also
強勢は最初の音節にあります。/ɔː/ は日本語の『オー』よりも口を大きく開けて発音し、長めに伸ばします。最後の /oʊ/ は二重母音で、『オ』から『ウ』へスムーズに変化させます。日本語の『オ』の音で終わらないように注意しましょう。
加えて
既出の事柄に何かを付け加えるニュアンス。「〜もまた」「〜も同様に」といった意味合いで使われる。フォーマルな場面でも使用可能。
I ordered a hot coffee, and I also wanted a piece of cake.
温かいコーヒーを注文して、ケーキも食べたくなりました。
※ カフェで飲み物を頼んだ後、「さらにこれも!」と追加で何かを欲しくなる気持ちを表す場面です。前の情報(コーヒーを注文したこと)に、新しい情報(ケーキも欲しくなったこと)を付け加えています。「also」は「〜もまた」と、追加したい動詞(wanted)の前に置かれることが多いです。
He is a kind doctor, and he also volunteers at the local hospital.
彼は優しいお医者さんで、地元の病院でボランティアもしています。
※ 誰かの良い点や役割を説明する際、「それだけでなく、こんなこともしています」と別の良い側面を追加する場面です。彼の職業(医者)に加えて、ボランティア活動というもう一つの行動を説明しています。このように人物像を深掘りする時によく使われます。
This park is very big, and it also has many beautiful flowers.
この公園はとても広くて、たくさんの美しい花も咲いています。
※ 場所や物の特徴を説明する際に、「〜であるだけでなく、さらにこんな特徴もある」と付け加える場面です。公園の広さという特徴に加えて、美しい花があるという特徴も伝えています。感動や発見の気持ちが込められていますね。物事を多角的に説明する時に便利です。
さらに
ある事柄に別の事柄を付け足して説明する際に使用。類似の情報や追加の情報を提示する際に便利。
I ordered a hot coffee to relax. I also ordered a piece of cake because I was so hungry.
リラックスするために温かいコーヒーを注文しました。とてもお腹が空いていたので、ケーキも1切れ注文しました。
※ カフェで飲み物に加えて食べ物も頼む、よくある場面です。「also」を使うことで、「コーヒーを頼んだ」という情報に「ケーキも頼んだ」という追加情報を自然に付け加えています。何かを「~もまた」する、というニュアンスが伝わります。
My friend plays the guitar very well. He also sings beautifully with his band on weekends.
私の友達はギターをとても上手に弾きます。彼は週末にバンドで美しく歌も歌います。
※ 誰かが複数の才能や趣味を持っていることを話す時にぴったりの例文です。「ギターが弾ける」という彼の能力に、「歌も歌える」という別の能力を「also」で付け加えています。才能やスキルを並列で紹介する際によく使われます。
She is a project leader for our team. She also helps new members learn their jobs patiently.
彼女は私たちのチームのプロジェクトリーダーです。彼女はまた、新しいメンバーが仕事を覚えるのを忍耐強く手伝っています。
※ 職場などで、ある人が複数の役割や責任を担っていることを説明する場面です。「プロジェクトリーダーである」という役割に加えて、「新人教育もしている」という別の役割を「also」で示しています。責任感のある働き方を表現するのに役立ちます。
コロケーション
~としても知られている
※ ある人や物が別の名前や別名で広く知られていることを示す、非常に一般的な表現です。正式な文脈や、特に専門的な分野で使われることが多いです。例えば、『The European rabbit, also known as the common rabbit, is native to Spain and Portugal.(ヨーロッパアナウサギは、一般的にアナウサギとしても知られており、スペインとポルトガル原産です)』のように使います。略して『a.k.a.』と書かれることもあります。日本語の『別名~』とほぼ同じ感覚で使えますが、よりフォーマルな印象を与えることが多いです。
~だけでなく…も
※ 二つの事柄を強調し、両方が真実であることを示すための相関的な接続詞です。文法的には、not only の後に続く要素と but also の後に続く要素は、文法的に同等である必要があります(例:名詞句 vs. 名詞句、動詞句 vs. 動詞句)。この表現を使うことで、単に情報を伝えるだけでなく、追加された情報が重要であることを強調できます。例えば、『She is not only intelligent but also very kind.(彼女は賢いだけでなく、とても親切です)』のように使います。また、文頭にNot only が来ると、倒置が起こり、Not only is she intelligent, but she is also very kind. のようになります。
