audible
第1音節にアクセントがあります。/ɔː/ は日本語の「オ」よりも口を大きく開けて発音し、少し「オー」に近い音です。最後の /əbl/ は曖昧母音なので、はっきり発音せず弱く短く「アブル」のように発音します。/d/ は日本語の「ダ」行の子音と似ていますが、舌先を上の歯茎につけて発音することを意識しましょう。
聞こえる
音として認識できる状態を表す。物理的な音量だけでなく、内容が理解できるかどうかのニュアンスも含むことがある。(例:an audible sigh = 聞こえるため息、audible improvements = 目に見えてわかる改善 → 耳で聞いてわかる改善)
The soft whisper from the next room was barely audible.
隣の部屋からの小さなささやき声は、かろうじて聞こえる程度でした。
※ 静まり返った夜、隣の部屋から聞こえるか聞こえないか、耳を澄ましてようやく聞き取れるような、ごく小さな音の状況を描写しています。「barely audible」は、「かろうじて聞こえる」という、音が非常に小さい状態を表す際によく使われる自然な組み合わせです。形容詞 'audible' はbe動詞の後に置いて、主語の状態を説明します。
In the noisy stadium, her excited shout was still audible.
騒がしいスタジアムの中で、彼女の興奮した叫び声はそれでも聞こえました。
※ 大勢の観客でごった返すスタジアムという、通常なら声が聞き取りにくい状況で、それでも特定の人の声がはっきりと聞こえたという場面です。周りの騒音にも負けずに「聞こえる」ことを強調する際に 'still audible' のように使われます。パーティーやイベントなど、賑やかな場所での会話の状況をイメージしてみてください。
Please speak louder; your voice is not very audible.
もっと大きな声で話してください。あなたの声があまり聞こえません。
※ 会議やプレゼンテーション、あるいは電話などで、相手の声が小さすぎて聞き取りにくいと感じている状況を表しています。相手に声が届いているか確認したり、もっと大きな声で話してほしいと伝える際に、非常によく使われるフレーズです。否定形 'not audible' も日常会話で頻繁に出てきます。
プレイ変更
主にアメリカンフットボールで、クォーターバックが試合中にプレーの指示を変更すること。観客にも聞こえるように指示を出すことから。
The quarterback suddenly called an audible, changing the play quickly.
クォーターバックは突然プレイ変更を指示し、素早く作戦を変えました。
※ この文は、アメフトの試合中にクォーターバック(司令塔)が敵の動きを見て、急に作戦を変更する緊迫した場面を描写しています。「call an audible」は「プレイ変更を指示する」という、アメフトで非常によく使われる決まり文句です。
The coach said the smart audible helped them win the close game.
コーチは、その賢明なプレイ変更が接戦を勝利に導いたと言いました。
※ 試合後、コーチが選手たちを称賛している情景です。勝利の鍵となったのは、試合中のクォーターバックの賢い判断(プレイ変更)だったと話しています。「smart audible」のように形容詞と一緒に使うことで、「賢いプレイ変更」「素晴らしいプレイ変更」といった具体的なニュアンスを加えられます。
Players must learn to react fast when the quarterback makes an audible.
