webcam
第一音節にアクセントがあります。/e/ は日本語の「エ」よりも少し口を横に開く音です。/æ/ は日本語にない音で、「ア」と「エ」の中間のような音を短く発音します。口を大きく開けて発音するとよりネイティブに近くなります。最後の 'm' は口を閉じて発音することを意識しましょう。
専門的な内容に関するご注意
このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。
小型カメラ
インターネットを介して静止画や動画をリアルタイムで送受信できる小型のカメラのこと。パソコンやスマートフォンに接続して使用されることが多い。ビデオ会議やライブ配信などに用いられる。
My grandma smiled and waved at me through the webcam during our video call.
祖母は、ビデオ通話中にウェブカメラ越しに私に笑顔で手を振りました。
※ 遠く離れたおばあちゃんとビデオ通話をしている、温かい場面です。ウェブカメラを通して、おばあちゃんの笑顔が見える様子が目に浮かびますね。ウェブカメラは、遠くの人と顔を見ながら話す「ビデオ通話」に最もよく使われます。家族や友人とつながる、日常的なシーンでよく登場します。
I turned on my webcam for the online class so my teacher could see me clearly.
オンライン授業のためにウェブカメラをオンにしたので、先生は私の顔をはっきり見ることができました。
※ オンライン授業が始まる時、先生に自分の顔を見せるためにウェブカメラをオンにする場面です。学習への意欲が感じられますね。オンライン授業やビジネス会議など、画面越しに顔を合わせてコミュニケーションを取る際にウェブカメラは必須のアイテムです。「turn on the webcam(ウェブカメラをオンにする)」はよく使う表現です。
He bought a new webcam to improve the video quality for his live streams.
彼はライブ配信の動画の質を上げるために、新しいウェブカメラを買いました。
※ ライブ配信の映像をよりきれいに見せるために、新しいウェブカメラを購入した男性の場面です。より良いものを使いたいという気持ちが伝わります。ウェブカメラは、ビデオ通話だけでなく、YouTubeなどでの「ライブ配信(live streams)」にもよく使われます。より良い画質を求める際に、外付けのウェブカメラを購入することがあります。
コロケーション
ウェブカメラで撮影された映像
※ 「footage」は、映画やテレビ番組などで使われる『映像素材』を指す言葉です。webcamと組み合わせることで、ウェブカメラで録画された映像、特に証拠映像や監視映像といったニュアンスを含むことが多いです。例えば、事件や事故の状況を捉えたwebcam footageは、ニュースや警察の捜査で重要な役割を果たします。日常会話よりも報道やセキュリティ関連の文脈でよく使われます。
ウェブカメラの設定
※ ウェブカメラの解像度、明るさ、コントラスト、プライバシー設定など、動作に関わる様々な設定を指します。技術的な文脈で頻繁に使われ、特にソフトウェアやデバイスのマニュアル、オンラインヘルプなどでよく見られます。ユーザーがウェブカメラを最適化するために調整する項目全般を指す、汎用的な表現です。
内蔵ウェブカメラ
※ ノートパソコンやモニターに最初から組み込まれているウェブカメラを指します。「built-in」は『組み込みの』という意味で、後付けではなく、最初からデバイスの一部として搭載されていることを強調します。利便性をアピールする製品紹介やレビューでよく用いられ、口語でもビジネスシーンでも使われます。
ウェブカメラを無効にする
※ プライバシー保護のためにウェブカメラの使用を一時的に停止することを意味します。物理的にカメラを覆う、またはソフトウェア設定でカメラ機能をオフにする行為を指します。セキュリティ意識の高い人が、ハッキングによる盗撮を防ぐ目的で行うことが多いです。IT関連の記事やセキュリティ対策に関する情報でよく見られます。
ウェブカメラカバー
※ ウェブカメラを物理的に覆い隠すための小さなカバー。スライド式や貼り付け式など様々な種類があります。プライバシー保護を目的として使用され、ハッキングによる盗撮を防ぎます。近年、セキュリティ意識の高まりと共に需要が増加しており、オンラインショップや家電量販店で手軽に購入できます。口語でもビジネスシーンでも使用されます。
ウェブカメラによるライブ映像
※ ウェブカメラからリアルタイムで送信される映像のこと。監視カメラやライブ配信サービスでよく使用されます。「feed」は『供給』という意味で、映像が継続的に送られている状態を表します。動物園の様子や交通状況など、リアルタイムの情報を提供するウェブサイトでよく見られます。技術的なニュアンスを含む表現です。
使用シーン
オンライン授業や研究発表で利用頻度が高いです。例えば、遠隔講義で「webcamを通じて学生の反応を確認する」といった場面や、情報科学分野で「webcamを用いた画像認識の研究」について議論する際に使われます。
