dreadful
第一音節にアクセントがあります。/e/ は日本語の「エ」よりも口を少し横に開いて発音します。/d/ は有声歯茎破裂音で、舌先を上の歯の裏につけて発音します。最後の /əl/ は曖昧母音と 'l' の組み合わせで、舌先を上前歯の裏につけたまま、軽く「ウ」に近い音を出します。全体として、各音を区切らず、スムーズに繋げて発音することを意識しましょう。
恐ろしい
非常に不快で、恐怖や嫌悪感を引き起こすような状況や物事に対して使われます。単に「ひどい」よりも強い感情を伴い、深刻な事態や不運を強調するニュアンスがあります。
The dreadful rain made us stay inside all day.
ひどい雨のせいで、私たちは一日中家の中にいることになりました。
※ 【情景】窓の外でひどい雨が降り続き、外に出られず、一日中家の中に閉じ込められている様子です。なぜ典型的か:「dreadful」は天気のように、気分が落ち込むような「ひどい状況」を表す際によく使われます。文法:'make + 人/物 + 動詞の原形' で「〜に…させる」という意味になります。
I woke up with a dreadful headache this morning.
今朝、ひどい頭痛で目が覚めました。
※ 【情景】朝目覚めた瞬間、頭がズキズキとひどく痛み、ベッドから起き上がるのもつらい様子です。なぜ典型的か:「dreadful」は体調不良や痛みなど、「ひどい、耐えられない」と感じる状態を表すのにも非常に自然です。ヒント:「I have a dreadful headache.」のように、「have」を使って体調不良を表現することもよくあります。
Hearing the dreadful news, she burst into tears.
その恐ろしい知らせを聞いて、彼女はわっと泣き出しました。
※ 【情景】何か悲しい、衝撃的な知らせを聞いて、感情を抑えきれずにわっと泣き出してしまう女性の姿です。なぜ典型的か:「dreadful」は「恐ろしい」だけでなく、「ひどい、悲惨な」といった、感情に強く訴えかける出来事や知らせを表現するのに適しています。文法:「burst into tears」は「わっと泣き出す」という決まった表現です。
酷い
質や程度が非常に悪いことを表します。出来の悪さや不出来さを強調する際に用いられ、期待を大きく裏切るような状況で使われます。
The weather was dreadful, so we decided to stay indoors all day.
天気がひどかったので、私たちはずっと家の中にいることにしました。
※ 窓の外で雨風が強く、外に出る気になれないような「ひどい天気」の様子が目に浮かびますね。dreadfulは、このように状況や状態が非常に悪い時に使われる典型的な表現です。
I tried the new coffee, but it tasted dreadful.
新しいコーヒーを飲んでみたけれど、ひどい味がしました。
※ 一口飲んで思わず顔をしかめるような、期待外れで「ひどい味」が伝わる場面です。dreadfulは、食べ物や飲み物の味が非常にまずい時にもよく使われます。'taste dreadful'で「ひどい味がする」というセットで覚えましょう。
My test score was dreadful, and I felt really disappointed.