クォーターバックがプレイ変更をする時、選手たちは素早く反応することを学ばなければなりません。
※ アメフトの練習風景を描いています。コーチが選手たちに、クォーターバックの急な指示(プレイ変更)に素早く反応することの重要性を教えている場面です。「make an audible」も「プレイ変更をする」という意味で使われる典型的な表現で、「call an audible」と並んでよく使われます。
コロケーション
聞こえるため息
※ 文字通り、相手に聞こえるように発する大きめの溜息のことです。不満、落胆、退屈などの感情を言葉ではなく、音で間接的に伝える手段として使われます。英語圏では、直接的な表現を避ける傾向があるため、こういった間接的なコミュニケーションが用いられることがあります。特に、相手にプレッシャーをかけたい時や、皮肉を込めたい時に有効です。ビジネスシーンでも、上司や同僚に対して、直接的な批判を避けて不満を伝える際に、意図的に使われることがあります。構文は「形容詞 + 名詞」です。
(驚き・恐怖などで)聞こえるほどの息をのむこと
※ 予期せぬ出来事や衝撃的なニュースを聞いた際に、思わず息をのむ様子を表します。映画や演劇など、観客の反応を表現する際にもよく用いられます。また、会話の中で、相手の発言に対する驚きやショックを強調するために、意識的に使われることもあります。「audible sigh」と同様に、「形容詞 + 名詞」の構文です。文化的な背景として、英語圏では感情をストレートに表現することを避ける傾向があるため、このような身体的な反応で感情を示すことがよくあります。
聞こえるほどのざわめき、つぶやき
※ 群衆や聴衆から自然発生的に起こる、小さな話し声や物音の集合を表します。肯定的な反応(感嘆、同意)も否定的な反応(不満、疑念)も含まれます。会議や講演会などで、聴衆の反応を観察する際に用いられます。例えば、「An audible murmur rippled through the audience.(聴衆の間にざわめきが広がった)」のように使います。ニュアンスとしては、話し手の意図とは関係なく自然に発生する音であり、コントロールできない状況を表すことが多いです。構文は「形容詞 + 名詞」です。
ほとんど聞こえない
※ 非常に小さく、かろうじて聞こえる程度の音量を指します。ささやき声、遠くの音、または機械の微かな作動音などを表現する際に使用されます。例えば、「Her voice was barely audible above the noise of the crowd.(彼女の声は群衆の騒音にかき消され、ほとんど聞こえなかった)」のように使います。「barely」は「かろうじて」という意味の副詞で、「副詞 + 形容詞」の構文です。医療現場で、心音や呼吸音を表現する際にも用いられます。
自分の声を相手に聞こえるようにする
※ 騒がしい場所や、声が届きにくい状況で、自分の声を相手に届けようと努力することを意味します。例えば、「In the crowded room, he had to make himself audible by raising his voice.(混雑した部屋で、彼は声を上げて自分の声を届けなければならなかった)」のように使います。「make + 再帰代名詞 + 形容詞」の構文で、自分の状態を特定の状態にする、という意味合いを持ちます。ビジネスシーンでは、プレゼンテーションや会議などで、聞き手に確実に情報を伝えたい場合に意識される表現です。
使用シーン
学術論文や講義で、聴覚に関する研究や実験について述べる際に使われます。例えば、心理学の研究で「被験者の反応時間には、音声刺激が聞こえるかどうかが影響した (The audible stimulus affected the reaction time of the subjects)」のように使われます。文語的な表現です。
ビジネスシーンでは、会議の議事録や報告書など、フォーマルな文書で使われることがあります。例:「会議室の後方でも発言者の声が聞こえるように、マイクの音量を調整する必要がある (The microphone volume needs to be adjusted to ensure the speaker's voice is audible even at the back of the room)」のように、設備の確認や改善を提案する際に用いられます。やや硬い表現です。
日常会話ではあまり使いませんが、公共の場でのアナウンスや、オーディオブックなど、音声コンテンツについて話す際に使われることがあります。例:「電車の遅延に関するアナウンスは、駅全体で聞こえるようにする必要がある (The announcement regarding the train delay needs to be audible throughout the station)」のように、公共サービスに関する文脈で耳にすることがあります。
