indent
第一音節の母音 /ɪ/ は、日本語の『イ』よりも口を少し開いて発音します。第二音節の 'de' は曖昧母音 /ə/ に近く、弱く発音されるため、日本語の『デ』よりもぼやけた音になります。強勢は第二音節にあります。't' はしっかりと発音しましょう。
字下げする
文章やコードの行頭に空白を挿入して、構造を視覚的に示すこと。段落の開始や、プログラムのネスト構造を表現する際に使われる。
He learned to indent the first line of every new paragraph.
彼は新しい段落の最初の行を字下げすることを学んだ。
※ 学校で作文やレポートの書き方を学んでいる生徒が、段落の始まりをきれいに整えるために字下げしている様子が目に浮かびます。文章作成の基本的なルールとして「字下げ」は非常に一般的です。「indent」は動詞で「~を字下げする」という意味です。ここでは「to indent」で「字下げすること」という不定詞の名詞的用法になっています。
Please indent the bullet points to make your report clear.
報告書を分かりやすくするために、箇条書きの項目を字下げしてください。
※ 職場で上司が部下に対し、または先生が生徒に、提出する書類の見栄えを良くするための具体的な指示を出している場面です。ビジネス文書や学術論文で箇条書きを使う際に、視覚的な整理として「字下げ」は頻繁に用いられます。「Please + 動詞の原形」で丁寧な指示や依頼を表します。「to make ~ clear」は「~を明確にするために」という目的を表します。
Good programmers always indent their code to make it easy to read.
良いプログラマーは、コードを読みやすくするために常に字下げをします。
※ コンピュータの授業やプログラミングの現場で、コードの書き方について学んでいる、または話し合っている場面です。プログラミングの世界では、コードの可読性を高めるために字下げ(インデント)をすることは必須の習慣となっています。「always + 動詞」で「いつも~する」という習慣や一般的な事実を表します。「to make it easy to read」は「それを読みやすくするために」という目的を表します。
字下げ
文章やコードにおける、行頭の空白部分のこと。構造を明確にするために用いられる。
He remembered the report rule and carefully added an indent to the first paragraph.
彼はレポートのルールを思い出し、最初の段落に慎重に字下げを加えました。
※ レポートを提出する直前、学生が「あれ、字下げが必要だった!」と思い出して、焦りながらも丁寧に調整している様子が目に浮かびますね。論文やビジネス文書では、段落の冒頭に字下げをするのが一般的なルールです。`add an indent`で「字下げを加える」という表現を覚えましょう。
The programmer added a proper indent to every line to make the code clear.
そのプログラマーは、コードを見やすくするために、すべての行に適切な字下げを入れました。
※ パソコンに向かって集中しているプログラマーが、整然と並んだコードを見て「よし!」と満足している場面です。プログラミングでは、コードの構造を視覚的に分かりやすくするために字下げが非常に重要になります。`make X clear`は「Xを分かりやすくする」という意味で、日常会話でもよく使う表現です。
The teacher told us to use an indent for each item to make the bulleted list look neat.
