clam up
「clam」の /æ/ は日本語の「ア」よりも口を大きく開け、舌を少し下げて発音します。「up」の /ʌ/ は、日本語の「ア」よりも喉の奥から短く発音するイメージです。また、全体的に強勢は「clam」に置かれるため、「up」は弱く短く発音される傾向があります。
黙り込む
何かを聞かれたり、話すことを期待されたりしている状況で、急に、または意図的に口を閉ざすこと。特に、不快な質問や状況に対して、発言を拒否するニュアンスを含む。
The little boy clammed up when his mom asked about the broken cookie.
お母さんが割れたクッキーのことを尋ねると、小さな男の子は黙り込んでしまいました。
※ 子供が何か隠したい時や、叱られると思って話したがらない時に使う典型的な場面です。アサリが殻を固く閉じるように、口を閉ざす様子をイメージしてください。
When it was her turn to speak, the shy girl clammed up completely.
話す番が来ると、その内気な女の子は完全に黙り込んでしまいました。
※ 人前で緊張したり、恥ずかしくなったりして、言葉が出なくなる状況でよく使われます。人見知りな人が初対面の人と話す時などにも使えます。
He clammed up when he heard the unexpected news, looking very shocked.
予期せぬ知らせを聞いた時、彼はひどくショックを受けた様子で黙り込んでしまいました。
※ 予期せぬ出来事や衝撃的な情報に直面し、言葉を失ってしまうような場面で使われます。感情的な動揺が原因で話せなくなる様子が伝わりますね。
口を閉ざす
秘密を守るために、または誰かを守るために、特定の話題について一切話さないこと。事件や不正行為など、公にしたくない情報を隠蔽する状況で使われることが多い。
When the police asked about the accident, the witness suddenly clammed up.
警察が事故について尋ねると、目撃者は突然口を閉ざした。
※ この例文では、目撃者が何か隠している、あるいは話すことに抵抗がある様子が伝わります。尋問や質問の場面で、人が『突然』何も言わなくなるような状況でよく使われます。
When his mom asked about the broken vase, the little boy clammed up immediately.
お母さんが割れた花瓶について尋ねると、その小さな男の子はすぐに口を閉ざした。
※ 子供が叱られるのを恐れて、あるいは罪悪感から何も言えなくなるような、家庭での一コマです。問い詰められたときに『すぐに』黙り込む様子が目に浮かびますね。
She always clams up during job interviews.
彼女はいつも就職面接で黙り込んでしまいます。
※ この例文は、特定の状況(ここでは就職面接)になると、緊張やプレッシャーで言いたいことがあっても口に出せなくなる、という人の傾向を表しています。人見知りや、特定の場面で話すのが苦手な人が『いつもそうなる』という場合にも使えます。
コロケーション
完全に口を閉ざす、一切話さなくなる
※ 「clam up」自体が貝のように口を閉ざす様子を表しますが、「completely」を添えることで、その沈黙が徹底的であることを強調します。尋問やプレッシャーのかかる状況で、情報提供を拒否するニュアンスが強まります。例えば、犯罪捜査において容疑者が「completely clammed up」した場合、捜査は難航します。口語、報道など幅広い場面で使用されます。
かたく口を閉ざす、秘密を絶対に漏らさない
※ 「tight」は「しっかりと」という意味合いで、「clam up」に加えることで、口を閉ざす意志の固さ、秘密保持の決意を示します。友人間の内緒話や、ビジネス上の極秘情報など、絶対に外部に漏らしたくない情報について使われます。例えば、新製品の発表前に従業員が「clam up tight」するよう指示される、といった状況が考えられます。やや口語的な響きがあります。
~について口を閉ざす、~について話したがらない
※ 「about」を伴うことで、口を閉ざす対象が明確になります。例えば、「He clammed up about his past.(彼は過去について口を閉ざした)」のように使います。話したくない理由(恥ずかしい、秘密にしたい、つらいなど)が背景にあることが多いです。この構文は、特定の話題に触れたくないという意思表示として、日常会話で頻繁に用いられます。
