tiresome
第一音節にアクセントがあります。/aɪ/ は二重母音で、日本語の『アイ』よりも口を大きく開けて発音します。/ər/ は曖昧母音で、舌を軽く丸めるように発音するとより自然です。最後の/səm/は、日本語の「サム」よりも弱く、曖昧に発音します。
うんざり
同じことの繰り返しや、長く続く状況に対して、精神的に疲れて嫌気がさしている状態を表す。退屈でつまらないというニュアンスを含む。
The long meeting was quite tiresome, and everyone looked sleepy.
その長い会議はかなりうんざりするもので、みんな眠そうでした。
※ 長い会議が長引いて退屈し、疲れて眠くなる情景が目に浮かびますね。tiresomeは「長くて退屈でうんざりする」というニュアンスで、会議や講演などによく使われます。
Doing the same chores every day can be very tiresome for me.
毎日同じ家事をすることは、私にとってとてもうんざりするものです。
※ 毎日同じ家事を繰り返すのが、うんざりするほど退屈で骨が折れる様子が伝わります。tiresomeは「飽き飽きする、骨が折れる」という意味で、日常の繰り返し作業やルーティンによく使われます。
His constant complaining about everything became really tiresome to listen to.
彼の何でもかんでも不平を言う態度は、聞いていると本当にうんざりしました。
※ 誰かの絶え間ない不平不満を聞かされて、うんざりしている状況です。tiresomeは、人の態度や言動が「うんざりするほど面倒だ、疲れる」という場合にも使われます。
骨が折れる
時間や労力がかかり、疲労を感じさせるような状態。仕事や作業などが大変であることを強調する。
The long, uphill walk was tiresome for my aging legs.
長く、上り坂の散歩は、私の老いた脚には骨が折れました。
※ この例文では、肉体的な疲労を伴う「骨が折れる」状況を描写しています。特に、高齢の人が坂道を登る大変さが伝わり、具体的な情景が目に浮かびます。`tiresome`は、肉体的なきつさからくる疲労感によく使われます。
Listening to his endless complaints became tiresome after an hour.
彼のエンドレスな不満を聞くのは、1時間後にはうんざりするほど骨が折れることになった。
※ ここでは、精神的な疲労やうんざり感を伴う「骨が折れる」状況を表しています。人の愚痴や不満を長時間聞くことが、どれほど精神的に疲れるかという場面が想像できます。`tiresome`は「退屈でうんざりする」というニュアンスでも使われます。
Correcting all the students' essays was a tiresome task for the teacher.
生徒たちの作文を全て採点するのは、先生にとって骨の折れる作業だった。
※ この例文は、単調で労力がかかる「骨の折れる」作業を描写しています。大量の宿題や書類仕事など、集中力と時間を要する作業が`tiresome`と表現される典型的な場面です。先生の疲れた表情が目に浮かぶようです。
コロケーション
うんざりするような雑用、退屈な日課
※ 「chore」は、家事や雑用など、日常的で繰り返し行う必要のある作業を指します。「a tiresome chore」は、特に退屈で気が進まない、うんざりするような雑用を強調する際に用いられます。例えば、「Doing laundry is such a tiresome chore.(洗濯は本当にうんざりする雑用だ。)」のように使われます。日常会話でよく使われる表現です。形容詞 + 名詞の組み合わせの典型例です。
うんざりするような繰り返し、退屈な反復
※ 何かを何度も繰り返すことに対する嫌悪感を表現します。たとえば、同じ説明を何度も聞かされたり、同じ作業を延々と続けたりする場合に使われます。「The tiresome repetition of the instructions made me lose focus.(指示のうんざりするような繰り返しで、集中力を失ってしまった。)」のように使います。学術的な文章やビジネスシーンでも使用されます。adjective + nounの組み合わせです。
うんざりするような詳細、退屈な細部
※ 細かすぎて退屈な、あるいは面倒な詳細を指します。契約書や報告書など、詳細を確認する必要があるものの、その内容が退屈でうんざりするような場合に用いられます。「I don't want to bore you with the tiresome details.(あなたをうんざりするような詳細で退屈させたくない。)」のように使います。ビジネスシーンでよく見られる表現です。adjective + nounの組み合わせです。
