couple
最初の母音 /ʌ/ は、日本語の『ア』と『オ』の中間のような音で、口をリラックスさせて短く発音します。『プ』は息を強く破裂させるように意識しましょう。語尾の 'l' は舌先を上の前歯の裏側に軽く当てて発音します。日本語の『ル』のように母音を伴わないように注意しましょう。強勢は最初の音節にあります。
一組
男女のカップル、夫婦など、二つで一組になっているものを指す。必ずしも恋愛関係でなくても、ペアになっているもの全般に使える。
A happy couple walked hand in hand in the park.
幸せそうなカップルが公園で手をつないで歩いていました。
※ この例文は、公園で手をつなぎながら散歩している男女の姿を描いています。'couple'は「恋人同士」や「夫婦」のように、特に男女のペアを指すときによく使われます。手をつなぐ姿から、二人の親密な関係が伝わってきますね。
I need a couple of days off for my trip.
旅行のために2、3日休みが必要です。
※ ここでは、旅行の計画を立てるために「2、3日」の休みが欲しいという状況を表しています。'a couple of + 複数名詞' の形は、「2、3の〜」や「数個の〜」という、漠然とした少数を表すときによく使われる非常に便利な表現です。日常生活でとても頻繁に耳にしますよ。
We invited a couple of friends over for dinner.
私たちは数人の友人を夕食に招きました。
※ この例文は、自宅に友人を招いて夕食を楽しむ準備をしている場面を描いています。'a couple of friends' で「2、3人の友人」という意味になり、漠然とした少人数のグループを指します。こちらも 'a couple of' を使った典型的な表現で、パーティーや集まりの話題でよく登場します。
少数
正確な数ではないが、2,3個程度の少ない数を指す。a couple of days(2,3日)、a couple of things(2,3個のもの)のように使う。
Please wait for a couple of minutes; I just need to grab my keys.
2、3分だけ待ってください。鍵を取るだけですから。
※ 朝、家を出る直前に「ちょっと待って!」と慌てて鍵を探しているような場面です。「a couple of minutes」は「2、3分」のように、具体的な数ではなく「短い時間」「数分」といった漠然とした少数を表すときによく使われます。日常会話でとても頻繁に出てくる表現です。
I have a couple of ideas for the new project, and I'd like to share them with you.
新しいプロジェクトについていくつかアイデアがあるので、あなたと共有したいです。
※ 仕事の会議や友人とのブレインストーミングで、「いくつか提案があるんだけど」と切り出すような場面です。「a couple of ideas」は「2つか3つ」のように、具体的な数ではないけれど「いくつか」「少数」のアイデアがあることを伝えます。何かを提案したり、質問したりする際によく使う形です。
We plan to stay for a couple of days to enjoy the beautiful scenery here.
ここの美しい景色を楽しむために、数日間滞在する予定です。
※ 旅行先で、ホテルにチェックインするときや、友人に滞在期間を伝えるような場面です。「a couple of days」は「2、3日」のように、短い期間を表現する際によく使われます。旅行計画や短期の滞在期間を話すときに、ごく自然に使える表現です。
結びつける
二つのものを繋ぎ合わせる、または関連付ける意味。結婚するという意味合いで使われることもある。
He carefully coupled the small trailer to his car.
彼は慎重に小さなトレーラーを自分の車に連結した。
※ 車に荷物を運ぶトレーラーを「ガチャン」と繋ぎ合わせる、物理的な連結の場面です。特に、何かと何かを『しっかりと結合させる』イメージで使われます。旅行や引っ越しで車に何かを繋ぐ様子を想像してみましょう。
Our teacher always tries to couple learning with fun activities.
私たちの先生はいつも、学習と楽しい活動を結びつけようとします。
※ 先生が授業を面白くするために、勉強と遊びを『セットにする』イメージです。抽象的なものやアイデアを関連付ける際によく使われます。『〜と〜を組み合わせる』というニュアンスが自然です。
She wanted to couple her love for animals with a job helping them.
