desirable
第一強勢は 'zaɪ' にあります。'dɪ' の 'ɪ' は日本語の「イ」よりも曖昧な、口を少し開いた「イ」の音です。'r' の発音は舌を丸めるか、または舌先をどこにも触れさせずに口の中に浮かせるようにして発音します。語尾の '-able' は、曖昧母音(schwa /ə/)を含むため、はっきりと「ア」と発音せず、弱く短く発音します。
手に入れたい
「望ましい」「好ましい」といった意味合い。単に好きというより、メリットや価値があり、獲得を希望するニュアンスを含む。人、物、状況など幅広い対象に使える。例:desirable job(誰もが欲しがる仕事)、desirable outcome(望ましい結果)
A comfortable chair is very desirable when you work at home all day.
一日中家で仕事をするなら、座り心地の良い椅子はとても手に入れたいものです。
※ 一日中パソコンに向かっている人が、腰の痛みを和らげるために「こんな椅子があったらな」と強く願う様子が目に浮かびます。「desirable」は、ある状況において、それが非常に役立つ、良い結果をもたらすために「手に入れたい」と思うものに対して使われます。
A good work-life balance is desirable for everyone today.
仕事と私生活の良好なバランスは、今日の誰もが望んでいることです。
※ 忙しい現代人が、仕事だけでなく自分の時間も大切にしたいと願い、心身の健康を保つために「こうあってほしい」と望む普遍的な状況を表しています。「desirable」は、個人的な欲求だけでなく、社会全体や多くの人にとって「望ましい状態」や「価値あるもの」を表現する際にも使われます。
Being able to speak two languages is a desirable skill in many jobs.
2つの言語を話せることは、多くの仕事で求められるスキルです。
※ 企業が新しい人材を探している際、履歴書を見て「二ヶ国語を話せるなんて、これはぜひ採用したいスキルだ!」と目を輝かせている様子が想像できます。「desirable」は、人の能力や資格、資質などが「(企業や組織にとって)採用したい、ぜひ欲しい」という意味で使われることがあります。
魅力的な
人を惹きつける魅力があるという意味。外見的な美しさだけでなく、性格、才能、ライフスタイルなど、内面的な魅力も含む。例:desirable woman(魅力的な女性)、desirable qualities(魅力的な資質)
A quiet and spacious house is a very desirable place for many families to live.
静かで広い家は、多くの家族にとって住むのに非常に魅力的な場所です。
※ この例文は、「家族みんなで静かにゆったり暮らしたい」と願う気持ちが伝わる場面を描いています。「desirable」は、多くの人が「ぜひ欲しい」「こうだったらいいな」と思うような、価値があり魅力的なものに対して使われます。ここでは「理想的な家」というニュアンスですね。desirableの後に「for 人 to 動詞」の形で、「~が~するのに望ましい」という使い方をします。
Having good communication skills is highly desirable in any job interview.
優れたコミュニケーション能力は、どんな就職面接でも非常に魅力的な強みです。
※ 面接官があなたの話を聞きながら、「この人は採用したい!」と思うような、そんな場面が目に浮かびます。「desirable」は、人や組織が「ぜひ持っていてほしい」「あると非常に役立つ」と思うようなスキルや資質を表現する際によく使われます。ここでは「面接官にとって魅力的なスキル」という意味合いです。「highly desirable」のように、"highly"(非常に)を付けて強調することもよくあります。
The company offers a desirable benefit package to attract top talent.