うんざりしてくる、退屈になる
※ 最初は面白かったことや興味深かったことが、時間が経つにつれて退屈になってくる状況を表します。「The game became tiresome after a while.(そのゲームはしばらくすると退屈になってきた。)」のように使われます。動詞 + 形容詞の組み合わせで、変化を表す動詞(become)と組み合わせて使われます。
何かをうんざりだと感じる、退屈だと感じる
※ 特定の活動や状況に対してうんざりした感情を抱くことを示します。「I find his constant complaining tiresome.(彼の絶え間ない不満はうんざりする。)」のように使われます。動詞 + 目的語 + 形容詞の組み合わせです。
聞くのがうんざりする、聞いていると退屈になる
※ 話の内容や話し方などが退屈で、聞いているのが苦痛に感じる状態を表します。「His long, drawn-out stories were tiresome to listen to.(彼の長くてくどい話は聞くのがうんざりした。)」のように使われます。形容詞 + to不定詞の組み合わせです。
うんざりする質問、しつこい質問
※ 何度も繰り返される質問や、答えにくい質問など、聞かれるのが嫌になるような質問を指します。「The reporter kept asking tiresome questions about the scandal. (記者はそのスキャンダルについてうんざりするような質問ばかり繰り返した。)」のように使われます。adjective + nounの組み合わせです。ニュース記事や報道などで見られることがあります。
使用シーン
学術論文や研究発表で、退屈な議論や繰り返される実験手順などを指す際に用いられます。「The tiresome repetition of the experiment yielded no significant results.(そのうんざりする実験の繰り返しは、有意な結果をもたらさなかった)」のように、研究の過程における困難さを表現する文脈で見られます。文語的な表現であり、客観性を保ちながらも研究者の苦労を伝えるニュアンスがあります。
ビジネスシーンでは、会議での冗長な議論や、時間がかかりすぎるプロジェクトなどを表現する際に使われることがあります。「The tiresome negotiations dragged on for weeks.(そのうんざりする交渉は何週間も長引いた)」のように、フォーマルな報告書やプレゼンテーションで、間接的に不満や懸念を示すために用いられます。日常会話よりは、やや硬い印象を与える表現です。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどで、繰り返される問題や退屈な日常を表現する際に用いられることがあります。「The tiresome commute to work every day takes a toll on my energy.(毎日のうんざりする通勤は、私のエネルギーを消耗させる)」のように、個人的な不満を述べる場面で使われることもあります。やや大げさな表現と捉えられることもあります。
関連語
類義語
退屈な、つまらない。興味を引かないために退屈であるという、より一般的な意味を持つ。会話、文章など、あらゆる場面で使用される。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"は、何かをすることが面倒である、またはうんざりさせるという意味合いが強いのに対し、"boring"は単純に興味がない、つまらないという意味。"Tiresome"は対象が人や行為であることが多く、"boring"は対象が物事や状況であることが多い。 【混同しやすい点】日本語ではどちらも「つまらない」と訳されることがあるが、"tiresome"は「うんざりするほどつまらない」、"boring"は「単につまらない」というニュアンスの違いがある。
退屈でうんざりする。特に、長くて単調で反復的な作業に対して使われる。ビジネス文書、学術論文、またはややフォーマルな会話で使用される。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"よりもフォーマルな響きを持ち、より客観的に、退屈でうんざりする状況を説明する。"Tiresome"は主観的な感情を表すことが多いのに対し、"tedious"は状況の性質を表す。 【混同しやすい点】"Tedious"は具体的な作業やプロセスに対して使われることが多く、人の性格や行動に対してはあまり使われない。"Tiresome"は人に対しても使える。
- wearying