私のテストの点数はひどくて、本当にがっかりしました。
※ 努力したのに結果が振るわず、がっかりしている情景が目に浮かびますね。dreadfulは、テストの点数や仕事の成果など、客観的に見て「非常に悪い」「惨憺たる」という結果を表す際にも使われます。自分の感情と結びつけて表現する際に自然です。
コロケーション
非常に重大な誤り、取り返しのつかない過ち
※ 「dreadful」は、単に「ひどい」だけでなく、強い恐怖や不安を引き起こすような事柄に使われます。したがって、「a dreadful mistake」は、その影響が深刻で、後悔や苦痛を伴うような、非常に大きな間違いを指します。ビジネスシーンやフォーマルな会話で、事の重大さを強調する際に用いられます。例えば、「That was a dreadful mistake that cost the company millions.(それは会社に数百万ドルの損害を与える、とんでもない誤りだった。)」のように使われます。
非常に不快で苦痛を伴う経験
※ 「experience」と組み合わせることで、単なる「悪い経験」を超えて、精神的、肉体的に大きな苦痛やトラウマを伴うような経験を指します。例えば、事故や災害、あるいは深刻ないじめなどを経験した際に、「a dreadful experience」と表現することで、その経験がどれほど当事者に深い傷跡を残したかを伝えることができます。口語でも使われますが、書き言葉、特に個人的な手紙や日記などで、感情を強く表現したい場合に適しています。
耐え難いほどの激しい痛み
※ 「dreadful pain」は、身体的な痛みだけでなく、精神的な苦痛にも使われます。例えば、重病や怪我による激痛、あるいは大切な人を失った悲しみなど、言葉では言い表せないほどの苦痛を表す際に用いられます。「in」という前置詞を使うことで、その苦痛の状態にどっぷり浸かっている様子が強調されます。医学的な文脈や、感情を強く表現したい文学的な文脈でよく見られます。
非常に悪く、不快な天気
※ 「dreadful weather」は、単に「悪い天気」というよりも、嵐、豪雨、猛暑など、人々に不快感や危険をもたらすような、極めて悪い天候を指します。この表現は、天気予報やニュース記事など、客観的な状況を伝える場面でも使われますが、個人的な会話で、その日の天候に対する不満や落胆を表現する際にもよく用いられます。例えば、「We had dreadful weather on our vacation.(休暇中はひどい天気だった。)」のように使われます。
恐ろしい結果、取り返しのつかない重大な結果
※ 「consequences」という単語は、ある行動や出来事から生じる結果を意味しますが、「dreadful」と組み合わせることで、その結果が非常に深刻で、恐ろしいものであることを強調します。例えば、戦争、犯罪、環境破壊など、社会全体に大きな影響を与えるような事柄の結果を表現する際に用いられます。ニュース記事や論文など、フォーマルな文脈でよく使われます。
不気味な静寂、重苦しい沈黙
※ 「dreadful silence」は、単に音がしない状態を表すだけでなく、何か恐ろしいこと、あるいは不吉なことが起こる前触れのような、張り詰めた静けさを指します。ホラー小説やサスペンス映画など、雰囲気を盛り上げるために用いられることが多い表現です。比喩的に、人間関係における気まずい沈黙や、重大な発表を待つ間の緊張感を表現する際にも使われます。
体調が非常に悪い、気分がひどく落ち込んでいる
※ 「feel dreadful」は、身体的な不調だけでなく、精神的な落ち込みや不安など、総合的に体調が悪い状態を表します。風邪やインフルエンザなどの病気だけでなく、失恋や仕事の失敗など、精神的なショックを受けた際にも用いられます。口語的な表現で、親しい人に自分の状態を伝える際に適しています。例えば、「I've been feeling dreadful all day.(一日中、気分が悪い。)」のように使われます。
使用シーン
学術論文や専門書で、否定的な事象や深刻な状況を強調する際に用いられます。例えば、歴史学の研究で「dreadful conditions(悲惨な状況)」という表現で、過去の劣悪な生活環境を記述する際に使われます。また、医学論文で「dreadful outcome(深刻な転帰)」として、治療が奏功しなかった結果を説明する際に用いられることがあります。
ビジネスシーンでは、フォーマルな文書や報告書で、非常に悪い状況や結果を強調する際に使われることがあります。例えば、経営会議で「dreadful financial performance(酷い業績)」という表現で、業績不振を厳しく指摘する際に用いられます。ただし、日常的なビジネス会話では、より口語的な表現が好まれる傾向があります。
日常会話ではあまり使われませんが、ニュース報道やドキュメンタリーなどで、災害や事故などの悲惨な状況を伝える際に用いられることがあります。例えば、「a dreadful accident(酷い事故)」という表現で、事故の悲惨さを強調する際に使われます。また、個人的な経験を語る際にも、非常に不快な体験を強調するために使われることがありますが、頻度は高くありません。
関連語
類義語
「恐ろしい」「ひどい」という意味で、dreadful と非常に近い意味を持つ。出来事、状況、人など幅広い対象に使用可能。日常会話で非常によく使われる。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりも一般的で、口語的な響きが強い。感情的な反応をストレートに表現する際に適している。深刻さの度合いは文脈によるが、dreadfulよりもやや軽い印象を与える場合もある。 【混同しやすい点】どちらも非常に近い意味を持つが、terrible の方が使用頻度が高い。また、terrible は「ひどく欲しい」という肯定的な意味で使われることもある(例:I have a terrible craving for chocolate)。
