rechargeable
充電式の
電池やバッテリーなどが再利用可能なエネルギーを蓄えられることを指す。使い捨てではなく、繰り返し使える点が強調される。
My new flashlight uses a rechargeable battery, so I don't need to buy new ones anymore.
私の新しい懐中電灯は充電式の電池を使うので、もう新しい電池を買う必要がありません。
※ 「rechargeable battery(充電式電池)」は非常によく使われる組み合わせです。電池が切れるたびに買い替える手間や出費がなくなり、ホッとしている様子が目に浮かびますね。日用品の便利さを伝える典型的な場面です。
I bought a rechargeable toothbrush to save money and help the environment.
お金を節約して環境を助けるために、充電式の歯ブラシを買いました。
※ 充電式の製品は、電池の購入費用を抑えたり、使い捨て電池のゴミを減らしたりできるため、経済的・環境的なメリットと合わせて語られることが多いです。「賢い選択をした」という満足感が伝わる場面です。
This small speaker is rechargeable, which is perfect for our camping trip.
この小さなスピーカーは充電式なので、キャンプ旅行にぴったりです。
※ 持ち運びできる電子機器は、電源がない場所でも使える「充電式」であることが非常に重要です。キャンプや旅行など、アウトドアでの使用を想定した場面で、その便利さや魅力を伝える典型的な表現です。
繰り返し使える
電気製品以外にも、容器や備品などが繰り返し使えることを指す場合がある。環境保護の文脈でよく用いられる。
She decided to buy rechargeable batteries for her toy car to save money.
彼女はおもちゃの車のために充電式電池を買うことに決めた。お金を節約するためだ。
※ この文は、おもちゃの電池代が気になっているお母さんや、賢く買い物をしたい人の情景が浮かびますね。「rechargeable batteries」は、乾電池のように使い捨てではなく、何度も充電して使える電池のことで、経済的で環境にも優しい選択として非常によく使われる表現です。
My new wireless headphones have a rechargeable battery, so I just plug them in at night.
私の新しいワイヤレスイヤホンは充電式バッテリーなので、夜に差し込むだけでいいんです。
※ これは、現代の生活で身近なワイヤレス機器の便利さを表しています。スマホやタブレット、イヤホンなど、多くの電子機器に「rechargeable battery(充電式バッテリー)」が内蔵されており、コードを差し込むだけで繰り返し使えるのが当たり前になっています。この例文は、その手軽さと安心感を伝えています。
Using a rechargeable flashlight is better for the environment than buying disposable ones.
充電式の懐中電灯を使うことは、使い捨てのものよりも環境に優しいです。
※ この例文は、環境への意識が高い人が、使い捨て(disposable)ではなく、繰り返し使える製品を選ぶ様子を描いています。「rechargeable」は、環境保護の観点から製品を選ぶ際にも重要なキーワードとなります。地球に優しい選択をしているというポジティブな気持ちが伝わってきますね。
コロケーション
充電式電池
※ 最も一般的なコロケーションの一つで、文字通り充電して繰り返し使える電池を指します。デジタルカメラ、携帯電話、おもちゃなど、幅広い電子機器で使用されています。 'Battery' は可算名詞なので、 'a rechargeable battery', 'rechargeable batteries' のように冠詞や複数形を伴うのが普通です。技術文書や製品仕様書など、フォーマルな場面でも頻繁に使われます。
充電式デバイス
※ 充電式電池を内蔵し、繰り返し充電して使用できる機器全般を指します。スマートフォン、タブレット、電動歯ブラシなどが該当します。 'Device' は汎用的な言葉なので、具体的な機器名を挙げずに総称として使いたい場合に便利です。こちらも技術的な文脈や取扱説明書でよく見られます。
充電式電動工具
※ コードレスで、充電式バッテリーで駆動する電動工具(ドリル、ドライバー、サンダーなど)を指します。DIY愛好家やプロの職人の間で広く利用されており、コード付きのものに比べて取り回しが良いのが特徴です。 'Power tool' という複合名詞全体を修飾している点に注目してください。
充電式懐中電灯
※ 乾電池ではなく、充電して繰り返し使える懐中電灯です。防災グッズとしてだけでなく、アウトドア活動でも重宝されます。 'Flashlight' はアメリカ英語で、イギリス英語では 'torch' と言います。地域によって使い分けが必要です。
充電式シェーバー/カミソリ
※ 充電式の電気シェーバーまたは電気カミソリ。旅行や出張時に便利で、近年人気が高まっています。 'Shaver' と 'razor' はほぼ同義ですが、 'shaver' は電気式を指すことが多いです。 'Electric shaver' と言うこともできます。