その会社は、優秀な人材を引きつけるために魅力的な福利厚生を提供しています。
※ 仕事を探している人が、この会社の福利厚生を見て「なんて魅力的で、ぜひここで働きたい!」と思うような、そんな場面です。「desirable」は、企業が提供するサービスや条件が「顧客や従業員にとって魅力的で、選ばれる理由になる」という文脈で頻繁に使われます。ここでは「多くの人が魅力を感じる福利厚生」という意味です。この文のように「desirable + 名詞」の形で、名詞を直接修飾することも多いですよ。
コロケーション
望ましい結果、期待される成果
※ ビジネスや交渉の場面でよく使われる表現です。単に「良い結果」と言うよりも、事前に計画・期待されていたニュアンスが含まれます。例えば、プロジェクトの成功や、契約における有利な条件などが 'desirable outcome' に該当します。'favorable outcome' と似ていますが、'desirable' はより意図的な努力や計画によって得られるニュアンスが強いです。構文は 'adjective + noun' で、フォーマルな場面で頻繁に使われます。
望ましい資質、魅力的な特性
※ 人や物事が持つ、好ましい性質や特徴を指します。人を評価する際(採用面接、恋愛など)によく用いられ、「性格の良さ」「スキル」「外見の魅力」など、様々な要素が含まれます。'attractive qualities' とほぼ同義ですが、'desirable' は単に外見だけでなく、内面的な魅力や能力も含むニュアンスがあります。こちらも 'adjective + noun' の構文で、汎用性が高い表現です。
好ましい立地、人気のある場所
※ 不動産や旅行業界で頻繁に使われる表現です。住みやすさ、利便性、安全性、景観の良さなど、様々な要素が考慮された「人気のある場所」を指します。'prime location' と似ていますが、'desirable' は必ずしも最高級の場所だけでなく、多くの人にとって魅力的な場所というニュアンスがあります。'adjective + noun' の構文で、物件の広告や旅行ガイドなどでよく見られます。
人気のある仕事、誰もが欲しがる仕事
※ 給与、待遇、仕事内容、キャリアアップの機会など、様々な面で魅力的な仕事を指します。競争率が高く、多くの人が応募することを想定した表現です。'coveted job' とほぼ同義で、羨望の眼差しで見られるような仕事を表します。'adjective + noun' の構文で、求人広告やキャリアに関する記事などで使われます。
望ましい効果、期待通りの結果
※ 薬や治療、政策などがもたらす、期待された良い結果を指します。副作用がなく、効果が最大限に発揮されることを意味します。'positive effect' と似ていますが、'desirable' はより意図的に、計画的に得られた結果というニュアンスがあります。'adjective + noun' の構文で、医学論文や政策文書などでよく使われます。
非常に望ましい、極めて魅力的
※ 'desirable' を強調する際に使われる表現です。人、物、状況など、あらゆる対象に対して使用でき、その魅力や価値が非常に高いことを示します。例えば、'highly desirable skills' は「非常に需要の高いスキル」という意味になります。'adverb + adjective' の構文で、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用できます。
自分を魅力的にする、好感を持たれるように努力する
※ 外見を磨いたり、スキルアップしたり、人とのコミュニケーションを円滑にしたりするなど、様々な方法で自分の魅力を高めることを意味します。恋愛やビジネスの場面でよく使われ、「選ばれる存在」になるための努力を表します。'make + oneself + adjective' の構文で、自己啓発本や恋愛指南書などで見られる表現です。
使用シーン
学術論文や研究発表で、ある性質や結果が望ましいものであることを客観的に示す際に使用されます。例えば、実験結果を説明する際に「よりdesirableな結果が得られた」のように使われます。文体はフォーマルです。
ビジネスシーンでは、人材要件や製品の特性を説明する際に使われます。例えば、求人広告で「desirableなスキル」として特定の能力を挙げたり、製品紹介で「desirableな機能」をアピールしたりします。会議やプレゼンテーションなど、比較的フォーマルな場面での使用が多いです。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、ある状況や状態が望ましいものであることを表現する際に用いられることがあります。例えば、「desirableなライフスタイル」といった表現で、理想的な生活様式を示すことがあります。やや硬い印象を与えるため、口語表現としては不自然に聞こえることもあります。
関連語
類義語
