英単語学習ラボ

journalism

/ˈdʒɜːrnəlɪzəm/(ジャーナリィズム)

第1音節にアクセントがあります。/ɜː/ は、口を少し開けて「あ」と「う」の中間のような音を出し、日本語の「あ」よりも口の奥で響かせるイメージです。最後の /zəm/ は、日本語の「ズム」よりも曖昧な母音で発音し、かつ「ム」の前に軽く「ッ」を入れるとよりネイティブに近い響きになります。また、/r/ の発音は舌をどこにもつけずに口の中に浮かせるように発音します。

専門的な内容に関するご注意

このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。

名詞

報道

社会で起こる出来事や事実を、客観的に伝え、記録する活動。新聞、雑誌、テレビ、インターネットなど、様々な媒体を通じて行われる。ジャーナリズムの倫理として、公平性、正確性、独立性が重要視される

She decided to pursue journalism to tell the truth.

彼女は真実を伝えるために、ジャーナリズムの道に進むことを決意しました。

この例文は、誰かが「ジャーナリズム」を職業や人生の目標として選ぶ、決意の場面を描写しています。ジャーナリズムが「報道という仕事や分野」として使われる典型的な例です。「pursue」は「〜を追求する、目指す」という意味で、キャリアや夢について話す際によく使われます。

Good journalism helps to reveal problems in society.

良いジャーナリズムは、社会が抱える問題を明らかにするのに役立ちます。

この例文は、質の高い「ジャーナリズム」が社会にどのような影響を与えるかを示しています。ニュースを見て社会の問題に気づかされるような、真実を伝える報道の力が感じられる場面です。ジャーナリズムの「役割」や「機能」を説明する際によく使われる表現です。「help to 動詞の原形」は「〜するのを助ける」という意味で、目的や効果を説明するのに便利です。

His recent article was a great example of journalism.

彼の最近の記事は、まさにジャーナリズムの模範でした。

この例文は、具体的な記事や報道内容の「質」を評価する場面です。新聞や雑誌を読みながら、その内容が非常に公正で洞察に満ちていることに感心している様子が目に浮かびます。特定の記事やレポートを「ジャーナリズムの素晴らしい例」として褒める際によく使われます。「A great example of 〜」は「〜の素晴らしい例」という意味で、何かを褒めたり、手本として挙げたりするときに役立ちます。

名詞

ジャーナリズム

社会の出来事を報道する仕事や活動、またはその業界全体を指す。単にニュースを伝えるだけでなく、社会の不正を暴いたり、世論を形成したりする役割も担う。報道機関、ジャーナリスト、報道写真家などが含まれる

She wants to study journalism to tell important stories.

彼女は大切な物語を伝えるためにジャーナリズムを学びたいと思っています。

この例文では、若い人が「ジャーナリズム」という分野を学ぶ目標を持っている情景が浮かびます。大学などで専門的に学ぶ対象として「journalism」が使われています。「tell important stories(大切な物語を伝える)」という部分から、情報発信への強い思いが感じられます。

Good journalism is very important for a healthy society.

良いジャーナリズムは健全な社会にとって非常に重要です。

この文は、ジャーナリズムが社会全体に与える影響について語っています。ニュースや情報が正確で公平であることの価値を強調する場面で使えます。テレビでニュースを見ながら「本当に大事なことだね」と感じるような、少し真剣な会話の雰囲気です。

He decided to pursue journalism after seeing the world's problems.

彼は世界の諸問題を見て、ジャーナリズムの道に進むことを決意しました。

ここでは、「journalism」が職業やキャリアとしての「道」を意味しています。世界の現状に心を動かされ、それを伝える仕事を選んだ人の決意が伝わるシーンです。「pursue journalism」で「ジャーナリズムの道に進む」という自然な言い回しです。

