pass out
'pass' の /æ/ は日本語の『ア』と『エ』の中間のような音で、口を大きく開けて発音します。 'out' の /aʊ/ は二重母音で、『ア』から『ウ』へスムーズに変化させるのがポイント。全体として強勢は 'pass' に置かれ、 'out' はやや弱く発音されます。日本語の平板な発音にならないように注意しましょう。
専門的な内容に関するご注意
このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。
意識を失う
一時的に意識を失うこと。原因は様々だが、病気やショック、疲労などが考えられる。突然倒れるイメージ。
She felt very hot and suddenly passed out during the outdoor concert.
彼女はとても暑く感じ、野外コンサート中に突然意識を失いました。
※ 暑さで体調を崩し、急に意識を失う典型的な状況です。賑やかな屋外コンサートという場面が、熱中症の危険性をリアルに伝えます。「suddenly(突然)」という言葉が、予期せぬ出来事を強調しています。
After skipping breakfast, he started to feel weak and passed out in the kitchen.
朝食を抜いた後、彼は体が弱くなったと感じ始め、キッチンで意識を失いました。
※ 空腹や疲労が原因で意識を失う場面です。「skipping breakfast(朝食を抜く)」という具体的な行動が、意識を失った原因を明確にしています。日常生活で起こりうる、身近な状況ですね。
The little girl screamed when she saw the big spider and passed out.
小さな女の子は大きなクモを見て叫び、意識を失いました。
※ 強い恐怖やショックで意識を失う様子を描写しています。想像するだけでゾッとするような「大きなクモ」と「叫ぶ」という行動が、その恐怖の度合いを鮮明に伝えています。
配布する
多くの人に何かを配ること。テストや書類、パンフレットなどを配る場面で使われる。
The teacher asked us to help her pass out the test papers quickly.
先生は私たちに、テスト用紙を早く配るのを手伝ってほしいと頼みました。
※ 教室で、先生がたくさんのテスト用紙を生徒に配るのを手伝ってもらっている場面です。「pass out」は、手から手へ順番に「配布する」というニュアンスがよく表れています。
At the concert entrance, staff started to pass out programs to everyone.
コンサートの入り口で、スタッフがみんなにプログラムを配り始めました。
※ コンサート会場の入り口で、来場者一人ひとりにパンフレットを手渡している情景です。イベントなどでたくさんの人に何かを配る際によく使われます。
Before the meeting, she carefully began to pass out the handouts to all attendees.
会議の前に、彼女は慎重に、出席者全員に資料を配り始めました。
※ 会議室で、プレゼンターが参加者全員に資料を手渡しで配っている様子が目に浮かびます。「pass out」は、ビジネスの場でも、書類や資料を配る際によく使われる表現です。
合格する
試験や検閲などを通過すること。基準を満たして認められるニュアンス。
After years of hard work, she finally passed out of law school.
長年の努力の末、彼女はついに法科大学院を卒業しました。
※ この 'pass out' は、「(試験に合格して)学校や特定の課程を卒業する」というニュアンスで使われます。特にアメリカ英語で耳にすることがあります。ここでは、厳しい学習を経て、最終試験に合格し、無事に卒業した喜びの場面を表しています。
He was so proud when he passed out of the police academy.
彼は警察学校を卒業した(=訓練を修了し合格した)とき、とても誇らしく感じました。
※ ここでの 'pass out' も、特定の訓練学校やプログラムを「修了して資格を得る、合格する」という場面で使われます。厳しい訓練を乗り越え、晴れて警察官になるための資格を得た瞬間の達成感と誇らしさが伝わるシーンです。
Only a few strong candidates can pass out of the special forces training.
