shroud
覆い隠すもの
物理的な布、または比喩的に秘密や疑惑などを覆い隠すものを指します。葬儀で棺を覆う布や、火山噴火による空を覆う噴煙などをイメージすると理解しやすいでしょう。
The ancient statue was covered with a dusty shroud in the old museum.
その古代の像は、古い博物館の中で埃まみれの覆いに包まれていた。
※ この例文は、長い間大切に保管されているような、物理的な布の「覆い」としての 'shroud' を描いています。薄暗い博物館で、埃をかぶった布にそっと包まれた像の姿が目に浮かびませんか? 'be covered with ~' は「〜で覆われている」という状態を表す、とても便利な表現です。
A thick shroud of fog covered the entire village.
濃い霧の覆いが村全体を包み込んだ。
※ ここでは 'shroud' が、霧や煙、雲といった自然現象が何かをすっぽり覆い隠す様子を表しています。朝、窓の外を見たら、村全体が濃い霧に包まれていて、何も見えないような、少し幻想的な情景が目に浮かびますね。'a shroud of fog' のように 'of' を使って「〜の覆い」という形でよく使われます。
His past was hidden by a shroud of mystery.
彼の過去は謎のベールに包まれていた。
※ この例文は、'shroud' が比喩的に「秘密や謎の覆い」として使われる典型的な例です。彼の過去について誰も詳しく知らず、まるで厚いベールに包まれているかのように、謎めいていて、少し近づきがたい雰囲気が伝わってきます。'a shroud of mystery' や 'a shroud of secrecy' は、秘密や未解明な事柄について話す際によく使われる、自然な言い回しです。
覆い隠す
物理的に何かを覆うだけでなく、事実や感情などを隠蔽する意味合いも持ちます。秘密裏に行動する様子や、感情を押し殺す様子などを表現する際に使われます。
The morning mist began to shroud the distant mountains.
朝霧が遠くの山々を覆い始めました。
※ 朝の風景が目に浮かびますね。「shroud」は、このように「何かを覆い隠して見えなくする」自然現象によく使われます。特に、霧や雲、煙などが景色を覆う様子を表すのにぴったりです。
He tried to shroud his true feelings behind a calm expression.
彼は落ち着いた表情の裏に本当の気持ちを隠そうとしました。
※ 「shroud」は、物理的に何かを覆うだけでなく、このように「感情や事実などを隠す」という比喩的な意味でもよく使われます。自分の本心を隠そうとする人の様子が目に浮かびますね。
The old castle was shrouded in mystery for centuries.
その古い城は何世紀もの間、謎に包まれていました。
※ 「be shrouded in mystery/darkness/secrecy」のように、「~に包まれている」という形でよく使われる表現です。特に、歴史的な場所や出来事が「謎に包まれている」という場面でよく耳にします。過去の物語を想像させるような表現ですね。
コロケーション
秘密のベール、徹底的な秘密主義
※ 「shroud」は文字通りには死体を覆う布ですが、比喩的には何かを覆い隠すものを指します。このコロケーションは、情報や活動が意図的に隠されている状態を表し、しばしば政府、企業、または個人が何かを隠蔽しようとしている状況で使われます。例えば、『The project was carried out under a shroud of secrecy』のように使われます。ビジネスや政治の文脈でよく見られます。
~を神秘に包む、~を謎めいたものにする
