daunting
最初の音 /dɔː/ は、日本語の「オー」よりも口を大きく開け、喉の奥から出すような音です。/n/ の発音は、舌先を上の歯茎につけて発音します。最後の /-ɪŋ/ は、日本語の「イング」よりも曖昧な母音(schwa)に近い音で、力を抜いて発音すると自然です。強勢は最初の音節にあります。
ひるませる
困難さや危険さによって、人の意欲をくじいたり、ためらわせたりする様子。困難な課題や挑戦に対して使われることが多い。
Learning English again after a long break felt quite daunting.
長いブランクの後で英語を学び直すのは、かなりひるむ思いがしました。
※ 大人になって英語学習を再開する時、「本当にできるかな…」と最初のハードルの高さを感じる状況です。この例文は、新しいことを始める際の不安や、その規模の大きさに圧倒される気持ちを表現するのにぴったりです。「felt daunting」で「ひるむような感じがした」と、感情や感覚を表します。
The huge stack of papers on my desk looked daunting to sort through.
机の上の大量の書類の山は、整理するのがひるむほどでした。
※ 目の前に積み上がった大量の仕事やタスクを見て、「これを全部やるのか…」とうんざりするような気持ちを表しています。物理的な量や大きさが原因で「ひるむ」状況によく使われます。「looked daunting」で「ひるむように見えた」と、外見からの印象を伝える典型的な使い方です。
The job interview for my dream company was a truly daunting experience.
夢の会社の採用面接は、本当にひるむような経験でした。
※ これは、非常に重要で失敗できないと感じるような、精神的なプレッシャーがかかる場面を描写しています。人生の大きなイベントや、期待値の高い状況で感じる「ひるむ」感情を表現するのに適しています。「a daunting experience」のように名詞の前に置いて「ひるむような〜」と表現することもよくあります。
手に負えない
規模の大きさや複雑さ、または脅威によって、対処するのが非常に難しい、または不可能である状態。圧倒的な状況や問題に対して使われる。
The mountain of homework looked daunting to the young student.
その若い生徒にとって、山のような宿題は手に負えないものに見えた。
※ 机いっぱいの宿題を前にして、途方に暮れている生徒の姿が目に浮かびますね。「daunting」は、物理的に量が多すぎたり、規模が大きすぎたりして「これは大変だ」「無理かもしれない」と感じる時にぴったりの表現です。ここでは「look daunting」で「〜のように見える」という使い方がされています。
Starting a marathon for the first time felt incredibly daunting.
初めてマラソンを始めるのは、信じられないほど気が遠くなる思いだった。
※ マラソンのスタートラインに立ち、目の前に広がる長い道のりを想像して、思わず「うわぁ…」と圧倒されている情景です。新しい大きな挑戦や、途方もなく長い道のりに対して「daunting」はよく使われます。「feel daunting」で「〜だと感じる」という感情を表し、「incredibly」でその気持ちの強さを強調しています。
Moving to a new city alone seemed daunting at first, but she bravely decided to try.