ほんの一握りの強力な候補者だけが、特殊部隊の訓練に合格できます。
※ この例文では、「非常に厳しい選抜や訓練を終えて、最終的に合格・修了する」というニュアンスで 'pass out' を使っています。高い基準をクリアする必要がある状況を示しています。一般的な「試験に合格する」場合は、'pass the exam' と言うのが自然でよく使われます。
コロケーション
酔いつぶれて意識を失う
※ アルコールの過剰摂取により意識を失う状態を指します。 'drunk' は状態を表す形容詞として 'pass out' を修飾し、原因が飲酒であることを明確にします。口語表現で、フォーマルな場面には不向きです。類似表現に 'pass out from drinking' がありますが、'pass out drunk' の方がより一般的です。文化的な背景として、過度な飲酒をユーモラスに、あるいは批判的に描写する際に用いられることがあります。
チラシを配る
※ 'flyers' は広告や告知のためのチラシを意味します。 'pass out' はここでは『配布する』という意味合いで使われ、直接手渡すニュアンスを含みます。ビジネスシーンやイベントなどで頻繁に使われる表現で、'hand out flyers' とほぼ同義ですが、 'pass out' はよりカジュアルな印象を与えます。類似表現として 'distribute flyers' がありますが、こちらはよりフォーマルな印象です。
完全に意識を失う、気を失う
※ 'cold' はここでは『完全に』という意味合いを強調する副詞として用いられ、完全に意識を失った状態を表します。原因が特定できない場合や、原因をぼかしたい場合に使われます。口語的な表現で、深刻な状況を表す場合にも、軽いニュアンスで伝える場合にも使われます。類似表現として 'knocked out cold' がありますが、こちらは外的な衝撃によって意識を失った場合に使われることが多いです。
疲労困憊で意識を失う
※ 'exhaustion' は極度の疲労状態を指し、それが原因で意識を失うことを意味します。肉体的、精神的な疲労が限界に達した状況で使用されます。 'from exhaustion' は原因を示す前置詞句で、意識を失った理由を明確にします。ビジネスシーンやスポーツなど、極度の疲労が想定される状況で使われることがあります。類似表現として 'collapse from exhaustion' がありますが、こちらは倒れるという動作を伴うニュアンスが強いです。
もう少しで意識を失いそうになる
※ 'nearly' は『ほとんど~』という意味の副詞で、意識を失う寸前の状態を表します。体調不良やショックな出来事など、何らかの原因で意識を失いかけた状況で使用されます。口語表現で、切迫した状況を伝える際に用いられます。類似表現として 'almost pass out' がありますが、意味はほぼ同じです。
招待状を配る
※ 'invitations' は招待状を意味します。 'pass out' はここでは『配布する』という意味合いで使われ、手渡しで招待状を配るニュアンスを含みます。結婚式やパーティーなど、イベントの招待状を配る際に使われることが多いです。類似表現として 'hand out invitations' がありますが、 'pass out' の方がよりカジュアルな印象を与えます。
お菓子を配る
※ 'sweets' はお菓子全般を指します。 'pass out' はここでは『配布する』という意味合いで使われ、特に子供たちにお菓子を配る場面でよく用いられます。ハロウィーンやクリスマスなど、お菓子を配るイベントで使われることが多いです。類似表現として 'give out sweets' がありますが、 'pass out' の方がよりカジュアルな印象を与えます。
使用シーン
講義や学術論文で使われる。「pass out」が「配布する」の意味で、プリントや資料を配る際に使われる。例: "The professor will pass out the exam papers." (教授が試験用紙を配布します。)また、「意識を失う」という意味で、医学や心理学の分野で、症状や状態を説明する際に使われることもある。例: "The patient passed out due to low blood pressure."(患者は低血圧で意識を失った。)
ビジネスシーンでは、「配布する」の意味で、資料やパンフレットを配る際に使われることがある。例:"We will pass out the brochures at the conference."(会議でパンフレットを配布します。)「意識を失う」という意味では、事故報告書などで稀に使われる程度。例: "The employee passed out at his desk." (従業員がデスクで意識を失った。)。合格するという意味では、資格試験の合否通知などで使われる場合がある。