~も出席している、~も存在している
※ 会議やイベントなど、特定の場所に誰かまたは何かが存在することを示すために使われます。フォーマルな文脈でよく使用され、報告書や議事録などで見かけることが多いです。例えば、『Also present at the meeting were the CEO and the CFO.(会議にはCEOとCFOも出席していました)』のように使います。より口語的な場面では、『too』や『as well』が使われることが多いです。
~も重要である
※ 複数の要素や側面があり、そのうちの1つが特に重要であることを強調する際に使用されます。議論や説明において、あるポイントが他のポイントと同様に、またはそれ以上に重要であることを示すために使われます。例えば、『Cost is a factor, but quality is also important.(コストも要素の一つですが、品質もまた重要です)』のように使われます。この表現は、バランスの取れた視点を提供し、特定の側面を見落とさないようにするために役立ちます。
~も注目に値する
※ ある事柄が特に注目すべき価値があることを示す、ややフォーマルな表現です。研究論文や報告書、ニュース記事などで、重要な情報や発見を強調する際に使用されます。例えば、『Also noteworthy is the significant increase in sales this quarter.(今四半期の売上高の著しい増加も注目に値します)』のように使います。類義語としては『remarkable』や『significant』などがあり、文脈に応じて使い分けることができます。
~も適用可能である
※ あるルール、法律、または原則が、特定の状況やケースにも当てはまることを示すフォーマルな表現です。法律、契約、または技術的な文書でよく使用されます。例えば、『This clause is also applicable to subcontractors.(この条項は下請業者にも適用可能です)』のように使います。日常会話ではあまり使われませんが、専門的な分野では頻繁に見られます。
使用シーン
学術論文やプレゼンテーションで、先行研究や関連研究に言及する際に頻繁に使用されます。例えば、「先行研究AはXという結果を示したが、本研究ではYという結果も確認された。Also, Zという新たな知見が得られた。」のように、議論を深めるために用いられます。文語的な表現が中心です。
ビジネスメールや報告書で、追加情報や補足説明をする際に使用されます。例えば、「会議の議事録をお送りします。Also, 添付資料には関連データが含まれています。」のように、情報を整理して伝えるために用いられます。フォーマルな文体ですが、口頭でのプレゼンテーションでも使用されます。
日常会話で、相手の発言に付け加える形で使用されます。例えば、友人と旅行の計画を立てている際に、「京都にも行きたいね。Also, 美味しい抹茶スイーツも食べたい!」のように、希望や提案を述べる際に用いられます。カジュアルな表現ですが、フォーマルな場面でも使用可能です。
関連語
類義語
「~もまた」という意味で、既出の情報に何かを付け加える際に使われる。日常会話で非常によく使われる。 【ニュアンスの違い】「also」よりも口語的で、文末に置かれることが多い。「also」が文の途中(主に動詞の前)に置かれるのとは対照的。よりカジュアルな印象。 【混同しやすい点】肯定文で使われるのが一般的。否定文で「~もまた~ない」という場合は「either」を使う。「too」は文末にコンマを伴うことが多いが、「also」は通常コンマを伴わない。
- as well
「~もまた」という意味で、「too」とほぼ同じように使用できる。日常会話で使われる。 【ニュアンスの違い】「too」よりもややフォーマルだが、依然として「also」よりはカジュアル。文末に置かれる点も「too」と同様。 【混同しやすい点】「as well as」と混同しやすい。「as well as」は「~だけでなく~も」という意味で、文の途中で使われることが多い。例えば、「He speaks English as well as French.(彼はフランス語だけでなく英語も話す)」のように使う。
「~に加えて」「~の他に」という意味で、何かを追加する際に使用する。日常会話からビジネスまで幅広く使われる。 【ニュアンスの違い】「also」が単に情報を追加するのに対し、「besides」は追加された情報が重要であることを示唆する場合がある。理由や根拠を付け加える際にも使われる。 【混同しやすい点】前置詞としても接続詞としても使える。「Besides」で文を始める場合は、コンマが必要になることが多い。また、「beside」という似た単語があり、「~のそばに」という意味なので混同しないように注意。