関連語
類義語
- hearable
『聞こえる』という意味で、音や声が物理的に耳に届く状態を表す。日常会話や技術的な文脈で使用される。 【ニュアンスの違い】『audible』とほぼ同義だが、『hearable』はより直接的で客観的な聞こえの状態を指すことが多い。『audible』は音質や聞き取りやすさを含むことがある。 【混同しやすい点】『hearable』は『audible』に比べてフォーマルな場面での使用頻度が低い。『hearable』は比較的新しい単語であり、人によっては不自然に感じる場合がある。
五感で『知覚できる』という意味で、音だけでなく、視覚、触覚、味覚、嗅覚など、あらゆる感覚を通じて認識できる状態を表す。学術的な文脈や、感覚的な経験を強調する際に使用される。 【ニュアンスの違い】『audible』が聴覚に限定されるのに対し、『perceptible』はより広範な感覚に適用できる。音の大きさだけでなく、存在や影響を感じ取れるという意味合いが含まれる。 【混同しやすい点】『perceptible』は音量(loudness)の大小だけでなく、音の存在そのもの、あるいは音の背後にある意味や感情を知覚できることを示す場合がある。聴覚以外の感覚にも使える点に注意が必要。
『はっきりとした』という意味で、音や声が明確で聞き取りやすい状態を表す。日常会話やビジネスシーンで使用される。 【ニュアンスの違い】『audible』が単に聞こえるかどうかを指すのに対し、『distinct』は音の明瞭さを強調する。騒音の中でも特定の音が区別できる状態を表す。 【混同しやすい点】『distinct』は音そのものの性質(明瞭さ)を表すのに対し、『audible』は音の聞こえやすさを表す。文脈によっては、話し方の明瞭さを指す場合もある。
『明瞭な』という意味で、音や声だけでなく、文章や指示などが理解しやすい状態を表す。日常会話からビジネスまで幅広く使用される。 【ニュアンスの違い】『audible』が物理的に聞こえることを指すのに対し、『clear』は理解しやすいことを含む。音質だけでなく、内容の明瞭さも意味する。 【混同しやすい点】『clear』は音だけでなく、視覚的な明瞭さや、概念の理解しやすさにも使われる。例えば、『a clear explanation』は『明瞭な説明』という意味になる。
『大きい』という意味で、音量が大きい状態を表す。日常会話で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】『audible』が聞こえるかどうかを問題にするのに対し、『loud』は音の大きさを問題にする。必ずしも明瞭であるとは限らない。 【混同しやすい点】『loud』は単に音量が大きいことを示すだけで、必ずしも聞き取りやすいとは限らない。騒がしい場所で『loud』な音は『audible』であっても『distinct』ではないことがある。
『理解できる』という意味で、言葉や文章が理解しやすい状態を表す。学術的な文脈や、コミュニケーションの質を評価する際に使用される。 【ニュアンスの違い】『audible』が単に聞こえることを指すのに対し、『intelligible』は意味が理解できることを強調する。発音や文法が正確である必要がある。 【混同しやすい点】『intelligible』は音の物理的な聞こえやすさだけでなく、言語的な理解度を問題にする。外国語の発音が『audible』でも『intelligible』でない場合がある。
派生語
『聴衆』や『観客』を意味する名詞。元々は『聞くこと』を意味するラテン語に由来し、『audible』と同じ語源を持つ。演劇、音楽、講演会など、何らかのパフォーマンスや発表を聞く人々の集団を指す。日常会話から報道、学術論文まで幅広く使われる。
『オーディション』。才能や適性を『聞く』ことで審査する行為を指す名詞、またはその行為自体を表す動詞。演劇、音楽、ダンスなどの分野で、才能ある人材を選抜するために行われる。近年ではビジネスシーンでも、新しいアイデアや企画を評価する際に比喩的に用いられることがある。
- auditory
『聴覚の』という意味の形容詞。医学、心理学、音響学などの分野で、聴覚に関する事柄を説明する際に用いられる。例えば、『auditory cortex(聴覚皮質)』や『auditory processing(聴覚処理)』など。日常会話よりも学術的な文脈で使われることが多い。
反意語
- inaudible
接頭辞『in-(否定)』が付くことで『聞こえない』を意味する形容詞。『audible』の直接的な反意語であり、物理的に音が小さすぎる場合や、騒音などで音が遮られている場合など、様々な状況で使われる。日常会話でもビジネスシーンでも使用頻度が高い。