コロケーション

investigative journalism

調査報道

権力や不正を暴くために、時間と労力をかけて徹底的に調査するジャーナリズムの形態です。単に事実を伝えるだけでなく、隠された情報を掘り起こし、社会に警鐘を鳴らす役割を担います。ウォーターゲート事件の報道などが代表例です。形容詞 'investigative' が、綿密な調査というニュアンスを加えています。ビジネスや政治など、不正が疑われる分野で頻繁に使われます。

citizen journalism

市民ジャーナリズム

プロのジャーナリストではない一般市民が、ブログ、SNS、動画サイトなどを通じて情報発信する形態です。従来のメディアがカバーしきれないローカルな問題や、事件・事故の現場からのリアルタイムな情報発信に強みがあります。インターネットの普及とともに発展しました。'citizen' が示すように、専門家ではない一般の人々による情報発信という点がポイントです。ソーシャルメディア関連の文脈でよく見られます。

data journalism

データジャーナリズム

統計データや各種データベースを分析し、可視化することで、ニュースの本質を明らかにするジャーナリズムの手法です。単なる数字の羅列ではなく、グラフや図表を用いて視覚的に訴え、読者の理解を深めます。ビッグデータ時代において、その重要性はますます高まっています。 'data' が示すように、客観的なデータに基づいた報道という点が特徴です。経済や社会問題の報道でよく用いられます。

yellow journalism

扇情的なジャーナリズム、イエロー・ジャーナリズム

事実を誇張したり、捏造したりして、読者の関心を引こうとする低俗なジャーナリズムを指します。センセーショナルな見出しやゴシップ記事などが特徴です。19世紀末のアメリカで、新聞社の販売競争が激化した際に生まれた言葉です。 'yellow' は、当時の新聞に掲載された黄色いインクの漫画に由来します。倫理的に問題のある報道を批判する際に使われます。

the ethics of journalism

ジャーナリズム倫理

ジャーナリストが守るべき倫理的な規範や原則のことです。客観性、公平性、正確性、プライバシーの尊重などが含まれます。誤報や偏向報道を防ぎ、報道の自由と責任のバランスを保つために重要です。報道倫理に関する議論や研究において頻繁に使われます。 'ethics' が示すように、行動規範や道徳的な側面を強調しています。大学のジャーナリズム学科やメディア関連の会議でよく議論されます。

a career in journalism

ジャーナリズムの仕事、ジャーナリストとしてのキャリア

ジャーナリストとして働くこと、またはその職業人生を指します。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなど、様々なメディアで活躍する道があります。競争が激しく、厳しい世界ですが、社会に貢献できるやりがいのある仕事です。 'career' が示すように、長期的な職業としての側面を強調しています。就職活動やキャリアに関する相談でよく使われます。

freedom of the press/journalism

報道の自由

政府や権力からの干渉を受けずに、自由に報道できる権利のことです。民主主義社会において、国民の知る権利を保障し、権力を監視する役割を果たします。憲法で保障されている重要な権利の一つです。 'freedom' が示すように、外部からの圧力や制限を受けない自由を強調しています。政治や法律に関する議論で頻繁に使われます。

使用シーン

アカデミック

学術論文、研究発表、ジャーナリズム研究の授業などで頻繁に使用されます。例:『ジャーナリズムの倫理的課題』というテーマで論文を書く学生や、メディア研究者が『ジャーナリズムのデジタル化』について議論する際に使われます。また、報道の自由やメディアリテラシーに関する議論でもよく登場します。

ビジネス

企業の広報部門やメディア関連企業で、プレスリリースの作成やメディア戦略の策定など、報道活動に関連する文脈で使用されます。例:『企業ジャーナリズム』という言葉で、企業が自社情報を発信する活動を指したり、広報担当者が『ジャーナリズムの視点を取り入れた情報発信』を意識したりする際に使われます。

日常会話

ニュースや新聞記事、ドキュメンタリー番組などで頻繁に目にする言葉です。例:『最近のジャーナリズムは偏向している』という意見をニュース番組で聞いたり、『市民ジャーナリズム』という言葉をインターネット記事で見かけたりします。また、報道倫理やメディアの役割について議論する際にも使われます。

関連語

類義語

  • news reporting

    事実に基づいた出来事や情報を伝える行為全般を指す。ニュース記事、報道番組、ドキュメンタリーなど、様々な形式で情報伝達を行う場面で使われる。 【ニュアンスの違い】"journalism"よりも客観的な事実伝達に重点を置くニュアンスが強く、意見や分析よりも出来事そのものの描写に重きを置く。報道機関内部や学術的な文脈でよく使われる。 【混同しやすい点】"journalism"が報道活動全体を指すのに対し、"news reporting"は個々のニュース記事や報道行為を指すことが多い。また、"news reporting"はよりフォーマルな印象を与える。

