cold war
冷戦
直接的な武力衝突を避けながら、政治的、経済的、イデオロギー的な対立を続ける状態。特に第二次世界大戦後のアメリカ合衆国とソビエト連邦の対立を指すことが多い。
After World War II, the world entered a long period called the Cold War.
第二次世界大戦後、世界は冷戦と呼ばれる長い期間に入りました。
※ 歴史の授業で先生が黒板に年表を書きながら説明している場面を想像してください。この例文は、「冷戦」がいつ、どのように始まったのかという基本的な歴史的事実を伝える際に非常によく使われる形です。「called the Cold War」は「冷戦と呼ばれる」という意味で、前の名詞(a long period)がどんなものかを説明しています。
Many people worried about global peace during the Cold War era.
冷戦時代、多くの人々が世界の平和について心配していました。
※ 古いニュース映像やドキュメンタリーで、当時の人々の不安な表情が映し出され、ナレーターが語っている場面を思い浮かべてみてください。この例文は、冷戦が人々の心理や社会に与えた影響、特に平和への懸念という感情を伴って「cold war」が使われる典型的な例です。「worried about」は「~について心配する」という表現で、日常会話でもよく使われます。「era」は「時代」という意味です。
Studying the Cold War helps us understand today's international relations better.
冷戦を学ぶことは、今日の国際関係をよりよく理解するのに役立ちます。
※ 大学の講義室で、教授が過去の歴史から現代の国際情勢を解説している場面を想像してみましょう。この例文は、過去の出来事から教訓を得たり、現在の状況を分析したりする文脈で「cold war」が使われる典型的なパターンです。動名詞(-ing形)の「Studying」が文の主語になっています。「~することは…に役立つ」という意味の「Studying ... helps us understand ...」という形は、学術的な話や議論で非常に便利です。
冷戦状態の
直接的な武力衝突はないものの、敵対的な緊張関係が続いている状態を表す。例えば、「冷戦状態の外交関係」のように使う。
After the big disagreement, the two countries entered a **cold war** period.
大きな意見の相違の後、その2つの国は冷戦状態の時代に入った。
※ この例文は、国と国の間に直接的な戦争はないものの、お互いを警戒し、緊張が続く「冷戦状態」に入った様子を描写しています。国際関係や歴史の文脈で「a cold war period(冷戦状態の時代)」のように使われる、非常に典型的な表現です。
My parents had a **cold war** silence at the dinner table after their argument.
両親は口論の後、夕食の食卓で冷戦状態の沈黙を保っていた。
※ ここでは、「cold war」が比喩的に使われています。両親が口論した後、直接的な言い争いはなくても、会話がなく、ピリピリとした重い空気が流れている様子を表現しています。国同士だけでなく、家族や友人間のぎこちない関係にも「cold war」を使えることを示しています。
The two departments were in a **cold war** competition for the new project.
その2つの部署は、新しいプロジェクトを巡って冷戦状態の競争をしていた。
※ この例文は、会社や組織内で、異なる部署やチームが、表立って衝突することなく、水面下で激しく競い合っている状況を描写しています。「cold war competition(冷戦状態の競争)」という形で、直接的な対決はないものの、緊張感のあるライバル関係にあることを伝えています。
コロケーション
冷戦思考、二分論的な思考
