cordially
第一音節にアクセントがあります。/ɔːr/ は、日本語の「オー」よりも口を丸めて長く発音し、舌を奥に引くように発音します。/diə/ の部分は、/i/ の音と/ə/(曖昧母音)の音が連続するので、注意して発音しましょう。最後の /li/ は、日本語の「リ」よりも舌を上あごにつける意識を持つとより正確になります。
心から
単なる形式的な丁寧さではなく、温かい気持ちを込めて、相手を歓迎・招待するニュアンス。ビジネスシーンでも、親しい関係を表したい時に使うことができる。
They cordially welcomed the new team member.
彼らは新しいチームメンバーを心から歓迎しました。
※ 会社やグループに新しい人が入ってきた時、みんなが温かい気持ちで迎える様子を表しています。「cordially welcome」は、心からの丁寧な歓迎の気持ちを伝える時に使われる、とても自然な表現です。
We cordially invite you to our special event.
私たちはあなたを私たちの特別なイベントに心から招待いたします。
※ 招待状や公式な場でよく使われるフレーズです。相手に対する敬意と、ぜひ来てほしいという心からの願いが込められています。フォーマルな招待の言葉として覚えておくと良いでしょう。
The host cordially greeted each guest at the door.
主人はドアで一人ひとりの客を心から迎え入れました。
※ パーティーなどの主催者が、訪れたお客さんを一人ひとり、温かい笑顔と丁寧な態度で迎える場面を想像してみてください。「cordially greet」は、単なる挨拶ではなく、心からの歓迎と親愛の情がこもった挨拶を意味します。
丁寧に
相手への敬意と好意を示す、礼儀正しい態度を表す。儀礼的な場面や、相手を尊重したい時に適している。
The host cordially invited all the guests to the party.
主催者はすべての客を心から丁寧にパーティーに招待しました。
※ この文は、パーティーの主催者が、単に形式的ではなく、ゲスト一人ひとりを心から歓迎する気持ちで丁寧に招待した様子を描写しています。「cordially」は、心からの温かい気持ちが込められた「丁寧さ」を表すときに使われます。招待状などでもよく見かける、典型的な使い方です。
We cordially welcomed the new student to our class.
私たちは新しい生徒を心から丁寧にクラスに迎え入れました。
※ クラスに新しい仲間が加わったとき、形式的ではなく、みんなが温かい気持ちで迎え入れた場面です。「cordially」を使うことで、単に「歓迎した」だけでなく、「心を込めて親切に受け入れた」という気持ちが伝わります。新しい環境に慣れるのを助けるような、優しい雰囲気が感じられますね。
The president cordially greeted the foreign delegates.
大統領は外国からの代表団を心から丁寧に迎え入れました。
※ これは、国の代表である大統領が、外国からの訪問者に対して、公式な場でありながらも、友好的で温かい気持ちを込めて挨拶した様子を表しています。「cordially」は、ビジネスや外交など、フォーマルな場面で「誠意をもって、友好的に」何かを行う場合によく使われます。丁寧さの中に、親しみが感じられる表現です。
コロケーション
心から招待された
※ この表現は、招待状やアナウンスで非常によく使われます。単に「招待」するだけでなく、主催者側の温かい気持ちや歓迎の意が込められていることを伝えます。ビジネスシーンやフォーマルなイベントで特に好まれ、相手への敬意を示すニュアンスがあります。例えば、結婚式の招待状や会社の記念パーティーの告知などで目にすることが多いでしょう。
心から歓迎する
※ 「cordially invited」と同様に、歓迎の気持ちを強調する表現です。会議のスピーチやイベントの冒頭で、参加者全体に向けて使われることが多いです。単なる挨拶よりも、より温かく、親しみやすい印象を与えます。例えば、新しい社員を迎える際や、国際会議の開会式などで用いられます。類似表現として、'warmly welcome'がありますが、'cordially' はよりフォーマルで洗練された印象を与えます。
心から感謝する
