no more ~
「no」の /oʊ/ は二重母音で、日本語の「オ」よりも口をすぼめて「オゥ」と発音します。「more」の /ɔːr/ は、イギリス英語では「モɔː」、アメリカ英語では「モɔːr」のように、最後に軽く「r」の音を加えます。日本語の「モア」のように伸ばしすぎないように注意しましょう。また、全体的に強勢は「more」に置かれる傾向があります。
もう~ない
以前はそうだった状態が、今は違うことを表す。諦めや変化のニュアンスを含むことが多い。(例:No more excuses. = 言い訳はもういい。)
After a long hike, she could walk no more.
長いハイキングの後、彼女はもう歩くことができませんでした。
※ 長い山道を歩き続け、疲れ果てて一歩も動けない人の姿が目に浮かびます。身体的な限界や、何かを続けることができなくなった状況でよく使われます。「もう~できない」という気持ちがストレートに伝わります。動詞の後に「no more」を置くことで、「もう~しない」という意味を強調します。「can/could」と合わせて使うと、「もう~できない」という能力の限界や断念を自然に表現できます。
She spoke to him no more after he broke his promise.
彼が約束を破って以来、彼女はもう彼に話しかけませんでした。
※ 信頼を裏切られ、もうその相手とは関わらないと決めた人の強い決意や諦めの気持ちが伝わります。人間関係において、ある行動や関係性を「もう二度としない」「もう続けない」と決めた時に使われる典型的な表現です。感情的な決着を表します。この文のように、特定の出来事がきっかけで、それまでの行動が完全に終わったことを示します。
His old house stood there no more.
彼の古い家はもうそこにはありませんでした。
※ 昔、そこに確かにあったはずの家が、今はもう取り壊されたり、なくなってしまったりして、そこに存在しない寂しい風景が目に浮かびます。建物や場所、あるいは昔の習慣などが「もう存在しない」「もう行われない」という状況を表現する際に使われます。特に「is no more」や「stood no more」のように、存在の消滅を示すのに適しています。
これ以上の~は不要
必要量を超えている、または許容範囲を超えていることを示唆する。しばしば否定的な意味合いを伴う。(例:No more suffering. = もう苦しみはいらない。)
No more cake for me, thank you! I'm really full now.
もうケーキは結構です、ありがとう!本当にお腹いっぱいです。
※ お腹がいっぱいになった時、目の前の食べ物(ここではケーキ)を「これ以上は食べられない、もういらない」という気持ちを表しています。「No more + 名詞」の形で、何かを丁寧に断る際によく使われる表現です。
The designer looked at his screen and thought, "No more changes to this logo. It's perfect!"
デザイナーは画面を見て、「このロゴにはもう変更は不要だ。完璧だ!」と思った。
※ 何かを完成させたり、十分な状態になったと感じた時に、「これ以上は手を加えなくて良い、もう十分だ」という満足感や決定を表しています。「no more + 名詞」は、物理的な物だけでなく、抽象的なもの(変更、時間など)にも使えます。
After walking for hours, the hiker declared, "No more uphill paths today!"
