swimsuit
第1音節 /ˈswɪm/ にアクセントがあります。/ɪ/ は日本語の「イ」よりも口を少し横に開いて発音する短い母音です。/uː/ は長母音なので、しっかり伸ばして「スーゥ」のように発音しましょう。最後の /t/ は、息を止めるように軽く発音するとより自然になります。日本語の「スイムスーツ」のように平板に発音しないように注意してください。
水着
水泳や水遊びの際に着用する衣服。ワンピースタイプやセパレートタイプなど、様々なデザインがあります。特に女性用のものを指すことが多い。
She couldn't wait to wear her new swimsuit to the pool.
彼女は新しい水着を着てプールに行くのが待ちきれませんでした。
※ 新しい水着を着てプールに行く前の、期待に満ちたワクワクする気持ちが伝わる場面です。「swimsuit」は水着を身につける時に使われる典型的な単語です。「couldn't wait to do」は「~するのが待ちきれない」という、喜びや楽しみを表す際によく使う表現です。
He wore a blue swimsuit at the sunny beach.
彼は太陽が輝くビーチで青い水着を着ていました。
※ 晴れたビーチで、男性が水着を着てリラックスして過ごしている様子が目に浮かびます。「swimsuit」は、ビーチやプールで実際に着用している状態を表す際によく使われます。「wear (woreは過去形)」は「身につける」という意味で、服や水着を着ている状態を表現するのにぴったりの動詞です。
She bought a colorful swimsuit for her summer trip.
彼女は夏の旅行のためにカラフルな水着を買いました。
※ 夏の旅行に向けて、お店で新しい水着を選んだり買ったりする楽しい場面が想像できます。「swimsuit」を「買う」という行動は、旅行やレジャーの準備で非常によくあるシチュエーションです。「buy (boughtは過去形)」は「買う」という意味の動詞で、日常会話で頻繁に使われます。「colorful (カラフルな)」のような形容詞を加えると、より具体的なイメージが伝わります。
コロケーション
水着を着用する
※ 最も基本的なコロケーションの一つですが、ニュアンスとしては『普段着ではない水着を着る』という行為に焦点が当たります。例えば、プールやビーチに行く際に着替える、あるいはファッションショーでモデルが水着を着用する、といった場面で使われます。単に『水着を持っている』という意味ではなく、実際に身につけている状態を表します。文法的には動詞 + 名詞の組み合わせで、非常に一般的かつ口語的な表現です。
水着を(旅行などのために)荷造りする
※ 旅行や休暇の準備段階でよく使われる表現です。『水着を持っていく』という意思と、それを実現するための具体的な行動(荷造り)が含まれています。例えば、『来週ハワイに行くから水着を詰めなくちゃ』のように使います。動詞 + 名詞の組み合わせで、旅行に関する話題で頻繁に登場します。類似表現に『bring a swimsuit』がありますが、こちらは『(既に)水着を持ってくる』という結果に焦点が当たります。
水着を着る季節、主に夏
※ 夏、特に海水浴やプール開きなど、水着を着る機会が増える時期を指します。この表現は、ダイエットや体型維持に関する話題と結びつきやすく、『swimsuit season is coming(水着の季節がやってくる)』のように、体型を気にする人が増える時期を表す際に使われます。形容詞 + 名詞の組み合わせで、広告やメディアでもよく見かける表現です。文化的背景として、欧米では夏にビーチやプールで過ごすことが一般的であり、体型に対する意識が高いことが影響しています。
露出度の高い水着
※ 肌の露出が多い、大胆なデザインの水着を指します。この表現は、水着のデザインやスタイルを評価する際に使われ、しばしば議論の対象となります。例えば、『That's a rather revealing swimsuit, isn't it?(それはかなり露出度の高い水着ですね)』のように、少し遠慮がちなニュアンスを含んで使われることもあります。形容詞 + 名詞の組み合わせで、ファッションやライフスタイルに関する話題で登場します。文化的な背景として、水着の露出度に対する価値観は国や地域によって異なり、この表現の使用には注意が必要です。
ワンピース水着
※ 上下が繋がった、一体型の水着を指します。対義語は『two-piece swimsuit(ツーピース水着)』です。水着の種類を具体的に説明する際に使われ、ファッションやショッピングに関する話題で頻繁に登場します。形容詞 + 名詞の組み合わせで、非常に一般的な表現です。特に、体型カバーを目的としたワンピース水着の人気が高まっており、その機能性やデザイン性について語られることが多いです。