先生は、箇条書きのリストをきれいに見せるために、それぞれの項目に字下げを使うようにと教えてくれました。
※ 教室で、先生がホワイトボードに例を書きながら、箇条書きの書き方を説明している情景です。箇条書きやリストで項目が階層的になっている場合など、字下げを使うことで、より整理され、見やすい文書になります。`use an indent for X`で「Xに字下げを使う」という言い方を覚えましょう。`bulleted list`は「箇条書き」のことです。
コロケーション
段落を下げる、字下げする
※ 文章作成における基本的な操作で、新しい段落の開始位置を他の行よりも右にずらすことを指します。文頭を視覚的に区切り、読みやすくする効果があります。Wordなどのワープロソフトでは、Tabキーや書式設定で簡単に行えます。ビジネス文書や学術論文など、フォーマルな文章で頻繁に使われます。口語ではあまり使いません。
最初の行を字下げする
※ 段落の最初の行のみをインデントするスタイルを指します。伝統的な文章スタイルで、特に書籍や学術論文でよく見られます。段落の区切りを明確にするために用いられ、読みやすさを向上させる効果があります。似た表現に 'first-line indent' があります。技術文書では、コードの可読性を高めるために、構造を明確にする目的で使用されます。
タブを使って字下げする
※ タブキーを使ってインデントを作成する方法です。プログラミングのソースコードやテキストファイルなどで、構造を視覚的に表現するために広く用いられます。ただし、タブの幅は環境によって異なるため、スペースを使ったインデントの方が推奨される場合もあります。Pythonなど、インデントが文法的に意味を持つ言語では、特に重要です。
スペースを使って字下げする
※ スペースキーを使ってインデントを作成する方法です。タブと異なり、スペースの幅は常に一定であるため、異なる環境でも表示が崩れる心配が少ないです。プログラミングのコーディング規約で推奨されることが多く、可読性の高いコードを作成するために重要です。テキストエディタの設定で、タブキーを押すと自動的にスペースに変換されるようにすることもできます。
ぶら下げインデント
※ 段落の最初の行を左に、それ以降の行を右にインデントするスタイルです。参考文献リストや箇条書きなどで、項目番号や記号を目立たせるために用いられます。Wordなどのワープロソフトで簡単に設定できます。 'negative indent' とも呼ばれます。学術的な文書やレポートでよく見られる形式です。
ブロックインデント
※ 段落全体を左右両方からインデントするスタイルです。引用文を他のテキストから区別するために用いられます。手紙や報告書などで、特定の情報を強調するために使用されることもあります。視覚的に明確な区切りを作ることで、読者の注意を引く効果があります。
自動インデント
※ ワープロソフトやテキストエディタに備わっている機能で、前の行のインデントを自動的に引き継ぐものです。プログラミングの際に、構造を保ちながら効率的にコードを書くのに役立ちます。設定を適切に行うことで、インデントのずれによるエラーを防ぐことができます。開発環境(IDE)では必須の機能です。
使用シーン
学術論文やレポートで、段落の構造を示す際に使われます。例えば、引用部分を字下げする際に 'indent the quotation' と記述したり、プログラムのコード例を示す際に 'indent the code block' のように使われます。また、心理学や社会学の研究で、アンケート結果の回答傾向について '回答が特定の選択肢に集中する傾向が見られる' ことを説明する際にも用いられます。
ビジネス文書やプレゼンテーション資料で、箇条書きや引用文を強調するために使用されます。例えば、報告書で「改善点を示すために、箇条書きを字下げして表示する」場合や、契約書で「重要な条項を字下げして目立たせる」場合などに使われます。また、プログラミング関連の業務では、コードの可読性を高めるために字下げが頻繁に行われます。
日常会話ではほとんど使われませんが、プログラミングに関する話題や、文章の書き方に関するアドバイスをする際に使われることがあります。例えば、「Pythonでは字下げが重要なんだよ」とか、「この文章、引用部分を字下げした方が見やすいんじゃない?」のように使われます。新聞や雑誌の記事で、専門的な内容を説明する際に登場することもあります。
関連語
類義語
- indentation