  • the press

    新聞、雑誌、放送局など、報道機関全体を指す集合名詞。政治的な議論や社会的な問題について言及する際に、報道機関の力を象徴する言葉として使われる。 【ニュアンスの違い】"journalism"が報道活動そのものを指すのに対し、"the press"は報道機関という組織や集団を指す。しばしば権力や影響力を持つ存在として扱われる。 【混同しやすい点】"the press"は集合名詞であり、単数扱いされることが多いが、文脈によっては複数扱いされることもある。また、特定の報道機関を指す場合は、定冠詞"the"が必要となる。

  • 情報を伝達する手段や媒体全般を指す。新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど、様々な媒体を含む幅広い概念。 【ニュアンスの違い】"journalism"が報道活動に限定されるのに対し、"media"はより広範な情報伝達手段を指す。広告、エンターテイメント、教育など、様々な分野で使われる。 【混同しやすい点】"media"は複数形であり、単数形は"medium"である。しかし、日常会話では"media"を単数扱いすることが多い。また、"media"は集合的な意味合いが強く、個々の媒体を指す場合は"medium"を使う方が適切。

  • 特定の場所や分野から情報を収集し、それを報道機関に伝える活動。特に海外特派員や戦場カメラマンなど、特定の場所に派遣されて報道を行う場合に用いられる。 【ニュアンスの違い】"journalism"が報道活動全般を指すのに対し、"correspondence"は特定の場所からの情報伝達に焦点を当てる。個人的な手紙のやり取りという意味もあるため、文脈に注意が必要。 【混同しやすい点】"correspondence"は「通信」「連絡」という意味も持つため、文脈によっては報道活動とは関係のない意味になることがある。また、"correspondent"は「特派員」という意味の名詞であり、"correspondence"とは異なる。

  • investigative reporting

    綿密な調査に基づいて不正や不祥事を暴き出す報道活動。汚職、犯罪、企業不正など、社会的な問題に関わる場合に用いられる。 【ニュアンスの違い】"journalism"の一つの形態であり、特に深い調査と分析を必要とする。告発的な内容を含むことが多く、社会的な影響力が大きい。 【混同しやすい点】"investigative reporting"は、単なる事実伝達だけでなく、問題の本質を明らかにするための調査活動を含む。そのため、時間と労力を要し、リスクを伴うこともある。

  • broadcasting

    ラジオやテレビなどの電波媒体を通じて情報を伝達する行為。ニュース番組、ドキュメンタリー、エンターテイメント番組など、様々な形式で情報を発信する。 【ニュアンスの違い】"journalism"は報道活動全般を指すのに対し、"broadcasting"は電波媒体による情報伝達に限定される。また、"broadcasting"はより大衆的な情報伝達手段として認識されている。 【混同しやすい点】"broadcasting"は、ラジオやテレビなどの電波媒体に限定される。インターネットを通じて動画を配信する場合は、"streaming"や"online video"などの言葉を使う方が適切。

派生語

  • 『ジャーナリスト』。名詞で、報道に携わる人を指す。『journalism』を行う人、という意味が直接的に反映されている。日常会話から報道、学術論文まで幅広く使われる。

  • journalistic

    『ジャーナリスティックな』。形容詞で、『journalism』の性質を持つことを表す。例えば、『ジャーナリスティックなアプローチ』のように使われる。報道や学術的な文脈でよく見られる。

  • 『日誌』、『学術雑誌』。元々は『journalism』の語源である『一日の記録』という意味合いが強く、そこから転じて個人的な記録や、定期刊行される学術的な記録という意味を持つ。ビジネスや学術分野で使われる。

反意語

  • 『抑圧』、『隠蔽』。報道の自由を重んじる『journalism』とは対照的に、情報を意図的に隠したり、公表を妨げたりする行為を指す。政治的な文脈や歴史的な議論でよく用いられる。

  • 『検閲』。『journalism』が情報を広く公開することを目的とするのに対し、『censorship』は政府や権力機関が情報を制限・統制する行為を指す。報道の自由との対比で語られることが多い。

  • 『プロパガンダ』。特定の思想や目的を広めるための情報操作を意味し、客観的な報道を旨とする『journalism』とは対立する。政治的な文脈で、情報の信頼性や意図を疑う際に使われる。

語源

"Journalism(ジャーナリズム、報道)"は、語源をたどると「journal(日誌、日記)」に由来します。この「journal」は、さらに古フランス語の「jornal(毎日の)」から来ており、これはラテン語の「diurnalis(毎日の、日々の)」に遡ります。「diurnalis」は「dies(日)」という単語から派生しました。つまり、ジャーナリズムの根本には「日々記録されるもの」という概念があります。日々の出来事を記録し、それを公に伝える活動がジャーナリズムの本質であると言えるでしょう。日本語の「日記」が個人的な記録であるのに対し、「journalism」は社会的な記録、つまり報道活動を指すようになったという変遷を考えると、その意味の広がりが理解しやすいでしょう。