控えめな水着、露出の少ない水着
※ 肌の露出が少なく、体型をあまり強調しないデザインの水着を指します。宗教的な理由や個人的な好みのために、露出を控えることを好む人が選択することがあります。形容詞 + 名詞の組み合わせで、ファッションやライフスタイルに関する話題で使われます。『conservative swimsuit』も同様の意味で使えます。文化的な背景として、水着の露出度に対する価値観は多様であり、この表現はそうした多様性を反映しています。
水着に着替える
※ プールやビーチに行く前に、普段着から水着に着替える行為を指します。この表現は、更衣室や自宅での着替えなど、具体的な場面を想定して使われます。動詞 + 前置詞 + 名詞の組み合わせで、非常に一般的かつ口語的な表現です。類似表現に『put on a swimsuit』がありますが、こちらは単に『水着を着る』という行為に焦点が当たります。
使用シーン
水泳やスポーツ科学の研究論文で、競技用水着の素材や形状、抵抗に関する議論で用いられることがあります。例:『本研究では、異なる素材のswimsuitが水泳選手のパフォーマンスに与える影響を検証した。』
スポーツ用品メーカーのマーケティング資料や、リゾートホテルのプロモーション資料などで、商品名やサービス内容の説明として登場します。例:『当社の最新swimsuitコレクションは、快適性と機能性を追求しています。』
旅行の計画や、夏のレジャーに関する会話で頻繁に使われます。水着の種類やデザイン、購入場所など、具体的な話題で登場します。例:『来週、沖縄に行くから新しいswimsuitを買おうと思っているんだ。』
関連語
類義語
- bathing suit
水泳や日光浴をする際に着用する衣服。アメリカ英語でより一般的な表現。日常会話で頻繁に使用される。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"とほぼ同義だが、若干フォーマルな響きを持つ場合もある。地域や個人の好みによって使い分けられる。 【混同しやすい点】意味はほぼ同じだが、使用頻度は地域によって異なる。アメリカ英語では"bathing suit"が、イギリス英語では"swimsuit"がより一般的。
水泳をする際に着用する衣服。イギリス英語で一般的な表現。特に女性用のワンピース型水着を指すことが多い。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"よりもやや古風な印象を与える場合がある。フォーマルな場面や年配の人が使うことが多い。 【混同しやすい点】アメリカ英語ではあまり使われない。イギリス英語特有の表現であることを理解しておく必要がある。
- swimwear
水泳や水遊びに関連する衣服全般を指す総称。水着本体だけでなく、ラッシュガードやビーチサンダルなども含む。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"は特定の一着の水着を指すのに対し、"swimwear"はより広範なカテゴリーを指す。アパレル業界や広告でよく使われる。 【混同しやすい点】"swimsuit"は具体的な水着を指すが、"swimwear"は水着に関連するアイテム全体を指すという違いを理解する必要がある。
- trunks
男性用の水着で、主に膝上丈の短いパンツ型。サーフィンやビーチバレーなどのアクティブなシーンでよく着用される。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"は男女両方の水着を指す包括的な言葉だが、"trunks"は男性用の水着に限定される。カジュアルでスポーティーな印象を与える。 【混同しやすい点】女性用の水着を指すことはない。男性用の水着の中でも、特に膝上丈のパンツ型を指すという点を理解する必要がある。
女性用の水着で、上下が分かれたデザイン。セクシーでファッショナブルな印象を与える。ビーチリゾートなどでよく着用される。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"は様々なデザインの水着を指すが、"bikini"は上下が分かれた特定のデザインを指す。より露出度が高く、ファッション性が重視される。 【混同しやすい点】男性用の水着を指すことはない。女性用の水着の中でも、上下が分かれたデザインに限定されるという点を理解する必要がある。
- one-piece