一人で新しい街に引っ越すのは最初は手に負えないように思えたが、彼女は勇敢に挑戦することに決めた。
※ 見知らぬ街での一人暮らしを想像し、不安と期待が入り混じる気持ちが伝わってきますね。「daunting」は、人生の大きな変化や、未知の状況に直面した時の「不安で圧倒される」ような感情にも使われます。「seem daunting」で「〜のように思える」という表現を使い、「at first(最初は)」と添えることで、その後の気持ちの変化も示唆しています。
コロケーション
気が遠くなるような難題、困難な仕事
※ 「daunting」の最も一般的なコロケーションの一つで、名詞「task」と組み合わせて、その仕事がいかに困難で、やる気をそがれるほどであるかを表します。文字通り『圧倒されるような仕事』という意味合いです。例えば、大規模なプロジェクトや、初めて挑戦する種類の仕事などに使われます。ビジネスシーンや学術的な文脈で頻繁に見られます。構文は "adjective + noun" です。
困難な挑戦、手強い難関
※ 「challenge」も「task」と同様に、乗り越えるべき困難を意味する名詞であり、「daunting」と組み合わさることで、その挑戦が非常に困難で、勇気を奮い立たせる必要があることを強調します。「task」よりも、より個人的な成長や達成感といったニュアンスが含まれることが多いです。例えば、マラソン完走や起業など、個人の目標達成に関連して使われることがあります。構文は "adjective + noun" です。
気が重い見込み、不安な見通し
※ 「prospect」は『見込み』や『見通し』を意味し、「daunting」と組み合わせることで、将来の見通しが困難で、不安や懸念を引き起こすものであることを示します。例えば、リストラや減給の可能性、あるいは病気の再発など、好ましくない未来の可能性について言及する際に用いられます。ビジネスや政治、個人的な状況など、幅広い場面で使用されます。構文は "adjective + noun" です。
途方もない規模、圧倒的な大きさ
※ 「scale」は『規模』や『程度』を意味し、「daunting scale」と言うと、その規模が非常に大きく、圧倒されるような印象を与えることを表します。例えば、大規模な災害や、巨大なプロジェクトなど、規模の大きさが困難さや複雑さにつながる場合に用いられます。報道や学術的な文脈でよく見られます。構文は "adjective + noun" です。
ずらりと並んだ難題、圧倒的な品揃え
※ 「array」は『ずらりと並んだもの』や『豊富な品揃え』を意味し、「daunting array」と言うと、その数や種類が非常に多く、選択や対処が困難であることを示唆します。例えば、メニューの多さや、複雑な法律など、選択肢の多さが混乱や困難を招く場合に用いられます。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。構文は "adjective + noun" です。
困難であることが判明する、手ごわいとわかる
※ 「prove」は『~であることが判明する』という意味の動詞で、「prove daunting」と言うと、当初は簡単だと思っていたことが、実際には非常に困難であることが明らかになることを表します。例えば、新しい仕事やプロジェクトなどが、予想以上に難航する場合に使われます。ビジネスシーンや日常会話で使われます。構文は "verb + adjective" です。
依然として困難である、相変わらず手ごわい
※ 「remain」は『~のままである』という意味の動詞で、「remain daunting」と言うと、以前から困難であった状況が、現在も変わらず困難なままであることを強調します。例えば、長期間にわたるプロジェクトや、慢性的な問題など、状況が改善しない場合に用いられます。ビジネスや政治、個人的な状況など、幅広い場面で使用されます。構文は "verb + adjective" です。
使用シーン
学術論文や研究発表で、課題や問題の規模の大きさを強調する際に用いられます。例えば、「この研究テーマは、データ収集の面で非常にdauntingな課題を抱えている(This research topic presents a very daunting challenge in terms of data collection)」のように、研究の困難さを示す文脈で使われます。文語的でフォーマルな表現です。
ビジネスシーンでは、プロジェクトの規模や目標の達成が困難であることを表す際に使われます。例えば、経営会議で「新規市場への参入は、法規制や競合の面でdauntingな試みになるだろう(Entering the new market will be a daunting endeavor in terms of regulations and competition)」のように、リスクを伴う挑戦を表現する際に用いられます。報告書などのフォーマルな文書で使われることが多いです。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などで、困難な状況や圧倒されるような状況を説明する際に用いられることがあります。例えば、「エベレスト登頂は、経験豊富な登山家にとってもdauntingな挑戦だ(Climbing Mount Everest is a daunting challenge even for experienced climbers)」のように、特別な状況における困難さを強調する際に使われます。
