポーツチームやビジネスチームなど、より広範な意味を持つ。
『会社』や『劇団』を指す。ビジネスやエンターテイメントなど、特定の目的のために組織されたグループを意味する。 【ニュアンスの違い】『band』よりもフォーマルで、より組織的なグループを指すことが多い。また、利益追求や芸術活動など、特定の目的を持つ。 【混同しやすい点】『company』は、音楽グループにも使用されることがあるが、ビジネスの文脈では『会社』の意味が強くなる。
派生語
『包帯』という意味の名詞。元々は『band』で縛る行為を指し、それが転じて傷口を覆う布を意味するようになった。日常的な場面で使われる。
- banded
『バンドで縛られた』『縞模様の』という意味の形容詞。『band』が動詞として使われ、過去分詞形が形容詞化した。動物や鉱物の特徴を説明する際など、やや専門的な文脈で使用される。
- bandwagon
『楽隊車』または『時流に乗る』という意味の名詞。元々はパレードで楽隊が乗る車を指し、そこから『成功しているものに便乗する』という意味に転じた。政治や社会現象を語る際に比喩的に用いられる。
反意語
『個々の』『個人の』という意味。集団を意味する『band』とは対照的に、分離・独立した存在を強調する。日常会話からビジネス、学術まで幅広く使われる。
『分離する』『取り外す』という意味の動詞。『band』が結束や結合を意味するのに対し、こちらはその逆の行為を表す。物理的な分離だけでなく、組織からの離脱など抽象的な意味でも用いられる。
『孤立させる』『隔離する』という意味の動詞。『band』が集団形成を意味するのに対し、こちらは意図的に集団から引き離す行為を表す。感染症対策や社会問題の文脈でよく使われる。
語源
「band」の語源は、ゲルマン祖語の*bandanan(縛るもの、帯)に遡ります。これはさらにインド・ヨーロッパ祖語の*bhendh-(縛る、束ねる)に由来します。つまり、「band」はもともと何かを「縛り付けるもの」や「束ねるもの」を意味していました。このイメージから、「結束」「団結」「帯」といった意味に発展していったと考えられます。例えば、物を束ねる「バンド」や、音楽を演奏する「バンド」は、それぞれ物をまとめるもの、人々が結束して音楽を奏でる集団という原義を反映しています。日本語の「絆(きずな)」のように、人々を結びつける見えない力という意味合いも含まれていると言えるでしょう。
暗記法
「band」は結束の象徴。音楽では、ビートルズのように時代を彩る一体感を生み出す。社会では、盗賊団のように負の結束も意味する。手錠や結婚指輪のように束縛も表し、自由と義務、希望と絶望が交錯する。人々を繋ぎ、時に縛る、文化を映す多面的な言葉。その響きには、社会の光と影が宿る。
混同しやすい単語
『band』と発音が非常に似ており、特に語尾の 'd' の有無が聞き取りにくい場合があります。スペルも 'a' と 'an' の違いのみで視覚的に混同しやすいです。『brand』は『ブランド』や『銘柄』という意味で、名詞または動詞として使われます。日本人学習者は、文脈から意味を判断し、語尾の子音を意識して発音練習することが重要です。語源的には、ゲルマン祖語の『焼印』を意味する言葉に由来し、そこから『特徴』や『象徴』といった意味に発展しました。
『band』と発音が似ており、特に語尾の 'd' の有無が聞き取りにくいことがあります。スペルも 'a' と 'e' の違いのみで視覚的に混同しやすいです。『bend』は『曲げる』という意味の動詞で、名詞としては『カーブ』を意味します。文脈が大きく異なるため、注意深く意味を理解することが重要です。語源的には、ゲルマン祖語の『曲げる』という意味の言葉に由来します。
『band』と発音が似ており、特に過去分詞形の『banned』は、語尾の 'd' の音が重なるため混同しやすいです。『banned』は『禁止された』という意味で、『ban』の過去分詞形です。意味が全く異なるため、文脈から判断することが重要です。発音する際は、語尾の 'd' を意識することで区別できます。
『band』と母音の音が似ており、特に日本人学習者には区別が難しい場合があります。スペルも 'a' と 'o' の違いのみで視覚的に混同しやすいです。『bond』は『絆』や『結束』という意味で、名詞または動詞として使われます。意味が大きく異なるため、文脈から判断することが重要です。語源的には、古ノルド語の『住む』という意味の言葉に由来し、『束ねる』や『結びつける』といった意味に発展しました。
『band』と発音が非常に近く、特に日本人には区別が難しい場合があります。スペルも 'a' と 'u' の違いのみで、視覚的にも混同しやすいです。『bund』は、主に中国の租界地の堤防道路を指す言葉で、地理的な文脈で使われます。使用頻度は低いですが、特定の文脈で登場するため、注意が必要です。語源はヒンディー語の『堤防』に由来します。
『band』に 'ed' がついた過去分詞・過去形であり、『帯状の模様がつけられた』という意味になります。発音が似ているため、文脈によっては混同しやすいかもしれません。例えば、「banded agate」(縞瑪瑙)のように使われます。動詞の過去形なのか、形容詞的な用法なのか、文脈から判断する必要があります。
誤用例
『band together』は、どちらかというとインフォーマルな表現で、特に共通の目的のために一時的に集まるニュアンスが強いです。訴訟のようなフォーマルな状況では、より客観的で、継続的な団結を示す『unite』が適切です。日本人が『結束する』という言葉から直接『band』を思い浮かべやすいですが、ビジネスシーンでは語感が軽く聞こえる可能性があります。