女性用の水着で、上下がつながったデザイン。露出度が低く、競技水泳やフィットネス水泳などでも使用される。 【ニュアンスの違い】"swimsuit"は様々なデザインの水着を指すが、"one-piece"は上下がつながった特定のデザインを指す。より保守的で、機能性が重視される。 【混同しやすい点】男性用の水着を指すことはない(男性用の競泳水着も存在するが、通常は"swimsuit"や"speedo"と呼ばれる)。女性用の水着の中でも、上下がつながったデザインに限定されるという点を理解する必要がある。
派生語
『泳ぐ』という動詞であり、『swimsuit』の主要な要素。古英語の『swimman』に由来し、水中で移動するという基本的な動作を表す。水泳、水遊びなど日常的な場面で頻繁に使用される。
『泳ぐこと』を意味する動名詞、または現在分詞。名詞としては『水泳』という活動そのものを指し、形容詞としては『水泳用の』という意味になる(例:swimming pool)。スポーツ、レジャー関連の文脈でよく用いられる。
- swimwear
『水着』を意味する複合名詞。『swim』と『wear(着るもの)』が組み合わさり、水泳時に着用する衣服全般を指す。swimsuitよりも広い概念で、ラッシュガードなども含む。ファッション、旅行関連の記事でよく見られる。
反意語
- street clothes
『普段着』を意味する。水着が特定の場所(プール、海など)でのみ着用されるのに対し、普段着は日常生活で着用される衣服を指す。場所、状況によって着るものが明確に異なるという対比構造を示す。
- formal wear
『礼服』や『正装』を意味する。水着がカジュアルでリラックスした状況で着用されるのに対し、礼服はフォーマルな場(結婚式、パーティーなど)で着用される。着用シーンにおけるフォーマル度合いの対比関係が明確。
- winter clothing
『冬服』全般を指す。水着が夏の暑い時期に着用され、体を冷やす目的があるのに対し、冬服は寒い時期に体を温める目的がある。季節と着用目的が正反対の関係にある。
語源
"swimsuit"は、その字面通り「泳ぐ(swim)」ための「服(suit)」という単純な組み合わせでできた単語です。ここで重要なのは、"suit"という単語の持つ意味合いです。現代英語では「スーツ」として、上下揃いの服装を指すことが多いですが、元々は「一揃い」や「適合するもの」という意味合いが強く、古フランス語の"siute"(後を追うこと、連続)に由来し、さらに遡るとラテン語の"sequi"(追う、従う)に繋がります。つまり、"swimsuit"は、水の中で活動するのに「適した一揃いのもの」という意味合いを含んでいると言えます。日本語で例えるなら、「作業着」や「晴れ着」のように、特定の目的や状況に「適した」服装というニュアンスに近いでしょう。
暗記法
スイムスーツは単なる水泳着に非ず。それは社会の変遷と個人の自由を映す鏡。かつて身体を覆い隠すことが美徳とされた時代から、肌の露出を肯定する現代へ。その形状の変化は、人々の価値観の変遷を象徴する。ビキニの登場は、保守的な社会への挑戦であり、自由と解放の象徴となった。スイムスーツの歴史は、私たちが身体をどう捉え、社会と向き合ってきたかの証。興味深い文化的遺産なのだ。
混同しやすい単語
『swimsuit』の基本となる動詞で、発音もスペルも非常に似ているため、名詞の『swimsuit』と混同しやすい。動詞『swim』は『泳ぐ』という意味で、水着そのものを指す『swimsuit』とは意味が大きく異なる。文脈で判断することが重要。
『suite』は『スイート』と発音し、ホテルの『スイートルーム』などで使われる単語。発音は似ているものの、スペルが異なり (suit vs. suite)、意味も全く異なる。『続き部屋』や『一揃い』といった意味を持つ。スペルミスに注意。
『sweet』は『甘い』という意味で、発音は『スイート』と似ている。スペルも 'suit' と 'sweet' で母音が異なるだけなので、混同しやすい。形容詞であり、名詞の『swimsuit』とは品詞も意味も異なる。スペルを意識して区別することが重要。
『suit』は『スーツ』と発音し、『背広』や『訴訟』といった意味を持つ。発音は『swimsuit』の一部と似ているため、特に発音練習の初期段階で混同しやすい。『swimsuit』は水着を指すのに対し、『suit』は衣服や法的な意味合いを持つため、文脈で判断することが重要。
『swim』の過去形・過去分詞は『swam』/『swum』ですが、稀に誤って『swimmed』と書いてしまう学習者がいます。これは規則動詞のように -ed を付けてしまう誤りです。『swimsuit』を学習する際に、不規則動詞『swim』の活用も再確認すると良いでしょう。
『bathing suit』は『swimsuit』とほぼ同義で『水着』を意味する。しかし、厳密には『bathing suit』はより古くから使われている表現で、ワンピース型の水着を指すことが多い。現代ではほとんど区別なく使われるが、知識として知っておくと良いでしょう。