疲れさせる、消耗させる。身体的または精神的に疲労感を与える状況や活動に対して使われる。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用される。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"と非常に近い意味を持つが、"wearying"はより疲労感に焦点を当てている。"Tiresome"はうんざりする感情を含むが、"wearying"は単純に疲れるという感覚を強調する。 【混同しやすい点】"Wearying"は進行形の形(wearing)で使われることが多い。また、"tiresome"よりもややフォーマルな印象を与えることがある。
イライラさせる、迷惑な。不快感や苛立ちを引き起こす人や物事に対して使われる。日常会話で頻繁に使用される。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"は、何かを続けることによってうんざりさせるという意味合いが強いのに対し、"annoying"は、一時的な不快感や苛立ちを引き起こすという意味合いが強い。"Annoying"は感情的な反応を強調する。 【混同しやすい点】"Annoying"は、特定の行動や性質に対して使われることが多い。"Tiresome"は、より広範な状況や人に対して使われる。
- irksome
いらいらさせる、うんざりさせる。些細なことでイライラさせる状況や人に対して使われる。やや古風な表現で、日常会話ではあまり使われない。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"と似た意味を持つが、"irksome"はより強い不快感や苛立ちを表す。また、"tiresome"よりも頻度が低く、フォーマルな文脈で使用されることが多い。 【混同しやすい点】"Irksome"は、現代英語ではあまり一般的ではないため、使用する場面を選ぶ必要がある。"Tiresome"の方がより一般的で安全な選択肢である。
退屈な、面白みのない。刺激がなく、退屈な状況や物事に対して使われる。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用される。 【ニュアンスの違い】"Tiresome"は、何かを続けることによってうんざりさせるという意味合いが強いのに対し、"dull"は、もともと刺激がなく、退屈であるという意味合いが強い。"Dull"は感情的な反応よりも、対象の性質を強調する。 【混同しやすい点】"Dull"は、色や光沢がないという意味でも使われるため、文脈によって意味を判断する必要がある。"Tiresome"は、そのような意味では使われない。
派生語
動詞で「疲れさせる」。『tiresome』の直接の語源であり、元々は『引っぱる』『消耗させる』という意味合いから派生。日常会話で頻繁に使われるほか、比喩的に『飽きさせる』という意味でも用いられる。
形容詞で「疲れた」。『tire』の過去分詞形が形容詞化したもの。単純に疲労困憊の状態を表すだけでなく、『飽き飽きした』という感情を表す際にも使われる。日常会話で非常によく用いられる。
- tirelessly
副詞で「飽きずに」「根気強く」。『tired』に否定の接頭辞『-less(〜がない)』がつき、さらに副詞化の『-ly』が付いた形。ビジネスシーンや学術的な文脈で、努力や献身を強調する際に用いられる。
反意語
形容詞で「爽快な」「気分転換になる」。『tiresome』が精神的な疲労や退屈さを表すのに対し、こちらは気分を新たにしたり、活力を与えたりする状態を表す。日常会話や広告などで頻繁に使われる。
形容詞で「人の心を捉える」「興味を引く」。『tiresome』な状況が注意散漫や退屈を招くのに対し、『engaging』な状況は積極的な参加や関心を促す。ビジネスプレゼンテーションや教育分野で、聴衆や学生の関与を促す文脈で用いられる。
形容詞で「刺激的な」「活気づける」。『tiresome』な状態が停滞や倦怠感をもたらすのに対し、『stimulating』な状況は精神的な活性化や知的刺激を提供する。学術論文や自己啓発書などで、思考力や創造性を高める要素として言及される。
語源
"Tiresome」は、「tire(疲れさせる)」に接尾辞「-some(〜がちな、〜を引き起こす)」が付いた単語です。 "Tire"の語源は、古英語の"tēorian"(疲れさせる、弱らせる)に遡ります。これは、さらに古いゲルマン祖語の*teuz-(引く、引っ張る)に由来すると考えられています。つまり、元々は何かを「引っ張る」行為が、次第に「疲れさせる」という意味合いに変化したのです。日本語で例えるなら、「(重いものを)引っぱって運ぶのは、うんざりする」といった感覚に近いかもしれません。接尾辞の「-some」は、「troublesome(厄介な)」や「winsome(愛らしい)」などにも見られるように、「〜を引き起こす性質がある」という意味を添えます。したがって、「tiresome」は「疲れを引き起こす性質がある」、つまり「うんざりする」「骨が折れる」という意味になります。
暗記法