ビデオ会議やオンラインでの顧客対応で頻繁に使用されます。例として、「webcamを使って顧客と製品について説明する」とか、「チームミーティングで各メンバーがwebcamをオンにする」といった状況が挙げられます。リモートワークの普及に伴い、重要性が増しています。
友人や家族とのビデオ通話、オンラインゲームの実況配信、個人のVlog作成など、日常的なコミュニケーションやエンターテイメントで広く使われます。例えば、「webcamで孫の顔を見ながら話す」とか、「ゲーム実況でwebcamを使って自分の表情を配信する」といった使い方が一般的です。
関連語
類義語
一般的なカメラ全般を指す言葉。写真や動画を撮影する装置。日常会話、ビジネス、報道などあらゆる場面で使用される。 【ニュアンスの違い】"webcam"は特定の用途(ウェブ会議、ライブストリーミングなど)に特化したカメラであるのに対し、"camera"はより広範な意味を持つ。デジタルカメラ、フィルムカメラ、ビデオカメラなどを含む。 【混同しやすい点】"camera"は一般的な名詞であり、特定の種類のカメラを指す場合は、"digital camera", "security camera"のように修飾語が必要になる。
- video camera
動画を撮影することに特化したカメラ。家庭用から業務用まで幅広い種類がある。報道、映画制作、イベント記録など。 【ニュアンスの違い】"webcam"は通常、コンピュータに接続して使用することを前提としているが、"video camera"は単独で動画を記録できる。画質や機能も"webcam"より優れていることが多い。 【混同しやすい点】"video camera"は動画撮影機能を持つカメラ全般を指すため、スマートフォンやデジタルカメラの動画撮影機能も含まれる。
デジタル方式で写真や動画を記録するカメラ。小型で持ち運びやすく、一般家庭で広く使用されている。旅行、イベント、趣味の写真撮影など。 【ニュアンスの違い】"webcam"はリアルタイムでの映像伝送を目的とするのに対し、"digital camera"は記録された映像の保存・編集を目的とする。画質や機能も"digital camera"の方が高い。 【混同しやすい点】"digital camera"は主に写真撮影用だが、動画撮影機能も搭載されていることが多い。ただし、"webcam"のようにリアルタイムでの映像伝送を目的とはしていない。
- security camera
防犯目的で設置されるカメラ。監視映像を記録し、犯罪の抑止や証拠収集に役立つ。商業施設、住宅、公共施設など。 【ニュアンスの違い】"webcam"は個人が使用するのに対し、"security camera"は企業や団体が使用することが多い。また、"security camera"は常時録画されていることが一般的。 【混同しやすい点】"security camera"は映像を記録することを主な目的とするため、リアルタイムでの映像伝送機能は必須ではない。ただし、ネットワークカメラとして、遠隔地から映像を確認できるものもある。
- IP camera
インターネットプロトコル(IP)を利用してネットワークに接続するカメラ。遠隔地から映像を監視・操作できる。家庭用、業務用を問わず、幅広い用途で使用される。 【ニュアンスの違い】"webcam"は通常、USB接続でコンピュータに接続するのに対し、"IP camera"はWi-Fiや有線LANでネットワークに接続する。そのため、設置場所の自由度が高い。 【混同しやすい点】"IP camera"はネットワークに接続できるカメラ全般を指すため、"security camera"や"webcam"の一部も含まれる。ただし、"webcam"はUSB接続が前提となることが多い。
- camcorder
ビデオカメラレコーダーの略。動画撮影・録画に特化した携帯用機器。イベント撮影や趣味のビデオ制作などに用いられる。 【ニュアンスの違い】"webcam"はコンピュータに接続してリアルタイムの映像伝送を行うが、"camcorder"は単独で動画を記録し、後で編集・共有することを目的とする。画質やズーム機能なども"camcorder"の方が優れていることが多い。 【混同しやすい点】"camcorder"は記録媒体に直接動画を保存できるが、"webcam"は通常、コンピュータを介して映像を伝送・記録する。
派生語
- webcast
「web(ウェブ)」と「broadcast(放送)」を組み合わせた語。「webcam」の映像をインターネットで配信すること、またはその配信自体を指す。ビジネスや教育の分野で、セミナーや会議のオンライン中継に使われることが多い。使用頻度は比較的高い。
- webmaster
「web(ウェブ)」と「master(管理者)」を組み合わせた語。ウェブサイトの管理者を指す。「webcam」を利用したサイトの保守・運用を行う担当者を指す場合もある。技術系の文脈で用いられる。
「web(ウェブ)」と「site(場所)」を組み合わせた語。インターネット上の特定の場所(ページ群)を指す。「webcam」の映像を公開する場所として、あるいは製品情報を提供する場所として言及される。最も一般的なウェブ関連用語の一つ。
反意語
- still camera