誤用例
日本では温泉で水着を着る習慣がないため、onsenにswimsuitを着用するのは不自然です。欧米では温泉(hot springs)は水着着用のプールのようなものと認識される場合もあるため、誤解を避けるにはswimming poolが適切です。また、swimsuitはややくだけた言い方で、大人であればbathing suitの方がフォーマルな印象を与えます。
swimsuitをsexyと表現すると、性的なニュアンスが強くなりすぎる場合があります。特に、相手を褒める文脈では、stylishやattractiveなどの言葉を使う方が無難です。日本人が英語を話す際、直接的な表現を避けようとするあまり、かえって不適切な言葉を選んでしまうことがあります。上品さを保つためには、婉曲的な表現を心がけることが大切です。
赤ちゃん用のswimsuitは、通常swim diaper(スイムおむつ)と呼ばれます。日本の英語学習者は、'泳ぐ' = 'swim' + '服' = 'suit' という発想で swimsuit を使ってしまいがちですが、この場合、機能と形状を考慮するとswim diaperが適切です。特に赤ちゃん用品の場合、特定の機能を表す専門用語が存在することが多いため、注意が必要です。
文化的背景
スイムスーツ(swimsuit)は、単なる水泳用の衣服ではなく、社会的な変化と個人の自由、そして美意識の変遷を映し出す鏡です。かつては全身を覆い隠すことが美徳とされた時代から、肌の露出を肯定的に捉える現代へと、スイムスーツの形状は人々の価値観の変化を象徴的に示しています。
19世紀のスイムスーツは、現代の目から見ると奇妙に思えるかもしれません。肌を隠すことを重視し、膝丈のスカートや長袖のトップスが一般的でした。これは、当時の社会が女性の身体を厳格に管理し、公共の場での露出を抑制しようとしたことの表れです。海水浴は健康的な活動として認識されつつも、その背後には社会的な規範が存在し、スイムスーツはその規範を体現するものでした。ヴィクトリア朝時代の女性たちは、砂浜でさえも慎み深さを保つことを求められたのです。
20世紀に入ると、スイムスーツは徐々に変化を遂げます。水着の素材が進化し、より動きやすく、体にフィットするデザインが登場しました。1946年にビキニが登場すると、その大胆なスタイルは大きな議論を呼びました。ビキニは、女性の身体に対する考え方、そして社会の保守的な価値観に挑戦する象徴となりました。映画スターたちがビキニを着用し、大衆文化に広まるにつれて、ビキニは徐々に受け入れられていき、自由と解放の象徴としての地位を確立していきました。
現代のスイムスーツは、多様なデザインと機能性を持ち、個人の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。しかし、スイムスーツの歴史を振り返ると、それが単なる衣服ではなく、社会的な価値観や美意識の変化、そして個人の自由を求める人々の闘いの歴史を物語っていることがわかります。スイムスーツは、私たちがどのように身体を捉え、社会と向き合ってきたかを理解するための、興味深い文化的遺産なのです。
試験傾向
この単語が直接問われることは少ないですが、水着に関連する場面設定(旅行、レジャーなど)の会話文や読解問題で間接的に登場する可能性があります。特に準1級以上では、場面を理解するための語彙力として知っておくべきでしょう。直接的な語彙問題での出題頻度は低めです。
TOEIC L&Rテストでは、直接的な語彙問題としての出題は稀です。しかし、リゾートホテルやスポーツジムなどの場面設定で、広告や説明文に登場する可能性があります。Part 7(長文読解)で、関連語句(pool, beach, vacationなど)と共に文脈から推測させる形で出題されるかもしれません。ビジネスシーンでの使用頻度は低いですが、関連業界の広告文などではあり得ます。
TOEFL iBTでは、アカデミックな文脈でこの単語が直接問われる可能性は極めて低いです。環境問題や健康に関するテーマで、レジャー活動の影響などを議論する際に間接的に言及される可能性はありますが、語彙そのものが問われることは考えにくいです。もし登場しても、文脈から意味を推測できるレベルでしょう。
大学受験の英語長文読解において、「swimsuit」という単語が直接問われることは稀です。しかし、海水浴やプール、旅行などの場面設定で、状況を説明する語彙として登場する可能性があります。文脈から意味を推測できるレベルの単語として扱われることが多いでしょう。難関大学では、比喩表現や文化的な背景知識と関連付けて問われる可能性もわずかにあります。