『静かな』、『無音の』を意味する形容詞。音の存在そのものを否定する点で『audible』と対立する。機械の動作音や人々の話し声など、あらゆる種類の音の欠如を指す。比喩的には、『沈黙』や『黙秘』など、発言がない状態も表す。
- mute
『口のきけない』、『無言の』という意味の形容詞、または『消音する』という意味の動詞。『audible』が音の知覚可能性に着目するのに対し、『mute』は発声能力の欠如や意図的な発声の抑制に着目する。比喩的に、感情や意見を表現しない状態も指す。
語源
"audible」は、ラテン語の「audire(聞く)」に由来します。この「audire」に、形容詞を作る接尾辞「-ible」が付加されたものが「audibilis(聞こえる)」というラテン語の形容詞です。英語の「audible」はこの「audibilis」から派生しました。接尾辞「-ible」は、「〜できる」という意味合いを持ち、英語の「visible(目に見える)」や「sensible(分別のある)」などにも見られます。つまり、「audible」は文字通り「聞くことができる」という意味を表し、音や声が耳に届く状態を指します。日本語で例えるなら、「可聴」という言葉が近いでしょう。「可聴域」のように、音響機器のスペックを表す際にも使われます。
暗記法
「聞こえる」は単なる音ではない。演劇では役者の感情を伝え、観客の心を揺さぶる力となる。社会では抑圧された人々の声を届け、変革を求める意志を示す象徴だ。そして比喩的には、目に見えない影響力や心の声を表す。声なき声に耳を澄ませ、存在を認識すること。それが「audible」の文化的深みであり、教養としての響きなのだ。
混同しやすい単語
『audible』と語尾が '-ible' で共通しており、スペルが似ているため混同しやすい。意味は『食べられる』であり、可聴性とは全く異なる概念を表す。日本人学習者は、文脈から判断するだけでなく、語源的に『-ible』が形容詞を作る接尾辞であることを理解すると区別しやすくなるでしょう。
こちらも語尾が '-ible' で共通しており、さらに先頭の 'os-' が 'au-' と視覚的に似ているため、スペルミスをしやすい。意味は『表向きの』『見せかけの』であり、発音もアクセントの位置が異なるため注意が必要。ラテン語の『ostendere(見せる)』に由来し、audibleとは語源が異なる。
発音が似ており、特に母音部分が曖昧になりやすい。スペルは全く異なるが、音の印象から混同される可能性がある。意味は『ひどい』『恐ろしい』であり、audibleの『聞こえる』とは正反対のニュアンスを持つ。古英語の『満ち溢れた恐怖』に由来し、語源的にもaudibleとは関連がない。
最初の母音の発音が似ているため、発音を聞き間違える可能性がある。スペルは大きく異なるが、特に音声学習に偏っている学習者は注意が必要。意味は『頌歌(しょうか)』であり、詩の一種。ギリシャ語の『歌う』に由来し、audibleとは関連性がない。
語尾の '-able' が共通しており、スペルがやや似ているため、特に急いで読んでいるときなどに混同しやすい。意味は『利用可能な』であり、可聴性とは異なる概念。ラテン語の『valere(価値がある)』に由来し、audibleとは語源が異なるが、どちらも形容詞を作る接尾辞を持つ点は共通している。
スペルの中に'ou'が含まれているため、'au'との視覚的な類似性からスペルミスにつながることがある。発音も母音部分が似ているため、注意が必要。意味は『二重の』であり、可聴性とは無関係。ラテン語の『duplus』に由来し、audibleとは語源が異なる。
誤用例
『audible』は『聞こえる』という意味の形容詞であり、名詞として『audible book』とすると不自然です。AmazonのAudibleサービスの影響で、特にデジタル音声コンテンツを指す場合は『audiobook』を使うのが一般的です。日本人が『聞こえる本』という直訳的な発想で誤用しやすい例です。教養ある大人の会話では、サービス名ではなく一般的な『audiobook』を使用するのが適切です。
『audible』は『聞こえる』という意味であり、感情が『聞こえる』というのは不自然です。感情や雰囲気など、物理的に感じられるものを表現する場合は『palpable(明白な、触知できる)』が適切です。日本人は『聞こえる』という言葉を比喩的に使いがちですが、英語では具体的な感覚を表す単語を選ぶ必要があります。例えば、日本語で『怒りが声に現れていた』というニュアンスを伝えたい場合、『palpable』を使うことで、より英語らしい自然な表現になります。
『audible』は単に『聞こえる』という意味で、必ずしも『明瞭に聞こえる』という意味合いを含みません。聴衆に明確に声を届けたい場合は『distinct(明瞭な)』を使う方が適切です。日本人は『聞こえるようにする』という表現から直訳的に『audible』を選んでしまいがちですが、意図するニュアンスに合わせて単語を選ぶ必要があります。例えば、コンサートホールなど音響が悪い場所で、自分の声をはっきりと届ける必要があった場合、『distinct』を使うことで、より意図が伝わる表現になります。