「tiresome」は単なる疲労にあらず。産業革命後の単調労働、繰り返す日常への倦怠を映す言葉。ジェーン・オースティンが描く上流階級の「tiresome duties」、ディケンズが描く労働者階級の「tiresome」な疲弊。現代では政治論争や官僚主義にも。退屈、苛立ち、そして社会への不満。この言葉の奥には、歴史と文化が織りなす、うんざりとした感情が潜む。
混同しやすい単語
『tiresome』と『tiring』は、どちらも『tire(疲れさせる)』という動詞から派生した形容詞ですが、意味が異なります。『tiresome』は『うんざりさせる、退屈な』という意味で、対象が持つ性質を表します。一方、『tiring』は『疲れさせる、疲れる』という意味で、対象が引き起こす効果を表します。例えば、『tiresome job(うんざりする仕事)』と『tiring job(疲れる仕事)』のように使い分けます。発音も似ていますが、-some と -ing の違いを意識することが重要です。-some は『~のような性質を持つ』、-ing は『~している』というニュアンスの違いがあります。
『tiresome』と『tourism』は、スペルの一部が似ており、特に語尾の '-ism' が共通しているため、視覚的に混同しやすいです。『tourism』は『観光(業)』という意味の名詞であり、意味も品詞も大きく異なります。発音も異なり、『tourism』は /ˈtʊərɪzəm/ のように発音されます。単語を構成する要素(語幹、接尾辞など)に注意を払うことで、混同を防ぐことができます。
『tiresome』と『treason』は、スペルの一部(特に母音の並び)が似ているため、視覚的に混同される可能性があります。『treason』は『反逆罪、裏切り』という意味の名詞であり、意味は全く異なります。発音も異なり、『treason』は /ˈtriːzən/ のように発音されます。単語の最初の文字が 'tir-' と 'tre-' で異なることに注意し、それぞれの単語が持つ独特な意味を関連付けて覚えることが効果的です。
『tiresome』と『tries』は、発音が似ている場合があります。特に、母音の後の /r/ の発音が弱い地域では、'tire' の部分が 'try' に聞こえることがあります。『tries』は『try(試す)』の三人称単数現在形であり、動詞です。意味も品詞も異なります。『tries』は文脈から判断しやすいですが、『tiresome』との混同を避けるためには、文全体で意味を理解することが重要です。
『tiresome』に含まれる 'tire' と 'tears'(涙)の発音(/tɪərz/)が似ているため、特に会話の中で混同される可能性があります。『tears』は名詞で『涙』という意味であり、動詞の 'tear'(引き裂く)の複数形でもあります。意味が全く異なるため、文脈から判断する必要があります。『tiresome』は形容詞であり、『tears』は名詞または動詞であるという品詞の違いも意識しましょう。
『tiresome』と『theorem』は、最初の数文字のスペルが似ているため、視覚的に混同される可能性があります。『theorem』は『定理』という意味の名詞であり、数学や科学の分野でよく使われます。意味も品詞も大きく異なります。発音も異なり、『theorem』は /ˈθɪərəm/ のように発音されます。それぞれの単語が持つ独特な意味と、使用される文脈を理解することで、混同を防ぐことができます。
誤用例
『Tiresome』は人に対して使い、人を『うんざりさせる』『退屈させる』という意味合いが強い形容詞です。問題や作業内容そのものが『退屈』『うんざり』させる場合は、『tedious』を使う方が適切です。日本人は『tire(疲れさせる)』という単語から直接的に『tiresome』を『疲れるような問題』と解釈しがちですが、英語では感情の主体が人である必要があります。日本語の『この問題、マジで疲れるわ』というニュアンスを直訳しようとする際に起こりやすい誤用です。
『Tiresome』は人をうんざりさせるという意味ですが、必ずしも『信頼できない』という直接的な意味につながりません。この文脈では、彼の性格が退屈で、それゆえに『信頼するのが難しい』というニュアンスを伝える方が自然です。日本人は『tiresome』をネガティブな形容詞と捉え、安易に『信頼できない』という強い意味を結びつけがちですが、英語では感情や判断の根拠をより明確にすることで、より洗練された表現になります。また、直接的な断定を避け、婉曲的な表現を好む英語の文化が反映されています。
『Tiresome』はどちらかというと『退屈』や『うんざり』させるという意味合いが強く、深刻なニュースに対して使うと、その深刻さを軽減してしまう可能性があります。より重い感情、例えば『悲しみ』や『落胆』を引き起こすニュースに対しては、『depressing』を使う方が適切です。日本人はニュースの内容よりも自分の感情に注目しがちで、『tiresome』を安易にネガティブな感情を表す言葉として使ってしまう傾向があります。英語ではニュースそのものが持つ影響力に焦点を当てることで、より正確な感情表現が可能になります。