関連語
類義語
- intimidating
相手を威圧する、怖がらせるという意味。人や状況が、相手に不安や恐怖感を与える時に使われる。ビジネス、日常生活、ニュースなど幅広い場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さや大変さからくる気後れを表すのに対し、"intimidating"は相手の力や権威などからくる威圧感や恐怖感を表す。"intimidating"は、人や状況が積極的に相手を怖がらせようとするニュアンスを含むことがある。 【混同しやすい点】"daunting"は課題や仕事など、困難な対象に使われることが多いが、"intimidating"は人に対しても使われる。例えば、"an intimidating boss"(威圧的な上司)のように使う。
手ごわい、恐るべき、圧倒的なという意味。相手の能力や規模が大きく、打ち負かすのが難しい時に使われる。ビジネス、スポーツ、軍事など競争的な場面でよく用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さからくる気後れを表すのに対し、"formidable"は相手の強さや能力への畏敬の念を含む。"formidable"は、相手が尊敬に値する存在であることを示すニュアンスがある。 【混同しやすい点】"daunting"は主観的な感情を表すことが多いが、"formidable"は客観的な評価を表すことが多い。例えば、"a formidable opponent"(手ごわい対戦相手)のように、相手の強さを客観的に評価する際に使う。
やりがいがある、困難だが乗り越える価値があるという意味。仕事、課題、目標など、自分の能力を試されるものに対して使われる。ビジネス、教育、自己啓発など前向きな場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さからくる気後れを表すのに対し、"challenging"は困難を乗り越えることへの期待や意欲を含む。"challenging"は、困難を成長の機会と捉えるポジティブなニュアンスがある。 【混同しやすい点】"daunting"はネガティブな感情を伴うことが多いが、"challenging"はポジティブな感情を伴うことが多い。例えば、"a challenging project"(やりがいのあるプロジェクト)のように、困難だが取り組む価値があるものに対して使う。
難しい、困難なという意味。問題、課題、状況など、解決や対処が容易でないものに対して広く使われる。日常会話からビジネス、学術まで、あらゆる場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さからくる気後れを表すのに対し、"difficult"は単に解決が難しいという客観的な事実を表す。"difficult"は、感情的なニュアンスを含まない。 【混同しやすい点】"daunting"は主観的な感情を伴うことが多いが、"difficult"は客観的な状況を表すことが多い。例えば、"a difficult problem"(難しい問題)のように、客観的に解決が難しい問題に対して使う。
圧倒的な、手に負えないという意味。量、規模、感情などが非常に大きく、対応しきれない時に使われる。ビジネス、日常生活、ニュースなど幅広い場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さからくる気後れを表すのに対し、"overwhelming"は量や規模が大きすぎて対応できないという絶望感を含む。"overwhelming"は、感情的に押しつぶされそうな感覚を表す。 【混同しやすい点】"daunting"は困難な課題や仕事に対して使われることが多いが、"overwhelming"は感情や情報など、量的に圧倒される状況に対して使われることが多い。例えば、"an overwhelming feeling of sadness"(圧倒的な悲しみ)のように使う。
やる気をなくさせる、落胆させるという意味。状況、結果、情報などが、人の意欲を低下させる時に使われる。ビジネス、日常生活、教育など幅広い場面で用いられる。 【ニュアンスの違い】"daunting"が困難さからくる気後れを表すのに対し、"discouraging"は結果や状況によって意欲がそがれるというニュアンスが強い。"discouraging"は、具体的な結果や状況が意欲を低下させるという点を強調する。 【混同しやすい点】"daunting"は課題や仕事そのものが困難であることを表すが、"discouraging"は結果や状況によって意欲が低下することを表す。例えば、"discouraging results"(期待外れの結果)のように使う。
