teamwork
第一音節にアクセントがあります。/iː/は日本語の「イー」よりも長く伸ばし、口角を左右に引くことを意識しましょう。/ɜːr/は、口を少し開け、舌を丸めて喉の奥で響かせるように発音します。日本語の「アー」とは異なり、口を大きく開けない点が重要です。全体として、各音を区切らず、滑らかにつなげるように発音すると、より自然に聞こえます。
連携
共通の目標達成のために、互いに協力し合うこと。スポーツ、ビジネス、プロジェクトなど、様々な場面で用いられる。個々の能力を結集し、より大きな成果を生み出すニュアンスを含む。
Our soccer team won the game thanks to great teamwork.
私たちのサッカーチームは、素晴らしい連携のおかげで試合に勝ちました。
※ 【情景】パスを回し、声を掛け合い、全員で協力してゴールを決め、勝利を喜ぶサッカーチームを想像してください。「teamwork」は、スポーツでメンバーが協力し合う様子を表すのに非常によく使われます。 【ポイント】「thanks to ~」は「〜のおかげで」という意味で、原因や理由を表すときに便利です。
For a big project, good teamwork makes everything much smoother.
大きなプロジェクトでは、良い連携があればすべてがずっとスムーズに進みます。
※ 【情景】職場で、みんながそれぞれの役割を果たし、アイデアを共有し、お互いを助け合いながらプロジェクトを進めている様子。一人では難しいことも、みんなで協力することで効率が上がるイメージです。 【ポイント】「makes everything smoother」は「すべてをよりスムーズにする」という意味。「make + 目的語 + 形容詞」で「目的語を〜の状態にする」という形はよく使われます。
We finished cleaning the park quickly through the children's teamwork.
私たちは、子どもたちの連携のおかげで公園の清掃を素早く終えました。
※ 【情景】地域の公園で、子どもたちがほうきを持ったり、ゴミ袋を持ったりして、協力しながら楽しそうに清掃活動をしている場面。みんなで力を合わせることで、大変な作業もあっという間に終わる喜びが伝わります。 【ポイント】「through ~」は「〜を通して」「〜によって」という意味で、ある行動や状態が実現した手段や方法を示すときに使えます。
協調性
チームの一員として、周囲と調和しながら行動する性質。個人の意見を尊重しつつ、全体の意向に沿って動くことが求められる。集団生活における円滑な人間関係を築く上で重要な要素。
Good teamwork helped the students win the relay race easily.
良い協調性のおかげで、生徒たちはリレー競争に楽に勝てました。
※ 運動会で、生徒たちがバトンパスをスムーズに行い、声を掛け合いながら、力を合わせて走っている様子を想像してください。みんなで協力した結果、見事に勝利した喜びが伝わります。スポーツの場面は「teamwork」が最も自然に使われる場所の一つです。特にリレーのように、個々の走力だけでなく、バトンパスなど連携が重要な競技で「teamwork」は不可欠です。
We used good teamwork to finish our school project quickly.
私たちは良い協調性を使って、学校のプロジェクトを素早く終わらせました。
※ 図書館や教室で、生徒たちがグループになって、それぞれの役割分担を決め、アイデアを出し合い、協力して発表資料を作っている様子を思い描いてください。締め切りが迫る中、みんなで力を合わせたことで、無事に完成した安堵感が伝わります。学校や職場でのグループワークは「teamwork」が非常に重要な場面です。目標達成のために、各自が責任を果たし、助け合うことが求められます。
Teamwork makes difficult jobs much easier and more fun.
協調性があれば、難しい仕事もずっと楽になり、もっと楽しくなります。
※ 誰もがうんざりするような大変な作業(例えば、引っ越しで重い荷物を運ぶ、大量の書類を整理する)を、何人かで「せーの!」と声を掛け合いながら、笑いながら協力してこなしている様子をイメージしてください。一人では大変でも、みんなでやれば乗り越えられる、というポジティブな感情が伝わります。「teamwork」の重要性を一般論として語る際によく使われる表現です。単に効率が上がるだけでなく、精神的な負担が減り、作業自体が楽しくなるという側面を強調しています。
共同作業
複数人で協力して行う作業。分担して作業を進めることで、効率的に目標を達成できる。学校の課題や職場のプロジェクトなど、様々な場面で必要となる。
Our soccer team won the game thanks to excellent teamwork.