「さらに」「その上」という意味で、議論や説明を付け加える際に使用する。フォーマルな場面や学術的な文章でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「also」よりもフォーマルで、より重要な情報を追加する際に使われる。議論を深めたり、結論を補強したりする効果がある。 【混同しやすい点】日常会話ではあまり使われない。ビジネス文書や論文などで使用するのが適切。類似の語として「moreover」があり、ほぼ同じ意味で使える。
「さらに」「その上」という意味で、「furthermore」とほぼ同じ意味で使用できる。フォーマルな場面や学術的な文章でよく使われる。 【ニュアンスの違い】「also」よりもフォーマルで、重要な情報や議論を付け加える際に使う。「furthermore」と非常に似ているが、「moreover」の方が、文脈によっては若干くだけた印象を与える場合もある。 【混同しやすい点】日常会話ではあまり使われない。「furthermore」と同様に、ビジネス文書や論文などで使用するのが適切。文頭に置かれることが多く、コンマが必要となる。
「加えて」「さらに」という意味で、情報を付け加える際に使用する。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使用可能。 【ニュアンスの違い】「also」よりもややフォーマルで、情報を明確に追加することを強調する。リストや箇条書きで情報を加える際によく用いられる。 【混同しやすい点】「in addition to」という前置詞句と混同しやすい。「in addition to」は「~に加えて」という意味で、名詞や動名詞を伴う。例えば、「In addition to English, she speaks French.(英語に加えて、彼女はフランス語を話す)」のように使う。
派生語
『完全に』、『全体として』という意味の副詞。『all』と『together』が組み合わさり、『すべて一緒に』という原義から、程度や範囲を表す意味へと発展。日常会話からビジネスシーン、学術論文まで幅広く使用される。文脈によっては『結局』のような意味合いも持つ。
『〜にもかかわらず』という意味の接続詞。古風な言い回しで、『although it be』が短縮された形。フォーマルな文書や学術論文で使われることが多い。口語ではあまり使われない。
『他の』という意味の形容詞または代名詞。『also』と語源を共有し、『もう一方の』という原義から派生。日常会話で頻繁に使われ、様々な文脈で登場する。比較や選択を表す際に不可欠な語彙。
反意語
『どちらも〜ない』という意味の代名詞または形容詞。『either』の否定形で、『also』が肯定的な追加を表すのに対し、『neither』は否定的な追加を表す。日常会話や文章で、選択肢のいずれも当てはまらない状況を示す際に使用される。
『〜もまた…ない』という意味の接続詞。『neither』と同様に否定的な追加を表し、『also』とは対照的な意味を持つ。文法的には倒置を伴うことが多く、フォーマルな文体でよく用いられる。
『代わりに』という意味の副詞または前置詞。『also』が追加や付加を表すのに対し、『instead』は代替や置換を表す。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用され、ある選択肢を別の選択肢で置き換える際に用いられる。
語源
"also」は、古英語の「eall swā」(all so)に由来します。「eall」は「すべて、完全に」を意味し、「swā」は「そのように、同様に」を意味します。つまり、もともとは「まったくそのように」「同様に」という強調された意味合いを持っていました。時間が経つにつれて、この二つの単語が組み合わさり、一つの単語「also」として短縮され、意味も「加えて、さらに」という副詞的な用法に変化しました。日本語で例えるなら、「同様に」がより簡潔になり、「さらに」「加えて」という意味合いが強くなったと考えると理解しやすいでしょう。このように、元々は二つの単語が組み合わさってできた単語が、時間の経過とともに変化していくのは、英語の語彙形成においてよく見られる現象です。
暗記法
「also」は単なる追加ではない。それは、確立された秩序への敬意を払いながら、新たな要素を組み込む意思表示。中世の教会法や貴族の家系図に刻まれたように、包括性を志向する。文学では、登場人物の機微を映し、社会性を演出。現代では、相手への配慮と敬意を込めたコミュニケーションを支える。英語圏の奥ゆかしさが、この一語に宿る。
混同しやすい単語
『also』と『too』は、どちらも『~もまた』という意味を持つため、意味の面で混同しやすいです。しかし、『too』は文末に置かれることが多く、肯定文で使われます。『also』は通常、文の途中(主語の後や動詞の前)に置かれます。発音も異なります。『too』は長母音 /tuː/、『also』は /ˈɔːlsoʊ/ です。スペルも異なりますので、文法的な位置と発音に注意しましょう。