派生語
『ひるまない』『くじけない』という意味の形容詞。『un-(否定)』+『daunted(ひるんだ)』という構成で、『daunting』が持つ威圧感や困難に屈しない様子を表す。ビジネスシーンや困難な状況を描写する文脈で使われる。
動詞で『ひるませる』『気力をくじく』という意味。『daunting』の直接的な動詞形であり、困難や脅威によって相手の意欲をそぐ様子を示す。日常会話よりも、ややフォーマルな文脈や文学的な表現で用いられる。
反意語
『励ますような』『勇気づける』という意味の形容詞。『daunting』が気力をくじくのに対し、こちらは積極的に働きかけて意欲を高めるニュアンスを持つ。ビジネスや教育の現場で、相手を鼓舞する際に頻繁に使われる。
- inviting
『魅力的な』『誘うような』という意味の形容詞。『daunting』が人を遠ざける印象を与えるのに対し、こちらは積極的に人を引きつける。観光地や商品などを紹介する際に用いられ、肯定的な感情を喚起する。
語源
"Daunting"は、古フランス語の"daunter"(征服する、打ち負かす)に由来し、さらにラテン語の"domitare"(飼いならす、制御する)へと遡ります。"Domitare"は"domus"(家)を語源としており、もともとは家畜を飼いならす、つまり「家のものにする」という概念から派生しました。この「制御する」という意味合いが、時を経て「人の心をくじく」「威圧する」という意味へと変化しました。日本語で例えるなら、「圧倒的な存在感で、相手を『自分の家(支配下)』に引き込むようなイメージ」です。つまり、困難や挑戦がまるで手強い家畜のように、我々を「飼いならそう」「制御しよう」としてくる、そんな様子を表していると言えるでしょう。
暗記法
「daunting」は、巨大な組織や社会の壁に立ち向かう個人の無力感から生まれた言葉。産業革命期、人々は巨大なシステムの一部となり、その精神的圧迫感をこの言葉に託しました。文学作品では、主人公が挑む試練の困難さを象徴し、成長の触媒として描かれます。現代では、キャリアの決断や社会問題への挑戦など、時代を超えて人間の勇気を試す状況を意味します。
混同しやすい単語
発音が似ており、特に語尾の '-ing' が曖昧になりやすい。スペルも 'daunting' と 'donning' で 'au' と 'o' の違いのみで視覚的に紛らわしい。意味は『(服などを)身につける』であり、品詞は動詞。注意点として、文脈から判断することが重要。語源的には、'don' は『着る』という意味を持つ古英語に由来する。
こちらも発音が似ており、特に語尾の '-ing' が曖昧になりやすい。スペルも 'aunt' と 'awn' の部分が似ているため、視覚的に混同しやすい。意味は『(夜明けが)始まる』、『(事態が)明らかになる』であり、品詞は動詞。注意点として、時間や状況を表す文脈で使われることが多い。語源的には、'dawn' は『夜明け』を意味する古英語に由来する。
発音記号は異なりますが、特にカタカナ英語で発音した場合に音が似てしまうことがある。スペルも 'daunting' と 'taunting' で最初の文字が異なるだけで、視覚的に似ている。意味は『(人を)嘲る、からかう』であり、品詞は動詞。注意点として、相手を不快にさせる行為を表すため、使用場面に注意が必要。語源的には、'taunt' は中英語の『侮辱する』という意味の言葉に由来する。
スペルは似ていませんが、古風な英語のため、初めて見る学習者にとっては発音が想像しにくい可能性があります。意味は『勇敢な、屈強な』であり、品詞は形容詞。現代英語ではあまり使われないため、出会う頻度は低いですが、古い文献を読む際には注意が必要。発音は /ˈdaʊti/ です。語源的には、古英語の『価値がある』という意味の言葉に由来する。
'daunting'とはスペルも発音も大きく異なりますが、「困難を割り引いて考える」という誤った解釈をしてしまう可能性があります。意味は『割引』、『考慮しない』。品詞は名詞または動詞。ビジネスシーンなどで頻繁に登場するため、混同しないように注意。
発音の一部分(/dɔː/)が似ているため、注意が散漫になっていると聞き間違える可能性があります。意味は『うたた寝する』であり、品詞は動詞。比較的日常的な単語なので、混同しないように注意。
誤用例
『daunting』は『(困難などが)ひるませるような、気後れさせるような』という意味合いが強く、完了したタスクを形容するのには不適切です。日本語の『大変なタスク』という言葉から安易に『daunting』を選んでしまうと、文脈の矛盾が生じます。『daunting』は通常、タスクに取り掛かる前の心理的な障壁を表現するために使われ、『最初は困難だと思われたが…』というニュアンスを加える必要があります。完了したタスクを形容するなら『challenging』や『difficult』の方が適切でしょう。