※ この表現は、何かを意図的に曖昧にしたり、理解を困難にしたりすることを意味します。例えば、『The origins of the artifact are shrouded in mystery.』のように使われます。歴史的な出来事や未解決の事件など、真相が不明な事柄に対して用いられることが多いです。文学作品などにも見られる表現です。
霧/靄/煙の覆い
※ 「shroud」が物理的な覆いとして使われる例です。風景や場所が霧、靄、煙などで覆われ、視界が悪くなっている状態を描写します。『The village was hidden under a shroud of mist.』のように使われます。文学作品や自然描写でよく用いられ、神秘的、あるいは不吉な雰囲気を醸し出す効果があります。
~を覆いに包む、~を覆い隠す
※ 「envelop」は「包む」という意味で、「shroud」と組み合わさることで、完全に覆い隠すイメージを強調します。例えば、『Grief enveloped her in a shroud of sadness.』のように、悲しみなどの感情が人を完全に包み込む様子を表現する際に使われます。文学的、あるいは感情的な文脈で用いられることが多いです。
真実を覆い隠す
※ 真実を隠蔽したり、歪曲したりすることを意味します。意図的に真実を隠すニュアンスが強く、不正行為や陰謀などの文脈でよく使われます。例えば、『They tried to shroud the truth about the scandal.』のように使われます。報道記事やドキュメンタリーなどで見られる表現です。
死体を包む布
※ これはやや冗長な表現ですが、「winding sheet」自体が死体を包む布を意味するため、「shroud」と組み合わせることで、より明確に死のイメージを強調します。文学作品や詩などで、死を象徴する表現として用いられることがあります。
~に暗い影を落とす、~を暗く覆う
※ この表現は、何か良い状況や明るい雰囲気に影を落とし、暗く、憂鬱なものに変えることを意味します。例えば、『The news of the accident cast a shroud over the celebration.』のように使われます。不幸な出来事や悲しい知らせが、楽しいイベントや希望に満ちた状況を台無しにする際に用いられます。
使用シーン
学術論文や研究発表で、抽象的な概念や現象を覆い隠す、あるいは不明瞭にする比喩として用いられることがあります。例えば、「データの偏りが研究結果を覆い隠している」のように、問題点を指摘する際に使われます。文語的な表現です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、ネガティブな情報を婉曲的に表現する際に使われることがあります。例えば、「不確実性がプロジェクトの将来を覆い隠している」のように、リスクや課題を遠回しに伝える際に用いられます。フォーマルな文脈での使用が中心です。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、秘密や隠蔽を暗示する文脈で使われることがあります。例えば、「事件の真相は謎に包まれている」のように、状況をドラマチックに表現する際に用いられます。
関連語
類義語
何かを覆い隠す、またはぼやけさせるという意味で、物理的なもの(ベール、霧)や抽象的なもの(秘密、感情)を覆う際に使われる。名詞としても動詞としても使用可能。 【ニュアンスの違い】"shroud"よりも覆い隠す度合いが低い場合や、一時的な隠蔽を意味することが多い。また、"veil"は隠蔽だけでなく、神秘性や魅力的な雰囲気を加えるニュアンスも持つことがある。文学的な表現や比喩的な表現でよく用いられる。 【混同しやすい点】"shroud"は死や暗いイメージと結びつきやすいのに対し、"veil"はより中立的で、良い意味合いでも使われることがある。例えば、「秘密のベールに包まれている」のように、魅力的な謎を表現する際に用いられる。