魅力的な、引きつけるという意味。人、物、場所など幅広い対象に使われ、外見的な魅力や好ましさを表すことが多い。日常会話で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】「desirable」よりも主観的な好みを強く表し、性的魅力を含む場合もある。必ずしも実現可能性や実用性を伴わない、表面的な魅力に重点が置かれることが多い。 【混同しやすい点】「attractive」は外見や印象に対する評価であり、「desirable」は所有したい、手に入れたいという願望を含む点で意味が異なる。コロケーションも異なり、「attractive person」とは言うが、「desirable person」は不自然。
- covetable
羨望の的となる、欲しくなるという意味。特に貴重品、高級品、成功など、他人から羨ましがられる対象に使われる。ややフォーマルな響き。 【ニュアンスの違い】「desirable」よりも強い羨望の感情を含み、所有欲を刺激するニュアンスが強い。入手困難であることや、所有することでステータスが向上するような対象に使われることが多い。 【混同しやすい点】「covetable」は他人が持っているものを羨む意味合いが強く、「desirable」は単に自分が欲しいという願望を表す点で異なる。そのため、「covetable job」とは言えるが、「desirable object」はより一般的な願望を表す。
羨ましい、妬ましいという意味。他人が持っている状況、地位、能力などに対して使われる。客観的な評価を含む。 【ニュアンスの違い】「desirable」が主観的な願望を表すのに対し、「enviable」は他者からの評価に基づいた羨望の感情を表す。成功や幸運など、客観的に見て良い状態に対して使われる。 【混同しやすい点】「enviable」は他人の状況に対する評価であり、「desirable」は自分の願望を表す点で異なる。「enviable position」とは言えるが、「desirable position」は単に自分が望む地位という意味になる。
より好ましい、望ましいという意味。二つ以上の選択肢がある場合に、一方を他方よりも良いと判断する際に使われる。ビジネスや日常会話で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】「desirable」が絶対的な願望を表すのに対し、「preferable」は比較に基づいた選択を表す。状況や条件によって変化する相対的な好ましさを意味する。 【混同しやすい点】「preferable」は比較対象が必要であり、「desirable」は単独で願望を表せる点で異なる。「This option is preferable」とは言えるが、「This is desirable」は単にこれが望ましいという意味になる。
有利な、有益なという意味。特定の状況や目的に対して、利益をもたらすことを表す。ビジネスや学術的な文脈で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】「desirable」が感情的な願望を含むのに対し、「advantageous」は客観的な利益や効率を重視する。合理的な判断に基づいた選択を表す。 【混同しやすい点】「advantageous」は具体的な利益を意味し、「desirable」は必ずしも利益を伴わない願望を表す点で異なる。「advantageous conditions」とは言えるが、「desirable conditions」は単に望ましい条件という意味になる。
資格のある、適格なという意味。特定の条件を満たしていることを表す。主にフォーマルな文脈で使用され、応募資格や参加資格などを表す。 【ニュアンスの違い】「desirable」が個人的な願望や好みを表すのに対し、「eligible」は客観的な基準を満たしていることを示す。資格要件を満たしている状態を表す。 【混同しやすい点】「eligible」は資格の有無を意味し、「desirable」は願望を表す点で異なる。「eligible candidate」とは言えるが、「desirable candidate」は単に望ましい候補者という意味になる。
派生語
『願望』『欲求』を意味する名詞であり、動詞としても使われる。形容詞『desirable』の根底にある『何かを強く求める』という根源的な意味を表す。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用され、使用頻度も高い。
- desirability
『望ましさ』『魅力』を意味する名詞。形容詞『desirable』に名詞化の接尾辞『-ity』が付加されたもので、抽象的な概念を表現する際に用いられる。マーケティングや社会学の研究論文などで頻繁に登場する。
- undesirable
接頭辞『un-』が付加され、『望ましくない』『好ましくない』という意味の形容詞。元の『desirable』の意味を打ち消す形で、客観的な評価や判断を示す際に用いられる。ビジネス文書や公的な報告書などで使用される。
反意語
『望まれていない』『必要とされていない』という意味の形容詞。『desirable』が積極的に何かを求めるニュアンスを含むのに対し、『unwanted』は消極的に拒否されるニュアンスが強い。日常会話やニュース記事などで頻繁に使用される。
『不快な』『好ましくない』という意味の形容詞。『desirable』が主観的な好みに基づくのに対し、『objectionable』は倫理的、道徳的な観点から見て問題があることを示唆する。フォーマルな場面や法律文書などで用いられる。