(人)を黙らせる、(人)に口を閉ざさせる
※ 「make」を使うことで、「clam up」が他者への影響を表すようになります。例えば、「His intimidating presence made her clam up.(彼の威圧的な態度が彼女を黙らせた)」のように使われます。力関係や心理的な圧迫によって、相手が発言をためらう状況を示唆します。ビジネスシーンや人間関係において、発言を抑制する要因を説明する際に役立ちます。
急に口を閉ざす、突然黙り込む
※ 「suddenly」を添えることで、それまで話していた人が、予期せず急に黙ってしまう様子を表します。会話の流れが途切れたり、何かショッキングな出来事が起きた直後などに使われます。例えば、「She was laughing, but then she suddenly clammed up.(彼女は笑っていたが、突然黙り込んだ)」のように使います。ドラマや小説など、物語の展開を演出する際にも効果的です。
法廷で黙秘する、証言を拒否する
※ 法廷という特定の場所を示す「in court」と組み合わせることで、法律的な文脈における「clam up」の意味合いが明確になります。証人や被告が、自己に不利な証言を避けるために黙秘権を行使する状況を表します。例えば、「The witness clammed up in court, refusing to answer any questions.(証人は法廷で黙秘し、一切の質問に答えなかった)」のように使われます。ニュース記事や法律ドラマなどで見られる表現です。
[名前/話題]が出ると口を閉ざす、[名前/話題]に触れられると黙り込む
※ 特定の名前や話題に反応して口を閉ざすことを示します。例えば、元恋人の名前が出た途端に黙り込んだり、過去の失敗談に触れられると話さなくなる、といった状況を表します。この表現は、ある人物や事柄が、その人にとって非常にデリケートな問題であることを示唆します。心理描写や人間関係を描写する際に有効です。
使用シーン
学術的な文脈では、特に心理学や社会学の研究論文において、被験者やインタビュー対象者が特定の質問に対して「黙り込む」「口を閉ざす」状況を記述する際に用いられることがあります。例えば、「被験者は、個人的な質問に対してclam upする傾向が見られた」のように、客観的な観察結果を述べる際に使われます。文体はフォーマルで、口語的な表現は避けられます。
ビジネスシーンでは、会議やプレゼンテーション、報告書などで、特定の人物が情報開示を拒否したり、発言を控えたりする状況を指して使われることがあります。例えば、「交渉の際、相手方は価格に関する質問にはclam upした」のように、相手の反応を説明する際に用いられます。フォーマルな場面では直接的な表現を避け、間接的に状況を伝えるために使われることが多いです。
日常会話では、誰かが急に黙ってしまったり、話すのを拒否したりする状況を表現する際に使われます。例えば、「彼にそのことを聞いたら、急にclam upしちゃったんだ」のように、親しい間柄での会話で、相手の態度を説明する際に用いられます。ニュースやドキュメンタリーなどでも、証人が事件について証言を拒否する場面などで使われることがあります。カジュアルな表現であり、フォーマルな場では避けるべきです。
関連語
類義語
口を閉ざす、黙る、黙らせる。非常に直接的で、しばしば失礼なニュアンスを含む。命令形として使われることが多い。 【ニュアンスの違い】"clam up"よりも攻撃的で、相手に不快感を与える可能性が高い。フォーマルな場面では不適切。 【混同しやすい点】"shut up"は他動詞としても自動詞としても使えるが、他動詞として使う場合は相手を黙らせる意味になる。"clam up"は通常、自分自身が黙ることを指す。
- fall silent
静かになる、黙り込む。比較的フォーマルな表現で、文学作品やニュース記事などにも見られる。 【ニュアンスの違い】"clam up"よりも客観的で、感情的なニュアンスは薄い。状況の変化によって自然に静かになる様子を表すことが多い。 【混同しやすい点】"fall silent"は状態の変化を表す表現であり、意図的に黙るという意味合いは弱い。"clam up"は、何かを隠したり、恥ずかしがったりして意図的に黙る場合に用いられる。
- become silent