何かを覆う、覆い隠す、保護するという一般的な意味を持つ。物理的なものから抽象的なものまで幅広く使用され、日常会話からビジネス、学術的な文脈まであらゆる場面で使用される。 【ニュアンスの違い】"shroud"よりも直接的で具体的な覆いを意味することが多い。また、"cover"は保護や隠蔽の目的が明確である場合が多い。感情的なニュアンスや神秘性は薄い。 【混同しやすい点】"shroud"は覆うことによって隠蔽されたり、不明瞭になったりするニュアンスが強いが、"cover"は単に覆うだけで、必ずしも隠蔽を意味しない。例えば、「本をカバーで覆う」は保護の意味合いが強い。
顔を隠す仮面、または何かを覆い隠す、偽るという意味を持つ。物理的な仮面の他に、感情や真実を隠す比喩的な表現としても使われる。 【ニュアンスの違い】"shroud"よりも意図的な隠蔽や偽装のニュアンスが強い。また、"mask"は一時的な隠蔽や、表面的に取り繕う意味合いを持つことが多い。演劇や比喩的な表現でよく用いられる。 【混同しやすい点】"shroud"は隠蔽されたものが不明瞭になるニュアンスを含むが、"mask"は隠蔽されたものの存在自体を知られないようにするニュアンスが強い。例えば、「悲しみを笑顔でマスクする」のように、感情を偽る際に用いられる。
何かを隠す、秘密にするという意味。物理的なものだけでなく、情報や感情など、抽象的なものも隠すことができる。フォーマルな場面や、意図的な隠蔽を強調する際に使われる。 【ニュアンスの違い】"shroud"が覆い隠すことで不明瞭にするニュアンスを持つ一方、"conceal"は隠すことによって存在自体を認識させないようにするニュアンスが強い。また、"conceal"は意図的な隠蔽を強調する。 【混同しやすい点】"shroud"は結果として隠蔽されるニュアンスを含むが、"conceal"は意図的な隠蔽行為そのものを指す。例えば、「真実を隠蔽する」のように、不正な行為を隠す際に用いられる。
何かを不明瞭にする、曖昧にするという意味。物理的なもの(霧、煙)や抽象的なもの(意味、真実)を不明瞭にする際に使われる。学術的な文脈や、複雑な状況を説明する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】"shroud"と似て、不明瞭にするという意味合いが強いが、"obscure"は意図的な隠蔽というよりも、自然発生的な不明瞭さや、複雑さによって理解が困難になる状況を指すことが多い。 【混同しやすい点】"shroud"は死や暗いイメージと結びつきやすいのに対し、"obscure"はより中立的で、客観的な不明瞭さを表す。例えば、「歴史的記録が曖昧になっている」のように、時間の経過や情報の欠如によって不明瞭になった状況を表現する際に用いられる。
何かを完全に包み込む、覆うという意味。物理的なもの(霧、煙)や抽象的なもの(感情、雰囲気)を包み込む際に使われる。文学的な表現や、強い影響力を表す際に用いられる。 【ニュアンスの違い】"shroud"よりも完全に覆い隠す、包み込むニュアンスが強い。また、"envelop"は感情や雰囲気が周囲を圧倒するような状況を表現する際に用いられる。 【混同しやすい点】"shroud"は覆い隠すことによって不明瞭にするニュアンスを持つが、"envelop"は完全に包み込むことによって、外部との接触を遮断するニュアンスが強い。例えば、「深い悲しみが彼を包み込んだ」のように、感情が人を支配する状況を表現する際に用いられる。
派生語
- beshroud
『覆う』という意味の動詞。接頭辞『be-』は『〜の状態にする』という意味合いを添え、『shroud』で覆う状態を表します。古風な表現ですが、文学作品などで比喩的に使われ、秘密や謎に包まれた状況を強調します。使用頻度は低いですが、原義からの意味の発展を理解する上で役立ちます。
『覆われた』という意味の形容詞または過去分詞。『shroud』の過去分詞形が形容詞として使われる場合、文字通り覆われている状態だけでなく、秘密や謎に包まれている状態を比喩的に表します。ニュース記事や文学作品でよく見られ、『shrouded in mystery(謎に包まれた)』のような形で使用されます。
反意語
『覆いを取り除く』『暴露する』という意味の動詞。接頭辞『un-』は否定や逆転を表し、『shroud』の行為を逆転させます。物理的に覆いを取り除く場合と、秘密や不正を暴く場合の両方に使用され、ニュース報道や調査報道で頻繁に登場します。比喩的な意味合いで『shroud』と対比されます。