- repugnant
『非常に不快な』『嫌悪感を抱かせる』という意味の形容詞。『desirable』とは正反対の、強い嫌悪感や反感を表す。文学作品や心理学の研究論文などで、感情的な反応を強調する際に用いられる。
語源
"desirable」は、ラテン語の「desiderare」(切望する、恋い慕う)に由来します。これはさらに、「de-」(分離、欠如)と「sidus」(星)という要素に分解できます。古代ローマ人は、星が人々の運命を左右すると信じており、「desiderare」は文字通りには「星から離れている」状態、つまり「星に見放されたような、何かを強く求める」気持ちを表していました。この「切望する」という意味が、時を経て「手に入れたい」「魅力的な」という意味へと発展しました。日本語で例えるなら、「憧憬の眼差し」という言葉が近いかもしれません。星に願いをかけるように、何かを強く求める気持ちが、「desirable」という単語に込められています。
暗記法
「desirable」は単なる欲求を超え、社会的承認や羨望と結びつく。貴族社会では家柄や権力維持の戦略であり、オースティンの小説にも描かれる。現代では消費社会と結びつき、広告やSNSで欲望を刺激するが、自己との乖離を生むことも。他者からの評価を求めるあまり、本当の願望を見失いがちだ。この言葉は、社会における価値観と自己評価を映す鏡。欲望を主体的にコントロールし、内なる声に耳を傾け、真に「望ましい」ものを見極めることが重要となる。
混同しやすい単語
『desirable』と語幹が同じで、意味も関連するため混同しやすい。しかし、desire は名詞(願望)または動詞(~を望む)であり、desirable は形容詞(望ましい)である。品詞が異なるため、文法的な役割に注意する必要がある。また、発音も微妙に異なり、desire は /dɪˈzaɪər/、desirable は /dɪˈzaɪərəbl/ と、語尾の音節が異なる。
接頭辞 dis- が付いているため、スペルが似ており、意味も関連がある(agreeable は「感じの良い」、disagreeable は「感じの悪い」)。しかし、desirable は単に「望ましい」という意味であり、感情的なニュアンスは薄い。disagreeable は、人や状況が不快であることを示すため、文脈によって使い分ける必要がある。
語尾の -able が共通しているため、スペルが似ていて混同しやすい。dependable は「信頼できる」という意味で、desirable とは意味が大きく異なる。語源的に、depend は「~に依存する」という意味であり、desirable の語源である desire(願望)とは全く異なるため、関連付けて覚えるのは難しい。
語尾の -able が共通しているため、スペルが似ていて混同しやすい。advisable は「賢明な、勧めるべき」という意味で、desirable とは意味が異なる。advisable は助言(advice)に関連する単語であり、desirable の願望(desire)とは意味のつながりがない。発音も異なるため、注意が必要である。
語尾の -able が共通しているため、スペルが似ていて混同しやすい。decidable は「決定できる、決定可能な」という意味であり、desirable とは意味が異なる。decidable は decide(決定する)という動詞から派生した形容詞であり、desire(願望)から派生した desirable とは語源が異なる。発音も異なるため、注意が必要である。
語尾の -able が共通しているため、スペルが似ていて混同しやすい。destroyable は「破壊できる」という意味で、desirable とは意味が大きく異なる。destroyable は destroy(破壊する)という動詞から派生した形容詞であり、desire(願望)から派生した desirable とは語源が全く異なる。全く異なる意味を表すため、文脈で判断する必要がある。
誤用例
「desirable」は、単に「望ましい」という意味だけでなく、しばしば「魅力的で、強く望まれる」というニュアンスを含みます。家賃が安いことは確かに望ましい点ですが、それだけで「desirable」を使うと、少し大げさな印象を与えたり、他の魅力的な要素(立地、内装など)がないことを示唆したりする可能性があります。より中立的な表現としては「attractive」や「appealing」が適しています。日本人が「望ましい」という日本語に引っ張られて、安易に「desirable」を使ってしまうケースが見られます。
"Desirable" は客観的な状態や性質に対して使われることが多いです。個人の強い願望や野望を表現するには、"ambition"(野心)や "goal" (目標)などを使う方が適切です。日本語の「〜は私にとって望ましい」という表現を直訳すると、このような誤りが起こりやすいです。英語では、個人の内面的な欲求や願望をより直接的に表現することが一般的です。
"Desirable" は「(誰かにとって)望ましい」という含みがあるため、漠然と「買う価値がある」という状況には不向きです。この場合、"worth buying"(買う価値がある)や "a good investment" (良い投資) などを使う方が適切です。日本語の「〜するのに望ましい」という表現を直訳すると、英語の不自然さに気づきにくいことがあります。英語では、客観的な価値判断を示す場合は、より直接的な表現が好まれます。
