oblique
第一音節の /ə/ は、曖昧母音と呼ばれる弱い音で、力を抜いて「ア」と発音します。第二音節にアクセントがあり、/ˈbliːk/ のように強く発音します。/iː/ は日本語の「イー」よりも少し長く伸ばすイメージです。'bl' の部分は、唇を閉じた状態から素早く開いて発音すると、より自然な英語の発音に近づきます。
斜めの
まっすぐではなく、角度がついている状態。直接的ではなく、遠回しな表現や行動を指す場合にも使う。物理的な傾きだけでなく、比喩的な意味合いも含む。
He drew an oblique line on the paper, carefully marking the angle.
彼は角度を慎重に記しながら、紙に斜めの線を引いた。
※ この例文は、誰かが絵を描いたり、図面を引いたりする具体的な場面を描写しています。「oblique line」は「斜線」という意味で、図形やデザインの文脈でよく使われます。丁寧に作業している様子が伝わりますね。
The old house had an oblique roof that made it look very unique.
その古い家は斜めの屋根を持っていて、それがとてもユニークに見えた。
※ この文は、建物や構造物の特徴を説明する際に「oblique」が使われる典型的な例です。古い家が持つ、普通とは違う「斜めの屋根」が、見る人に特別な印象を与えている様子が想像できます。建築物のデザインを話す時にも使えますよ。
The path became oblique as we climbed the mountain higher and higher.
山をどんどん高く登っていくにつれて、道はだんだん斜めになった。
※ ここでは、山道が傾斜していく様子を表現しています。ハイキングや登山中に、道がだんだんきつくなる(斜めになる)感覚が伝わってきますね。「oblique」は、このように地面や道の傾斜を表すのにも非常に自然です。物理的な傾きをイメージしやすい例文です。
コロケーション
間接的な言及、婉曲的な表現
※ 直接的な表現を避け、ほのめかすように言及することを指します。文学作品や政治的な議論で、意図的に曖昧さを残したい場合に使われます。直接的な表現が憚られる状況や、より深い意味合いを持たせたい場合に有効です。例えば、ある人物を名指しせずに批判したり、過去の出来事を遠回しに示唆したりする際に用いられます。構文は 'adjective + noun' で、フォーマルな文脈でよく見られます。
斜めの角度、傾斜
※ 物理的な角度だけでなく、比喩的に『物事を異なる視点から見る』という意味合いも持ちます。建築や写真の分野では文字通り斜めの角度を指し、心理学や社会学では問題に対する斬新なアプローチや、従来の考え方とは異なる視点を意味します。例えば、『oblique angle on the problem』という形で使われ、問題解決の新しい可能性を示唆します。構文は 'adjective + noun' で、専門的な文脈でも一般的に使われます。
間接的な戦略、迂回戦術
※ 正面からの直接的な攻撃を避け、相手の弱点をついたり、予期せぬ方向から攻めたりする戦略を指します。軍事的な文脈だけでなく、ビジネスや交渉の場でも用いられます。例えば、競争相手の弱点を突くマーケティング戦略や、直接的な要求を避け、相手に自主的に行動させるような交渉術などが該当します。ブライアン・イーノとピーター・シュミットによるカードセット『Oblique Strategies』は、創造的な問題解決のためのヒント集として知られています。構文は 'adjective + noun' で、戦略論や創造的な分野でよく使われます。
横目、斜めに見る視線
※ 直接的に相手を見つめるのではなく、視線をそらすような見方を指します。警戒心や不信感、あるいは恥ずかしさや興味のなさを示すことがあります。文学作品や映画では、登場人物の心理状態を表現するために用いられます。例えば、ある人物が何かを隠している時や、相手に不快感を感じている時などに、oblique gazeが使われます。構文は 'adjective + noun' で、心理描写や人間関係を描写する際に有効です。
隠された意図、裏の目的
※ 表面的な行動や言動とは異なる、真の目的や意図を指します。政治的な駆け引きや人間関係において、相手の真意を疑う際に用いられます。例えば、ある政策の裏に隠された意図を探ったり、相手の発言の真偽を見抜こうとする場合に、『oblique intention』という言葉が使われます。構文は 'adjective + noun' で、疑念や不信感を伴う文脈でよく使われます。