充電式補聴器
※ 充電式の補聴器。従来の電池式に比べて、電池交換の手間が省けるため、高齢者を中心に需要が高まっています。医療機器の分野でよく使われる表現です。
充電式扇風機
※ コンセントがなくても使用できる充電式の扇風機。小型で持ち運び可能なものが多く、アウトドアや非常時にも役立ちます。近年の猛暑の影響で、需要が拡大しています。
使用シーン
学術論文や研究発表で、電池やエネルギー源について議論する際に使用されます。例えば、新しい充電式電池の性能を評価する研究論文で『The rechargeable battery demonstrated superior energy density』(その充電式電池は優れたエネルギー密度を示した)のように使われます。
ビジネスの文脈では、製品の仕様書、技術報告書、または環境への配慮をアピールするマーケティング資料などで使用されます。例えば、『Our new product line features rechargeable power tools for increased sustainability』(当社の新製品ラインは、持続可能性を高めるために充電式電動工具を特徴としています)のように使われます。
日常生活では、家電製品、携帯電話、おもちゃなど、様々な充電式製品の説明や会話で頻繁に使用されます。例えば、『I need to buy a rechargeable battery for my camera』(カメラ用の充電式電池を買う必要がある)や『This toy is rechargeable, so you don't need to keep buying batteries』(このおもちゃは充電式なので、電池を買い続ける必要はありません)のように使われます。
関連語
類義語
資源やエネルギーが自然に補充される、または何度も再利用できることを指します。環境保護や持続可能性の文脈でよく使われます。(例:renewable energy, renewable resources) 【ニュアンスの違い】"rechargeable"がバッテリーなどの電気的な再充電に特化しているのに対し、"renewable"はより広範な資源の再生可能性を意味します。語法としては、環境問題に関する議論や政策提言など、フォーマルな場面でよく用いられます。 【混同しやすい点】"rechargeable"は機器そのものの機能に着目するのに対し、"renewable"は資源の供給源に着目するという違いがあります。例えば、「太陽光発電」は"renewable energy"ですが、太陽光パネル自体は"rechargeable"とは言いません。
- restorable
元の状態や機能に回復できることを意味します。美術品、歴史的建造物、健康状態など、広範囲な対象に使用されます。(例:restorable condition, restorable health) 【ニュアンスの違い】"rechargeable"がエネルギーの補充によって機能回復することを指すのに対し、"restorable"は損傷や劣化からの回復を意味します。ニュアンスとしては、時間や労力をかけて元の状態に戻すという含みがあります。 【混同しやすい点】"rechargeable"は主に機械やバッテリーに使われるのに対し、"restorable"はより抽象的な概念や状態にも適用できる点が異なります。例えば、古い絵画は"restorable"ですが、"rechargeable"とは言えません。
- replaceable
部品やアイテムが交換可能であることを指します。故障や消耗した部品を新しいものに交換できる場合に用いられます。(例:replaceable parts, replaceable battery) 【ニュアンスの違い】"rechargeable"が同じバッテリーを再利用できることを意味するのに対し、"replaceable"は新しいものと交換することを意味します。語法としては、機械のメンテナンスや修理に関する説明でよく使われます。 【混同しやすい点】"rechargeable"はバッテリー自体が再利用できることを強調するのに対し、"replaceable"はバッテリーの交換の容易さを強調します。例えば、「このバッテリーは交換可能です」は"This battery is replaceable"ですが、「このバッテリーは充電可能です」は"This battery is rechargeable"です。
- refillable
容器などが中身を補充できることを意味します。インクカートリッジ、飲料ボトル、洗剤ボトルなど、繰り返し使える容器について使われます。(例:refillable ink cartridge, refillable bottle) 【ニュアンスの違い】"rechargeable"が電気エネルギーを補充するのに対し、"refillable"は物理的な物質を補充することを意味します。ニュアンスとしては、資源の節約や環境保護の観点から、繰り返し使用できることを強調します。 【混同しやすい点】"rechargeable"は主に電気製品に関連するのに対し、"refillable"は液体や粉末などの物質を補充できる容器に関連します。例えば、シャンプーの詰め替えボトルは"refillable"ですが、"rechargeable"とは言えません。