静かになる、口を閉ざす。比較的フォーマルな表現で、客観的な状況を説明する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】"clam up"よりもフォーマルで、感情的な意味合いは少ない。誰かが突然静かになった状況を述べる際に使われる。 【混同しやすい点】"become silent"は状態の変化を表す表現であり、感情的な理由や意図的な行動を示唆するわけではない。"clam up"は、感情的な動機に基づいて意図的に黙ることを意味する。
- keep mum
秘密を守る、口外しない。比較的インフォーマルな表現で、秘密を守ることを強調する際に用いられる。 【ニュアンスの違い】"clam up"と似ているが、秘密を守るというニュアンスが強い。誰かに秘密を守るように頼む際にも使われる。 【混同しやすい点】"keep mum"は秘密を守ることに焦点を当てており、必ずしも恥ずかしさや恐れから黙ることを意味しない。"clam up"は、感情的な理由で口を閉ざすことを意味することが多い。
- button up
口を閉ざす、秘密を守る。比喩的な表現で、特に秘密を漏らさないようにするという意味合いが強い。 【ニュアンスの違い】"clam up"よりもややフォーマルで、秘密を守ることの重要性を強調する際に用いられる。ビジネスシーンでも使われることがある。 【混同しやすい点】"button up"は、秘密保持の文脈で使われることが多いが、"clam up"は必ずしも秘密に関係なく、単に話したくない状況で使われる。
- hold one's tongue
発言を控える、黙っている。比較的フォーマルな表現で、特に不適切な発言をしないように自制する意味合いが強い。 【ニュアンスの違い】"clam up"よりも意識的に発言を控えるというニュアンスが強い。礼儀をわきまえる必要がある場面でよく使われる。 【混同しやすい点】"hold one's tongue"は、発言を控えることに重点が置かれており、必ずしも感情的な理由で黙ることを意味しない。"clam up"は、恥ずかしさ、恐れ、または不快感から黙る場合に使われる。
派生語
元々は『叫び声』や『騒ぎ』を意味する名詞で、動詞としても使われる。語源的には『閉じる』よりもむしろ『声を上げる』という意味合いが強いが、『clam up』と同様に口を開くことに関連する。騒がしい声で何かを要求するイメージから、抗議や要求の文脈で使われることが多い(例:『国民のclamor』)。日常会話よりもニュースや報道でよく見られる。
- clamshell
『二枚貝の殻』を意味する名詞。『clam(二枚貝)』と『shell(殻)』の複合語。二枚貝が殻を閉じる様子が『clam up』のイメージに近い。主に生物学的な文脈や、二枚貝の形状を模したデザイン(例:『clamshell laptop』)などで使われる。日常会話ではあまり使われない。
反意語
『はっきり意見を言う』という意味の句動詞。『clam up』が沈黙を意味するのに対し、こちらは積極的に発言することを意味する。抑圧された状況で声を上げるニュアンスがあり、社会問題や不正を告発する文脈でよく使われる(例:『不正についてspeak outする』)。日常会話からニュースまで幅広く使われる。
『心を開く』『打ち明ける』という意味の句動詞。『clam up』が心を閉ざすイメージなのに対し、こちらは感情や秘密を共有することを意味する。人間関係における親密さや信頼を築く文脈で使われる(例:『自分の過去についてopen upする』)。日常会話で頻繁に使われる。
語源
「clam up」は、「貝のように口を閉ざす」というイメージから生まれた表現です。「clam」は二枚貝を意味し、古英語の「clamm」(束縛、締め付け)に由来すると考えられています。この「clamm」は、さらにゲルマン祖語の*klam-(締め付ける、固くする)に遡るとされています。つまり、「clam」自体が「閉じる」「固く閉ざす」という概念を含んでいます。「up」はここでは副詞として、その動作を強調する役割を果たしています。全体として、「clam up」は、貝が殻を閉じて身を守るように、人が口を閉ざして自己防衛する様子を比喩的に表現したものです。日本語で例えるなら、「貝になる」というようなニュアンスに近いでしょう。
暗記法
二枚貝が危険を察知し殻を閉ざす姿、それが「clam up」の語源。開拓時代、人々は貝のように口を閉ざし自己防衛しました。秘密結社では沈黙は忠誠の証。文学では、沈黙は登場人物の心理や社会状況を象徴します。現代ではパワハラを目撃した人が報復を恐れ「clam up」することも。SNS時代では炎上を避ける自己検閲の手段にも。「clam up」は単なる沈黙ではなく、力関係や倫理的葛藤を映す言葉なのです。