※ 感謝の気持ちを伝える際に、誠実さや深い感謝の念を強調する表現です。ビジネスレターやフォーマルなスピーチでよく用いられます。'sincerely thank'と似ていますが、'cordially'はより心のこもった、温かい感謝の気持ちを表すニュアンスがあります。例えば、長年の協力に対する感謝や、特別な貢献への謝意を示す場面で使われます。
心から同意する
※ 単に同意するだけでなく、賛同の意を強く示したい場合に用いられます。議論や交渉の場で、相手の意見に共感し、積極的に支持する姿勢を示す際に有効です。例えば、会議での提案に対する賛成意見や、契約条件への合意を伝える場面で使用されます。'fully agree'よりも、相手への敬意や友好的な関係を保ちたいというニュアンスが含まれます。
丁重に反対する
※ 反対意見を述べる際に、相手への敬意を払いながら、自分の立場を明確にする表現です。フォーマルな会議や議論の場で、感情的な対立を避け、建設的な対話を促すために用いられます。単に'disagree'と言うよりも、丁寧で配慮の行き届いた印象を与えます。例えば、提案された計画に対して、別の視点から懸念を表明する場面で使われます。
心底嫌う
※ 強い嫌悪感を、やや控えめに、しかし確実に伝える表現です。直接的な表現を避けたい場合や、ユーモラスな効果を狙いたい場合に用いられます。例えば、特定の食べ物や習慣に対して、個人的な嫌悪感を表明する際に使われます。'strongly dislike'よりも、少し皮肉めいた、あるいは上品なニュアンスが含まれることがあります。
使用シーン
学術論文においては、感謝の意を示す場面で使われることがあります。例えば、研究協力者への謝辞で「The authors cordially thank Dr. Tanaka for his invaluable assistance.(著者らは、田中博士の貴重なご支援に心より感謝申し上げます。)」のように、やや形式ばった表現として用いられます。
ビジネスシーンでは、フォーマルな場面、特に顧客や取引先とのコミュニケーションで使われます。例えば、招待状で「We cordially invite you to our anniversary celebration.(弊社の周年記念式典に心よりご招待申し上げます。)」のように、丁寧な印象を与えるために用いられます。また、ビジネスメールの結びの言葉としても使用されることがあります。
日常会話で「cordially」が使われることは非常に稀です。より自然な表現としては、「sincerely」や「warmly」が好まれます。ただし、改まった手紙やメッセージなど、書き言葉では使用される可能性があります。例えば、「Thank you for your cordially invitation.(丁寧なご招待ありがとうございます。)」のように、感謝の気持ちを伝える際に使われることがあります。
関連語
類義語
「温かく」「心から」という意味で、歓迎や感謝の気持ちを表す際に用いられます。日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使われます。 【ニュアンスの違い】「cordially」よりも一般的で、より親しみやすい印象を与えます。「cordially」はより儀礼的で、改まった状況に適しています。感情の強さも「warmly」の方がやや穏やかです。 【混同しやすい点】「warmly」は副詞としてだけでなく、形容詞としても使えます(例: warmly dressed)。日本人学習者は、副詞としての用法に慣れている一方、形容詞としての用法を見落としがちです。
「心から」「誠実に」という意味で、感謝、謝罪、お祝いなど、真摯な気持ちを伝えたい時に使われます。ビジネスシーンやフォーマルな手紙でよく用いられます。 【ニュアンスの違い】「cordially」が友情や親愛の情を込めた丁寧さを表すのに対し、「sincerely」は相手への敬意と誠実さを強調します。感情の深さよりも、真剣な態度を示すニュアンスが強いです。 【混同しやすい点】手紙の結びの言葉として、「Sincerely yours,」という表現は一般的ですが、「Cordially yours,」はやや古風で、親しい間柄でなければ不適切に聞こえることがあります。
- graciously