彼女は動物への愛を、彼らを助ける仕事と結びつけたかった。
※ 自分の感情や情熱と、具体的な行動や職業を『結びつける』場面です。特に、何かを『活かす』『組み合わせる』というニュアンスで使われます。夢や目標を語る時にも使えますね。
コロケーション
2つ[人]の、いくつかの
※ 最も一般的なコロケーションの一つで、「2つ」という意味合いが強いですが、状況によっては「いくつか」程度の意味で使われます。フォーマルな場面では "two" や "a few" を使う方が適切な場合もあります。例えば、"I have a couple of things to do." は「いくつか用事がある」という意味になります。"a couple of" の後に続く名詞は、可算名詞の複数形である必要があります。
夫婦
※ 結婚した男女のペアを指す、非常に一般的な表現です。法律婚だけでなく、事実婚のカップルを指すこともあります。類似の表現として "newlyweds" (新婚夫婦)や "an elderly couple" (年配の夫婦)などがあります。"married" という形容詞が "couple" を修飾することで、関係性を明確にしています。
社会的に影響力のあるカップル
※ ビジネス、政治、エンターテイメントなどの分野で、それぞれが成功を収めており、その影響力が相乗効果を発揮するようなカップルを指します。例えば、有名な経営者夫婦や、影響力のある政治家夫婦などが該当します。この表現は、現代社会における成功の象徴として使われることが多いです。
愛情深いカップル
※ "loving" という形容詞が "couple" を修飾し、互いに愛情を抱いているカップルを表します。ロマンチックな関係性や、家族愛を表現する際に用いられます。類似の表現として、"affectionate couple" や "caring couple" などがあります。"They are a loving couple, always holding hands." (彼らは愛情深いカップルで、いつも手をつないでいる)のように使われます。
カップルとして別れる
※ "split up" は「別れる」という意味の句動詞で、恋愛関係にあった二人が関係を解消することを指します。"split up as a couple" は、カップルとしての関係を解消することを強調する表現です。例えば、"They decided to split up as a couple after five years of dating." (彼らは5年間の交際の後、カップルとして別れることを決めた)のように使われます。類似の表現として、"break up as a couple" があります。
誰かとカップルとして付き合う
※ "see someone" は「(恋人として)誰かと付き合う」という意味で、そこに "as a couple" を加えることで、二人が正式にカップルとして関係をスタートさせたことを意味します。例えば、"They started seeing each other as a couple after the party." (彼らはパーティーの後、カップルとして付き合い始めた)のように使われます。この表現は、関係の進展を意識しているニュアンスを含みます。
2、3週間/日/年
※ 期間を表す場合にも "a couple of" が使われます。"a couple of weeks" は「2、3週間」、"a couple of days" は「2、3日」、"a couple of years" は「2、3年」という意味になります。正確な期間を指すのではなく、おおよその期間を示す際に用いられます。例えば、"I'll be back in a couple of weeks." (2、3週間で戻ります)のように使われます。
使用シーン
学術論文や教科書で、データや事例を説明する際に使われます。例えば、社会学の研究で「〜というカップルの間で、このような傾向が見られる」というように、対象グループの性質を述べる場面で用いられます。文語的な表現です。
ビジネス文書やプレゼンテーションで、複数の要素や関係性を簡潔に表現する際に使われます。例:「A社とB社は、この事業において協力関係にある(a couple of companies are in partnership)」のように、提携関係を説明する際に使われます。フォーマルな文体です。
日常会話では、「一組の〜」という意味で使われることが多いです。例えば、「夫婦」を指して "a couple" と言ったり、「二、三の〜」という意味で "a couple of minutes" (数分) のように使ったりします。カジュアルな場面で使われます。
関連語
類義語