『明らかにする』『暴露する』という意味の動詞。『shroud』が隠蔽や曖昧さを意味するのに対し、『reveal』は隠されていたものを明るみに出すことを意味します。ニュース、科学研究、文学など幅広い分野で使用され、秘密や真実を明らかにする行為を指します。抽象的な概念を扱う文脈において、『shroud』の対義語として機能します。
語源
"shroud"は、古英語の「scrud」(衣服、覆い)に由来します。これはさらに、ゲルマン祖語の*skrud-(切る、裁つ)に遡ります。この語根は、もともと「切り取られた布」や「衣服」といった意味合いを持っていました。つまり、最初は単なる衣服を意味していましたが、時が経つにつれて、死者を覆う布、つまり「経帷子(きょうかたびら)」や「死装束」といった特別な意味合いを持つようになりました。現代英語では、比喩的に「覆い隠すもの」や「包み隠す」という意味でも使われます。たとえば、「霧が街を覆う(shroud)」のように、目に見えないものが何かを覆い隠す様子を表すこともあります。このように、元々は具体的な衣服を指していた言葉が、抽象的な意味へと発展した良い例と言えるでしょう。
暗記法
「shroud(シュラウド)」は死者を包む布ですが、単なる埋葬布ではありません。中世では聖遺物として崇められ、文学では秘密や隠された真実の象徴として登場します。トリノの聖骸布のように、信仰と科学探求の対象となることも。現代では「秘密のベール」のように、隠蔽や束縛といった抽象的な概念を表す言葉として使われます。死という現実と向き合い、意味を見出す人間の営みが、この言葉に込められています。
混同しやすい単語
発音が非常によく似ており、特に語尾の 'd' の有無を聞き間違えやすい。'shroud' は『覆い隠す』という意味の名詞・動詞だが、'shred' は『細かく切る』という意味の動詞・名詞。綴りも似ているため、文脈で判断する必要がある。日本語の『シュレッドチーズ』の『シュレッド』がこの単語。
語頭の 'spr-' の部分が、'shr-' と発音・綴りともに似ているため、混同しやすい。'sprout' は『芽を出す』という意味の動詞、または『芽』という意味の名詞。'shroud' とは意味が全く異なる。発音記号を確認し、意識的に区別することが重要。
発音の最初の部分 /ʃ/ が共通しており、続く母音と子音の組み合わせが似ているため、発音を聞き間違えやすい。'should' は助動詞で『~すべき』という意味。文法的な役割も意味も全く異なるため、文脈で判断する必要がある。'shroud' は名詞・動詞だが、'should' は助動詞である点が大きな違い。
語尾の 'roud' の部分が共通しており、発音も似ているため、混同しやすい。'crowd' は『群衆』という意味の名詞、または『群がる』という意味の動詞。語頭の子音が異なるため、注意して発音を聞き分ける必要がある。カタカナで表現すると、'shroud' は『シュラウド』、'crowd' は『クラウド』となり、明確に異なる。
綴りが 'shrou' と 'shrew' で始まりが似ており、語尾も 'd' で終わるため、視覚的に混同しやすい。'shrewd' は『抜け目のない』、『賢い』という意味の形容詞。発音も似ているため、文脈で判断する必要がある。'shroud' が名詞・動詞であるのに対し、'shrewd' は形容詞である。
'shroud'と'chord'は、どちらも発音がやや難しく、スペルも似ているため、特に初心者には混同されやすい。'chord'は「和音」という意味で音楽の文脈でよく使われる。'shroud'は「覆い」や「包む」という意味で、音楽とは全く異なる文脈で使用される。発音記号を確認し、/kɔːrd/と/ʃraʊd/の違いを意識することが重要。
誤用例
『shroud』は、死体を覆う布や、比喩的に『死』や『暗闇』を連想させる場合に適しています。単に『隠される』という意味で使うと、大げさで不自然な印象を与えます。『obscure』の方が、より一般的な『不明瞭にする』という意味で適切です。日本人は、比喩表現をストレートに訳しすぎる傾向があり、語感の強弱を考慮せずに単語を選んでしまうことがあります。