文化的背景
「tiresome」は、単に「疲れる」だけでなく、退屈さや苛立ちを伴う持続的な疲労感を表し、多くの場合、反復的で面白みのない活動や、うんざりするような人物に対して使われます。この単語の背後には、産業革命以降の労働環境における単調な作業や、繰り返される日常への倦怠感といった文化的背景が潜んでいます。
19世紀のイギリス文学において、「tiresome」は、しばしば上流階級の人物が退屈な社交界や、義務的な役割に辟易する様子を描写する際に用いられました。例えば、ジェーン・オースティンの小説に登場する人物は、しばしば「tiresome duties(うんざりするような義務)」や「tiresome company(退屈な仲間)」に悩まされます。これは、当時の社会における階級制度や、個人の自由が制限された状況を反映しています。また、ヴィクトリア朝時代には、労働者階級が過酷な労働条件の下で疲弊していく様子も、「tiresome」という言葉を通して表現されました。チャールズ・ディケンズの作品には、工場での単調な作業や、貧困生活の苦しさが「tiresome」という言葉で描写される場面が見られます。
現代においては、「tiresome」は、単調な仕事や人間関係だけでなく、政治的な議論や社会問題に対しても使われることがあります。例えば、「tiresome debate(うんざりするような議論)」や「tiresome bureaucracy(うんざりするような官僚主義)」といった表現は、問題が解決されないまま繰り返される状況に対する不満や、変化を阻む要因に対する苛立ちを表しています。特に、政治的な文脈においては、「tiresome」は、対立が激化し、膠着状態に陥った状況を批判的に表現する際に用いられます。
このように、「tiresome」という言葉は、単なる疲労感だけでなく、退屈さ、苛立ち、倦怠感といった感情を伴い、社会的な文脈や歴史的な背景と深く結びついています。この言葉を使うことで、私たちは、単調な作業や人間関係、社会問題に対する不満や苛立ちを、より深く、そして文化的な視点から理解することができるのです。
試験傾向
準1級・1級の語彙問題で出題される可能性があります。長文読解でも、内容を把握する上で重要な単語として登場することがあります。
1. 出題形式: 語彙問題、長文読解
2. 頻度と級・パート: 準1級以上
3. 文脈・例題の特徴: エッセイ、物語、ニュース記事など、幅広い文脈で使われます。
4. 学習者への注意点・アドバイス: "tedious"や"boring"など、類義語とのニュアンスの違いを理解することが重要です。また、動詞"tire"との関連性を意識すると覚えやすいでしょう。
TOEICでは、直接的な語彙問題としての出題は少ないですが、長文読解問題で間接的に問われることがあります。
1. 出題形式: 長文読解
2. 頻度と級・パート: Part 7
3. 文脈・例題の特徴: ビジネス関連の記事、レポート、メールなどで、プロジェクトの遅延や顧客からのクレームなど、ネガティブな状況を表す際に使われることがあります。
4. 学習者への注意点・アドバイス: 直接的な語彙問題対策よりも、長文読解の中で文脈から意味を推測する練習が効果的です。また、類義語の"frustrating"や"annoying"との使い分けを意識すると、より正確に意味を理解できます。
TOEFL iBTのリーディングセクションで、アカデミックな文章の中で出題される可能性があります。
1. 出題形式: リーディング
2. 頻度と級・パート: リーディングセクション
3. 文脈・例題の特徴: 歴史、科学、社会学など、様々な分野の学術的な文章で、研究や実験の結果、社会現象などについて述べる際に使われることがあります。
4. 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する練習が重要です。また、"exhausting"や"wearying"など、類義語とのニュアンスの違いを理解することも役立ちます。
大学受験の長文読解問題で出題される可能性があります。特に、難関大学の入試問題では、高度な語彙力と文脈理解力が求められます。
1. 出題形式: 長文読解
2. 頻度と級・パート: 長文読解
3. 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、科学技術など、様々なテーマの文章で、議論や考察を展開する際に使われることがあります。
4. 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する練習に加えて、語源や接頭辞・接尾辞の知識を活用すると、未知の単語の意味を推測するのに役立ちます。また、類義語の"irksome"や"vexatious"など、よりフォーマルな表現も覚えておくと、読解の幅が広がります。