私たちのサッカーチームは、見事なチームワークのおかげで試合に勝ちました。
※ この例文は、サッカーチームが全員でパスをつなぎ、ゴールを決めた瞬間の喜びや達成感が伝わる場面を描いています。スポーツでは、個人の能力だけでなく「チームワーク」が勝利に直結するため、非常に典型的な表現です。「thanks to ~」は「~のおかげで」という意味で、良い結果の原因を表すときによく使われます。
Building the school festival stage required a lot of teamwork from our class.
文化祭のステージを作るには、クラスのみんなからのたくさんの協力が必要でした。
※ この例文からは、クラス全員が汗をかきながら、大きなステージを協力して作り上げる、一体感のある場面が目に浮かびます。学校でのグループ活動やイベント準備は、まさに「共同作業」の代表例です。学生時代を思い出させる方もいるでしょう。「require」は「~を必要とする」という意味で、何かを成し遂げるために必要なものを説明するのに便利です。
Good teamwork made our big project a great success at work.
良いチームワークが、私たちの大きなプロジェクトを職場で大成功させました。
※ この例文は、会社のプロジェクトが成功し、チームメンバーが達成感に満ちた笑顔で喜びを分かち合う様子が目に浮かびます。ビジネスシーンでは、プロジェクトの成功に「チームワーク」が不可欠なため、この表現は非常に頻繁に使われます。「make + O + C(目的語を補語の状態にする)」は「OをCにする」という形で、原因と結果を表すときに使われる基本的な文型です。
コロケーション
チームワークを育む、促進する
※ 「foster」は動詞で、「育成する、促進する」という意味合いを持ちます。単にチームワークを行うだけでなく、積極的にチームワークを良い方向へ導くニュアンスを含みます。ビジネスシーンで、リーダーシップを発揮してチームの協調性を高める文脈でよく使われます。似た表現に「promote teamwork」がありますが、「foster」の方がより丁寧に、長期的な視点で育てる意味合いが強くなります。
チームワークを発揮する、示す
※ チームとして協力し、成果を上げている様子を具体的に示す場合に用います。例えば、プレゼンテーションや報告書などで、プロジェクトの成功事例を紹介する際に、「Our success was largely due to the team's ability to demonstrate teamwork.(私たちの成功は、チームがチームワークを発揮したことによるところが大きい)」のように使われます。単に「work as a team」と言うよりも、具体的な行動や成果を伴っていることを強調できます。
チームワークの精神で、協力的な姿勢で
※ 何かを行う際の心構えや態度を表す際に使われる表現です。「〜の精神で」という日本語訳が示すように、単に協力するだけでなく、相手を尊重し、共通の目標に向かって努力する姿勢を含みます。会議やプロジェクトの開始時など、参加者全員に協力的な姿勢を促す場面で用いられることが多いです。例えば、「Let's work together in the spirit of teamwork to achieve our goals.(目標達成のために、チームワークの精神で協力しましょう)」のように使います。
効果的なチームワーク、効率的な連携
※ 単にチームで働くのではなく、高い成果を生み出すチームワークを指します。「effective」は形容詞で、「効果的な、効率的な」という意味を持ちます。チームのメンバーがそれぞれの強みを活かし、スムーズに連携することで、目標を達成できる状態を表します。ビジネスシーンで、チームのパフォーマンスを評価する際や、改善策を検討する際に用いられます。例えば、「We need to improve our effective teamwork to meet the deadline.(締め切りに間に合わせるためには、効果的なチームワークを向上させる必要があります)」のように使います。
チームワークの欠如、連携不足
※ チームが協力し合えていない状態、またはその結果として生じる問題を指します。「lack of」は「〜の欠如」という意味で、ネガティブな状況を表す際に用いられます。プロジェクトの遅延や失敗、チーム内の対立など、チームワークがうまくいっていない場合に、その原因を指摘する際に使われます。例えば、「The project failed due to a lack of teamwork.(プロジェクトはチームワークの欠如が原因で失敗した)」のように使います。
チームワークスキル、協調性
※ チームとして働く上で必要な能力や資質を指します。コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップ、傾聴力などが含まれます。採用面接や人事評価などで、個人の能力を評価する際に用いられます。「teamwork skills」は、単に仲良くできるだけでなく、目標達成のために建設的に協力できる能力を意味します。例えば、「We are looking for candidates with strong teamwork skills.(私たちは、優れたチームワークスキルを持つ候補者を探しています)」のように使います。