『一対』や『ペア』という意味で、二つのものが組み合わさって機能したり、関連性がある場合に使われる。名詞。 【ニュアンスの違い】『couple』は必ずしも密接な関係性を示唆しないのに対し、『pair』は機能的または論理的に関連している二つのものを指すことが多い。日常会話や技術的な文脈で使用される。 【混同しやすい点】『couple』は『数個』という意味でも使われるが、『pair』は常に二つ一組を指す。また、『pair』は靴下のように複数形でも単一のものを指すことがある。
- duo
『二人組』や『デュエット』という意味で、特に音楽やパフォーマンスの分野で使われることが多い。名詞。 【ニュアンスの違い】『couple』が恋愛関係や結婚した夫婦を指す場合があるのに対し、『duo』は主に共同で何かを行う二人組を指す。エンターテイメント業界でよく使われる。 【混同しやすい点】『duo』は必ずしも人間関係を意味せず、単に二つのものが協調して何かを成し遂げる状況を指すこともある。恋愛関係を指すことは稀。
『一対』や『番(つがい)』という意味で、狩猟の文脈で動物のペアを指す古風な表現。名詞。 【ニュアンスの違い】『couple』よりもフォーマルで古風な印象を与える。現代英語ではあまり一般的ではなく、特定の分野(狩猟など)でのみ使われる。 【混同しやすい点】現代英語では日常会話で『brace』を『couple』の代わりに使うことは不自然。特定の専門用語として認識しておく必要がある。
- twosome
『二人組』という意味で、特にデートやゴルフなどで二人で行動する状況を指す。名詞。 【ニュアンスの違い】『couple』が必ずしもロマンチックな関係を示唆しないのに対し、『twosome』は親密な関係やデートを連想させることが多い。カジュアルな場面で使われる。 【混同しやすい点】『twosome』は常に二人組を指し、それ以上の人数を指すことはない。『couple』が『数個』という意味で使われるのとは対照的。
『少数』や『いくつか』という意味で、数えられる名詞の前に置かれる。形容詞。 【ニュアンスの違い】『couple』が厳密に二つを指すのに対し、『few』は3つ以上の場合にも使われる。また、『few』は不足感やネガティブなニュアンスを含むことがある。 【混同しやすい点】『couple』は名詞としても使えるが、『few』は形容詞としてのみ使われる。また、『a few』と『few』では意味が大きく異なる(『a few』は肯定的な意味合いを持つ)。
『いくつか』や『数個』という意味で、3つ以上のものを指す場合に使われる。形容詞。 【ニュアンスの違い】『couple』が厳密に二つを指すのに対し、『several』は3つ以上を指し、その数もあいまい。日常会話やビジネスシーンで広く使われる。 【混同しやすい点】『several』は『couple』よりも数が多いことを意味する。また、『couple』は人(カップル)を指す場合があるが、『several』は通常、物を指す。
派生語
- couple (動詞)
『連結する』という意味の動詞。名詞の『couple』から派生し、二つのものを結びつける行為を表す。日常会話よりも、技術文書や結婚式などのフォーマルな場面で使われることが多い。例:『The train cars were coupled together.(列車は連結された)』
- coupling
『連結』、『継手』という意味の名詞。動詞『couple』の現在分詞形が名詞化したもの。機械工学や化学工学で、二つの部品や物質を接続するものを指す技術用語として頻繁に使われる。日常会話ではあまり使われない。例:『a pipe coupling(パイプ継手)』
- uncoupled
『連結が解除された』という意味の形容詞。接頭辞『un-(否定)』が動詞『couple』の過去分詞形に付加されたもの。物理的な連結が外れた状態だけでなく、関係性が解消された状態も比喩的に表す。例:『uncoupled railway cars(連結が解除された鉄道車両)』『uncoupled from reality(現実から乖離した)』
反意語
『単一の』、『独身の』という意味。coupleが通常二つで一組であるのに対し、singleは一つであることを強調する。日常会話で頻繁に使われ、結婚の有無や、物の数を表す際に用いられる。例:『a single person(独身者)』『a single apple(一個のリンゴ)』
『分離する』、『別々の』という意味。coupleが二つのものを結びつけるのに対し、separateはそれらを分離させることを意味する。物理的な分離だけでなく、抽象的な分離も表す。例:『separate the trash(ゴミを分別する)』『separate lives(別々の人生)』
『離婚』という意味。coupleが結婚した夫婦を指す場合、divorceはその関係の解消を意味する。法律用語であり、日常会話でも使われるが、フォーマルな響きを持つ。比喩的に、関係の断絶を表すこともある。例:『file for divorce(離婚を申請する)』『a divorce from tradition(伝統との決別)』