間接的に関係がある、遠い関係にある
※ 直接的な関係ではなく、いくつかの段階を経てつながっている状態を指します。家族関係や歴史的な出来事など、複雑な関係性を表現する際に用いられます。例えば、遠い親戚関係を説明したり、間接的な影響があった出来事を説明したりする際に、『obliquely related』という言葉が使われます。構文は 'adverb + adjective' で、関係性の複雑さや遠さを強調する際に有効です。
使用シーン
学術論文や研究発表で、角度や方向性、あるいは比喩的な意味での間接的な関連性を示す際に使用されます。例えば、統計学の分野で「データは特定の変数に対して斜めの相関関係を示す」といった記述や、社会学で「政策が意図しない方向に影響を与える(間接的な影響)」といった文脈で見られます。文語的な表現です。
ビジネス文書やプレゼンテーションにおいて、直接的ではない、間接的な意味合いを伝えたい時に用いられます。例:「市場の動向は、当社の戦略に斜めの影響を与えている(間接的に影響を与えている)」のように、遠回しな表現として使われることがあります。フォーマルな場面で、婉曲的な表現を好む場合に選択されることがあります。
日常会話ではほとんど使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリー番組などで、ある事柄が別の事柄に間接的に関連していることを説明する際に使われることがあります。例えば、「今回の事件は、過去の出来事と斜めに関係している」といった形で、少し硬い印象を与える文脈で使用されます。
関連語
類義語
『直接的でない』という意味で、情報伝達、批判、アプローチなどが遠回しである状況を表す。ビジネス、政治、日常会話など幅広い場面で使用される。 【ニュアンスの違い】『oblique』よりも一般的で、意図的な遠回しというニュアンスが弱い。単に手段や方法が直接的でない場合にも用いられる。『oblique』はより意図的で、隠された意味や意図を示唆する。 【混同しやすい点】『indirect』は単に遠回しな方法を指すが、『oblique』は意図的にぼかしたり、核心を避けるニュアンスが強い。例:an indirect route(遠回りな道)とan oblique reference(それとなく言及)。
- slanting
『傾いている』という意味で、物理的な傾斜や、意見・報道などが偏っている状態を表す。建築、地形、報道など、具体的な対象物や抽象的な概念に対して使われる。 【ニュアンスの違い】『oblique』は角度が斜めであることを示唆するが、『slanting』は傾斜している状態を強調する。また、『slanting』は意見や報道の偏りを表す場合に使われる。 【混同しやすい点】『oblique』は角度そのものを指す一方、『slanting』は傾いている状態や、比喩的に意見が偏っていることを指す。例:oblique lines(斜線)とslanting rain(斜めに降る雨)。
『(質問などを)はぐらかす』という意味で、質問や要求に対して直接的な回答を避ける態度を表す。政治、法律、日常会話など、責任や義務を回避しようとする場面で使われる。 【ニュアンスの違い】『oblique』は遠回しな表現自体を指すが、『evasive』は意図的に回答を避ける態度を強調する。したがって、『evasive』は通常、人に対して使われる。 【混同しやすい点】『oblique』は必ずしも回避的な意図を含まないが、『evasive』は意図的に何かを隠そうとするニュアンスが強い。例:an oblique comment(遠回しなコメント)とan evasive answer(はぐらかすような答え)。
『遠回しな』という意味で、道順、言い方、方法などが直接的でないことを表す。日常会話、ビジネス、文学など幅広い場面で使用される。 【ニュアンスの違い】『oblique』よりも更に一般的で、意図的な遠回しというニュアンスが弱い。物理的な距離や、手順の煩雑さなどを表す場合にも用いられる。 【混同しやすい点】『roundabout』は単に遠回りな方法を指すが、『oblique』は意図的にぼかしたり、核心を避けるニュアンスが強い。 例:a roundabout way(遠回りな道)とan oblique remark(それとなく言った言葉)。 また、イギリス英語では環状交差点の意味もある。
- implied