『also』と『other』は、どちらも『他の』という意味合いで使われることがありますが、役割が異なります。『also』は追加の情報を示す副詞ですが、『other』は形容詞または代名詞として使われ、名詞を修飾したり、名詞の代わりをしたりします。発音もスペルも大きく異なりますが、文脈によっては意味が似ているため、注意が必要です。例えば、『I also have a dog.』と『I have another dog.』は意味が異なります。
『also』は1語ですが、『all so』は『すべてそう』という意味の2語です。スペルが似ているため、特に書き言葉で間違いやすいです。例えば、『They are all so happy. (彼らは皆とても幸せだ。)』のように使われます。『also』と『all so』は文法的な役割も意味も異なるため、注意が必要です。
『also』と『as well』は、どちらも『~もまた』という意味で、意味が非常に似ています。しかし、『as well』は通常、文末に置かれます。『also』は文の途中に置かれることが多いです。置き場所が異なるため、文法的な構造を理解することが重要です。発音は全く異なりますが、意味が似ているため混同しやすいです。
『also』と『awful』は、スペルの一部(al)が共通しているため、視覚的に混同しやすい場合があります。しかし、発音は大きく異なり、『also』は /ˈɔːlsoʊ/、『awful』は /ˈɔːfl/ です。意味も全く異なり、『awful』は『ひどい』という意味です。スペルの一部が似ているだけで、意味も発音も異なるため、注意が必要です。
『also』と『although』は、スペルの一部(al)が共通しており、音の響きも少し似ているため、混同しやすいことがあります。しかし、意味は全く異なり、『although』は『~だけれども』という意味の接続詞です。文の構造も異なり、『although』は従属節を導きます。発音も異なります。『also』は /ˈɔːlsoʊ/、『although』は /ɔːlˈðoʊ/ です。
誤用例
日本人は「〜もまた」という日本語につられて、肯定文で「also」を使ってしまいがちです。しかし、肯定的な意見に同意する場合、より自然な英語では文末に「too」を用いるのが一般的です。「also」は文頭や動詞の前に置かれ、追加の情報や強調を表すニュアンスが強いため、ここでは少し不自然に聞こえます。これは、日本語の「も」が持つニュアンスを英語に直訳しようとする際に起こりやすい誤りです。英語では、より自然な流れを意識し、文脈に合った語を選択することが重要です。
「although」のような譲歩を表す接続詞を使う場合、「but」や「also」のような別の接続詞を重ねて使うのは冗長です。日本語では「〜だけれども、しかし〜」のように二重に接続詞を使うことがありますが、英語では通常、どちらか一方のみを使用します。この誤りは、日本語の表現様式が英語に干渉することで生じやすいです。英語では、簡潔で明瞭な表現が好まれるため、接続詞の重複は避けるべきです。もし「but」を使う場合は、「Although he is rich, but he is not happy.」となり、「although」を削除して「He is rich, but he is not happy.」とするのがより自然です。
「also」は文頭に置くと、前の文脈に何かを追加するニュアンスが強くなります。お悔やみの言葉を述べる場合、相手の悲しみに寄り添う気持ちを伝えることが重要ですが、「also」を文頭に置くと、まるで「他のことについても付け加えますが」というような印象を与え、冷たい印象を与えかねません。「I am also sorry...」のように、動詞の前に置くことで、自分の気持ちをよりストレートに伝えることができます。これは、文化的背景の違いからくる誤解の典型例です。英語では、相手への共感を示す際には、言葉の選択だけでなく、その配置にも注意が必要です。
文化的背景
「also」は、英語圏において「平等な追加」や「当然の権利としての付与」というニュアンスを帯びることがあります。単なる情報の追加にとどまらず、発言者の倫理観や社会的な立場を示す、微妙な文化的マーカーとなりうるのです。
たとえば、歴史的な文脈を振り返ると、「also」はしばしば、すでに確立された権威や伝統に、新たな要素を付け加える際に用いられてきました。中世の教会法において、既存の教義に新たな解釈を加える際に「also」が用いられたり、貴族の家系図において、新たな血筋を既存の系譜に組み込む際に「also」が用いられたりした例があります。これらは単なる情報の追加ではなく、既存の秩序を尊重しつつ、新たな要素をそこに組み込むことで、より包括的な全体像を構築しようとする意図の表れと言えるでしょう。このため、「also」は、単に情報を付け加えるだけでなく、既存の価値観や秩序を肯定する意味合いを帯びることがあります。