日常会話では、「意識を失う」という意味でよく使われる。例: "I almost passed out from the heat."(暑さで意識を失いかけた。)また、「配布する」という意味で、チラシやサンプルを配る状況でも使われる。例:"They were passing out flyers for the new restaurant."(彼らは新しいレストランのチラシを配っていた。)合格するという意味では、試験の結果について話す際に使われることもあります。
関連語
類義語
一時的に意識を失うこと。医学的な状況や、強い感情、過労などが原因で起こる場合に使われる。日常会話で広く使われる。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりもフォーマルな印象があり、原因がより深刻である可能性を示唆することがある。感情的な要因よりも、生理的な要因による意識喪失を指すことが多い。 【混同しやすい点】"faint"は名詞としても動詞としても使えるが、"pass out"は句動詞としてのみ使われる点。また、"faint"はより医学的な文脈で使用されることが多い。
- black out
一時的に意識を失うこと。アルコールや薬物の影響、または外傷などが原因で起こる場合に使われる。日常会話で使われる。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりも口語的で、原因がアルコールや薬物に関連していることを暗示することがある。記憶がなくなるというニュアンスを含む場合もある。 【混同しやすい点】"black out"は、意識を失った期間の記憶がないことを強調する際に使われることが多い。"pass out"は単に意識を失う行為を指す。
- lose consciousness
意識を失うという状態をより直接的に表現する。医学的な状況や、事故など、フォーマルな場面で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりもフォーマルで、客観的な記述に適している。感情的なニュアンスは含まない。 【混同しやすい点】"lose consciousness"は、医学的な報告書やニュース記事など、より客観的で正確な情報を伝える必要がある場面で好まれる。"pass out"は日常会話でより一般的。
突然倒れること。体力的な限界、病気、または精神的なショックなどが原因で起こる場合に使われる。ニュース記事などでも使われる。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりも、身体的な崩壊や衰弱のイメージが強い。必ずしも意識を失うとは限らない。 【混同しやすい点】"collapse"は、意識を失うだけでなく、身体が制御不能になる状態を含む。"pass out"は意識を失うことに焦点を当てている。
- go unconscious
意識を失う状態になることを指す。医学的な文脈や、事故の状況説明などで使われる。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりも少しフォーマルで、客観的な状況説明に適している。医学的な状態を説明する際によく使われる。 【混同しやすい点】"go unconscious"は、意識を失う過程を強調する際に使われることが多い。"pass out"は結果としての意識喪失を指す。
病気、誘惑、圧力などに屈すること。意識を失うという意味では、病気や疲労に屈して倒れる状況で使われる。文学的な表現。 【ニュアンスの違い】"pass out"よりも非常にフォーマルで、文学的な響きを持つ。敗北や屈服のニュアンスが強い。 【混同しやすい点】"succumb"は、意識を失うことだけでなく、抵抗できずに負けるという概念を含む。"pass out"は単に意識を失う行為を指す。
派生語
『通過』『経過』『一節』などの意味を持つ名詞。『pass』の動作や状態を表す抽象名詞。日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われる。時間や空間の経過、文章の一部分を指すことが多い。
『乗客』を意味する名詞。『pass』に『~する人』という意味の『-enger』がついた形。乗り物を『通過する人』というイメージ。日常会話で頻繁に使われる。
- passing
『一時的な』『通り過ぎる』という意味の形容詞、または『死』を婉曲的に表す名詞。『pass』の現在分詞形が形容詞として使われるようになった。人の死をsoftに伝える際に用いられる。
語源