何度も繰り返し使えることを指します。使い捨てではなく、耐久性があり、繰り返し使用できる製品や素材について使われます。(例:reusable bag, reusable container) 【ニュアンスの違い】"rechargeable"がエネルギーを補充して繰り返し使えることを指すのに対し、"reusable"はエネルギー補充の有無に関わらず、物理的に繰り返し使えることを意味します。ニュアンスとしては、環境負荷の低減や持続可能な消費を意識した表現です。 【混同しやすい点】"rechargeable"は主に電気製品のバッテリーに使われるのに対し、"reusable"はより広範な製品や素材に適用できます。例えば、エコバッグは"reusable"ですが、"rechargeable"とは言えません。
派生語
『充電する』という動詞。元々は『荷を積む』という意味から派生し、『電気を蓄える』という意味に転じた。日常会話から技術文書まで幅広く使用される。
- charger
『充電器』という名詞。『charge』する『もの』を表す接尾辞『-er』が付いた。電気製品を使う上で欠かせない語彙。
- charging
『充電(中)』という名詞または現在分詞。『charge』に進行形を作る接尾辞『-ing』が付いた。バッテリー残量を示す表示などで頻繁に見かける。
反意語
『使い捨ての』という意味の形容詞。接頭辞『dis-(分離・否定)』が『処分できる』という意味合いを強め、『rechargeable』のような再利用可能性とは対照的。衛生用品や消耗品について使われる。
- non-rechargeable
『充電できない』という意味の形容詞。接頭辞『non-(否定)』が直接的に意味を反転させている。乾電池など、充電できない電池の種類を説明する際に使われる。
語源
"Rechargeable"は、接頭辞 "re-"、動詞 "charge"、接尾辞 "-able" から構成されています。接頭辞 "re-" は「再び」「戻って」という意味を持ち、日本語の「再〜」に相当します。例えば、「rewrite」(書き直す)や「recall」(思い出す)などがあります。"Charge" は「充電する」「満たす」という意味で、元々はラテン語の "carricare"(荷を積む)に由来し、そこから「負担をかける」「義務を課す」といった意味に発展しました。電気を蓄える行為が、エネルギーという荷を積むイメージと結びついたと考えられます。接尾辞 "-able" は「〜できる」という意味で、"readable"(読める)や "breakable"(壊れやすい)などがあります。したがって、"rechargeable" は「再び充電できる」という意味になり、「再充電可能な」というニュアンスを表します。日本語では「充電式」と訳され、繰り返し使える電池や機器を指す言葉として広く使われています。
暗記法
「rechargeable(充電可能)」は、単なる技術用語を超え、持続可能性への意識を映す言葉です。かつてエネルギーは社会発展の原動力でしたが、化石燃料への依存は環境問題を引き起こしました。そこで登場したのが充電式技術。これは使い捨て文化への批判であり、資源の有効活用を促すものです。電気自動車やスマホの普及は、その象徴と言えるでしょう。私たちの生活様式や価値観、未来への希望を託し、社会全体がより環境に優しい選択へと向かう、そんなメッセージが込められています。
混同しやすい単語
『rechargeable』とスペルが非常に似ており、prefix(接頭辞)の 're-' の有無が主な違いです。意味は『料金を請求できる』『告発できる』となり、充電可能かどうかとは異なる意味合いを持ちます。日本人学習者は、文脈からどちらの単語が適切かを判断する必要があります。法律や会計の文脈でよく使われるため、ビジネス英語学習者は特に注意が必要です。
『rechargeable』と同様に、接頭辞の違いが主なポイントです。意味は『免除できる』『放出できる』となり、充電とは逆の意味合いを含むこともあります。発音も似ているため、文脈を理解することが重要です。例えば、債務に関する文脈でよく使用されます。
スペルと発音が似ており、特に語尾の '-able' の部分が共通しているため、混同しやすいです。意味は『到達可能な』『連絡が取れる』となり、『充電可能』とは意味が異なります。例えば、「reachable goal(達成可能な目標)」のように使われます。日本人学習者は、文脈によってどちらの単語が適切か判断する必要があります。
スペルが長く、'-charge-' の部分が共通しているため、視覚的に混同しやすいです。意味は『研究可能な』となり、充電とは全く関係ありません。学術的な文脈でよく使用されるため、論文などを読む際には注意が必要です。発音も似ている部分があるため、音声とスペルの両方で区別する必要があります。
スペルの一部と発音が似ており、特に '-change-' の部分が共通しているため、混同しやすいです。意味は『変わりやすい』『変化可能な』となり、充電とは意味が異なります。例えば、「changeable weather(変わりやすい天気)」のように使われます。日本人学習者は、文脈によってどちらの単語が適切か判断する必要があります。
スペルが長く、語尾の '-able' が共通しているため、視覚的に混同しやすいです。意味は『かけがえのない』『取り替えのきかない』となり、充電とは全く関係ありません。感情的な文脈や価値を強調する文脈でよく使用されるため、注意が必要です。接頭辞の 'ir-' は否定の意味を持つことを覚えておくと、意味の区別に役立ちます。
誤用例