※ 冷戦時代の対立構造を反映した考え方で、世界を「敵」と「味方」に単純に分け、相手を常に警戒・敵視するような思考パターンを指します。現代社会においても、政治的な議論やビジネスの競争など、さまざまな場面で「あの人はまだ冷戦思考だ」のように使われます。特に、複雑な問題を単純化して捉えようとする傾向を批判する際に用いられます。形容詞+名詞の組み合わせで、比喩的な意味合いが強い表現です。
冷戦時代
※ 文字通り、冷戦の時代を指す表現ですが、単に年代を示すだけでなく、その時代の政治的、社会的、文化的特徴を包括的に表します。「Cold War era architecture(冷戦時代の建築様式)」のように、特定の時代背景を語る際に頻繁に用いられます。歴史、政治、文化など、幅広い分野で使われる汎用性の高い表現です。名詞+名詞の組み合わせです。
(冷戦下の)代理戦争
※ 冷戦下において、アメリカとソ連が直接対決を避けるために、それぞれの陣営に属する国々を支援して戦わせた戦争を指します。朝鮮戦争やベトナム戦争などがその例です。「proxy」は「代理」という意味で、間接的な対立構造を象徴する言葉です。現代においても、大国が直接介入を避けて、他国を介して影響力を行使する状況を指して用いられることがあります。名詞+前置詞+名詞の組み合わせで、歴史的・政治的な文脈でよく使われます。
冷戦の雪解け
※ 冷戦下の緊張状態が緩和され、関係改善の兆しが見え始めることを指します。「thaw」は「雪解け」という意味で、比喩的に用いられます。ゴルバチョフ政権の登場や、米ソ首脳会談などを指して使われることが多いです。名詞+前置詞+名詞の組み合わせで、歴史的な文脈でよく使われます。また、「a thaw in relations(関係の雪解け)」のように、他の対立関係にも応用できる表現です。
(冷戦下の)核軍拡競争
※ 冷戦時代に、アメリカとソ連が互いに相手を凌駕しようと、核兵器の開発・製造・配備を競い合った状況を指します。「arms race」は「軍拡競争」という意味で、国家間の不信感と緊張関係を象徴する言葉です。現在でも、国際関係における軍事的な緊張状態を指して用いられることがあります。名詞+名詞の組み合わせで、歴史的・政治的な文脈でよく使われます。
冷戦レトリック、冷戦的な修辞
※ 冷戦時代特有の、敵対的な言葉遣いやプロパガンダを指します。二項対立を強調し、相手を悪として描くような表現が特徴です。「rhetoric」は「修辞」という意味で、言葉の力で相手を説得したり、感情を煽ったりする技術を指します。現代においても、政治的な演説やメディア報道などで、対立を煽るような言葉遣いを批判する際に用いられます。形容詞+名詞の組み合わせで、政治的な文脈でよく使われます。
使用シーン
国際政治学、歴史学、社会学などの分野で頻繁に使用されます。例えば、「冷戦終結後の国際秩序」や「冷戦時代の核戦略」といったテーマの研究論文や講義でよく見られます。学生がレポートや論文を書く際にも、この単語は必要不可欠です。
ビジネスの文脈では、直接的な政治的対立を指すことは少ないですが、企業間の競争関係を比喩的に表現する際に用いられることがあります。例えば、「〇〇社と△△社は、市場シェアを巡って冷戦状態にある」のように使われます。ただし、使用頻度は高くありません。
ニュースや報道番組で、国際情勢や政治的な緊張関係を説明する際に使われることがあります。例えば、「米中間の貿易冷戦」といった表現は、一般のニュース記事でも目にすることがあります。日常会話では、比喩的に夫婦喧嘩や友人との関係を「冷戦状態」と表現することもありますが、フォーマルな表現であるため、頻繁には使われません。
関連語
類義語
抑止力。軍事力や外交力を背景に、相手の攻撃意欲をそぐこと。安全保障の文脈で用いられる。 【ニュアンスの違い】Cold War が『戦争状態ではないものの敵対関係が続く状態』を指すのに対し、deterrence はその状態を維持するための戦略や政策を指す。 Cold War はより広範な状況を指し、deterrence はその一部を構成する。 【混同しやすい点】Deterrence は不可算名詞として扱われることが多い。具体的な抑止手段を指す場合は可算名詞となることもあるが、一般的な概念としては不可算。
