apathy
第一音節に強勢があります。/æ/ は日本語の「ア」よりも口を大きく開け、舌を少し下げて発音します。/θ/ は無声音の歯摩擦音で、舌先を上下の前歯で軽く挟んで息を出す音です。日本語にはない音なので練習が必要です。最後の /i/ は長音にならないように短く発音しましょう。
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無関心
何に対しても興味や関心を示さない状態。感情が麻痺しているようなニュアンスを含む。政治や社会問題、他者の苦しみなど、本来関心を持つべき事柄に対して無頓着な態度を指すことが多い。
There was a sense of apathy among the students during the long, boring lecture.
長く退屈な講義中、生徒たちの間には無関心な雰囲気が漂っていた。
※ 長く退屈な講義で、生徒たちが全く興味を示さず、ぼんやりしている様子が目に浮かびますね。apathyは、このように「やる気や関心がなく、どうでもいい」という集団の雰囲気や個人の気持ちを表すのにぴったりです。特に、本来なら関心を持つべき状況で使われます。
Many people showed apathy towards the environmental issues, not caring about the future.
多くの人々が環境問題に対して無関心を示し、未来を気にしていなかった。
※ 地球温暖化など、深刻な環境問題に多くの人が無関心で、行動を起こさない状況を表しています。「apathy towards 〜」は「〜に対する無関心」という形で非常によく使われる表現です。社会的な問題や政治など、より大きな文脈で使われることが多いです。
His sudden apathy towards his friend's problems surprised everyone in the group.
彼が友人の問題に突然無関心になったことは、グループのみんなを驚かせた。
※ 困っている友人がいるのに、なぜか突然、何も気にかけなくなった様子が描かれています。apathyは、このように特定の個人や状況への「感情の欠如」や「冷淡さ」を示す際にも使われます。特に、驚きや失望といった感情を伴う文脈で使われることがあります。
冷淡さ
人や物事に対して感情が薄く、冷たい態度をとること。愛情や思いやりが欠けている状態を表す。人間関係において、相手の気持ちを理解しようとしない、または共感しない態度を指す。
Many students showed apathy when the teacher talked about global warming.
先生が地球温暖化について話した時、多くの生徒は無関心な態度を示した。
※ この例文は、本来関心を持つべきことに対して、多くの人が興味を示さない状況を描写しています。授業で先生が熱心に話しているのに、生徒たちがどこかぼんやりして、関心がなさそうな顔をしている情景が目に浮かびます。「apathy」は、特に社会問題や集団的な活動への無関心を表す際によく使われます。「show apathy」は「無関心を示す」という典型的な表現です。
His girlfriend was crying, but he felt only apathy.
彼の彼女は泣いていたが、彼はただ無関心を感じるだけだった。
※ この例文は、個人的な人間関係における「apathy」を表しています。目の前で大切な人が悲しんでいるのに、相手が心を動かされない、という冷たい場面を想像させます。「apathy」は、他者への共感や感情の欠如を表現する際にも使われます。「feel apathy」は「無関心を感じる」という自然な言い方で、感情の動きがない状態を伝えるのに適しています。
The students' apathy towards their homework worried the teacher.