「ひどい」「不快な」という意味で、dreadful と同様にネガティブな状況や感情を表す。味、天気、人の態度など、幅広い対象に使用可能。日常会話で頻繁に使われる。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりもややカジュアルで、主観的な嫌悪感や不快感を強調する傾向がある。深刻な状況よりも、日常的な不快感を表現するのに適している。また、awful は「非常に」という意味で肯定的な意味を強めるために使われることもある。 【混同しやすい点】awful は肯定的な意味と否定的な意味の両方で使用される点に注意が必要。「awfully good」のように使われる場合、dreadful に置き換えることはできない。
- horrific
「ぞっとする」「恐ろしい」という意味で、dreadfulよりも強い恐怖感や嫌悪感を表す。主に、暴力的な事件、事故、戦争など、非常に深刻な状況に使用される。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりもフォーマルで、報道や文学作品など、深刻な文脈で使用されることが多い。日常会話では、大げさな表現として使用されることもある。 【混同しやすい点】horrific は、dreadfulよりも深刻な状況を表すため、安易に置き換えることは避けるべき。些細なことに対して horrific を使うと、不自然に聞こえる。
- frightful
「恐ろしい」「ひどい」という意味で、dreadfulと似たような意味を持つが、やや古風な響きを持つ。主に、状況、天気、人の外見など、不快感や恐怖感を与えるものに使用される。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりもフォーマルで、文学的な表現として使用されることが多い。日常会話ではあまり使われない。また、frightful は、驚きや混乱を表す際にも使用される。 【混同しやすい点】frightful は、現代英語ではあまり一般的ではないため、使用頻度は低い。dreadful の方がより自然な表現となる場合が多い。
「ぞっとする」「ひどい」という意味で、dreadfulよりも強い嫌悪感や憤慨を表す。主に、不正行為、犯罪、貧困など、倫理的に問題のある状況に使用される。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりもフォーマルで、道徳的な非難を伴うことが多い。報道や学術論文など、深刻な文脈で使用される。日常会話では、強い感情を表現する際に使用される。 【混同しやすい点】appalling は、dreadfulよりも強い道徳的非難を含むため、安易に置き換えることは避けるべき。道徳的な問題がない状況に対して appalling を使うと、不自然に聞こえる。
- atrocious
「極悪な」「ひどい」という意味で、dreadfulよりもさらに強い嫌悪感や怒りを表す。主に、犯罪、戦争、虐待など、非常に残虐な行為に使用される。 【ニュアンスの違い】dreadfulよりもフォーマルで、強い感情的な反応を示す際に使用される。日常会話では、状況を強調するために使用されることもある。 【混同しやすい点】atrocious は、dreadfulよりも極端な状況を表すため、安易に置き換えることは避けるべき。些細なことに対して atrocious を使うと、大げさに聞こえる。
派生語
『恐れ、恐怖』を意味する名詞。また、『恐れる』という動詞としても使われる。dreadful の語源であり、dreadful はこの名詞/動詞に『〜に満ちた』という意味の接尾辞 -ful がついたもの。日常会話でも『恐れ』や『不安』を表す際に用いられる。
- dreadfully
dreadful に、副詞化の接尾辞 -ly がついたもの。『ひどく、恐ろしく』という意味の副詞として、dreadful をさらに強調する際に用いられる。例えば、『dreadfully sorry(非常に申し訳ない)』のように使われる。
反意語
『非常に楽しい、愉快な』という意味。dreadful が強い不快感や恐怖を表すのに対し、delightful は強い喜びや快さを表す。例えば、dreadful experience(ひどい経験)に対して delightful experience(素晴らしい経験)のように対比される。
『楽しい、心地よい』という意味。dreadful が不快で嫌な状況を表すのに対し、pleasant は快適で好ましい状況を表す。例えば、dreadful weather(ひどい天気)に対して pleasant weather(快適な天気)のように使われる。
語源
「dreadful」は、「dread(恐れ)」に接尾辞「-ful(~に満ちた)」が付いた形です。「dread」は古英語の「drǣdan(恐れる、畏敬の念を抱く)」に由来し、さらに遡るとゲルマン祖語の「*draudijan-(恐れる)」にたどり着きます。「-ful」は、名詞に付いて「~に満ちた」「~の性質を持つ」という意味を表す接尾辞です。したがって、「dreadful」は文字通りには「恐れに満ちた」という意味合いを持ち、それが転じて「恐ろしい」「酷い」といった意味になりました。日本語の「恐ろしいばかりだ」という表現を考えると、「dreadful」の持つニュアンスが理解しやすいでしょう。
暗記法
「dreadful」は単なる恐怖でなく、畏怖や嫌悪、破滅の予感を含む言葉。中世の宗教的恐怖や疫病、戦乱の時代、神の裁きや悲劇的な運命を暗示する言葉として使われた。シェイクスピア悲劇やゴシック小説にも登場し、根源的な不安や絶望感を表現。現代でもホラー映画で恐怖を煽るなど、単なる「ひどい」を超えた、感情を揺さぶる力を持つ。背景を知れば表現は深みを増す。
混同しやすい単語
『dreadful』と語源が同じで、意味も『恐れ』と関連するため、形容詞と名詞の違いを意識しないと混同しやすい。品詞が異なり、文法的な役割が違うため、文中でどちらが適切か判断する必要がある。日本語の『恐ろしい』と『恐れ』の関係に似ている。
『dreadful』と同様に『ひどい』という意味を持つが、terrible はより一般的な状況で使われることが多い。dreadful は、何か特定の対象に対する強い恐れや嫌悪感を含むニュアンスがある。語源的には、terribleは『恐怖を与える』という意味合いが強い。使い方を間違えると、不自然な印象を与える可能性がある。
