英単語学習ラボ

sauna

/ˈsaʊnə/(ソーナ)

英語の 'au' は、日本語の『ア』と『オ』の中間のような音(/ɔː/)。口を大きめに開けて『オー』と発音するイメージです。第一音節にアクセント(強勢)があります。語尾の 'a' は曖昧母音で、弱く短く発音します。

専門的な内容に関するご注意

このページには、健康、金融、法律など、専門的な知識を必要とする内容が含まれている可能性があります。本サイトの情報は学習目的で提供されており、専門家による助言の代わりとなるものではありません。重要な判断を行う際には、必ず資格を持つ専門家にご相談ください。

名詞

サウナ

高温の蒸気や熱気を利用した入浴施設。フィンランド発祥で、心身のリラックスや健康促進のために利用される。サウナ室、水風呂、休憩スペースなどが一般的。

After a long day, I love to relax in the sauna.

長い一日が終わった後、サウナでリラックスするのが大好きです。

仕事や勉強で疲れた一日の終わりに、サウナで体を温めてリラックスする様子が目に浮かびますね。「in the sauna」は「サウナの中で」という意味で、サウナに入ってリラックスする、という最も一般的な使い方です。「love to do ~」は「~するのが大好き」という気持ちを表す定番表現で、日常会話でよく使われます。

Does this hotel have a sauna for guests to use?

このホテルには、宿泊客が使えるサウナがありますか?

旅行や出張でホテルに着いて、サウナがあるか確認している場面です。旅の疲れを癒したい気持ちが伝わりますね。「have a sauna」で「サウナがある」という施設の有無を尋ねる、これも非常に実用的な使い方です。「Does this hotel have ~?」は「このホテルには~がありますか?」と設備を尋ねる時にとても役立つ質問の形です。

I went to the sauna yesterday and sweat a lot. I feel so refreshed!

昨日サウナに行ってたくさん汗をかきました。とてもスッキリしました!

サウナに入った後の、体が軽くなり心もスッキリする爽快感が伝わってきます。健康的な活動の喜びが感じられますね。「go to the sauna」で「サウナに行く」、『sweat a lot』で「たくさん汗をかく」という、サウナでの具体的な体験を表す典型的な表現です。「yesterday(昨日)」のように過去の出来事を話すときは、動詞を過去形(go → went, sweat → sweat)にするのがポイントです。

コロケーション

take a sauna

サウナに入る

最も基本的なコロケーションの一つですが、動詞に注目してください。英語では「go to sauna」ではなく、「take a sauna」が一般的です。これは「take a bath」や「take a shower」と同様の構造で、「入浴」という行為を指します。日常会話で頻繁に使われます。

sauna session

サウナに入る一連の時間、サウナ浴

「session」は「ある活動を行う時間」を意味し、「sauna session」で一回のサウナ体験を指します。例えば、「I had a relaxing sauna session yesterday.(昨日はリラックスできるサウナ浴を楽しんだ)」のように使います。サウナ愛好家の間でよく使われる表現です。

sauna stove

サウナストーブ

サウナを温めるためのストーブを指します。「stove」は一般的な暖房器具ですが、サウナにおいては特に「sauna stove」という表現が用いられます。サウナ機器の専門的な文脈や、サウナ施設の紹介などで見られます。

dry sauna

ドライサウナ

湿度が低いサウナを指します。対義語は「wet sauna」(ウェットサウナ)で、こちらは湿度が高いサウナを指します。サウナの種類を区別する際に用いられる表現です。サウナの種類を説明する際や、好みを伝える際に使えます。

steam sauna

スチームサウナ

蒸気で室内を暖めるサウナを指します。ドライサウナよりも湿度が高く、体感温度も高いことが多いです。蒸気を発生させる装置があるのが特徴です。施設の説明やサウナの種類について話すときに使われます。

infrared sauna

遠赤外線サウナ

遠赤外線を利用して体を温めるサウナです。従来のサウナよりも低温で、体に負担が少ないとされています。美容や健康に関心の高い層に人気があります。健康関連の記事や広告などでよく見られます。

Finnish sauna

フィンランド式サウナ

サウナ発祥の地であるフィンランドの伝統的なサウナを指します。高温で乾燥しており、ロウリュ(ストーブに水をかけて蒸気を発生させる)を行うのが特徴です。サウナ文化を紹介する文脈でよく使われます。

使用シーン

アカデミック

学術論文では、サウナに関する研究や、サウナの効果に関する議論などで使用されます。例えば、医学系の論文で「サウナ浴が心血管機能に及ぼす影響」について研究する際に、研究対象や実験条件の一部として言及されることがあります。心理学の分野では、リラックス効果やストレス軽減効果に関する研究で、サウナが用いられる場合があります。