混同しやすい単語
発音が非常に似ており、特に母音部分が同じように聞こえるため混同しやすい。ただし、'l' の発音の有無が重要。『calm』は『穏やかな』という意味の形容詞、または『穏やかになる』という意味の動詞であり、品詞も意味も異なる。『clam up』は、沈黙するという意味で使われるイディオムなので、文脈で判断する必要がある。また、'l' の発音を意識することで区別できる。
語頭の 'cl' の音と、語尾の 'mp' の子音の組み合わせが似ているため、全体的な音の印象が似て聞こえることがある。『clump』は『塊』や『群生』という意味の名詞、または『塊になる』という意味の動詞。意味が全く異なるため、文脈で判断する必要がある。また、母音の発音も異なる('clam' は /æ/、'clump' は /ʌ/)。
スペルが似ており、'a' と 'p' の位置が入れ替わっているだけなので、視覚的に混同しやすい。『clamp』は『締め金』や『固定具』という意味の名詞、または『締め付ける』という意味の動詞。意味が全く異なるため、文脈で判断する必要がある。発音も 'a' の音が異なる('clam' は /æ/、'clamp' は /æm/)。
スペルが一部類似しており、語尾が '-aim' で終わる点が共通しているため、視覚的に混同しやすい。『claim』は『主張』や『権利』という意味の名詞、または『主張する』という意味の動詞。意味が全く異なるため、文脈で判断する必要がある。発音も 'ai' の部分が二重母音である点が異なる('clam' は /æ/、'claim' は /kleɪm/)。
短い単語で、母音が曖昧母音に近いため、発音が不明瞭だと混同される可能性がある。『crumb』は『パンくず』という意味の名詞で、意味が全く異なる。子音の構成も異なるため、注意深く発音を聞き取る必要がある。
語頭の 'clam-' の部分が共通しているため、スペルが似ているように見える。ただし、'clamber' は『よじ登る』という意味の動詞であり、意味が全く異なる。『clam up』はイディオムであるのに対し、'clamber' は単独の動詞である点も異なる。
誤用例
『Clam up』は、口を閉ざす、黙り込むという意味ですが、丁寧な態度で『ノーコメント』と言うニュアンスとは相性が悪いです。むしろ、何かを隠している、または不快感を示しているような状況で使われます。日本人は『黙る』という行為に、相手への配慮や謙譲の意を含むと捉えがちですが、英語では必ずしもそうではありません。ここでは、より直接的に『質問に答えることを拒否した』と表現する方が、状況に合っています。
『Clam up』は自動詞的な用法が主で、情報を『隠す』対象を直接目的語に取ることはできません。情報を隠すという意味で使う場合は、通常『about』などの前置詞を伴いません。より自然な英語としては、『withhold』を使うのが適切です。日本人は『〜を黙り込む』という日本語の構造に引きずられ、『clam up + 目的語』という形を作りやすいですが、英語の語法とは異なります。
『Clam up』は、単に黙るというよりも、感情的な理由や不快感から口を閉ざすニュアンスが強いです。反省するために静かにしている状況では、少し不自然です。ここでは、『明らかに動揺していて、そのことについて話したくない』という感情を強調することで、より自然な表現になります。日本人は、内省的な行動を美徳とする文化がありますが、英語では感情を率直に表現することが好まれる場合もあります。
文化的背景
「Clam up」は、二枚貝が貝殻を閉じて口を閉ざす様子から、口を閉ざして黙り込む、特に尋問やプレッシャーのかかる状況で沈黙を守ることを意味します。この表現は、個人の自己防衛、秘密保持、あるいは社会的な圧力といった複雑な心理的、社会的背景を反映しています。
「Clam up」という表現が広まった背景には、アメリカ開拓時代の文化が影響していると考えられます。当時、貝は手軽に入手できる食料であり、同時に、危険を感じるとすぐに殻を閉じて身を守る様子は、警戒心の強い人々の行動を象徴していました。特に、厳しい自然環境や社会的な不安定さの中で生きていた人々にとって、自己防衛のために口を閉ざすことは、生き残るための重要な戦略だったのです。また、秘密結社や犯罪組織など、沈黙が組織の存続を左右するような状況下では、「clam up」は忠誠心の証として、あるいは裏切りを防ぐための手段として、重要な意味を持っていました。
