BEYOND 英単語帳

seven

/ˈsɛvən/(セ'ヴン)

第一音節にアクセントがあります。母音 /ɛ/ は日本語の「エ」よりもやや口を横に開いて発音します。「ヴ」は唇を軽く噛んで出す有声摩擦音で、日本語の「バ行」に近いですが、より摩擦を意識してください。最後の /ən/ は曖昧母音で、口を軽く開けて弱く発音します。

名詞

7つ

数詞の7。具体的な物や人数を指す場合にも、抽象的な概念(例えば7つの習慣、7つの大罪など)を指す場合にも使われる。また、年齢を表す場合にも使われる(例:He is seven. = 彼は7歳です)。

My daughter is seven years old today, and she's so excited!

私の娘は今日で7歳になります。彼女はとてもワクワクしています!

「seven」は年齢を言うときによく使われます。この文では、誕生日を迎えた娘さんの喜びが伝わってきますね。「years old」は年齢を表す定番の言い回しで、日常会話で非常によく使われます。

I bought seven juicy red apples at the market this morning.

今朝、市場でみずみずしい赤いリンゴを7つ買いました。

「seven」は具体的な物の数を数える時によく使われます。この例文では、色と状態(juicy red)を加えて、リンゴが鮮やかにイメージできるようにしました。買い物での会話など、日常で非常によく出てくる形です。

The train leaves at seven o'clock, so we need to hurry up!

電車は7時に出発するから、急がないと!

「seven」は時間を表すときにも頻繁に使われます。「at seven o'clock」で「7時に」という意味になります。何か時間に間に合わせようとしている状況が目に浮かびますね。「o'clock」は「〜時ちょうどに」というニュアンスで、数字の後に続けて使われます。

形容詞

7つの

数詞の7を表す形容詞。7つのグループ、7日間の休暇、など具体的な数量を表す。

My little brother found seven colorful marbles in the box.

私の幼い弟は、箱の中に7つのカラフルなビー玉を見つけました。

弟が目を輝かせて、箱の中からキラキラのビー玉を7つ見つけた!という、発見の喜びが伝わる場面です。このように「seven」は、数えられる具体的なものの数を言うときにとても自然に使われます。

There are seven days in one week.

1週間は7日間です。

カレンダーを見ながら、「そうか、1週間って7日なんだな」と、誰もが知っている基本的な事実を確認する場面をイメージしてください。時間や期間など、決まった数を伝える際に「seven」はよく使われます。「There are ~」は「~があります」と数を伝えるときに便利な表現です。

We were seven friends laughing happily at the park.

私たちは公園で楽しそうに笑っている7人の友人でした。

公園で7人の友達が集まって、みんなで笑い合っている賑やかで温かい情景が目に浮かびますね。「seven friends」のように、人数を表すときにも「seven」は使われます。誰かと一緒にいるときの人数を伝えるのにぴったりの表現です。

コロケーション

seven seas

世界のすべての海

歴史的に、探検家や船乗りが航海した主要な海域を指す包括的な表現です。具体的にどの海域を指すかは時代や地域によって異なりますが、一般的には大洋や重要な海をまとめて表現する際に用いられます。現在では比喩的に「世界中」や「あらゆる場所」を意味することがあります。冒険小説や詩など、文学的な文脈でよく見られます。

seven wonders of the world

古代世界の七不思議

古代ギリシャの歴史家によってリストアップされた、地中海地域とその周辺にある驚くべき建造物を指します。ピラミッド、バビロンの空中庭園などが含まれます。現代では、「新・世界の七不思議」など、時代やテーマに合わせた新たなリストが作成されることもあります。文化史や観光に関する話題で登場することが多いです。比喩的に「非常に素晴らしいもの」を指すこともあります。

at sixes and sevens

混乱して、秩序を失って

物事が混乱し、組織や計画がめちゃくちゃになっている状態を表すイディオムです。起源は諸説ありますが、中世の賭け事に由来するという説が有力です。口語表現で、フォーマルな場面ではあまり使いません。「in a state of confusion」や「disorganized」といった類義語があります。

knock someone for six

人に衝撃を与える、困惑させる

クリケットの用語で、打者がボールをフィールド外に打ち出すことを「six」と呼びます。このことから、「knock someone for six」は、人に大きな衝撃を与えたり、打ちのめしたりする意味で使われます。イギリス英語でよく使われる口語表現です。ビジネスシーンなどフォーマルな場面では避けるべき表現です。

seven-year itch

結婚7年目の倦怠期

結婚生活が約7年経過した頃に、配偶者に対する不満や浮気心が芽生える現象を指します。1950年代の映画『七年目の浮気』で広く知られるようになりました。心理学や社会学の分野でも研究対象となることがあります。比喩的に、長期にわたる関係における倦怠感を指す場合にも使われます。

seven deadly sins

七つの大罪

キリスト教神学における、人間の根源的な罪を指します(傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰)。中世ヨーロッパの道徳劇や文学作品によく登場し、現代でも様々な分野でモチーフとして用いられています。倫理的な議論や、人間の本質を探求する文脈で用いられることが多いです。