何時間も歩いた後、ハイカーは「今日はもう上り坂はごめんだ!」と宣言した。
※ 疲労や限界を感じて、ある行動(ここでは上り坂を歩くこと)を「これ以上は続けたくない、もう嫌だ」という強い気持ちを表しています。「no more ~」は、もう何かをするのをやめる、これ以上は受け入れない、という決意を伝える時にも使われます。
コロケーション
~にすぎない、たった~だけ
※ 数量や程度を控えめに表現する際に用います。例えば、"I have no more than 10 dollars." は「私は10ドルしか持っていない」という意味ですが、単に "I have only 10 dollars."と言うよりも、少ないというニュアンスが強調されます。文脈によっては、予想外の少なさや、不十分さを表すこともあります。フォーマルな場面でも口語でも使用可能です。
言い訳はもういい
※ 相手の失敗や遅延に対して、これ以上の弁解を受け付けないという強い意志を示す表現です。ビジネスシーンや、責任を追及する場面でよく使われます。単に "Stop making excuses!"と言うよりも、より強い拒絶感や、うんざりした気持ちが込められています。相手に対する不信感を表すこともあります。
もう待てない
※ 待ちきれない気持ちや、状況が膠着状態から動くことを強く望むときに使われます。例えば、プロジェクトの遅延や、返事を待っている状況などで使用されます。"I can't wait any longer." と似た意味ですが、"no more waiting" は、状況を変えたいという強い決意や、積極的な行動を促すニュアンスを含みます。スローガンやキャッチフレーズとしても使われます。
もう痛みはない、痛みをなくしたい
※ 肉体的、精神的な苦痛からの解放を願う表現です。医療やセラピーの現場、あるいは個人的な苦悩を語る場面で使用されます。"I want to be free from pain." と同じ意味合いですが、"no more pain" は、痛みを終わらせるという強い決意や、積極的な姿勢を示します。文学作品や詩などにもよく見られます。
質問は以上です
※ 会議やインタビュー、法廷などで、質問を打ち切る際に使われるフォーマルな表現です。特に、尋問や取り調べなど、緊張感のある状況でよく用いられます。 "That's all the questions I have." とほぼ同義ですが、"no more questions" は、より簡潔で、権威的な印象を与えます。相手に反論の余地を与えないニュアンスも含まれます。
もうスペースがない、空きがない
※ 物理的な空間だけでなく、比喩的に余裕がない状況を表す際にも使われます。例えば、ホテルが満室の場合や、スケジュールが詰まっている場合などに使用されます。 "There is no space left." と同様の意味ですが、 "no more room" は、より直接的で、断定的な印象を与えます。組織やシステムにおけるキャパシティの限界を示す際にも用いられます。
もう涙はいらない、泣くのは終わり
※ 悲しみや苦しみから立ち直り、前向きに進む決意を示す表現です。失恋や別れ、あるいは困難な状況を乗り越えた後に使われます。 "I won't cry anymore." と似た意味ですが、"no more tears" は、より感情的で、強い決意を表します。詩や歌の歌詞など、芸術的な文脈でよく用いられます。
使用シーン
学術論文や教科書で、数量や状態の変化が停止したことを示す際に用いられます。例えば、経済学の論文で「これ以上の財政出動は経済成長を促進しない(No more fiscal spending will boost economic growth.)」のように、客観的なデータや分析に基づいて議論を展開する際に使用されます。文語的で、論理的な思考を表現するのに適しています。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、資源の限界やプロジェクトの終了を伝える際に使われます。例:「これ以上の遅延は許容できません(No more delays can be tolerated.)」のように、やや硬い表現で、責任や義務を明確にする場面で用いられます。会議での発言や公式なメールなど、フォーマルなコミュニケーションで使われることが多いです。
日常会話では、強い否定や拒絶のニュアンスを伴って使われることがあります。例えば、「もう我慢できない(No more, I can't take it anymore!)」のように、感情的な状況で用いられます。ただし、日常会話ではより口語的な表現(例:I've had enough.)が好まれる傾向にあります。ニュースやドラマなど、フォーマルな場面設定では耳にすることがあります。
関連語
類義語
- not ~ any longer