暗記法

ジャーナリズムは、社会の監視役「第四の権力」。コーヒーハウスでの議論から生まれ、検閲と戦い、報道の自由を確立。ペニー新聞は大衆に情報を届けたが、扇情主義も生んだ。ベトナム戦争やウォーターゲート事件は、ジャーナリズムの力を示した一方、メディア集中やフェイクニュースも。現代はソーシャルメディアで変容しつつも、真実を追求し、民主主義を守る使命を担う。

混同しやすい単語

『journalism』と『journalist』は、語尾が '-ism'(主義、運動、活動)か '-ist'(~する人、~主義者)かで意味が大きく変わります。『journalist』は『ジャーナリスト』、つまり『journalism』を行う人という意味です。発音も似ているため、文脈でどちらを指しているのか注意が必要です。

『journalism』と『journey』は、最初の数文字 'journ-' が共通しているため、スペルミスや発音の混同が起こりやすいです。『journey』は『旅』という意味で、名詞として使われます。発音も異なり、『journalism』の '-al-' の部分と、『journey』の '-ey' の部分が特に違います。

generalism

『generalism』は『general(一般的な)』に '-ism' が付いた語で、『ゼネラリズム』と発音します。専門分野を持たず、幅広い知識や技能を持つことを指します。スペルと語尾が似ていますが、意味は全く異なります。特にビジネスや学術分野で使われることがありますが、『journalism』とは文脈が大きく異なるため区別できます。

formalism

『formalism』は『形式主義』という意味で、スペルと語尾が似ているため混同しやすいです。芸術、文学、哲学などの分野で、内容よりも形式を重視する立場を指します。『journalism』とは意味も文脈も大きく異なるため、誤用しないように注意が必要です。

Germanism

『Germanism』は『ドイツ語法』または『ドイツ語起源の語句』という意味で、言語学の分野で使われる専門用語です。スペルと語尾が似ているため、専門分野の知識がないと混同する可能性があります。『journalism』とは分野が全く異なるため、文脈で判断できます。

socialism

『socialism』は『社会主義』という意味で、政治や経済の文脈でよく使われます。語尾の '-ism' が共通しているため、スペルミスを起こしやすいかもしれません。発音も似ていますが、意味は全く異なります。政治経済の記事を読む際に混同しないように注意が必要です。

誤用例

✖ 誤用: His journalism is very subjective, so I don't trust it.
✅ 正用: His reporting is very subjective, so I don't trust it.

日本語の『ジャーナリズム』は報道全般を指すことが多いですが、英語の 'journalism' は、学問としてのジャーナリズム、またはジャーナリズム業界全体を指すニュアンスが強いです。個々の記事や報道内容を指す場合は、'reporting' や 'news coverage' の方が適切です。日本人が『彼のジャーナリズム』という時、主観的なのは『彼の報道姿勢』を指していることが多いので、'reporting' を使うとより意図が伝わります。また、'journalism' を主語にすると、業界全体の傾向を批判しているような印象を与えてしまう可能性があります。

✖ 誤用: She wants to study journalism to become a journalist of environment.
✅ 正用: She wants to study journalism to become an environmental journalist.

日本語では『環境のジャーナリスト』のように『〜の』という所有格的な表現が自然ですが、英語では名詞を形容詞的に使うことが好まれます。 'environmental journalist' のように、名詞を形容詞として使用することで、より簡潔で自然な表現になります。これは、英語が名詞修飾において、名詞を形容詞的に使うことを好む傾向があるためです。また、'a journalist of environment' は、やや不自然な印象を与えます。日本人がつい『〜の』という発想で 'of' を使ってしまう典型的な例です。

✖ 誤用: The journalism of that newspaper is very aggressive.
✅ 正用: The reporting in that newspaper is very aggressive.