軍拡競争。複数の国が互いに軍備を増強し、優位に立とうと競い合う状況。歴史、政治、軍事の文脈で用いられる。 【ニュアンスの違い】Cold War は政治的・経済的な対立を含む広範な概念だが、arms race は軍事力増強に特化した競争を指す。Cold War の主要な特徴の一つが arms race である。 【混同しやすい点】Arms race は単数形でも複数形でも用いられる。単数形は競争全体を指し、複数形は個々の軍拡競争を指すことがある。
- geopolitical rivalry
地政学的対立。地理的な要因が国家間の力関係や外交政策に影響を与える状況。国際関係論でよく用いられる。 【ニュアンスの違い】Cold War は特定の時期(主に20世紀後半)における米ソ間の対立を指すが、geopolitical rivalry はより普遍的な概念であり、時代や国を問わず様々な対立に適用できる。 【混同しやすい点】Geopolitical rivalry は抽象的な概念であり、具体的な事例を指す場合は、国名や地域名などを付加して表現することが多い(例:US-China geopolitical rivalry)。
代理戦争。大国が直接戦うのではなく、第三国や非国家主体を支援して間接的に戦う戦争。紛争の歴史を語る上で重要な概念。 【ニュアンスの違い】Cold War の特徴の一つが、米ソが直接衝突を避け、代理戦争を通じて影響力を争ったこと。Proxy war は Cold War の具体的な現れ方の一つ。 【混同しやすい点】Proxy war は可算名詞。特定の代理戦争を指す場合は複数形(proxy wars)が用いられる。
- ideological conflict
イデオロギー闘争。異なる思想や信条を持つ集団間の対立。政治学、社会学、哲学などの分野で用いられる。 【ニュアンスの違い】Cold War は資本主義と共産主義という異なるイデオロギーの対立が根底にあった。Ideological conflict は Cold War の本質的な要素の一つ。 【混同しやすい点】Ideological conflict は抽象的な概念であり、具体的な事例を指す場合は、対立するイデオロギーを明示することが多い(例:conflict between capitalism and communism)。
- state of tension
緊張状態。国や組織の間で、対立や敵意が高まっている状態。外交、国際関係、報道などで用いられる。 【ニュアンスの違い】Cold War は長期にわたる state of tension の一例。state of tension はより一般的な表現であり、Cold War 以外にも様々な状況に適用できる。 【混同しやすい点】State of tension は不可算名詞として扱われることが多いが、特定の緊張状態を指す場合は可算名詞となることもある。
派生語
『冷たい』という形容詞。cold war(冷戦)の文字通りの意味。物理的な冷たさだけでなく、感情的な冷淡さ、無関心さも表す。日常会話からビジネスシーン、学術論文まで幅広く使われる基本的な語彙。
『冷たい』『涼しい』という意味だが、比喩的に『冷静な』『落ち着いた』という意味でも使われる。cold warにおけるcoldは感情的な冷たさを含むが、coolはより客観的な冷静さを表すニュアンスがある。口語的な表現としても使われる。
- coolant
『冷却剤』。動詞『cool(冷やす)』に名詞化の接尾辞『-ant』が付いた語。機械やエンジンなどの熱を冷ますために使われる物質を指す。技術的な文脈でよく用いられる。
- cool-headed
『冷静な』『落ち着いた』という意味の複合形容詞。cold warのような緊張状態において、冷静さを保つことの重要性を示す際に用いられる。ビジネスや政治の文脈で、人の資質を表す際に使われる。
反意語
- hot war
『熱戦』。cold war(冷戦)と対比される、実際に武力衝突を伴う戦争を指す。明確な対義語であり、歴史的・政治的な文脈で使われる。比喩的に、激しい競争や対立を表すこともある。
『雪解け』。比喩的に、冷戦のような緊張関係が緩和される状態を指す。政治的な文脈で、関係改善の兆しを表す際に用いられる。cold warの終結を語る際にも使われる。
- détente
『緊張緩和』。フランス語由来の語で、特に米ソ間の冷戦時代における緊張緩和政策を指す。政治・外交の文脈で用いられ、cold warの状態からの変化を表す専門的な語彙。