『暗黙の』という意味で、明示的には言われていないが、暗示されていることを表す。法律、文学、日常会話など、様々な文脈で使用される。 【ニュアンスの違い】『oblique』は遠回しな表現方法を指すが、『implied』は表現された内容から推測される意味合いを指す。直接的な表現ではないという点で共通するが、焦点が異なる。 【混同しやすい点】『oblique』は表現そのものが遠回しであることを強調するのに対し、『implied』は表現から読み取れる意味合いに重点を置く。例:an oblique reference (遠回しな言及) と an implied threat (暗黙の脅迫)。
- askance
『横目で』または『疑いの目で』という意味で、不信感や不承認の気持ちを表す。文学、日常会話など、感情的なニュアンスを伴う場面で使用される。 【ニュアンスの違い】『oblique』は角度や表現の遠回しさを指すが、『askance』は視線や態度に表れる感情を指す。両者とも直接的でないという点で共通するが、対象が異なる。 【混同しやすい点】『oblique』は抽象的な概念にも使用できるが、『askance』は通常、人の視線や態度に対して用いられる。例:an oblique angle (斜めの角度) と look askance at (~を疑いの目で見る)。
派生語
- obliquely
『斜めに』『間接的に』という意味の副詞。『oblique』に副詞化の接尾辞『-ly』が付いた形。直接的でない様子を表す際に、フォーマルな文章や会話で用いられる。比喩的な意味合いで『婉曲に』表現する際にも使われる。
- obliqueness
『斜めであること』『間接的であること』を意味する名詞。『oblique』に名詞化の接尾辞『-ness』が付いた形。抽象的な概念を指し、論文や報告書などで用いられる。たとえば、『政策の曖昧さ(obliqueness of policy)』のように、直接的でない性質を表す。
- oblique angle
『斜角』を意味する複合名詞。『oblique』が形容詞として用いられ、『斜めの角度』を示す。数学や幾何学で用いられる専門用語だが、『oblique』の基本的な意味を理解する上で役立つ。
反意語
『直接的な』という意味。obliqueが『間接的な』『遠回しの』という意味を持つため、意味が対照的。日常会話からビジネス、学術分野まで幅広く使われる。例えば、『直接的な指示(direct instruction)』のように用いる。
『まっすぐな』『率直な』という意味。obliqueが物理的な『斜め』だけでなく、比喩的な『遠回し』の意味も含むため、straightは両方の意味で対義語となる。例えば、『まっすぐな道(straight road)』や『率直な意見(straight opinion)』のように用いる。
- perpendicular
『垂直の』という意味。obliqueが『斜めの』という意味を持つため、幾何学的な文脈において明確な対義語となる。建築や工学の分野で頻繁に用いられる。例えば、『垂直な壁(perpendicular wall)』のように用いる。
語源
「oblique」は、「斜めの」という意味を持つ英単語です。その語源はラテン語の「obliquus」に遡ります。これは「横切る、斜めにする」という意味の動詞「obliquare」に由来し、「ob-」(〜に向かって)と「liquare」(液体のように流れる、曲がる)という要素から構成されています。「liquare」はさらに「liquidus」(液体)と関連があり、液体が障害物を避けて流れる様子から、「真っ直ぐではなく、回り込む」というニュアンスが生まれました。つまり、「oblique」は、文字通りには「何かに向かって曲がっている」状態を表し、そこから「斜めの」「間接的な」「遠回しの」といった意味へと発展しました。日本語で例えるなら、直接的な表現を避け、「婉曲(えんきょく)的」な言い方をすることを「oblique」と表現することもできます。
暗記法
「oblique」は、権力への婉曲な抵抗や社会規範からの微妙な逸脱を象徴します。絶対王政下の貴族が皮肉や寓話で意見を表明したように、直接的な対立を避けつつ批判精神を表現する洗練された手段です。文学では、登場人物の葛藤を暗示し、読者の想像力を刺激します。現代では、曖昧さが誤解を生む可能性も。単なる「斜め」ではなく、権力、コミュニケーション、社会における人間の行動を映す言葉なのです。
混同しやすい単語