『dreadful』と意味が近く、どちらも『ひどい』『恐ろしい』という意味で使われるが、awful はしばしば口語的な表現として用いられる。dreadful の方が、より深刻で改まった印象を与える場合がある。フォーマルな場面では dreadful を選ぶ方が無難。
語尾の '-ful' が共通しているため、スペルミスしやすい。fateful は『運命的な』という意味で、dreadful とは全く異なる。文脈をよく読み、意味の違いを理解することが重要。fateful は、良い意味にも悪い意味にも使える点も dreadful と異なる。
スペルが似ており、特に語尾の '-ful' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすい。grateful は『感謝している』という意味で、dreadful とは正反対の意味を持つ。スペルチェックだけでなく、意味の確認も怠らないようにする必要がある。dreadful の暗いイメージと grateful の明るいイメージを対比させると記憶しやすい。
発音の最初の部分 /dred/ と /tred/ が似ており、特に早口で話されると聞き取りにくい。tread は『踏む』という意味の動詞で、名詞としても使われる。dreadful とは品詞も意味も異なるため、文脈から判断する必要がある。tread の過去形は trod である点も覚えておくと良い。
誤用例
While 'dreadful' can mean 'very bad,' it often implies a sense of fear, horror, or something extremely unpleasant. Using it simply to describe boredom is a mismatch in register and intensity. Japanese learners sometimes directly translate 'ひどい' (hidoi) which can cover a wide range of negative experiences, including boredom. However, in English, 'terribly' or 'very' is more appropriate for conveying simple boredom. 'Dreadful' is better reserved for truly awful or frightening situations. The nuance is about the *kind* of bad experience, not just the degree.
The word 'dreadful' implies a significant negative impact. Saying the 'dreadful news made him slightly sad' creates an incongruity, as 'dreadful' suggests a much stronger emotional response. This mistake arises because Japanese learners may focus on the dictionary definition of 'dreadful' as 'bad' without fully grasping its intensity. A more appropriate word for a mild sadness would be 'disappointing' or 'unfortunate.' The cultural aspect also plays a role; Japanese culture often values understatement and emotional restraint. A direct translation might lead to a less impactful word choice than the situation warrants in English. It's about calibrating the emotional weight of the language to match the gravity of the situation.
While 'dreadful' *can* mean 'very bad,' using it to describe someone's cooking sounds overly dramatic and harsh in everyday conversation. 'Terrible' is a much more common and natural choice. This reflects a difference in acceptable levels of criticism. Japanese speakers might be more indirect in expressing negative feedback to avoid causing offense. As a result, when translating into English, they might choose a word like 'dreadful' thinking it is a polite way to express a negative opinion, but it actually comes across as quite strong and impolite. 'Terrible' is the better choice because it conveys the meaning without the same level of dramatic intensity.