チームワークの本質、真髄
※ チームワークにおいて最も重要な要素や価値観を指します。「essence」は名詞で、「本質、真髄」という意味を持ちます。単なる協力ではなく、共通の目標、相互尊重、信頼、責任感などが含まれます。チームワークの重要性を説く際や、理想的なチームのあり方を議論する際に用いられます。例えば、「The essence of teamwork is trust and communication.(チームワークの本質は信頼とコミュニケーションである)」のように使います。
使用シーン
大学の授業や研究発表で頻繁に使われます。特に、グループワークに関する議論や、共同研究の成果を報告する際に、「チームワークの重要性」「チームワークがプロジェクトの成功に貢献した」といった文脈で用いられます。学生がレポートや論文で参考文献を引用する際にも見られます。
ビジネスシーンでは、プロジェクトの進捗報告、チームの目標設定、人事評価など、様々な場面で使われます。上司が部下に対して「チームワークを発揮して目標達成を目指しましょう」と指示したり、同僚同士で「チームワークのおかげで困難を乗り越えられた」と感謝を述べたりする際に使われます。また、企業理念や行動規範の中で「チームワークを重視する」というメッセージとして発信されることもあります。
日常会話では、スポーツ観戦や趣味のグループ活動など、共通の目標を持つ仲間との活動について話す際に使われます。「あのチームはチームワークが良いから強い」「チームワークのおかげでイベントを成功させることができた」といった文脈で用いられます。また、家族や友人関係においても、「チームワークを大切にする」という価値観を共有する場面で使われることがあります。
関連語
類義語
協力して共同で作業を行うこと。ビジネス、学術、研究などフォーマルな場面で使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"よりも知的活動や創造的な活動における協力関係を強調する傾向がある。組織全体の戦略的な協力や、専門知識を共有して目標を達成するニュアンスを含む。 【混同しやすい点】"Teamwork"が特定のチーム内での協力関係を指すのに対し、"collaboration"はより広範な組織間、あるいは個人間の協力関係を指すことがある。また、"collaboration"はより高度なスキルや知識を持つ人々の間で起こる協力関係を連想させる。
共通の目標を達成するために協力すること。ビジネス、政治、国際関係など幅広い分野で使用される。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"よりも、個々の参加者が自発的に協力し、共通の目標に向かって貢献するニュアンスが強い。必ずしも組織化されたチームである必要はなく、一時的な協力関係も含む。 【混同しやすい点】"Teamwork"が組織的な枠組みの中で役割分担された協力関係を指すのに対し、"cooperation"はより緩やかな協力関係を指すことがある。また、"cooperation"は相手の意思を尊重し、友好的な関係を築くことを重視する。
複数の要素が組み合わさることで、個々の要素の合計以上の効果を生み出すこと。ビジネス、特に経営戦略や組織論の分野でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"が協力によって目標を達成するプロセスを指すのに対し、"synergy"はその結果として生まれる相乗効果を強調する。チームワークによって最大限のシナジー効果を発揮することが期待される。 【混同しやすい点】"Teamwork"は具体的な協力活動を指すのに対し、"synergy"は抽象的な概念である。"Synergy"はしばしば「1 + 1 > 2」という形で表現され、単なる足し算以上の価値を生み出すことを意味する。
共通の目的を達成するために、複数の個人または組織が協力関係を結ぶこと。ビジネス、法律、スポーツなど様々な分野で使用される。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"がチーム内での協力関係を指すのに対し、"partnership"はより長期的な協力関係、特に契約や合意に基づいた関係を意味する。双方にメリットがあることを前提とする。 【混同しやすい点】"Teamwork"が組織内部の協力関係を指すことが多いのに対し、"partnership"は組織間の協力関係を指すことが多い。また、"partnership"はしばしば金銭的な投資やリスク分担を伴う。
複数のものが一つにまとまっている状態。政治、宗教、社会運動など、人々が共通の目標や価値観を共有していることを強調する際に使われる。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"が目標達成のための協力行動を指すのに対し、"unity"は結束力や一体感を強調する。チームのメンバーが互いに尊重し合い、共通の目標に向かって団結している状態を表す。 【混同しやすい点】"Teamwork"は具体的な行動を伴う協力関係を指すのに対し、"unity"は精神的な一体感を指す。"Unity"はしばしば「団結」「結束」と訳され、チームの士気や連帯感を高めるために重要視される。