ビジネス

ビジネスシーンでは、サウナ施設に関する事業計画や、福利厚生としてのサウナ導入の検討などで使用されることがあります。例えば、企業の福利厚生担当者が「従業員のストレス軽減策としてサウナ施設の利用を検討する」という報告書を作成する際に、サウナという言葉が登場する可能性があります。また、サウナ関連製品を扱う企業が、マーケティング資料やプレゼンテーションで製品の特長を説明する際に使用することも考えられます。

日常会話

日常生活では、サウナに関する会話や情報交換で頻繁に使用されます。例えば、「週末に友達とサウナに行く予定」「最近オープンしたサウナ施設の評判を調べている」「サウナ後のビールが最高!」といった会話が考えられます。また、テレビ番組や雑誌などでサウナ特集が組まれたり、サウナ愛好家がブログやSNSで情報を発信したりする中で、サウナという言葉に触れる機会も多いでしょう。

関連語

類義語

  • steam room

    蒸気浴を行う部屋。湿度が非常に高く、体感温度も高い。リラックスやデトックス目的で使用される。ジムやスパに併設されていることが多い。 【ニュアンスの違い】saunaは一般的に乾燥した熱を使用するのに対し、steam roomは湿った熱を使用する点が大きく異なる。saunaはフィンランド発祥の文化的な側面も持つが、steam roomはより一般的な温浴施設の一部として捉えられることが多い。 【混同しやすい点】saunaは温度が高くても比較的長く入っていられるが、steam roomは湿度が高いため、短い時間でも体への負担が大きい場合がある。温度と湿度の違いを理解することが重要。

  • hot tub

    温水を使った浴槽。ジェットバス機能が付いているものもある。屋外に設置されることが多く、リラックスや社交の場として利用される。家庭用から公共施設まで幅広く存在する。 【ニュアンスの違い】saunaは高温の部屋で体を温めるのに対し、hot tubは湯船に浸かって体を温める。hot tubは水着を着用して入ることが一般的で、saunaとは利用シーンや目的が異なる。 【混同しやすい点】saunaは「入浴」というよりも「温浴」に近い行為だが、hot tubは明確な入浴行為である。温度設定も異なり、hot tubの方が低い温度に設定されていることが多い。

  • sweat lodge

    ネイティブアメリカンの伝統的な儀式で使用される小屋。熱した石に水をかけ、蒸気を発生させて体を清める。精神的な浄化や癒やしの意味合いが強い。 【ニュアンスの違い】saunaはリラックスや健康目的で使用されることが多いが、sweat lodgeは宗教的・精神的な儀式として行われる点が大きく異なる。文化的背景や目的が大きく異なる。 【混同しやすい点】saunaは比較的身近な施設だが、sweat lodgeは専門的な知識や指導が必要な儀式である。安易な模倣は危険を伴うため、注意が必要。

  • 公衆浴場。銭湯や温泉施設など、入浴を提供する施設全般を指す。地域住民の交流の場としての役割も持つ。 【ニュアンスの違い】saunaは特定の温浴方法を提供する施設だが、bathhouseはより広い概念で、様々な種類の風呂やサウナを含む。bathhouseは社交的な側面が強い。 【混同しやすい点】bathhouseはサウナだけでなく、様々な種類の風呂や設備を備えている。サウナだけを目的に行く場合は、bathhouseが必ずしも最適とは限らない。

  • Turkish bath

    トルコ式風呂。高温多湿の部屋で体を温め、マッサージや泡洗浄を行う。身体の洗浄だけでなく、リラクゼーションや美容効果も期待される。 【ニュアンスの違い】saunaは乾燥した熱で体を温めるのに対し、Turkish bathは湿度が高い。また、Turkish bathはマッサージや洗浄といったサービスが含まれることが多い。 【混同しやすい点】saunaは基本的に自分自身で過ごす空間だが、Turkish bathは施術者によるサービスを受ける点が異なる。文化的な背景も異なる。

  • Jacuzzi

    気泡浴(ジェットバス)を提供する浴槽のブランド名。一般名詞としても使われる。リラックス効果やマッサージ効果がある。 【ニュアンスの違い】saunaは高温の環境で体を温めるのに対し、Jacuzziは温水とジェット水流で体を刺激する。saunaは全身を温めるが、Jacuzziは特定の部位に集中して刺激を与えることができる。 【混同しやすい点】Jacuzziは浴槽の種類であり、サウナとは異なる設備である。ただし、サウナに併設されている場合もある。

