pepper
第1音節にアクセントがあります。母音 /e/ は日本語の『エ』よりも口を少し横に開いて発音します。語尾の /ər/ は、口を軽く開け、舌を丸めて喉の奥から出すような音です。日本語の『ア』と『ウ』の中間のような曖昧母音を意識すると良いでしょう。
コショウ
料理の風味付けに使われる香辛料。粒状、粉末状など様々な形態がある。black pepper(黒コショウ)、red pepper(赤コショウ)のように種類を限定することも多い。
She gently sprinkled some black pepper on her warm soup.
彼女は温かいスープに黒コショウをそっと振りかけました。
※ 温かいスープをより美味しくするために、コショウを少し加える場面です。食事の準備や味付けの際に「pepper(コショウ)」を使うのは、最も典型的な使い方の一つです。「sprinkle」は「パラパラと振りかける」という意味で、具体的な動作が目に浮かびます。「black pepper」のように色を付けると、より具体的なコショウのイメージが伝わります。
He seasoned the fresh chicken with salt and pepper before grilling it.
彼は新鮮な鶏肉を焼く前に、塩とコショウで味付けしました。
※ 料理をする人が、新鮮な鶏肉に下味をつける場面です。「salt and pepper(塩コショウ)」は、料理の味付けで最も一般的な組み合わせであり、セットで覚えると便利です。「season with 〜(〜で味付けをする)」という表現も、料理の文脈でよく使われます。焼く前の準備の様子が目に浮かびますね。
My mom realized we ran out of pepper, so she added it to her shopping list.
母はコショウが切れていることに気づき、買い物リストに加えました。
※ キッチンでコショウがなくなっていることに気づき、買い物が必要だと判断する日常的な場面です。「run out of 〜(〜を切らす、〜がなくなる)」は、日用品や食料品が尽きたときに非常によく使うフレーズです。この例文は、コショウが「消費されるもの(商品)」として認識されている状況を描写しています。
ふりかける
コショウなどの粉末状のものを、料理や食品に少量散布する動作。比喩的に、質問や批判などを浴びせる意味でも使われる。
My mom always likes to pepper the fresh salad with black pepper.
私のお母さんはいつも、新鮮なサラダに黒コショウをふりかけるのが好きです。
※ 食卓で、お母さんが家族のために料理にコショウをかける、愛情のこもった日常のワンシーンです。主語が『誰か』で、目的語が『食べ物』となる使い方はとても一般的です。
He carefully peppered his grilled chicken to add more flavor.
彼はもっと風味を加えるために、焼いた鶏肉に慎重にコショウをふりかけました。
※ 自分で食べるものに味を調整する場面です。『carefully(慎重に)』という副詞が加わることで、彼のこだわりや、料理を美味しくしようとする気持ちが伝わります。
Could you please pepper my scrambled eggs for me?
私のスクランブルエッグにコショウをふりかけていただけますか?
※ 食卓で、相手に何かをお願いする丁寧な表現です。『Could you please...?』は『~していただけますか?』という、日常会話で非常によく使われる丁寧な依頼の形です。
コロケーション
催涙スプレー、護身用スプレー
※ 『pepper』の刺激成分を利用した護身用具を指します。名詞として使われ、犯罪抑止や自己防衛の文脈で登場します。法的規制や使用上の注意が必要な場合が多いです。類似の表現に『mace』がありますが、こちらはブランド名に由来することがあります。日常会話でもニュース報道でも頻繁に使われる表現です。
質問攻めにする、矢継ぎ早に質問を浴びせる
※ 『pepper』を動詞として使い、比喩的に『(何かを)ばらまく』という意味合いを持たせた表現です。質問をたくさん浴びせる様子を、胡椒を振りかけるように表現しています。ニュース会見やインタビューなど、集中的な質問が予想される状況で使われます。類似表現に『bombard with questions』がありますが、こちらはより攻撃的なニュアンスを含みます。
白髪交じりの髪、ごま塩頭
※ 白髪と黒髪が混ざった髪の色を、塩と胡椒に見立てた表現です。外見描写で用いられ、特に男性の髪型について使われることが多いです。年齢を重ねた魅力や円熟味を表現する際に用いられます。同様の表現に『silver hair』がありますが、こちらは白髪が主体であるニュアンスです。日常会話や文学作品など、幅広い場面で使われます。
ほんの少しの胡椒、少量
※ 料理レシピでよく使われる表現で、文字通りには『ひとつまみの胡椒』を意味します。比喩的に『ほんの少し』『少量』という意味で、料理以外の場面でも使えます。例えば、『a pinch of salt』という表現も同様に使われます。日常会話でよく用いられる、親しみやすい表現です。