- concerted effort
一致協力して行われる努力。問題解決や目標達成のために、組織的かつ計画的に行われる努力を指す。 【ニュアンスの違い】"Teamwork"が日常的な協力関係を指すのに対し、"concerted effort"は特定の目標を達成するために、意識的に協力して行う努力を強調する。困難な課題に取り組む際に使われることが多い。 【混同しやすい点】"Teamwork"は必ずしも計画的な努力を伴わない場合があるのに対し、"concerted effort"は綿密な計画と組織的な行動を必要とする。また、"concerted effort"はしばしば「一致団結した努力」と訳され、チーム全体のコミットメントを示す。
派生語
『チームメイト』。チームの一員を指す名詞。『team(チーム)』と『mate(仲間)』が組み合わさった単純な構成だが、スポーツ、ビジネス、ゲームなど、あらゆるチーム活動において非常に頻繁に使われる。単なる同僚ではなく、共通の目標に向かって協力する仲間というニュアンスが強い。
- team-building
『チームビルディング』。チームの結束力や協調性を高めるための活動やプロセスを指す名詞。ビジネス環境でよく用いられ、研修やイベントなどを通じてチームのパフォーマンス向上を目指す。近年、組織開発の分野で重要視されている。
- team player
『チームプレーヤー』。チームのために貢献できる人、協調性のある人を指す名詞。採用面接や人事評価でよく用いられる表現で、個人の能力だけでなく、チームへの貢献意欲や協調性が重視されることを示す。
反意語
『個人主義』。チームワークとは対照的に、個人の自立や自由を重視する思想や行動様式を指す名詞。ビジネスにおいては、チームワークが求められる一方で、個人の創造性やリーダーシップも重要であり、文脈によって評価が分かれる。学術的には、社会学や政治学で議論される概念。
- autocracy
『独裁政治』。チーム内で一部の人が権力を独占し、他のメンバーの意見を無視する状態。チームワークとは正反対の概念であり、組織の機能不全を招くことが多い。日常会話よりも、政治や組織運営に関する議論で用いられる。
- lone wolf
『一匹狼』。集団行動を好まず、単独で行動する人を指す名詞。チームワークを重視する環境ではネガティブな意味合いを持つことが多いが、特定の分野で突出した能力を発揮する人を指す場合もある。比喩的な表現であり、ビジネスや創作物でよく用いられる。
語源
"Teamwork"は、文字通り「チーム(team)」と「ワーク(work)」が組み合わさってできた複合語です。「Team」は、元々古英語の「tēam」に由来し、「子孫、一団、チーム」といった意味を持っていました。これは、ゲルマン祖語の「*taumaz」(引く、導く)に関連し、動物を引く一団や、共通の目的のために協力する人々を指すようになりました。「Work」は、古英語の「weorc」に由来し、「仕事、活動、努力」といった意味を持ちます。したがって、「teamwork」は、複数の人が協力して共通の目標を達成するために行う活動、つまり「チームによる仕事」を意味するようになったのです。日本語では「連携」「協調性」「共同作業」などと訳され、組織やグループにおける協力の重要性を示唆する言葉として広く使われています。
暗記法
「teamwork」は、スポーツにおけるチームプレイのように、個々の能力を超えた連携で勝利を目指す姿勢を象徴します。ビジネスの現場では、多様な専門性を持つ人々が協力し、革新的な成果を生み出します。家族や地域社会では、互いを支え合い、より良いコミュニティを築く基盤となります。互いを尊重し、共に成長する、そんな現代社会の重要な価値観なのです。
混同しやすい単語
スペルが非常に似ており、'work' が付くかどうかで見間違えやすい。意味は『チーム』そのもので、『teamwork』は『チームワーク』という協力体制や活動を指す。品詞は名詞。『teamwork』は不可算名詞で集合的な概念を表すのに対し、『team』は可算名詞で個々のチームを指す点が重要。日本人学習者は、文脈からどちらが適切か判断する必要がある。
'team' に '-ing' が付いた形なので、スペルが似ている。『teaming』は動名詞または現在分詞として使われ、『協力している』『チームを組むこと』といった意味になる。品詞が異なり、意味も『teamwork』とは異なるため、文法的な構造を理解することが重要。たとえば、『teaming up』という句動詞は『協力する』という意味でよく使われる。
スペルの一部('work')が共通しているため、視覚的に混同しやすい。『timberwork』は『木骨構造』や『木工細工』を意味する。意味が全く異なるため、文脈から判断する必要がある。建築や木工関連の話題で登場しやすい単語である点を覚えておくと良い。
'work' が共通しており、音の響きも似ているため、聞き間違いやスペルの混同が起こりやすい。『dreamwork』は心理学用語で、『夢分析』や『夢解釈』を意味する。日常会話ではあまり使われない専門用語なので、文脈を意識すれば区別は容易。心理学系の文章で出てきた場合は注意が必要。