『oblique』とスペルが似ており、特に語頭の 'ob-' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい。意味は『不透明な』であり、直接光を通さない性質を表す。品詞は形容詞。発音も異なります。日本人学習者は、スペルだけでなく発音も意識して区別する必要があるでしょう。語源的には、'opaque' はラテン語の 'opacus'(日陰の、暗い)に由来し、光を通さないイメージです。
『oblique』と語頭が同じ 'ob-' で始まるため、スペルを見たときに混同しやすい。また、発音も最初の部分が似ています。『obliged』は『〜せざるを得ない』『感謝している』などの意味を持つ動詞の過去分詞・過去形。品詞が異なるため、文脈で判断することが重要です。語源的には、'obliged' はラテン語の 'obligare'(縛る)に由来し、義務や感謝の気持ちで縛られているイメージ。
『oblique』とスペルの一部('ob')が共通しており、視覚的に似ているため、特に急いで読んでいるときなどに混同しやすい。意味は『物体』『対象』『反対する』など、名詞と動詞の両方の用法がある。発音もアクセントの位置が異なるため、注意が必要です。'object' はラテン語の 'obiectus'(投げつけられたもの)に由来し、目の前に突き出されたイメージ。
『oblique』とは直接的なスペルの類似性はないものの、音の響きが似ていると感じる学習者もいるかもしれません。『antique』は『骨董品』『古風な』という意味で、品詞は名詞と形容詞。特にカタカナ語として『アンティーク』という言葉に馴染みがあるため、意味の混同は少ないかもしれませんが、発音とスペルを区別して覚えることが大切です。語源的には、'antique' はラテン語の 'antiquus'(古い)に由来します。
『oblique』とはスペルの類似性は低いものの、語尾の 'ique' の部分が共通しているため、連想してしまう可能性があります。『unique』は『唯一の』『他に類を見ない』という意味で、非常に頻繁に使われる単語です。発音も異なり、意味も明確に異なるため、文脈で判断できます。'unique' はラテン語の 'unicus'(唯一の)に由来します。
直接的なスペルの類似性はないものの、音の響きがどこか似ていると感じる学習者もいるかもしれません。特に、語頭の曖昧母音の響きが近い可能性があります。『apply』は『申し込む』『適用する』などの意味を持つ動詞。発音も異なり、意味も異なるため、文脈で判断できます。'apply' はラテン語の 'applicare'(くっつける)に由来します。
誤用例
日本語の『遠回し』を直訳して"oblique"を使ってしまう例です。確かに"oblique"は『斜めの』という意味から転じて『間接的な』という意味を持ちますが、ニュアンスが異なります。"oblique"は、意図的に何かを隠したり、婉曲に表現する場合に使われ、しばしば不誠実さや策略を感じさせます。単に『遠回し』で分かりにくい、という状況を伝えたい場合は、"roundabout"(回りくどい)、"indirect"(間接的な)を使う方が適切です。日本人が曖昧さを好む文化を持つ一方で、英語では直接的な表現が好まれる傾向があるため、"oblique"の持つネガティブな含みを意識せずに使ってしまうことがあります。
"oblique"は、遠回しな言い方の中でも、特に『婉曲的で、核心をぼかすような』ニュアンスが強い単語です。例えば、人の過去について触れる際に、直接的な言及を避けて、何かほのめかすような言い方をするときに使おうとして"oblique reference"としてしまうのは不自然です。この場合は、より中立的な"allusive reference"(それとなく言及すること)が適しています。日本語の『匂わせ』に近い行為を英語で表現したい場合に、安易に"oblique"を使うと、意図しない誤解を生む可能性があります。英語では、直接的な表現を避ける場合でも、ある程度の丁寧さや配慮が求められるため、"oblique"の持つ含みを理解しておくことが重要です。
ここでの"oblique"は、政策が『曖昧で、責任を回避している』という意味で使おうとした可能性があります。しかし、"oblique"は単に『間接的』という意味合いが強く、責任回避のニュアンスを直接的には含みません。政府の政策のように、意図的に責任を曖昧にしたり、問題の本質から目をそらそうとする場合には、"evasive"(言い逃れがましい、回避的な)を使う方が適切です。日本人が『お役所言葉』のような曖昧な表現に慣れているため、英語でも同じようなニュアンスを"oblique"で表現できると考えてしまうことがあります。しかし、英語では曖昧さはしばしば不誠実とみなされるため、より具体的な単語を選ぶ必要があります。