使用シーン

アカデミック

学術論文や教科書で、データや統計を示す際に使用されます。例えば、「7つの主要なリスク要因」や「7つの異なるグループに分類」のように、リストや分類を説明する文脈で使われます。研究発表のプレゼンテーションでも、図表やグラフに示された情報を補足するために用いられることがあります。

ビジネス

ビジネス文書やプレゼンテーションで、数値データや段階的なプロセスを説明する際に使われます。「7つのステップでプロジェクトを完了する」や「7つの主要な市場セグメント」のように、具体的な計画や分析を示す文脈で登場します。日常的なビジネス会話では、より口語的な表現が好まれるため、頻度は低めです。

日常会話

日常生活では、時間、日付、年齢、数量など、具体的な数字を表す際に頻繁に使用されます。「7時」「7月」「7歳」「7個」など、基本的な情報を伝えるために不可欠です。また、「seven wonders(世界の七不思議)」のように、慣用句や文化的背景を持つ表現にも登場します。

関連語

類義語

  • a few

    『少数』を表す表現で、3〜5個程度のものを指すことが多い。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『seven』が具体的な数字であるのに対し、『a few』はぼんやりとした少なさを表す。フォーマルな場面では避けられる。 【混同しやすい点】可算名詞にのみ使用可能。『a little』と混同しやすいが、『a little』は不可算名詞に使う。

  • 『いくつか』、『数個』という意味で、『a few』よりも少し多い数を指す(およそ3〜7個程度)。ビジネスシーンやフォーマルな場面でも使える。 【ニュアンスの違い】『seven』が明確な数であるのに対し、『several』は具体的な数をぼかして表現する。フォーマルな印象を与える。 【混同しやすい点】常に複数形の名詞と共に使用する。単数形の名詞と使うことはできない。

  • a number of

    『多数の』という意味で、比較的フォーマルな表現。具体的な数は示さないが、『many』よりは少ない印象を与えることがある。 【ニュアンスの違い】『seven』が具体的な数であるのに対し、『a number of』は漠然とした多数を表す。書き言葉や講演など、やや硬い場面で用いられる。 【混同しやすい点】常に複数形の名詞と共に使用し、動詞も複数形にする必要がある。例えば、『A number of students are present.』のように使う。

  • quite a few

    『かなり多くの』という意味で、『a few』を強調した表現。日常会話でよく使われる。 【ニュアンスの違い】『seven』が具体的な数であるのに対し、『quite a few』は具体的な数をぼかして、予想以上に多いというニュアンスを伝える。 【混同しやすい点】可算名詞にのみ使用可能。『quite a little』という表現は存在しない。

  • 『一握りの』という意味で、文字通り手に握れる程度の少量を指す。比喩的に、少ない人数や数量を表す。 【ニュアンスの違い】『seven』が具体的な数であるのに対し、『a handful of』は量や数の少なさを強調する。物理的な量だけでなく、抽象的な概念にも使える。 【混同しやすい点】『a handful of』の後には、複数形の名詞が続く。また、文字通りの意味と比喩的な意味がある点に注意。

  • around half a dozen

    『およそ6個』という意味で、7に近い数を表現する婉曲的な言い方。日常会話で使われる。 【ニュアンスの違い】『seven』が正確な数であるのに対し、『around half a dozen』は概算の数を示す。少しユーモラスな響きがある。 【混同しやすい点】『half a dozen』が6個であるという知識が必要。また、『around』という概算を表す語と組み合わせて使う。

派生語

  • 『9月』を意味する名詞。古代ローマ暦では3月を起点としていたため、『septem(7)』番目の月だったことに由来します。暦の変遷により現在の順序とはずれが生じましたが、語源は残っています。歴史的な文脈や、学術的な記述で見られることがあります。

  • septet

    『七重奏(団)』を意味する名詞。『sept-(7)』に接尾辞『-et(小さいもの、集団)』が付いた形。音楽用語として、特にクラシック音楽やジャズの分野で使用されます。日常会話での頻度は高くありません。

  • septennial

    『7年ごとの』『7年間続く』という意味の形容詞。『sept-(7)』に『-ennial(年ごとの)』が付いた形。学術論文や政府の報告書など、比較的フォーマルな文脈で使われます。たとえば、「septennial review(7年ごとの見直し)」のように用いられます。