ここでも 'journalism' は業界や学問を指すニュアンスが強く、新聞の具体的な報道内容を指す場合は 'reporting' が適切です。さらに、'aggressive' という言葉は、報道姿勢に対して使う場合、ややネガティブな意味合いが強すぎることがあります。より中立的な表現としては、'investigative'(調査報道的)や 'hard-hitting'(痛烈な)などが考えられます。日本語の『アグレッシブ』はポジティブな意味でも使われますが、英語では文脈によって注意が必要です。また、'the journalism' という表現は、その新聞社全体のジャーナリズムに対する姿勢を指しているように聞こえ、特定の報道内容について言及している意図が伝わりにくくなります。

文化的背景

「ジャーナリズム」は、単なる情報伝達の手段ではなく、民主主義社会における「第四の権力」として、社会の透明性と公正さを監視する役割を担ってきました。その歴史は、検閲との戦い、報道の自由の確立、そして真実を追求するジャーナリストたちの不屈の精神によって彩られています。

18世紀のコーヒーハウスから生まれた初期のジャーナリズムは、政治的な議論の場となり、パンフレットやニュースレターを通じて世論を形成しました。やがて新聞が登場し、その影響力は増大。しかし、権力者による検閲や弾圧もまた、ジャーナリズムの歴史につきものでした。報道の自由を求める闘いは、ジョン・ピーター・ゼンガー事件のように、歴史的な裁判を通じて権利を確立していく過程でもありました。19世紀に入ると、産業革命と識字率の向上に伴い、大衆向けのペニー新聞が登場。これにより、ジャーナリズムはより身近な存在となり、社会の隅々まで情報を届けられるようになりました。しかし、同時に、センセーショナリズムやイエロー・ジャーナリズムといった問題も生じ、報道の倫理が問われるようになります。

20世紀に入ると、ラジオ、テレビ、インターネットといった新たなメディアが登場し、ジャーナリズムのあり方は大きく変化しました。特に、ベトナム戦争やウォーターゲート事件といった出来事は、テレビを通じて世界中に報道され、社会に大きな影響を与えました。ジャーナリズムは、権力の不正を暴き、社会の矛盾を明らかにする役割を改めて認識されることになります。しかし、同時に、メディアの集中、フェイクニュースの拡散、そしてジャーナリストに対する脅迫や暴力といった新たな課題も浮上しています。

現代のジャーナリズムは、ソーシャルメディアやブログといった新たなプラットフォームの登場により、その形態を大きく変えつつあります。市民ジャーナリズムの台頭は、情報発信の民主化をもたらしましたが、同時に、情報の信頼性や偏向といった問題も深刻化させています。ジャーナリズムは、常に時代の変化に対応しながら、真実を追求し、社会の健全な発展に貢献する役割を担い続けています。それは、社会の良心であり、民主主義の守護者としての使命を果たすことなのです。

試験傾向

英検

準1級・1級の長文読解で出題される可能性が高いです。1級ではエッセイのトピックとしても考えられます。新聞記事や報道に関する文章でよく見られ、内容一致問題や空所補充問題でジャーナリズム関連の語彙知識が問われます。形容詞形(journalistic)や関連語(journalist, journal)も一緒に覚えておきましょう。時事問題に関する知識も役立ちます。

TOEIC

TOEIC L&Rでは、新聞記事や企業の広報資料、プレスリリースなどで読解問題として登場する可能性があります。Part 7(長文読解)で、記事の内容を理解する上で重要なキーワードとなることがあります。TOEIC S&Wでは、意見を述べる問題で、ジャーナリズムに関連するテーマが出題される可能性は低いですが、社会問題に関する知識として役立つことがあります。ビジネス英語というよりは、一般的な社会情勢に関する語彙として捉えましょう。

TOEFL

TOEFL iBTのリーディングセクションで、社会学、政治学、歴史学などのアカデミックな文章で頻出します。ニュースの歴史的変遷や、報道の自由、メディア倫理など、抽象的な概念を扱う文脈で登場することが多いです。ライティングセクションでも、関連するテーマでエッセイを書く際に使用する可能性があります。アカデミックな語彙としての理解が重要です。

大学受験

大学受験の長文読解問題で、社会問題や国際関係をテーマにした文章で頻出します。特に、国公立大学の2次試験や難関私立大学で出題される傾向があります。文脈から意味を推測する問題や、内容説明問題で問われることが多いです。関連語(journalist, journal, journalistic)や、報道に関する他の語彙(censorship, propaganda, media biasなど)も一緒に覚えておきましょう。

免責事項

英単語学習ラボは生成AIで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

このページについて

作成:英単語学習ラボ
生成支援:Google Gemini
最終更新:2025年7月18日

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