語源
「couple」は、ラテン語の「copula(コプラ)」に由来します。これは「絆」「連結するもの」といった意味を持ち、特に「二つのものを結びつけるもの」を指していました。さらに遡ると、「co-(共に)」+ 「apere(つかむ、結びつける)」という要素から構成されています。つまり、元々は「一緒に掴む」や「一緒に結びつける」といったイメージです。この「copula」が古フランス語を経由して「couple」となり、英語に取り入れられました。現代英語では、「一組の男女」や「二つのもの」を指す名詞、また「結びつける」という動詞として使われます。日本語の「カップル」という言葉も、この英語の「couple」から来ており、二人の人間関係を表す言葉として定着しています。
暗記法
「couple」は単なる「二つ」ではなく、愛で結ばれた男女を指し、西洋のロマンティックな愛を象徴します。騎士道物語の高貴なカップルは、社会的な意義を持つ愛の原型でした。シェイクスピア悲劇もまた、愛の脆さを描きます。現代では多様な関係性を包含しつつ、結婚の祝福やパワーカップルのように、社会的な承認と結びつきます。愛情物語は形を変え今も語り継がれ、ロマンスを想起させる言葉です。
混同しやすい単語
名詞の 'couple' と同形ですが、動詞として使われる場合、『結合する』という意味になります。発音はほぼ同じですが、文脈によって品詞が異なるため、注意が必要です。動詞の 'couple' は、列車などを連結するイメージで捉えると覚えやすいでしょう。
スペルが似ており、特に 'co' の部分が共通しているため混同しやすいです。 'cobble' は『石畳』や『(靴などを)粗末に修理する』という意味で、名詞または動詞として使われます。発音も /kɑ́bl/ と微妙に異なるため、注意が必要です。
この単語は、あまり一般的ではありませんが、古英語に由来する言葉で、丘や塚などを意味することがあります。スペルが非常に似ているため、見間違えやすいです。現代英語ではほとんど使われないため、無理に覚える必要はありませんが、万が一見かけた場合に備えて覚えておくと良いでしょう。
'couple' に 'ing' がついた形と誤認しやすいですが、『吸い玉療法』という意味の全く異なる単語です。発音も /ˈkʌpɪŋ/ と異なり、医療関係の文脈で登場します。'cup' (カップ) を使う療法であると考えると覚えやすいかもしれません。
発音記号を見ると /tʃæpəl/ で、 'couple' とは大きく異なりますが、カタカナで表記すると『チャペル』となり、語感が似ているため、特にリスニング時に混同する可能性があります。意味は『礼拝堂』で、宗教的な文脈で使われます。中世フランス語の 'capele' (聖遺物を納めた場所) が語源です。
最初の文字が 'c' ではなく 's' である点、そして最後の 'le' が共通しているため、スペルミスしやすい単語です。意味は『柔軟な』『しなやかな』で、身体的な特徴や、考え方の柔軟性を表す際に用いられます。発音は /ˈsʌpl/ で、 'couple' とは異なります。
誤用例
日本語の『いくつかの問題』を直訳的に『the couple of problems』としてしまう誤用です。英語の『a couple of』は『2つ』または『少数』を指し、特定の問題を指すわけではありません。特定のものを指す場合は『the』ではなく、単に『a couple of』を使うのが自然です。背景として、日本語では『いくつかの』が漠然とした複数を示すため、英語でも同様のニュアンスで『the couple of』を使ってしまうことが考えられます。英語では、具体的な数や量を意識することが重要です。
『love』を形容詞として使おうとしてしまう誤りです。『love』は名詞または動詞であり、形容詞として使う場合は『loving』が適切です。日本語では『愛の〜』のように名詞を形容詞的に使うことがありますが、英語では形容詞の形に変化させる必要があります。この誤りは、日本語の語順や文法構造をそのまま英語に適用しようとする際に起こりやすいです。英語では、品詞の役割が明確に分かれているため、名詞を形容詞として使う場合には注意が必要です。
『couple with』は、主に動物の『交尾する』という意味合いが強く、人間関係、特にビジネスの文脈で使うと非常に不自然で、性的なニュアンスを含んでしまいます。ここでは、単に『協力する』という意味で『team up with』を使うのが適切です。日本人が『couple』という単語から連想する『カップル』という言葉のイメージと、実際の英語の語感とのずれが原因です。ビジネスシーンでは、性的な含みのある表現は避けるべきであり、より中立的な表現を選ぶことが重要です。