非常に辛い、激辛
※ 胡椒の辛さを強調した表現で、特に唐辛子など、より辛いものを指す場合にも使われます。『hot as hell』などと同様に、程度を強調する比喩表現です。口語的な表現で、フォーマルな場面には不向きです。
赤唐辛子のフレーク
※ 料理で使われる、乾燥させた赤唐辛子を砕いたものです。ピザやパスタにかけるなど、辛味を加えるために使われます。アメリカ英語で一般的な表現で、スーパーマーケットなどでよく見かけます。料理好きなら知っておきたい表現です。
使用シーン
学術論文では、比喩表現として「刺激を加える」という意味で使われることがあります。例えば、研究分野における議論を活発化させるために「pepper the discussion with new ideas(新しいアイデアで議論を活気づける)」のように用いられます。また、食品科学の分野では、コショウの成分や効果に関する研究で直接的に言及されます。
ビジネスシーンでは、主に食品業界やレストラン業界でコショウそのものについて言及する際に使われます。例えば、食材の品質に関する報告書や、新メニュー開発に関する議論などで「pepper content(コショウの含有量)」や「pepper source(コショウの産地)」といった形で登場します。比喩的な意味で使用されることは稀です。
日常生活では、料理に関する話題で頻繁に登場します。「Pass the pepper, please(コショウを取ってください)」や「Do you want some pepper on your eggs?(卵にコショウをかけますか?)」のように、食卓での会話でよく使われます。また、レシピの説明で「add a pinch of pepper(コショウをひとつまみ加える)」のように指示する際にも使われます。
関連語
類義語
食品に風味や香りを加えるための一般的な言葉。乾燥させた植物の一部(種子、果実、根など)を指すことが多い。料理全般で使われる。 【ニュアンスの違い】"Spice"は、より広範なカテゴリーを指し、辛さだけでなく、甘さ、香りなど、さまざまな風味を加えるものを含む。"Pepper"は、特定の植物の実であり、通常は辛味を連想させる。 【混同しやすい点】"Spice"は集合名詞的に使われることが多く、具体的な種類を指す場合は"spices"と複数形になる。また、特定の料理に使われるスパイスの組み合わせを指す場合もある。
食品に風味を加える行為、または加える材料全般を指す。塩、コショウ、ハーブ、スパイスなど、幅広い材料を含む。料理のプロセス全体で使われる。 【ニュアンスの違い】"Season"は、風味を加える行為自体を強調する。また、塩味を強調する意味合いも持つことがある。"Pepper"は、特定の風味を加えるための材料として"season"の一部となりうる。 【混同しやすい点】"Season"は動詞としても名詞としても使われる。動詞の場合は「味付けする」という意味になる。また、特定の季節に旬を迎える食材を指す場合もある(例:seasonal vegetables)。
食品が持つ独特の味や香り。または、食品に風味を加えるために使われる材料。料理、食品科学、マーケティングなど、幅広い分野で使われる。 【ニュアンスの違い】"Flavor"は、食品全体の味や香りを指す抽象的な概念。"Pepper"は、特定の"flavor"を作り出すための材料の一つ。 【混同しやすい点】"Flavor"は名詞として使われることが一般的だが、動詞として「風味を加える」という意味で使われることもある(ただし、"season"ほど一般的ではない)。また、比喩的に「雰囲気」や「特色」という意味で使われることもある。
食事に添えて風味を添えるためのソース、スパイス、調味料などの総称。テーブルに置かれたり、料理の仕上げに加えられたりする。レストラン、家庭料理など、食事の場面で使われる。 【ニュアンスの違い】"Condiment"は、食事の風味を調整したり、好みに合わせて味を加えたりするために使われる。"Pepper"は、テーブルに置かれる"condiment"の一つとなりうる。 【混同しやすい点】"Condiment"は、マヨネーズ、ケチャップ、マスタードなど、比較的水分の多い調味料を指すことが多い。"Pepper"のような乾燥したスパイスは、通常、"seasoning"として分類される。
- garnish
料理の見栄えを良くするために添えられる、食用または装飾的なもの。パセリ、レモン、ハーブなどが一般的。レストラン、高級料理、写真撮影など、視覚的な魅力を重視する場面で使われる。 【ニュアンスの違い】"Garnish"は、風味よりも視覚的な効果を重視する。"Pepper"が料理の風味を高めるために使われるのに対し、"garnish"は主に見た目を美しくするために使われる。 【混同しやすい点】"Garnish"は、必ずしも食べられるとは限らない。装飾的な意味合いが強く、食用でないものも含まれることがある(例:カクテルに添えられた傘)。
- hot sauce