文学作品や映画などでは、「clam up」はしばしば登場人物の心理状態や置かれた状況を象徴的に表現するために用いられます。例えば、犯罪映画では、容疑者が警察の尋問に対して「clam up」することで、彼の秘密や罪悪感が強調されます。また、社会的な不正を告発しようとする人物が、権力者からの圧力によって「clam up」せざるを得なくなる場面は、言論の自由が抑圧された社会の暗部を浮き彫りにします。このように、「clam up」は単なる沈黙ではなく、背後にある力関係や倫理的な葛藤を表現する言葉として、物語に深みを与えます。
現代社会においても、「clam up」は様々な場面で使用されます。例えば、職場でのパワハラやセクハラを目撃した人が、報復を恐れて「clam up」するケースや、政治的なスキャンダルに関与した人物が、真相を隠蔽するために「clam up」するケースなどが挙げられます。これらの例は、「clam up」が単なる個人的な行動ではなく、社会的な不正や権力構造と深く結びついていることを示しています。また、SNSなどの普及により、個人が容易に情報を発信できるようになった現代においても、「clam up」は、炎上を避けるため、あるいはプライバシーを守るために、自己検閲の手段として用いられることがあります。このように、「clam up」は時代や社会の変化とともに、その意味合いや使われ方を変えながら、現代社会においても重要な役割を果たしているのです。
試験傾向
- 出題形式: 主に読解問題(長文読解、空所補充)や、稀にリスニングの会話文で使われることがあります。
- 頻度と級・パート: 準1級以上で出題される可能性がありますが、1級ほど頻繁ではありません。2級以下ではあまり見られません。
- 文脈・例題の特徴: フォーマルな場面よりも、日常会話や物語文など、ややカジュアルな文脈で使われることが多いです。登場人物が急に黙り込む状況などを描写する際に使われることがあります。
- 学習者への注意点・アドバイス: 「口をつぐむ」「黙り込む」という意味を覚え、なぜそのような状況になったのかという文脈を把握することが重要です。類似表現(remain silent, become quiet)との使い分けも意識しましょう。
- 出題形式: Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解問題)でまれに出題されることがあります。
- 頻度と級・パート: TOEIC全体で見ると、出題頻度はそれほど高くありません。ビジネスシーンにおける会話文やメールなどで使われる可能性はあります。
- 文脈・例題の特徴: ビジネス会議や交渉の場面で、ある人物が突然意見を言わなくなる状況などが考えられます。しかし、TOEICではより直接的な表現が好まれる傾向があります。
- 学習者への注意点・アドバイス: TOEIC対策としては、優先順位は高くありません。他の頻出イディオムを優先して学習し、余裕があれば覚えておきましょう。ビジネスシーンでの類義語(refrain from commenting, decline to answer)との使い分けも考慮しましょう。
- 出題形式: リーディングセクションで出題される可能性はありますが、TOEFLの学術的な文脈ではあまり一般的ではありません。
- 頻度と級・パート: TOEFL iBTのリーディングセクションでの出題頻度は低めです。会話文が引用されている場合などに、ごく稀に見られる程度です。
- 文脈・例題の特徴: 学術的な文章では、よりフォーマルな表現が好まれるため、「clam up」のような口語的な表現はあまり使われません。心理学や社会学などの分野で、人間の行動を説明する文脈で使われる可能性はあります。
- 学習者への注意点・アドバイス: TOEFL対策としては、優先順位は低いです。アカデミックな語彙を優先して学習しましょう。もし出題された場合は、文脈から意味を推測することが重要です。
- 出題形式: 長文読解問題で、文脈理解を問う形で出題される可能性があります。
- 頻度と級・パート: 難関大学の入試問題では、比較的出題される可能性があります。標準的なレベルの大学では、あまり見られないかもしれません。
- 文脈・例題の特徴: 物語文や評論文で、登場人物の心理描写や社会現象を説明する際に使われることがあります。文脈から「黙り込む」理由を推測させる問題が出題される可能性があります。
- 学習者への注意点・アドバイス: 単語の意味だけでなく、文脈の中でどのようなニュアンスで使われているかを理解することが重要です。前後の文脈から、なぜ「clam up」したのかを推測する練習をしましょう。