"Pass out"は、いくつかの異なる意味を持つ句動詞ですが、それぞれの意味で語源的なつながりが見られます。まず、「意識を失う」という意味では、「pass」は「通過する、過ぎ去る」という概念を表し、「out」は「外へ、なくなる」という意味合いを持ちます。つまり、意識が自分の中から過ぎ去ってなくなる、というイメージです。次に、「配布する」という意味では、「pass」は「手渡す、伝える」という意味合いを持ち、「out」は「外へ、広く」という意味合いを持ちます。これは、何かを人々の間に広く行き渡らせる、というイメージです。これらの意味は、一見異なって見えますが、「ある状態から別の状態へ移行する」という「pass」の根本的な意味と、「外へ、広がる」という「out」の方向性が共通しており、それぞれの文脈で意味が派生したと考えられます。例えば、日本語の「配る」も、元々は「気を配る」のように注意を向ける意味から、物を分配するという意味に転じたのと似たような語彙の進化が見られます。
暗記法
「pass out」は気絶の陰に、過労や貧困で悲鳴を上げる身体、絶望からの逃避願望が潜む。文学作品では精神的苦悩の象徴。現代では自己制御を失った依存症も暗示する。一方、アメリカでは合格や配布にも使い、卒業証書の授与は新たなステージへの通過儀礼、食料の配布は連帯の表明となる。光と影、両義性こそが「pass out」の深み。
混同しやすい単語
『pass』と発音が非常に似ており、特にネイティブの発音では区別がつきにくいことがあります。綴りも似ていますが、't' の有無が異なります。『過去』や『過ぎ去った』という意味で、品詞は名詞、形容詞、前置詞、副詞として使われます。文脈によって意味が大きく異なるため、注意が必要です。passの過去形、過去分詞形はpassedであることも混乱を招く一因です。
『pass』と発音が似ており、特に母音部分が曖昧になりやすいです。綴りは全く異なりますが、音だけで判断すると間違えやすいです。『平和』という意味で、名詞として使われます。passは動詞で意味も全く異なるため、文脈で判断する必要があります。
pass と発音が似ています。特にアメリカ英語では母音の区別がつきにくいことがあります。綴りも 'a' と 'a' の違いのみで、視覚的にも混同しやすいです。『ペース』という意味で、名詞または動詞として使われます。passが「通り過ぎる」という意味合いなのに対し、paceは「速度」や「歩調」を表すため、意味の違いを意識することが重要です。
pass out の pass と pause は、スペルと発音(特に母音)が似ており、混同しやすいです。pause は「一時停止」という意味で、名詞または動詞として使われます。passは「通過する」という意味なのに対し、pauseは「中断する」という意味のため、意味の違いを意識することが重要です。発音記号を確認し、母音の違いを意識しましょう。
pass と最初の音が同じで、スペルも似ているため、混同しやすいです。parse は「構文解析する」という意味で、主にプログラミングや言語学の分野で使われる動詞です。日常会話ではあまり使われませんが、専門的な文脈では注意が必要です。カタカナ英語の「パース」という言葉も存在しますが、これは perspective (遠近法) を意味する語であり、発音も意味も異なるため混同しないようにしましょう。
pass とは母音の音が異なりますが、日本語話者には区別が難しい場合があります。スペルも似ており、特に手書きの場合に混同しやすいです。『膿』という意味で、名詞として使われます。医学的な文脈で登場することがあります。passとは全く異なる意味なので、文脈から判断することが重要です。
誤用例
「pass out」は「意識を失う」という意味が一般的であり、「意見を表明する」という意味では不適切です。日本人が「(会議で疲れて)意見を出し切りたい」というニュアンスを直訳的に表現しようとして、誤って「pass out」を選んでしまうことがあります。正しくは「voice my opinion」や「express my views」などを使うべきです。英語では、意見は『出す』のではなく『声に出す』『表現する』という捉え方をします。
「pass out」は「(物を)配る」という意味もありますが、試験などの提出物を渡す場合には使いません。日本人が「(試験を)渡す」という行為をそのまま英語にしようとして「pass out」を選んでしまう誤用です。試験を提出する場合は「hand in」が適切です。「pass out」は、例えばパーティーで飲み物を配るような場面で使われます。試験はフォーマルな場面なので、より適切な動詞を選ぶ必要があります。
「pass out」は「配る」という意味で使えるものの、金銭を配る(支給する)場合には通常使いません。日本人が「ボーナスを配る」という表現を直訳的に捉え、「pass out」を選択してしまうことがあります。ボーナスなど金銭の支給には「pay out」がより自然です。「pass out」は、チラシやパンフレットなど、物理的な物を配る際に適しています。ボーナスは給与の一部として支払われるため、「pay」に関連する動詞を使うのが適切です。
文化的背景
「Pass out」は、現代英語において「意識を失う」「気絶する」という意味で広く使われますが、その背後には、身体的な限界や制御不能な状態に陥るという、人間存在の脆弱性を象徴する文化的な意味合いが潜んでいます。また、特にアメリカ英語においては、「(試験などに)合格する」「(物を)配る」という意味も持ち、ある種の通過儀礼や社会的な役割を果たすというニュアンスも含まれています。