生徒たちの宿題に対する無関心さが、先生を心配させた。
※ この例文は、やるべきことや目標に対する意欲の欠如としての「apathy」を示しています。宿題をなかなか提出しなかったり、質問しても反応が薄かったりする生徒たちの様子を見て、先生が心配している情景が伝わります。「apathy towards X」は「Xに対する無関心」という形でよく使われ、特定の対象への関心のなさを明確に表現できます。
コロケーション
大衆の無関心、社会的な問題に対する人々の無関心
※ 政治、環境問題、社会問題などに対する一般の人々の関心の欠如を指します。選挙の投票率の低下や、社会運動への参加の少なさなどを説明する際によく用いられます。'widespread apathy'(広範な無関心)のように形容詞を伴うこともあります。名詞+名詞の組み合わせで、社会学や政治学の議論で頻繁に使われます。
政治的無関心、政治に対する関心の欠如
※ 選挙への不参加、政治的な議論への不参加、政治家や政策に対する信頼の欠如などを指します。特に若年層の政治的無関心が問題視される文脈でよく使われます。 'combat political apathy'(政治的無関心と闘う)のように、動詞と組み合わせて、問題提起や解決策を議論する際にも使われます。
学生の無気力、学習意欲の低下
※ 授業への不参加、課題の未提出、学習活動への消極的な姿勢など、学生の学習に対する関心の低下を指します。教育現場で問題視されることが多く、原因や対策が議論されます。 'address student apathy'(学生の無気力に対処する)のように、具体的な対策を講じる必要性を示す文脈で用いられます。
全般的な無気力、広範囲にわたる無関心
※ 特定の対象に限らず、生活全般に対する興味や関心の低下を指します。うつ病や他の精神疾患の症状として現れる場合もあります。医療や心理学の分野で用いられることが多い表現です。 'overcome general apathy'(全般的な無気力を克服する)のように、治療やカウンセリングの目標として用いられることもあります。
無関心の波、広がる無関心
※ ある出来事や状況に対する人々の無関心が急速に広がる様子を比喩的に表現します。特に、本来関心を持つべき問題に対して、予想外の無関心が広がる状況を強調する際に用いられます。ニュース記事や評論などで見られる表現です。
無気力に陥る、無関心な状態になる
※ 徐々に興味や関心を失い、無気力な状態に陥る過程を表します。ストレス、失望、孤独などが原因で、人が徐々に無関心になる様子を描写する際に用いられます。文学作品や心理学的な記述で見られる表現です。
無関心を育む、無関心を生み出す
※ 特定の状況や環境が人々の無関心を助長する様子を表します。例えば、繰り返される失敗経験や、変化のない単調な生活などが無関心を育むと考えられます。社会問題や組織論を議論する際に用いられる表現です。 'a culture breeding apathy'(無関心を育む文化)のように使われます。
使用シーン
学術論文やレポートで、特に社会学、心理学、政治学などの分野で、特定の集団や個人の無関心状態を分析・議論する際に使用されます。例:『学生の政治的無関心に関する研究』といったテーマの研究論文。
ビジネスシーンでは、従業員のモチベーション低下や顧客の反応の鈍さを指摘する際に、ややフォーマルな文脈で使用されます。例:『市場調査の結果、顧客の製品に対する無関心が明らかになった』という報告書。
日常会話では、相手の反応が薄い時や、社会問題に対する関心の低さを嘆く際に使われることがあります。ただし、少し硬い表現なので、より口語的な『関心がない』といった表現が好まれる傾向があります。例:ニュースを見て『若者の政治に対する無関心は深刻だ』と話す。
関連語
類義語
関心の欠如、無関心。客観的な状況や他者への感情的な反応の欠如を示すことが多い。ビジネスシーンやニュース記事など、フォーマルな文脈でよく使われる。 【ニュアンスの違い】apathyよりも感情的なニュアンスが弱く、単に興味がない、重要視していないという状態を表す。apathyが示すような感情の麻痺や無気力感は含まれないことが多い。 【混同しやすい点】apathyは個人的な感情や動機の欠如を強調するのに対し、indifferenceは対象に対する関心の欠如を強調する。したがって、主語が人間以外の場合(例:社会現象など)はindifferenceがより適切。