文学作品における「also」の使われ方にも、興味深い文化的背景が読み取れます。例えば、シェイクスピアの戯曲において、登場人物が自身の主張を補強するために「also」を用いる場面があります。この場合、「also」は単なる追加情報ではなく、登場人物の社会的地位や教養を示す役割を担っています。また、19世紀のイギリス小説においては、登場人物が自身の感情を抑制しつつ、相手に配慮する際に「also」が用いられることがあります。例えば、不幸な出来事を語る際に、「I was sad, but also relieved」(悲しかったが、同時に安堵もした)のように、「also」を用いることで、感情のバランスを取り、相手に過度な負担をかけないように配慮するのです。このように、「also」は、単なる情報の追加にとどまらず、登場人物の心理描写や社会的な関係性を表現する上で、重要な役割を果たしています。
現代英語においても、「also」は、単なる情報の追加以上の意味を持つことがあります。例えば、ビジネスシーンにおいて、上司が部下に対して指示を出す際に、「Also, please remember to submit the report by Friday」(それから、金曜日までにレポートを提出することを忘れないでください)のように、「also」を用いることで、指示の重要性を強調しつつ、部下に対する敬意を示すことができます。また、友人同士の会話において、「I like this restaurant, but I also like the one down the street」(このレストランも好きだけど、通りの向こうのレストランも好きだ)のように、「also」を用いることで、相手の意見を尊重しつつ、自身の意見を表明することができます。このように、「also」は、単なる情報の追加にとどまらず、相手との良好な関係を築く上で、重要な役割を果たしています。つまり、「also」の背後には、相手の立場や感情を尊重し、円滑なコミュニケーションを図ろうとする、英語圏の文化的な価値観が反映されていると言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題、ライティング、リスニング(会話文)。
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。2級でも長文読解で登場する可能性あり。パートは特に限定されない。
- 文脈・例題の特徴: フォーマルな文章から日常会話まで幅広く登場。エッセイや説明文で「追加」や「補足」の意味で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文頭に置く場合は接続副詞として、文中に置く場合は副詞として機能する。文脈によって意味合いが微妙に異なるため、複数の意味を理解しておくこと。類似語(too, as well)との使い分けも重要。
- 出題形式: 主にPart 5(短文穴埋め問題)、Part 6(長文穴埋め問題)、Part 7(長文読解問題)。
- 頻度と級・パート: 頻出。特にPart 5, 6で語彙問題として問われることが多い。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文章(メール、レポート、記事など)で頻繁に使用される。「加えて」「〜もまた」という意味で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文法的な位置(文頭、文中)によって意味やニュアンスが異なる点に注意。類義語(in addition, furthermore, besides)との使い分けを意識すること。ビジネスシーンでの適切な用法を理解しておくことが重要。
- 出題形式: 主にリーディング、ライティング。リスニングでも会話の中で使われる場合がある。
- 頻度と級・パート: アカデミックな文章で頻出。特にリーディングセクションで多く見られる。
- 文脈・例題の特徴: 学術的な内容(科学、歴史、社会学など)の文章で、議論を深めるためや、追加情報を示すために使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: フォーマルな文脈で使われることが多い。文頭に置く場合は、接続詞的な役割を果たす。類義語(moreover, furthermore)との使い分けを意識し、アカデミックな文章における自然な使い方を習得することが重要。
- 出題形式: 主に長文読解、英作文。
- 頻度と級・パート: 頻出。特に記述問題や内容一致問題で重要となる。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など幅広いジャンルの文章で登場。「追加」「〜もまた」の意味で使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈における意味を正確に把握することが重要。文構造を理解し、文全体における「also」の役割を考えること。和訳問題では、自然な日本語になるように工夫する必要がある。