文化的背景
「oblique(斜めの、間接的な)」は、時に、権力や真実に対する婉曲な抵抗、あるいは社会規範からの微妙な逸脱を象徴します。直接的な対立を避けながら、批判精神や創造性を表現する洗練された手段として、歴史の中で様々な形で用いられてきました。
例えば、絶対王政下のフランスにおいて、貴族たちが王の意向に逆らわず、しかし自分の意見を表明するために、遠回しな表現や暗示を用いたことはよく知られています。宮廷文化では、直接的な批判は命取りになりかねないため、皮肉や寓話、そして「oblique」な表現が重要なコミュニケーション手段となりました。これは単に言葉の技術だけでなく、権力構造を理解し、その中で生き残るための処世術でもありました。同様の事例は、検閲の厳しい時代や社会でも見られ、芸術家や作家たちは「oblique」な表現を通して、体制批判や社会へのメッセージを込めることがありました。
文学作品における「oblique」の用法も興味深い例を提供します。例えば、登場人物の行動や心理描写において、作者が直接的な説明を避け、読者に解釈の余地を残すことで、物語に深みと複雑さを与えることがあります。登場人物が抱える葛藤や秘密、あるいは社会に対する不満を、直接的な言葉ではなく、象徴的な行動や曖昧な表現を通して暗示することで、読者の想像力を刺激し、より深い共感を呼び起こします。また、詩においては、「oblique」な表現は、言葉の表面的な意味を超えた、感情やイメージの喚起を促し、読者に多層的な解釈を可能にします。
現代社会においても、「oblique」な表現は、ビジネスシーンや政治的な議論において、相手を刺激せずに自分の意見を伝えたり、責任を曖昧にしたりする目的で用いられることがあります。しかし、その曖昧さゆえに、誤解や不信感を生む可能性も孕んでいます。「oblique」なコミュニケーションは、状況によっては、誠実さや透明性の欠如と見なされることもあるため、注意が必要です。このように、「oblique」という言葉は、単に「斜め」や「間接的」という意味だけでなく、権力との関係、コミュニケーションのスタイル、そして社会的な文脈における人間の行動様式を反映する、奥深い文化的背景を持つ言葉と言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に長文読解、稀に語彙問題。
- 頻度と級・パート: 準1級以上。1級でより頻出。
- 文脈・例題の特徴: 社会問題、科学技術などアカデミックな内容。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「斜めの」「間接的な」という意味に加え、「あいまいな」という意味も重要。文脈によって意味を判断する必要がある。
- 出題形式: Part 5 (短文穴埋め), Part 7 (長文読解)
- 頻度と級・パート: 比較的まれ。スコア700点以上を目指す場合に意識。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス文書、契約書など。間接的な表現として使われる場合がある。
- 学習者への注意点・アドバイス: 直接的な表現を避ける意図で使われる場合があることを理解する。ビジネスシーンでの婉曲表現を学ぶ。
- 出題形式: リーディングセクション
- 頻度と級・パート: 頻出。アカデミックな文章でよく見られる。
- 文脈・例題の特徴: 学術論文、科学、歴史など。間接的なアプローチや議論を説明する際に使われる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 抽象的な概念を説明する際に使われることが多い。文脈から正確な意味を把握する練習が必要。
- 出題形式: 長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学で出題される可能性あり。
- 文脈・例題の特徴: 評論文、小説など。比喩表現や間接的な表現として使われる。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈全体を理解し、比喩的な意味を読み取る必要がある。直訳に頼らず、文脈から意味を推測する練習をする。