「優雅に」「快く」という意味で、相手の好意や申し出を丁寧に受け入れる様子を表します。フォーマルな場面や、相手に敬意を払いたい時に適しています。 【ニュアンスの違い】「cordially」が相手への親愛の情を示すのに対し、「graciously」は相手の行為に対する感謝と賞賛の気持ちを表します。相手の立場を尊重するニュアンスが強く、やや上位の者から下位の者へ向けられることもあります。 【混同しやすい点】「graciously」は、相手の行為を評価する意味合いを含むため、単なる挨拶や招待に対して使うと、やや恩着せがましい印象を与える可能性があります。状況に応じて「thank you cordially」などと使い分けるのが適切です。
- genially
「愛想よく」「気さくに」という意味で、親しみやすく友好的な態度を表します。日常会話や、初対面の人と接する際に適しています。 【ニュアンスの違い】「cordially」がややフォーマルで儀礼的な丁寧さを含むのに対し、「genially」はよりリラックスした、自然な親しみを表します。肩肘張らない、友好的な雰囲気を伝えたい場合に適しています。 【混同しやすい点】「genially」は、相手との間に壁を作らず、親近感を与える表現ですが、親しすぎる態度は失礼にあたる場合もあります。特にビジネスシーンでは、相手との関係性や状況を考慮して使い分ける必要があります。
- amiably
「愛想よく」「友好的に」という意味で、穏やかで友好的な態度を表します。ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使えます。 【ニュアンスの違い】「cordially」が儀礼的な丁寧さを含むのに対し、「amiably」はより自然で、争いを好まない友好的な態度を表します。会議や交渉の場で、穏便に事を進めたい場合に適しています。 【混同しやすい点】「amiably」は、相手に好印象を与え、協調的な関係を築くのに役立ちますが、状況によっては優柔不断に見られたり、主体性がないと誤解されたりする可能性があります。自分の意見をしっかりと持ちつつ、友好的な態度を示すバランスが重要です。
- heartily
「心から」「誠心誠意」という意味で、喜び、感謝、賛同などの気持ちを強く表します。祝福や励ましの言葉としてよく用いられます。 【ニュアンスの違い】「cordially」が丁寧で礼儀正しい態度を示すのに対し、「heartily」はより感情的で、心の底からの気持ちを強調します。喜びや感謝の気持ちをストレートに伝えたい場合に適しています。 【混同しやすい点】「heartily」は、感情表現が豊かであるため、フォーマルな場面では過剰に聞こえることがあります。ビジネスシーンでは、相手との関係性や状況を考慮して、適切な表現を選ぶ必要があります。
派生語
名詞で『不和、不一致』。接頭辞『dis-(分離)』と語幹『cord(心)』が組み合わさり、『心が離れている状態』を示す。日常会話よりも、公式な文書や議論で使われることが多い。
名詞で『一致、調和』。接頭辞『con-(共に)』と語幹『cord(心)』が組み合わさり、『心が共に在る状態』を表す。条約名など、やや格式ばった文脈で使用される。
名詞で『勇気』。古フランス語を経て英語に入った語で、元々は『心』に関連する意味合いがあった。現代英語では直接的な関連性は薄いが、語源を辿ると『心の強さ』という根本的な意味が理解できる。日常会話で広く使われる。
反意語
- disdainfully
『軽蔑的に』という意味の副詞。『cordially(心から)』とは対照的に、相手を見下すような態度を表す。日常会話よりも、文学作品などで人物描写に用いられることが多い。
- coldly
『冷淡に』という意味の副詞。『cordially(心から)』とは反対に、感情がこもっていない、よそよそしい態度を示す。ビジネスシーンや人間関係において、感情的な距離感を表現する際に使われる。
- insincerely
『不誠実に』という意味の副詞。接頭辞『in-(否定)』が『sincerely(誠実に)』に付加され、心からの気持ちがない状態を表す。『cordially(心から)』とは対照的に、表面的な親切さや礼儀正しさを示す際に用いられる。
語源
"Cordially"は、「心から」「丁寧に」という意味ですが、その語源はラテン語の「cor(心臓)」に由来します。ラテン語の「cor」は、感情や思考の中心、つまり「心」を意味し、ここから派生した「cordialis」は、「心からの」「誠実な」という意味を持ちます。英語の"cordial"は、このラテン語の形容詞を直接受け継いだもので、当初は「心からの」「誠意のある」という意味合いで使用されました。さらに、副詞の形である"cordially"は、「心から」「丁寧に」といった意味合いを強め、相手に対する温かい気持ちや誠実な態度を示す際に用いられます。日本語で例えるなら、「心を込めて」という表現が近いでしょう。心臓(cor)から生まれる感情、それが"cordially"という言葉に込められた本質です。