名詞で、文章やテキストの行頭を下げること、またはその下げられたスペースを指す。主にワープロソフトやプログラミングのコードで用いられる。 【ニュアンスの違い】"indent"が動詞であるのに対し、"indentation"は名詞である点が根本的な違い。また、"indent"は動詞としてより広い意味を持つ場合がある。 【混同しやすい点】動詞と名詞の区別が曖昧な場合、文法的に誤った使い方をしてしまう可能性がある。例えば、"indentation the text"とは言えない。
何かの位置をずらす、相殺する、埋め合わせるという意味を持つ。ビジネスシーンでは、費用や損失を相殺する意味でよく使われる。また、印刷業界では版をずらすことを指す。 【ニュアンスの違い】"indent"が主にテキストの行頭をずらすことを指すのに対し、"offset"はより広い意味で位置のずれを表す。また、相殺するという意味合いも持つ点が大きく異なる。 【混同しやすい点】"offset"は、テキストのインデントだけでなく、物理的な位置のずれや、抽象的な概念の相殺など、多岐にわたる意味を持つため、文脈によって意味を正しく判断する必要がある。
へこみ、奥まった場所、休憩時間などを意味する名詞。動詞としては、へこませる、奥に引っ込めるという意味になる。建築や地形など、物理的な空間におけるへこみを指すことが多い。 【ニュアンスの違い】"indent"がテキストや書類における行頭の字下げを意味するのに対し、"recess"は物理的な空間におけるへこみや奥まった場所を指す点が大きく異なる。また、休憩時間という意味も持つ。 【混同しやすい点】"recess"は、物理的な空間のへこみを指す場合と、休憩時間を指す場合があるため、文脈によって意味を判断する必要がある。テキストのインデントの意味では使用しない。
- set off
句動詞で、引き立たせる、目立たせる、出発させるなどの意味を持つ。主に、何かを際立たせる、または旅や行動を開始する状況で用いられる。 【ニュアンスの違い】"indent"がテキストの行頭を字下げすることを指すのに対し、"set off"は何かを目立たせたり、行動を開始したりするなど、全く異なる意味合いを持つ。位置をずらすという意味合いはほとんどない。 【混同しやすい点】"set off"は、テキストのインデントとは全く関係のない意味を持つため、混同することは少ないと考えられる。ただし、句動詞であるため、前置詞の有無によって意味が大きく変わることに注意が必要。
突き出す、投影する、企画するなどの意味を持つ動詞。ビジネスシーンでは、計画や予測を立てる意味でよく用いられる。また、物理的な意味では、光や映像を投影することを指す。 【ニュアンスの違い】"indent"が行頭を字下げすることを指すのに対し、"project"は何かを突き出したり、計画したりするなど、全く異なる意味合いを持つ。字下げの意味合いは持たない。 【混同しやすい点】"project"は、計画や予測、物理的な投影など、多岐にわたる意味を持つため、文脈によって意味を正しく判断する必要がある。テキストのインデントの意味では使用しない。
- notch
刻み目、V字型の切り込み、段階などを意味する名詞。動詞としては、刻み目を入れる、段階的に進むという意味になる。主に、物理的な物に対する刻み目や、段階的な進捗を表す際に用いられる。 【ニュアンスの違い】"indent"がテキストの行頭を字下げすることを指すのに対し、"notch"は物理的な刻み目や段階的な進捗を指す点が大きく異なる。字下げの意味合いは持たない。 【混同しやすい点】"notch"は、テキストのインデントとは全く関係のない意味を持つため、混同することは少ないと考えられる。ただし、専門的な分野では、特定の意味を持つ場合があるため、文脈によって意味を判断する必要がある。
派生語
- indentation
名詞で「字下げ」「インデント」の意味。動詞indentから派生し、行為や状態を表す接尾辞「-ation」が付加。主にビジネス文書やプログラミングの文脈で使用され、可読性を高めるための重要な概念。
- indented
形容詞で「字下げされた」「インデントされた」の意味。過去分詞形が形容詞として機能。プログラミングのコードや文章構造の説明で使われ、視覚的な構造を指し示す。
- indenture
古くは契約書(特に年季奉公契約)を意味し、indent(刻み目)を入れて分割したことに由来。現代では、特定の専門職への見習い契約などを指すことがある。法律や歴史的な文脈で使用される。
反意語
- outdent
「字下げ解除」「逆字下げ」の意味。indentの反対で、行頭を本文よりも左に突き出すこと。ワープロソフトやDTPソフトで、箇条書きの項目などを強調する際に使用される。