'work' の部分が共通しており、全体的な語感が似ているため混同しやすい。『framework』は『枠組み』『構造』『骨組み』といった意味を持つ。抽象的な概念を表すことが多く、ビジネスやITの分野で頻繁に使われる。意味が大きく異なるため、文脈を理解することが重要。例えば、「法的framework」というように使われる。
語尾の '-work' が共通しており、視覚的に似ているため、スペルミスしやすい。『network』は『ネットワーク』『通信網』『人脈』などの意味を持つ。IT関連やビジネスシーンでよく使われる単語。発音も異なるため、スペルと発音をセットで覚えることが大切。例えば、「ソーシャルnetwork」というように使われる。
誤用例
The Japanese concept of 'wa' (和) emphasizes harmony and group cohesion, which seems similar to teamwork. However, directly equating 'wa' with 'teamwork' can be misleading. 'Wa' often implies a suppression of individual expression for the sake of group harmony, which isn't necessarily what's intended by 'teamwork' in a Western business context. Teamwork, while valuing collaboration, also encourages individual contributions and sometimes even constructive conflict to achieve the best outcome. Using 'wa' directly imports a culturally specific understanding that might not translate well or be fully understood by non-Japanese speakers. The correction emphasizes harmony *and* collaboration to bridge the gap.
The Japanese word 'enryo' (遠慮) describes a sense of reserve, hesitation, or deference. While it might *feel* related to a reluctance to participate in teamwork, directly translating it as 'enryo' is not appropriate. 'Enryo' implies a complex social dynamic, often related to politeness and avoiding imposing on others, which may not be the primary reason for someone's hesitation about teamwork. They might lack the skills or confidence, not just be trying to be polite. Using 'hesitant' is a more direct and universally understood way to express reluctance without importing culturally specific nuances. Many Japanese learners directly translate feelings into English, but the cultural implications of those feelings aren't always the same.
In English, 'teamwork' is a noun, not an adjective. Directly translating the Japanese phrase '彼はとてもチームワークです' (kare wa totemo chi-muwaku desu) which attempts to describe someone as embodying teamwork, results in an ungrammatical sentence. The correct way to express this sentiment is to say 'He is a great team player.' This highlights his ability to work well within a team. This mistake stems from a direct noun-to-adjective translation that is common in Japanese but doesn't work in English grammar. The concept of being 'teamwork' doesn't exist; the correct phrasing is to describe someone as a 'team player'.