語源
"Cold War(冷戦)」は、その文字通り「冷たい戦争」を意味します。ここで重要なのは、「cold」が物理的な冷たさではなく、「熱」の欠如、つまり直接的な武力衝突がない状態を指している点です。この表現は、1940年代後半から1991年までのアメリカ合衆国を中心とする西側諸国と、ソビエト連邦を中心とする東側諸国との間の、直接的な軍事衝突を伴わない政治的、経済的、イデオロギー的な対立状態を指すために用いられるようになりました。直接的な戦闘は避けられたものの、両陣営は互いに敵対し、代理戦争や軍拡競争、プロパガンダなどを通じて緊張状態を維持しました。この「冷たい」という比喩は、文字通り血なまぐさい戦火を交える「熱い戦争」との対比によって、その危険な均衡状態を際立たせています。
暗記法
「冷戦」は、米ソ対立という、武力衝突なきイデオロギー闘争の時代を象徴します。核抑止力の下、情報戦や代理戦争が繰り広げられ、世界は常に核の脅威に晒されました。オーウェルが予見し、リップマンが広めたこの言葉は、政治のみならず文化や科学にも影響を与え、人々の生活にまで浸透しました。ソ連崩壊後も、その遺産は国際関係の緊張やテロの脅威として残っています。冷戦は過去の歴史であると同時に、現代社会の複雑さを映し出す鏡なのです。
混同しやすい単語
『cold war』の 'cold' と発音が非常に似ており、特に母音部分が曖昧になりやすい。綴りも 'cold' と 'coal' で似ているため、聞き間違いやスペルミスが起こりやすい。『coal』は『石炭』という意味で、全く異なる概念を指す。日本人学習者は、文脈から判断するだけでなく、発音を意識して区別する必要がある。/oʊ/ の二重母音を意識して発音すると良い。
『cold』と発音が似ており、過去形であるため、特に会話の中では区別が難しい。『called』は『call』の過去形・過去分詞で、『電話する』『呼ぶ』などの意味を持つ。文脈によっては意味が通じる場合もあるが、正確な理解のためには、文法的な知識と発音の区別が重要。'l' の音の有無に注意。
『cold』と語感が似ており、特に語尾の 'd' の音が曖昧になると混同しやすい。『cord』は『ひも』『コード』という意味で、電気コードなどを指す場合もある。スペルも 'co_d' の部分が共通しているため、視覚的にも混同しやすい。文脈から意味を判断することが重要。また、'r' の発音を意識することで区別しやすくなる。
『cold』と発音が似ており、特に過去分詞形であるため、文脈によっては意味が通じてしまう場合がある。『cooled』は『cool』の過去形・過去分詞で、『冷えた』『落ち着いた』などの意味を持つ。スペルも似ているため、注意が必要。'cold war' は過去のものであるため、『cooled war』という表現も文法的にはあり得るかもしれない、という誤解を生む可能性もある。
『cold』と語尾の音が似ており、特に早口で発音されると区別が難しい。『gold』は『金』という意味で、貴金属を指す。スペルも 'old' の部分が共通しているため、視覚的にも混同しやすい。文脈から判断することが重要だが、発音を意識することも大切。/oʊld/ のように、二重母音と子音を意識して発音すると区別しやすくなる。
『cold』とスペルの一部が似ており、特に 'l' の位置が近いため、視覚的に混同しやすい。『cult』は『カルト』『崇拝』という意味で、宗教的な意味合いを持つことが多い。発音も /kʌlt/ と全く異なるため、注意が必要。日本人学習者は、スペルに惑わされず、発音をしっかり確認することが重要。
誤用例
日本語の『冷戦状態』を直訳すると、つい『is like a cold war』のように表現してしまいがちですが、英語の『cold war』は不可算名詞として扱われ、具体的な事象や状態を指す場合に『There is a cold war going on...』のような構文がより自然です。また、人間関係に用いる場合、比喩表現であるため、進行形にすることで、その状況が一時的であることを示唆するニュアンスが加わります。直接的な表現を好む英語では、比喩も具体的に描写することで、より意図が伝わりやすくなります。