『daunting』は、困難や障害によって気後れする状況に使われます。人の美しさに対して使うと、『美しさが脅威である』というニュアンスになり、不自然です。美貌に圧倒された場合は『intimidated』がより適切です。日本人が『daunting』を『(美しさなどに)圧倒される』という意味で誤用するのは、日本語の『圧倒される』という言葉が持つ幅広い意味合い(畏敬の念、恐れ、美しさへの感動など)を、英語の単語一つで表現しようとするためです。英語では、感情や状況に応じてより具体的な表現を選ぶ必要があります。
『daunting』は、困難や危険を感じさせるものに対して使われます。小さな村に対して使うと、『村が困難や危険を伴う』というニュアンスになり、文脈に合いません。村の静けさや地理的な条件から孤立感を感じたのであれば、『isolated』が適切です。日本人が『daunting』を『(未知の場所に対する)不安感』という意味で使うのは、日本語の『(初めての場所で)何となく不安だ』という曖昧な感情を、英語で表現しようとする際に、単語の持つニュアンスを十分に理解せずに使ってしまうためです。英語では、感情の原因や具体的な状況を明確にすることが重要です。
文化的背景
「daunting」という言葉は、しばしば克服困難な挑戦や、気力を奪われるような困難さを表し、人間の精神力や勇気が試される状況を象徴します。特に、個人が巨大な組織や社会的な障壁に立ち向かう文脈で用いられることが多く、その背景には、個人の無力感や不安といった感情が深く根ざしています。
「daunting」が持つ文化的背景を理解する上で、19世紀の産業革命期における社会構造の変化は重要な視点を提供します。当時、多くの人々が農村から都市へと移り住み、巨大な工場や企業の中で働くようになりました。個人は、巨大な機械や組織の一部となり、自身の存在意義を見失い、無力感を抱くようになりました。このような状況下で、「daunting」は、個人の前に立ちはだかる巨大なシステムや、そこから生じる精神的な圧迫感を表現する言葉として、人々の心に深く響いたと考えられます。また、当時の文学作品には、このような社会の変化に対する人々の不安や抵抗が描かれており、「daunting」という言葉は、これらの作品を通じて、より一層、社会的な文脈と結びついていったと言えるでしょう。
さらに、「daunting」は、しばしば冒険小説やファンタジー作品において、主人公が乗り越えるべき試練や困難を表現するために用いられます。例えば、主人公が巨大なドラゴンや魔王に立ち向かう場面、あるいは、過酷な自然環境を克服する場面などで、「daunting」は、その挑戦の困難さや危険性を強調するために効果的に使用されます。これらの物語において、「daunting」は、単なる困難さを示すだけでなく、主人公の成長や勇気を引き出すための触媒としての役割も担っています。つまり、「daunting」な状況を乗り越えることによって、主人公はより強く、賢く、そして人間的に成長していくのです。
現代社会においても、「daunting」は、個人のキャリアや人生における大きな決断、あるいは、社会的な問題に立ち向かう際に用いられます。例えば、起業家が新たなビジネスを立ち上げる際の困難さ、あるいは、環境問題や貧困といったグローバルな課題に取り組む際の困難さなど、「daunting」は、これらの挑戦が容易ではないことを示唆し、同時に、それらに立ち向かう人々の勇気と決意を称える言葉として、広く用いられています。このように、「daunting」は、時代や文化を超えて、人間の精神力や勇気を試す状況を象徴する言葉として、その意味を深め続けていると言えるでしょう。
試験傾向
準1級、1級で語彙問題、長文読解で出題される可能性あり。1級ではエッセイでの使用も考えられる。出題形式は同意語選択、空所補充など。アカデミックな内容、社会問題などを扱った文章で出現しやすい。動詞(daunt)の形でも覚えておくこと。発音にも注意。
Part 5, 6(短文穴埋め、長文穴埋め)で稀に出題される可能性がある。ビジネスシーン、特にプロジェクトの困難さや課題を説明する文脈で用いられることが多い。類義語(intimidating, challenging)との使い分けがポイント。TOEICでは難易度が高めの単語。
リーディングセクションで頻出。アカデミックな内容の文章で、困難な状況や課題を説明する際に用いられる。同意語・反意語を理解しておくことが重要。ライティングセクションでも、複雑な問題や課題を説明する際に使用できる。ただし、使いすぎると表現が単調になるため注意。
難関大学の長文読解問題で出題される可能性がある。文脈から意味を推測する能力が問われる。社会問題、科学技術、歴史など、幅広いテーマで出現しうる。派生語(dauntless)も覚えておくと役立つ。単語帳だけでなく、長文の中で出会うことで定着させるのが効果的。