文化的背景
「teamwork」は、個人の能力を超えた目標達成のために、互いを尊重し協力し合う姿勢を象徴する言葉です。特に、多様な個性や専門性を持つ人々が有機的に連携することで、より大きな成果を生み出すという考え方は、現代社会において非常に重要な価値観とされています。
この言葉が持つ文化的背景を理解するためには、スポーツの世界におけるチームプレイの概念が非常に参考になります。例えば、アメリカンフットボールやバスケットボールなどのチームスポーツでは、個々の選手の卓越した能力も重要ですが、それ以上にチーム全体の連携や戦略が勝敗を左右します。優れたチームは、それぞれの選手の強みを最大限に活かし、弱点を補い合いながら、一体となって勝利を目指します。この過程で生まれる信頼関係や連帯感は、単なる勝利以上の価値を持ち、チームメンバーの成長を促す原動力となります。スポーツにおけるチームワークは、単なる戦術的な要素ではなく、個人の成長や組織の発展に不可欠な要素として、深く根付いています。
また、「teamwork」は、ビジネスの世界においても重要なキーワードです。現代のビジネス環境は、複雑化・高度化が進み、単独の個人がすべての業務をこなすことは困難になっています。そのため、異なるスキルや経験を持つ人々がチームを組み、それぞれの専門性を活かしながら協力してプロジェクトを進めることが一般的です。成功するチームは、明確な目標を設定し、役割分担を明確にし、互いにコミュニケーションを取りながら、課題解決に取り組んでいます。この過程で生まれる創造性や革新性は、企業全体の競争力を高める上で不可欠な要素となります。企業におけるチームワークは、単なる業務効率の向上だけでなく、従業員のモチベーション向上や組織文化の醸成にも貢献します。
さらに、「teamwork」は、家族や地域社会といった、より身近なコミュニティにおいても重要な役割を果たします。家族であれば、家事や育児を分担し、互いに支え合うことで、より円満な家庭生活を送ることができます。地域社会であれば、ボランティア活動やイベントなどを通じて、住民同士が協力し合うことで、より住みやすい地域社会を築くことができます。「teamwork」は、規模の大小に関わらず、あらゆるコミュニティにおいて、互いを尊重し協力し合うことで、より良い社会を築くための基盤となる考え方です。現代社会において、「teamwork」という言葉は、単なる協力関係を超え、互いの個性と能力を尊重し、共に成長していくための重要な価値観を象徴するものとして、広く認識されています。
試験傾向
準1級、1級で長文読解、語彙問題で出題される可能性があります。チームワークを必要とする場面や、協力して目標を達成する状況を描いた文章で登場しやすいです。同意語(collaboration, cooperation)とのニュアンスの違い、反意語(competition)との対比を理解しておきましょう。ライティングで使う場合は、具体的な例を挙げて説明すると説得力が増します。
Part 5(短文穴埋め)、Part 7(長文読解)で頻出。ビジネスシーンにおけるチームワークの重要性、チームでのプロジェクト遂行、チーム内のコミュニケーションに関する文脈でよく見られます。同意語(collaboration, cooperation, synergy)との使い分け、特にビジネスにおけるニュアンスの違いを理解しておくことが重要です。名詞だけでなく、動詞(team up)の形でも覚えておきましょう。
リーディングセクションで、社会科学、心理学、ビジネスなどのアカデミックな文章で頻出。集団行動、組織論、リーダーシップなどに関連する文脈で登場することが多いです。同意語(collaboration, synergy)とのニュアンスの違いを理解し、文章全体の内容から意味を推測する練習が必要です。ライティングセクションでは、自分の意見をサポートする例としてチームワークの重要性を記述する際に役立ちます。
共通テスト、難関私大の長文読解で頻出。評論文や物語文など、様々なジャンルの文章で出題される可能性があります。集団生活、部活動、社会問題など、チームワークの重要性を示す文脈で登場しやすいです。文脈から意味を推測する力、同意語・反意語(cooperation, competitionなど)との関連性を理解しておくことが重要です。和訳問題では、文脈に合った自然な日本語に訳せるように練習しましょう。