文化的背景
「audible(聞こえる)」という言葉は、単に音の物理的な伝達を示すだけでなく、コミュニケーション、理解、そして存在の認識といった、人間関係や社会における重要な要素を象徴します。それは、声なき声に耳を傾け、存在を無視された人々を認識することのメタファーとして、文化的な意味合いを帯びてきました。
演劇の世界では、「audible」は単なる音響効果を超えた意味を持ちます。シェイクスピア劇のグローブ座のような野外劇場では、役者の声が観客全体に「聞こえる」ことが、劇の成功を左右しました。小さな声、ささやき、そして沈黙さえも、劇的な効果を高めるために計算され、観客の感情に直接訴えかけます。良い役者は、言葉だけでなく、その背後にある感情や意図を「audible」なものとし、観客の心に響かせることが求められます。この意味で、「audible」は、役者の技量と観客の共感力を結びつける、一種の魔法のような言葉と言えるでしょう。
社会的な文脈では、「audible」は、声を上げることの重要性を示唆します。歴史的に、抑圧された人々は、その声を「audible」にするために闘ってきました。公民権運動や女性解放運動など、社会変革を求める運動は、しばしば「聞こえない」声に耳を傾け、それを社会全体に「audible」にする努力を伴います。政治的なスピーチやデモにおいて、「audible」な声は、変革を求める人々の団結と意志を示す象徴となります。現代社会では、ソーシャルメディアを通じて、これまで「audible」でなかった声が世界中に届くようになり、「audible」という言葉は、社会的な影響力と結びついて、新たな意味を獲得しつつあります。
比喩的な意味合いとして、「audible」は、目に見えない影響力や存在感を表すことがあります。例えば、「成功の足音が聞こえる(The footsteps of success are audible)」という表現は、成功が近づいていることを暗示的に示します。また、「心の声が聞こえる(The voice of the heart is audible)」という表現は、理性では捉えられない感情や直感の重要性を強調します。このように、「audible」は、物理的な音だけでなく、感情、直感、そして社会的な変化といった、目に見えない世界を「聞こえる」ように表現するための、強力なメタファーとして機能します。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題(まれにリスニング)
- 頻度と級・パート: 準1級、1級で比較的頻出。2級でも稀に出題される可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 科学、技術、社会問題など幅広いテーマの長文で使われる。会話文での出題は少なめ。
- 学習者への注意点・アドバイス: 形容詞「audible(聞こえる)」だけでなく、名詞形の「audibility(可聴性)」も覚えておく。類義語の「perceptible」とのニュアンスの違いに注意。
- 出題形式: 主に長文読解(Part 7)、稀に語彙問題(Part 5)。リスニングセクションでの直接的な出題は少ない。
- 頻度と級・パート: Part 7でたまに見かける程度。頻度は高くない。
- 文脈・例題の特徴: 会議の議事録、製品の仕様書、アナウンスなどビジネス関連の文書で使われる。騒音問題や音響機器に関する文脈が多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: TOEICでは「音」に関する語彙とセットで覚えると効果的。同義語・類義語の「hearable」「detectable」なども確認しておくと良い。
- 出題形式: 主に長文読解
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで中程度の頻度
- 文脈・例題の特徴: 学術的な文章、特に心理学、音響学、コミュニケーション学などに関連する文脈で登場しやすい。
- 学習者への注意点・アドバイス: 抽象的な概念を説明する際に使われることが多い。文脈から意味を推測する練習が重要。類義語との微妙なニュアンスの違いを理解しておく。
- 出題形式: 長文読解、空欄補充
- 頻度と級・パート: 難関大学でまれに出題される
- 文脈・例題の特徴: 科学、環境、社会問題など幅広いテーマの長文で使われる。抽象的な内容理解が求められる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する力が重要。語源(audio-)から関連語をまとめて覚えると効果的。