派生語

  • saunal

    『サウナの』という意味の形容詞。サウナに関連する事物や場所を修飾する際に使用される。例えば、『saunal heater(サウナ用ヒーター)』のように。使用頻度はそれほど高くないが、サウナ文化に特化した文脈では見られる。

  • saunate

    動詞で、『サウナに入る』という意味。フィンランド語由来の動詞接尾辞が英語化したものと考えられる。日常会話で使われることは稀だが、サウナ愛好家の間では使われることがあるかもしれない。論文など学術的な文脈で使われることはまずない。

反意語

  • cold bath

    『水風呂』を意味する。サウナの後に体を冷やす目的で使用され、サウナと交互に入ることで血行促進などの効果が期待される。サウナと水風呂はセットで語られることが多く、文脈上の対義語として機能する。

  • ice bath

    『氷風呂』を意味する。水風呂よりもさらに冷たい風呂であり、アスリートなどが疲労回復のために利用する。サウナの熱さとは対照的な極端な寒さであり、同様にサウナと交互に入ることで効果を高める。

語源

「sauna」という単語は、フィンランド語に由来します。フィンランド語の「sauna」は、元々「冬の住居」や「暖房された浴室」といった意味を持っていました。これは、初期のサウナが冬の寒さをしのぐための住居としても利用されていたことに起因します。サウナは、その中心となる暖炉(kiuas)を持つ部屋自体を指す言葉でした。その後、サウナが暖房された浴室として機能するようになり、その意味合いが強まりました。英語を含む他の言語では、フィンランド語の「sauna」がそのまま借用され、サウナ浴を行うための部屋や施設、またはサウナ浴そのものを指す言葉として定着しました。この単語は、フィンランドの文化と深く結びついており、その独自の入浴習慣を世界に広める役割を果たしました。

暗記法

フィンランドのサウナは、単なる入浴施設を超えた、心身浄化と社交の場。12世紀から存在し、生活の儀式にも用いられた神聖な場所でした。厳しい自然の中で、暖を取り、癒し、共同体を結びつけたのです。裸で語り合う平等な空間は、国民的アイデンティティを形成。政治家もサウナ外交を行うほど。現代も生活に深く根付き、世界に広がり、ユネスコ無形文化遺産にも登録。単なる温浴ではなく、文化として愛されています。

混同しやすい単語

sonar

『sauna』と最初の2音節が同じで、スペルも似ているため混同しやすい。意味は『水中音波探知機』で、全く異なる概念です。カタカナ英語の『ソナー』として知っている場合、発音に引きずられてスペルミスしやすいので注意が必要です。

sana

『sauna』と最初の部分が同じで、特に早口で発音された場合に聞き間違えやすい。固有名詞(人名など)として使われることが多い。意味が全く異なるため、文脈で判断する必要がある。また、SNSなどで使われるスラング的な意味合いを持つ場合もあるので注意。

savor

『sauna』と最初の2音節が似ており、特に曖昧母音の発音に慣れていない日本人学習者は混同しやすい。意味は『味や香りをじっくり楽しむ』という動詞。動詞と名詞の違い、そして意味の違いを意識することが重要です。また、『flavor (風味)』と関連付けて覚えると良いでしょう。

satire

最初の2音節が似ており、特に発音があいまいになりやすい。意味は『風刺』であり、名詞として使われる。『sauna』とは全く異なる概念なので、文脈で判断する必要がある。スペルも大きく異なるため、視覚的に区別することも重要です。

sinew

語尾の「-na」と「-new」が似ているため、特に発音を聞き間違えやすい。意味は『腱』であり、体の一部を指す名詞。綴りも発音も異なるので、注意深く区別する必要がある。また、古英語に由来する単語であり、現代英語ではあまり一般的ではないため、出会う機会は少ないかもしれません。

signer

『sauna』と発音が部分的に似ているため、特に会話の中で聞き間違えやすい。意味は『署名者』であり、動詞『sign (署名する)』から派生した名詞。発音記号を確認し、異なる部分を意識することで区別できるようになるでしょう。また、文脈から判断することも重要です。

誤用例

✖ 誤用: I want to go to sauna after work to refresh myself.
✅ 正用: I want to go to *a* sauna after work to refresh myself.

日本語では「サウナに行く」のように、特定の施設を指さない場合、無冠詞で表現することが一般的です。しかし、英語では具体的な場所としてのサウナを指す場合、不定冠詞 'a' をつける必要があります。 'Sauna' は不可算名詞ではなく、可算名詞として扱われるため、特定のサウナ施設を指す場合は 'a sauna'、一般的なサウナ体験を指す場合は 'going to sauna in general' などと表現します。冠詞の使い分けは、英語の抽象度と具体性の区別において重要な要素です。

✖ 誤用: Let's sauna after the meeting.
✅ 正用: Let's go to the sauna after the meeting.