倦怠感、無気力。肉体的または精神的なエネルギーの欠如を示し、行動を起こすのが難しい状態を表す。医学的な文脈や、疲労困憊した状態を説明する際によく使われる。 【ニュアンスの違い】apathyが感情や関心の欠如であるのに対し、lethargyはエネルギーの欠如を指す。ただし、lethargyが長引くとapathyにつながることもある。apathyは精神的な状態、lethargyは肉体的な状態に重点が置かれる傾向がある。 【混同しやすい点】apathyは目標や価値観に対する無関心を伴う場合があるが、lethargyは単に体が動かない、気力がないという状態を表す。したがって、原因が精神的なものか肉体的なものかで使い分ける必要がある。
- passivity
受動性、消極性。自ら行動を起こさず、他者の指示や状況に身を任せる傾向を指す。心理学や社会学の文脈で、個人の行動様式や社会への関与の仕方を議論する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】apathyは感情や関心の欠如からくる無気力状態であるのに対し、passivityは積極的に行動しないという行動様式を指す。apathyは内面的な状態、passivityは外面的な行動として捉えることができる。 【混同しやすい点】apathyは必ずしも行動を伴わないが、passivityは行動の欠如を伴う。また、passivityは意図的な選択の結果である場合もある(例:あえて状況に流される)。
- listlessness
だるさ、気乗りしない状態。元気がない、活気がない様子を表し、一時的な倦怠感や軽い憂鬱さを伴うことが多い。日常会話や文学作品で、人物の心理描写に用いられる。 【ニュアンスの違い】apathyよりも軽いニュアンスで、一時的な感情や状態を表すことが多い。apathyが長期的な無関心や感情の麻痺を示すのに対し、listlessnessは一時的な気分の落ち込みや倦怠感を指す。 【混同しやすい点】apathyは深刻な問題の兆候である場合があるが、listlessnessは一時的なもので、休息や気晴らしで改善することが多い。したがって、症状の持続期間や程度によって使い分ける必要がある。
- torpor
無気力、麻痺状態。肉体的、精神的に活動が鈍くなった状態を指し、冬眠中の動物や、薬物の影響下にある人などを描写する際に用いられる。文学的な表現や、医学的な文脈で使われる。 【ニュアンスの違い】apathyよりも強い無気力状態を表し、活動能力が著しく低下している状態を指す。apathyが感情的な反応の欠如であるのに対し、torporは肉体的、精神的な活動全般の低下を意味する。 【混同しやすい点】torporは多くの場合、外部からの刺激に対する反応が鈍くなることを伴う。apathyは感情的な無関心であり、必ずしも外部刺激への反応の低下を伴うとは限らない。
- languor
ものうさ、倦怠感。心地よい疲労感や、気だるいリラックスした状態を表す。詩や小説などの文学作品で、感情的な雰囲気や情景を描写する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】apathyがネガティブな無気力状態であるのに対し、languorは心地よい、あるいは魅力的な無気力状態を表す。apathyは問題であるのに対し、languorは必ずしもそうではない。 【混同しやすい点】languorはしばしば美しい情景や感情と結びつけられる。apathyは個人的な感情や社会的な問題と結びつけられることが多い。したがって、文脈によって意味合いが大きく異なる。
派生語
『無感動な』『無関心な』という意味の形容詞。接尾辞『-etic』は『〜の性質を持つ』ことを示し、『apathy』という状態の性質を表す。人の性格や態度を説明する際によく用いられ、日常会話から学術論文まで幅広く使われる。
- apathy's
『無関心の〜』という所有格。日常会話ではあまり使われないが、学術論文や文芸作品で、ある対象が『無関心の対象』であることを示す際に用いられる。例えば、『apathy's grip(無関心の支配)』のように、比喩的な表現で使われることが多い。
- apathize
『無感動にする』という意味の動詞(稀)。他者に対して無関心な態度をとることを表す。日常会話ではあまり使われないが、心理学や社会学の分野で、人間関係における無関心の作用を議論する際に用いられることがある。ただし、使用頻度は低い。
反意語
『熱意』『熱心』という意味。apathyが感情の欠如であるのに対し、zealは感情の過多を表す。ビジネスシーンや目標達成の文脈で、強い意欲や情熱を示す際に用いられる。学術的な文脈でも、特定の活動への強いコミットメントを表す際に使われる。