暗記法
「cordially」は、単なる礼儀を超えた心の温かさを伝える言葉。古くは手紙の結びで友情や敬意を示し、社交界の機微を映しました。文学作品では登場人物の感情を繊細に表現。国家間の外交でも、友好的な関係構築に不可欠でした。現代では格式ばった印象も与えますが、真心を伝える大切な言葉として生き続けています。背景を知れば、この言葉の重みがより深く感じられるでしょう。
混同しやすい単語
『cordially』と『cordial』は、スペルが非常に似ており、副詞と形容詞の違いであるため混同しやすいです。『cordial』は形容詞で「心からの、温かい」という意味であり、名詞では「リキュール」を意味します。副詞の『cordially』は「心から、親切に」という意味で、動詞を修飾します。日本人学習者は、文中でどちらの品詞が必要かを意識する必要があります。語源的には、どちらもラテン語の『cor(心)』に由来しますが、品詞によって用法が異なります。
『cordially』と『orderly』は、語尾の『-ly』が共通しているため、スペルミスや意味の混同が起こりやすいです。『orderly』は「整然とした、きちんとした」という意味の形容詞であり、副詞としては「整然と」という意味になります。意味が全く異なるため、文脈から判断する必要があります。発音も異なるので、注意が必要です。
『accordingly』は『cordially』と同様に副詞であり、語尾が『-ly』で終わるため、スペルミスや意味の混同が起こりやすいです。『accordingly』は「それに応じて、したがって」という意味で、原因と結果を結びつける際に使われます。意味が大きく異なるため、文脈から判断する必要があります。また、発音も異なるため、発音記号を確認すると良いでしょう。
『actually』も『cordially』と同様に副詞であり、語尾が『-ly』で終わるため、スペルミスや意味の混同が起こりやすいです。『actually』は「実際に、実は」という意味で、事実に反することを訂正したり、意外な事実を述べたりする際に使われます。意味が大きく異なるため、文脈から判断する必要があります。発音も異なるので、注意が必要です。
『really』も『cordially』と同様に副詞であり、語尾が『-ly』で終わるため、スペルミスや意味の混同が起こりやすいです。『really』は「本当に、実際に」という意味で、驚きや強調を表す際に使われます。意味が大きく異なるため、文脈から判断する必要があります。発音も異なるので、注意が必要です。
『carefully』は『cordially』と同様に副詞であり、語尾が『-ly』で終わるため、スペルミスや意味の混同が起こりやすいです。『carefully』は「注意深く、慎重に」という意味で、行動の様子を表す際に使われます。意味が大きく異なるため、文脈から判断する必要があります。発音も異なるので、注意が必要です。
誤用例
『cordially』は『心から』という意味ですが、通常は好意的な感情、例えば『cordially invited(心から招待する)』のように使われます。『dislike』のような否定的な感情に使うと、皮肉や反語的なニュアンスが非常に強くなり、相手に不快感を与える可能性があります。日本語の『丁重に嫌う』という表現を直訳した結果、このような誤用が生まれることがあります。英語では、否定的な感情を強調する場合は、単に『strongly』や『intensely』を使う方が自然です。また、英語ではストレートな表現が好まれる傾向があり、日本語のように婉曲的な表現は誤解を招きやすい点に注意が必要です。
『cordially』は、謝罪の場面では不適切です。なぜなら、『cordially』は温かく、友好的な気持ちを表す言葉であり、謝罪の際の真摯さや悔恨の念とは相容れないからです。この誤用は、日本語の『心より』という表現を安易に英語に置き換えようとする際に起こりがちです。英語で謝罪する場合は、『sincerely』や『deeply』など、より深刻で真剣なニュアンスを持つ言葉を使うべきです。ビジネスシーンなどでは、形式的な謝罪であっても、『cordially』を使うことは避けるべきです。文化的な背景として、英語圏では謝罪は率直に行うべきであり、過度な丁寧さはかえって不誠実と受け取られることがあります。