『shroud』は、何かを完全に覆い隠すイメージが強く、しばしばネガティブな状況(死、秘密の隠蔽など)で使われます。一方、『veil』は、部分的に隠す、あるいはぼんやりと覆うニュアンスがあり、神秘性や魅力的な秘密めかしさを表現するのに適しています。この文脈では、『veil』の方がプロジェクトの秘密めいた雰囲気をより適切に表しています。日本人が『秘密』という言葉から連想するイメージは様々ですが、英語では文脈によって適切な表現を選ぶ必要があります。
『shroud』は、顔を覆う行為が、単に日差しを避ける目的を超え、何かを隠蔽したり、身を隠したりする意図を含む場合に適切です。単に顔を覆うだけであれば、より一般的な動詞『cover』が自然です。日本人は、目的語と行為の組み合わせを直訳しがちですが、英語では行為の背後にある意図やニュアンスを考慮して単語を選ぶ必要があります。この場合、『shroud』を使うと、まるで何か後ろめたい事情があるかのような印象を与えてしまいます。
文化的背景
「shroud(シュラウド)」は、死者を包む布、特に埋葬布を意味し、喪失、隠蔽、そして秘められた真実という文化的なテーマを強く喚起します。古来より、死は人間にとって最大の謎であり、シュラウドはその境界線を示す象徴として、文学、芸術、そして宗教において重要な役割を果たしてきました。
中世ヨーロッパにおいて、シュラウドは単なる埋葬の道具以上の意味を持っていました。キリスト教信仰が社会全体を覆っていた時代、シュラウドは死者の魂の行く末を左右する可能性のある聖遺物としての側面も持ち合わせていました。例えば、イエス・キリストを包んだとされる「トリノの聖骸布」は、その真偽を巡る議論はさておき、キリスト教徒にとって信仰の対象であり、同時に科学的な探求の対象でもあります。この聖骸布のように、シュラウドは死と再生、信仰と懐疑といった二つの相反する概念を結びつける存在として、人々の心を捉えてきました。
文学作品におけるシュラウドは、隠された真実や秘密の象徴として用いられることがあります。例えば、ゴシック小説では、古城に眠る秘密や過去の因縁が、シュラウドに包まれた遺体として表現されることがあります。また、現代のサスペンス作品においても、シュラウドは事件の真相を隠蔽する役割を担い、物語に緊張感と謎めいた雰囲気を加えます。このように、シュラウドは単に死を覆う布ではなく、人間の心の奥底に潜む暗い感情や、社会の隠された側面を象徴するメタファーとして機能しています。
現代社会においても、シュラウドは比喩的な意味合いで使用されることがあります。例えば、「秘密のベールに包まれる」という表現は、真実が隠されている状態を指しますが、この「ベール」はシュラウドのイメージを想起させます。また、「過去の影に覆われる」という表現も、過去の出来事が現在に影響を与え、自由を奪っている状態を、シュラウドが覆い隠すイメージで表現しています。このように、シュラウドは死という直接的な意味合いだけでなく、隠蔽、秘密、束縛といった抽象的な概念を表現する言葉として、私たちの言語の中に深く根付いているのです。それは、人間が死という不可避な現実と向き合い、そこから意味を見出そうとする営みの証とも言えるでしょう。
試験傾向
準1級・1級の長文読解で出題される可能性あり。文脈から意味を推測させる問題や、比喩的な意味での使用に注意。語彙問題で直接問われることは比較的少ない。
Part 7(長文読解)で稀に出題される。ビジネスシーンよりも、科学・環境に関する記事で使われることが多い。直接的な語彙知識よりも、文脈理解が重要。
リーディングセクションで比較的頻出。アカデミックな文章、特に歴史、環境、社会科学などの分野で登場しやすい。名詞としての「覆い隠すもの」という意味と、動詞としての「覆い隠す」という意味の両方を理解しておく必要がある。
難関大学の長文読解で出題される可能性あり。比喩的な意味合い(例:秘密に包まれる)で用いられることが多い。文脈から意味を判断する力が求められる。