反意語

  • 『1』を意味する名詞/形容詞。「seven」が複数(7)を表すのに対し、「one」は単数(1)を表し、数の概念において明確な対立構造を持ちます。日常会話から学術論文まで、あらゆる文脈で使用される基本的な語彙です。

  • 『12』を意味する名詞。「seven」が1桁の数であるのに対し、「dozen」は12個をひとまとめにした単位を表します。日常会話では「a dozen eggs(1ダースの卵)」のように使われ、ビジネスシーンでは「a dozen companies(12社)」のように用いられます。

語源

"Seven"の語源は、ゲルマン祖語の*sebun(セブン)に遡ります。これはさらに、インド・ヨーロッパ祖語の*septm̥(セプテム)に由来します。*septm̥は「七」を意味し、多くのインド・ヨーロッパ語族の言語で「七」を表す単語の祖先となっています。例えば、ラテン語のseptem(セプテム)、ギリシャ語のhepta(ヘプタ)なども同じ語源を持ちます。日本語の「七(なな)」との直接的な関連はありませんが、言語のルーツを辿ることで、遠い昔の人々が数を数える概念を共有していたことが伺えます。身近な例としては、September(9月)が挙げられます。古代ローマ暦では、3月が年の始まりだったため、Septemberは「7番目の月」を意味していました(後に7月から9月にずれ込みました)。このように、sevenは数詞としてだけでなく、文化的な背景も持つ興味深い単語です。

暗記法

「7」は単なる数字を超え、文化に深く根ざした特別な存在。キリスト教では天地創造の7日間や7つの大罪など神聖な意味を持ち、黙示録にも登場する。映画『七人の侍』や『荒野の七人』は勇気と団結を象徴し、007はスパイの洗練さを表す。虹の7色、音楽の7音階、スロットの777…日常にも潜む「7」は、幸運や喜びの象徴として、人々の心に深く刻まれている。

混同しやすい単語

発音が似ており、特に語尾の 'n' の有無に注意が必要です。 'seven' は数字の7ですが、'heaven' は『天国』という意味の名詞です。スペルも似ているため、文脈で判断する必要があります。日本語の『天』という漢字を覚えておくと、heaven のイメージがつきやすいでしょう。

sever

発音の最初の音が似ており、特に早口で話されると聞き分けにくいことがあります。 'sever' は『切断する』という意味の動詞で、文法的な役割も異なります。発音記号を確認し、最初の音の違いを意識して練習することが重要です。

sevin

スペルが非常に似ており、タイプミスやスペルチェックで見落としやすいです。 'sevin' は特定の殺虫剤のブランド名として使われることがありますが、一般的な単語ではありません。'seven' との違いを意識し、スペルを正確に覚えることが大切です。

savanna

音節の数が近く、特にカタカナ英語に慣れていると混同しやすいかもしれません。'seven' は二音節ですが、'savanna' は三音節です。『サバンナ』という草原地帯を意味する名詞であり、意味も全く異なります。発音する際に音節数を意識すると区別しやすくなります。

driven

'even'というスペルが似た単語があり、さらに過去分詞の'driven'も語尾に'n'がつくため、混同される可能性があります。 'driven'はdrive(運転する、駆り立てる)の過去分詞であり、意味も文法的な役割も大きく異なります。文脈から判断することが重要です。

Steven

人名である『スティーブン』は、発音が似ているため聞き間違いやすいことがあります。特に電話や音声だけのコミュニケーションでは注意が必要です。スペルも似ていますが、大文字で始まることが多いので、区別の手がかりになります。

誤用例

✖ 誤用: I'll pick you up at seven o'clock sharp. Please be ready.
✅ 正用: I'll pick you up at seven o'clock sharp. Please be prompt.

『ready』は『準備ができている』という意味で広く使われますが、時間に関する文脈ではやや不自然です。特に『sharp(きっかり)』という語と組み合わせる場合、『prompt(時間を守る)』を使う方が、よりフォーマルでビジネスシーンにも適した印象を与えます。日本人が『準備万端』というニュアンスで『ready』を選びがちですが、英語では状況に応じた適切な語彙選択が重要です。

✖ 誤用: Seven years ago, I was a student. It's a long time.
✅ 正用: Seven years ago, I was a student. It feels like a lifetime ago.