『もはや~ではない』という意味で、時間的な継続の断絶を表す。日常会話やフォーマルな場面でも使用可能。 【ニュアンスの違い】"no more ~" と同様に、何かが以前は存在したが、現在はそうではないことを示す。しかし、"any longer" を伴うことで、時間経過による変化や状況の変化をより強調する。また、感情的な強さは "no more ~" より若干弱い場合がある。 【混同しやすい点】"no more ~" は形容詞や名詞を伴うことが多いが、"not ~ any longer" は動詞句を否定することが多い。例えば、"No more excuses" (言い訳はもうたくさんだ) に対して、"I don't want to hear excuses any longer" (もう言い訳を聞きたくない) のように使われる。
- never again
『二度と~しない』という意味で、強い決意や拒絶を表す。主に会話や文学的な表現で使用される。 【ニュアンスの違い】"no more ~" よりも強い感情を伴うことが多い。過去の経験に対する強い後悔や嫌悪感、将来への断固たる決意を示す。例えば、"No more lies" (もう嘘はうんざりだ) に対して、"Never again will I lie" (二度と嘘はつかない) のように、より強い個人的な誓いを表す。 【混同しやすい点】"no more ~" は必ずしも主語の意思を伴わないが、"never again" は主語の強い意志や決意を伴う。また、"never again" は倒置構文(例:Never again will I...)で用いられることが多い。
『止める』『終わる』という意味で、フォーマルな場面や文学的な表現で使用される。動詞。 【ニュアンスの違い】"no more ~" が状態の変化を指すのに対し、"cease" は動作や行為の停止を指す。より客観的でフォーマルな印象を与える。例えば、"No more fighting" (もう喧嘩はやめろ) に対して、"The fighting must cease" (喧嘩は止めさせなければならない) のように使われる。 【混同しやすい点】"cease" は自動詞としても他動詞としても使用できるが、"no more ~" は形容詞的な用法が主である。また、"cease" は進行形(ceasing)で用いられることは少ない。
『止める』という意味で、最も一般的な表現。日常会話からビジネスまで幅広く使用される。動詞。 【ニュアンスの違い】"no more ~" と比較して、より直接的で命令に近いニュアンスを持つ場合がある。また、"stop" は具体的な行動の停止を指すことが多い。例えば、"No more talking" (もう話すな) に対して、"Stop talking!" (話すのをやめろ!) のように、より強い口調で用いられる。 【混同しやすい点】"stop" は動名詞(~ing形)を目的語に取ることが多い(例:Stop smoking)。一方、"no more ~" は名詞や形容詞を伴う。
『十分な』という意味だが、「もうたくさんだ」というニュアンスで使われる場合もある。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】"no more ~" と同様に、不快感や拒否感を伴うことがあるが、"enough" はしばしば状況全体に対する不満を表す。感情的な強さは状況によって異なる。例えば、"No more complaints" (もう文句はうんざりだ) に対して、"Enough! I've had enough!" (もうたくさんだ!うんざりだ!) のように、強い感情を表す。 【混同しやすい点】"enough" は形容詞や副詞として使われることが多いが、"no more ~" は形容詞的な用法が主である。また、"enough" はしばしば感嘆詞的に用いられる。
- devoid of
『~を欠いている』という意味で、フォーマルな場面や学術的な文章で使用される。 【ニュアンスの違い】"no more ~" が何かが存在しなくなった状態を指すのに対し、"devoid of" はそもそも何かが存在しない状態を指す。より客観的で、感情的なニュアンスは少ない。例えば、"No more hope" (もう希望はない) に対して、"The situation is devoid of hope" (状況には希望がない) のように使われる。 【混同しやすい点】"devoid of" は形容詞であり、常に "of" を伴う。また、"devoid of" は通常、抽象的な概念や感情に対して用いられる。
派生語
『深い後悔』という意味の名詞。元々は『再び噛む』という意味のラテン語に由来し、心が繰り返し苦悩する様子を表す。日常会話よりも文学作品や心理学の文脈で使われることが多い。
- mordant
『辛辣な』『痛烈な』という意味の形容詞。こちらも『噛む』という語源を持ち、言葉が相手を噛みつくように傷つける様子を表す。皮肉や批判的な文脈で使われ、日常会話での使用頻度は低い。
『死すべき運命の』『致命的な』という意味の形容詞。ラテン語の『mort-(死)』に由来し、生物が死ぬ運命にあることや、死に至らしめるほどの重大さを表す。日常会話でも使われるが、哲学や医学の文脈でも頻出。
語源