唐辛子をベースにした辛味の強いソース。酢、塩、スパイスなどが加えられることもある。メキシコ料理、アジア料理、アメリカ料理など、辛味を好む文化圏で広く使われる。 【ニュアンスの違い】"Hot sauce"は、液体状で、辛味が非常に強い。"Pepper"は、粉末状または粒状で、辛味の度合いを調整しやすい。また、"hot sauce"は、特定の料理に直接かけることが多い。 【混同しやすい点】"Hot sauce"は、特定のブランドや種類によって、辛味のレベルや風味が大きく異なる。"Pepper"は、一般的に辛味のベースとなるが、"hot sauce"は、より複雑な風味を持つことが多い。
派生語
- pepperoni
イタリア語由来で、英語でも一般的なサラミの一種。『pepper』にイタリア語の接尾辞『-oni』(大きいものを指す)がつき、『大きい唐辛子』で風味付けされたサラミを意味する。日常会話や食品関連の文脈で使われる。
- peppery
『胡椒のような』、『ピリッとした』という意味の形容詞。『pepper』に形容詞化の接尾辞『-y』が付いた形。食べ物の味や、人の性格(ピリ辛な性格)を表現する際に用いられる。日常会話や料理のレシピなどで見られる。
- peppered
動詞『pepper』の過去分詞形で、『胡椒をふりかけられた』という意味。また比喩的に『散りばめられた』という意味でも使われる。受動態や完了形で用いられ、例えば『The speech was peppered with jokes(スピーチはジョークが散りばめられていた)』のように使われる。
反意語
- bland
『味が薄い』、『刺激がない』という意味の形容詞。胡椒の持つ刺激的な風味とは対照的に、味が穏やかで特徴がない状態を表す。料理の味付けや、比喩的に人の性格や状況を表現する際にも使われる。日常会話や食品関連の文脈で頻繁に用いられる。
『穏やかな』、『刺激の少ない』という意味の形容詞。唐辛子の辛さや刺激が強い『pepper』に対して、味が穏やかでマイルドな状態を表す。コーヒーやタバコの風味など、刺激の強さを比較する際にも用いられる。日常会話や食品、飲料関連の文脈で使われる。
語源
"pepper"の語源は、ラテン語の"piper"に遡ります。これはさらに、サンスクリット語の"pippali"(長コショウ)に由来します。つまり、コショウという言葉自体が、コショウの原産地であるインドからヨーロッパへと伝わったことを示しています。"piper"はゲルマン祖語を経由して古英語の"pipor"となり、中英語で現在の"pepper"へと変化しました。面白いのは、コショウが古代から貴重な香辛料として扱われてきたため、"pepper"という言葉が、文字通り「ふりかける」という意味合いだけでなく、比喩的に「活気を与える」「刺激する」といった意味合いを持つようになったことです。日本語で例えるなら、「ピリッと味が締まる」という感覚に近いかもしれません。この言葉の旅路は、文化や交易を通じて言葉がどのように伝播し、意味を広げていくのかを物語っています。
暗記法
胡椒は単なる調味料ではない。かつて富と権力の象徴であり、世界を動かすほどの価値を持っていた。中世ヨーロッパでは、肉の腐敗臭を隠す貴重品。原産地インドから長い交易路を経て運ばれ、貴族のみが手にできる贅沢品だった。胡椒取引は都市国家を左右し、探検家を新航路へと駆り立て、植民地支配の遠因にも。現代では手軽に入手できるが、その歴史を知れば、食卓の胡椒は単なるスパイス以上の意味を持つだろう。
混同しやすい単語
『pepper』と『paper』は、最初の音と母音が非常に似ています。特に、日本語話者は/p/と/pe/の区別が曖昧になりがちです。意味は『紙』であり、名詞である点は共通していますが、指すものが全く異なります。発音練習では、母音の微妙な違い(/ɛ/ vs /eɪ/)を意識しましょう。
『pepper』と『proper』は、最初の音と母音、そして最後の音節に共通点があり、全体的な音の響きが似ているため、聞き間違いやすいです。『proper』は『適切な』『きちんとした』という意味の形容詞であり、品詞も意味も異なります。文脈で判断することが重要ですが、発音を区別できるように練習しておきましょう。
『pepper』と『peeper』は、語頭と母音が共通しており、語尾の音だけが異なります。『peeper』は『のぞき見する人』という意味で、動詞 'peep' から派生した名詞です。発音の際は、語尾の -er の音を意識することで区別できます。また、意味が全く異なるため、文脈を注意深く読むことが大切です。
『pepper』と『leper』は、母音と語尾の -per が共通しているため、発音が似て聞こえることがあります。『leper』は『らい病患者』という意味で、やや古めかしい表現です。意味は全く異なりますが、発音の類似性から混同しやすいので注意が必要です。
『pepper』とはスペルも発音も大きく異なりますが、語尾がどちらも -er で終わるため、なんとなく似た印象を受けることがあります。『keeper』は『管理者』『飼育係』などの意味を持つ名詞です。語源的には 'keep'(保つ)から派生しており、何かを管理する人を指します。発音と意味をしっかり区別しましょう。