『band』は通常、ロックやポップス、ジャズなどの音楽グループを指します。クラシック音楽の場合は『orchestra』を使うのが一般的です。日本人は『楽団』という言葉をそのまま『band』と訳しがちですが、英語では音楽のジャンルによって使い分けが必要です。クラシック音楽の持つフォーマルなイメージには、より格式高い『orchestra』がふさわしいと言えます。
この誤用は、日本語の『〜のファン』という表現を直訳しようとした結果、意味不明になった例です。『band』は音楽グループを指すため、人を指す場合は『supporter』や『fan』を使う必要があります。また、『big』は程度を表す形容詞として適切ですが、『大きなバンド』という意味にも解釈できるため、ここでは『熱心な』という意味合いで『big supporter』とするのが自然です。日本人がよくやる『A of B』という所有格表現を安易に使うと、このような誤りが起こりやすいです。
文化的背景
「band」という言葉は、元来「結束」や「束ねられたもの」を意味し、音楽、社会、そして束縛といった多岐にわたる文化的イメージを内包します。人々を繋ぎ、共通の目的のために団結させる力強い象徴として、その意味合いは時代とともに深化してきました。
音楽における「band」は、単なる演奏家の集まり以上の意味を持ちます。それは、共通の音楽的志向を持つ人々が、調和のとれた音を奏でることで生まれる連帯感の象徴です。ビートルズやローリング・ストーンズのような伝説的なバンドは、単に音楽を演奏するだけでなく、それぞれの時代精神を体現し、社会現象を巻き起こしました。彼らの音楽は、世代を超えて人々の心を結びつけ、共通の体験や記憶を共有する基盤となりました。したがって、「band」という言葉は、音楽を通じて生まれる一体感や、社会的な繋がりを象徴するものとして、深く文化に根ざしています。
社会的な文脈における「band」は、特定の目的や価値観を共有する人々の集団を指します。部族社会における狩猟グループや、現代社会における政治的な団体など、その形態は様々ですが、共通の目標に向かって協力し、結束することで力を発揮するという点は共通しています。また、「a band of thieves(盗賊団)」のように、否定的な意味合いで使用されることもあります。これは、社会の規範から逸脱した集団が、結束することで社会に脅威を与える可能性を示唆しています。このように、「band」は、社会的な結束が持つ両義性、すなわち、善と悪の両方の可能性を内包する言葉として、文化的な意味合いを帯びています。
さらに、「band」は物理的な束縛や制限を意味することもあります。例えば、「handcuffs(手錠)」は、自由を奪うための「band」の一種であり、権力による抑圧や束縛を象徴します。また、「wedding band(結婚指輪)」は、愛と誓いによって結ばれた二人の関係を象徴する一方で、一定の責任や義務を伴う束縛を意味することもあります。このように、「band」は、自由と束縛、希望と絶望といった相反する概念を結びつけ、人間の複雑な感情や社会的な関係性を表現する言葉として、多様な文化的背景を持っています。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題(特に準1級以上)。稀にリスニングでも使われる。
- 頻度と級・パート: 準1級、1級で頻出。2級でも長文読解で登場の可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 様々な文脈で登場するが、音楽関連、集団、範囲などの意味で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 名詞(集団、帯、範囲など)、動詞(団結する、縛るなど)の意味の使い分けを意識する。関連語句(bandwidth, armbandなど)も一緒に覚えると効果的。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)で登場。
- 頻度と級・パート: Part 7で比較的よく見られる。Part 5でも稀に出題。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンで使われる場合、特に「帯域幅(bandwidth)」の意味で技術的な文脈で登場することがある。その他、コンサートやイベント関連の文脈も考えられる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から適切な意味を判断することが重要。「帯域幅」の意味を知っておくと有利。関連語句やコロケーション(e.g., a band of volunteers)も合わせて学習する。
- 出題形式: リーディングセクションで頻出。リスニングセクションでも講義形式の文章で登場。
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで高頻度。アカデミックな内容で登場しやすい。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな文章で、統計データや研究結果を説明する際に「範囲、帯」の意味で使われることが多い。音楽バンドの意味で使われることもある。
- 学習者への注意点・アドバイス: 抽象的な意味での「範囲、帯」という用法を理解することが重要。文脈から意味を正確に判断する練習が必要。
- 出題形式: 長文読解問題で頻出。文法問題や語彙問題で問われることもある。
- 頻度と級・パート: 難関大学ほど出題頻度が高い傾向がある。
- 文脈・例題の特徴: 様々なテーマの文章で登場するが、社会問題、文化、科学技術など、幅広い分野で使われる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から適切な意味を推測する能力が求められる。多義語であることを意識し、複数の意味を覚えておくことが重要。