文化的背景
「couple」という言葉は、単に「二つ」を意味するだけでなく、しばしば愛情や親密さで結ばれた二人の人間、特に恋愛関係にある男女を指し、西洋文化におけるロマンティックな愛の理想を体現します。この語は、結婚という制度と深く結びつき、社会的な承認と安定を象徴することも少なくありません。
中世の騎士道物語では、勇敢な騎士と美しい姫君が「a noble couple(高貴なカップル)」として描かれ、理想的な男女関係の原型を示しました。彼らの愛は、しばしば困難を乗り越え、王国を救う力となるなど、単なる個人的な感情を超えた、社会的な意義を持つものとして語られます。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』もまた、運命に翻弄される若いカップルの悲劇を通じて、愛の強さと脆さを描き出しました。これらの物語は、「couple」という言葉に、ロマンス、情熱、そして時には悲劇といった複雑な感情を付与しました。
現代社会においては、「couple」は結婚だけでなく、同棲や事実婚など、より多様な関係性を包含する言葉として使われるようになりました。しかし、依然として、結婚式では新郎新婦が「newlyweds(新婚夫婦)」として祝福され、「couple」という言葉が社会的な承認と祝福の象徴として機能しています。メディアでは、「power couple(パワーカップル)」という言葉が、経済力や影響力を持つカップルを指す言葉として登場し、成功とステータスを象徴します。このように、「couple」は、時代とともに意味を変化させながらも、常に社会的な規範や価値観を反映する言葉であり続けています。
また、「couple」は、必ずしも人間関係に限らず、「a couple of days(数日)」や「a couple of things(いくつか)」のように、曖昧な数量を表す言葉としても使われます。この用法は、英語話者の控えめな態度や、明確な数値を避ける傾向を反映していると言えるでしょう。しかし、やはり「couple」という言葉が最も強く連想させるのは、愛情で結ばれた二人の姿であり、ロマンティックな愛の物語は、今日も映画や小説、音楽など、様々な形で語り継がれています。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解、リスニング(会話形式)
- 頻度と級・パート: 準1級・1級で頻出。2級でも長文読解で登場する可能性あり。リスニングは級に関わらず出題される。
- 文脈・例題の特徴: 幅広いトピックで登場するが、社会問題、科学技術、文化など、やや硬めの話題が多い。会話では日常的な話題。
- 学習者への注意点・アドバイス: 可算名詞としての「一組の~」の意味と、不可算名詞としての「夫婦、恋人」の意味、動詞としての「結びつける」の意味を区別して覚える。形容詞(couple of)と混同しないように注意。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(長文読解)
- 頻度と級・パート: Part 5, 6, 7全てで登場する可能性あり。頻度は中程度。
- 文脈・例題の特徴: ビジネスシーンが中心。契約、人事、顧客対応、製品紹介など、様々なビジネス関連の文脈で使用される。
- 学習者への注意点・アドバイス: 主に名詞としての「一組」の意味で使われることが多い。動詞としての用法も稀に出題される。文脈から意味を判断することが重要。類義語(pair, duo)との使い分けも意識する。
- 出題形式: リーディング、リスニング
- 頻度と級・パート: リーディングセクションで頻出。リスニングでも講義形式の話題で登場する。
- 文脈・例題の特徴: アカデミックな内容が中心。歴史、科学、社会科学など、幅広い分野の論文や記事で使われる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 名詞・動詞両方の用法を理解する必要がある。特に、抽象的な概念を結びつける際に動詞として使われることが多い。文脈から正確な意味を把握する練習が必要。
- 出題形式: 長文読解、語彙問題(意味類推)
- 頻度と級・パート: 難関大学ほど頻出。標準的な大学でも、長文読解の中で登場する可能性は高い。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、物語文、説明文など、幅広いジャンルの文章で使われる。社会問題、環境問題、文化、歴史など、多様なテーマで登場する。
- 学習者への注意点・アドバイス: 基本的な意味に加え、比喩的な意味やニュアンスも理解しておく必要がある。文脈の中でどのような意味で使われているかを判断する練習が重要。他の単語とのコロケーション(語の組み合わせ)も意識する。