「webcam」が動画を主な目的とするのに対し、「still camera(スチルカメラ)」は静止画を撮影するカメラを指す。文脈によっては明確な対義語として機能する。例えば、「webcamでライブ配信する」対「スチルカメラで記念写真を撮る」のように使い分けられる。
- offline camera
「webcam」がインターネット接続を前提とするのに対し、「offline camera(オフラインカメラ)」はネットワークに接続せずに使用するカメラを指す。例えば、セキュリティ上の理由から「webcam」ではなく、記録媒体に直接保存する「offline camera」が選択される場合がある。
語源
「webcam」は比較的新しい単語で、「web(ウェブ)」と「cam(カメラ)」が組み合わさってできた複合語です。「web」は、インターネットのWorld Wide Web(WWW)を指し、クモの巣のように世界中に張り巡らされた情報網を意味します。「cam」は、camera(カメラ)の短縮形であり、映像を撮影・記録する装置を指します。したがって、「webcam」は文字通り、インターネット(web)に接続して使用されるカメラという意味になります。この単語が普及したのは、インターネットの普及とブロードバンド回線の発達により、リアルタイムでの映像通信が容易になった1990年代後半から2000年代初頭にかけてです。ウェブを通じて手軽に映像を共有できるようになったことで、個人間のコミュニケーションツールとして、また遠隔監視やビデオ会議など、様々な用途で広く利用されるようになりました。
暗記法
黎明期のネットを繋いだwebcam。当初はコーヒー監視という質素な目的から、遠隔地の家族との交流、ライブ配信へと発展。個人の日常を世界へ発信する扉を開きました。しかし、プライバシー侵害という影も落とし、倫理的な問題も浮上。利便性とリスクが同居する、デジタル時代の光と影を映す鏡。その存在は、現代社会に不可欠でありながら、常に倫理的な課題を提起し続けています。
混同しやすい単語
『webcam』の『web』と『web』サイトなどの『web』は同じ単語ですが、単独で使われる場合と複合語の一部として使われる場合で、意味の広がりやニュアンスが異なることがあります。スペルは全く同じですが、文脈によって意味が異なることに注意が必要です。名詞で『クモの巣』『インターネット』などの意味があります。
『webcam』と『wake』は、発音が似ていますが、スペルと意味は全く異なります。『wake』は『目を覚ます』という意味の動詞で、過去形は『woke』です。また、『航跡』という意味の名詞もあります。発音記号を確認し、それぞれの単語が持つ意味と文脈を理解することが重要です。
『webcam』と『welcome』は、最初の音節が似ていますが、残りの部分の発音とスペルは大きく異なります。『welcome』は『歓迎する』という意味の動詞、または『歓迎』という意味の名詞です。『welcome』は、あいさつや招待の場面でよく使われるため、『webcam』とは文脈が異なります。
『webcam』と『wicked』は、発音がやや似ている可能性がありますが、スペルと意味は大きく異なります。『wicked』は『邪悪な』『いたずら好きな』という意味の形容詞です。スラングとして『素晴らしい』という意味で使われることもあります。文脈によって意味が大きく異なるため、注意が必要です。
『webcam』とは直接的な関連性はありませんが、『web』を含む複合語であるため、関連付けて学習すると記憶に残りやすくなります。『waveform』は『波形』という意味で、音響や電気信号の分野でよく使われます。専門的な用語ですが、『web』が他の単語と組み合わさることで様々な意味を持つことを理解するのに役立ちます。
『webcam』と同様に『web』を含む単語で、IT分野で使われる専門用語です。JavaScriptなどで開発されたWebアプリケーションを効率的に動作させるために、複数のファイルを一つにまとめたり、最適化したりするツールです。直接的な意味の関連性はありませんが、『web』が現代のIT技術において重要な役割を果たしていることを示す一例として覚えておくと良いでしょう。
誤用例
Webcams are typically used for video conferencing or streaming, not for continuous monitoring. While technically a webcam could be used, the idiomatic and common term for a device specifically designed to monitor a baby is 'baby monitor.' The wrong sentence sounds unnatural and suggests a less conventional setup. Japanese speakers might directly translate '見守りカメラ' (mimamori kamera) as 'webcam,' overlooking the specific product category for baby monitoring.