『long time』は間違いではありませんが、やや直接的で感情的なニュアンスに欠けます。『a lifetime ago』を使うことで、過去の出来事が遠い昔のように感じられるという感慨深さを表現できます。日本人は『長い時間』を直訳しがちですが、英語では比喩的な表現を用いて、より豊かな感情を伝えることが好まれます。特に教養ある大人の会話では、このような表現が効果的です。

✖ 誤用: He is one of seven siblings, which makes their family very noisy.
✅ 正用: He is one of seven siblings, which makes their family rather large.

家族構成の大きさを表現する際に『noisy(騒々しい)』を使うのは、ややステレオタイプな印象を与え、場合によっては失礼に当たる可能性があります。代わりに『large(大きい)』を使うことで、客観的に家族構成の規模を伝えることができます。日本人は大家族に対するイメージから『騒がしい』という言葉を連想しがちですが、英語では価値観や文化的背景に配慮した表現を選ぶことが重要です。相手に不快感を与えない、より洗練された言い方を選ぶのが大人の教養です。

文化的背景

「7」は、多くの文化において特別な意味を持つ数字であり、幸運、完全、神秘といった象徴性を帯びています。これは古代から現代に至るまで、宗教、神話、文学、そして日常生活の中に深く根付いています。

キリスト教においては、「7」は神聖な数字として扱われます。天地創造が7日間で行われたこと、7つの大罪、7つの秘跡などがその例です。旧約聖書や新約聖書には「7」が頻繁に登場し、神の完全性や契約を表す数字として重要な役割を果たしています。また、黙示録には7つの教会、7つの封印、7つのラッパが登場し、終末の預言において中心的な要素となっています。このように、宗教的な文脈において「7」は、神の意志や宇宙の秩序を象徴する数字として、特別な意味を与えられてきました。

文学や映画の世界でも、「7」は様々な形で登場します。例えば、有名な映画『七人の侍』や『荒野の七人』は、正義のために戦う勇敢な7人の戦士を描き、勇気や団結の象徴として「7」を用いています。また、ジェームズ・ボンドは「007」というコードネームを持ち、スパイの世界における洗練さや危険を象徴しています。童話の世界でも、「白雪姫と七人の小人」のように、「7」が登場する物語は多く、子供たちの想像力を刺激し、記憶に残りやすい要素として機能しています。

さらに、「7」は日常生活の中でも様々な形で使われています。虹は7色で構成され、音楽の音階も7音で構成されています。また、幸運をもたらすとされる「777」は、スロットマシンの大当たりとして有名です。このように、「7」は自然界や人間の創造物の中にも現れ、私たちに喜びや希望を与えてくれます。このように、「seven」という単語は、単なる数字以上の文化的重みを持っており、様々な文脈で象徴的な意味を担っているのです。

試験傾向

英検

この単語自体は基礎的なため、直接的な語彙問題としての出題頻度は低いですが、級が上がるにつれて長文読解やリスニングの中で、他の数字や日付、時間などと組み合わさって間接的に問われることがあります。例えば、スケジュールや統計データ、イベントの参加人数などを示す文脈で登場する可能性があります。注意点としては、リスニングでは発音を聞き間違えないようにすること、長文読解では文脈の中でどのような意味を持っているかを正確に把握することです。

TOEIC

TOEICにおいては、ビジネスシーンを想定した文脈で登場することがあります。例えば、会議の参加人数、売上高の推移、プロジェクトの期間などを示す際に使われることがあります。Part 1(写真描写問題)で、例えば7つの物が写っている写真の説明文に使われる可能性もわずかにあります。Part 5(短文穴埋め問題)で直接問われることは少ないですが、Part 7(長文読解問題)では、数字を含む情報を正確に読み取る必要があるので、注意が必要です。

TOEFL

TOEFL iBTのリーディングセクションでは、アカデミックな内容の文章の中で、研究データや統計情報の一部として登場する可能性があります。例えば、実験の参加者数、研究結果の数値データ、歴史的な出来事の日付などを示す際に使われることがあります。リスニングセクションでも、講義や会話の中で同様の文脈で使われることがあります。注意点としては、複雑なデータの中で「seven」がどの情報を指しているのかを正確に把握すること、他の数字と混同しないように注意することです。

大学受験

大学受験においては、長文読解問題の中で、統計データ、歴史的な出来事、科学的な実験結果などを説明する文脈で登場することがあります。例えば、ある調査の回答者数、あるプロジェクトの期間、ある反応に必要な分子の数などを示す際に使われることがあります。直接的な語彙問題として問われることは少ないですが、文脈の中で「seven」が何を指しているのかを正確に理解することが重要です。また、他の数字や数量を表す表現と組み合わせて使われる場合もあるので、注意が必要です。

免責事項

BEYONDは生成AIで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

このページについて

作成:英単語学習ラボ
生成支援:Google Gemini
最終更新:2025年7月18日

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