文化的背景
「desirable(望ましい)」という言葉は、単に「欲しい」という欲求を超え、社会的な承認や羨望、そして自己肯定感と深く結びついてきました。それは、物質的な豊かさだけでなく、地位、容姿、才能など、社会的に価値があるとされるあらゆる属性を指し、その背後には常に他者との比較や競争意識が潜んでいます。
歴史を振り返ると、「desirable」はしばしば貴族社会における婚姻や財産相続といった文脈で用いられてきました。望ましい花婿、望ましい財産。これらは単なる個人的な好みではなく、家柄や権力を維持・向上させるための戦略的な選択でした。ジェーン・オースティンの小説に登場する人物たちは、まさに「desirable」な結婚相手を求めて奔走し、その過程で社会的な駆け引きや人間関係の複雑さを露わにします。この時代の「desirable」は、個人の幸福よりも家全体の繁栄に貢献する能力を意味していたと言えるでしょう。
現代社会においては、「desirable」の対象はさらに多様化し、消費社会と密接に結びついています。広告は、特定の製品やライフスタイルを「desirable」なものとして提示し、私たちの欲望を刺激します。SNSでは、インフルエンサーが「desirable」な生活を演出し、フォロワーたちはそれを羨望し、模倣しようとします。しかし、この「desirable」の追求は、しばしば自己との乖離や不安感を生み出す原因となります。他者からの承認を求めすぎるあまり、本当に自分が何を望んでいるのかを見失ってしまうのです。
「desirable」という言葉は、私たちが社会の中でどのように価値を認識し、自己を評価しているかを映し出す鏡のような存在です。その背後にある社会的な構造や心理的なメカニズムを理解することで、私たちはより主体的に欲望をコントロールし、本当に「望ましい」ものを見極めることができるようになるでしょう。それは、他者からの評価ではなく、自己の内なる声に耳を傾け、自分自身の価値観に基づいて生きることなのかもしれません。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解
- 頻度と級・パート: 準1級以上で比較的頻出。1級でも出題される可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、文化など、幅広いトピックで「望ましい」「好ましい」状態を表す際に使用される
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞としての用法が中心。動詞 (desire) や名詞 (desire, desirability) との関連も押さえておく。類義語 (preferable, favorable) とのニュアンスの違いを理解することが重要
- 出題形式: 主にPart 5, 6 (短文穴埋め、長文穴埋め)、Part 7 (読解)
- 頻度と級・パート: 比較的頻出。特にビジネス関連の文書でよく見られる
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーン(人事、マーケティング、製品開発など)で「望ましい」「必要とされる」性質や条件を表す際に使用される
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞としての用法が中心。文法問題では、修飾する名詞との関係を意識する。読解問題では、文脈から意味を推測する練習が重要。advisable, recommendedなど類似表現との使い分けを意識する
- 出題形式: 主にReading (読解)
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出
- 文脈・例題の特徴: 科学、歴史、社会科学など、学術的なトピックで「望ましい」「価値がある」状態や性質を表す際に使用される
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞としての用法が中心。抽象的な概念や理論を説明する文脈でよく使用されるため、文脈理解が重要。類義語 (advantageous, beneficial) とのニュアンスの違いを理解する。名詞 desirability も合わせて学習すると理解が深まる
- 出題形式: 主に長文読解、和訳問題
- 頻度と級・パート: 難関大学で頻出。標準的なレベルの大学でも出題される可能性あり
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、科学技術、文化など、幅広いテーマで「望ましい」「好ましい」状態を表す際に使用される
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞としての用法が中心。文脈から正確な意味を判断することが重要。類義語 (preferable, favorable, ideal) とのニュアンスの違いを理解する。記述式の問題では、文脈に合った適切な日本語訳を選択する必要がある