『pepper』とは発音が大きく異なりますが、語尾の -per が共通しているため、なんとなく似た印象を受けることがあります。『hopper』は『バッタ』や『石炭などを入れる漏斗』などの意味を持つ名詞です。語源的には 'hop'(跳ぶ)から派生しており、跳ねるものを指す場合があります。発音と意味をしっかり区別しましょう。
誤用例
日本語の『〜について色々教えてください』というニュアンスを直訳すると、『pepper(こしょう)』という単語が『(質問などで)〜を浴びせる』という意味を持つことから、このように表現してしまうことがあります。しかし、この使い方は非常に不自然で、相手に失礼な印象を与えかねません。英語では、単に『give me some advice』のように、ストレートに助言を求める方が丁寧で自然です。背景には、英語圏では直接的なコミュニケーションが好まれる傾向があり、比喩表現を多用すると回りくどい印象を与えてしまうという文化的な違いがあります。
『pepper』は『〜を散りばめる』という意味で使えますが、この用法は主にネガティブな要素(批判、問題点など)が散りばめられている状況で使われることが多いです。ジョークのようなポジティブな要素を散りばめる場合は、『interspersed with』を使う方が適切です。日本人が『散りばめる』という言葉から連想して安易に『pepper』を使ってしまうのは、語感のずれによる誤用と言えます。英語では、単語が持つニュアンスを正確に理解することが重要です。
『pepper』は名詞としては『胡椒』という意味ですが、動詞として使う場合、特定の種類の胡椒(例えば、黒胡椒)を料理にかけることを指すニュアンスが強くなります。単に『胡椒で味付けする』という意図を伝えたい場合は、『season with pepper』という表現がより適切です。日本人が『胡椒をかける』という動作をそのまま『pepper my steak』と表現してしまうのは、英語の動詞の持つ具体的なイメージを捉えきれていないことが原因です。より一般的な調味料としての『胡椒』を指す場合は、『season』を使うことで、意図がより明確に伝わります。
文化的背景
「pepper(胡椒)」は、単なる調味料としてだけでなく、かつては富と権力の象徴であり、世界史を動かすほどの価値を持っていました。その刺激的な風味は、中世ヨーロッパにおいて、肉の保存技術が未発達な時代に、腐敗臭を隠し、味を豊かにする貴重な存在だったのです。
胡椒の原産地はインドであり、ヨーロッパに輸入されるまでには、長い交易路を経由する必要がありました。そのため、胡椒は非常に高価であり、貴族や富裕層だけが手に入れることのできる贅沢品でした。胡椒の取引は、都市国家の繁栄を左右し、探検家たちが新たな航路を開拓する動機にもなりました。大航海時代には、胡椒を求めて多くの船が海を渡り、植民地支配の遠因にもなったのです。胡椒は、文字通り「世界の味」を求めた欲望の象徴と言えるでしょう。
また、胡椒は比喩的にも使われます。例えば、「peppered with questions(質問攻めにする)」という表現は、胡椒の粒が飛び散るように、矢継ぎ早に質問が浴びせられる様子を表しています。また、「a pinch of pepper(ほんの少しの胡椒)」は、ほんのわずかな刺激やスパイスを意味し、退屈な日常に変化をもたらすようなニュアンスを含んでいます。さらに、「peppery」という形容詞は、ピリッとした風味だけでなく、気性が激しい、辛辣な、といった意味も持ちます。これは、胡椒の刺激的な味が、人間の感情や性格を表現するのに適しているためでしょう。
現代では、胡椒は手軽に入手できる調味料となりましたが、その歴史的な背景を知ることで、単なるスパイス以上の意味を感じ取ることができます。食卓に胡椒を置くとき、かつて世界を動かしたその小さな粒の力を思い起こし、歴史と文化の香りを味わってみてください。
試験傾向
語彙問題や長文読解で出題される可能性があります。1級、準1級で頻度は高めです。料理の話題だけでなく、比喩表現(例えば、「pepper with criticism」= 批判を浴びせる)として使われることもあります。動詞としての用法(例えば、「pepper someone with questions」= 質問攻めにする)も覚えておきましょう。
Part 5(短文穴埋め問題)やPart 7(長文読解)で稀に出題されることがあります。ビジネスの文脈よりは、一般的な話題で出題されることが多いです。直接的なビジネス語彙というよりは、日常会話に近い表現で登場することがあります。
アカデミックな文章ではあまり見かけません。日常的な話題や、比喩表現として使われる場合に、読解問題に登場する可能性はあります。ただし、TOEFL対策として優先順位は低い単語です。
長文読解で出題される可能性がありますが、頻度は高くありません。比喩的な意味で使われる場合(例えば、「The speech was peppered with jokes」= スピーチはジョークを交えて行われた)に、文脈から意味を推測できる必要があります。基本的な意味を理解していれば対応可能です。