"no more ~"は、非常にシンプルで直接的な表現のため、複雑な語源分析は必要ありません。「no」は古英語の「nā」(決して~ない)に由来し、否定を表します。「more」はゲルマン祖語の「*maiz」を起源とし、「より多くの」という意味を持ちます。この二つの単語が組み合わさることで、「これ以上~がない」「もう~ではない」という、量や程度が限界に達した状態を示す意味合いになります。日本語で例えるなら、「これ以上は勘弁してくれ!」という時の「これ以上」に相当し、文字通り、それ以上の追加や継続を拒否するニュアンスです。 日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われ、直接的で分かりやすい表現です。
暗記法
「no more ~」は単なる否定を超え、失われた希望や過ぎ去った時代を象徴します。歴史的には、抑圧への抵抗の叫びであり、奴隷解放や反戦運動のスローガンとして用いられました。文学では、登場人物の絶望や社会の暗部を表現し、現代社会では、環境問題やジェンダー平等を訴える力強いメッセージとして、変化を求める人々の心を揺さぶります。
混同しやすい単語
『no more』と『anymore』は、スペルが似ており、特に『no more』を『anymore』と誤って書いてしまうケースが見られます。意味も紛らわしく、『no more』は『これ以上~ない』、『anymore』は肯定文では『今日』、否定文では『もはや~ない』という意味になります。肯定文と否定文で意味が異なる点に注意が必要です。発音も似ているため、文脈で判断することが重要です。
『no more』と『know more』は、発音が非常に似ています。特に早口で話されると区別が難しくなります。『know more』は『もっと知っている』という意味で、動詞句です。文脈によって意味が全く異なるため、注意が必要です。例えば、『I know more about it.』(私はそれについてもっと知っている)のように使われます。
『no more』と『nomad』は、スペルの一部が似ており、特に『no』の部分で混同されることがあります。『nomad』は『遊牧民』という意味で、名詞です。発音も異なりますが、スペルの類似性から誤って認識されることがあります。語源的には、『nomad』はギリシャ語の『nomas』(放浪する)に由来します。
『no more』と『norm』は、発音の響きが似ているため、聞き間違いやすいことがあります。特に、ネイティブスピーカーが早口で話す場合、母音の区別が曖昧になることがあります。『norm』は『規範』や『標準』という意味で、名詞です。社会学や統計学でよく使われる単語であり、文脈によって意味が大きく異なります。
『no more』と『nevermore』は、どちらも否定的な意味合いを持つため、意味の面で混同されることがあります。『nevermore』は『二度と~ない』という意味で、文学的な表現でよく使われます。エドガー・アラン・ポーの詩『The Raven』で有名です。発音も似ているため、文脈によって区別する必要があります。
『no more』と『number』は、スペルが部分的に似ており、特に『no』の部分で混同される可能性があります。『number』は『数』という意味で、名詞です。発音も異なりますが、スペルの類似性から誤って認識されることがあります。また、文脈によっては『no more』が数を表す場合もあるため、注意が必要です。
誤用例
日本語の『〜より多い』という表現を直訳すると、つい『more than』を使ってしまいがちですが、この文脈では『問題の数』を比較しているので、可算名詞である 'problems' に対しては 'fewer' を使うのが適切です。 'no more than' は『~にすぎない』という意味合いになり、意図した意味とは異なってしまいます。日本人は数量に関する英語表現で、可算・不可算の区別を意識するのが苦手な傾向があります。
'no more' は『これ以上~ない』という意味で、以前は興味があったが今はなくなった、というニュアンスを含みます。単に『ほとんど興味がない』と言いたい場合は 'little' を使う方が適切です。日本人は『no more = 全くない』と捉えがちですが、時間的な変化や段階的な否定を含む場合があることを理解する必要があります。例えば、かつて熱心に研究していた分野について述べる際に 'I have no more interest...' と言うのは自然ですが、初対面の相手にいきなり言うと、過去に何らかの経緯があったことを示唆してしまい、不自然に聞こえます。
'No more talking!' は文法的には正しいですが、少し硬い印象を与えます。より口語的で、強い命令の意味合いを込めるなら 'Enough talking!' が自然です。日本人は英語の命令形を避ける傾向がありますが、状況によっては直接的な表現が効果的な場合もあります。ただし、相手や状況を考慮し、丁寧さを心がける必要はあります。 'No more talking!' は、例えば、会議などで何度も注意しているのに話をやめない人に対して、強い不満を表すような状況で使うと効果的です。 'Enough talking!' は、より日常的な場面で、例えば、子どもたちが騒いでいるのを静かにさせたい時などに使えます。
文化的背景