「Pass out」が「気絶する」という意味で使われるようになったのは、19世紀頃からだとされています。産業革命以降、都市化が進み、人々の生活環境が悪化する中で、過労や栄養不足による失神が頻繁に起こるようになりました。特に、工場労働者や貧困層の人々にとっては、日常的な出来事であり、その様子を「pass out」という言葉で表現するようになったと考えられます。この用法は、単に意識を失うという生理現象だけでなく、社会的な抑圧や貧困によって身体が悲鳴を上げている状態を暗示するものでもありました。
また、「pass out」は、文学作品や映画などでも、登場人物の精神的な苦悩や極限状態を描写する際に効果的に用いられます。例えば、主人公が絶望的な状況に追い込まれ、精神的な限界を迎えた時に、「pass out」することで、一時的に現実から逃避する様子が表現されます。これは、人間の精神的な脆弱性や、現実からの逃避願望を象徴するものであり、読者や観客に強い印象を与えます。さらに、現代社会においては、アルコールや薬物の過剰摂取による失神も「pass out」と表現されることが多く、自己制御の喪失や依存症といった問題とも関連付けられます。
一方、アメリカ英語における「(試験などに)合格する」「(物を)配る」という意味は、前向きなニュアンスを含んでいます。「Pass out」は、単に物を手渡すだけでなく、ある種の儀式や役割を伴う行為を意味することがあります。例えば、卒業式で卒業証書が「passed out」される場合、それは単なる書類の授与ではなく、卒業生が新たなステージに進むための通過儀礼としての意味合いを持ちます。また、ボランティア活動で食料を「pass out」する場合、それは単なる施しではなく、困窮している人々への連帯や支援の表明として捉えられます。このように、「pass out」は、社会的なつながりや役割を果たす行為を象徴する言葉としても用いられます。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題(短文の空所補充)、長文読解、リスニング(会話)
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。2級でも稀に出題。語彙問題、長文読解、リスニングのPart 3, 4
- 文脈・例題の特徴: ニュース記事、エッセイ、物語など多様な文脈で出現。「意識を失う」意味では日常会話、「(物を)配る」意味ではフォーマルな場面も。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「意識を失う」と「配る」の2つの主要な意味を区別。文脈から判断することが重要。類似表現(faint, distribute)との使い分けも意識。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: 比較的頻出。Part 5では語彙問題、Part 7では文脈理解を問われる。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンでの使用が中心。「(書類などを)配布する」意味で使われることが多い。会議、イベント、人事関連の文書など。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「配る」の意味での出題が多い。「意識を失う」意味は稀。同義語(hand out, distribute)との関連付けが有効。
- 出題形式: リーディング、リスニング
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで比較的頻出。リスニングセクションでも講義形式の内容で稀に出題。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな文脈。「意識を失う」意味で使用されることが多い。医学、心理学、歴史などの分野で出現。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「意識を失う」意味を重点的に学習。高度な語彙力と文脈理解が求められる。類似表現(lose consciousness)を覚えておくと役立つ。
- 出題形式: 長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学で頻出。標準的な大学でも稀に出題。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など多様な文脈で出現。「意識を失う」「配る」両方の意味で使用される。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を判断する能力が重要。特に「意識を失う」意味での出題が多い。前後の文脈を注意深く読むこと。