『情熱』『熱中』という意味。apathyの対極にある感情を表す。恋愛、仕事、趣味など、強い感情を伴う対象に対して用いられる。日常会話から文学作品まで幅広く使われる。比喩的な意味合いも強く、感情的なエネルギーや創造性を表現する際にも使われる。
『熱狂』『熱中』という意味。apathyとは対照的に、ある対象への強い関心と積極的な姿勢を示す。特に新しいプロジェクトやアイデアに対して使われることが多い。日常会話やビジネスシーンで、前向きな姿勢や意欲を示す際に用いられる。
語源
「apathy」は、無関心や冷淡さを意味する英単語です。その語源はギリシャ語の「apathēs(感情がない)」に遡ります。この単語は、接頭辞「a-(~がない)」と「pathos(感情、苦しみ)」という二つの要素から構成されています。「pathos」は、日本語の「同情(sympathy)」や「病理(pathology)」といった単語にも見られ、感情や苦痛といった意味合いを持ちます。つまり、「apathy」は文字通りには「感情がない状態」を指し、そこから転じて、物事に対する無関心や無感動といった意味合いを持つようになりました。現代社会において、何かに対して全く感情が動かない、まるでロボットのように無気力な状態を想像すると、この単語のニュアンスがより深く理解できるでしょう。
暗記法
「無関心(Apathy)」は単なる感情の欠如に非ず。民主主義社会では市民の無関心は社会の衰退を招く兆候と見なされます。ストア哲学では感情に左右されない心の状態を指しましたが、産業革命以降、個人の無力感から社会への関心を失う状態を指すように。カミュの『異邦人』のムルソーの無関心は、社会との断絶を象徴します。現代社会では情報過多による感情の麻痺も。「Apathy」は社会全体の活力に関わる問題であり、克服こそ健全な社会を維持する鍵なのです。
混同しやすい単語
『apathy』と『antipathy』は、接頭辞 'a-'(〜がない)と 'anti-'(〜に反対する)の違いしかなく、スペルが非常に似ています。意味も関連しており、『apathy』が無関心であるのに対し、『antipathy』は強い嫌悪感を意味します。学習者は、接頭辞の意味を意識し、文脈から正確な意味を判断する必要があります。
『apathy』と『sympathy』は語尾が同じ '-pathy' であり、スペルの一部が共通しています。意味は対照的で、『apathy』が無関心であるのに対し、『sympathy』は同情や共感を意味します。ギリシャ語源の 'pathos'(感情)に由来することを理解すると、語彙の区別が容易になります。
『apathy』と『aphasia』は、最初の4文字が同じ 'apha-' であり、スペルが似ています。『aphasia』は失語症を意味し、医学用語として使用されます。意味が全く異なるため、文脈から判断する必要があります。どちらもギリシャ語源で、'a-'(〜がない)と関係がありますが、'pathy'(感情)と 'phasia'(発話)で意味が大きく異なります。
『apathy』と『apiece』は、最初の 'a' と 'ap' が共通しているため、スペルが似ていると感じることがあります。『apiece』は『それぞれに』という意味の副詞で、数量を示す際に使われます。発音も異なるため、注意が必要です。
『apathy』と『aperture』は、最初の 'ap' と 'a' で始まるスペルが共通しており、視覚的に似ています。『aperture』は『(レンズなどの)絞り』や『開口部』を意味する名詞で、写真や光学の分野で使用されます。意味が全く異なるため、文脈から区別する必要があります。
『apathy』と『empathy』は、語尾が同じ '-pathy' であり、スペルの一部が共通しています。『empathy』は共感、感情移入を意味し、『sympathy』よりも深い感情の共有を表します。接頭辞 'em-' (中へ) が示すように、相手の感情の中に入り込むイメージを持つと覚えやすいでしょう。『apathy』が無感情なのに対し、『empathy』は感情を強く感じる状態であり、対照的な意味を持つ点も重要です。
誤用例
日本語の『無気力』という言葉から『apathy』を使うと、文脈によっては不適切です。『apathy』は単なる気力のなさだけでなく、もっと深刻な感情の欠如、つまり『無感動』や『無関心』を表します。プロジェクトに対する気乗りしなさを表現したい場合は、『lack of enthusiasm』や『not very motivated』などを使う方が適切です。日本人は、感情をストレートに表現することを避ける傾向があるため、軽い気持ちで『apathy』を使ってしまいがちですが、この単語は、より深刻な状況で使うべきニュアンスを持っています。