「troublesome」は、どちらかというと『厄介な問題』や『面倒な人』に対して使うことが多い単語です。電池の充電のような日常的な煩わしさには、より口語的な「a pain」や「a hassle」が自然です。日本人は「trouble」という単語に『問題』という意味だけでなく『面倒』という意味も強く結びつけて捉えがちですが、英語ではニュアンスが異なります。また、「economical」は『経済的』という意味で正しいものの、ここでは『節約する』という意図をより明確にするため「save money」を使用しました。
「recycle」は動詞であり、「recycling」は名詞(動名詞)です。「~のために」という目的を表す前置詞「for」の後には、名詞が続くのが文法的に正しい形です。日本人は「リサイクルする」という動詞のイメージが強く、名詞形を意識しにくい傾向があります。英語では、名詞と動詞の区別がより明確であり、前置詞の後に動詞をそのまま置くことは稀です。また、この場合の「recycling」は、行為そのものを指すため動名詞が適切です。
「rechargeable」は物理的な電池やデバイスに対して使う言葉であり、人の性格や感情に対して使うのは不自然です。人が「元気を取り戻したい」「リフレッシュしたい」という場合には、「recharge my batteries」というイディオムを使うのが適切です。これは比喩表現であり、「自分自身を充電する」というイメージを表します。日本人は「充電」という言葉を文字通り捉え、何にでも「rechargeable」を適用しようとしがちですが、英語では比喩表現を適切に使い分ける必要があります。また、「personality」は性格そのものを指すため、「rechargeable personality」という表現は意味をなしません。
文化的背景
「rechargeable(充電可能な)」という言葉は、現代社会におけるエネルギー消費と持続可能性への意識の高まりを象徴しています。まるで私たち自身が定期的に休息とリフレッシュを必要とするように、テクノロジーもまた、絶え間ない活動を維持するために「充電」を必要とするという、人間と機械の相互依存関係を体現しているのです。
19世紀の産業革命以降、エネルギーは社会の発展と進歩の原動力として不可欠な存在となりました。当初は石炭や蒸気機関がその役割を担っていましたが、20世紀に入り電気エネルギーが普及すると、生活様式は劇的に変化しました。しかし、化石燃料への依存は環境問題を引き起こし、持続可能なエネルギー源への移行が急務となりました。その過程で、「rechargeable」という言葉は、単なる技術用語を超え、環境への配慮と資源の有効活用を促すキーワードとして、社会に浸透していったのです。
「rechargeable」の普及は、使い捨て文化への批判的な視点を反映しています。かつては使い捨て乾電池が主流でしたが、環境負荷の高さが問題視されるようになり、繰り返し使える充電式電池への需要が高まりました。これは、大量生産・大量消費の時代から、持続可能な社会へと移行しようとする価値観の変化を象徴しています。例えば、電気自動車の普及は、「rechargeable」の概念を輸送手段に応用したものであり、化石燃料への依存度を下げ、大気汚染を軽減する効果が期待されています。また、スマートフォンやノートパソコンなど、日常的に使用する電子機器に「rechargeable」バッテリーが搭載されていることは、エネルギー効率の向上と廃棄物削減に貢献しています。
「rechargeable」という言葉は、単にバッテリーを充電するという行為を表すだけでなく、私たちの生活様式や価値観、そして未来への希望を象徴する言葉として、その重要性を増しています。それは、持続可能な社会の実現に向けて、私たち一人ひとりがエネルギー消費に対する意識を高め、より環境に優しい選択をすることを促す、静かなるメッセージなのです。まるで、疲れた心身を休ませ、再び活力に満ち溢れるように、社会全体が「rechargeable」なシステムへと進化していくことを願っているかのようです。
試験傾向
主に準1級・1級の長文読解や語彙問題で出題される可能性があります。出題形式としては、空所補充問題や同意語選択問題などがあります。技術的な内容や環境問題に関連する文章で登場することが多いです。注意点としては、接頭辞re-の意味(再び)を理解し、charge(充電する)という基本動詞との関連性を意識することです。
Part 5(短文穴埋め)やPart 7(長文読解)で、製品説明やオフィス環境に関する文脈で登場する可能性があります。「rechargeable battery」(充電式電池)のように、名詞を修飾する形容詞として使われることが多いです。正答を選ぶ際には、文脈に合った意味(充電可能な)を正確に把握することが重要です。紛らわしい単語としては、replaceable(交換可能な)などが挙げられます。
リーディングセクションのアカデミックな文章で、技術革新や持続可能性に関するテーマで登場する可能性があります。文脈から意味を推測する問題や、パラフレーズ(言い換え)問題として出題されることがあります。注意点としては、文章全体のテーマを把握し、rechargeableがどのような文脈で使用されているかを理解することが重要です。
難関大学の長文読解問題で、科学技術や環境問題に関する文章で出題される可能性があります。文脈から意味を推測する問題や、内容説明問題として問われることがあります。rechargeableの基本的な意味だけでなく、文章全体の内容を理解し、筆者の主張を把握することが重要です。