日本語の「サウナする」という動詞的な使い方の影響で、'sauna' を動詞として使ってしまう誤りです。英語では 'sauna' は名詞であり、サウナに入る行為は 'go to the sauna' と表現します。動詞として使う場合は 'take a sauna' という表現も可能です。日本語の動詞化しやすい性質が、英語の名詞との組み合わせに影響を与える典型的な例です。英語では、行為を表すには 'go to + 名詞' や 'have/take + 名詞' といった構文がよく用いられます。

✖ 誤用: The sauna was so hot that I fainted. It was a valuable experience.
✅ 正用: The sauna was so hot that I nearly fainted. It was *an* experience.

サウナで気絶しかけるほど熱かったという状況を「貴重な経験」と表現するのは、英語圏の文化ではやや不適切です。英語では、危険な状況や不快な経験を 'valuable'(貴重な)と表現することは一般的ではありません。代わりに、'an experience'(ただの経験)と表現したり、皮肉を込めて 'quite an experience' と言ったりします。日本人が謙遜や奥ゆかしさからネガティブな体験をポジティブに言い換える習慣が、英語では誤解を招く可能性があります。文化的なニュアンスの違いを理解することが重要です。

文化的背景

サウナはフィンランド文化において、単なる入浴施設を超えた、心身の浄化と社交の場としての重要な役割を担ってきました。それは、生活の一部として深く根付いた、フィンランド人のアイデンティティを象徴する存在と言えるでしょう。

サウナの歴史は古く、12世紀頃にはすでに存在していたとされています。当初は地面に掘った穴に石を積み上げ、熱して蒸気を発生させる簡素なものでした。その後、煙突のない「スモークサウナ」が普及し、煙に燻される独特の香りが特徴でした。サウナは単なる入浴施設ではなく、出産や病人の手当、死者の清めなど、生活における様々な儀式が行われる神聖な場所でもありました。厳しい自然環境の中で生きる人々にとって、サウナは暖を取るだけでなく、心身を癒し、共同体を結びつける重要な役割を果たしていたのです。

フィンランドにおけるサウナは、単なる習慣や娯楽を超え、国民的なアイデンティティを形成する要素となっています。フィンランド人は、サウナの中で互いに裸で語り合い、地位や年齢に関係なく、平等な立場でコミュニケーションを取ります。政治家や企業経営者も、サウナ外交を通じて親睦を深めることがあり、サウナは一種の社交の場としても機能しています。サウナの静寂の中で、日々のストレスから解放され、自分自身と向き合う時間を持つことは、フィンランド人にとってかけがえのない体験なのです。

現代においても、サウナはフィンランド人の生活に深く根付いています。家庭用サウナはもちろん、公共のサウナ、移動式サウナなど、様々な形態のサウナが存在し、人々の生活を彩っています。近年では、サウナ文化は世界的に広がりを見せており、フィンランド式サウナを体験できる施設も増えています。サウナは、単なる温浴施設ではなく、心身の浄化、リラックス、社交の場として、世界中の人々に愛される存在となりつつあります。フィンランドのサウナは、ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、その文化的価値が世界的に認められています。

試験傾向

英検

この単語が英検で直接問われることは少ないですが、準1級以上の長文読解で、文化的な背景知識としてサウナに関する記述が出てくる可能性はあります。出題形式としては、内容一致問題や空所補充問題で、サウナに関する記述を理解しているか問われることがあります。サウナに関する一般的な知識を身につけておくと良いでしょう。

TOEIC

TOEIC L&Rでは、サウナが直接的なビジネスシーンで登場する可能性は低いですが、健康やリフレッシュに関する話題で言及されることがあります。Part 5(短文穴埋め)やPart 7(長文読解)で、広告や記事の一部として登場する可能性があります。関連語句(例:relaxation, wellness)と一緒に覚えておくと役立ちます。

TOEFL

TOEFL iBTのリーディングセクションでは、健康や文化に関するテーマでサウナが登場する可能性があります。アカデミックな文章の中で、サウナの歴史や健康効果について説明されることがあります。内容一致問題や推論問題で、文章全体の理解度を問われることがあります。専門用語との関連性にも注意しましょう。

大学受験

大学受験の英語長文では、サウナが直接的なテーマとして扱われることは少ないですが、文化や健康に関する文章の中で言及されることがあります。内容一致問題や空所補充問題で、文章の理解度を問われることがあります。文脈から意味を推測する練習をしておきましょう。

免責事項

英単語学習ラボは生成AIで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

このページについて

作成:英単語学習ラボ
生成支援:Google Gemini
最終更新:2025年7月18日

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