『cold war』は文字通り『冷たい戦争』と解釈すると、単に『寒い戦争』という意味に捉えられかねません。特に歴史的な文脈では、具体的な状況を説明する必要があります。冷戦は、直接的な武力衝突を伴わない、政治的・経済的・イデオロギー的な対立を指すため、上記の修正例のように、その本質を明確にすることが重要です。日本人は、直接的な表現を避けがちですが、英語では誤解を避けるために、具体的かつ明確な表現が求められます。
『cold war』は、国家間の政治的な対立を指す歴史的な用語であり、部署間の関係など、より個人的な状況に用いると、大げさで不自然な印象を与えます。このような場合には、『frosty atmosphere(冷え切った雰囲気)』のような、より穏やかで日常的な表現が適切です。日本人は、比喩表現を好む傾向がありますが、英語では文脈に合わせた適切なレジスターを選択することが重要です。特に、ビジネスシーンなどでは、過度な比喩は避け、事実を客観的に伝える表現が好まれます。
文化的背景
「冷戦(Cold War)」は、直接的な武力衝突を伴わない、イデオロギー、政治、経済、プロパガンダなど、あらゆる手段を用いた対立を指し、第二次世界大戦後の世界を二分した米ソ対立の時代を象徴する言葉です。核兵器の存在が、全面戦争の抑止力として機能する一方で、水面下での情報戦、代理戦争、軍拡競争が激化し、世界は常に核戦争の脅威に晒されました。
冷戦という言葉は、1945年にイギリスの作家ジョージ・オーウェルが初めて使用したとされています。彼は、核兵器の登場によって、大国同士が直接対決を避けながらも、イデオロギーと勢力圏を巡って対立し続ける状況を予見しました。その後、アメリカのジャーナリスト、ウォルター・リップマンが1947年に発表した著書『冷戦』によって、この言葉は広く知られるようになりました。リップマンは、ソ連の膨張主義を批判し、アメリカが西側諸国を率いてソ連に対抗する必要性を説きました。冷戦は、単なる政治的な対立にとどまらず、文化、芸術、科学技術など、社会のあらゆる側面に影響を与えました。例えば、映画や小説では、スパイや陰謀をテーマにした作品が数多く制作され、人々の不安や疑念を煽りました。また、宇宙開発競争は、米ソの技術力を競い合う場となり、科学技術の進歩を加速させました。
冷戦は、1991年のソ連崩壊によって終結しましたが、その遺産は今もなお、世界各地に残っています。東ヨーロッパや中央アジアでは、旧ソ連の影響力が依然として強く、ロシアと西側諸国との関係は、冷戦時代のような緊張状態が続いています。また、核兵器の拡散やテロリズムの脅威は、冷戦時代の遺産とも言えるでしょう。冷戦という言葉は、単に過去の歴史を指すだけでなく、現代社会における国際関係の複雑さや危険性を象徴する言葉として、今もなお重要な意味を持っています。
冷戦時代はまた、人々の日常生活にも深く影響を与えました。核シェルターの建設、防空訓練の実施、共産主義者狩りなど、人々の生活は常に国家の監視下に置かれ、自由な思想や表現は制限されました。冷戦は、単なる国家間の対立ではなく、人々の心の中に恐怖と疑念を植え付け、社会全体を覆う閉塞感を生み出した時代だったと言えるでしょう。冷戦終結後、世界はグローバル化の時代を迎えましたが、冷戦時代の教訓を忘れずに、平和で安定した国際秩序を構築していくことが、私たちに課せられた課題です。
試験傾向
準1級、1級の長文読解で出題される可能性あり。政治・歴史に関するテーマで頻出。同意語や関連語(例:deterrence, proxy war)とセットで覚えておくことが重要。ライティングで冷戦終結後の世界情勢について論述させる問題も考えられる。
Part 7(長文読解)で、国際情勢やビジネス戦略に関する記事の中で見られることがある。ただし、ビジネス英語が中心のため、直接的な出題頻度は英検ほど高くない。文脈から意味を推測する能力が問われる。
リーディングセクションで、歴史、政治学、社会学などのアカデミックな文章で頻出。冷戦の背景、影響、終結などがテーマとなることが多い。類義語・対義語(例:détente, arms race)に関する知識も問われる。ライティングセクションで冷戦に関するエッセイが出題される可能性もある。
難関大学の長文読解で出題される可能性あり。政治経済、歴史、国際関係などのテーマで頻出。文脈から意味を推測する問題や、内容説明問題、空欄補充問題などが出題される。冷戦終結後の世界情勢に関する知識も問われることがある。