『cordially』は、相手に対する深い敬意や好意を示す場合に用いる言葉であり、抗議者に対して使うと、皮肉や侮辱と解釈される可能性があります。抗議者に対する態度は、あくまで中立的で礼儀正しいものであるべきであり、『politely』が適切です。この誤用は、日本語の『丁寧に』という言葉が持つ幅広い意味を、そのまま『cordially』に当てはめてしまうことから生じます。英語では、相手との関係性や状況に応じて、言葉のニュアンスを慎重に使い分ける必要があります。特に、対立関係にある相手に対しては、誤解を招かないよう、客観的で冷静な表現を選ぶことが重要です。
文化的背景
「cordially(心から、誠実に)」は、単なる丁寧さを超え、人間関係における温かさ、親愛の情、そして真心を伝える言葉として、西洋文化において重要な役割を果たしてきました。特に、形式ばった社会儀礼が重視された時代には、表面的な礼儀作法と区別される、内面から湧き出るような誠実さを表現するために用いられました。
18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ社会では、手紙のやり取りが重要なコミュニケーション手段であり、その結びの言葉は相手への敬意と親愛の情を示すものでした。「Cordially yours」や「Yours cordially」といった表現は、単なる社交辞令ではなく、手紙の書き手が相手に対して抱く好意や友情の深さを示すものでした。これらの表現は、特に親しい間柄や、ビジネス上の良好な関係を築きたい相手に対して用いられ、その背後には、相手との間に温かい人間関係を築きたいという願いが込められていました。また、当時の文学作品においても、登場人物の心情や人間関係を描写する上で、これらの表現が重要な役割を果たしました。例えば、ジェーン・オースティンの小説では、手紙の文面を通して、登場人物の性格や関係性が繊細に描き出されており、「cordially」のような言葉が、そのニュアンスを伝える上で不可欠な要素となっています。
さらに、「cordially」は、単なる個人的な関係性だけでなく、国家間の外交においても重要な意味を持ちました。条約や協定の締結に際して、各国代表が「cordially」な関係を築くことは、その後の協力関係を円滑に進める上で不可欠でした。例えば、歴史的な会談や晩餐会において、参加者が互いに「cordially」な態度で接することは、友好関係を築き、信頼を深めるための重要なステップとされていました。この言葉は、表面的な友好的態度だけでなく、相互理解と尊重に基づいた、より深いレベルでの関係構築を意味していました。
現代社会においても、「cordially」は、ビジネスシーンやフォーマルな場面で、相手への敬意と誠意を示すために用いられます。メールや手紙の結びの言葉として、あるいは会議やプレゼンテーションの冒頭で、相手に「cordially」な挨拶をすることは、良好なコミュニケーションを築く上で重要な要素です。ただし、現代では、よりカジュアルな表現が好まれる傾向もあり、「cordially」は、やや格式ばった、あるいは改まった印象を与えることもあります。そのため、使用する場面や相手との関係性を考慮し、適切な表現を選ぶことが重要です。この言葉は、単なる礼儀作法を超え、相手への真摯な思いやりと、温かい人間関係を築きたいという願いを伝えるための、大切な言葉として、今もなお生き続けています。
試験傾向
準1級以上の語彙問題で出題される可能性があります。長文読解で文脈から意味を推測させる問題や、同意語・類義語を選ぶ形式で問われることもあります。日常会話というよりは、ややフォーマルな場面設定で登場しやすい点に注意が必要です。
Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解)で、ビジネス関連の文書において出題される可能性があります。丁寧な依頼や感謝を表す文脈で使われることが多いです。類義語(e.g., graciously, sincerely)との選択問題に注意が必要です。
アカデミックな文章で出題される可能性はありますが、他の試験に比べて頻度は高くありません。手紙や招待状など、やや形式ばった文脈で使われることがあります。TOEFL対策としては、他のより重要な語彙に重点を置くのが効率的です。
難関大学の長文読解問題で出題される可能性があります。文脈から意味を推測させる問題や、内容一致問題で間接的に問われることが多いです。単語の意味だけでなく、文章全体の内容を理解する力が求められます。