「整列させる」「揃える」の意味。必ずしも字下げを打ち消すわけではないが、字下げによって生じた不揃いを解消する意味で対立する。文書作成ソフトで段落を整える際などに使用。
「延長する」「広げる」の意味。indentが範囲を狭めるニュアンスを持つ場合、extendはその範囲を広げる意味で対比される。例えば、テキストの範囲を指定する際に、indentで開始位置を指定し、extendで終了位置を指定する。
語源
"indent"は、「字下げする」という意味ですが、その語源はラテン語に遡ります。元々は"indente-"(歯を切る、刻み目を入れる)という動詞に由来し、さらにこれは"in-"(中に)と"dens, dentis"(歯)という二つの要素から構成されています。つまり、文字通りには「歯を入れる」という意味合いです。この「歯」は、ギザギザの形状を指しており、文書において行頭を一定量後退させることで、あたかも歯型のような空間を作るイメージから「字下げ」の意味へと発展しました。日本語で言えば、木材を加工する際にノミで「刻み」を入れるような感覚に近いかもしれません。このように、具体的なイメージを持つことで、単語の意味がより深く記憶に残ります。
暗記法
インデントは単なる字下げではない。中世写本では本文と注釈を分け、美しさを添えた。印刷技術後も階層構造を示す形式として定着。近代にはビジネス文書で敬意を、公文書では組織内のヒエラルキーを視覚化した。深さは地位や重要度を示す暗黙のルール。現代のプログラミングにも通じる、情報を構造化する人間の普遍的な欲求を反映する、文化的記号なのだ。
混同しやすい単語
『indent』と発音が似ており、特に語尾の '-dent' と '-dent' の部分が混乱しやすい。スペルも 'in-' と 'inci-' の違いがわずかであるため、注意が必要。『incident』は『出来事』や『事件』という意味の名詞で、品詞も意味も異なる。日本人学習者は、発音記号を確認し、それぞれの単語が使われる文脈を意識することが重要です。
『indent』とスペルが似ており、特に 'ind-' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい。『indebted』は『恩義を受けている』という意味の形容詞。発音も異なり、アクセントの位置も違うため、注意が必要。語源的には、'indebted' は 'debt' (借金) に関連する単語であり、意味的なつながりを意識すると覚えやすい。
『indent』と発音が似ており、特に最初の 'in-' の部分が共通しているため、音韻的に混同しやすい。スペルも似ているため、視覚的な混乱も招きやすい。『intent』は『意図』という意味の名詞であり、意味も異なる。英語学習者は、それぞれの単語が使われる文脈を理解し、意味の違いを明確にすることが重要。
『indent』の一部分(-end)が含まれており、短く発音した場合の音の響きが似ているため、聞き間違いやすい。『end』は『終わり』という意味の名詞、または『終える』という意味の動詞。文脈によって意味が大きく異なるため、注意が必要。特に、会話の中で使われる場合は、前後の文脈から判断することが重要。
『indent』とスペルが似ており、特に 'ind-' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい。『indigent』は『貧困の』という意味の形容詞で、発音も意味も異なる。英語学習者は、単語の全体的な形だけでなく、個々の文字の組み合わせにも注意を払うことが重要。また、'indigent' は法律用語としても使われることがあるため、覚えておくと役立つ。
『indent』と似たような文脈で使用されることがあり、意味の面で混同しやすい。『imprint』は『刻印』や『印象』という意味で、物理的なものだけでなく、比喩的な意味でも使われる。例えば、『彼の言葉は私の心に深いimprintを残した』のように使う。発音もスペルも異なるが、似たような状況で使用される可能性があるため、注意が必要。
誤用例
『indent』は主に『字下げする』という意味で用いられ、金銭的な投資や割り当てを表す場合には不適切です。日本人が『投資する』という日本語から安易に『indent』を選んでしまう背景には、単語の持つイメージのずれがあります。『indent』は物理的な空間を作るイメージが強く、抽象的な概念である『投資』には合いません。正しくは『allocate』 (割り当てる) や『invest』(投資する) を使うべきです。