「no more ~」は、単に数量の終焉を示すだけでなく、失われた希望、過ぎ去った時代、あるいは変化への強い願望を象徴することがあります。この表現は、過去の束縛からの解放や、現状に対する不満といった感情を伴い、単なる否定以上の深い意味合いを持ちます。
「no more ~」というフレーズは、歴史的な文脈において、抑圧や不正に対する抵抗の象徴としてしばしば用いられてきました。例えば、奴隷解放運動のスローガンや、植民地支配からの独立を求める人々の叫びの中に見出すことができます。「No More War!(もう戦争はたくさんだ!)」という反戦運動のスローガンは、戦争の惨禍を二度と繰り返さないという強い決意を表明しており、単なる平和への希求を超えた、具体的な行動を促す力強いメッセージとして機能しました。また、労働運動においては、「No More Exploitation!(もう搾取はたくさんだ!)」というスローガンが、不当な労働条件の改善を求める人々の連帯を促し、社会変革の原動力となりました。
文学作品においても、「no more ~」は、登場人物の心の葛藤や変化を表す重要な要素として登場します。例えば、シェイクスピアの悲劇において、主人公が「No more dreams!(もう夢は見ない!)」と絶望を口にする場面は、希望を失った人間の心の闇を描き出しています。また、ディストピア小説においては、「No more freedom!(もう自由はない!)」というセリフが、抑圧された社会における個人の無力感を象徴的に表現し、読者に深い絶望感を与えます。これらの例からもわかるように、「no more ~」は、文学作品において、人間の感情の深淵や社会の暗部を浮き彫りにする効果的な表現として用いられています。
現代社会においても、「no more ~」は、様々な場面で使用されています。環境問題に対する抗議運動においては、「No More Pollution!(もう汚染はやめて!)」というスローガンが、地球環境保護の重要性を訴え、人々の意識改革を促しています。また、ジェンダー平等を求める運動においては、「No More Discrimination!(もう差別はやめて!)」というスローガンが、社会における差別や偏見をなくし、すべての人が平等に扱われる社会の実現を訴えています。このように、「no more ~」は、現代社会においても、社会的な問題に対する意識を高め、変化を促す力強いメッセージとして機能し続けています。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、語彙問題。リスニングでも会話表現として稀に出題。
- 頻度と級・パート: 準1級以上で頻出。1級、準1級の長文読解、語彙問題。
- 文脈・例題の特徴: 様々な文脈で出現するが、ややフォーマルな文章に多い。物語文よりも説明文・論説文で頻出。
- 学習者への注意点・アドバイス: "no more than"「~にすぎない」との区別が重要。文脈から意味を判断する練習が必要。
- 出題形式: 主にPart 5, 6, 7(読解)で登場。稀にPart 3, 4(リスニング)でも使われる。
- 頻度と級・パート: Part 7(長文読解)で比較的頻出。スコア700点以上を目指すなら必須。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の文書(メール、レポート、記事など)でよく使われる。
- 学習者への注意点・アドバイス: "no longer" との区別が重要。「もう~ない」の意味で、時間経過を表すことが多い。
- 出題形式: リーディングセクションで頻出。ライティングセクションでも使用可能。
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで高頻度。特にアカデミックな文章でよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: 学術的な文章、論文、ニュース記事などで頻出。抽象的な概念を説明する際に使われることが多い。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈によって意味が微妙に変化するため、前後の文脈から正確な意味を把握する必要がある。 "no more A than B" (Bでないのと同様にAでない) の構文も重要。
- 出題形式: 主に長文読解問題で出題。和訳問題や内容説明問題でも問われることがある。
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題で頻出。標準的な大学でも長文読解で出題される可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文など様々なジャンルの文章で使われる。特に抽象的な内容や比喩表現を含む文章でよく見られる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈によって意味が異なるため、文全体を読んで正確な意味を把握することが重要。 "no more than" や "no less than" との区別も重要。