文化的背景
「dreadful」は、単に恐ろしいだけでなく、畏怖や嫌悪感、そして運命的な破滅の予感を含む、より深い感情を呼び起こす言葉です。中世の文学から現代の映画まで、この言葉は、人間の心の奥底にある恐怖や不安、そして避けられない終末への意識を表現するために使われてきました。
古英語の「drēad」に由来する「dreadful」は、もともと「恐れ多い」や「畏敬の念を起こさせる」といった意味合いを持っていました。しかし、時代が下るにつれて、その意味合いはネガティブな方向にシフトし、現代英語では「ひどい」「恐ろしい」といった意味で使われるようになりました。この変化は、中世ヨーロッパにおける宗教的な恐怖や、ペストなどの疫病の蔓延、そして絶え間ない戦争といった、人々の生活を脅かす出来事と深く結びついています。例えば、中世の説教では、神の裁きを「dreadful judgment」と表現し、人々に罪を悔い改めるように促しました。また、当時の文学作品では、「dreadful fate」という言葉が、主人公を待ち受ける悲劇的な運命を暗示するために用いられました。
「dreadful」は、単なる恐怖を超えた、より根源的な不安や絶望感を表す言葉としても使われます。例えば、シェイクスピアの悲劇では、主人公が自身の運命に絶望し、「dreadful thought」に苛まれる様子が描かれています。また、ゴシック小説では、「dreadful secret」や「dreadful atmosphere」といった表現が、読者の心に不安や恐怖を植え付けるために用いられました。現代の映画や小説でも、「dreadful」は、キャラクターの心理状態や、物語全体の雰囲気を表現するために重要な役割を果たしています。例えば、ホラー映画では、「dreadful silence」や「dreadful scream」といった表現が、観客の恐怖心を煽るために効果的に使われています。
現代英語では、「dreadful」は、単に「ひどい」という意味で使われることもありますが、その背後には、長い歴史の中で培われた、恐怖や不安、そして運命的な破滅の予感といった、より深い感情が込められています。この言葉を使う際には、その背景にある文化的、歴史的な意味合いを意識することで、より豊かな表現が可能になります。例えば、「dreadful weather」と言う場合、単に天気が悪いだけでなく、何かしら不吉な予感や、避けられない災厄を暗示するようなニュアンスが含まれることがあります。このように、「dreadful」は、単なる形容詞を超えた、感情を揺さぶる力を持った言葉なのです。
試験傾向
1. 出題形式: 語彙問題、長文読解
2. 頻度と級・パート: 準1級以上でまれに出題。1級でやや頻出
3. 文脈・例題の特徴: 社会問題、環境問題、歴史など硬めの話題で使われることが多い。
4. 学習者への注意点・アドバイス: 「ひどい」「恐ろしい」という意味だけでなく、「非常に不快な」ニュアンスも含むことを理解する。類義語(terrible, awful)との使い分けを意識する。
1. 出題形式: Part 5 (短文穴埋め), Part 7 (長文読解)
2. 頻度と級・パート: 出題頻度は低め。Part 7でまれに見られる程度。
3. 文脈・例題の特徴: 業績不振、災害、事故など、ネガティブな状況を説明する文脈で登場する可能性がある。
4. 学習者への注意点・アドバイス: ビジネスシーンで直接的な表現を避けるために使われることがある。類義語(unpleasant, unfavorable)とのニュアンスの違いを理解しておく。
1. 出題形式: リーディングセクション
2. 頻度と級・パート: アカデミックな文章でまれに出題。
3. 文脈・例題の特徴: 歴史、社会学、心理学などの分野で、ネガティブな出来事や状況を説明する際に使われる。
4. 学習者への注意点・アドバイス: フォーマルな文脈で使用されるため、日常会話的な意味合いとは異なる場合がある。disastrous, catastrophicなど、より深刻な意味合いの類義語との違いを理解しておく。
1. 出題形式: 長文読解
2. 頻度と級・パート: 難関大学でまれに出題。標準的な大学ではあまり見られない。
3. 文脈・例題の特徴: 環境問題、社会問題、歴史的な出来事など、深刻なテーマを扱う長文で使われることが多い。
4. 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測する力が重要。類義語(terrible, awful)とのニュアンスの違いを意識し、文脈に合った適切な意味を判断できるようにする。