『indent』は『字下げする』という意味合いが強く、署名欄を設ける意図とは異なります。日本語の『ここにサインしてください』を直訳しようとして、場所を示す言葉として『indent』を選んでしまう誤りです。署名欄を示す場合は、シンプルに『Sign here』が自然です。また、契約書などで『indent』が使われる場合、それは契約解除や履行遅延に対する賠償請求権を放棄するという特殊な意味合いを持ち、日常的な署名依頼とは全く異なります。
『indent』は確かに『入り組んだ』という意味を持ちますが、地形の描写に使うと、人工的に字下げされたような、不自然な印象を与えます。海岸線や山などの自然地形の入り組んだ様子を表すには、『jagged』(ギザギザの) や『uneven』(不均一な) がより適切です。日本人が『indent』を選んでしまうのは、単に『入り組んでいる』という辞書的な意味に囚われ、語感や自然な英語表現の感覚を欠いているためです。日本語の『海岸線が深く入り組んでいる』という表現は、英語ではより具体的なイメージを伴う単語を選ぶ必要があります。
文化的背景
「インデント(indent)」は、単なる字下げという技術的な意味を超え、社会的な秩序や権威構造を視覚的に表現する役割を担ってきました。それは、文章における階層構造を示すだけでなく、発言の重要度や権力の所在を暗に示す、文化的な記号として機能してきたのです。
中世ヨーロッパの写本文化において、インデントは聖書や法律書などの重要な文書において、本文と注釈、あるいは異なる章や節を区別するために用いられました。装飾的なインデントは、写字生の技術と労力を示すとともに、文書の美しさを高め、読者の注意を惹きつけました。これは、単に情報を整理するだけでなく、視覚的な手がかりを通じて文書の重要性を強調する役割を果たしていたと言えるでしょう。印刷技術が普及した後も、インデントは書籍や公文書における標準的な書式として定着し、情報の階層構造を明確化する役割を担い続けました。
近代に入ると、インデントはビジネス文書や学術論文など、より広範な分野で使用されるようになります。手紙の書き出しや段落の始まりにおけるインデントは、相手への敬意を示すとともに、文章の構成を整え、読みやすさを向上させる効果がありました。特に、官僚制度が発達した19世紀以降は、公文書におけるインデントの形式が厳格化され、組織内の階層構造や権限関係を視覚的に表現する手段として用いられました。インデントの深さや形式は、発言者の地位や文書の重要度を示す暗黙のルールとなり、社会的なヒエラルキーを反映する鏡としての役割を果たしたのです。
現代においては、プログラミングにおけるインデントが、コードの可読性を高めるための重要な要素となっています。しかし、その背後には、人間が情報を構造化し、理解しようとする普遍的な欲求が存在します。インデントは、単に字下げという技術的な操作ではなく、人間の認知構造や社会的な秩序を反映した、深遠な文化的意味を持つ言葉なのです。それは、私たちが情報を整理し、他者との関係性を築く上で、不可欠なツールとして機能し続けています。
試験傾向
この単語が直接問われることは稀ですが、長文読解で段落構造や文章構成を理解する上で、動詞「indent (字下げする)」を知っていると役立つことがあります。特に、文章構成に関する設問で間接的に問われる可能性があります。級は準1級以上で、エッセイ形式のライティングで字下げの指示がある場合に意識する必要があります。
TOEICでは、直接的な語彙問題として「indent」が出題される頻度は高くありません。しかし、ビジネス文書(レポート、企画書など)に関する長文読解問題で、間接的に内容理解を問う形で登場する可能性があります。例えば、書式設定やレイアウトに関する記述で「字下げ」が必要な箇所を説明する文脈などが考えられます。Part 7で注意が必要です。
TOEFL iBTのリーディングセクションでは、アカデミックな文章で「indent」が使用される可能性があります。特に、レポートや論文の書式、プログラミングのコードなどを説明する文脈で、動詞「indent (字下げする)」または名詞形「indentation (字下げ)」として登場する可能性があります。ライティングセクションでは、課題文の指示に従い、適切な段落構成(字下げ)を行う必要があります。
大学受験の英語長文読解問題で、「indent」が直接問われることは少ないですが、文章構造を理解する上で知っておくと役立つ場合があります。特に、論理展開を示すキーワード(firstly, secondlyなど)とともに、段落の字下げが用いられている場合、文章全体の構成を把握する手がかりとなります。難関大学ほど、文章構造を意識した読解が求められるため、間接的に役立つ可能性があります。