ここでの『apathy』は、社会問題に対する無関心さを批判する文脈で使われていますが、より適した言葉は『indifference』です。『apathy』は、何かに対して元々持っていた感情や関心が失われた状態を指すことが多いのに対し、『indifference』は、最初から関心がない状態を表します。社会問題に対して、最初から関心がないことを非難する文脈では、『indifference』がより適切です。日本人が『apathy』を使いがちなのは、社会問題に対して積極的に意見を表明しない人が多い文化的背景から、感情の欠如と無関心を混同しやすいことが原因かもしれません。
政府の対応の遅れや不作為を批判する際に『apathy』を使うと、政府が感情を持っていないかのような印象を与えてしまい、不自然です。ここでは『inaction(不作為)』や『lack of action』を使う方が適切です。政府の『apathy』という表現は、あたかも政府が国民に対して冷たい感情を抱いているかのように聞こえるため、政治的な文脈では避けるべきです。日本人は、間接的な表現を好むため、直接的な批判を避けようとして『apathy』を使ってしまうことがありますが、英語ではより直接的な表現が好まれる場合もあります。
文化的背景
「Apathy(無感動、無関心)」は、単なる感情の欠如ではなく、社会や政治に対する責任放棄の象徴として、時に倫理的な問題として扱われます。特に民主主義社会においては、市民の無関心は社会の衰退を招く危険な兆候と見なされることがあります。
歴史的に見ると、「apathy」は古代ギリシャのストア哲学において、感情に左右されない平静な心の状態を理想とする文脈で用いられました。しかし、現代においては、この言葉はむしろネガティブな意味合いを帯びています。19世紀以降、産業革命や都市化の進展とともに、人々は社会の巨大なシステムの一部となり、個人の影響力の小ささを痛感するようになりました。その結果、政治や社会問題に対する無力感や疎外感が広がり、「apathy」は社会に対する関心を失った状態を指す言葉として定着していきました。
文学作品においても、「apathy」はしばしば重要なテーマとして扱われます。例えば、アルベール・カミュの『異邦人』の主人公ムルソーは、社会の規範や感情に無関心な人物として描かれています。彼の「apathy」は、社会との断絶、そして実存的な孤独を象徴するものとして解釈されています。また、現代社会においては、情報過多や慢性的なストレスによって、人々が感情を麻痺させ、無関心に陥る現象も指摘されています。ソーシャルメディアの普及は、情報へのアクセスを容易にした一方で、人々の関心を分散させ、特定の社会問題に対する深い関与を妨げる可能性も指摘されています。
「Apathy」は、単なる個人的な感情の問題ではなく、社会全体の活力や倫理観に関わる重要な問題です。民主主義社会においては、市民が積極的に社会問題に関与し、意見を表明することが不可欠です。無関心は、社会の不正や不平等を見過ごし、放置することにつながります。そのため、「apathy」を克服し、社会に対する責任感を育むことは、健全な社会を維持するために不可欠な課題と言えるでしょう。
試験傾向
準1級・1級の語彙問題や長文読解で出題される可能性があります。特に長文読解では、文章全体のテーマ理解を問う文脈で「apathy」の意味を推測させる問題が出やすいです。ライティングで意見を述べる際に使用することも考えられます。
TOEIC L&Rでは、Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解問題)で登場する可能性があります。ビジネスシーンにおける従業員のモチベーション低下や顧客の無関心といった文脈で使われることが多いです。TOEIC S&Wでは、意見を述べる際に使用する可能性もわずかにあります。
TOEFL iBTのリーディングセクションで、アカデミックな文章の中で出題される可能性があります。社会問題、政治、心理学など、抽象的なテーマを扱う文章で、人々の無関心や無気力といった意味合いで使われることが多いです。ライティングセクションでも、議論を展開する際に使用することが考えられます。
難関大学の長文読解問題で出題される可能性があります。社会問題や心理学に関する文章で、筆者の主張を理解する上で重要なキーワードとなることがあります。文脈から意味を推測する問題や、同意語・反意語を選ぶ問題が出題される可能性があります。記述問題で意見を述べる際に使用することも考えられます。