Webcams themselves don't inherently possess or lack privacy. What's usually meant is that the webcam lacks a physical cover (a 'privacy shutter') to block the lens when not in use. This is a common feature for privacy protection. The direct translation from Japanese 'プライバシーがない' (puraibashii ga nai) can lead to this phrasing, as it focuses on the abstract concept of privacy rather than the concrete feature ensuring it. This highlights a difference in how privacy is discussed in English, often focusing on tangible mechanisms.
While 'webcam' is a noun referring to the camera device, it's not typically used as a verb to describe the act of video calling. Using it as a verb sounds informal and potentially awkward in many contexts. 'Let's have a video call' or 'Let's video chat' are much more common and natural ways to express the intention. The desire to shorten phrases, common in Japanese (e.g., 'リモートワーク' (rimōto wāku) instead of 'リモートでの仕事' (rimōto de no shigoto)), can lead to this type of verb creation by analogy, even though it doesn't align with standard English usage.
文化的背景
ウェブカメラ(webcam)は、20世紀末から21世紀初頭にかけてのインターネット黎明期に、物理的な距離を超えた視覚的なつながりを可能にした象徴です。初期のウェブカメラは、研究機関や大学の実験的な試みとして登場し、コーヒーメーカーの状況を監視するといった実用的な目的で使用されました。しかし、その本質は、見知らぬ他者とリアルタイムで視覚的なコミュニケーションを交わす可能性を秘めていた点にあります。
ウェブカメラが一般に普及し始めたのは、ブロードバンド回線が家庭に浸透し始めた2000年代初頭です。当初は、遠隔地に住む家族や友人とのビデオチャットが主な用途でしたが、次第に、オンラインゲーム、ライブストリーミング、そしてアダルトエンターテイメントといった多様な分野で活用されるようになりました。特に、ライブストリーミングは、個人が自らの日常や才能を世界に向けて発信する手段として、ウェブカメラの可能性を大きく広げました。初期のライブストリーマーたちは、簡素な機材とパーソナルな魅力だけで、世界中の視聴者を引きつけ、新たなコミュニケーションの形を創り出しました。
しかし、ウェブカメラの普及は、プライバシーに関する新たな問題も提起しました。ハッキングによる盗撮や、意図しない映像の流出など、ウェブカメラを通じたプライバシー侵害事件が多発し、社会的な懸念が高まりました。その結果、多くの人がウェブカメラを使用しない際にはレンズを覆うといった対策を講じるようになり、ウェブカメラは、利便性とプライバシーリスクの両方を象徴する存在となりました。現代においては、ウェブカメラは、オンライン会議や遠隔教育など、私たちの生活に不可欠なツールとなっていますが、その背後には、常にプライバシーという倫理的な問題がつきまとっています。ウェブカメラは、デジタル時代の光と影を映し出す鏡のような存在と言えるでしょう。
試験傾向
- 出題形式: 主に語彙問題、長文読解、稀にリスニング
- 頻度と級・パート: 準1級以上でまれに出題。2級では稀。パートは特定されず。
- 文脈・例題の特徴: テクノロジー関連のニュース記事やエッセイ。会話文ではオンライン会議の場面など。
- 学習者への注意点・アドバイス: 複合語であることを意識し、'web'と'camera'の意味を理解しておく。オンライン会議関連の語彙と合わせて学習すると効果的。
- 出題形式: 長文読解(Part 7)、稀にリスニング(Part 3, 4)
- 頻度と級・パート: 比較的低い頻度。ビジネス関連の文書で稀に見られる程度。
- 文脈・例題の特徴: オンライン会議の手配、IT機器の購入・設定に関する記事やメールなど。
- 学習者への注意点・アドバイス: ビジネスシーンにおける使用例を把握しておく。関連語として'video conferencing','remote work'なども覚えておくと役立つ。
- 出題形式: 主にリーディングセクション(長文読解)
- 頻度と級・パート: 比較的低い頻度。テクノロジーに関する文章で稀に出題。
- 文脈・例題の特徴: 技術革新、コミュニケーション手段の進化に関する学術的な文章。
- 学習者への注意点・アドバイス: アカデミックな文脈での使用例を理解しておく。同義語として'digital camera'なども知っておくと良い。技術用語に慣れておくことが重要。
- 出題形式: 長文読解
- 頻度と級・パート: 難関大学で稀に出題。標準的なレベルの大学ではあまり見られない。
- 文脈・例題の特徴: 情報技術、コミュニケーション、教育に関するテーマの文章。
- 学習者への注意点・アドバイス: 文脈から意味を推測できるように練習する。関連語句(e.g., 'online communication', 'remote learning')も合わせて学習。